2018年度 後期 医療検査学科 授業評価「学生へのメッセージ」 · 医学概論...

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1年開講科目 3年開講科目 物理化学 1 ロボティクス演習 32 無機化学 2 血液検査学実習Ⅱ 33 生命科学 3 細胞検査学演習 34 分析化学実習 4 臨床化学検査学実習 35 医学概論 5 遺伝子・染色体検査学実習 36 解剖組織学 6 生理機能検査学演習 37 生理学Ⅰ 7 臨床検査学演習 38 生化学Ⅰ 8 臨床病態学Ⅱ(病態解析) 39 生体物質の化学 9 検体採取安全管理演習 40 公衆衛生学Ⅱ 10 感染制御学 41 医療工学 11 遺伝子工学 42 検査機器総論 12 文献講読 43 医動物学・同実習 13 先進医学検査学Ⅰ 46 微生物学 14 バイオインフォマティクス 47 栄養学 48 輸血・移植検査学実習 49 2年開講科目 予防医学概論 50 環境生理学 15 医療統計学 16 4年開講科目 臨床病理検査学 17 総合医学検査演習 51 臨床病理検査学実習Ⅰ 18 臨床病態学演習Ⅱ 52 血液検査学 19 総合医学検査特論 53 臨床化学検査学Ⅰ 20 遺伝子・染色体検査学 21 基礎検査学実習 22 免疫検査学 23 病原微生物検査学Ⅰ 24 病原微生物検査学実習Ⅱ 25 生理機能検査学ⅡA 26 生理機能検査学ⅡB 27 生理機能検査学実習Ⅰ 28 細胞培養演習 29 労働衛生学Ⅰ 30 BLSキャリアパスⅠ 31 2018年度 後期 医療検査学科 授業評価「学生へのメッセージ」 目次

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1年開講科目 3年開講科目

物理化学 1 ロボティクス演習 32

無機化学 2 血液検査学実習Ⅱ 33

生命科学 3 細胞検査学演習 34

分析化学実習 4 臨床化学検査学実習 35

医学概論 5 遺伝子・染色体検査学実習 36

解剖組織学 6 生理機能検査学演習 37

生理学Ⅰ 7 臨床検査学演習 38

生化学Ⅰ 8 臨床病態学Ⅱ(病態解析) 39

生体物質の化学 9 検体採取安全管理演習 40

公衆衛生学Ⅱ 10 感染制御学 41

医療工学 11 遺伝子工学 42

検査機器総論 12 文献講読 43

医動物学・同実習 13 先進医学検査学Ⅰ 46

微生物学 14 バイオインフォマティクス 47

栄養学 48

輸血・移植検査学実習 49

2年開講科目 予防医学概論 50

環境生理学 15

医療統計学 16 4年開講科目

臨床病理検査学 17 総合医学検査演習 51

臨床病理検査学実習Ⅰ 18 臨床病態学演習Ⅱ 52

血液検査学 19 総合医学検査特論 53

臨床化学検査学Ⅰ 20

遺伝子・染色体検査学 21

基礎検査学実習 22

免疫検査学 23

病原微生物検査学Ⅰ 24

病原微生物検査学実習Ⅱ 25

生理機能検査学ⅡA  26

生理機能検査学ⅡB 27

生理機能検査学実習Ⅰ 28

細胞培養演習 29

労働衛生学Ⅰ 30

BLSキャリアパスⅠ 31

2018年度 後期 医療検査学科 授業評価「学生へのメッセージ」

目次

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 物理化学 科目コード M220201

担 当 者 栗岡誠司

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.8 4.2 4.3 4.2 4.3

学生へのメッセージ

配布プリントと教科書の関連性が明確になるように工夫していきたい。実物提示などは好評

であったので更に工夫をしていきたい。

1

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 無機化学 科目コード M220701

担 当 者 栗岡誠司

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.0 4.3 4.4 4.2 4.3

学生へのメッセージ

実際に実験や実物を見ることがよかったようなので,この部分は更に工夫をしていきたい。

プリントについての誤字の指摘があったので,改訂していきたい。

2

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 生命科学 科目コード M22080

担 当 者 松元英理子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.9 4.4 4.5 4.4 4.5

学生へのメッセージ

1年後期になって、いきなり難しい科目がいくつも始まったと感じた方は多かったと思いま

す。「生命科学」は恐ろしい勢いで進んでいる分野で、テキストの内容もどんどん書き換えられ

ています。また特に授業の後半に学んだ内容は、これから皆さんが専門科目で疾患の成り立ち

と診断・治療を理解するうえで重要になってくる部分です。

2年になると専門科目も増えて、今まで以上に授業外学修の重要性が増してきます。「生命科

学」でつけた学修習慣をキープして先に進んでいってください。学び続けることで興味もわい

てきます。

皆さんからのコメントをいくつか紹介します。

・コメントで評価していただいた点は manaba の小テスト・manaba へのスライド UP・配布資

料・中間試験などでした。皆さんの勉強しようという意欲が伝わってきます。

・「新聞を全ページさらっと見るようになった。生命科学に興味が持てた。定期 35%のワナ…

よく勉強した科目です」→全てにおいて私のかけた「ワナ」にかかってくれてありがとう!き

っと大きく成長しているはずです。

・「身振り手振りが大きく、印象に残りやすかった。」→教卓でのパフォーマンス(?)はも

っと精進します。

さあ、次は2年後期の「遺伝子・染色体検査学」です。更に難しくなりますが、お互い頑

張りましょう。

3

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 分析化学実習 科目コード M220901

担 当 者 栗岡誠司

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.3 4.4 4.4 4.4 4.4

学生へのメッセージ

manaba での提出について,よりスムーズにしフィードバックを丁寧に行えるようにしていき

たい。

4

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 医学概論 科目コード M221201

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 4.2 4.2 4.2 4.1

学生へのメッセージ

本授業では進歩する医学を概論として学び、それに対して自ら思考することを意識しまし

た。

最後の発表では各班の熱意が伝わり、よく調べたことが伝わりましたが、難しい言葉を読

み上げる班が多かったことです。調べることは大切ですが、残りの学生生活ではそれを分かり

やすい言葉で表現するように心がけると、理解がさらに深まります。

5

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 解剖組織学 科目コード M221301

担 当 者 新谷 路子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.8 4.2 4.1 4.2 4.2

学生へのメッセージ

授業評価アンケートへのご協力、ありがとうございました。

解剖組織学について半年間学んできました。

講義内容が多く進行が速いため、授業にそった書き込み式プリントを配布し、復習がしやす

いように配慮しました。しかし、授業以外の学習時間はあまり高くなく、プリントにさらなる

工夫が必要と思っています。

授業内容・方法に関しては、「スライドを送る速度が速すぎる」という意見がありました。い

ま以上にゆっくり授業を進めることは難しいのですが、スライド原稿の文字量はできる限り少

なくし、分かりやすさにつとめて行きます。

Manaba へは、掲載可能で必要な資料のみをアップしています。

教科書「臨床検査講座・解剖学」は全ページ数が 180 程度でコンパクトにまとめられており、

2 色刷りの図もシンプルで見やすいと思います。今後も解剖学で分からないことがあれば頁を

開いてください。

2 年生では、病理学と基礎検査学・基礎検査学実習でお目にかかります。どの科目も、解剖学

の知識が必要とされますので、解剖学を振り返りながら進めていきたいと思います。

6

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 生理学Ⅰ 科目コード M221501

担 当 者 澤田 浩秀

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 3.9 3.8 3.9 3.9

学生へのメッセージ

生理学は、さまざまな基礎医学科目、臨床医学科目、臨床検査関連科目を学ぶための基礎

となる科目です。多くの人は高校で生物を学んできたことと思いますが、本科目ではそのうち

ヒトの生命現象に関するさまざまな仕組みについて、より深く学習するものであります。また、

高校とは異なり、学ぶ範囲がかなり広いということです。

例えば呼吸、消化、筋収縮といった仕組みを学習するには、単にその内容を断片的に記憶

するのではなく、その仕組みについて全体的に理解するようにしなければなりません。範囲が

広くしかも理論的である本科目を効率良く勉強していただくために、毎回の授業を真剣に聞く

こと、わからないところは積極的に質問していただく姿勢が必要です。そのためにも、毎回の

授業に対して穴埋め式のプリントを配布し、重要なことはできるだけ書いていだくようにして

います。試験直前の学習のみでは、決して本科目は習得できません。

もちろん、皆さんからの私への評価は決して良いとは言えません。多くの内容を少ない時

間で講義しなければならないため、授業を駆け足で進めていくことも多かったと思います。そ

のため、早口になったこと、授業の進行が早かったことや、内容がうまく伝わらなかったこと

があったかもしれません。

生理学を十分にマスターするには、毎回の授業について復習を行い、わからない点は必ず

解決することが重要です。こういった経験を重ねることによって十分に理解を得ることができ、

今後開講される授業科目の深い理解につながると考えられます。

7

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 生化学Ⅰ 科目コード M221701

担 当 者 坊垣美也子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.1 4.1 4.0 4.2 4.1

学生へのメッセージ

後期前半の生体物質の化学よりも評価がやや低下していました。カテゴリーⅠ「学生自身」

では、問 4 の授業以外の学修時間(自己学修時間)が生体物質の化学よりも少なくなりました。

生体物質の化学は高校の化学に近い科目であるのに対し、生化学Ⅰは大学で初めて学ぶ内容が

増えて難しいはずですが、学修時間が却って減少しているのはどういうことでしょうか。授業

1回につき1時間以上学修した学生は 33%と生体物質の化学からはほぼ半減しています。

カテゴリーⅢの授業方法については、授業の進行速度が速すぎるというコメントが 8 つ、小

テストの答を教えてほしいが 2 つ、プリントは分かりやすい、と分かりにくいがありました。

ただ、進行速度の回答は 5,4 の肯定的なものが全体の 73%を占めていました。全てを丁寧に写

すことにこだわらず、要領よく転記する工夫を考えてみてください。

2 回の小テストの平均点は、1回目の「生体物質の化学の復習」が 10 点満点中 4.4 点、2回

目の「酵素の命名」が 5.8 点とこれまでの学年とは比べものにならないほど低いものでした。

学修時間の短さが表れているようです。また定期試験の平均点も前年度と比べて 9 点も低くな

りました。ただし、着実に学修を進めている学生も少ないわけではありません。

生化学はこれから学ぶ臨床化学検査学や病態学など多くの専門科目の基礎になる科目で

す。このままの状況では生化学Ⅱの授業を受けても理解できないない学生が多数になるのでは

と危惧しています。今回の生体物質の化学、生化学Ⅰが不合格となった学生、思ったような評

価が得られなかった学生は不十分であったところを確認して復習しながら 2 年生の学習を進め

てください。また今期を振り返り、自らの学習の問題点は何か、それをどのように改善して、

今後どのように学習を進めれば良いのかを今のうちに考えておきましょう。

8

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 生体物質の化学 科目コード M222501

担 当 者 坊垣美也子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.3 4.3 4.1 4.3 4.3

学生へのメッセージ

昨年の生体物質の化学よりも評価がやや上昇していました。カテゴリーⅠ「学生自身」では、

問 4 の授業以外の学習時間(自己学習時間)がかなり多くなり、授業1回につき1時間以上学

修したと 62%の学生が回答していました。4回の小テストと課題学習の提出によるものでしょう

か。

カテゴリーⅢの授業方法については、授業の進行速度が速すぎるというコメントが 5 つ、

スクリーンがみづらいが 5つありました。進行速度については「説明が早すぎた」「書ききれな

い」、「スクリーンの見づらさについては「教室の一番前の電気を消してほしい」などです。

ただ、進行速度の回答は 5,4(速度が適切かを、そう思う、どちらかと言えばそう思う)と

いう肯定的なものが全体の 75%を占めていました。進行速度については例年指摘があるため、

教卓から全体の様子を覗いながら進めています。早々に移し終えて手持ちぶさたな様子で待つ

学生もいます。作業を最後の 1 名が終えるのを待てば、他の学生に待ってもらうことになりま

す。どうすれば要領よく作業できるのかなど、授業の受け方を工夫してください。

また電灯を消してほしい、見づらいなどは授業で申し出があればすぐに対応できることで

す。授業評価まで待たずに声をかけてください。

授業方法の「板書、スライド、教材などの使い方は分かりやすく適切だった」は 78%の学生

が 5,4 と解答していましたが、授業方法を変えて欲しいというコメントが1つありました。具

体的にどのような方法がよいのでしょうか?

この科目は生体に含まれる、関わる分子を扱う科目です。高校の化学に含まれる内容に、

今後の授業に関わる内容を加えたもので、高校の化学をしっかり学んでいれば対応できるもの

であるため、選択科目としています。一方で、高校で十分化学を学んでこなかった学生にこそ

必要な科目であることから、課題を課すこと、小テストを行うことなどで継続的な学習を進め

られるようにと授業を組み立てました。選択科目であるにもかかわらず、出席状況も良好でほ

とんどの学生は課題も提出しました。しかし、小テストについては 10点満点中の平均点は糖質

が 3.6、脂質は 6.4、アミノ酸は 5.8 点とこれまでにない低得点でした。一方で臨時定期試験は

勉強していたようで、平均点は 100点に換算すると 67点でまずまずの得点でした。しかし、小

テストが低得点であったため不合格となった学生も多く、定期テスト前の短期間に集中して学

修しても間に合わないことが分かったと思います。また、定期試験に不合格となったあと、再

試験を放棄する学生も数名いました。選択科目だからと安易に放棄しては基礎知識を欠いた状

態で 2 年生以降の授業を受けることになります。2 年以降の生化学系の科目の授業では再度復

習しながら今後の学修を進めましょう。

9

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 公衆衛生学Ⅱ 科目コード M224101

担 当 者 栃倉匡文

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 4.3 4.2 4.2 4.4

学生へのメッセージ

公衆衛生学は私たちの生活に密接に関係する学問です。日頃から公衆衛生に関する情報に興

味をもつようにしましょう。昨年から教科書に指定にした『公衆衛生がみえる』は図柄も綺麗

で、分かりやすく書かれています。新聞を読んだり、ニュースを見たりする際にも役立つと思

いますので、活用してください。

10

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 医療工学 科目コード M225101

担 当 者 関 雅幸

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 4.1 4.3 4.1 4.1

学生へのメッセージ

学生による授業評価調査は「授業は知的関心や好奇心を起こす内容であった。」という事柄に

対して課題が残るという結果になりました。来年度の前期には医療工学実習があります。医療

工学で学んだことを確認してもらうようになると思いますが、新しい事柄を学ぶこともあるか

と思います。この実習が終ると 4 年まで医療工学に触れる機会がほとんどなくなりますので、

2年前期でしっかり大切な事柄を身につけてください。

11

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 検査機器総論 科目コード M225301

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 4.3 4.4 4.2 4.4

学生へのメッセージ

生体情報を分析する専門職として、機器の維持をするだけでなく、検査の原理や目的を把

握することで、より理解が深まります。

この科目は総論として全体像の把握を目的としたが、現場で実際に使用する際には機器に

付属する取扱説明書、職場の決まりごとに沿って操作を行います。施設ごとに約束ごとが変わ

りますが、基本は同じなのでこの授業でのことを思い出してみて下さい。きっと皆さんも使い

こなせます。

12

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 医動物学・同実習 科目コード M230601

担 当 者 栃倉匡文

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.1 4.3 4.3 4.3 4.3

学生へのメッセージ

口頭試問を導入して 3 年目でしたが、皆さん、夜遅くまで熱心に参加してくれました。授業

評価も上々で安心しました。最近、寄生虫による健康被害のニュースを時折目にします。皆さ

んにとっても身近な問題ですので、常日頃から関心をもつように心がけてください。

13

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 1

科 目 名 微生物学 科目コード M222301

担 当 者 大澤 佳代

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 4.1 4.1 4.2 4.2

学生へのメッセージ

微生物学に出てくる菌名はラテン名でなかなか覚えることが難しいと感じたと思いますが、

できる限り内容や要点をわかりやすくするように心がけようと思います。

ゆっくりしゃべるように気をつけます。

スライドについては、必要なものをマナバに載せるようにします。

14

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 環境生理学 科目コード M223101

担 当 者 澤田 浩秀

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 3.5 3.5 3.5 3.5

学生へのメッセージ

環境生理学は、労働などを含めた環境条件の変化による人体の健康に及ぼす影響について

学習する科目です。衛生管理者資格取得に必須の科目であり、実際は、ライフサイクル、労働

による人体機能の変化についての学習をはじめ、温熱、光、音、気圧、振動、電離放射線、非

電離放射線による人体への影響および健康障害について学び、サーカディアンリズムとその変

調、疲労、ストレスによる人体への影響およびその対策についても学びます。

1年次に講義した生理学を応用し、労働などに関する異なった角度からみた生理学的内容

について、あまり興味を持てなかった人も多かったかもしれません。認知症についての内容も

取り入れたのは、多少なりとも興味をもった人もいたかもしれません。これからは、皆さんた

ちが労働者となった時のことも考慮した内容も踏まえ、皆さんがより興味をもっていただける

ような内容の授業を心がけたいと思います。

15

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 0

科 目 名 医療統計学 科目コード M225401

担 当 者 高松邦彦

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.8 3.8 4.0 3.8 3.9

学生へのメッセージ

「結局なにが大事かわからなかった」というご意見をいただきました。大切なところは、シ

ラバスによく記載しています。来年度は、毎回シラバスをみてもらうように説明しようと思い

ます。ご意見ありがとうございました。

16

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 臨床病理検査学 科目コード M230001

担 当 者 畠 榮

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.8 3.5 3.4 3.6 3.5

学生へのメッセージ

病理診断は病理組織診断と細胞診に大別される。医療現場では正確な診断を可能とする各種

標本作製と細胞判定が臨床検査技師に強く求められている。臨床病理検査学では、形態学的手

技・手法とその理論を理解し、病理形態検査の意義と役割を修得する。そのためにも、「なぜこ

の染色をしなければならないか」という疑問を常に持ち、その目的、結果を理解することが重

要である。臨床病理検査学では、実際の臓器の肉眼的所見、病理組織学的所見を背景とし、病

理診断医と臨床検査技師が診断業務にどのよう係るかを理解、修得してほしい。

17

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 臨床病理検査学実習Ⅰ 科目コード M230101

担 当 者 布引 治

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.2 3.6 3.5 3.7 3.7

学生へのメッセージ

今回初めての試みがあり試行錯誤でしたが、良いコメントをいただけたと思います。

・サブノートの活用方法については改善の余地があります。たくさんのコメントありがとう。

参考にします。

・薄切実習は大変危険なことから今年から方法を変え、毎回少人数マンツーマン式に行いま

した。ケガ無く効率良く良い実習になったと思います。皆さん思ったより腕が良く将来楽しみ

です。しかし一つ間違えると入院レベルの大きなケガをします。異常な緊張感だったかもしれ

ませんがこれもケガをさせないためです。1年後の臨地実習でまた思い出して下さい。

18

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 血液検査学 科目コード M23031

担 当 者 井本 しおん

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 4.0 3.9 3.9 3.9

学生へのメッセージ

8 回では足りない、という記述が 2 名ありました。重要項目に絞って要点をできるだけわか

りやすく説明したつもりですが、授業時間内の学習だけでは不十分だということでしょう。自

己学習用の課題を工夫して皆さんの学習成果が上がるように工夫していこうと思います。

3 年生の血液検査学実習では血液検査学の知識が大前提となります。定期試験でできなかっ

たところを、もう一度よく復習しておいてください。

19

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 臨床化学検査学Ⅰ 科目コード M231001

担 当 者 林 伸英

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.4 3.6 3.6 3.6 3.6

学生へのメッセージ

臨床化学検査学(Ⅰ・Ⅱ)は国試に出題されてきた内容および重点的な事項を理解しても

らうために、教科書にそって講義をつくる必要があると考えています。しかし、教科書を使っ

た内容が中心になってしまうと、平坦で退屈な授業になってしまいがちです。そうならないよ

うに、この科目に続く臨床化学検査学Ⅱでは、さらに動画の教材やスライドを使ったプレゼン

を増やして、その内容を教科書で確認する手順で進めていく予定です。

復習の時間が長いと感じた、授業スピードを一定にしてほしいという点は、復習の時間を

短くして、授業の予定した到達箇所までの授業の進行のスピードを一定にし、わかりやすく説

明が維持できるように改善します。

20

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 遺伝子・染色体検査学 科目コード M23130

担 当 者 松元英理子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 3.8 3.7 3.7 3.8

学生へのメッセージ

お疲れ様でした。「遺伝子・染色体検査学」はカリキュラムのスリム化を目的として、皆さん

の学年から時間数を減らしました。授業時間の減少を補う目的で、manaba の課題を導入したた

め皆さんの授業外学修時間は学科平均より高い結果でした。しかし、他の項目は昨年度と比較

して大きく低下しており、スリム化した授業が充分理解していただけなかったのが原因ではな

いかと考えています。次年度からの大きな課題です。

授業では、解析原理の理解に重点を置きました。遺伝子検査を使いこなすためには、基盤

となる解析法の徹底的な理解が必要だという考えからです。皆さんが医療の現場で新しい課題

に直面した時に要求されるのは、「自分自身の力で考え解決する」ことです。医療の専門家とし

て問題解決にあたるとき、解析原理を深く理解したうえで、「考える→参考資料を探す→資料を

読む→考える→人に聞く→考える→ディスカッションする→考える…」と、あらゆる手を使っ

て諦めずに前に進めるよう、専門的な知識とともに考える力もつけていってください。これが、

残り 2年間の学生生活で身に着けるべき「ちから」です。

いただいたコメントは良いと思った点が 7件、改善すべき点が 4件でした。

・良いと思った点としては、(説明・プリント・スライドが)分かりやすかった。

・改善すべき点としては、早口・課題が難しい・板書がよくわからない・プリントの不備 で

した。次年度の実習で皆さんの理解度を上げるためにも、色々工夫してみます。

21

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 基礎検査学実習 科目コード M231601

担 当 者 新谷 路子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.2 4.1 4.1 4.1 4.1

学生へのメッセージ

授業評価アンケートへのご協力、ありがとうございました。

前期の基礎検査学の講義に続いて、基礎検査学実習を行いました。

本実習で、自己尿を検体として使用することにより、臨床検査とは人を相手にした分析・検

査であることを、実感できたのではないでしょうか。

尿沈渣実習では、みなさん、かなり興味を持って顕微鏡観察をしていたと思います。身近な

尿という検体で “ここまで分かるのか”、“同じ人から出てくる尿でも採取日が違うとこん

なにも違うのか” と感じられたことでしょう。

尿検査パンフレットを、一般向けに分かりやすく作成してもらいました。かわいいキャラク

ターを登場させたり、クイズ形式にしたりと種々の工夫が感じられました。

3 年後期には、みなさん、臨地実習に出て行きます。今後もこの調子で、学内実習の経験をど

んどん積み重ねて行って下さい。

22

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 免疫検査学 科目コード M232001

担 当 者 鈴木 栃倉 畑中

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 3.7 3.7 3.8 3.8

学生へのメッセージ

本授業評価のおかげで、授業の改善点がわかりました。ありがとうございました。「プリン

トのどこを講義しているのかを明示して欲しい」、「ゆっくり話すようにして欲しい」とのご意

見をいただきましたので、担当教員間でこれら改善点を共有し、改善につなげていきます。

免疫検査学は免疫検査の原理と疾患との関連を勉強するものです。そのため専門的な話も

出てきましたが、皆さんの試験の結果をみると、本講義での内容の理解はある程度進んだと思

います。本講義は 3 人の教員によるオムニバス形式ですので、いろいろな切り口で免疫検査学

の内容を勉強することができて、理解が深まってくれたのではないかと期待しております。こ

れからは、免疫検査学の中で興味を持った分野あったら、自主的に図書館などで文献を探して、

さらに発展的な勉強をしていってもらいたいと考えます。

23

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 病原微生物検査学Ⅰ 科目コード M232401

担 当 者 森松伸一

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.4 3.2 3.2 3.3 3.2

学生へのメッセージ

臨床微生物学は感染症の疫学や診断、治療効果判定の科学的根拠となる病原微生物の分離・

同定さらには薬剤感受性や体内動態など、感染症治療を含めた医療・公衆衛生において重要な

情報を提供するために必須のものです。このことは新たな検査法の開発や、免疫学・分子生物

学などの進歩に伴い、臨床微生物学も急速な発展・進歩を遂げ、PCR 法など様々な新しい診断・

検査技術がこの分野に導入されていることからも明白であると思います。この講義では感染性

プリオンを含めた病原ウイルスを中心に病原微生物および感染制御について、臨床微生物学を

理解するために必要な(基礎的な)知識と考え方などを従来の臨床微生物学的技術だけでなく、

今後新たに導入される臨床検査法や技術を自ら習得できる能力を養うことを目的としていま

す。これにより将来、多種多様な微生物検査を行うに当っても躊躇することなくこれらに取り

組み、適切な判断を下すことができるようになることをねらいとしています。このことは病原

微生物検査学Ⅱにおいても同じことが言えます。そのため毎回のように授業は始めにはタスク

を課しましたが、皆さんは知らず知らずのうちに

・ 病原微生物をよく理解し、それぞれについての感染症(疾患)が説明できる。

・ 病原微生物をよく理解し、それぞれについての検査法が説明できる。

・ 感染症の診断に必要な基本的な微生物検査法の原理をよく理解し説明ができる。

・ 感染制御の意義をよく理解し、感染経路別対策を講じることができる。

・ Good Laboratory Technique をよく理解し、説明および実践ができる。

ようになっている自分に気付かれ、あるいは驚かれているのではないでしょうか。実際にこの

タスクの中からの国家試験での出題もありました。さらに

・ 病原微生物を良く理解し、これらを系統立てて説明できる。

・ 病原微生物による疾患とその検査法を理論的・科学的に説明できる。

・ 代表的な(よくある)感染症の概要を理解し説明できる。

・ 感染制御および感染制御技術をよく理解している。

・ 検体採取から検査終了まで適切な計画を立てることができる。

学生さんもおられるのではないでしょうか。まだの人も焦りは禁物です。これからも先は長

いですし、医療従事者は全て一生学習と言っても過言ではありませんから。

24

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 病原微生物学実習Ⅱ 科目コード M232701

担 当 者 森松伸一

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.1 3.6 3.5 3.8 3.7

学生へのメッセージ

担当予定の先生が病気のため前期病原微生物学実習Ⅰから急遽ピンチヒッターとして駆り出

されましたので、学生の皆さんには 1 年間実習で関わることができて楽しかったですが、皆さ

んはいかがでしたでしょうか?お手伝いいただいた先生方が非常に優秀・有能でしたので、こ

ちらとしては助かりました。現在も私の母校では医学生相手に実習および実習試験を手伝って

いますが、臨床検査技師を目指す皆さんとは比べ物にならないほど必要最小限に集約・簡略化

されています。実習時間にも制約がある中で後片付けや掃除などを含めて、できるだけ時間内

に実習を終えるように努力しました。午後からの実習ではエンドレスに実習を組むこともでき

ましたが、その分帰ってからレポート作成などにも時間を割かれたのではないでしょうか?実

習を終えて、少なくとも基本的な微生物(特に細菌と真菌)の取扱には習熟してきたのではな

いでしょうか?しかし、何事も油断禁物で、社会人となってからも何度も繰り返しトレーニン

グしていってください。そこから楽しさが見いだせるようになればこちら教員側も望外の喜び

です。それではまたいつか、どこかで。

25

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 生理機能検査学ⅡA 科目コード M233201

担 当 者 安藤啓司

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 3.4 3.2 3.5 3.5

学生へのメッセージ

聞き取りにくい者が多かったようなので、もう少しゆっくりと反応を見ながら話します。

26

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 生理機能検査学ⅡB 科目コード M233301

担 当 者 澤田 浩秀

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.8 3.7 3.7 3.8 3.8

学生へのメッセージ

生理機能検査学ⅡBは、1年次に学習した生理学Ⅰ(呼吸生理学)を応用発展させ、呼吸

機能検査に関する内容を学習します。呼吸器系の基礎的事項を基に検査法が築かれているため、

まずは基礎知識を十分に整理する必要があります。あとはできる限り、呼吸器疾患に関する基

礎知識を学習しつつ、これらの疾患において各種検査を行うとどのような異常が出現するかよ

く理解する必要があります。理論的要素の強い本科目を効率良く勉強していただくために、毎

回の授業を真剣に聞くこと、わからないところは積極的に質問していただく姿勢が必要です。

皆さんからの私たちへの評価は良いとは言えませんが、これらの内容を8回の授業で講義

しなければならないため、授業を駆け足で進めていくことも多かったと思います。そのため、

授業内容がわかりにくかったりしたかもしれませんし、内容を十分に理解することは努力を要

したかもしれません。

本教科を十分マスターするにも、まずは生理学Ⅰの呼吸生理の基本的内容を熟知し、生理

機能検査学ⅡBの毎回の授業について必ず復習を行い、わからない点は必ず解決することが重

要です。

27

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 生理機能検査学実習Ⅰ 科目コード M233601

担 当 者 杉山育代

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.3 4.0 3.9 4.1 4.1

学生へのメッセージ

学生の皆さん 大学教育と高校までの教育の違いはご存じですか?

小学校では手取り足取り先生が教えてくれました。先生に習ったことをその通り復習してい

れば勉強は出来るようになっていたはずです。しかし学年が進むごとに自主勉強が必要となっ

てきました。高校では先生に習ったことを参考書で確認することが増えてきたことでしょう。

大学ではもっと自主学習が必要です。例えば「医学」を全て大学で教えられるか?絶対に不可能

なことであると皆さんはすぐに分かるはずです。つまり

自主的な学習により学問を掘り下げることを指導するのが大学教育です

学生の皆さんは今後以下のことを心にとめて勉学に励んで下さい。

1.教員の説明は一つ一つしっかりと聞き、必要なことは書き留めましょう!

2. 実習後、図書館や教科書を使い、教員から聞いたことを文字で確認して理 解を深め

ましょう!

3.データ整理は、実習日のうちに必ず行いましょう。

4. 生理検査を解析するのには公式は必要ありません。解析している意味を考えてくださ

い。データ解析から身体の中で何が起こっているのか想像して下さい。

5. 自らの学修で、医学を楽しみましょう。知ること分かることは大変面白いものです

生理検査は面白いものですよ。

28

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 細胞培養演習 科目コード M237601

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.3 4.7 4.6 4.7 4.7

学生へのメッセージ

細胞培養は丁寧に落ち着いて行えば、細胞を維持できることを理解できたと思います。コン

タミネーションを発生させず細胞継代を行え、自信がついた事と思います。

今回の経験を元に難しいと思うことに今後も挑戦し、さらに成長されることを願っていま

す。

29

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 労働衛生学Ⅰ 科目コード M237801

担 当 者 澤田 浩秀

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 3.7 3.7 3.8 3.8

学生へのメッセージ

労働衛生学Ⅰは、衛生管理者資格取得に必須の科目であり、労働衛生管理統計、物理的、

化学的および生物学的要因による職業性疾病、作業要因と健康障害、健康管理、健康診断、健

康保持増進対策、労働衛生教育、などに関する内容を扱う科目です。

皆さんからの私への評価は良いとは言えないのは、授業の準備が不十分であったかもしれ

ません。また、衛生管理者資格取得に向けたこれらの内容を 15 回の授業で講義しなければなら

ないため、授業を駆け足で進めていくこともあったかもしれません。臨床検査専門科目とは異

なり、皆さんの興味のある内容ではなかったことも考えられますので、これからはもっと皆さ

んが興味をもっていただけるような内容の授業を工夫したいと思います。

30

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 2

科 目 名 BLS キャリアパスⅠ 科目コード M238001

担 当 者 澁谷雪子、井本しおん、坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.4 3.5 3.6 3.5 3.5

学生へのメッセージ

本授業は、将来に向け、社会人として何が必要なのか、そのために学生生活で必要なこと

は何か、また進路として予測される職種、その仕事内容について、「学生自身が考え、まとめる

ことにより、意欲的に進路を決定する(その準備をする)」ことが目的でした。皆さん自身が考

えるために、予習、グループワーク、発表を多く取り入れました。

評価結果としては、カテゴリーⅠ(学生自身)、Ⅱ(授業内容)、Ⅲ(授業方法)、Ⅳ(学生

成果)と学科平均よにも低い評価でした。専門科目でないため、臨床検査技師としての知識を

得ているという感覚が薄かったのではと感じています。臨床検査技師としての専門科目ではあ

りませんが、社会人としては、自分で考える、まとめる、伝えることは、基本的に大切なこと

です。

コメント欄では、グループワーク、発表で「同じ意見が多かった」とのコメントが複数あ

りました。教員は多くの意見、感じ方を求めていましたが、皆さんとしては「正しい意見は何

か」を探していたのではと感じました。

これから3年生では BLS キャリアパスⅡ、就職ガイダンス、4年生では就職活動が控えて

います。「正しい意見は何か」ではなく、自分の考え、感じ方を素直に表現できるようになって

いってください。そして将来、専門知識・技術をしっかり持ち、患者さん、他の医療従事者の

方々としっかりコミュニケーションのとれる臨床検査技師になってください。

31

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 ロボティクス演習 科目コード M124501

担 当 者 関 雅幸

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.9 4.4 4.4 4.3 4.8

学生へのメッセージ

学生による授業評価調査は「授業の進行速度は適切だった。」という事柄に対して特に課題が

残るという結果になりました。8 回授業という少ない授業回数でしたがユニークなロボットを

作成された方もいました。いろいろ考えたり、工夫した経験を卒業研究に活かしてもらえたら

と思います。

32

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 血液検査学実習 II 科目コード M130421

担 当 者 井本 しおん

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.3 4.3 4.4 4.3 4.1

学生へのメッセージ

8 回という少ない回数でしたが、採血、塗抹標本作成、重要な染色法の実習と、末梢血および

骨髄標本の観察、さらには異常標本の観察と、盛りだくさんの内容に熱心に取り組んでくれま

した。皆さんの評価はいずれのカテゴリーでも学科平均を上回っていました。

実習した項目はいずれも臨床検査技師として実際に行っていく重要なものです。実習の講義

レジュメ、自身のスケッチやレポートは大切に保存し、折に触れて見直し復習していってくだ

さい。

33

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 細胞検査学演習 科目コード M130711

担 当 者 布引 治

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 4.2 4.3 4.2 4.3

学生へのメッセージ

細胞検査学演習学は多くの細胞像を教材として供覧しました。細胞検査は多くの細胞像をみ

ることによって力がつきます。現場でしか得ることができない貴重な標本を提供しました。

受講生のコメント

1,「様々な標本をたくさんみることができた」

2,「色々な標本がみれて良かったです」

3,「スライドを増やしてもらいたいです」

→今回新しい鏡検方法にしたのですが、症例によっては枚数が少なく順番待ちがありました。

鏡検スピードに個人差がありうまく標本が回らなかったことは反省点です。今後の検討項目に

します。

34

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 臨床化学検査学実習 科目コード M132211

担 当 者 林 伸英、坊垣美也子、澁谷雪子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.5 4.2 4.2 4.4 4.3

学生へのメッセージ

全てのカテゴリーにおいて、前年度とほぼ同等の高い評価でした。

項目別では、「(学生自身)授業 1 回あたりの平均時間」は 2 時間以上が全体の 74%を占め、

レポートや課題に長い時間を費やしているものの、「(学生自身)この授業に意欲的に参加した」

の評価が高く、前向きな姿勢がうかがわれました。「(授業内容)授業の到達目標がシラバスや

授業でわかりやすく示された」、「(授業方法)授業の進行速度は適切であった」、「(学習成果)

自分で調べ、考える姿勢が身についた」の評価が高く、「(総合評価)この授業を受けて満足し

ている」全体の 86%が満足している結果で、この実習の内容や進め方ついて全体的に良好な評

価が得られていました。

グループワーク、発表の取り組みは学生自身が自分で調べ、考える姿勢をより身につけた

と思います。これについての評価では回答数 86 名中、そう思う・どちらかと言えばそう思う

(肯定的なもの)が 77 名(90%)、普通が 9 名(10%)で否定的な意見はありませんでした。こ

の授業でよいと思った点に「最後の課題発表前のグループで考えることはよい」「わからないと

ころをグループ発表で説明がきけて、わかった」「わからなかったところを聞きに行ったら丁寧

に教えてくれた」とあり、前年度に「発表を聞いてもよくわからないものがあったので、最後

に軽く解説をして欲しい」との意見に対応して、本年度は発表の後に教員から簡単な解説を行

うように変更した効果が現れているものと感じました。

「一人で実験を行う力がついた」のコメントがありました。1人での実験が多く、大変な

面もあったと思いますが、自分で実験の流れを考え、どのようにしたら正確に、迅速に実験で

きるのかを考えながら実験を行ったと思います。将来、社会人となり検査、研究をする際に、

自分で計画し、実行していく力が必要となります。学内実習で学んだことを将来に活かしてく

ださい。また、これからも病態も含め、考える姿勢を続けていってください。(澁谷)

グループワークは 3 年目になりました。今年度は難しいテーマもありましたが、学生が積

極的に取り組んでいる様子を見ることができました。年々発表資料の出来映えが向上し、理解

しやすくなっています。ただ、折角の発表に質問が少ないことが残念です。発表資料を manaba

に載せることで事前にチェックできるようにしており、もう少し活発なやりとりを期待してい

たのですが。それでも今回のグループワークを通じて考える力、協働して課題にあたる姿勢を

身につけることに、このグループワークが少しでも役立っていれば幸いです。(坊垣)

皆さんが就職し、実際の検査室で使用するのは自動分析装置です。ブラックボックス化し

て原理や操作を用手法で実施することは全くないと言ってよいでしょう。この点から、原理や

基本的な操作を学ぶ実習は本当に大切なのです。実習の内容を心に刻み、レポートは大事に保

存しておきなさい。将来、実習をやっていて良かったと思える日がきっとくると思います。(林)

35

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 遺伝子・染色体検査学実習 科目コード M13250

担 当 者 松元英理子、溝越祐志

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.5 4.3 4.4 4.4 4.4

学生へのメッセージ

【松元】

実習お疲れさまでした。「全部機械がやってくれると思っていたのに、意外に手間と時間がか

かる。」と感じたのではないでしょうか。一つ一つステップを踏んで進めてゆくことが、解析原

理の理解につながると考えています。

さて授業評価の結果ですが、カテゴリーⅠ学生自身(学習時間、意欲)が高いことから、

皆さんが遺伝子実習にエネルギーを注いで下さったことが伝わってきます。難解な解析原理や

思い通りに出ない結果をレポートにまとめ上げるのもお疲れさまでした。臨地実習に少しは活

かせたでしょうか。

自分の手を動かして出したデータを目の前に、これまで講義で学んできた知識やさらに自分

で調べた知識を使いこなして論理的に考え、解決策を見出していくプロセス…これが社会で必

要とされる「能力」です。皆さんは実習を通して十分にトレーニングを積んだと思います。

改善すべきところとして以下のコメントを頂きました。

・「デモンストレーションが見にくい(2件)」→手元だけでなく、器具の配置や使い終わっ

た器具の扱い方なども見て頂きたいので、私の周りに集まっていただいていますが、手元の細

かい作業だけでもモニターを利用することを検討します。

・「レポートの手書きをやめてほしい」→?? 遺伝子では WORD で作成したレポートの提出

も認めていますが…。他の科目と混同しましたか?

【溝越】

皆さんが実習で何気なく行った PCR はキャリーマリス博士が開発し、1993 年にノーベル

化学賞をとった大発明です。この技術の特にすごいところはサーマルサイクラーさえあれば、

たとえ一大学の一実習でも簡単に実施できるという利便性だと思います。簡単で単純な作業で

したが、実はこの工程に画期的なアイデアが濃縮されているということ、また、実習で画期的

な技術のひとつに触れていたということを知っていて欲しいと思います。

「自分の口腔細胞を使った検査はおもしろく、来年も続けてほしい」というコメントありが

とうございました。とても励みになります。今年度は高い手技が求められる実験系のため、正

確に結果が出なかった学生が多く、心苦しく思っていたのですが、このようなコメントをいた

だいたからには、来年もぜひ続きて行こうと思います。実は、自分の検体検査について来年は、

方法の切り替えを検討しており、予備検討ではばっちりよい結果がでています。このような貴

重な意見を大切にしながら、我々もよりよい授業にするため改善を進めていきたいと思います。

36

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 生理機能検査学演習 科目コード M134501

担 当 者 杉山育代

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.0 4.2 4.3 4.3 4.3

学生へのメッセージ

生理機能検査学演習は、皆さんが受ける最後の生理系授業です。そのため、重要な項目を

全て行い、データ判読が出来ることを目的とする授業内容になっています。

また、生理機能検査学演習で行う内容は、皆さんが今までに座学や実習で習った内容ばか

りです。ですから、試験範囲ももちろん、学修する範囲は多くなって当たり前のことで、この

授業は今までの復習なのです。再試験で不合格になった学生は、そのことを理解して、再履修

を行ってください。

37

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 臨床検査学演習 科目コード M135011

担 当 者 林伸英、澤田浩秀、畠榮、杉山育代、澁谷雪子、澤村暢、今西麻樹子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.7 4.2 4.2 4.5 4.4

学生へのメッセージ

臨床検査技師にとって、臨床検査データを読む力を身につけることは必要不可欠であり、

望まれる医療人としての終着点でもある。しかしながら、検体検査や生理機能検査などの多彩

な分野があり、採血やチーム医療などの多様なフィードを備えるこれからの臨床検査技師にと

って、その道を極めていくことは大変厳しいと思います。

この演習では、RCPC をつうじて臨床検査データを読む力の重要性を理解し、自身の知識を

元に、疾患を予想する進め方を学び、判断した理由を系統立てて説明する技量を身につけても

らいたいと考えています。

学生からのこの授業でよいと思った点として、「自分でどのような疾患なのか調べるのが楽

しかったです」「検査データを読む楽しさがわかりました」「今まで習ったことを活用して、疾

患を割り出していくことが楽しくてよい」という好評価が多かったことは、この講義の本来の

意義を満たされていたと感じました。

この授業で改善すべきだと思った点に「できれば授業全体のおおまかな流れは、担当の先

生全員で共有しておいて頂きたいと思いました」「データの提示がたまに遅いこと」の意見があ

りましたので、担当教員で再度、確認しておきます。

この力を身につけた上で望んだ臨地実習では、実際の患者さんのデータと向き合い、より

効果的で楽しい臨地実習になったのではないだろうか。各自が臨床検査技師になったときに、

この演習で身につけたことが役に立つことを望みます。

38

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 臨床病態学 II 科目コード M135201

担 当 者 井本 しおん

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 4.1 4.0 4.0 4.1

学生へのメッセージ

4 名の医師資格を持つ教員が、それぞれの得意分野で疾患の病態と検査異常値の解析を、丸

暗記ではなく考え理解できるように工夫しました。自由記述欄では、「今まで学んできた知識を

たくさん使える科目」という嬉しいコメントをいただきました。

疾患の種類は非常に多いですが、重要な疾患、よくある疾患について、浅くてもできるだけ

漏れのない知識を得てもらえるよう、今後さらに工夫していきたいと思います。

39

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 検体採取安全管理演習 科目コード M135651

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 4.1 4.1 4.0 4.1

学生へのメッセージ

地域包括ケアシステムでは、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続ける

ことができるよう、医療を含めて様々な支援が一体的に提供される。臨床検査技師もそこに貢

献できるよう、検体採取の業務範囲が広がった。

皆さんは法改正後に入学した最初の履修学年であり、今後の中心となる可能性を秘めてい

ます。本授業を元にし、今後もさらに成長されることを願っています。

40

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 感染制御学 科目コード M135801

担 当 者 森松伸一

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.3 3.6 3.6 3.6 3.6

学生へのメッセージ

臨床検査技師は医療機関において一般臨床検査のみならず、病原体の検出・診断疫学を行うこ

とから、感染制御チーム(ICT)においても重要な位置を占めます。また検査に当って感染症患

者に由来する検体などを直接取り扱うということは、常に感染の危険性に曝されているという

ことを十分に認識する必要があります。このため検査室における個人を含めた安全と、標準予

防策を含めた感染制御学を理解・実践するために必要な知識と考え方を講義し、従来の臨床検査

学的技術だけでなくバイオセーフティー技術を自ら実践・応用できる能力を養うことを目標と

しています。これにより将来、多種多様な微生物検査を行うに当たっても躊躇することなくこ

れらに取り組み、病原体のドュアル・ユース問題を含めて適切な判断を下すことができるよう

になることをねらいとしています。さらにこれから臨床現場に赴いた時には直接患者自身から

の検体採取や感染性の検体を安全に取り扱うことだけでなく、その他の各種検体についても自

由自在に取り扱えるようになって欲しいと願っています。そのため毎回のように授業は始まり

にはタスクを課しましたが、皆さんは知らず知らずの内に

・ ・ 病原微生物をよく理解し、それぞれについての感染症および検査法の原理が説明でき

る。

・ 標準予防策をよく理解し、それぞれについての具体的な説明ができる。

・ 感染制御の意義をよく理解し、感染経路別対策を講じることができる。

・ Good Laboratory Technique をよく理解し、説明および実践ができる。

ようになっている自分に気付かれ、あるいは驚かれているのではないでしょうか。さらに

・ 代表的な(よくある)病原微生物および疾患の概要とその検査法を理解し説明できる。

・ 感染制御および感染制御技術をよく理解し、説明および実践ができる。

・ Good Laboratory Technique をよく理解し、説明および実践ができる。

・ 検体採取から検査終了まで適切な計画を立てることができる。

学生さんもおられるのではないでしょうか。未だの人も焦りは禁物です。これからも先は長

いですし、医療従事者は全て一生学習と言っても過言ではありませんから。

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学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 遺伝子工学 科目コード M136701

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.4 4.2 4.3 4.1 4.2

学生へのメッセージ

分子標的薬が増えると、コンパニオン検査として核酸検査や遺伝子発現の確認がますます重

要になる。この授業で学んだことは、遺伝子工学技術の基本中の基本である。各操作方法は若

干異なるが、その基本原理は同じあるのでノートや教科書を見直して基本をもう一度理解しな

おせば対応できる。

42

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 文献購読 科目コード M136801

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.7 5.0 5.0 5.0 5.0

学生へのメッセージ

英語論文はコツが分かりだすと、ドンドン読みたくなる。それは知らない点がわかると興

味が更にわき、新たな疑問が生じてさらに調べたくなるから。

医学領域の文献は専門用語が多いが、多数の文献を読んでいると、自ずと読むべき点に気

がつく。同じ文献を読んでも、目的によって読む箇所が異なる。これは人生と一緒。緩急をつ

けながら英語文献を読めるよう、基礎知識をつけてゆきましょう

43

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 文献講読 科目コード M136801

担 当 者 新谷 路子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.6 4.7 4.7 4.7 4.7

学生へのメッセージ

ハイペースで英文論文 2 報を読み終え、疑問点をあげ、要点をまとめ、そして発表すると

ころまで行きました。かなり予習に時間を費やしたのではないかと思います。

“楽しかった”、“英語で論文を読むことに対する苦手意識がなくなった”、“説明する力

が付いた気がする”、などのコメントを頂き、こちらの目的がある程度達せられたかなと嬉し

く思っています。

卒業研究で、または卒業後も、英文論文の抄読会等に参加することがあれば、今回の経験

を参考にして頂けたら嬉しいです。

44

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 文献購読 科目コード M136801

担 当 者 高松邦彦

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.2 4.7 4.7 4.5 4.8

学生へのメッセージ

「すごく楽しい文献を読めました!」というご意見をいただきました。ありがとうございま

す。自分達で、読む文献を決めたのが良かったのだと思います。来年度以降も、どうようなシ

ステムを採用しようと思います。

45

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 先進医学検査学 I 科目コード M137311

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.3 3.9 4.0 4.0 4.0

学生へのメッセージ

臨床検査の知識を活かせば、臨床検査業務以外でも活躍の場が多いことを学んだと思いま

す。

医学は日進月歩で、医療系の職業では常に新しい情報の入手が重要です。この講義をヒン

トに、今後も新たな分野への関心を持って進みましょう。

46

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 バイオインフォマティクス 科目コード M137901

担 当 者 高松邦彦

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.6 4.2 4.5 4.4 4.4

学生へのメッセージ

一人一人できているか見て回ったところ、わからないときはちゃんと説明してくださったの

でついていけました、全く知らない DNA の解析方法を教えてもらえたのが良かったです、とい

うご意見をいただきました。概ね好評なので、このシステムで授業を行っていこうと思います。

また、最後の授業でもっと余裕が欲しかった(全部の回の A41枚まとめ)というご意見を頂

いたので、最後は 45 分ではなく、フルで授業を行おうと思います。

47

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 栄養学 科目コード M122801

担 当 者 北風智也

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 4.0 4.1 4.0 4.1

学生へのメッセージ

栄養学の授業を通じて、日々みなさまが食している食べ物の体内での働きを理解し、日々の

生活で少しでも栄養について考えてもらえると嬉しいです。昔はビタミンの欠乏などによる疾

病が問題となっていましたが、現在は過栄養による疾病が問題になっています。一方で、偏っ

た食事によるビタミン不足が体の不調の原因になっていたりもします。普段の生活だけでなく、

臨床検査技師としての仕事でも活かすことのできる学問と思います。頑張ってください。

48

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 輸血・移植検査学実習 科目コード M133401

担 当 者 押田 眞知子

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.4 4.2 4.1 4.3 4.3

学生へのメッセージ

実習時間を無駄にしないたいめにも、実習前に前期に講義で使用した資料および実習資料に

目を通してから実習に臨んで頂きたいです。

検査結果をメモするのではなく、実習時間内に検査結果報告書を作成することで、文章作成

力を身につけてください。

座学でよく理解できなかったところが、実習することで、理解が深まることを期待していま

す。

49

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 3

科 目 名 予防医学概論 科目コード M136601

担 当 者 堀江宏美

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.3 3.8 3.9 3.9 3.9

学生へのメッセージ

神戸常盤大学の学生さんの印象は、「勤勉」、「素直」、「穏やか」です。

まさしく、臨床検査技師の職能に相応しい気質と素晴らしい可能性を持っています。

限界を決めずに、もっと自信を持って下さい。

近年の臨床現場は、臨床検査技師の職務が拡大しています。

その広がりを楽しめる素養が修得できるよう、これからもずっと応援しています。

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学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 4

科 目 名 総合医学検査演習 科目コード M136001

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

4.5 4.0 3.9 4.0 4.0

学生へのメッセージ

国家試験の緊張を克服するのは、事前にどれだけ努力したか、試験時間配分を上手く行う

か、マークミスを減らすか。本演習でその重要性を修得できたはず。

これから社会人のスタートラインに立ちます。これからは小言を言う大人がグッと少なる代

わりに、自分自身の責任も重くなります。

何事もぶっつけ本番では上手く行きません。総合医学検査演習を何度も行って国試本番に

慣れたように、何事も繰り返して自分のモノにしましょう。

51

学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 4

科 目 名 臨床病態学演習 II 科目コード M136901

担 当 者 井本 しおん

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.5 4.1 4.1 4.1 4.2

学生へのメッセージ

カテゴリーI以外は学科平均を 0.1 ポイント上回る評価をいただきました。

「模試の成績が上がりました!」との嬉しいコメントもありました。

国試に役立ち、応用のきく知識を習得できるよう工夫したつもりですが、皆さんの知識が最

も充実している時期なので、「演習」としての工夫をさらにしていければと思っています。

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学生へのメッセージ

学 科 医療検査学科 学 年 4

科 目 名 総合医学検査特論 科目コード M137601

担 当 者 坂本秀生

カテゴリー別授業評価調査結果

カテゴリーⅠ

(学生自身)

カテゴリーⅡ

(授業内容)

カテゴリーⅢ

(授業方法)

カテゴリーⅣ

(学習成果)

カテゴリーⅤ

(総合評価)

3.4 3.9 3.9 3.9 3.9

学生へのメッセージ

国家試験が終われば難問・奇問が多いわけではなく、基本を忠実に学修していれば解けるこ

とを実感したはずである。覚える基本や理解する基本が多いだけに、上記のように地道に取り

組むことが大事である。

人生も同様であり、嫌なこと面倒な事に対しても逃げずに、正面から臨み時間をかけて行え

ばその努力は多くの場合は認められます。これからの人生も目的意識を持ち、実社会での活躍

を願っています。

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