264-0016 3421-1 043-310 -5645 fax.043 310 5116 てく 池 用 …第7号...

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第7号 今後(103月)の予定 1015日 和音誕生会 17日家族会(中止) 30日 ハロウィンパーティー 1113日 和音誕生会 25.26.27日帰りバス旅行 1218日 クリスマス会と和音誕生会 28日 餅つき大会 114日 和音誕生会 23日 節分 12日 和音誕生会 31日 創立記念日とひなまつり 20日 家族会 コロナウイルスの影響で変更になることがあります NPO法人はらから本部・相談支援事業所ここから・デイサポート和音・ショートステイ和音 〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1 ☎043-310-5645 FAX043-310-5116 グループホームはらから1番館・2番館 〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1 ☎/FAX 043-310-6766 和音南 〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3426-10 [email protected] https://www.harakara-8.com ある利用者とブランコに乗った 槌屋代表 10 12 姿 編集・発行/NPO法人はらから広報委員会 〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1 043-310-5645 FAX.043-310-5116 令和21010短期入所の皆さん、白いブランコで グループホーム1番館 休日の散歩の様子 グループホームの前に設置しました 7 住所変更 71日より、法人本部と相談支援事業所ここからが 緑区から若葉区へ移転しました。 今後は生活介護和音・グループホームはらからと同じ 住所になり、一体となって支援に取り組んでいきます。 和音南 生活介護事業所の拠点に和音南が加わりました。 グループホームはらから3番館・4番館開設予定 令和3年夏の開設に向けて、準備を進めています。 今年もはらからの畑で、沢山のスイカを収穫しました 1ページ 8ページ

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Page 1: 264-0016 3421-1 043-310 -5645 FAX.043 310 5116 てく 池 用 …第7号 今後(10~3月)の予定 10月15日和音誕生会 17日家族会(中止) 30日ハロウィンパーティー

第7号

今後(10~3月)の予定

10月 15日和音誕生会 17日家族会(中止)30日ハロウィンパーティー

11月 13日和音誕生会25.26.27日 日帰りバス旅行

12月 18日クリスマス会と和音誕生会28日餅つき大会

1月 14日和音誕生会

2月 3日節分 12日和音誕生会

3月 1日創立記念日とひなまつり 20日家族会※コロナウイルスの影響で変更になることがあります

はらから代表槌

久美子

福祉の職員は、たくさんの利用者

と、支援という仕事を通じて知り合

います。その利用者のことを知ってお

く、理解しておくことは大切です。

アセスメントと言う情報、面談、聞き

取り、たくさんの資料を作り準備を

してお迎えをしますが、実際は暮ら

してみなければわからない事がほとん

どです。雨の日も風の日も、災害の夜

も、コロナ禍の中も、利用者とともに

積み上げていく日々がとても大切に

思えます。今はらからは、若い職員

を中心に今までの記録の整理をして

います。2年半、1000日の手書き

の記録です。未熟でも、言葉が少し

おかしくてもこつこつ刻んだ記録には、

確実に振り返りの大切な発見が読み

取れます。利用者一人一人のことが

少しわかってきました。利用者にとっ

てはそれぞれの職員の『おひとがら』

がだいぶわかってきたようです。

これからその安心できるお知り合い

同士、利用者と職員、ブランコに揺ら

れながら秋を大いに楽しんでもらいた

いと思います。

ピヨピヨのはらからも、3回目の秋

を迎えようとしています。始まった

ばかりの頃みんなで植えた草木が根

を張って花を咲かせ、枝を広げてく

れています。その庭に、先日ブランコ

ができました。ある利用者と早速

腰を下ろし揺れてみました。その利

用者がいつの間にか歌を歌い出しま

した。しばらくその歌を聞きながら

揺られていました。二人が、初めて

はらからに来たときは、二人ともお

互いのことを何も知らない初めての

おつきあいでした。きっと心細かった

だろうなと思いました。それが今は、

話をしなくても一緒にブランコに乗

ると歌を歌ってくれる。『お知り合

い』になったんだと思いました。気心

が知れて『安心して暮らす』と言う

ことはこういうことなのかもしれな

いと思いました。

NPO法人はらから本部・相談支援事業所ここから・デイサポート和音・ショートステイ和音

〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1 ☎043-310-5645 FAX043-310-5116

グループホームはらから1番館・2番館

〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1 ☎/FAX 043-310-6766

和音南 〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3426-10

[email protected] https://www.harakara-8.com

ある利用者とブランコに乗った槌屋代表

私は最近10キロの道のりを歩いて帰宅し

ています。遅番の仕事が終わってから歩く

道のりは、とても遠く感じます。

コロナの影響ではらからの全職員は自粛

生活を求められる日々が続いています。

自粛生活以前の私は忙しない生活を送って

いました。同時にとても疲れていました。

自粛生活に入り、出来ることが制限されて

いる中、時間が経つにつれて大切な気づき

がありました。その気づきを教えてくだ

さったのははらからの目の前にいる利用者

様たちでした。

はらからでは健康づくりの一環として余

暇時間に散歩を取り入れています。雨風の

日も暑い日も寒い日も、みんなでひたむき

にただ歩きます。時には「暑いですね。」な

ど声を掛け合いながら休むこともあります。

そんな時つないでいる手の先に利用者様の

笑顔がこぼれます。そのひたむきな無邪気

な笑顔から、何とも言えない勇気をもらえ

る気がします。私にとってはただの散歩でし

たが、一人一人の利用者様からは小さなス

トーリーと人生を感じます。

「今ここに集中すること、時に休むこと、

特別のことがない連続する今を真剣に向き

合い、楽しむこと。」を教えてくれました。

自粛生活以前の疲れていた私の生活を変

えてくれました。12キロのダイエットに成功

したのです。私は利用者様の頑張る姿が私

の背中を押したと思います。ストレス社会

で疲れた私を利用者様のように今を一生

懸命生きる、そこには過去も未来もない今

に力を注ぐ、そして疲れたら休む、今を何

よりも楽しんで笑う、不思議とそれに気づ

かされてからは気持ちが楽になった気がし

ます。大切なのは今なんだ。利用者様たち

の生活には、私たちを支える沢山のヒント

が隠されているかもしれません。

これからも今の気持ちを忘れずに、さら

に良い職員、はらからになるよう支援に努

力していきます。

私を変えてくれた利用者様たち

グループホーム

支援員

小池

祐一

編集・発行/NPO法人はらから広報委員会〒264-0016 千葉市若葉区大宮町3421-1☎043-310-5645 FAX.043-310-5116

令和2年10月10日

短期入所の皆さん、白いブランコで

グループホーム1番館休日の散歩の様子

グループホームの前に設置しました

はらから広報紙の表紙を飾る全員

集合写真がこの7

号にはありません。

新型コロナウイルスの影響で密を避

けた生活を送っています。

密になって集合写真を撮ることは

出来ませんが、私たち、はらからの

心はいつも密です。

一日も早く、笑顔いっぱいの集合

写真が取れますように。また、どん

な状況下においても、この笑顔を絶

やさない環境づくりを大切にしてい

こうと、改めて思う今日この頃です。

(段野下)

●住所変更7月1日より、法人本部と相談支援事業所ここからが緑区から若葉区へ移転しました。

今後は生活介護和音・グループホームはらからと同じ住所になり、一体となって支援に取り組んでいきます。

●和音南生活介護事業所の拠点に和音南が加わりました。

●グループホームはらから3番館・4番館開設予定令和3年夏の開設に向けて、準備を進めています。

今年もはらからの畑で、沢山のスイカを収穫しました

1ページ 8ページ

Page 2: 264-0016 3421-1 043-310 -5645 FAX.043 310 5116 てく 池 用 …第7号 今後(10~3月)の予定 10月15日和音誕生会 17日家族会(中止) 30日ハロウィンパーティー

GH村田さん言葉

6月 5月 4月

11日

24日

27日

8日

1日

16日

和音

誕生会

歯科検診・講習

和音(活動拠点引越し)

和音

誕生会

新年度スタート

和音

誕生会

令和2年

4月~9月

年表

和音支援員

増田智津子

初めての「七夕まつり」担当を終えて

6月24日歯科検診歯科講習

しかし私一人ではなく、力になって

くれる職員が沢山いました。イベント

内容は風船ヨーヨーとお菓子のつか

み取り大会に決まりました。一緒に

担当を引き受けてくれた職員は、発

注から事務所とのやり取り、お菓子

の買い出しにも付き合ってくれました。

先に立ってやるのではなく、さりげな

く、でも的確に私の足りないところを

アドバイスしてくれました。担当では

ない職員も、飾り作りを進んで買って

出てくれました。

そして当日、終わってみれば一番盛

り上がったのは、お菓子タイムでした。

今年も瀬畑医院の瀬畑先生から歯科講習を行っていただきました。

歯と歯茎の隙間・歯と歯の間に食べ物のカスが溜まりやすい。

歯ブラシの毛先を利用して横磨きではなく、縦に汚れをかき出すように磨く。

歯ブラシは45度に傾けて磨く。 歯間ブラシやデンタルフロス等使用する。 マウスウオッシュの使用も効果的!

自浄性食品(りんご・梨・きゅうり)等、食感がパリッとした物を食べると、口腔がきれいになる。

歯石は歯磨きではなかなか取れないので歯医者に行きましょう。

point

point

point

歯磨きのpoint

「はらから」勤務2年目、いきな

り降って沸いてきた七夕まつりの担

当リーダー。

先ず浮かんだのは、行事のリー

ダーになった職員が、毎月のお誕

生会、各イベント行事を趣向を凝

らし仕切っていた姿です。果たして

私に出来るのかと不安要素ばかり

がよぎりました。コロナウイルスが

蔓延している状況下では、一堂に

会しての催しは無理なうえ、多く

の利用者の方達はご自宅にも帰れ

ず、ご両親、ご兄弟に会えない

日々が続いています。少しでも楽

しんでいただくには何が出来るのか。

職員の方々に沢山助けられ、利用者の

皆様の笑顔に救われて、私の初めての

七夕まつりは幕を閉じました。

利用者の皆様を支えられる職員にな

らなければと思っていたら、皆様の笑顔

に救われている自分がいます。人と関

わっていく事はともすれば難しい時も

ありますが、でも人と繋がっていられる

事は素晴らしい!

「はらから」とご縁が出来、七夕まつり

を終えた私の思いです。

(イ)

ヨーヨー釣り悪戦苦闘しています

9月 8月 7月

15日

21日

22日

1日

7日

和音誕生会

和音誕生会

法人本部・相談支援事業所

住所移転

七夕まつり

今年度の生活介護は、新型コロナウィルスの影響で、利用者の皆様が楽しみにしておりました外出行事をすべて中止しております。お花見、ゆうあいピック、ブルーベリー狩り、スポーツのつどい、個別の外出など、楽しみにしていただけに、残念な気持ちで一杯です。誕生会や七夕などの室内での行事は、密を避けるため3グループに分かれて行っており、外出できない分、楽しく過ごしています。

コロナウィルス感染予防の対策として、手洗い、マスクをはじめ、室内の消毒、換気をこまめに行うこととともに、職員の健康管理にも十分気を付けています。マスクを付けることが苦手だった利用者の方も、短い時間から少しずつチャレンジしております。また、夏の猛暑への対策として、水分補給に気を付けたり、保冷剤を入れた首巻を使用しました。また、帽子をかぶることが苦手な利用者の方には、日傘をさして歩行をする工夫も行いました。

デイサポート和音(生活介護)

グループごとの活動では、6月末に『和音南』の活動場所を開設し、今まで東山科の事業所に毎日歩いていたグループが、和音南へと移動しました。今までよりも長い、片道3キロ、往復6キロ歩行の毎日です。グループ名も『らぶりーず』へと変更しました。活動場所の変更については、職員の心配をよそに、落ち着いて行うことができ、利用者の皆様の力を職員一同で感じました。『畑‘s』も8月からは和音南で昼食を一緒に食べています。『強歩組』も、和音南への往復を毎日頑張っています。『ちーきーず』は、従来からの地域新聞のポスティングに加え、千葉市政だよりのポスティングも開始し、毎日の活動が充実しています。『あるき隊』は、ショートコース、中距離コース、長距離コースと、その日の天候や利用者の体調に応じてコースを分け、元気に毎日歩いています。コロナウィルスを、はらから3年目の試練と考えず、新たな支援方法を考えたり、利用者との関係づくりの機会として、前向きに元気に頑張っていきたいと思います。

生活介護リーダー 阿部 秀樹

畑‘Sです

阿部リーダー

和音南

あるき隊活動の様子

Page 3: 264-0016 3421-1 043-310 -5645 FAX.043 310 5116 てく 池 用 …第7号 今後(10~3月)の予定 10月15日和音誕生会 17日家族会(中止) 30日ハロウィンパーティー

ページ 八月三十日、野添様のお母様に

インタビューをさせて頂きました。

インタビューでは明るく、気さくに

答えてくださり会話も弾みました。

それでは、野添様の歴史を振り返っ

ていきましょう。

乳母車の上が大好きでした。

タンスの上から布団へダイブ!

無邪気にお絵描き。

弟様の入浴を見守ってます。さすがお兄様!

ワンパクだったんですね。

お写真からも楽しそうにしてい

るのがとてもよく伝わりますね。

梨狩りに行ったりもしたわ。

幼稚園の時には、馬にも乗って

るの。ウサギも飼っていたわ。

あまり可愛がるわけでは無いん

だけど、踏んだりは絶対にしな

いの。見てないようだけどちゃ

んと見てるのよ。

はらからでも確かに見て無いよ

うでしっかり見てる時がありま

す。ほら、冷蔵庫の中身とかよ

くみてますよ!(笑)

何か驚いた体験や思い出に残っ

ていることはありましたか?

色んな場所に行ってたんですね。

康文さんはどんなものに興味を

持っていましたか?

その頃はるるぶって雑誌をよく

見ていたわね。車も小さい頃は

好きでよく見ていたわ。小学生

の時なんかは土を凄い集中して

ほぐしてたのよ。はらからさん

でやってる洗面器にパズルをい

れてカラカラさせてるのは土と

似てて落ち着くのよきっと。

パズルのは元々は土いじりから

来てたんですね。他によくして

いた遊びなどございますか?

家だと毛布をユラユラと揺らし

て遊んだり、少し背丈のあるタ

ンスに登って、そこからよく布

団にジャンプする遊びをとても

喜んでしてたのよ。

そういえば、小さい頃に家の裏

に空き地があったの。そこに家

が建つ予定でね。最初って骨組

みだけ立てるでしょ?私が夕飯

の支度をしててね、やっちゃん

がいない!って慌てて気づいた

の!そしたらその骨組みのてっ

ぺんに立ってたのよ。あの時は

本当に背筋が凍ったわ。同時に

助けなきゃって思って無我夢中

で登ってやっちゃんを抱えて降

りてきたの。でもやっちゃんは

とても楽しそうなの(笑)。

お忙しい中ありがとうございま

す。本日はよろしくお願い致し

ます。

いつもお世話になっております。

覚えてない事もあるかもしれま

せんが、こちらこそよろしくお

願いします。

とても可愛らしいお写真ですね。

康文さんの幼少期の頃を教えて

ください。

やっちゃんは埼玉で身籠ったの

よ。出産は私の実家の京都でし

たの。その後2歳までは大阪で

過ごしたの。東京や松戸にもい

たのよ。主人の仕事の関係で引

越しが多かったんですよ。

(母) (イ) (母)

(母) (イ) (母)

(母)

(イ) (母) (イ)

はらからでの野添様

小学3年生。お友達と一生懸命応援しています。

(イ)

(イ)

お父様と梨狩りへ!

そうね。やっぱり始めは障害が

治るんじゃないかって期待して

しまうの。その時は少し苦し

かったかもしれない。3歳まで

先生に言われるまでは普通の子

と思っていたし。でもある時に

踏ん切りをつけてからは本当に

楽になったわ。

子育ての経験はないですが、い

ろんな思いを抱えてきたんです

ね。康文さんはお母様から見て

どんな人だと思いますか?

やっちゃんはきちっとしたのが

だめね。緩くてのんびりな感じ

がいいとおもうの。そんなに過

干渉も嫌いだし、彼は彼なりの

プライドもあるのよ。家でも

「俺は兄貴だぞ」って多分本能

的に分かってるんだと思うの。

あとは、人からある程度距離を

置きたがるんだと思う。

プライドですか。

そこは考えたことが無かったの

で勉強になります。

また、支援員に向けてどんな支

援を頼みたいかお願いします!

そうですね、やっちゃんは暖か

い支援が好きなんだと思う。

否定も好きじゃないかな。

少し自由度が高い方が本人も満

足すると思うわ。

今後の支援に活かさせていただ

きます。最後に今までを振り

返っていかがですか?

やっぱり主人の存在は大きかっ

たわね。主人の力は私たちにと

ても必要だった。兄弟もとても

よく協力してくれたわ。どうし

てもやっちゃん優先になってし

まっていたけど、みんな協力し

てくれて感謝しています。私は

本当にやっちゃんが産まれてき

てくれてよかったと思ってる。

やっちゃんじゃなかったら今の

私じゃないし、一緒に凄い成長

できたの。

お母様には圧倒されます。

夢中で助けたのよ。何が何だか

は覚えてないのよ。他にね不思

議な体験をしたのよ。家にみん

なで帰ったときね。オートロッ

クだったんだけど家にカギを忘

れて出てしまってカギが開かな

いことがあったの。仕方ないか

ら大家さんのとこにカギをもら

いに行ったの。

戻ったらでもみんな家に入って

るのよ。聞いたら「康文がガ

チャガチャしたら開いたんだ

よ」って。この子は超能力を

持ってるのよ(笑)

そんなことがあったんですか!

そこも注意していきます(笑)

お母様のターニングポイントな

どはなにかございますか?

(イ) (母)

インタビュー風景(右)野添様 母(左)インタビュアー小池

貴重なお話を今回はありがとう

ございました。知らなかった一

面などを知ることが出来、今後

の支援にも活用したいと思いま

す。また、家族は本当に協力し

合い、お互いを助け合う存在な

んだなと実感し、野添様ファミ

リーの強い絆を感じました。

次回のインタビューも楽しみ

にしていてください!

(イ)

家族全員が揃った貴重なお写真。皆でハイチーズ!

お母様お気に入りの一枚です。犬のリードを引いて歩けたことに感動したそうです。家族で康文さんを送迎場所まで迎えに行った時の様子です。

「おかあさん、がんばったよ。」

(母) (イ) (母)

障害の子って大変な事ももちろ

ん多いけれど、そこでは普通経

験できない多くのことがあるの

よ。だからやっちゃんにも感謝

してます。

最後の願いとしては、皆さんに

可愛がられるようになってほし

いと思います。

貴重なお話ありがとうございま

した。お母様、野添様は今でも

可愛がられてますよ.。(笑)

あら、やだ。大変だろうに。

可愛がられてるんですか?

それは不思議ね(笑)

ありがとうございます。

(母) (イ) (母)

(母) (イ) (母)

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コロナ禍で不安が消えない

毎日ですが、感染が拡大する

一方だった頃は、「感染しな

い・させない」に必死でした。

とにかくコロナを出さないと

いう事に無我夢中でしたが、

いつ頃からか、マスクの着用、

一層丁寧な手洗い、消毒と

いった対策が当たり前になっ

ていたのです。利用者様は

マスクへの抵抗が減り、帰所

すると自らマスクを指定の場

所に入れるようになり、検温

の際は前髪を上げ額を前に出

してくれます。今ではこれが

日常の光景です。

単独型短期入所事業所、ショートステイ

和音、定員

6床、短期入所事業の中でも

千葉市内の日中活動事業所、相談支援事業

所と連携をとりながら、職員も朝3名、

夕3名、夜間1名の専属体制で送迎サービ

スも整え、地域で暮らす利用者様のための

必要なサービスとして手厚く取り組んでき

ました。開所から2年半、徐々に理解の輪

が広がり、この新しいスタイルをご理解頂

き、多くの利用者様に利用していただける

までになりました。しかし、4月の新型コ

ロナウイルス緊急事態宣言を受け、状況が

一転しました。毎日ご利用する方が変わり、

人の出入りが多いショートステイは、感染

リスクが生じます。感染予防、クラスター

防止の観点から、ご利用のあり方に制限を

させていただく事態となり、現在に至って

おります。

今は、ご家族の事情や地域生活の中で感

染リスクの高い利用者様5名が継続して利

用されている状況です。はらから短期入所

の本来の趣旨目的を変えて現実に向き合う

しかありませんでした。いつまで続くかわ

からないコロナ禍の中で、困っていらっ

しゃる利用者様、ご家族の力になれない事

に、もどかしさを感じながらも何か対策は

ないか模索しているところです。

石谷リーダー

池田管理者

休日はお料理に挑戦。自分たちで作ると、美味しさもup自分で出来ることは自分でやります!

今回の研修では主に応用行動分析学(ABA)とTEACCHプログラムについて学びました。まだ私も勉強中で理解できていないところも多くありますが、ABAとは『行動の前後を分析することでその行動の目的を明らかにし、前後の環境を操作して問題行動を解消する分析方法のこと』だそうです。例えば、ある利用者が度々自傷行為をしてしまう場合、その利用者が自傷行為をする前にはどのような状況(Antecedent)があり、どのような行動(Behavior)が引き起こされ、どういう結果(Consequence)になったのかという情報を集めます。その集めた情報からその人が引き起こしてしまう要因を分析していきます。それを支援者が事前に把握しておくことで、利用者がその要因に出くわさないよう誘導していくことができれば、問題行動を減らしていける支援法であると私は学びました。これによって、その人がとった行動はどのよう

な意味をもっているのか、意思疎通の難しい状況でも理解できる方法だと思います。

職員一同なんとか

短期入所事業再開を

目指して、また、皆

さんに会えるよう頑

張ります。待ってい

てください。

短期入所リーダー

石谷

TEACCHプログラムとは自閉症などコミュニケーションに障害がある人やその家族に対する包括的対策プログラムのことを言います。内容を要約していくと『不適切な行為ではなく、得意なことに目を向けて伸ばす。適応力を高め、一人ひとりが理解しやすい環境を整える。』この二つの方法からの相互性を重視したアプローチ方法です。つまり利用者それぞれの長所を伸ばしてい

くことで自信に繋がり、そこから発展させていくことで能力向上を目指していきます。それと同時に利用者一人ひとりにあった環境を整備していくことで、より適応力を高めていきます。コロナウイルスの影響で今回の研修は途中

で辞退してしまいましたが、支援に活かせるようこれからも知識を深めていきたいと思います。

研修を受けて グループホーム管理者

池田 涼平

もちろん楽しみも忘れてい

ません。2番館では、リビン

グでカラオケをしたり、日曜

日はみんな大好きなお風呂の

時間を長くする等しました。

8月中旬には、感染対策をし

ながらランチパーティーを行

うこともできました。

こうして振り返ると、新し

い日常を利用者様が受け入れ

てくれた、日々の過ごし方を

見直せた、それぞれの出来る

事や好きな事を改めて考えら

れた等、様々な可能性を感じ

る毎日が送れていると実感し

ます。

もちろん不安のない日々が

一番ですが、今できる事を精

一杯やりながら、充実した毎

日を過ごせる場をみんなで

作っていきたいと思います。

ショートステイ和音

グループホームはらから

新しい日常はこれだけでは

ありません。帰宅や外出が出

来ず、グループホームで過ご

す時間が増えました。そこで、

ここ数か月は、これまで以上

に一人一人の出来ることに注

目して、時間をかけて職員も

一緒に行うようにしています。

掃除一つとっても、床拭き

が出来る人や掃除機を使いこ

なす人など、出来ることが違

います。それぞれに合った事

をそれぞれのペースで行える

時間が増えたのです。

お掃除に洗濯、何でも挑戦

少しずつですが、自分たちで

出来ることに挑戦しています。

スタッフと一緒に楽しみなが

ら行っています。

ステイホームだからこそ!

グループホーム2番館リーダー

村田

陽子

コロナの影響でヘアカットに外

出できず、困っていたところ

に、救世主が!

4月から、元理容師さんが

はらからに入職しました。

スタッフによるヘアカットで安心

お楽しみ企画

ホットケーキにトッピング

巻き寿司に挑戦

お誕生日にはリクエストメニューとケーキでお祝いします。

村田リーダー