就活生からの質問集

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Page 1: 就活生からの質問集

就活生からよくある質問集とお答えしていること

Ver1.2

株式会社レゾナンス

Page 2: 就活生からの質問集

はじめに:あまりに多い就活生の不思議な質問集をまとめた理由

自分の人生に対して真剣に向き合い、自分の道を決める大事な時期。しかし、自分が今までやってこなかった努力を棚上げにし、とにかく自分にとってメリットが働く場所を探し、思ってもいないことを話し、だまし、職をただ得ようとする方が多いことに驚愕しています。

同時に一斉に企業が採用を行い、あまりに大量に横並びに採用面接が発生するため、就活生側からしても、企業側に「馬の骨」と思われないように

必死にお化粧をされています。その結果、本人ですら「何を言っているのかわからない」答弁を繰り返し、地に足がつかない、昨日思いついたようなことを自分の人生の夢としたり、よくわからないやりとりが日本中で発生しています。

そろそろやめません?そんな無駄なやりとり。誰も得しない時間の無駄を日本中で発生させてることを。

自分を見つめなおす、とてもいい機会ではあると思うし、様々な方々から刺激を受け、価値観が変わるような便益が得られる時期であることは理解です。

ただ、必死にお化粧し、だますようなことが本当に自分にとって良いのかな?必要悪と言い切ってやりますか?入ってもろくなことになりませんよ。

この資料は、 600名以上面談してきて感じたことを率直にまとめ、共有することで少しでもこの就活の時期に悩み、お化粧に励もうとする人を減らすことを目的としています。何か気づきがあり、等身大に自分と向き合い、良いご縁を勝ち取れるきっかけになれば幸甚です。

株式会社レゾナンス

Page 3: 就活生からの質問集

1.裁量症候群:「裁量が大きいところで働きたいのですが。」 

「誰しも自分は大きいことをしたいし、自分が活躍したいと思うものです。早く大きな仕事をできるようになるように努力することはもちろん大事だし、任せてもらえる環境で働くことも大事だと思います。

ただ、あなたがそもそも大きな仕事を任せられるに値するかは、あなた次第なわけです。上司だって仕事を任せた責任が発生するので。大きな仕事を任せられるかを厳しく見ていますし、それはまずは、小さい仕事を与えることで確認するわけです。そもそも、必死に目の前の小さな仕事を全力でせずに、足元で裁量の大きさばかり追い求める人ってどう思います?豊臣秀吉ですら、草履とりからスタートしてるのにー。あまり裁量が大きいところがいいばかり言ってると足をすくわれますよ」

Page 4: 就活生からの質問集

2.教育症候群:「教育に携わりたいのですが・・」 

「人は誰しも継承欲求があるので、その気持ち自体は素敵だと思います。ただ、どうぞ自分が本当に何かを伝えられるようになってから、やってください。社会に出たこともないのに、社会に出ようとする人に何を伝えれるのでしょうか。

まずは、自分がなんでもいいから、ちゃんと稼げるようになって、世代を超えた方々とお仕事をして、もまれて、失敗して、感じることを増やすことが大事だと思います。なんでもいいので。その失敗経験やご自身で感じたことを伝えるのも大事かと思います。」

Page 5: 就活生からの質問集

3.やりたいこと症候群:「やりたいことがみつかりません」 

「何か問題でもありますか?ないものはないんでしょ?やりたいことはそもそも勝手に心の中から湧いてくるものであって、みつけるものではないのと思いますが、いかがでしょう?例えば誰かに「食べたいものがありません」って言われたら、なんて答えます?おなかすいてないから、食べなくていいんじゃないかと。すいたときには勝手に食べたいものは見つかるし、正直おなかめちゃめちゃすいてるときは、なんでも食べたいし。いろんなものを食べたからこそ、「次はこれ食べたい」とかわかりますけど。採用担当者が「あなたの夢はなんですか?」「やりたいことはなんですか?」と聞くから答えなきゃ的なものを感じているかもしれませんが、

なければ「ない!」って答えればいいんじゃないですか。よっぽど自然です。ないものをあるって答えることの不自然さに早く気づいて頂きたい。嘘つく人は信用できません。」

Page 6: 就活生からの質問集

4.ブランド症候群:「みんなが知っている(知名度が高い)会社にいきたい」 「みんなが知っている会社にいるほうが認められやすいからというのが本音のようです。合コンでもてたいとかも典型的な意見として聞きます。(ただそんな知っているところにいるからすごいと思ってしまう軽い人・異性に認められることにはたして何の意味があるかを考えてみましょうね。)

どこにいるか よりも 何ができるか が本質的なことくらい、賢いみなさんなら分かるはず。ちなみに、みんなが知っているにはそれなりの理由があるので、知名度が高い会社を無視しろとはいっていません。自分の目や耳で「なぜその会社は知名度があるのか、(大事なのは)あったのか、そして今はどうか」を確認するこそ大事なのです。時代の変化が激しくなってるんでしょ?ただそれは通常大変なので、それをあきらめて、敢えて目利きコストは払わない(まわりの大多数の人が知っているから良いとみなす)くらいの割り切りがあれば潔くていいなと私は思います。ちなみに、転職エージェントの立場からいうと、

30歳過ぎると、履歴書(どこにいたかリスト)<< 職務経歴書(何ができるかリスト)が大事なことを最後にお伝えしておきますね。」

Page 7: 就活生からの質問集

5.ベンチャーから大手不可逆症候群:「ベンチャーから大手にいけないってよく聞くのですが、どうすればいいですか?」 

「そもそも何が問題なのでしょう?ベンチャーにいってから、大手に行かなければいけない理由は?職種の幅も違えば、とっているリスクも違う。自分が将来独立したいと思っている人からすれば、早目に自分が幅広く業務に携われることがメリットに働くことも多い。今更、職種の担当範囲が圧倒的に狭い大手にいく理由は?確かに将来どうなるかわからないがゆえに、可能性を消したくないが故の質問であることは理解します。でも、可能性を消したくない人は、腹を括らない人ともいえます。自分の生き方を決めたくない。そういう方はそもそもベンチャーには向いてないのでやめましょう。でもそういう方に限って「自分を試したいから将来はベンチャーに行きたい」という。人によりますが、えてして、準備が済まないと動けない人って、準備しても動かないので、ビビらずやればいいのにと単に思います。大手に入ることが、ベンチャーにもいける可能性が残されるから良いって考えている時点で、極めて安直な思考だなと感じざるを得ません。」

Page 8: 就活生からの質問集

6.成長症候群:「成長できるところに行きたいのですが」 「そうですね。人は誰しも成長したいのでわかりますよ。でも成長しないところって逆にどんなところですか?そもそも成長の定義ってなんですか?大多数の方は「どこでも活躍できるような力」とお答えになります。なんで“どこでも“活躍できなきゃいけないのですか?“一か所”で必死に頑張り、愛され、成果を出す力は要らないんですか?と聞くと、「最初の会社にずっといるつもりはないので、会社を出てもすぐ採用されるような力がほしい」ってお答えになります。ふーん、じゃ、その次の会社はずっといるつもりなんですか?というと「そうでもない。渡り歩ける力がほしい」といいます。要は将来的に「自分の雇用を安定させたい」というのが本音のようですが、そんな人、ふらふらした人、逆に雇いたくない。。確かに世の中の変化が技術革新によって加速している環境で、ひとところにとどまることが怖いといっていることは理解です。ただそんな時代だからこそ、関わった方とのご縁を大事にし、その方や、その方と共に協業し、一緒に何かを成し遂げようとする献身性・人間性のほうがあなたが大事だと思ってる(なんのことだかわかりませんが)「どこでも活躍できる力」よりもよっぽど、あなたの雇用を救うと思いますよ。雇う側の気持ちを考えれば当たり前だと思いますが。付き合う前から、「ほかの人と付き合うことを考えている」人と付き合いたいかって話です。」