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株式会社ＦＵＪＩ

2019年3月期第２四半期決算説明会資料


目次

■ 当社の概要■ 第2四半期決算の概要■ 2019年3月期業績予想■ 参考情報


当社の概要

設立 1959年4月7日

資本金 58.78億円（2018年3月）

従業員数 2,229人（2018年3月）

売上高 1,200億円（2018年3月）

営業利益 228億円（2018年3月）

経常利益 235億円（2018年3月）

主要製品電子部品実装ロボット

工作機械

海外拠点：アメリカ、ドイツ、中国、ブラジル他


本社外観（愛知県知立市）

会社情報


主な沿革1959年名古屋市中川区昭和橋において富士機械製造株式会社を設立

1970年米国現地法人フジアメリカコーポレイション設立（現連結子会社）

1971年 NC自動旋盤完成

1978年電子部品自動挿入機 BA完成

2003年モジュール型高速多機能装着機 NXT完成

2008年超高密度大気圧プラズマユニット Tough Plasma完成

2013年東京証券取引所市場第一部上場

モジュール型生産設備 DLFn 旋盤モジュール完成

2014年中国・昆山工場操業開始

2016年

パブリックストッカシステム Quist完成

移乗サポートロボット Hug T1完成

複合施設 THANKオープン

2017年小型多関節ロボット SmartWing完成

2018年「富士機械製造株式会社」から「株式会社ＦＵＪＩ」へ社名変更ファスフォードテクノロジ社を完全子会社化


国内・海外拠点FUJI America CorpFUJI Machine America Corp

FUJI Do Brazil MaquinasIndustriais Ltda.

富社(上海) 商貿有限公司

昆山之富士機械製造有限公司

FUJI Europe Corporation GmbH

仙台営業所

東京支店

大阪支店

岡崎工場

本社

豊田工場

Tower-Factory GmbH

7

SMD 挿入部品Die 組立

物流・Eコマース関連介護業界プラズマ関連印刷関連

ロボットソリューション事業

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スマホに搭載される電子部品は、0402サイズへ移行中

微細化する電子部品


2㎜

１㎜ ×１㎜の範囲に 0201サイズ部品を約2秒で24個搭載（部品間ギャップは0.05㎜）

1㎜

1㎜

10

大気圧プラズマユニット

自動車・航空宇宙・医療機器・電子部品等の異種材料の接着前処理

その先進プラズマ技術が、ものづくりを変える


11

小型多関節ロボット

・ビジョンシステムを標準搭載・座標補正技術とビジョンデータを活用し、ティーチングの手間を削減。立上げ時間を従来に比べて約40％削減することができます（当社規定動作による比較）

・ロボットに登録済みの動作に『何を』『どこに』の情報を与えるだけの簡単な操作で、ロボットの動作を作成することが可能

日刊工業新聞社主催第48回機械工業デザイン賞

審査員特別賞受賞


12

移乗サポートロボット

在宅介護向け移乗サポートロボット「Hug L1」

・コンセプトいつでも、誰でも、手軽に、ロボット介護を実現・販売形式レンタル（買取も可能）・介護施設向け「Hug T1」との違い

①コンパクト・軽量化により在宅環境に適合②在宅向けの価格帯にてご提供③立つ・座るの2つのボタンでシンプルな操作性

・展示会出展 2018年11月12日～15日MEDICA（ドイツ・デュッセルドルフ）

2018年10月13日～2019年2月23日介護ロボットフォーラム（全国15箇所）

・取得コード TAISコード（福祉用具貸与のため）



パブリックストッカシステム

マルチキャリア

マルチユース

ゼロオペ

・大手物流キャリア２社とのシステム連携を可能に・環境省・CO2排出削減（再配達削減）事業に参画・業界トップレベルの防塵・防水性能を実現（IP54）・直近出展展示会

2019年2月13日～15日オフィスサービスEXPO（名古屋）2019年3月5日～8日リテールテック（東京）

ステアリング・ピニオンステアリングシャフト

エンジン・カムシャフト・ベアリングハウジング

パワートレイン・ピニオンギヤ・ドライブピニオン・デフケース

足回り・ハブ・ブレーキディスクトランスミッション

・アウトプットシャフト・シーブ（CVT）


マシンツール事業正面2スピンドル旋盤

モジュール型生産設備

横型NC旋盤


CSR


第2四半期決算の概要


決算のポイント

• 米中貿易摩擦の影響で中国での成長に減速感は見られたものの、製造業の設備投資は世界的には底堅く推移。

• ロボットソリューション事業では、通信機器関連の設備投資が慎重であったが、車載、サーバー・ネットワーク向け設備は堅調。

• マシンツール事業では、中国の受注・売上が堅調に推移する一方、北米で売り上げ増加が寄与。

2019年3月期第2四半期業績

18

18.3期 Q2累計実績


対前年同期額率

受注高 60,097 67,677 +7,580 +12.6％

売上高 59,352 62,083 +2,731 +4.6％

営業利益 10,688 11,535 +846 +7.9％

経常利益 11,196 11,982 +785 +7.0％

当期純利益 7,884 8,670 +785 +10.0％

（百万円）

23,400 31,347 39,109 20,974

28,749 28,568 22,553

27,376 27,095

36,065 94,024

123,539

67,677

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

17.3期 18.3期 19.3期

受注高

Q4Q3Q2Q1

23,130 28,356 31,115

19,274 30,995 30,968 21,055

28,007 22,936

32,672 86,397

120,032

62,083

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

17.3期 18.3期 19.3期

売上高


連結業績

売価下落による利益減

その他

2019年3月期（第73期）第２四半期

売上高62,083百万円

営業利益11,535百万円

2018年3月期（第72期）第２四半期

売上高59,352百万円

営業利益10,688百万円

販売数量増加による利益増

＋1,400百万円＋846百万円（＋7.9%）創立60周年

及び社名変更関連費用


営業利益増減分析

＋970百万円

操業度up・生産効率化等による原価改善

▲1,000百万円▲430百万円

連結業績

ロボットソリューション事業業績

20



対前年同期

額率

受注高 52,594 57,018 +4,424 +8.4％

売上高 52,453 54,317 +1,863 +3.6％

営業利益 12,352 13,103 +751 +6.1％

受注残高 16,328 27,320 +10,992 +67.3％

（百万円）

20,805 28,219 31,482 17,845

24,374 25,536 18,489 22,751 23,841

30,387 80,981

105,733

57,018

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

17.3期 18.3期 19.3期

受注高

Q4Q3Q2Q1

19,842 25,385 27,855 17,037

27,068 26,461 17,916

24,039 19,309

27,510 74,105

104,002

54,317

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

17.3期 18.3期 19.3期

売上高


連結業績

ロボットソリューション事業地域別売上高

21

7% 8%17% 14% 9% 6%

55%56%

38%

51%47%

47%

13%10%

12%

10% 21%

18%

9%11%

17%

14% 12%

13%

15%14%

15%

9% 10%15%

1%1%

1%

2% 1%1%254億円

271億円

240億円

275億円 279億円265億円

0

100

200

300

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

その他

北アメリカ

ヨーロッパ

中国除く

アジア中国

国内


連結業績

27%35%

23%31% 34%

20%

15%

15%

20%

14%15%

21%

10%

10%

8%

11% 7%

10%

4%11%14%

12%

12%

12% 8% 8%

9%3%

7%

6%34%

28%

37%

32%

16%21%

254億円271億円

240億円

275億円 279億円265億円

0

100

200

300

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

その他

産業機械

モジュール部品

家電

サーバー

コンピュータ

車載

通信

ロボットソリューション事業業種別売上高

22Copyright © 2018 by FUJI CORPORATION. All rights reserved.

連結業績

ロボットソリューション事業機種別売上高

23

59% 59%55%

55%60%

53%

6%9%

7%

13%8%

11%2%

1%

1%

0% 0%

0%12%

12%

14%

14% 12%13%

21%19%

23%

18% 20%23%

254億円271億円

240億円

275億円 279億円265億円

0

100

200

300

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

部品・改造・修理

印刷機及び

周辺機器

中速機

XPFシリーズ

汎用装着機

AIMEXシリーズ

高速装着機

NXTシリーズ


連結業績

マシンツール事業業績

24



対前年同期

額率

受注高 6,372 9,490 +3,118 +48.9％

売上高 5,915 6,502 +587 +9.9％

営業利益 53 388 +334 +620.9％

受注残高 8,111 12,232 +4,121 +50.8％

（百万円）

2,289 2,545

6,882 2,810 3,827

2,608 3,687

4,025 2,989

4,990 11,776

15,388

9,490

02,0004,0006,0008,000

10,00012,00014,00016,000

17.3期 18.3期 19.3期

受注高

Q4Q3Q2Q1 2,995 2,565 2,486

1,911 3,349 4,016 2,808

3,409 3,281

4,473 10,997

13,798

6,502

02,0004,0006,0008,000

10,00012,00014,00016,000

17.3期 18.3期 19.3期

売上高


連結業績

マシンツール事業地域別売上高

25

35%43%

31%

49%

31%28%

5%

4% 20%

9%

28%11%

7%

3%2%

4%

4%4%

4%

1%1%

0%

3%1%

49%

49% 44%

38%

33%

56%0%

0% 2%

0%

1%

0%

26億円

33億円 34億円

45億円

25億円

40億円

0

10

20

30

40

50

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

その他

北アメリカ

ヨーロッパ

中国除く

アジア

中国

国内


連結業績

マシンツール事業機種別売上高

26

20% 18%27% 21%

24%8%

27%34% 13%

24%

17%15%

14%

11%23%

18%

23%32%4%

15% 6%

17%

0%

18%

5%

4% 12%

5%

11%

4%

30%

18% 19%

15%

25%

23%

26億円

33億円 34億円

45億円

25億円

40億円

0

10

20

30

40

50

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

部品・改造・

修理

その他

DLFｎ

CSシリーズ

TNシリーズ

ANシリーズ


連結業績

マシンツール事業トヨタグループ向け売上高

27

35%

49%

17%27%

36%29%

65%

51%

83%

73%

64%

71%26億円

33億円 34億円

45億円

25億円

40億円

0

10

20

30

40

50

18.3期 Q1 18.3期 Q2 18.3期 Q3 18.3期 Q4 19.3期 Q1 19.3期 Q2

その他

トヨタグループ


連結業績


2019年3月期業績予想

連結業績予想

29

（百万円）

18.3期通期実績

19.3期通期予想

2018年5月10日公表予想今回予想

対前年同期実績比対従来予想

額率額

受注高 123,539 124,000 125,000 ＋1,460 +1.2％＋1,000

売上高 120,032 122,000 124,000 +3,967 +3.3％＋2,000

営業利益 22,827 23,000 21,400 ▲1,427 ▲6.3％ ▲1,600

営業利益率 19.0％ 18.9％ 17.3％ - - -

経常利益 23,538 23,600 22,000 ▲1,538 ▲6.5％ ▲1,600

当期純利益 17,523 16,800 15,800 ▲1,723 ▲9.8％ ▲1,000


連結予想

・2018年5月10日公表の従来予想からの変更あり

連結売上高・営業利益

30

85,265 86,642 86,397

120,032 124,000

12,066 11,901 9,794

22,827 21,400 14.2% 13.7%

11.3%

19.0%17.3%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

15.3期 16.3期 17.3期 18.3期 19.3期

売上高営業利益営業利益率


（百万円）

連結予想

主要セグメント受注・売上予想

31

（百万円）・2018年5月10日公表の従来予想からの変更あり

18.3期通期実績

19.3期通期予想

2018年5月10日公表予想今回予想

対前年同期実績比対従来予想

額率額

RS事業

受注高 105,733 106,000 108,000 +2,266 +2.1％ +2,000

売上高 104,002 105,000 108,000 +3,997 +1.0％ +3,000

受注残 24,619 25,619 24,619 ±0 - △1,000

MT事業

受注高 15,388 15,000 15,000 ▲388 ▲2.5％ ±0

売上高 13,798 14,000 14,000 +202 +1.5％ ±0

受注残 9,244 10,244 10,244 +1,000 +10.8％ ±0


連結予想

注：ロボットソリューション事業の受注残高につきまして、当第2四半期連結会計期間より連結子会社としたファスフォードテクノロジ株式会社の受注残高を2018年3月期通期実績より遡及修正して含めております。

注:2013年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を実施しております。上記では当該株式分割が2012年3月期の期初に行われたと仮定して算出しております。

32

12.4-13.3 13.4-14.3 14.4-15.3 15.4-16.3 16.4-17.3 17.4-18.3 18.4-19.3予想

配当性向 49.8％ 60.3％(45.2％)

31.7％(27.2％) 37.8％ 39.4％ 20.5％ 28.9％

（23.1％）

13.7516 28 28 30 40 50

27.626.52

88.2774.13 76.19

195.04172.97

0

40

80

120

160

200

240

12.4-13.3 13.4-14.3 14.4-15.3 15.4-16.3 16.4-17.3 17.4-18.3 18.4-19.3予想

配当一株当たり当期純利益

普通配当 24.00記念配当 4.00

( ) 普通配当の配当性向

1株当たり当期純利益・1株当たり年間配当金

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（円）

連結予想



参考情報


ロボットソリューション事業戦略

スローガン：FUJIブランド30

事業ビジョン：実装機市場でシェア30％を確保

事業戦略：・FUJIブランドの確立・FUJIブランド商品の充実

-新製品、Smart Factoryを高品質で市場に展開-・顧客満足度の向上・次世代のものづくり改革

半導体：WSTS マウンター：各種データよりＦＵＪＩ作成（2018年はＦＵＪＩ予測）

（億円）

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

0

10

20

30

40

50

60

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018F

半導体

マウンター

（兆円）

35

半導体とマウンターの需要比較

（暦年）


36

印刷機 SPI NXT/AIMEXseries

AOI リフロー AOI

ライン全体進捗・稼動・品質モニタリング&分析

ライン全体自動段取り替え

マウンターフィードバック制御印刷機フィードバック制御

Smart Factory 構想

自動倉庫


統合生産システム

38

ファスフォードテクノロジ株式会社とのシナジー

半導体後工程及び

電子部品実装工程の次世代技術開発

両社製品の更なる品質向上

電子部品実装ロボット

ＦＵＪＩ独自技術と半導体関連技術の連携により、両分野にまたがる新しい事業領域に対し、新たな価値を創造していきます

産業用ロボットメーカー半導体製造装置メーカー

フリップチップ対応

メモリ向け

メモリ・ロジック向け

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印刷機

半導体部品実装ロボット


マシンツール事業戦略

スローガン：利益の徹底追求安定した黒字経営基盤を構築する

事業ビジョン：3×3（ｽﾘｰﾊﾞｲｽﾘｰ）を活かしたエコシステムの構築３つの機能（販売、技術、生産）と３つの拠点(豊田工場、昆山富士、フジマシンアメリカ）が互いのリソースを有効活用して事業価値を向上できる仕組みをつくる

事業戦略：・売上拡大と販売地域割合の改善・販売戦略と連動した製品開発・標準化とIoTによる生産性向上・お客様第一の品質保証体制


成長戦略

コーポレートガバナンス・コード

41

1. 株主の権利・平等性の確保・英文開示の充実・招集通知の発送前電子開示

2. 株主以外のｽﾃｰｸﾎﾙﾀﾞｰとの適切な協働・女性の活用を含む社内の多様性の確保・取引先・地域社会との絆・生き生きと働ける活力ある職場つくり

3. 適切な情報開示と透明性の確保・コーポレートガバナンス報告書等への開示・ホームページでの適切かつタイムリーな情報開示

4. 取締役会等の責務・取締役会の迅速な意思決定と業務の執行機能による経営のスピード化と責任の明確化

・独立社外取締役の活用

5. 株主との対話・ＩＲ説明会開催、ＳＲ面談の随時対応

当社はコーポレートガバナンス・コードを踏まえて、企業価値の向上を目指してまいります。

株主の権利・

平等性の確保

株主以外のステークホルダーとの適切な協働

適切な情報開示と

透明性の確保

取締役会等

の責務

株主との対話



【本資料お取扱い上のご注意】

本資料を作成するにあたっては正確性を期すために慎重に行っておりますが、完全性を保証するものではありません。本資料中の情報によって生じた障害や損害については、当社は一切責任を負いません。本資料中の業績予測ならびに将来予測は、本資料作成時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、潜在的なリスクや不確実性が含まれています。そのため、事業環境の変化等の様々な要因により、実際の業績は言及または記述されている将来見通しとは大きく異なる結果があります。

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