コネクトハウス池上セルフブランディング講演資料
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コネクトハウス池上にて開催されました「ソーシャルメディアを活用したセルフブランディング」をテーマにした講演資料です。TRANSCRIPT
ソーシャルメディアを活用したセルフブランディング
彩ファクトリー 内野匡裕
2002 日本IBMシステムズエンジニアリング銀⾏など⼤きなシステムの開発、⼤規模チーム開発の効率化コンサルティングなど
2007 ドリコム社内SNS製品の企画・開発
2007 マイネットジャパン社内SNS事業⽴ち上げ+IT集客コンサルティング
2009 彩ファクトリー設⽴ITコンサルティング+システム開発
2011 ヒューマンノット設⽴コミュニティ重視のシェアハウスの企画・運営・管理
2011 彩ファクトリーで活動再開シェアハウスの企画・プロデュース・運営+IT事業子育て支援やスキルアップなどコンセプト型シェアハウスをプロデュース中シングルマザーのためのシェアハウス『ペアレンティングホーム高津』3月OPEN
シェアハウスの総合ポータルサイト『シェア生活.com』OPEN直前
【内野の自己紹介】
■セルフブランディングとは『自己紹介し続けること』『⾃分のことを正しく理解してもらうためのもの』『なりたい自分により早く近づくためのツール』『求めてることがわかるから、チャンスが集まってくる』
自分にピッタリな仕事が向こうから来るようになる既存のお客様がもっと自分のファンになってくれる
■セルフブランディングしやすい時代自分のチラシを作って配り続けるとかすごく大変大変過ぎると続けられない><現代はWebサイトやブログであれば、1つ書けば多くの⽅が⾒ることができるさらにソーシャルメディアがあれば、記事を新たに書いたことをみんなにプッシュで知ってもらえるさらに良い記事なら、シェアされたり、RTされたりで、友達のそのまた友達に知ってもらえるチャンスがある
みんなが労⼒をかけずにお互いのもうちょっと深い部分を知り合い続けられる基盤ができた
■ソーシャルメディアの特性
投稿すれば、友達登録している方
の普段見ているマイページに写真
付で表示される
■ソーシャルメディアのキーポイント①情報がプッシュで届く
Webサイトやブログは気に入って、繰り返し来てもらわないといけないのと比べると非常に大きな違い
②拡散してもらえるシェアしたりRTしてもらうことで、友達のそのまた友達へ、そこで拡散してもらえればさらにその友達へと、無限に広がっていく可能性がある
③コネクションをキープして届け続けられる最初は交流会で3分話しただけの関係だったが、自分の活動を知る内に共感してくれて、本当の仕事に発展したり。知り続けてもらうことはとても重要なこと。
■内野のソーシャルメディア利⽤例『シェアハウスがすごく好きな人』『いろんなシェアハウスを知ってる人』『今までにないコンセプト型シェアハウスを作ってる人』と思ってもらいたい。(ほんとにそうなりたいし、そうであることを知っててほしい)
ブログやFacebook、Twitterなどのソーシャルメディアでシェアハウスに関することを発信し続けてみました。■実際の生活の中で考えたことや気づいたこと■業界ニュースや新しくできた面白そうなシェアハウス■具体的に中で起こった出来事
■ブログソーシャルメディアのない頃はブログだけを利⽤。⾃分が住んだシェアハウスや⾒学したシェアハウスを紹介写真をたくさん使って、内覧した気分になってもらえるように「住んでみないと気づけない感動ポイントをわかりやすく」を意識今では⻑⽂を書く時はここ(書いたらソーシャルメディアでリンクを拡散)事業者の間で有名になっていて、最初のお仕事はこれがキッカケに。
■Facebook「自分の活動を知っててくれる人は多いほどよい」の考え方で要望してくれる方は友達登録OKにして現在2673人。投稿すれば2673人に届き、シェアされればさらに広がるということ。シェアハウスでの出来事を1トピック単位で気軽に投稿その他イベント情報や⽇々の気づきなど、ここを⾒てれば僕の⽣活がお⾒通しなくらい⾃分のありのままを投稿大阪出張することを書けば「ぜひ会えませんか?」と声がかかり仕事に。
■Twitter実名でないし、Twitterユーザーでなくても⾒れるので⾒る敷居が低い。RTしやすい仕組みになっていて拡散性も◎シェアハウスや起業、経営に関⼼ある⼈を意識してフォロー。Facebookとほぼ同じことを投稿しているが、140字の制限があるためどうしても内容全ては伝えにくい。簡潔にまとめたニュース的なトピックを拡散する使い方。
■企業WebサイトJimdoを利⽤してブログ感覚で1日で制作。(基本無料です。独⾃ドメインを利⽤すると月1000円)SEOでどんどん新規獲得するというよりは、⼀度会った⽅に⾒て頂いて、会話で話しきれなかったことを知ってもらいたいという思いで開設。企業としてのPRトピックはこちらで整理。ブログやTwitterと連動させてサイドバーなどに表示。
■企業FacebookページWebサイトではお客様とつながり続ける⼒が弱いのでこちらを追加。お客様とつながれて継続的にお知らせを届けるためにぜひ活用すべき。お客様と対話しやすいのも◎
■投稿で意識していること●イメージを伝える写真と一緒に投稿写真があると、相⼿のタイムラインに流れた時に目の引き具合が全然違います実際の写真がない場合もイメージが伝わる関連写真を添えてます
●キャッチコピーブログのタイトルや最初の1⾏で興味を持たなければ、その先は読んでもらえません。キャッチコピー⼒を養うつもりで最初のツカミは意識してます。
●知ってうれしい情報か⾒てくれる⽅が知ってうれしい情報を載せるようにしてますもちろんこちらが知ってほしい情報も多いですが、なるべく読む側がうれしい切り⼝を探すようにしてます
●お願いする時は具体的なアクションを拡散してほしい時は「シェアをお願いします」、教えてもらいたい時は頭に「【教えて】」など相⼿のアクションがわかりやすいように意識してます
■名刺リアルでお会いした時はお互い知らない同士。最初のツカミもすごく大事。とりあえず笑ってほしくて似顔絵入れました^^連絡先にソーシャルメディアも書いて「ぜひつながってください」裏は雑貨屋さんのワクワク感を⼤切に。仕事のことだけじゃなく趣味も。
■セルフブランディングの本当のメリット「シェアハウスできる人にお願いしよう」じゃなく「内野さんにお願いしよう」になってきたこと。(スキルの横並びから外れるのはとても重要なこと)スキルだけじゃなく、価値観や性格まで含めて「一緒に仕事してみたい人」として声がかかるようになったもちろん世の中の全員に好まれるわけはありません。ありのままを表現していたことで、⾃然と波⻑の合う⼈から声がかかるようになった仕事を実際にしても、すごく心地よく、スムーズにプロジェクトが進むし、成功率も⾼いし、もらえる感動も分かち合える度も⼤きいし、いいことずくめ。
■シェアハウス集客の事例⽩⾦⾼輪で⾃然と共に暮らすシェアハウス『シェア⾼輪TENTMENT』
■シェアハウス集客の事例●最初の引きになるデザイン⼒のあるWebサイト新しい価値は「気づかれていない」ことがほとんど。ターゲットがどの入口なら入って来れるかは非常に重要。つかみがなければその先はない。デザインでつかんで問合せをもらうのがここの役目。
●⾒た目だけだと⾒えにくい本当の魅⼒を伝えるブログ記事『自然や人とのつながりと共に暮らすプライスレスな暮らし』という本当に伝えたい価値を写真と文章で丁寧にナビゲート。
●Facebook、Twitterで繰り返し告知Webサイトやブログのリンクを添えて、様々な切り⼝で継続的に告知
●問合せ者全員に対して刻々と変わる状況をメルマガ配信申し込み状況や一番気になる申込者の統計情報、内覧会の雰囲気、新しいブログ記事、よくある質問などを継続的に配信
上記の要素を駆使してオープンと同時に96%の申込を達成。(業界初のスタートダッシュ事例となりました)
■レストラン経営の場合の活⽤例★オープン前の勉強時代から会った方とはつながっておくようにする・みんな頑張ってる人を応援したくなる・お互いの分野の助け合い。直接競合でなければ紹介し合いや提携も。・スタッフ募集も想いが伝わってる人経由が質がよい
★オープン後もお客様とつながっておくようにする・お店用にFacebookページを作る(Facebookユーザー以外でも⾒れる。⼈数制限もない)・ツールはメルマガ(QRコードで登録簡単)などでもよい・イベント情報や新メニューのお知らせ、普段なかなか伝わらないスタッフの想い、工夫、うんちくなどなどをお届けする
★来てほしい時に来てもらう平日夕方などお客さんに来てほしい時間に「この時間なら半額だよ」いい素材が入った時に「今日の鮪は絶品だよ」お客様と接点を持ち、届けることができるのが大事
★満⾜度向上のためのイベントを新規獲得のチャンスに新メニュー試食会など面白いイベントであれば拡散され新規のお客様に知られるキッカケになっていきます
■顧客名簿を蓄積既存顧客、⾒込み顧客、潜在顧客の連絡先リストを蓄積し、こちらからのメッセージを届けられることはどんなビジネスでも非常に重要です。例えば3年かけて1万⼈のメルアドリストを蓄積したとすると、新しい店舗やメニューのお知らせを1万人にダイレクトに届けることができます。1%の反応率でも100人です。⼀度接点を持った⽅ですから、アクション率も⾼いですし、周囲にお勧めしてくれる確率も⾼いです。メルアドリストはソーシャルメディアなどツールの流⾏に依存しない点が大きな違いです。
■顧客リスト活用のシミュレーション月の来客数:3000人その内登録してくれる確率:10%
メールを送った時の反応率:3%
客単価:3000円と仮定すると、1回のお知らせで得られる効果は。。
1ヶ月目ヶ月目ヶ月目ヶ月目 6ヶ月目ヶ月目ヶ月目ヶ月目 1年目年目年目年目 3年目年目年目年目
登録数登録数登録数登録数 300人 1800人 3600人 10800人
反応数反応数反応数反応数 9人 54人 108人 324人
売上売上売上売上 27000円 162000円 324000円 972000円
★顧客リストは蓄積されるものであり増え続ける★ある程度来客⾒込みが⽴つのでイベントを実施しやすい★ファンが増えたので安心して2店舗を出せる
■何から始める?将来的にどんな『生活サイクル』を作りたい?僕の場合は『大好きなシェアハウスに住んで、中で体験できる価値あることやそこで⽣まれる⾃分の想いを発信して、それに関係する魅⼒的な仕事が集まってくるようにして、さらに面白いことを発信できるようになる』といったプラスの循環をつくることをイメージしました。自分をひと言で『何の人』って⼼に留めてもらいたい?僕の場合は『シェアハウスに一番詳しい人』ですそのためにいろんな面白いシェアハウスの取材や紹介も心掛けてます『新しいライフスタイルを模索してる⼈』だとぼやけるのでまずはシェアハウスで。数年後にどんな『お客様』に囲まれて事業をしていたい?僕の場合はシェアハウスの中でも『お客様に住むスペースだけでなく、どんな体験を提供できるか』という価値観で共感しあえる人たちと仕事をしていたいです。そうなるにはどんなことをする?⽇々⾃分がその部分を⼤事だと思っていることを、いろんな具体例や現実のエピソードを交えて伝え続けること、少しずつでも実際の仕事の中で実現して実績を作っていくことと考えてます。
■最後に良いものをつくる⼈、お客様を感動させられる⼈が勝つ時代ソーシャルメディアによって伝える手段は整いました。皆さんが拡散したくなる時ってどんな時でしょうか?「これは期待以上にスゴイ!ぜひ友達に伝えたい」「こんなのができるのを待ってました!みんなに知らせてあげなきゃ」みたいに感動させられた時ではないでしょうか?昔から良いものを作っても広めるスキルがないために埋もれてしまっているもったいない例はたくさんありましたが、広めることが誰でもできる時代になり『本当に良いことをする⼈が報われる時代』になってきたと思っています。なので、『ブランディングについてはこんなに簡単にできちゃうので、本質的でない客寄せテクニックなどは気にせずに、お客様に感動していただけるサービス作りに集中して大丈夫ですよ』ということが、今日一番お伝えしたいことだったりします。
これからも自分自身のシェアハウスライフをありのままに発信し続けていきますので、よろしければFacebookをご覧くださいませ。内野匡裕Facebook:http://www.facebook.com/masahiro.uchino
彩ファクトリーFacebook:http://www.facebook.com/irodorifactory
メールアドレス:
1つだけ宣伝させてください。シェアハウスをとことん探しやすくする
総合ポータルサイトがもうすぐオープンします。
『シェア生活.com』1.「六本⽊のオフィスから20分圏内とかで探せますか?」
探せます2.「シアタールームあり」とか「ウェルカムパーティーあり」とか「オープニング」とか「コンセプト」で探せますか?探せます
3.住んでる住⼈の声を⾒ながら探せますか?探せます
運営会社:株式会社ワイカンパニー
掲載希望絶賛受付中♪
ご清聴ありがとうございました
■ワークショップ1.「1年後、もしくは将来にこんな⾃分になっていたいな。
その時にはこう自己紹介していたいな。」を5分間考えてみましょう。※この際現実は無視しちゃいましょう。夢や妄想大歓迎♪
2.その時の自己紹介を全員1分ずつしてみましょう。20★★★★★★★★
■ディスカッションセルフブランディングに関して「こんなことやってる人がいてすごく好感持てた」「こんなことしてみたいけど、どう思う?」「プレゼンを聞いてみてこんなこと思いました」などを自由にディスカッションしましょう。