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【現代文化学部】 2018 年度以前入学生用 シラバス 東京純心大学

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【現代文化学部】

2018 年度以前入学生用 シラバス

東京純心大学

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1

授業科目名 アカデミックライティング(実践) 担当教員名 田尻真理子・秋保惠子・尾関はゆみ

コード 16LIT102 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

一年次のアカデミックライティング(入門)を活かした実践編。

一年時のグループワークを発展させ、論文執筆の一連の流れを学生各人が行う。

【授業の到達目標】

論文執筆の作法を身につけ、テーマの絞込み、論文形式での執筆ができるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 導入:授業概要、授業の進め方、評価方法等 キーワードカード、書誌カード作成法(奥付の意味と見方)の復習

シラバスを熟読してくること(第1回事前・30分) B6サイズ情報カードおよびB6ファイル二冊を用意してくる。

2 アカデミックライティング(入門)復習、文献収集法、 論文作成のステップ

一年次のアカデミックライティングの資料を見直してくる (第2回事前・60分)

3 論文の体裁と規則、その意味 第2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第3回事前・60

分) ←第3回授業時に回収、添削後返却

4 トピック選定 トピックに関する文献複数選定、書誌カード(同一資料につき二枚)作成

(第4回事前・120分) ←書誌カードのうち一枚を第4回授業時に回収

5 テーマ決定:「問い」の形にする トピックに関する文献選定、書誌カード(同一資料につき二枚)、キーワ

ードカード作成(第5回事前・120分) ←書誌カードのうち一枚を第5回授業時に回収

6 キーワードカード整理⇔アウトライン構想 キーワードカード作成(第6回事前・120分)

7 キーワードカード整理⇔アウトライン構想 キーワードカード作成(第7回事前・120分)

8 アウトライン決定 キーワードカード作成(第8回事前・120分)

9 論文執筆 (五階パソコン室集合)

パラグラフ毎のキーワードカード整理(第9回事前・120分)

10 論文執筆 (五階パソコン室)

パラグラフ毎のキーワードカード整理(第10回事前・120分)

11 添削に沿って論文修正 発表原稿作成 (五階パソコン室)

第11回2日前までに論文データを担当教員に送付

12 添削に沿って発表原稿修正 レジュメ・パワーポイント作成 (五階パソコン室)

第12回2日前までに発表原稿データを担当教員に送付

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2

13 添削に沿ってレジュメ・パワーポイント修正 第13回2日前までにレジュメ・パワーポイントデータを担当教員に送付

14 発表 第14回2日前までに完成版レジュメ、パワーポイントデータを担当教員

に送付

15 発表と総括 発表評価シート記入 振り返りシートの記入

発表評価シート記入(14回事後→15回に)

【授業外学修】 課題は、次回講義時に確認する。 【成績評価】 演習課題のとりくみ:50% 課題の提出状況および内容:50%

【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 ハンドアウトを配布する

【参考書】 授業内で指示

【その他】 作成したデータは複数個所に保存すること。 メールで教員宛データを送付した場合には、24 時間以内に教員からの返信がある。教員からの返信が確認できない場合には、データ未着と考え、直接教

員にUSBでデータを提出すること。

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3

授業科目名 純心平和学 担当教員名 輪講 田尻真理子、鏑木陽子、大竹聖美、Fr.谷崎)

コード 16JUN103 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

「マリア様、嫌なことは私が喜んで」という学園標語は、ひとりひとりが小さな平和を実現してゆくために、「他人の立場に立って愛の心で」行動するた

めの指針となっている。

「純心平和学」は、Sr.江角の平和への希求を一人ひとりが実現するための手がかりとなるものである。

ところで、平和へのアプローチは多様で、さまざまな視点から平和について考え、取りくむことが可能である。本講では、音楽、美術、絵本、教育など多

様な観点から平和について考える糸口を探る。

【授業の到達目標

生個々人が自分なりの興味・関心・問題意識から「平和」について積極的に考える糸口を発見し、自分なりの平和についてのアプローチを見出すことができ

るようになる。 「マリア様、嫌なことは私が喜んで」を日々、積極的に、喜んで実践し、周囲の人々に喜んでもらえる=自分の身近なところから平和を作り出していくこと

ができる、すなわち、建学の精神を日々実践できるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 導入(田尻):授業の概要、目標、進め方、評価方法等 東京純心女子学園創立者 Sr.江角 ヤス先生 について

シラバスを熟読してくること 配布資料の「第一回の授業を受けて」のページで指示された項目につ

いて記入すること(第1回事後・60分)第二回で提出

2 被爆者・放射線専門医師 永井 隆 博士と純心 (田尻) 【予習】「尻尾も一役」を読んで、永井隆博士の人間性について纏める。

【復習】配布資料中指示された項目について記入 (90分) 第三回提出 ←添削後第四回授業にて返却、講評

3 音楽と平和(鏑木):レクチャーコンサート (学園聖堂)

【予習】終末期医療について調べ纏める。 【復習】配布資料中指示された項目について記入 (90分) 第四回提出 ←添削後第五回授業にて返却、講評

4 絵本と平和1(大竹) 【予習】

【復習】【復習】配布資料中指示された項目について記入 (90分) 第五回提出 ←添削後第六回授業にて返却、講評

5 絵本と平和2(ゲストスピーカー) 【予習】

【復習】【復習】配布資料中指示された項目について記入 (90分) 第六回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評

6 絵本と平和3(ゲストスピーカー) 【予習】

【復習】【復習】配布資料中指示された項目について記入 (90分) 第七回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評

7 視覚芸術と平和(田尻) 【予習】『フロント』および指定された戦争画を見て感想を書く【予習】

【復習】配布資料中指示された項目について記入 第八回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評 (120分)

8

プロパガンダとファシズム/政治の新美化と芸術の政治化(田尻) 【予習】プロパガンダ、ファシズム、ナチス、ヒトラー、レニ・リー

フェンシュタール 【復習】配布資料中指示された項目について記入 第九回提出 ←添削後第七回授業にて返 (120分)

9

マキシミリアノ・コルベ神父(Fr .谷崎) 【予習】聖母の騎士、アウシュヴィッツ、最終解決 【復習】配布資料中指示された項目について記入 第十回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評 (120分)

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4

10 平和学と純心平和学 1:平和学とはなにか(田尻) 【予習】冷戦、核の脅威、ガルトゥング

【復習】配布資料中指示された項目について記入 (120分) 第十一回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評を調べ

11

平和学と純心平和学 2:平和学と純心平和学の異同; ふたたび純心マッチへ(田尻)

【予習】『からしだね』から指定された箇所を熟読し感想を書く 【復習】配布資料中指示された項目について記入 (120分) 第十二回提出 ←添削後第七回授業にて返却、講評

12 グループワーク・プレゼンテーション準備:テーマ決定・資料選定(田尻) 【予習】各人が授業内で提示されたキーワードから、テーマとして扱

いたいものを複数個選んでくる。 (90分)

13 グループワーク・プレゼンテーション準備:原稿・資料作成(田尻) 【予習】テーマに沿って資料を複数選定し、書誌カード二枚作成。う

ち一枚を第13回で提出。 (90分)。

14 グループワーク・プレゼンテーション準備:レジュメ・パワーポイント作成、

チェック(田尻) 【予習】レジュメ・パワーポイントの原案を作成してくる (90分)

15 発表、総括(田尻)

【授業外学修】 リアクションペーパーは添削、コメント記入後、次回授業にて返却

【成績評価】 配布資料記載欄記載(50%) プレゼンテーション(50%) 【受講の前提条件】

【教科書】 ハンドアウトが教科書となる

【参考書】 純心平和学江角記念コーナー(図書館第三閲覧室入り口右)の資料 授業内で指示

【その他】 さまざまな「入口」から平和へのアプローチの可能性を体得するために、専門の異なる教員による輪講となっている。教員は異なるが、目的は、「平

和について考える」「糸口」「入口」を獲得する事である点、留意されたい。

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5

授業科目名 人間学A 担当教員名 田尻真理子

コード 16JUN104 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

テーマ:「ヒト」はどこから(どこまで)「人間」か

生物学的観点からわれわれは「ヒト科(Hominidae)の「ヒト亜科(Hominine)に属する「ヒト」である。では、単なる動物としての「ヒト」はど

こから「人間」といえるのか?一方、約十年後には労働人口のおよそ 50%が AIにとってかわられると予測されている人間の AIとの境界はどこにあ

るのか。

これらの問に答えることは大きな課題であるが、本講前半では、とくに身近な例を挙げながら考えていきたい。

【授業の到達目標】

現代社会における「「ヒト」が「人間」であるとはどのようなことか、また、現代社会における「人間」として大切なことはなにか、を自ら模索し、表現

できるようになる。また、「人間として大切なこと」を各人が日常生活において実践できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 導入;授業の概要、授業の進め方、評価方法、情報カード作成/利用方法 「ヒト」と人間

シラバスをよく読んでくる(30分) B6カード、B6ファイルを二冊用意してくる。

2 図書館利用法:「人間学」にかかわる図書、専門事典等(図書館司書) 図書館集合

第2回配布資料空欄に記入する(第2回・事後)(60分) ←添削・コメント記入後返却

3 「ヒト」はどこまで人間か:草薙素子の場合 (士郎正宗、『攻殻機動隊』を例に) 『攻殻機動隊』の問題意識

「人造人間」「アンドロイド」「サイボーグ」についてキーワードカー

ドに纏める(第3回・事前)(60分) ←添削・コメント記入後返却

4 「ヒト」はどこまで人間か:草薙素子の場合 草薙素子とアンドロイド (士郎正宗、『攻殻機動隊』を例に)

「人造人間」「アンドロイド」「サイボーグ」についてキーワードカー

ドに纏める(第3回・事前)(60分) ←添削・コメント記入後返却

5 「ヒト」はどこまで人間か:15世紀の義手から最新鋭移植まで;幻影肢を利

用したモーターニューロン・顔面移植 第4回での問題提起について自分なりの意見をまとめてくる (第4回・事後)(60分) モーリス・メルロー=ポンティについて調べる

6 「ヒト」はどこまで人間か:ジェイムスン社長の場合 (士郎正宗、『攻殻機動隊』を例に)

「機械」について、第5回授業内で指示した文献で調べ、キーワード

カードに纏める(第6回・事前)(60分) ←添削・コメント記入後返却

7 自己同一性 「自己同一性」について、第6回授業内で指示した文献で調べ、キー

ワードカードに纏める(第8回・事前)(60分) ←添削・コメント記入後返却

8 「ヒト」はどこまで人間か:タチコマの場合 (士郎正宗、『攻殻機動隊』を例に)

第8回配布資料空欄に記入する(第9回・事後)(60分) ←添削・コメント記入後返却

9 東西アンドロイド比較1:キリスト教的世界観における人間観 拙稿「二つのメトロポリス」を熟読し、キーワードカードを作成する

(4時間) ←添削・コメント記入後返却

10 東西アンドロイド比較2:アニミズム的世界観における人間観 アニミズム、アニマ、三番叟について、キーワードカードに纏める

11 人間の身体は「どこまで」か:flesh と body、あるいはデカルトとメルロ=

ポンティ 第 10 回授業時配布資料を読み、資料空欄に記入してくる(第 11 回・

事前)(120分) ←添削・コメント記入後返却

12 どこまででが「生」きている人間か:生と死の境界 第11回授業時配布資料を読み、空欄に記入してくる(第12回・事前)

(120分) ←添削・コメント記入後返却

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6

13 「人間」ではなかったヒトたち:「差別」を考える これまでにどのような「差別」があったか、キーワードカードに書く

(一件につき一枚)(第13回・事前)(120分) ←授業時にフィードバック

14 「こども」と人間 「こども」が「人間扱い」されない事例をキーサードカードに書く

(一件につき一枚)(第14回・事前)(120分) ←授業時にフィードバック

15 質疑応答・総括 第1回から14回までのハンドアウト、キーワードカードを見直し、疑

問点をまとめてくる(第15回事前) ←授業時にフィードバック

【授業外学修】 授業外学修欄に記載

【成績評価】 期末試験:50% 授業参加態度の積極性(キーワードカード作成状況、リアクションペーパーの内容):50% 【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 毎回のハンドアウトが教科書となる。

【参考書】 授業内で指示

【その他】 ハンドアウトは教科書となるものであるから、散逸しないよう管理に留意すること。 なお、紛失した場合は、別の受講生のハンドアウトをコピーするなどして対処すること。

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7

哲学

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8

授業科目名 宗教学 担当教員名 寒野 康太

コード 16JUN107 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業 チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】日本国内においても様々な国の人と共に生活することが全く普通のこととなってきた。このような国際化が進展してきた社会で、世

界の宗教について知ること、また日本の宗教を人々に説明できるような教養を身につけることは決して余技に属することではない。また、宗教から

発生した色々な現象について自分なりに考えをまとめ、宗教を信じるか否かを問わず、諸宗教の差し出す問題を考えることを講義中重視したい。こ

のことは、人間の尊厳を理解し、他者と共に生きるための指針を不確実な社会状況のなかで新たに見いだしていく際大事な作業となっていく。

このように、学位授与方針の1「豊かな人間性と倫理観をもとに、人間の尊厳と権利を擁護する態度を身につけている。」そして2「自己理解・自

己受容をもとに、自己を活用した対人支援力を身につけている」、この二点に関して、本講義は、基礎的な素養と判断力を提供することを主眼とし

ている。

【授業の到達目標】

1宗教とは何かということを説明した諸理論を理解し、自分なりの考えも述べることができるようになる。 2世界の宗教の現況、日本の宗教の現況について、人物とともに基本的な見方を整理し紹介できるようになる。 3宗教が果たして来た役割について色々な見方を整理し、自分なりの考えを述べることができるようになる。 4これからの社会の指針としてどのような点で宗教的な見方が役に立つか、また、歴史上宗教を巡っておこった弊害でどのようなことを将来注意すべきか

説明できるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 宗教について どのような見方がなされてきたか、宗教学と哲学からの振り返りながら、見

方をまとめ、自分の考えを表明する。

この回では予習は必要ないが、一般的な宗教に関するイメージを各自

まとめてくること。 学修時間30分

2 世界の神話 神話とは一体何か。また、神話の働きについて。

神話に出てくる人物などについて、世界の様々な神話を渉猟しつつ、

自分なりにまとめてくること 学修時間30分

3 世界の古代の宗教 ギリシャ神話や、古代の神話を一渡り見て、それが現代に及ぼす影響を探る。

古代の文明について、世界史の教科書などによって整理し、神話と芸

術で自分の思いつく作品を列挙できるようにしておく。学修時間30

4 日本の古代の宗教 基本的には、日本の神話である、古事記の理解を通じて日本の歴史の中に於

ける神話の位置を理解する。神道の基本的知識を学ぶ。

日本の歴史,とくに古墳時代から奈良時代について教科書等によって

人物などを整理しておくこと。 学修時間30分

5

日本の宗教 仏教について 日本の最大の宗教である仏教とは何かについて よく知るためにはその起源

を知っておく必要がある。そのため、この回ではブッダについての生涯を探

る。

インドについて世界史で習ったことを復習しておく必要がある。イン

ドの歴史とブッダについて自分の知っていることをまとめておくこ

と。 学修時間30分

6 仏教の教えと日本での仏教の展開 その一 ブッダの教えとは何か、そのことを理解し、またそれが日本でどのように展

開したかを探る。この回は平安時代の仏教の開祖を学ぶ。

この回では日本史の知識が必要である。平安時代の歴史、また、最澄

と空海について調べておくこと。 学修時間30分

7

仏教の教えと日本での仏教の展開 その二 日本の鎌倉仏教の各派について、またその影響、そして、近代に於ける廃仏

毀釈の問題を考える。

前回と同様に日本史の復習が必要なので、鎌倉時代について、また、

鎌倉仏教について教科書などで調べておくこと。 学修時間30分

8

日本の宗教 儒教 その一 信仰の実践ということでは影響はなかったかもしれないが、社会に大きな影

響を与えた儒教についてしる。ここでは儒教の始まりについて特に孔子や孟

子について学ぶ。

中国の春秋戦国時代について調べておくこと。漢文について復習して

おくこと。 学修時間30分

9 儒教 その二 日本での展開、尊王攘夷運動、教育勅語について 日本での儒教思想の展開は日本の社会と大きく関わっている。特に江戸時代

と近代、儒教が政治や社会に与えた影響を見ていく。

江戸時代、明治時代について自分の知識を整理しておくこと。 学修時間30分

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9

10

世界の宗教 ユダヤ教とは何か 聖書の宗教、あるいは一神教としてまず、ユダヤ教を取り上げ、その成立と

どのように生き延びていったかを探ることとする。

古代の中近東について調べておくこと。また、旧約聖書をもっていれ

ば、それをひもといてどのような書で成り立っているかを調べてくる

こと。 学修時間30分

11

キリスト教の世界史への影響 キリスト教学で学んだことをもとにしつつ、それがどのように世界史の中で

展開していったか、いくつかの歴史上の出来事を取り上げながら見ていく。

世界史の中で キリスト教が問題となったいくつかの時代があるの

で、それを前もって調べておくこと。それによって、いかにキリスト

教が歴史上政治や社会の問題の争点になったことを理解すること。 学修時間30分

12 イスラム教とは何か その一 イスラム教の開祖 ムハンマドについて、その生涯と、クルアーンについて

学ぶ。

世界史の中で、いつムハンマドが生まれたか、どのような国が今イス

ラム教国であるかを調べること。 学修時間30分

13 イスラム教の歴史、現在 大きな歴史上の出来事と、いまイスラムを巡る問題について考える。

世界の現況の中でどのような国がイスラム教の現象で問題があるか

を調べること。 学修時間30分

14

宗教の問題点 宗教は善いことばかりを世界にもたらした訳ではない。そこで、宗教につい

て批判した人々を扱うことで、どのように宗教に対峙するか各自が考える機

会としたい。

13回の講義の機会に幾人かの名前をあげるので、その人物を調べて

くること。 学修時間30分

15

今までの課題のまとめ 宗教の現象についてまとめる、そして、各自がどのように宗教現象をとらえ

るか自分の意見をのべる機会とする。

今までの各講義を自分なりに振り返りまとめること。そして、宗教学

によって新しく見直したことを整理し、自分の生き方との接点を表現

できるようにしておくこと。 学修時間30分

【授業外学修】 次回講義時に確認する。

【成績評価】 課題についての小レポートと、期末課題のレポートによって 評価する。

【受講の前提条件】 前提条件はないので、準備がなくても宗教の色々な側面を知りたいという興味をもっていることが望まれる。

【教科書】 特になし

【参考書】 特になし

【その他】 色々な宗教についての理解を深められるよう、適宜、資料を配布するので、それをみながら、各自で参照文献とあわせつつ、理解を深めていっても

らいたい。

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10

倫理学

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11

感性学

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12

授業科目名 合唱音楽A 担当教員名 酒井 多賀志

コード 16JUN108 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

声楽的発声法・ハーモニー感等、基礎から学び、合唱の芸術的表現を学ぶ。

独唱曲とは異なり、多人数の声で完成させる合唱曲を学ぶことにより、合唱でなければ表現することのできない音楽を体験する。 ヨーロッパの合唱曲と日本の合唱曲、また日本の伝統音楽を学ぶことにより広い世界を体験する。 【授業の到達目標】

多人数の声で完成させる合唱において、アンサンブルの技術を身につけ、合唱の醍醐味を味わうことができる。

その過程において、私が主張するべきこと(権利)と、他者と協調するべきこと(ハーモニー)の、理想的なバランスを探ることによって、豊かな生命力を体感しながら、人間の尊厳と権利を擁護す

る力と知恵を身につけることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

2 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

3 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

4 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

5 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

6 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

7 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

8 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

9 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

10 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

11 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

12 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

13 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

14 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

15 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

16 実技試験 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

【授業外学修】 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。 また合唱曲のCD、DVD等を視聴し、客観的な視点から、自分の技術、能力を評価出来るように研究する。 フィードバックは次回演習時に行う

【成績評価】 学習姿勢,研究態度60%、試験40%を総合して評価する。

Page 14: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

13

【受講の前提条件】 合唱は履修者全員で作り上げることから、欠席しないこと。

【教科書】 新曲ごとに楽譜を大学で用意する。

【参考書】 必要に応じ指示する。

【その他】

Page 15: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

14

授業科目名 合唱音楽B 担当教員名 酒井 多賀志

コード 16JUN109 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

声楽的発声法・ハーモニー感等、基礎から学び、合唱の芸術的表現を学ぶ。

独唱曲とは異なり、多人数の声で完成させる合唱曲を学ぶことにより、合唱でなければ表現することのできない音楽を体験する。 ヨーロッパの合唱曲と日本の合唱曲、また日本の伝統音楽を学ぶことにより広い世界を体験する。 【授業の到達目標】

多人数の声で完成させる合唱において、アンサンブルの技術を身につけ、合唱の醍醐味を味わうことができる。

その過程において、私が主張するべきこと(権利)と、他者と協調するべきこと(ハーモニー)の、理想的なバランスを探ることによって、豊かな生命力を体感しながら、人間の尊厳と権利を擁護す

る力と知恵を身につけることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

2 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

3 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

4 ヨーロッパの古典合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

5 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

6 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

7 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

8 邦人作曲家の合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

9 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

10 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

11 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

12 近・現代合唱曲 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

13 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

14 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

15 日本の伝統音楽を学ぶ 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

16 実技試験 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。(30分)

【授業外学修】 復習を怠らずに、各自・パートごとに練習する。 また合唱曲のCD、DVD等を視聴し、客観的な視点から、自分の技術、能力を評価出来るように研究する。 フィードバックは次回演習時に行う

【成績評価】 学習姿勢,研究態度60%、試験40%を総合して評価する。

Page 16: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

15

【受講の前提条件】 合唱は履修者全員で作り上げることから、欠席しないこと。

【教科書】 新曲ごとに楽譜を大学で用意する。

【参考書】 必要に応じ指示する。

【その他】 特になし

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16

授業科目名 パイプオルガンA 担当教員名 鏑木 陽子

コード 16HUM103 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1年次~4年次 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

パイプオルガン(以後オルガン)の歴史は古く,はるか紀元前まで遡ることが出来る。中世、ルネッサンス、バロック、19世紀から現代に至るまで、様々な

国と時代の作品を演奏することを通して,その当時の息吹を感じ取り,それを私たちの文化にどう生かしていくかを探求する。オルガン音楽は歌と結びつい

ているため、讃美歌や聖歌の弾き方のみならず、弾き歌いも習得できるよう指導する。授業は基本的に本学江角記念講堂の大オルガンを使用する。クラスの

中で互いに聴き合いながら、オルガン音楽を学んでいく。

【授業の到達目標】

(1)パイプオルガン特有のタッチを習得し、美しい音で奏でることができる。

(2)讃美歌や聖歌を足鍵盤つきで弾くことができる。

(3)讃美歌・聖歌はもちろんのこと、独奏曲のレパートリーを増やし,礼拝,ミサでの奏楽に寄与できる

(4)簡単な即興演奏ができるようになる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 パイプオルガンを知ろう 予習:オルガンで弾いてみたい任意の曲を選び、譜読みをする(30分)

2 バッハの小品(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳) 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

3 讃美歌・聖歌を弾く1 ― 一人で弾く― 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

4 讃美歌・聖歌を弾く2 ― 弾き歌い― 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

5 讃美歌・聖歌を弾く3 ― 足鍵盤をつけてみる ― 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

6 讃美歌・聖歌を弾く4 - 伴奏として弾く 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

7 ルネサンスのオルガン音楽1 ファエンツア写本、ブクスハイムオルガン曲

集 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

8 ルネサンスのオルガン音楽2 アントニオ・デ・カベソン 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

9 初期バロックのオルガン音楽1 スウェーリンク 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

10 初期バロックのオルガン音楽2 シャイト、シャイデマン 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

11 初期バロックのオルガン音楽3 フレスコバルディ 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

Page 18: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

17

12 中期バロックのオルガン音楽1 パッヘルベル 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

13 中期バロックのオルガン音楽2 ブクステフーデ 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

14 盛期バロックのオルガン音楽 J. S. バッハ 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

15 フランス古典期の作曲家たち クープラン他 予習:予め提示した曲目リストの中から任意の1曲を選び練習する(2

時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

16 試験 予習:試験曲を仕上げる

【授業外学修】 各自が準備した課題曲学修成果、レポートについては次回授業時にフィードバックを行なう。

【成績評価】

作曲家・作品に関するレポート30%、平常点(日々の練習、授業態度、学修意欲)30%、実技試験40% レポートの採点基準は「作品の背景、作曲家の特徴を理解し、自分の言葉で曲の解釈を述べることができている」という点である。 実技試験の採点基準は、「曲の特徴を理解し、オルガンという楽器を十分に鳴らすことができている」という点である。

【受講の前提条件】 J. S. バッハ『2声のインヴェンション』を習得していることが望ましいが、オルガンを学びたいという意欲がある場合はこの限りでない。 毎週の授業のために日々、地道に練習を積み重ねて準備を怠らないこと。 【教科書】 指定しない。履修者のレベルに応じて課題を出す。

【参考書】 椎名雄一郎『パイプオルガン入門』(春秋社)

【その他】 聖母祭におけるオルガンコンサート、純心こどもの国のクリスマスにおいて演奏をしたい学生には、必要に応じて課題を与え、指導する。 本学江角記念講堂において行なわれるパイプオルガン・レクチャーコンサート(6/29)には、オルガン文化について、またコンサートの運営について学

べる機会でもあるので、可能な限りスタッフとして運営に関わることを推奨する。

Page 19: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

18

授業科目名 パイプオルガンB 担当教員名 鏑木陽子

コード 16HUM104 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1年次~4年次 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

パイプオルガン(以後オルガン)の歴史は古く,はるか紀元前まで遡ることが出来る。中世、ルネッサンス、バロック、19世紀から現代に至るまで、様々な

国と時代の作品を演奏することを通して,その当時の息吹を感じ取り,それを私たちの文化にどう生かしていくかを研究する。授業には江角記念講堂の大オ

ルガンを使用し、クラスの中で互いに聴き合いながら、パイプオルガン Aで修得した奏法と知識をさらに深めていく。また学外の教会にも出向き、さまざま

なオルガンと、音空間に出会う機会も作る予定である。

【授業の到達目標】

(1)オルガンでアンサンブルができる

(2)簡単なコラールを足鍵盤つきで弾くことができる

(3)讃美歌・聖歌はもちろんのこと、独奏曲のレパートリーを増やし,礼拝,ミサでの奏楽に寄与できる

(4)簡単な即興演奏を土台とし、自分の作品を作ることができる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 曲にふさわしい音を選ぶ -ストップの特徴を理解する- 予習:オルガンで弾きたい任意の1曲を練習してくること(1時間)

復習:江角記念講堂のオルガン・ストップリストに目を通しておくこ

と(30分)

2 18世紀イタリアのオルガン音楽 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

3 バッハの息子たちのオルガン音楽 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

4 オルガン・アンサンブル1 連弾 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

5 オルガン・アンサンブル2 楽器や歌とともに 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

6 即興演奏でオルガンと遊ぶ 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

7 19世紀ドイツのオルガン音楽1 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

8 19世紀ドイツのオルガン音楽2 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

9 19世紀ドイツのオルガン音楽3 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

10 19世紀フランスのオルガン音楽1 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

Page 20: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

19

11 19世紀フランスのオルガン音楽2 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

12 19世紀フランスのオルガン音楽3 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

13 20世紀のオルガン音楽1 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

14 20世紀のオルガン音楽2 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

15 21世紀のオルガン音楽 予習:予め提示した課題曲リストの中から任意の 1 曲を選び、練習す

る(2時間) 復習:授業で指導された内容を反映させて弾く(1時間)

16 試験 試験曲を練習しておくこと(2時間)

【授業外学修】 各自が準備した課題曲学修成果、レポートについては次回授業時にフィードバックを行なう。

【成績評価】

作曲家・作品に関するレポート30%、平常点(日々の練習、授業態度、学修意欲)30%、実技試験40% レポートの採点基準は「作品の背景、作曲家の特徴を理解し、自分の言葉で曲の解釈を述べることができている」という点である。 実技試験の採点基準は、「曲の特徴を理解し、オルガンという楽器を十分に鳴らすことができている」という点である。

【受講の前提条件】 J. S. バッハ『2声のインヴェンション』を習得していることが望ましいが、オルガンを学びたいという意欲がある場合はこの限りでない。 毎週の授業のために日々、地道に練習を積み重ねて準備を怠らないこと。

【教科書】 指定しない。履修者のレベルに応じて課題を出す。

【参考書】 椎名雄一郎『パイプオルガン入門』(春秋社)

【その他】 聖母祭におけるオルガンコンサート、純心こどもの国のクリスマスにおいて演奏をしたい学生には、必要に応じて課題を与え、指導する。 本学江角記念講堂において行なわれるパイプオルガン・レクチャーコンサート(9/28)、クリスマス・チャリティオルガンコンサート(12/14) は、 オルガン文化について、またコンサートの運営について学べる貴重な機会でもあるので、可能な限りスタッフとして運営に関わることを推奨する。

Page 21: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

20

授業科目名 文化人類学 担当教員名 小島せい子

コード 16HUM105 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

年次/期間 1年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業 チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

現代社会は全地球的な結びつきが急速に深まっている。異なる文化・民族についての地理・環境的な一般知識にくわえ、文化の違いの受け止め方・

相互の理解がなめらかに進むために知っておくべき慣習・考え方を取り上げる。地球の多様な環境の理解と、そこに展開してきた人間の社会と文化

の知識が、現在および未来のよりよい人間交流の基礎力を養う。

【授業の到達目標】

・自分のなかの先入観・偏見を認識する―人間はどうしても自分(自分の文化)中心に考え、見てしまう。 異文化を知って自分の文化を再認識で

きる。

・「見かけは違っても本質は似ている。人類の文化・社会に共通するもの」をとおしてヒトという動物を知ることができる。

・あらゆる民族・異文化に等しく目を向けることができる。

・異なる民族と文化を寛容に理解し、多様性を積極的に作り出せるようにする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 文化人類学の考え方 挨拶について 挨拶は何を意味するのか‐各自、考えてみる(予習30分)

2

文化とは何か、人間の社会の特徴 人間の身体構造と運動機能の特徴(予習40分、リアクションペーパー

でまとめる)

3

文化人類学の成立、目的 世界史・世界地図を読み直しておく(予習60分、リアクションペーパ

ー)

4 気候と環境・生産様式、民族 世界史・世界地図を読み直しておく(予習30分、リアクションペー

パー)

5 生産様式と社会構造・親族組織 各自、家族・親族の模式図を書いてみる(復習30分、リアクションペ

ーパー〉

6 生産様式と食文化 農耕社会と遊牧・牧畜社会の特徴をまとめる(課題 120 分、ミニレポ

-ト)

7 生産様式と食物規制

8 社会・交易の拡大と疫病・疾病の歴史 講義配布資料から、年表・白地図作成(復習90分、ミニレポート)

9 自然観・世界観と食文化、宗教

10 分類とは何か

Page 22: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

21

11 民族社会と規範 食物規制について調べる(課題70分、ミニレポート〉

12 子どもとおとな

13 男と女

14 社会と儀礼

15 呪術・信仰・宗教

【授業外学修】 提出したリアクションペーパーは、誤答は訂正を質問には回答または考え方を提示して、返却 ミニレポートとして提出を予定の課題は精読し、書式・内容のレベルアップを図れるように参考意見を書き、返却

【成績評価】

受講態度 30%、ミニレポート(複数回、テーマ・期日は講義時に相談)30%、定期試験またはレポート 40%

【受講の前提条件】 世界地理・世界史(高校教科書等で)復習

【教科書】 特に指定しない

【参考書】 開講時に参考文献を紹介

【その他】 特になし

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22

授業科目名 音楽療法 担当教員名 鏑木陽子

コード 16HUM110 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

音楽療法の対象領域は、発達障害、精神疾患、高齢者、ホスピス緩和ケア、ストレスマネジメントなど多岐に及び、その実践の場は医療、福祉、教育、心理の領

域にまたがる。何らかの障害や病気、問題を抱えた対象者に対して、音楽によるコミュニケーションを通じて問題の解決・改善を図っていくこと画音楽療法の目

的である。対象者別に音楽療法の理論を学ぶとともに、ロール・プレイや実習、グループワークも随時取り入れ、実際に「音」を通してのコミュニケーションを

体験できるように授業を展開していく予定である。特に児童、高齢者、ホスピス緩和ケアの領域に重点を置き、将来、看護、福祉の領域でケアに携わりたいと考

えている学生が学べるように授業を進める。音楽療法の知識を習得すると同時に、各自の人生と音楽とのかかわりについての考察を深めていく。なお授業時間内

に2回の小テストを予定している。

【授業の到達目標】

1.音楽が人の心とからだにもたらす働きを理解し、対象領域ごとに音楽療法の意義と内容を説明できる

2.人間の生活と音楽との結びつきを考察し、自らの生き方を見つめなおし、音楽はどのような存在であるかを自分の言葉で表現できる

3.将来就く仕事の中で音楽をどのように生かし得るかを考察し、具体的に構想し、音楽プログラムを実施することができる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 音楽療法の概念と定義、音楽の機能について テキストの第1章(p. 1 ~4)と第3章(p. 15~22)を読み、自分なりにキ

ーワードを各章につき5つ挙げる。特に音楽療法の8つの効用を熟読してお

くこと。(予習:60分)

2 自分と音楽との関係を知る ―好きな曲をカテゴライズしてみよう― 日常聴いている曲、好きな曲を最低10曲リストアップしておくこと。(予習:

60分)

3 音楽療法の歴史 テキスト第2章「音楽と文化・社会」(p.5~14)を読んでおくこと。また第

3 章の「II.音楽療法の歴史」(p. 19~21)を熟読してくること。(予習:60分)

4 小テスト(1) 替え歌のワーク ―《翼をください》―

小テスト(20分)の出題範囲はテキストの第1~3章なので、熟読しておく

こと。(予習:90分)

5 短い詩を作り、五音音階の旋律をつけて歌を作ろう 「希望」または「思い出」をテーマに五七五七七調の詩を作るので、予め言

葉をイメージしておくこと。(予習:60分)

6 音あそび・歌あそび 授業で体験した音あそび・歌あそびを参考に、自分なりの短い音あそび、ま

たは歌あそびを考えて、レポートとして提出する(復習:60分)

7 児童領域の音楽療法(1) テキスト第4章「音楽療法実践の領域」I. 障がい児のための音楽療法(p. 25

~34)を読んでおくこと。(予習:60分)

8 児童領域の音楽療法(2) グループ発表の準備(予習:60分)

9 高齢者領域の音楽療法(1) テキスト第4章「音楽療法実践の領域」 II. 高齢者のための音楽療法(p. 35

~43)を読んでおくこと(予習:60分)

10 高齢者領域の音楽療法(2) グループ発表の準備(予習:60分)

11 小テスト(2) 身近な素材で楽器を作ろう

小テスト(20分)は第4章「音楽療法実践の領域」の I.と II.(p. 25~43)から出題するので熟読しておくこと。(予習:90分)

12 サウンドスケープについて 配布した資料を読んでおくこと。(予習:60分)

13 精神科領域の音楽療法 第4章「音楽療法実践の領域」III. 精神科領域の音楽療法(p.44~51)を読

んでおくこと。(予習:60分)

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23

14 ホスピス緩和ケアの音楽療法(1) 第4章「音楽療法実践の領域」IV. ホスピス/緩和ケアの音楽療法(p. 52~

61)を読んでおくこと。(予習:60分)

15 ホスピス緩和ケアの音楽療法(2) まとめ―音楽を通して存在を支えるということ―

グループ発表の準備(予習:60分)

【授業外学修】 小テスト、リアクションペーパー、課題レポートに対するフィードバックは次回の講義で行なう。

【成績評価】

レポート50%、グループ発表30%、小テスト(2回)10%、平常点(授業への取り組み、授業中の質問・発言等)10%。レポートの採点基準は「参考文

献を適切に用い、既存の学説等を踏まえたうえで自分の意見を述べているか」ということである。なお、レポート提出の際は参考文献・資料を必ず明記す

ること。明記しない場合は減点の対象とする。明らかにネット情報からの「コピペ」であると判断されるレポート記述は採点対象から除外する。またグル

ープ発表の際、発表原稿を作成せずテキストを棒読みする等の行為は減点対象とする。また発表の際の無断欠席は厳禁とする。

【受講の前提条件】 「音」および「音楽」を扱う授業であるので、静寂な教室環境を保持するよう各自留意すること。他者に悪影響を及ぼす行為、特に私語は慎むこと。授業

進行に支障をきたすため、発表担当日の無断欠席は厳禁とする。発表に無断欠席をした場合は、どんなにレポートが優れていても学期末評価は一段階低く

なるので、各自責任を持って授業に出席すること。

【教科書】 未来プロジェクト『音楽療法ハンドブック ― 看護と福祉領域のための』(監修:日野原重明)星雲社

【参考書】 必要に応じて授業時に紹介する

【その他】 小テスト実施の前週(第3回、第10回)には、重要ポイントについて解説を行ない、試験範囲の内容に関する質問の時間を設ける。 履修者の人数、関心、希望によっては、病院や高齢者施設でのミニコンサートを学外学修として実施することも考えている。

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24

授業科目名 美術療法 担当教員名 藤木晃宏

コード 16HUM111 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

一般的に美術療法は、絵画や造形などを含む作業を行わせる心理療法の一つとして位置づけられているが、本科目の授業では、心理療法とは違ったアプローチに

よる「臨床美術」について学習する。臨床美術とは1995年に彫刻家の金子健二によって認知症改善を目的にして考案されたもので、1996年より実践展開し

てきた創作活動自体を重視したアートセラピーのひとつである。臨床美術は、美術創作活動が脳機能を活性化させ、認知症予防に有効ではないかという視点に立

ち、東北福祉大学・感性福祉研究所を中心に研究されてきた。現在では、認知症予防や症状改善だけでなく、子どもの感性を豊かに育む教育や企業内でのメンタ

ルヘルスケアとしても取り組まれている。授業では臨床美術の概念を学ぶとともに、制作体験を通して自らの感性と出会い、実践を通して美術を用いた他者の感

性との関わりに理解を深めることを目的としている。

【授業の到達目標】

・講義だけでなく絵画制作などの体験学習を組み込むことで、臨床美術の役割や効果について理解することができる。 ・上手い下手の価値観から解放して、誰でも自己表現できる楽しさを実感できる。 ・作品の鑑賞会やロールプレイングを通して、他者への受容と共感を意識したコミュニケーション能力がつく。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 臨床美術・基幹1 臨床美術の歴史、基本的な考えを学ぶ。

シラバスの内容を一読しておく(15分)

2 臨床美術・基幹2 臨床美術の目的、アートプログラムの紹介など実践について学ぶ。

事後学習:教科書P.12-56を読んで復習しておく。(30分)

3 右脳モード演習

脳の活性化のための右脳モードによる描き方の紹介と演習。 事後学習:出題された「ゴッホの素描 逆さ絵」の演習 (180分) 提出日:授業6回目

4 アートプログラム制作体験1 「五感のアナログ画」 見えないものを感じて描くことを体験する。

事後学習:出題された「アナログ日記」を描く (1枚につき10~15分を目安に提出日までに10枚以上描く) 提出日:授業10回目

5 アートプログラム制作体験2 「りんごの量感画」 五感でりんごを感じながら描くことを体験する。

6 「存在論的人間観」 臨床美術の根幹になっている基本的な考え方について学ぶ。

事前学習:教科書P.96-120を読んで復習しておく。(30分) 課題提出:「ゴッホの素描 逆さ絵」

7 アナログ画の理解を深める クロッキー演習を通して、自宅課題の取り組みに反映させる。

事後学習:授業内容を参考に「アナログ日記」を引き続き描く

8 アートプログラム制作体験3 「立体・かぼちゃ」 新聞紙と和紙を使って既成概念にとらわれない自由な表現を体験する。

9

臨床美術・コミュニケーションⅠ 「私の感性地図」 鑑賞会「りんごの量感画」 臨床美術におけるコミュニケーションの目的を学ぶ。

事前学習:「私の感性地図」を作成しておく。(30分) 課題提出:「私の感性地図」※授業で使用

10 臨床美術・コミュニケーションⅡ 共同制作「2人で描く線と色の抽象画」 作品制作を通して受容と共感について学ぶ。

課題提出:「アナログ日記」

11 臨床美術のセッションについて 実践現場の映像を視聴しながら、臨床美術士の役割や姿勢を理解する。

事前学習:教科書P.122-143を読んで復習しておく。(15分)

12 ロ-ルプレイングに向けて~

「さつまいもの量感画」の試作

制作を通して量感画の理解を深める。

事前学習:「さつまいもの量感画」のレジメを読んでおく。(15分)

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13 ロ-ルプレイングに向けて~ リハーサル「さつまいもの量感画」 グループに分かれてロールプレイングの流れを確認する。

事後学習:次回のロールプレイングに向けて流れを確認しておく。 (30分)

14 ロ-ルプレイング 「さつまいもの量感画」 グループごとに一人ずつ前に立って模擬セッションを行う。

15 アートプログラム制作体験4 「色のアラベスク」 誰もが楽しみながら自己表現できることをあらためて実感する。

レポート提出:指定した教科書「臨床美術」 (金子健二編 日本地域社会研究所刊)のレポート(感想文と意見)

【授業外学修】 課題のフィードバックは、課題提出をした授業内で行う。

【成績評価】

「授業時における参加度」:30% 「課題提出」:30% 「レポート」:40% ・真面目に取り組む姿勢、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 ・授業での学びを踏まえ、課題の趣旨を理解して取り組んだか、また全課題を提出したかを基準として「課題提出」を総合評価する。 ・「レポート」は指定した教科書の内容の要約や引用文のみで論じるのではなく、授業での体験学習も交え、自分の観点を盛り込んだ具体性のある内容で

あるかどうかを評価する。 【受講の前提条件】 ・制作等の実技中心のため、下記の指定画材を購入する必要がある。※学務課窓口で指定画材を代金引換で購入してください。(授業初日に説明)

オイルパステル(770円) 新和紙セット(970円)スケッチブックSM(800円)

【教科書】 「臨床美術~認知症治療としてのアートセラピー」金子健二 編 日本地域社会研究所 (2360円)

【参考書】 臨床美術―認知症医療と芸術のコラボレーション」 宇野 正威/芸術造形研究所(編著) 金剛出版 「こころ輝く世界」 金子 健二 (著, 編集), 宇野 正威 (監修) 遙書房

「決定版 脳の右側で描け」ベティ・エドワーズ (著) 河出書房新社 【その他】 ・絵を描くことに苦手意識のある人、自信がない人でも表現する楽しさを実感してほしい。 ・アートを通した受容と共感は、ポジティブなコミュニケーションのヒントになる。

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読書論A

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27

読書論B

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授業科目名 英語 III 担当教員名 増田 光

コード 16FLG103 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」の学習内容に引き続いて、文法、語彙、発音、表現技法をバランス良く、無理なく学び、中級の英語力習得を目指す。この科

目はこども文化学科の選択科目で、コミュニケーション力・就業力を身につけ、原点を見失わずに判断し対処できる資質を養う役割を担っている。

【授業の到達目標】

学生はTOEIC500点程度の英語運用能力を身につける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 英語力測定テスト 第 15 回目の到達度を測る共通テストの基礎となるエントリーテスト

を行う。

2 単純現在形の用法を学ぶ。 現在進行形の用法を学ぶ。

テキストの 4-11 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要す

る。

3 単純過去と過去進行形の用法を学ぶ。 テキストの 12-15 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

4 時間、順序に関する表現を学ぶ。 テキストの 16-17 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

5 第1回から第4回までの復習と応用練習。 テキストの 18-19 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。課題4-19ページの総復習。

6 未来を表す現在進行形の用法を学ぶ。 テキストの 20-23 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

7 関係詞の用法を学ぶ。 テキストの 24-27 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

8 現在完了形の用法を学ぶ。 テキストの 28-31 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

9 something, anything, nothingの用法を学ぶ。 テキストの 32-33 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

10 第6回から第9回までの復習と応用練習。 テキストの 34-35 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。課題20-35ページの総復習。

11 比較級と最上級の用法を学ぶ。 テキストの 36-39 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

12 量に関する表現を学ぶ。 テキストの 40-43 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

13 助動詞の用法を学ぶ。 テキストの 44-47 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

14 動詞の用法の総復習。 テキストの 48-51 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。課題36-51ページの総復習。

15 共通テスト 到達度を測るために共通テストを行う。

【授業外学修】 課題に対するフィードバックは、次回の講義時に行う。 【成績評価】

1 発表・課題の提出 30% 毎回授業時に口頭練習を行い、文法・語彙、内容の理解とコミュニケーションの熟達度で評価する。また、所定の範

囲内の理解度を2回の小テストで評価する。 2 共通テスト 30% 到達度を測るための共通テスト 3 定期試験 40% テキストの内容の理解度をListening Comprehension, Reading Comprehensionの観点から評価する。 【受講の前提条件】 「英語Ⅰ」「英語Ⅱ」を履修済みか、英語の基礎知識を有すること。(高校の英語テキスト程度の基礎知識) 【教科書】 New English File, Pre-intermediate Student’s Book, Christina Latham-Koenig, Clive Oxenden and Paul Seligson, Oxford University Press

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【参考書】 Concise Oxford English Dictionary 【その他】 NHK英語会話等を活用して、毎日15分程度は英語に親しむ機会を持つことが英語習得の近道である。

Page 31: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

30

授業科目名 英語 IV 担当教員名 増田 光

コード 16FLG104 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

「英語Ⅲ」の学習内容に引き続いて、文法、語彙、発音、表現技法をバランス良く、無理なく学び、中級の英語力習得を目指す。この科目はこど

も文化学科の選択科目で、コミュニケーション力・就業力を身につけ、原点を見失わずに判断し対処できる資質を養う役割を担っている。

【授業の到達目標】

学生はTOEIC550点程度の英語運用能力を身につける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 英語力測定テスト 第 15 回目の到達度を測る共通テストの基礎となるエントリーテスト

を行う。

2 不定詞と動名詞の用法を学ぶ。 助動詞の否定形を学ぶ。

テキストの 52-59 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

3 shouldと条件文の用法を学ぶ。 テキストの 60-63 ページを予習・復習する 2 時間の授業外学修を要す

る。

4 所有代名詞の用法を学ぶ。 テキストの 64-67 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

5 仮定法と現在完了形の用法を学ぶ。 テキストの 68--71 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。課題52-71ページの総復習。

6 現在完了形と単純過去の違いを学ぶ。 テキストの 72-75 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

7 受動態の用法を学ぶ。 テキストの 76-79 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

8 助動詞の過去形の用法を学ぶ。 テキストの 80-83 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

9 動作の表現方法を学ぶ。 テキストの 84-87 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

10 助動詞の用法を学ぶ。 テキストの 88-91 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学習を要

する。課題72-91ページの総復習。

11 過去完了形の用法と報告文を学ぶ。 テキストの 92-95 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

12 助動詞のない疑問文の用法を学ぶ。 テキストの 96-99 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を要

する。

13 応用練習1 テキストの 100-103 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

14 応用練習2 テキストの 104-110 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。課題92-110ページの総復習。

15 共通テスト 到達度を測るために共通テストを行う。

【授業外学修】 課題に対するフィードバックは、次回の講義時に行う。 【成績評価】

1 発表・課題の提出 30% 毎回授業時に口頭練習を行い、文法・語彙、内容の理解とコミュニケーションの熟達度で評価する。また、所定の範

囲内の理解度を2回の小テストで評価する。 2 共通テスト 30% 到達度を測るための共通テスト 3 定期試験 40% テキストの内容の理解度をListening Comprehension, Reading Comprehensionの観点から評価する。 【受講の前提条件】 「英語Ⅲ」を既に履修済みか、英語の基礎知識を有すること。(高校の英語テキスト程度の基礎知識) 【教科書】 New English File, Pre-intermediate Student’s Book, Christina Latham-Koenig, Clive Oxenden and Paul Seligson, Oxford University Press

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【参考書】 Concise Oxford English Dictionary 【その他】 NHK英語会話等を活用して、毎日15分程度は英語に親しむ機会を持つことが英語習得の近道である。

Page 33: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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授業科目名 キャリアセミナー 担当教員名 神山直子

コード 16JUN110 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2・3・4年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

・就職活動において、より実践的に活用できる知識やスキルを身に付けることを目標とした講義である。自分にとって「よい就職・職業」とは何かを考え、 就職活動を始める際のひとつの指標となる学びを進める。

・就職活動に必要な知識やスキルの向上を目指し、履歴書やエントリーシートの書き方、筆記・面接試験対策、電話やメールのマナー、身だしなみ等に ついて実践的に学ぶ。

・講義全体を通して、就職活動の充実を図るとともに、社会人としていかに生きるかについても学びを深める。学生一人一人が、自身のライフプランを思い 描き、その実現に向けて考え行動できる実践力を育成する。

【授業の到達目標】

・就職活動において、エントリーシートの書き方、筆記試験・面接対策、電話やメールのマナー、身だしなみ等、より実践的に活用できる知識やスキルを身

に付ける。 ・自分にとって「よい就職・職業」とは何か、を考えることができる。 ・社会の一員としていかに生きるかについて、大学卒業時点でのライフプランを描くことができる。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 進路総合ガイダンス(就職活動の全体像と自己分析) 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

2 就職情報収集 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

3 自己PR・志望動機につなげる自己分析 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

4 業界・企業研究講座 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

5 中小企業の「良い企業」とは 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

6 履歴書&エントリーシート対策 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

7 インターンシップ報告会 配布資料を見直し、質問等は講師に随時相談する。(30分)

8 筆記試験対策講座(1) 配布資料を見直し復習すると同時に、次回の予習に取り組む。(60分)

9 筆記試験対策講座(2) 配布資料を見直し復習すると同時に、次回の予習に取り組む。(60分)

10 筆記試験対策講座(3) 配布資料を見直し復習すると同時に、次回の予習に取り組む。(60分)

11 筆記試験対策講座(4) 配布資料を見直し復習する。(30分)

12 面接対策講座(1) 配布資料を見直し復習すると同時に、次回の予習に取り組む。(60分)

13 面接対策講座(2)(グループディスカッション編) 配布資料を見直し復習する。(30分)

14 14. 内定者活動報告会 配布資料を見直し、自らの職業選択について考える。

配布資料を見直し、自らの職業選択について考える。(60分)

15 15. キャリアセミナー総括 半期を振り返り、授業内容を今後どのように活

かしていくかを考えて、レポートにまとめる。 半期を振り返り、授業内容を今後どのように活かしていくかを考えて、

レポートにまとめる。(300分) 【授業外学修】授業計画欄参照

Page 34: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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【成績評価】 授業時の取組や意見交換等:50%、レポート:50% の総合評価による。 レポートのテーマは学年により異なる。テーマは授業内で指示する。

【受講の前提条件】 特になし。

【教科書】 適宜授業内で資料を配布する。

【参考書】 各自、キャリアセンター内にある図書・資料を活用する。

【その他】 2年生から4年生まで、連続して受講が可能である。 単位取得に関係なく、各自必要な項目のみを受講することが可能である。学生の積極的参加が望まれる。

Page 35: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

34

授業科目名 情報処理検定 担当教員名 井上救

コード 19HUM103 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1〜4年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/15時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

一般企業はもとより、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭として活躍する現場においても、今やコンピュータ等を使って書類を作成したり表計算などのデータ

処理をすることは当然な業務となっている。そのような流れの中で、本授業では、就職活動時に有利となるPCスキル「Microsoft Office Specialist」の中から、

ワープロソフト「Word 2013,」の受験を前提とした対策問題に取り組み、両ソフトに対する理解を深め、より実践的に扱うことが出来るよう学んでいく。 【授業の到達目標】

本授業では、大きく変化する教育の場に備えるため、より実践的な資格を取得し、将来、社会人としてそれらを生かすことができる人になることを目標とす

る。

1. 「Microsoft Word 2013」に対する理解を深めることが出来る。

2. ICTスキルを身につけることが出来る。

3. 課題に対する問題解決力を養うことが出来る。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・授業についてのガイダンス ・ 第1章 文書の作成と管理

1-1文書を作成する 1-2 文書内を移動する

・ 予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) 第1章 1-1 1-2を事前に学習しておくこと。(30分)

2 ・ 第1章 文書の作成と管理

1-3 文書を書式設定する ・予習:第1章 1-3を事前に学習しておくこと。(30分)

3 ・ 第1章 文書の作成と管理 1-4 文書のオプションと表示をカスタマイズする

・予習:第1章 1-4を事前に学習しておくこと。(30分)

4 ・ 第1章 文書の作成と管理 1-5 印刷または保存するために文書を設定する→確認問題

・予習:第1章 1-5を事前に学習しておくこと。(30分)

5 ・ 第2章 文字、段落、セクションの書式設定 2-1文字列や段落を挿入する

・予習:第2章 2-1を事前に学習しておくこと。(30分)

6 ・ 第2章 文字、段落、セクションの書式設定 2-2 文字列や段落を書式設定する

・予習:第2章 2-2を事前に学習しておくこと。(30分)

7 ・ 第2章 文字、段落、セクションの書式設定 2-3 文字列や段落を並べ替える、グループ化する→確認問題

・予習:第2章 2-3を事前に学習しておくこと。(30分)

8 ・ 第3章 表やリストの作成 3-1表を作成する

・予習:第3章 3-1を事前に学習しておくこと。(30分)

9 ・ 第3章 表やリストの作成 3-2表を変更する

・予習:第3章 3-2を事前に学習しておくこと。(30分)

10 ・ 第3章 表やリストの作成 3-3リストを作成する、変更する→確認問題

・予習:第3章 3-3を事前に学習しておくこと。(30分)

11 ・ 第4章 参考材料の適用 4-1文末脚注、脚注、引用文献を作成する

・予習:第4章 4-1を事前に学習しておくこと。(30分)

12 ・ 第4章 参考材料の適用 4-2図表番号を作成する→確認問題

・予習:第4章 4-2を事前に学習しておくこと。(30分)

13 ・ 第5章 オブジェクトの挿入と書式設定 5-1文書パーツを挿入する、書式設定する

・予習:第5章 5-1を事前に学習しておくこと。(30分)

14 ・ 第5章 オブジェクトの挿入と書式設定 5-2画像を挿入する、書式設定する

・予習:第5章 5-2を事前に学習しておくこと。(30分)

15 ・ 第5章 オブジェクトの挿入と書式設定 5-3図形やSmartArtを挿入する、書式設定する→確認問題

・予習:第5章 5-3を事前に学習しておくこと。(30分)

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35

【授業外学修】 ・授業で作成したものを提出、しフィードバックを行う。

【成績評価】

授業参加度:30% 課題提出:40% 理解度確認問題の評価:30% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.授業課題で作成した物を「課題提出」として評価する。評価の内訳は、課題意図を理解し、適切な作業をしているか、相手に伝わりやすくする工夫

がみられるか等を基準として内容の総合評価とする。 3.章ごとに授業内でどの程度理解しているか都度確認問題を実施し評価する。 4.MOS(Microsoft Office Specialist)試験を受験し、所定の期日までに合格が確認できた者に加点する。 【受講の前提条件】 ・前期に開講する科目「情報処理(上)(下)」が履修済みであることが望ましい。

【教科書】 ・『よくわかるマスター Microsoft Office Specialist Microsoft Word 2013 対策テキスト+問題集 改訂版』 著作/制作:富士通エフ・オー・エム株

式会社

【参考書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【その他】 特になし

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36

授業科目名 言語文化海外実習A 担当教員名 高橋 千佳子

コード 16PRC101 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課

程必修 選択

年次/期間 1・2・3・4年次/4週間 単位/時間数/形態 2単位/60時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、表現力・コミュニケーション力の修得を目指し、英語文化の理解が目的とされている。具体的には、英語圏の国々もしくは韓国の大学付属教

育機関・単独の語学教育機関において、夏休み期間または春休み期間に 3・4 週間の英語もしくは韓国語集中訓練を受けることを原則とする。ただし、プロ

グラムによっては、3週間の英語集中訓練と1週間程度の文化体験研修を組み合わせたものもある。夏休み期間中のプログラムに関する説明会を4月に、春

休み期間中のプログラムに関する説明会を10月に、それぞれ実施する。渡航先機関との調整は大学で行うが、出国から帰国までは学生個人が責任を持って

行動することが求められる。語学力向上と異文化体験の良い機会となる。 【授業の到達目標】

1.日本で学習している言語について、それを母国語とする環境で集中的に訓練を受けることで言語運用力が効果的に向上する。 2.その言語が日常的に使用されている環境・文化を体感することで異文化への理解が深まる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

説明会参加 -> 申込み -> 事前指導(英会話または韓国語

会話、異文化理解) -> 渡航・語学留学 -> 帰国 ->

報告会

【授業外学修】 当該言語については渡航に先立って充分に勉強すること。また、渡航先の文化についても予め理解を深めておくこと。

【成績評価】 事前学習、実習先での授業参加度及び学習成果、帰国後に提出する報告書、報告会等の総合評価。

【受講の前提条件】 ・すべて個人で参加するプログラムであるため、航空券の手配など、個人で行わなければならない。 ・実施機関・日程・費用の詳細に関しては、ガイダンスで説明する。 ・ガイダンス(事前学習を含む)では毎回、渡航及び海外実習に関する重要な説明が行われるので必ず出席すること。ガイダンスの開催は、掲示により周知 する。また渡航前のガイダンスに加え、帰国後は報告会を実施する。

・本年度卒業予定の学生は、春期に実施するプログラムには参加できない。 ・上記のプログラムは概要であり、多少変更されることがある。また、国際情勢・災害等により中止になる場合もある。 ・本科目は「履修科目登録単位数の上限設定」外の科目である。また、本科目に関して提示されるプログラムに参加するためには履修登録が必要である。 ・現代学部の学生が対象となる。看護学部の学生も参加は出来るが、履修は出来ない。 【教科書】 特になし

【参考書】 特になし

【その他】 2019年度における語学集中訓練の実施機関・実施時期・期間・費用の詳細については4月と10月に説明会があるので受講希望者は必ず出席のこと。

なお、実施時期・期間・費用については、各機関によって異なるので注意のこと。

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37

授業科目名 言語文化海外実習B 担当教員名 高橋 千佳子

コード 16PRC102 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課

程必修 選択

年次/期間 1・2・3・4年次/8週間 単位/時間数/形態 6単位/180時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、表現力・コミュニケーション力の修得を目指し、英語文化の理解が目的とされている。具体的には、英語圏の国々もしくは韓国の大学付属教

育機関・単独の語学教育機関において、夏休み期間または春休み期間に8週間の英語もしくは韓国語集中訓練を受けることを原則とする。ただし、プログラ

ムによっては、7週間の英語集中訓練と1週間程度の文化体験研修を組み合わせたものもある。夏休み期間中のプログラムに関する説明会を4月に、春休み

期間中のプログラムに関する説明会を10月に、それぞれ実施する。渡航先機関との調整は大学で行うが、出国から帰国までは学生個人が責任を持って行動

することが求められる。語学力向上と異文化体験の良い機会となる。 【授業の到達目標】

1.日本で学習している言語について、それを母国語とする環境で集中的に訓練を受けることで言語運用力が効果的に向上する。 2.その言語が日常的に使用されている環境・文化を体感することで異文化への理解が深まる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

説明会参加 -> 申込み -> 事前指導(英会話または韓国語

会話、異文化理解) -> 渡航・語学留学 -> 帰国 ->

報告会

【授業外学修】 当該言語については渡航に先立って充分に勉強すること。また、渡航先の文化についても予め理解を深めておくこと。

【成績評価】 事前学習、実習先での授業参加度及び学習成果、帰国後に提出する報告書、報告会等の総合評価。

【受講の前提条件】 ・すべて個人で参加するプログラムであるため、航空券の手配など、個人で行わなければならない。 ・実施機関・日程・費用の詳細に関しては、ガイダンスで説明する。 ・ガイダンス(事前学習を含む)では毎回、渡航及び海外実習に関する重要な説明が行われるので必ず出席すること。ガイダンスの開催は、掲示により周知 する。また渡航前のガイダンスに加え、帰国後は報告会を実施する。

・本年度卒業予定の学生は、春期に実施するプログラムには参加できない。 ・上記のプログラムは概要であり、多少変更されることがある。また、国際情勢・災害等により中止になる場合もある。 ・本科目は「履修科目登録単位数の上限設定」外の科目である。また、本科目に関して提示されるプログラムに参加するためには履修登録が必要である。 ・現代学部の学生が対象となる。看護学部の学生も参加は出来るが、履修は出来ない。 【教科書】 特になし

【参考書】 特になし

【その他】 2019年度における語学集中訓練の実施機関・実施時期・期間・費用の詳細については4月と10月に説明会があるので受講希望者は必ず出席のこと。

なお、実施時期・期間・費用については、各機関によって異なるので注意のこと。

Page 39: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

38

授業科目名 言語文化海外実習C 担当教員名 高橋 千佳子

コード 16PRC103 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課

程必修 選択

年次/期間 1・2・3・4年次/16週間 単位/時間数/形態 12単位/360時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、表現力・コミュニケーション力の修得を目指し、英語文化の理解が目的とされている。具体的には、英語圏の国々もしくは韓国の大学付属教

育機関・単独の語学教育機関において、夏休み期間または春休み期間に 16 週間の英語もしくは韓国語集中訓練を受けることを原則とする。夏休み期間中の

プログラムに関する説明会を4月に、春休み期間中のプログラムに関する説明会を10月に、それぞれ実施する。渡航先機関との調整は大学で行うが、出国

から帰国までは学生個人が責任を持って行動することが求められる。語学力向上と異文化体験の良い機会となる。

【授業の到達目標】

1.日本で学習している言語について、それを母国語とする環境で集中的に訓練を受けることで言語運用力が効果的に向上する。 2.その言語が日常的に使用されている環境・文化を体感することで異文化への理解が深まる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

説明会参加 -> 申込み -> 事前指導(英会話または韓国語

会話、異文化理解) -> 渡航・語学留学 -> 帰国 ->

報告会

【授業外学修】 当該言語については渡航に先立って充分に勉強すること。また、渡航先の文化についても予め理解を深めておくこと。

【成績評価】 事前学習、実習先での授業参加度及び学習成果、帰国後に提出する報告書、報告会等の総合評価。

【受講の前提条件】 ・すべて個人で参加するプログラムであるため、航空券の手配など、個人で行わなければならない。 ・実施機関・日程・費用の詳細に関しては、ガイダンスで説明する。 ・ガイダンス(事前学習を含む)では毎回、渡航及び海外実習に関する重要な説明が行われるので必ず出席すること。ガイダンスの開催は、掲示により周知 する。また渡航前のガイダンスに加え、帰国後は報告会を実施する。

・本年度卒業予定の学生は、春期に実施するプログラムには参加できない。 ・上記のプログラムは概要であり、多少変更されることがある。また、国際情勢・災害等により中止になる場合もある。 ・本科目は「履修科目登録単位数の上限設定」外の科目である。また、本科目に関して提示されるプログラムに参加するためには履修登録が必要である。 ・現代学部の学生が対象となる。看護学部の学生も参加は出来るが、履修は出来ない。 【教科書】 特になし

【参考書】 特になし

【その他】 2019年度における語学集中訓練の実施機関・実施時期・期間・費用の詳細については4月と10月に説明会があるので受講希望者は必ず出席のこと。

なお、実施時期・期間・費用については、各機関によって異なるので注意のこと。

Page 40: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

39

授業科目名 リベラルアーツ実習A 担当教員名 尾関はゆみ

コード 19PRC104 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1・2・3・4年次/集中 単位/時間数/形態 1単位/45時間/実習

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学外で行う多様な体験を通して、自立心や柔軟性を養い、自らへの自信を高めることを目的とする実習である。「リベラルアーツ実習A」で

は、学外における2週間の体験学修が必要となる。具体的には、ワークキャンプ型のボランティア活動、環境保護ボランティア活動、地域のボランティア団

体の活動などに参加することを通して、自分自身を見つめ直し、自分とは異なる言語や文化・習慣などを持つ人々とも敬意の念を持って接し、感情や意見を

伝え合い、ともに行動できるようになるために体験学修を行う。 【授業の到達目標】

1)様々な人々と積極的に関わることができる。 2)体験を通して、多様な視点を知るとともに、物事を多角的に見ることができる。 3)自立心や柔軟性をもって物事に取り組むことができる。 4)自らの強みや長所、課題を知り、強みや長所を伸ばすとともに、課題解決に向けて考え行動できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 実施する体験学修の内容により異なるので、4月のオリエンテーション期間に

担当教員のところに行き相談すること。 実習開始までに、実習先についての情報収集を行い、必要な準備を行

う。

【授業外学修】 活動期間2週間の体験学修 フィードバック方法:実習終了後、担当教員との面談にて、実習日誌・報告書等をもとに振り返りを行う。

【成績評価】

実習前・実習中・実習後の指導に取り組む姿勢、体験学習中の実習日誌、体験学習に関する報告書、実習先施設からの評価などを総合して評価を行う。 ただし、体験学習の実施場所や実施内容により変更になる場合があるので、担当教員に相談すること。 【受講の前提条件】 4月のオリエンテーション期間中に必ず担当教員に相談にくること。

【教科書】 使用しない

【参考書】 使用しない。 必要があれば適宜提示する。

【その他】

Page 41: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

40

授業科目名 リベラルアーツ実習B 担当教員名 尾関はゆみ

コード 19PRC105 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1・2・3・4年次/集中 単位/時間数/形態 2単位/90時間/実習

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学外で行う多様な体験を通して、自立心や柔軟性を養い、自らへの自信を高めることを目的とする実習である。「リベラルアーツ実習 B」で

は、学外における4週間の体験学修が必要となる。具体的には、ワークキャンプ型のボランティア活動、環境保護ボランティア活動、地域のボランティア団

体の活動などに参加することを通して、自分自身を見つめ直し、自分とは異なる言語や文化・習慣などを持つ人々とも敬意の念を持って接し、感情や意見を

伝え合い、ともに行動できるようになるために体験学修を行う。 【授業の到達目標】

1)様々な人々と積極的に関わることができる。 2)体験を通して、多様な視点を知るとともに、物事を多角的に見ることができる。 3)自立心や柔軟性をもって物事に取り組むことができる。 4)自らの強みや長所、課題を知り、強みや長所を伸ばすとともに、課題解決に向けて考え行動できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 実施する体験学修の内容により異なるので、4月のオリエンテーション期間に

担当教員のところに行き相談すること。 実習開始までに、実習先についての情報収集を行い、必要な準備を行

う。

【授業外学修】 活動期間2週間の体験学修 フィードバック方法:実習終了後、担当教員との面談にて、実習日誌・報告書等をもとに振り返りを行う。

【成績評価】

実習前・実習中・実習後の指導に取り組む姿勢、体験学習中の実習日誌、体験学習に関する報告書、実習先施設からの評価などを総合して評価を行う。 ただし、体験学習の実施場所や実施内容により変更になる場合があるので、担当教員に相談すること。 【受講の前提条件】 4月のオリエンテーション期間中に必ず担当教員に相談にくること。

【教科書】 使用しない

【参考書】 使用しない。 必要があれば適宜提示する。

【その他】

Page 42: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

41

授業科目名 リベラルアーツ実習C 担当教員名 尾関はゆみ

コード 19PRC106 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1年次/集中 単位/時間数/形態 6単位/180時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学外で行う多様な体験を通して、自立心や柔軟性を養い、自らへの自信を高めることを目的とする実習である。「リベラルアーツ実習 C」では、学外における8週間の体験学修が必要となる。具体的には、ワークキャンプ型のボランティア活動、環境保護ボランティア活動、地域のボランティア

団体の活動などに参加する事を通して、自分自身を見つめ直し、自分とは異なる言語や文化・習慣などを持つ人々とも敬意の念を持って接し、感情や意見を

伝え合い、ともに行動できるようになるために体験学修を行う。 【授業の到達目標】 1)様々な人々と積極的に関わることができる。 2)体験を通して、多様な視点を知るとともに、物事を多角的に見ることができる。 3)自立心や柔軟性をもって物事に取り組むことができる。 4)自らの強みや長所、課題を知り、強みや長所を伸ばすとともに、課題解決に向けて考え行動できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 実施する体験学習の内容により異なるので、4月のオリエンテーション期間に

担当教員のところに行き相談すること。 実習開始までに、実習先についての情報収集を行い、必要な準備を行

う。

【授業外学修】 活動期間2週間の体験学修 フィードバック方法:実習終了後、担当教員との面談にて、実習日誌・報告書等をもとに振り返りを行う。

【成績評価】

実習前・実習中・実習後の指導に取り組む姿勢、体験学習中の実習日誌、体験学習に関する報告書、実習先施設からの評価などを総合して評価を行う。 ただし、体験学習の実施場所や実施内容により変更になる場合があるので、担当教員に相談すること。 【受講の前提条件】 4月のオリエンテーション期間中に必ず担当教員に相談にくること。

【教科書】 使用しない

【参考書】 使用しない。 必要があれば適宜提示する。

【その他】

Page 43: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

42

授業科目名 企業インターンシップA 担当教員名 神山直子

コード 16PRC107 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2~4年次/集中 単位/時間数/形態 1単位/集中/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

大学が紹介する学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)におけるインターンシップを行う。 インターンシップ先によって実施期間、採用人数等が決められているため、必要に応じて学内選抜を行う。 最終選抜はインターンシップ受入れ先が実施する。

【授業の到達目標】

学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)において、学科において培った技能やコミュニケーション等に関わる多様な能力を、実際の場面でどのよう

に活用することが出来るか体験し、社会に出るまでの大学における学修や活動の方向性を見出す。

【授業計画】

インターンシップ受入れ先の計画による。

【授業外学修】 インターンシップ期間中の体験学修。

【成績評価】 インターンシップ受入れ先からのインターンシップの評価を基準とする。

【受講の前提条件】 大学の代表としてインターンシップを受けることになるので、自覚をもって行動することが求められる。

【教科書】 特になし。

【参考書】 特になし。

【その他】

Page 44: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

43

授業科目名 企業インターンシップB 担当教員名 神山直子

コード 16PRC108 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2~4年次/集中 単位/時間数/形態 1単位/集中/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

大学が紹介する学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)におけるインターンシップを行う。 インターンシップ先によって実施期間、採用人数等が決められているため、必要に応じて学内選抜を行う。 最終選抜はインターンシップ受入れ先が実施する。

【授業の到達目標】

学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)において、学科において培った技能やコミュニケーション等に関わる多様な能力を、実際の場面でどのよう

に活用することが出来るか体験し、社会に出るまでの大学における学修や活動の方向性を見出す。

【授業計画】

インターンシップ受入れ先の計画による。

【授業外学修】 インターンシップ期間中の体験学修。

【成績評価】 インターンシップ受入れ先からのインターンシップの評価を基準とする。

【受講の前提条件】 大学の代表としてインターンシップを受けることになるので、自覚をもって行動することが求められる。

【教科書】 特になし。

【参考書】 特になし。

【その他】

Page 45: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

44

授業科目名 キャリアインターンシップC 担当教員名 神山直子

コード 16PRC109 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 1~4年次/集中 単位/時間数/形態 2単位/集中/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

大学が紹介する学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)におけるインターンシップを行う。 インターンシップ先によって実施期間、採用人数等が決められているため、必要に応じて学内選抜を行う。 最終選抜はインターンシップ受入れ先が実施する。

【授業の到達目標】

学外施設(企業・保育所・幼稚園・小学校等)において、学科において培った技能やコミュニケーション等に関わる多様な能力を、実際の場面でどのよう

に活用することが出来るか体験し、社会に出るまでの大学における学修や活動の方向性を見出す。

【授業計画】

インターンシップ受入れ先の計画による。

【授業外学修】 インターンシップ期間中の体験学修。

【成績評価】 インターンシップ受入れ先からのインターンシップの評価を基準とする。

【受講の前提条件】 大学の代表としてインターンシップを受けることになるので、自覚をもって行動することが求められる。

【教科書】 特になし。

【参考書】 特になし。

【その他】

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45

授業科目名 児童文学論 担当教員名 大竹聖美

コード 16CHI202 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

養成課

程必修

幼稚園

教職課

程必修

小学校

教職課

程必修

選択

〇 〇 〇 〇

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

児童文学を広くとらえ、子どもの本全般について取り扱う。特に、科学の絵本や写真絵本にある文学性に注目したい。保育士、幼稚園教諭として、子ども

たちに向けてより良い児童文学世界(昔話・世界名作童話・絵本・詩)の橋渡しができるようになることを目標とする。狭義の「児童文学」にとどまらず、

神話や昔話、赤ちゃん絵本の詩と文学から始まって、自然・宇宙・人間・社会との初めての出会いをテーマとする科学の絵本の文学性まで幅広く子どものた

めの文学を考える。

【授業の到達目標】

<児童文学>の役割と奥深さと広がりを理解し、子どもたちと「こどもの本の世界」との幸せな出会いの橋渡しができるようになる。より良いこどもの本の

読み手、橋渡しとなるための知識・態度・技能の基礎を修得する。具体的には以下の通り。 1.児童文学を大きくとらえ、そのジャンルと特性を理解する。 2.代表的な作家と作品を知る。 3.多くの児童文学作品(昔話・名作童話・絵本・ノンフィクション)に触れ、子どもの成長・人生と文学を考える。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 絵本と児童文学の世界 *各週の教室外学修内容と取り組みの目安時間を以下に記載します。

*読書課題も合わせて各自で読み進め「読書記録」を作成して下さい。

2 【赤ちゃんと文学】(1)――0.1.2歳の絵本 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「こどものとも0.1.2」シリーズ ・日中韓平和絵本シリーズ(童心社)

3

【赤ちゃんと文学】(2)――言葉・詩・童謡 【読書課題】(2時間) ・まど・みちお「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「ふしぎなポケット」

「一年生になったら」 ・谷川俊太郎『ことばあそび』

4 【3歳児と文学】―― 年少さんの絵本・絵童話・童話 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「こどものとも年少版」シリーズ ・芥川龍之介『くもの糸』

5 【4歳児と文学】―― 年中さんの絵本・幼年文学 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「こどものとも年中向き」シリーズ ・有島武郎『一房の葡萄』

6

【5歳児と文学】――年長さんの絵本・昔話・物語 【読書課題】(2時間) ・福音館書店「こどものとも」シリーズ ・宮沢賢治『どんぐりと山猫』『セロ弾きのゴーシュ』『注文の多い料

理店』

7 【科学と文学】(1)――はじめてのかがくの絵本・ノンフィクション・

認知 【読書課題】(2時間) ・福音館書店「ちいさなかがくのとも」シリーズ ・新美南吉『ごんぎつね』『手袋を買いに』

8 【科学と文学】(2)――自然科学の世界 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん」シリーズ ・浜田広助『泣いた赤おに』

9 【科学と文学】(3)――社会科学の世界 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん」シリーズ ・壺井栄『二十四の瞳』

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46

10 【科学と文学】(4)――人文科学の世界 【読書課題】(2時間)

・福音館書店「かがくのとも傑作集 わいわい・あそび」シリーズ ・灰谷健次郎『兎の眼』

11 【世界の名作児童文学】(1) 【読書課題】(2時間)

・イソップ・グリム・アンデルセン ・戦争と平和に関する絵本(世界)

12 【世界の名作児童文学】(2) 【読書課題】(2時間)

・バーネット『小公女』『小公子』 ・戦争と平和に関する絵本(日本)

13 【日本の児童文学】(1)――近代児童文学 【読書課題】(2時間)

・巌谷小波『黄金丸』、小川未明『赤いろうそくと人魚』 ・戦争と平和に関する絵本紹介カードの制作

14 【日本の児童文学】(2)――幼年童話 【読書課題】(2時間)

・寺村輝夫『おしゃべりなたまごやき』、松谷みよ子『ちいさいモモち

ゃん』、古田足日『おしいれのぼうけん』

15

第 15 回:まとめ――年齢/季節/フィクションとノンフィクション/抽

象と写真/作家の個性/翻訳絵本と多文化 【読書課題】(2時間) ・今西祐行『一つの花』、あまんきみこ『車の色は空の色』 ・年齢別絵本紹介ボードの提出 ・戦争と平和に関する絵本紹介カードの提出

【授業外学修】 ・授業外学修課題で取り組んだ「読書記録」「絵本紹介カード」などは次回の授業で持参すること。 ・授業では、それらの課題物を活用し、プレゼンとフィードバックを行う。

【成績評価】

授業参加度(課題への取り組み)30%、発表30%、提出物40%

【受講の前提条件】

【教科書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館

【参考書】 『講座 日本児童文学』1~8巻,猪熊葉子ほか編,明治書院 『日本児童文学大系』1~30巻,桑原三郎ほか編,ほるぷ出版 『日本児童文学大事典』大阪国際児童文学館,大日本図書 『児童文学事典』日本児童文学学会,東京書籍 『図説 子どもの本・翻訳の歩み事典』子どもの本・翻訳の歩み研究会編,柏書房 『はじめて学ぶ日本の絵本史1-絵入本から画帖・絵ばなしまで』鳥越信編,ミネルヴァ書房 『はじめて学ぶ日本の絵本史2 15年戦争下の絵本』鳥越信編,ミネルヴァ書房 『はじめて学ぶ日本の絵本史3 戦後絵本の歩みと展望』鳥越信編,ミネルヴァ書房 『はじめて学ぶ日本児童文学史』鳥越信編,ミネルヴァ書房 桑原三郎・千葉俊二(編)『日本児童文学名作集』上・下(岩波文庫) 【その他】

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47

授業科目名 こどもと読書文化 担当教員名 秋保惠子

コード 16CHI301 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目では、「子どもと読書」にまつわる事象やテクスト、また子どもが読む対象に目を向け、それらを読書文化と捉え、「子ども―読書―文化」を関連さ

せて多面的に考察する。それによって、歴史的に読書文化が子どもたちにとってどのような役割をもってきたのか、また、これからの AI の時代に、読書文

化が子どもたちにとってどのような役割をもつことができるのかについて考察を深める。文献講読、映像・音声視聴等を各回の中心素材として、それを契機

とした受講者同士の議論が中心となる。 【授業の到達目標】

・子どもが育つ上で読書文化が果たす役割について、多面的にアプローチし、新しい知見を得、考察を深めることができる。 ・受講者自身が、子どもと読書文化の関連について興味をもち、子どもに関わる場面において「読書」がどのような役割をもつのか、一定の意見を表明する

ことができる。 ・毎週のテーマについて主体的に考え、広い視野から「こどもと読書文化」について継続的に考察しようとする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 「私にとっての読書」を考える―本科目のイ

ントロダクションとして― (準備)「私にとっての読書」はどのようなものであるか、愛読書の紹介も含めながらスピーチできる

ようにしておく。(60分) (復習)本科目の内容と展開を確認する。(30分)

2 実用の読書と娯楽としての読書 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分)

(復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

3 子どもの読書と大人の読書 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

4 子どもがフィクションを読むということ (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

5 読書と読み聞かせ (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

6 読書と語り (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

7 読書と映像 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

8 日本の「こどもと読書」と外国の「こどもと

読書」1 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

9 日本の「こどもと読書」と外国の「こどもと

読書」2 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

10 書物の中の子ども (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分)

(復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

11 書物の中の大人 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

12 読書の教育 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分) (復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

13 何を読むかという問題 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分)

(復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

14 どのように読むかという問題 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分)

(復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

15 こどもの読書文化の形成のための大人の役割 (準備)前回の予告を参考に、本テーマについて自らの問題意識を明確にしておく。(45分)

(復習・展開)本テーマについて再考察し、授業後の深まりが明確になるようにノートする(45分)

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48

【授業外学修】 ・「授業計画」の右欄を参考にしつつ、毎回の課題となる文献の事前講読などを通して、各週のテーマに関して自らの問題意識を明確にして出席すること。 ・日常生活に「こどもと読書文化」というキーワードを組み込み、こども文化学の中に「読書」をどのように位置づけられるかについて折に触れ考えるよう

にすること。 ※各回の議論を通じて課題に対するフィードバックを行う。

【成績評価】

・平常点(50%)と試験に代わるレポート(50%)を総合的に判断する。 ・平常点は、毎回の授業時における議論への貢献度と、ノートの記述内容と提出状況による。

【受講の前提条件】 ・特になし。

【教科書】 ・使用しない。

【参考書】 ・参考文献は、授業内で随時提示・配布していく。

【その他】 ・本科目の授業形態は講義であるが、関係図書の購読や授業時の積極的な発言など受講生の主体的な取り組みを期待する。

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49

授業科目名 キッズ・イングリッシュ 担当教員名 尾関はゆみ

コード 16FLG201 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本講座は、幼児の英語遊びや小学校での外国語科・外国語活動を行う際に必要な英語運用力の基礎を学ぶ講座である。 児童英語教育において、指導者が使用する英語やコミュニケーションをとる際の姿勢・態度は、母語同様こどもたちに大きな影響を与える。本講座では、

教室での指示・指導を行うためのClassroom Englishを中心に、こどもたちの自己尊重感や自立した行動につながる英語のことばかけについても取り上げる。

また、ALT(Assistant Language Teacher)とのコミュニケーションに必要な基本的英語表現についても学ぶ。 【授業の到達目標】

・幼児・児童を対象に英語遊びや外国語活動を行う際に必要な基本的英語表現を身に付け、運用できる。 ・指導者が使用することば、姿勢や態度がこどもに与える影響について理解し、実践に生かすことができる。 ・相手の立場や状況を考慮し、ことばを選択してコミュニケーションをはかろうとすることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 こどもにとっての英語によるコミュニケーションとは―指導者の姿勢と

Teacher Talkの重要性 予習:テキストに目を通す。(15分) 復習:授業内容を復習する。(20分)

2 Lesson 1 Warm up/ Closing Remarks 予習:テキストの付属CD Lesson1 を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 1を復習し、小テストに備える。(30分)

3 Lesson 2 Classroom Commands 小テスト1(Lesson 1)

予習:テキストの付属CD Lesson 2を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 2を復習し、小テストに備える。(30分)

4 Lesson 7 Total Physical Response 小テスト2(Lesson 2)

予習:テキストの付属CD Lesson 7を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 7を復習し、小テストに備える。(30分)

5 Lesson 3 Performance Activities 小テスト3(Lesson 7)

予習:テキストの付属CD Lesson 3を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 3を復習し、小テストに備える。(30分)

6 Lesson 5 Games – Sugoroku/ Bingo 小テスト4(Lesson 3)

予習:テキストの付属CD Lesson 5を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 5を復習し、小テストに備える。(30分)

7 Lesson 6 Games - Cards 予習:テキストの付属CD Lesson 6を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 6を復習し、小テストに備える。(30分)

8 Lesson 8 Coloring/ Drawing/ Making 小テスト6(Lesson 6)

予習:テキストの付属CD Lesson 8を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 8を復習し、小テストに備える。(30分)

9 Lesson 4 Interaction with ALT 小テスト7(Lesson 8)

予習:テキストの付属CD Lesson 4を聞き、声に出して練習する。わ

からない単語を調べる。(30分) 復習:Lesson 4を復習し、小テストに備える。(30分)

10 幼稚園または保育所での英語遊び実践に向けた準備1(レッスンプランの作

成) 予習:レッスンプランを作成する(2時間) 復習:レッスンプランを修正、完成させる(1時間)

11 幼稚園または保育所での英語遊び実践に向けた準備2(教材教具の作成) 予習:教材教具案を考えてくる(1時間) 復習:教材教具を次回の授業までに完成させる(2時間)

12 幼稚園または保育所での英語遊び実践に向けた準備3(リハーサル) 予習:担当箇所の練習を行う(2時間)

復習:授業でのフィードバックを振り返り、本番に向けて練習を行う

(1時間)

13 幼稚園または保育所での英語遊び実践1 予習:本番に向けて練習を行う(1時間)

※13,14回は幼稚園または保育所での学外授業とし、連続実施を予定

14 幼稚園または保育所での英語遊び実践2 復習:実践を振り返り、まとめる(1時間)

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50

15 まとめ 小テスト8(Lesson 4)

復習:これまでの授業を振り返り、期末試験に向け準備・練習を行う。

(90分)

16 期末試験(パフォーマンステスト)

【授業外学修】 授業計画欄参照 授業中のペアワーク・グループワーク及び小テストの採点・返却等を通して、課題のフィードバックを行う。 【成績評価】

・授業参加(幼稚園または保育所での実践に向けた準備・練習・リハーサルの際の参加度を含む)(30%) ・小テスト(20%) ・幼稚園または保育所での実践当日のパフォーマンス(20%) ・定期試験(30%) 【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 カレイラ松崎順子 (2009)『Bright and Early 子どもに英語を教えるための教室英語』南雲堂.

【参考書】 Marcia Fisk Ong and Vinodini Murugesan (2007), "Teaching English to Young Learners", Compass Publishing. Mary Slattery and Jane Willis (2003)『子ども英語指導ハンドブック English for Primary Teachers』オックスフォード大学出版局・旺文社.

【その他】 ・受講開始時の英語レベルは問わない。 ・授業では各自の英語力向上につながるよう実際に英語を使ってみることに時間を使うので、単語の意味などは予習をして授業に臨むこと。(予習復

習方法は第1回目の授業で説明する。) ・本講座では、授業で学習した英語表現を実践に生かす機会として、幼稚園または保育所での英語遊びの実践を行う。幼保課程の学生はもちろんのこと、小

学校課程の学生にとっても、幼保小連携の観点から幼児や就学前施設について知る機会ともなるので、積極的な参加を期待する。 ・本講座は選択科目であるが、小学校課程の学生は小学校の外国語活動及び外国語科で必要とされる知識・技術の基礎を習得するため、「外国語活動指導法」

(3年次後期開講)に加え、本講座も受講すること。 ※本講座で学ぶClassroom Englishは、3年次後期「外国語活動指導法」の授業での指導案作成に必要となる)。

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授業科目名 保育英語検定 担当教員名 尾関はゆみ

コード 16FLG202 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】(当該授業科目が以下の学部・学科のディプロマポリシーと関連するものについて、チェック欄に「○」を記載してください。

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本講座は、社団法人保育英語検定協会の実施する「保育英語検定」試験の対策講座である。試験内容の理解と試験問題に取り組むことが講座の中心となる。

受講生は毎回の予習・復習を計画的に行うことが求められる。目標級を基本は3級とするが、受講生の状況に応じて変更する場合がある。

【授業の到達目標】

・目標級の検定試験合格を目指し学習することを通して、自己の英語力を向上させる。

【授業計画】 (左側の枠に毎回の授業のテーマ内容等、右側の枠に授業外学修の指示をお願いします。授業外学修(予習・復習・課題等)は、授業時間外(教室外)で、

予習、復習、課題等について、指定された学習課題に要する標準的な時間数を記載してください。また、授業外学修には、課題のフィードバック方法に

ついて記載してください。オムニバス形式の授業で担当者名を記載する場合は、左側の枠の授業テーマ等に続けて( )を付け、( )内に担当者名を記載してく

ださい。)

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 保育英語検定とは 目標級決定テスト

シラバスをよく読み、講座内容と授業計画を理解する。(30分) ◎2回目の授業までに、指定された級のテキスト及びワークブックを購入する。

2 保育英語検定テキスト 1章 予習:テキストの1章を予習する。(2時間) 復習:テキストの1章を復習する。(2時間)

3 保育英語検定テキスト 2章

予習:テキストの2章を予習する。(2時間) 復習:テキストの2章を復習する。(2時間)

4 保育英語検定テキスト 3章 小テスト

予習:テキストの3章を予習する。(2時間) 復習:テキストの3章を復習する。(2時間)

5 保育英語検定テキスト 4章 予習:テキストの4章を予習する。(2時間)

復習:テキストの4章を復習する。(2時間)

6 保育英語検定テキスト 5章 予習:テキストの5章を予習する。(2時間) 復習:テキストの5章を復習する。(2時間)

7 保育英語検定テキスト 6章 小テスト

予習:テキストの6章を予習する。(2時間) 復習:テキストの6章を復習する。(2時間)

8 保育英語検定テキスト 7章 予習:テキストの7章を予習する。(2時間) 復習:テキストの7章を復習する。(2時間)

9 保育英語検定テキスト 8章 予習:テキストの8章を予習する。(2時間) 復習:テキストの8章を復習する。(2時間)

10 保育英語検定テキスト 9章 小テスト

予習:テキストの9章を予習する。(2時間) 復習:テキストの9章を復習する。(2時間)

11 保育英語検定テキスト 文法編① 予習:テキストの文法編を予習する。(2時間) 復習:テキストの文法編を復習する。(2時間)

12 保育英語検定テキスト 文法編② 予習:テキストの文法編を予習する。(2時間)

復習:テキストの文法編を復習する。(2時間)

13 保育英語検定ワークブック1 小テスト

予習:ワークブックの指定箇所を予習する。(2時間) 復習:ワークブックの指定箇所を復習する。(2時間)

14 保育英語検定ワークブック2 予習:ワークブックの指定箇所を予習する。(2時間)

復習:ワークブックの指定箇所を復習する。(2時間)

15 保育英語検定ワークブック3 予習:ワークブックの指定箇所を予習する。(2時間) 復習:期末テストに向け、これまでの学習を復習する。(2時間)

期末テスト

【授業外学修】 授業計画欄参照

Page 53: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

52

【成績評価】 授業参加 20% 小テスト 30% 期末テスト 50% 【受講の前提条件】 ・1回目の授業で、目標級決定のためのテストを行う。受講希望者及び受講を検討している者は1回目の授業に必ず出席すること。 ・受講開始時の英語力は問わないが、試験対策の講座であるため、基本的に試験内容の理解と試験問題に取り組むことが講座の中心となる。検定試験合格

に向け、受講生は毎回の予習・復習を計画的に行うことが求められる。

【教科書】 ・保育英語検定テキスト(1級~5級) ・保育英語ワークブック(1級~5級) ※本講座は目標級を基本は 3 級とするが、受講生の状況に応じて変更する場合がある。そのため、テキスト・ワークブックの事前購入はせず、第 1 回の授業で

目標級確認後、2回目の授業までに指定の級のテキスト及びワークブックを各自購入すること。

【参考書】 特になし 【その他】 ・上記教科書欄に記載しているテキスト及びワークブックは本学図書館に所蔵されているので、検定内容やレベルを受講前に確認することができる。 ・保育英語検定を実際に受験することは必須ではないが、講座終了以降の検定試験に挑戦することを推奨する。

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授業科目名 発達心理学Ⅰ 担当教員名 根本葉子

コード 16PSY202 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】(当該授業科目が以下の学部・学科のディプロマポリシーと関連するものについて、チェック欄に「○」を記載してください。

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程について、基礎的な知識を身につけ、各発達段階における心理的特性を踏まえた学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理

解する。

【授業の到達目標】

・ 幼児、児童及び生徒の心身の発達に対する外的・内的要因の相互作用、発達に関する代表的理論を踏まえ、発達の概念及び教育における発達理解の意義を理解している。 ・ 乳幼児期から青年期の各発達段階における運動・言語・認知・社会性の発達について、その具体的な内容を理解している。 ・ 様々 な学習の形態や概念及びその過程を説明する代表的理論の基礎を理解している。 ・ 主体的学習を支える動機づけ・集団づくり・学習評価の在り方について、発達の特徴と関連付けて理解している。 ・幼児、児童及び生徒の心身の発達を踏まえ、主体的な学習活動を支える指導の基礎となる考え方

【授業計画】 (左側の枠に毎回の授業のテーマ内容等、右側の枠に授業外学修の指示をお願いします。授業外学修(予習・復習・課題等)は、授業時間外(教室外)で、

予習、復習、課題等について、指定された学習課題に要する標準的な時間数を記載してください。また、授業外学修には、課題のフィードバック方法

について記載してください。オムニバス形式の授業で担当者名を記載する場合は、左側の枠の授業テーマ等に続けて( )を付け、( )内に担当者名を記載し

てください。)

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講の概要についての説明。幼児、児童及び生徒の心身の発

達の過程及び特徴を理解する。 予習:シラバスに目を通し、授業内容のイメージを持つ(20分)。 復習:ノートを見直す(20分)

2 幼児、児童及び生徒の心身の発達に対する外的・内的要因の相互作用、発達に関す

る代表的理論を踏まえ、発達の概念及び教育における発達理解の意義を理解する

(1)。

復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

3 幼児、児童及び生徒の心身の発達に対する外的・内的要因の相互作用、発達に関す

る代表的理論を踏まえ、発達の概念及び教育における発達理解の意義を理解する

(2)。

復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

4 乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発

達について(1)感覚・知覚及び運動発達を中心に学ぶ。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

5 乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発

達について(2)認知発達理論及び言語発達を中心に学ぶ。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

6 乳幼児期から青年期の各時期における運動発達・言語発達・認知発達・社会性の発

達について(3)社会性の発達、母子関係、家族関係と社会的人間関係の拡大につ

いて学ぶ。

復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

7 幼児、児童及び生徒の学習に関する基礎的知識を身に付け、発達を踏まえた学習を

支える指導について基礎的な考え方を理解する(1):「学習」の意味及び学習理論

を学ぶ。

復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

8 幼児、児童及び生徒の学習に関する基礎的知識を身に付け、発達を踏まえた学習を

支える指導について基礎的な考え方を理解する(2):社会的学習について学ぶ。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

9 動機づけ(1)興味・関心・意欲との関係を理解する。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

10 動機づけ(2)内発的動機づけ、達成動機と発達について考える。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

Page 55: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

54

11 動機づけ(3)親和動機他の理論を基に考える。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

12 教育の評価:資料を基に考える。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

13 パーソナリティの理解:自我の防衛適応機制について理解する。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

14 軽度発達障害の理解と対応:資料を基に考える。 復習:授業内容について、関心のあるところを図書館を活用し専門書や事典

等で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備をし、授業時に質問する(20分)。

15 まとめ:生涯発達の観点から、乳幼児期の意義について確認すると共に、児童期、

青年期との連続性への配慮、保護者・地域社会との連携の重要性について意見交換

を通して考える。

定期試験に向けて、テスト課題に取り組む(120分以上)。

【授業外学修】※課題のフィードバック方法を記載してください。 定期試験(記述式)は、事前(約3週間前)に問題を呈示する。図書館を活用し、各自がそれぞれ課題に取り組む。

【成績評価】※シラバス公開後、「成績評価」について、原則変更はできません。

授業時の取り組みや意見交換、リアクションペーパー、小レポート等:50%、定期試験:50%の総合評価による。

【受講の前提条件】 小学校教員課程の学生は受講が必要となる。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 『幼稚園教育要領(文科省)』(フレーベル館)、『保育所保育指針(厚労省)』(フレーベル館)、『幼保連携型認定こども園教育・保育要領(厚労省)』(フレーベル館) 他、授業時に資料を適宜配布する。

【その他】 幼少期の重要性を各領域から発見、確認し、社会のこどもを温かく見守る専門家として自覚をたかめていきましょう。

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55

授業科目名 発達心理学Ⅱ 担当教員名 根本葉子

コード 16PSY203 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

年次/期間 3年生/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

生涯発達の観点に立ち、乳幼児期、児童期、思春期、青年期、成人期、老年期の心理とその特徴を検討していく。エリクソンやユング等の心理学領域の知見に加

えて文学、芸術、哲学、宗教学的知見も参考に、人間理解を深めていく。 講義と共に、グループディスカッションを通して、発達について考えていく。

【授業の到達目標】

1.人生の意味、人間の一生について、基礎心理学及び深層心理学的知見や様々な領域の手掛かりを基に考えることができる。 2.各発達段階の特徴を説明できる。 3.自己理解及び他者理解への手掛かりを得る。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講の概要の紹介。「人生」のイメージを広げる。 予習:シラバスに目を通し、授業への展望を持つ(20分)。

復習:今後の授業内容について理解を深める(10分)。

2 エリクソンの発達段階を参考に生涯発達の観点から人間理解を深めていく。 乳児期の発達課題と心理:基本的信頼感をめぐって

復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。 予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

3 乳幼児期の発達課題と心理(1):母子関係の発達

復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。 予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

4 乳幼児期の発達課題と心理(2):家族関係と発達

復習:「乳幼児期の特徴について」レポートをまとめる(120分)。 予習:提出準備をする(10分)。

5 幼児期の発達課題と心理:自分への目覚め 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

6 児童期の発達課題と心理:自分らしさと友なるもの

復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。 予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

7 思春期の発達課題と心理:自分探し 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

8 青年期の発達課題と心理(1):親和の意味 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

9 青年期の発達課題と心理(1):親和の意味 復習:「児童期あるいは青年期の特徴について」レポートをまとめる(120分)。

予習:提出準備をする(10分)。

10 成人期の発達課題と心理(1):働きざかりとその課題 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)。

11 成人期の発達課題と心理(2):実りの秋と第2の人生 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)

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56

12 老年期の発達課題と心理(1):人生のひとまとまり 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)

13 老年期の発達課題と心理(2):喪失と統合 復習:「成人期あるいは老年期の特徴について」レポートをまとめる(120分)。

予習:提出準備をする(10分)。

14 老年期の発達課題と心理(3):老いの哲学 復習:ノート、資料等を見直し、関心のあるところを図書館で調べる(30分)。

予習:質問等がある場合は次の授業時に質問するように準備する(10分)

15 まとめ:人生の展望を持つ。

豊かな人生に対するイメージを持ち、自他に対する尊崇の念を深める。

【授業外学修】 小レポート3課題は、テーマを授業時に呈示し、3週間後を目安に教室にて受け取る。その後、授業時にレポートの書き方や内容について全体的フィ-ド

バックを行う。

【成績評価】

授業時の取り組みや意見交換等50%、及びリアクションペーパー、小レポート(前述のように、それぞれ1200字程度)50%の総合評価とする。

【受講の前提条件】 「発達心理学Ⅰ」及び「保育の心理学Ⅰ」を受講済みであることが望ましい。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 指定しないが、授業内容や受講生との意見交換等により、参考になる書籍は随時紹介する。

【その他】 人生の展望を豊かにもつ手掛かりになれば幸いです。自他ともにかけがえのない存在であることを気付いていきたいものです。

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57

授業科目名 教育心理学 担当教員名 尾野明美

コード 16PSY204 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目では、まず看護と教育心理学との関連性と、教育心理学を学修する意義を理解する。なぜ、看護で教育心理学を学ぶ必要があるのか。看護職者は患者

やその家族、職場内での新人や後輩、実習生などへの指導の場面で教える機会が多くある。人に教えるときは、相手に合わせて教えられるようになる必要がある。

そのために、人の発達のプロセスと特徴、学習に関する理論について理解する。また、患者との対応のみならず、チーム医療が求められていることから、コミュ

ニケーション技法やカウンセリング技法などの対人関係に関わる理論や、性格や感情を含む心理的な特徴の理解も必要である。さらに、行動の変化が心の変化に

つながるという、心身一如についての理解も欠かせない。ストレス理論や健康心理学にも言及し、対人援助に必要な基礎的な心理学的理論について理解を深め、

基礎的な技法について習得することを目指す。この科目は、看護学部看護学科のディプロマポリシー「自己理解・自己受容をもとに、自己を活用した対人支援力

を身に付けている」に寄与する科目である。

【授業の到達目標】

1.発達と学習など教育心理学の基礎的概念について説明することができる。

2.専門職に求められる学習について理解でき、自分自身のキャリア開発に向けた学習を行うことができる。

3.対人支援者に求められるコミュニケーション技法を身に付けることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 「教育心理学」の考え方と目的について学ぶ

課題:シラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加する 予習:教育心理学について調べてくる(30分) 復習:教育心理学の目的について理解を深める(30分)

2 発達 (遺伝と環境など、学習の芽生え、ピアジェ)について学ぶ 予習:遺伝と環境、ピアジェについて調べてくる(30分)

復習:人の発達について理解を深める(30分)

3 発達 (発達段階、老いることの意味など)について学ぶ 予習:発達段階について調べてくる(30分)

復習:発達段階について理解を深める(30分)

4 記憶 (記憶のメカニズム、記憶方略など)について学ぶ 予習:記憶について調べてくる(30分)

復習:記憶について理解を深める(30分)

5 思考 (問題解決、創造性など)について学ぶ 予習:問題を解決する方法についてしらべてくる(30分)

復習:思考の仕組みについて理解を深める(30分)

6 知能 (知能の定義、知能の測定など)について学ぶ 予習:知能について調べてくる(30分)

復習:知能について理解を深める(30分)

7 学習 (条件付け学習、観察学習など)について学ぶ 予習:学習について調べてくる(30分)

復習:学習について理解を深める(30分)

8 学習 (学習の能率など)について学ぶ 予習:効率のよい学習方法について調べてくる(30分)

復習:学習について理解を深める(30分)

9 動機づけ (外発的動機づけ、内発的動機づけ、原因帰属など、自己効力感)

について学ぶ 予習:やる気に関連するものを考え、まとめてくる(30分) 復習:やる気のしくみの理解を深める(30分)

10 性格 (自己を知る、他者を知るなど)について学ぶ 予習:「自分らしさ」についてまとめてくる(30分)

復習:「自分らしさ」について理解を深める(30分)

Page 59: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

58

11 人間関係 (対人認知、印象認知など)について学ぶ 予習:第一印象と人間関係の関連についてまとめてくる(30分)

復習:対人認知のしくみについて理解を深める(30分)

12 人間関係 (非言語コミュニケーションなど)について学ぶ 予習:言葉によらないコミュニケーションについてまとめてくる(30分)

復習:非言語的コミュニケーションの理解を深める(30分)

13 人間関係 (対人スキルなど)について学ぶ 予習:対人関係を円滑にするための(30分)

復習:対人(30分)

14 健康心理学 (健康の定義、心と体の関係など)について学ぶ 予習:こころと体の関連についてまとめてくる(30分)

復習:健康について理解を深める(30分)

15 健康心理学 (ストレス理論、ストレス対処法など)について学ぶ 予習:自身のストレスについて分析し、まとめてくる(30分)

復習:ストレス理論の理解を深める(30分)

16 定期試験 定期試験に向けて復習する(6時間)

【授業外学修】 予習のフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

授業参加度:40%、定期支援:60%

1.どの程度、積極的に授業時に参加したかを「授業参加度」として評価する。

2.定期試験はペーパーテスト(客観テスト)を行う。筆記用具以外の持ち込みは認めない。

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんとしてまじめに授業を受けること。 2.ペアワークやグループワークに熱心に取り組むこと。

【教科書】 授業内で適宜、配布していく。

【参考書】 「看護のための教育学」(中井俊樹・小林忠資共著) 医学書院

【その他】 特になし

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59

授業科目名 臨床心理学 担当教員名 根本葉子

コード 16PSY301 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

(チェック欄に「〇」を記載してください)

チェック欄 ※アクティブ・ラーニングとは、学生の能動的な参加を取り入れた教授・学習法の総称で、発見学習、問

題解決学習、体験学習、調査学習等のほか、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グルー

プ・ワーク等も含みます。

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

臨床心理学派、精神疾患や神経症はの対応というばかりではなく、こころの健康やよりよく生きるための手掛かりともなるものである。こころの働きへの視野

を広げ、自己理解を深めると共に他者理解へと繋がるように、パーソナリティ理解を深めていく。 また、臨床心理学的観点から、カウンセリングや心理相談への理解を深める。 この科目は、現代文化学部こども文化学科におけるディプロマ・ポリシーの「『こども・からだ・こころ・あそび』の四つのキーワードからのアプローチを学

修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資質を備える」上で、特に「こころ」の観点において寄与する科目である。

【授業の到達目標】

・ 自己理解と他者理解の相互性を理解する。 ・ 自分の性格傾向を知る。 ・ 人間理解のために、神経症や精神疾患について、出来るだけ正確な情報を得るよう努める。 ・ こころの構造やカウンセリング、心理療法の基礎について説明できる。 ・ 社会の中でカウンセリングがどのように活かされているかを考えることができる。

【授業計画】 (左側の枠に毎回の授業のテーマ内容等、右側の枠に授業外学修の指示をお願いします。授業外学修(予習・復習・課題等)は、授業時間外(教室外)

で、予習、復習、課題等について、指定された学習課題に要する標準的な時間数を記載してください。また、授業外学修には、課題のフィードバッ

ク方法について記載してください。オムニバス形式の授業で担当者名を記載する場合は、左側の枠の授業テーマ等に続けて( )を付け、( )内に担当者名を

記載してください。)

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講の概要の紹介。到達目標についての説明等。

予習:シラバスに目を通す(10分)。 復習:シラバスを確認する(20分)。

2 臨床心理学とは:臨床の意味について考える。歴史と意義について理解する。 予習:配布資料に目を通す(10分)。

復習:配布資料を手掛かりに科目の概要を確認する(30分)。

3 表現と適応:人間理解のための2つの方法、パーソナリティ理解に重要なこ

とは何かを考える。 予習:授業内容を確認する(10分)。 復習:気になった箇所について図書館等で事典や専門書を基に調べる(1

時間)。

4 パーソナリティ理解(1):クレッチマーの三気質を手掛かりとして自己理解

を深める。パトグラフィ研究も参考とする。 予習:性格等について考える(10分)。 復習:授業内容について確認し、自分の性格について改めて考える(30分)。

5 パーソナリティ理解(2):クレッチマーの三気質を手掛かりとして自己理解

を深める。パトグラフィ研究も参考とする。 予習:自分自身の性格について考える(10分)。 復習:授業内容について確認する(30分)。

6 パーソナリティ理解(3):ユングの内向・外向と4つの心理機能から自己理

解を深める。自己理解と他者理解の相互性。自己信頼と他者との関係性につ

いて。

予習:自己と他者との関係性について考える(10分)。 復習:自分自身の性格について考える(30分)。

7 パーソナリティ理解(4):ユングの内向・外向と4つの心理機能から自己理

解を深める。自己理解と他者理解の相互性。自己信頼と他者との関係性につ

いて。

予習:性格の多様性について考える(10分)。 復習:性格の多様性を認め、他者への理解を深める。小レポート①(「自己

理解をめぐって」1200字程度)をまとめる(120分)。

8 心理療法とカウンセリングの基礎概念(1):定義と基本姿勢 予習:カウンセリングとは何かを考える(10分)。

復習:授業内容について確認する(30分)。

Page 61: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

60

9 心理療法とカウンセリングの基礎概念(2):基本姿勢と主な技法・考え方 予習:カウンセリングとは何かを考える(10分)。

復習:授業内容について、更に図書館で専門書や事典等で調べる(60分)。

10 社会とカウンセリング(1):社会の中での活用。病気と災害をめぐって。 予習:カウンセリングが社会の中でどのように活かされているかを考える

(10分)。 復習:授業内容について、更に図書館で専門書や事典等で調べる(30分)。

11 社会とカウンセリング(2):社会の中での活用。より良く生きる手掛かり。 予習:社会とカウンセリングとの関係性について考える(10分)。

復習:小レポート②(「社会の中でのカウンセリング活用をめぐって」1200字程度)をまとめる(120分)。

12 疾病分類(1):神経症、精神疾患の理解を深める。 予習:新聞等を通して「こころの病」について関心を持つ(30分)。

復習:授業内容について、更に図書館で専門書や事典等で調べる(30分)。

13 疾病分類(2):神経症、精神疾患の理解を深める。 予習:授業内容を確認する(10分)。

復習:授業内容について、更に図書館で専門書や事典等で調べる(30分)。

14 疾病分類(3):精神疾患における人間学的理解 予習:授業内容を確認する(10分)。

復習:授業内容について、更に図書館で専門書や事典等で調べる(30分)。

15

まとめ:人間理解の手掛かりを求めて 予習:今までの授業内容を確認し、臨床心理学を社会の中で活かしていく

にはどのようにすればよいかを考える(15分)。 復習:相互に尊重し合える社会に自覚的に関わることを再認識し、関心を

持つ内容について、更に自分で調べていく(60分)。 【授業外学修】※課題のフィードバック方法を記載してください。 図書館を活用し、関心を持つ内容について各自調べる。 2回の小レポートはテーマの呈示から3週間目の授業時に教室で受け取り、返却は数回後の授業時に行う。

【成績評価】※シラバス公開後、「成績評価」について、原則変更はできません。

授業時の参加、意見交換等への取り組み:50%、2回の小レポート50% の総合評価による。レポート提出は3週間程度。授業時に受け取る。 遅延の場合は研究室に持参すること。用紙・形式自由。1200字程度。

【受講の前提条件】 特になし。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 河合隼雄『ユング心理学入門』(培風館) 森谷寛之他編著『はじめての臨床心理学』(北樹出版)他、授業時に適宜紹介する。

【その他】 自分自身を知ることが、自ずと、他者を認めていくことにもなります。こころの奥深さについて共に考えていければ幸いです。

Page 62: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

61

臨床心理学演習

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62

授業科目名 教育相談 担当教員名 根本 葉子

コード 16PSY205 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

教育相談は、幼児、児童及び生徒が自己理解を深めたり好ましい人間関係を築いたりしながら、集団の中で適応的に生活する力を育み、個性の伸長や人格の成長を支援する

教育活動である。幼児、児童及び生徒の発達の状況に即しつつ、個々 の心理的特質や教育的課題を適切に捉え支援するために、保護者の心理の理解も含め、必要な基礎的知識

(カウンセリングの意義、理論や技法に関する基礎的知識を含む)を理解する。

【授業の到達目標】

・ 学校における教育相談の意義と課題を理解している。 ・ 教育相談を進める際に必要な基礎的知識(カウンセリングに関する基礎的知識を含む)を理解する。 ・ いじめ、不登校・不登園、虐待、非行等の課題に対する、幼児、児童及び生徒の発達段階や発達課題に応じた教育相談の具体的な進め方を理解している。 ・ 教育相談に必要な校内体制の整備等、組織的な取り組みの必要性を理解している。 ・地域の医療・福祉・心理等の専門機関との連携の意義や必要性を理解している。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講の概要の紹介。幼児、児童、生徒の発達過程における社

会的課題についてディスカッションを行う。 予習:シラバスに目を通し、授業内容のイメージを持つ(20分)。 復習:授業内容について確認する(20分)。

2 学校における教育相談の意義と課題を理解する。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

3 教育相談に関わる心理学の基礎的な理論・概念を理解する。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

4 幼児、児童、生徒の不適応や問題行動の意味及び幼児、児童、生徒の発するシグナ

ルに気づき把握する方法を学ぶ。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

5 学校教育におけるカウンセリングマインドの必要性を理解する。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

6 カウンセリング理論、受容・傾聴・共感的理解等のカウンセリングの基礎的な姿勢

や技法を学ぶ。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

7 遊戯療法の理論(1):アクスライン他の遊戯療法の考え方を学ぶ。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

8 遊戯療法の理論(2):遊戯療法の実際について文献資料から考える。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

9 遊戯療法の理論(3):箱庭療法等を視覚教材や実際の用具を通して学ぶ。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

10 職種や校務分掌に応じて、幼児、児童、生徒及び保護者に対する教育相談を行う際

の目標の立て方や進め方を具体的に考える。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる(60分)。 予習:質問等がある場合は準備し、次の授業時に質問する(10分)。

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63

11

いじめ、不登校・不登園、虐待、非行等の課題に対する、幼児、児童及び生徒の発

達段階や発達課題に応じた教育相談の進め方を理解する(1)。以下、資料及び視覚

教材等を活用しながら考える(ディスカッションあるいは感想を小レポートにまと

める:400字程度)

復習:小レポートに感想等をまとめる(60分)。 予習:レポート提出の準備をする(30分)。

12 いじめ、不登校・不登園、虐待、非行等の課題に対する、幼児、児童及び生徒の発

達段階や発達課題に応じた教育相談の進め方を理解する(2) 復習:小レポートに感想等をまとめる(60分)。 予習:レポート提出の準備をする(30分)。

13 いじめ、不登校・不登園、虐待、非行等の課題に対する、幼児、児童及び生徒の発

達段階や発達課題に応じた教育相談の進め方を理解する(3):ゲスト・スピーカー

(テーマ:非行の心理と対応について)

復習:講師講演の感想をまとめる(60分)。 予習:レポート提出の準備をする(30分)。

14 教育相談の計画の作成や必要な校内体制の整備等、組織的な取り組みの必要性を理

解する。 復習:授業内容の内、関心のあるところについて図書館で専門書や事典等

で調べる。レポート作成の準備に入る。(120分)

15

まとめ:地域の医療・福祉・心理等の専門機関との連携の意義や必要性を理解する。

保育士、幼稚園教諭、家族、地域社会に求められているものについてディスカッシ

ョンを通して考える。<レポート課題:不適応をめぐる対応、支援について考えを

深め、まとめる>

レポート作成の準備をする。(120分)

【授業外学修】 小レポートはテーマ呈示から2週間後に授業後、教室において提出する。遅延の場合は研究室に持参のこと。小レポートは、提出後2週間以内に教室

において返却する。 【成績評価】 授業時の参加姿勢・討論への参加、及び小レポート:50%、定期試験としてのレポート:50% の総合評価による。定期試験としてのレポートは1200字以上。

試験期間中にレポートボックスの提出。提出遅延の場合は研究室に持参する。

【受講の前提条件】 幼保資格取得を希望する学生の受講が必要になる。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 参考資料は授業中に適宜配布する。参考書:『幼稚園教育要領(文科省)』(フレーベル館)、『保育所保育指針(厚労省)』(フレーベル館)、『幼保連携型認定こども園

教育・保育要領(厚労省)』(フレーベル館)、村瀬嘉代子『子どもと大人の心の架け橋』(金剛出版)、山中康裕『少年期の心』(中公新書)、杉山登志郎『発達障害の

子どもたち』(講談社現代新書)

【その他】 こどもと社会の状況に積極的に関心を持ち、教育者としての支援を、自覚を持って考えていきたいものです。

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教育相談(小)

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65

授業科目名 健康の科学 担当教員名 下川 学

コード 16NUR201 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職課

程必修

小学校課

程必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

人口の少子化、高齢化が進む中にあって、がん、脳卒中、心臓病、糖尿病などの代表的な生活習慣病が大きな社会問題となっている。健康は、運動と栄養と休

養の3つのバランスのもとで成り立つ。 授業においては現在の健康問題を概観し、日本の国民栄養の現状を把握する。また、ヒトの身体組成、からだの構造、体力等について学び、個々の運動プログ

ラム作成をめざす。さらに、活力ある健康的な生活を営むために、今後の健康教育と生涯スポーツのあり方を考える。

【授業の到達目標】

1. 日本における健康問題と国民栄養の現状を把握することができる。 2. 運動、栄養、休養の3つのバランスの重要性を理解できる。 3.自分自身の身体組成を理解することができる。 4.正しい理論を用いた運動プログラム作成と実践ができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション シラバスを一読しておくこと。

資料配付。

2 健康問題 (健康と身体組成) 復習:資料を一読しておくこと。(30分)

予習:自己の健康観について考える。(30分)

3 健康問題 (健康日本21) 復習:死因順位について。(30分)

予習:年代別の死因順位について調べておくこと。(30分)

4 国民衛生の動向 復習:資料のデータを再確認しておく。(30分)

予習:各国の平均寿命を調べる。(30分)

5 国民健康・栄養調査 復習:前回資料の再確認。(30分)

予習:自己の体格評価の確認(30分)

6 体格評価 復習:国民健康・栄養調査結果の再確認。(30分)

予習:肥満等について(30分)

7 肥満・るいそう 復習:身体組成について(30分)

予習:栄養について(30分)

8 食事摂取基準、栄養 復習:体格評価方法について(30分)

予習:体力の資料について(30分)

9 体力(1) 復習:食事バランスガイドについて。(30分)

予習:骨について調べておくこと。(30分)

10 体力(2) 復習:骨の名称を覚える(30分)

予習:筋について。(30分)

11 運動処方 復習:骨格筋についての再確認(30分)

予習:主要な筋の名称を覚える(30分)

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66

12 トレーニング法 復習:運動処方の手順について復習しておくこと。(30分)

予習:筋力、筋持久力、持久力について(30分)

13 運動の効果 復習:10RM、カルボーネン法について復習しておくこと。(30分)

予習:運動継続について(30分)

14 行動変容 復習:運動の利点、欠点の再確認。(30分)

予習:行動変容のコツについて(30分)

15 まとめ 定期試験に向けて復習する。(6時間)

16 定期試験

【授業外学修】 授業時間外における予習、復習、課題等に要する時間数(分)については、学修課題の内容を踏まえて 30~60分をめどに取り組むこと。

健康に関する情報は巷に氾濫している。正しい情報かどうか判断できること。

課題レポート等に対するフィードバックは、次回の講義で行う。

【成績評価】

2/3以上の授業参加をもって、定期試験への受験資格とする。評価は、定期試験またはレポートの評価によって決定される。

【受講の前提条件】 実技を含むこともあり得る。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考書】 必要に応じて授業の中で指示する。

【その他】

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授業科目名 身体運動Ⅰ 担当教員名 下川学

コード 16EDU201 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

小学校教育教材の実践を通して、指導するうえで必要となる体育科の目標、内容、方法、知識・技能について理解する。授業においては基本の運動・体つ

くり運動を中心に、人体の基本動作に関して理解を深める。また、一部は学生による模擬授業を行う。 運動に親しむことにより自己体力と技術の向上を図るとともに、指導者として必要な指導能力や実技能力、態度などを身につける。

【授業の到達目標】

心と体を一体としてとらえ、基本の運動、体つくり運動を工夫して楽しくできるようにするとともに、体力を養う。マット運動では、前転、後転、開脚前

転、開脚後転等の基本動作ができる。跳び箱では、与えられた高さで開脚跳びができる。ボール運動(ネット型、ゴール型、ベースボール型)では、各種目

のルールを理解してゲームを楽しむことができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・教室でオリエンテーションを行う。

・シラバスを一読しておくこと。

2 ストレッチング(1) ・体育館で授業を行う。

・運動のできる服装・体育館シューズで臨むこと。

・各関節の可動域を確認する。(30分)

3 ストレッチング(2) ・左右の関節の可動域の違い等を確認する。(30分)

・呼吸法を習得する。(30分)

4 個々の体力的要素の確認 ・事前に体を動かしておくこと。(30分)

・いろいろな動きを通して個々の体力要素を確認する。(30分)

5 器械・器具を使っての運動(とび箱・マット運動1) ・マットでの前転、後転、側転等の動作確認。跳び箱での開脚跳び。(30

分)

・苦手種目については予習・復習をすること。(30分)

6 器械・器具を使っての運動(とび箱・マット運動2) ・マットでの前転、後転、側転等の動作確認。跳び箱での開脚跳び。

・前回より種類や難度を上げる。

・苦手種目については予習・復習をすること。(30分)

7 器械・器具を使っての運動(とび箱・マット運動3) ・マットでの前転、後転、側転等の動作確認。跳び箱での開脚跳び。

・各動作の完成度を高める。

・苦手種目については予習・復習をすること。(30分)

8 走・跳の運動(1) ・歩く、走る、跳ぶ等の動作再確認。(30分)

・リレーでの諸動作の再確認。(30分)

9 走・跳の運動(2) ・歩く、走る、跳ぶ等の動作確認。(30分)

・リレーでの諸動作の確認。(30分)

10 ボール運動(ネット型・ソフトバレーボール1) ・ルールについて確認しておくこと。(30分)

・パス、レシーブ、サービスの動作について確認する。(30分)

11 ボール運動(ネット型・ソフトバレーボール2) ・班編成について確認しておくこと。(30分)

・サービス、レシーブ、トス、スパイクの一連の動作の確認。(30分)

12 ボール運動(ゴール型・フットサル1) ・サッカーとフットサルのルールの違いについて確認しておくこと。

(30分)

・ドリブル、シュート等についての動作確認。(30分)

13 ボール運動(ゴール型・フットサル2) ・班編成について確認しておくこと。(30分)

・ゲーム時のポジションの確認。(30分)

14 ボール運動(ベースボール型1) ・体育館でスポンジボール等を使って行う。

・フォームの確認(30分)

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15 ボール運動(ベースボール型2) ・体育館でスポンジボール等を使って行う。

・フォームの確認(30分)

【授業外学修】 授業時間外における予習、復習、課題等に要する時間数(分)については、学修課題の内容を踏まえて 30~60分をめどに取り組むこと。

授業計画および発表案を作成すること。

課題等のフィードバックは、次回の授業時に行う。

【成績評価】

授業参加度(50%)および授業への取り組み(10%)、テーマに対する研究や発表(40%)などを総合的に評価する。

【受講の前提条件】 演習科目であるために受講生に応じたシラバスの変更もあり得る。運動の出来る服装(靴も含む)で履修すること。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考書】 小学校学習指導要領解説 体育編

【その他】

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授業科目名 身体運動Ⅱ 担当教員名 下川学

コード 16EDU202 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

小学校教育教材の実践を通して、指導するうえで必要となる体育科の目標、内容、方法、知識・技能について理解する。 授業においては水泳理論および学生による模擬授業を行う。 運動に親しむことにより自己体力と技術の向上を図るとともに、指導者として必要な指導能力や実技能力、態度などを身につける。

【授業の到達目標】

水泳理論および模擬授業を中心とした課題について、運動を工夫して楽しくできるようにするとともに、その特性に応じた技能を身につけ、体力を養う。

水泳では、資料やDVD等で、けのび、バタ足、クロールの泳ぎ方や息継ぎを確認する。また、平泳ぎの足の返りについて確認する。模擬授業では、指導案

を作成し、指導案に沿った模擬授業ができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・教室で行う。

・学生による模擬授業の日時や種目設定を行う。

2 諸動作の確認(1) ・四肢、体幹を使った動作の確認を行う。

・事前に体を慣らしておくこと。(30分) ・模擬授業の指導計画案を立案する。(30分)

3 諸動作の確認(2) ・四肢、体幹を使った動作の確認を行う。

・事前に体を慣らしておくこと。(30分) ・泳法について確認しておくこと。(30分)

4 水泳理論(1) ・浮く、けのび、もぐる等の基本動作について確認しておくこと。(30

分) ・クロールの泳法を確認しておくこと。(30分)

5 水泳理論(2) ・クロール、平泳ぎの泳法を確認しておく。(30分)

・クロールと平泳ぎの呼吸法について確認しておくこと。(30分)

6 水泳理論(3) ・クロール、平泳ぎの泳法を再確認しておく。(30分)

・4泳法について調べておくこと。(30分)

7 グループによる模擬授業(1) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・グループによる模擬授業。(30分)

8 グループによる模擬授業(2) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・グループによる模擬授業。(30分)

9 学生による模擬授業(1) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業①と②。(30分)

10 学生による模擬授業(2) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業③と④。(30分)

11 学生による模擬授業(3) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業⑤と⑥。(30分)

12 学生による模擬授業(4) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業⑦と⑧。(30分)

13 学生による模擬授業(5) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業⑨と⑩。(30分)

14 学生による模擬授業(6) ・事前に授業計画案を提出すること。(30分)

・学生による模擬授業⑪と⑫。(30分)

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15 まとめ

【授業外学修】 授業時間外における予習、復習、課題等に要する時間数(分)については、学修課題の内容を踏まえて 30~60分をめどに取り組むこと。

授業計画および発表案を作成すること。

課題等のフィードバックは、次回の授業時に行う。 【成績評価】

授業参加度(50%)および授業への取り組み(10%)、テーマに対する研究や発表(40%)などを総合的に評価する。

【受講の前提条件】 演習科目であるために受講生に応じたシラバスの変更もあり得る。運動の出来る服装(靴も含む)で履修すること。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考書】 小学校学習指導要領解説 体育編

【その他】

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授業科目名 デザイン表現 担当教員名 井上救

コード 16ART203 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

デザインの発想の基礎について実践をとおして学修する。デザインにおいて「独創性」は非常に大切なことである。授業では身近な素材を用い、与えられ

た課題に取り組みながら自己表現の方法を探り感性を磨く。同時にコンピュータを積極的に使用し、それを活用したデザイン表現も学んで行く。 授業では、コンピュータを主に使用し、制作を進め、ソフトウエアの基本的な使い方やその応用を作品制作に生かして行く。 【授業の到達目標】

身近な素材にユニークなアイデアを吹き込むことで素晴らしい作品に変わってゆく。この過程を体験することにより、モノを作る楽しさを味わうと共にデ

ザインの必要性も知ることができる。日常、触れたり考えたりすることを原点とし、生活を豊かにすることができるデザインへと発展させる上での基礎的な

表現方法を学ぶことを目標とする。

4. 様々なデザインに関心を持ち、理解を深めることが出来る。

5. デザイン要素をいかすために必要なスキル(情報取集力、問題解決力、美的感性など)を体得することが出来る。

6. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

経験のない作業は計画どおりには進まないことも多いので、その都度、問題点とその解決方法を検証しながら行うこととなる。 そのために素材や手法のリサーチは欠かせないものとなるので、積極的に取り組むことが望まれる。

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 平面基礎表現 I(キャラクターデザイン):アイディア出しと下絵

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) 次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

2 平面基礎表現 I(キャラクターデザイン):ペイント系ソフトの基本操作(1) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

3 平面基礎表現 I(キャラクターデザイン):ペイント系ソフトの基本操作(2) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

4 平面基礎表現 I(キャラクターデザイン):ペイント系ソフトの基本操作(3) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

5 平面基礎表現 II(ポスターレイアウト):ドロー系ソフトの基本操作(1) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

6 平面基礎表現 II(ポスターレイアウト):ドロー系ソフトの基本操作(2) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

7 平面基礎表現 II(ポスターレイアウト):ドロー系ソフトの基本操作(3) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

8 平面基礎表現 II(ポスターレイアウト):ドロー系ソフトの基本操作(4)→講評 ・予習:次回のアイディア出しの為の資料収集(30 分~1時

間)

9 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):アイディア及びコンセプトチェック

→制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

10 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

11 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

12 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

13 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

14 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

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72

15 平面応用課題 (DVDグラフィックデザイン):制作→発表と講評 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

【授業外学修】 ・ 課題のフィードバックは講評時に行う。 ・ リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。 ・ ソフトウエアの操作に慣れるため、積極的に授業外の時間を使って制作することが望ましい。

【成績評価】

授業参加度:50% 課題制作作品40% 発表10% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等、総合評価とする。 3.発表は内容だけでなく、発表に向かう姿勢も評価される。 【受講の前提条件】 ・ 使用ソフトの数に制限があることと作業場が限られるので、受講者が多い場合は要注意。 ・ 加工用の素材はこちらで用意するものと本人負担するものがあるので指示をよく確認すること。 ・ アイディア出しや作業確認のため、エスキース帳(線の入っていないノート)を用意すること。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 時間内で作業が終わらない場合は、自主的に時間を設けて制作をすることが望ましい。

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授業科目名 立体表現 担当教員名 井上救

コード 16ART204 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

自己表現の手段の一つである「立体造形」に焦点を合わせ、制作をして行く。制作するにあたり具体的な使用目的を定め、その目的に合わせた素材選びや作

業工程、加工技術等、実技を中心に様々な角度から考察し、工夫をしながら作品としての完成度を高める。そして、作品の制作過程を通じて、ものが持つ仕組

みや機能性について学び、様々なアイディアや応用力へと繋げて行く。作品完成後は、各々が出来上がった作品を発表し、表現について意見交換を行い、造形

についての考察を深める。 授業では単に制作を行うだけではなく、作品制作の意図(コンセプト)についても重視して行くので、事前のリサーチ等も積極的に行なうこと。 【授業の到達目標】

作品制作を通して立体造形の感性と知識、様々な道具や素材に対する理解及び総合的な自己表現力を磨く。 常識といわれる考えにとらわれず、自由な発想、表現を尊重し、そのイメージを如何にして実際に機能させられるか、また、素材や加工方法による制限を考慮

して形に結び付けられるかを試行錯誤する中で学ぶことを目標とする。

7. 造形表現に対する理解を深めることが出来る。

8. 立体を制作するための必要なスキル(立案、計画、材料選択、問題解決能力など)を体得することが出来る。

9. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 課題 I(楽器制作):リサーチ→アイディア及びコンセプトチェック

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) 次回作業の為の制作作業計画作成(30分~1時間)

2 課題 I(楽器制作):素材・形状の検討 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

3 課題 I(楽器制作):材料の加工と組み立て ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

4 課題 I(楽器制作):材料の加工と組み立て ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

5 課題 I(楽器制作):材料の加工と組み立て ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

6 課題 I(楽器制作):材料の加工と組み立て ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

7 課題 I(楽器制作):仕上げ作業 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

8 課題 I(楽器制作):仕上げ作業及び最終調整→提出及び講評 ・予習:次回のアイディア出しの為の資料収集

9 課題 II(遊具のデザイン):リサーチ→アイディア及びコンセプトチェック 素材・形状の検討→モデル制作

・予習:次回作業の為の制作作業計画作成(30分~1時間)

10 課題 II(遊具のデザイン):モデル制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

11 課題 II(遊具のデザイン):モデル制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

12 課題 II(遊具のデザイン):モデル制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

13 課題 II(遊具のデザイン):モデル制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

14 課題 II(遊具のデザイン):モデル制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

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15 課題 II(遊具のデザイン):図面・モデル提出→講評 ・予習:作品提出のための準備(30分)

【授業外学修】 ・課題のフィードバックは講評時に行う。 ・リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。

【成績評価】

授業参加度:30% 課題制作作品50% 発表20% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等の総合評価とする。 3.発表は内容だけでなく、発表に向かう姿勢も評価される。 【受講の前提条件】 ・ 汚れても良い服装で(エプロン等でも良い)取り組むこと。 ・ 特別な場合を除き、基本的に作品制作に使用する素材は各自で用意すること。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 特になし

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75

授業科目名 絵本制作 担当教員名 井上救

コード 19ART301 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

絵本は、こどもはもとより大人にも親しまれている。それは、文字だけの表現では伝えられない絵が持っている「あじわい」や「空気感」が主な要因であると

考えられる。特に、こどもの成長過程では、視覚的な情報は脳の発達に大きな役割を持ち、鮮烈な記憶として刻まれることも少なくない。本授業では、その様な

絵本の可能性を 実際の制作を通して探って行くことを目的とする。様々な素材を用い、手を使って描く表現から、コンピュータを用いたレイアウトや色調補正、

文字入力など、 絵本制作にかかわる技術や知識を学ぶ。本文だけではなく、装丁についても実材を用いてハードカバーの製本作業を実践する。 【授業の到達目標】

実践的な課題を通して絵本の知識、自己表現力を磨く。 実材を使用した課題では、作業の工程、素材、道具の扱い方を経験し、授業以外の創作活動に役立つことが出来るようになることを目標とする。

10. 絵本に対する理解を深めることが出来る。

11. 手作り絵本の制作に必要なスキル(製本の手順、魅力ある絵やストーリー展開の方法、美的感性など)を体得することが出来る。

12. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

経験のない作業は計画どおりには進まないことも多いので、その都度、問題点とその解決方法を検証しながら行うこととなる。 そのために素材や手法のリサーチは欠かせないものとなるので、積極的に取り組むことが望まれる。

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 絵本制作のためのリサーチ→アイディア出し

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) 次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

2 アイディア及びラフチェック→台割作成 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

3 台割提出→中面制作(挿絵を描く) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

4 中面制作(挿絵を描く) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

5 中面制作(挿絵を描く) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

6 中面制作(挿絵を描く) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

7 中面制作(文字入力と面付け) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

8 表紙制作(表紙の絵を描く) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

9 表紙出力とフィルム貼り→芯ボール、背ボール貼り ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

10 装丁・製本(中面出力及びかがり綴じ) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

11 装丁・製本(背固め) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

12 装丁・製本(断裁作業) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

13 装丁・製本(見返し及び表紙と中面の接着) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

14 装丁・製本(製本完成) ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

15 提出→講評 ・予習:作品提出のための準備(30分)

Page 77: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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【授業外学修】 ・ 課題のフィードバックは作業中適宜行う。 ・ リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。

【成績評価】

授業参加度:50% 課題制作作品50% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等、総合評価とする。 【受講の前提条件】 ・ 使用ソフトの数に制限があることと作業場が限られるので、受講者が多い場合は要注意。 ・ 加工用の素材はこちらで用意するものと本人負担するものがあるので指示をよく確認すること。 ・ アイディア出しや作業確認のため、エスキース帳(線の入っていないノート)を用意すること。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 時間内で作業が終わらない場合は、自主的に時間を設けて制作をすることが望ましい。

Page 78: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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授業科目名 アニメーション 担当教員名 井上救

コード 16ART302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】2

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

アニメーションの手法は様々なものがある。原始的な手法であるパラパラ漫画のようなものから、最新鋭のスーパーコンピュータを駆使した3Dグラフィッ

クス を用いたものまで、作品のイメージ、方向性に合わせて工夫を凝らし、最適な手法を選び、組み合わせていく。そんなアニメーションの手法の中から、

この授業では比較的取り組みやすい「2Dアニメーション」または「クレイアニメーション」を年度により選択し、アニメーションの基本と奥深い世界を実際

の作品制作を通じて学んで行く。 【授業の到達目標】

2Dアニメーションはコンピュータ上で直接描く方法と手で描いた素材をスキャナーにより取り込んで加工する方法があり、クレイアニメーションは実材を

用い 1 コマ 1 コマ撮影を行う。それぞれ簡単であるが手間のかかる手法である。授業では、身近にあるものが手間をかけ動き出す感動と作業の計画性、丁寧

さによる完成度の違いを作品制作をとおして体験することと、動画撮影の基礎技術を体得すること、また、どの様にすれば鑑賞者に伝わるかといった相手の立

場になってものを考えることができる人になることを目標とする。

13. 「アニメーション」に対する理解を深めることが出来る。

14. アニメーションを制作するための必要なスキル(立案、計画、素材選択、問題解決能力など)を体得することが出来る。

15. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 課題 I(アニメーションの基本を学ぶ):基本操作の解説と実践

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) アイディアの為の資料収集(30分)

2 課題 II(アイディア出しとラフ作成):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

3 課題 II(ラフを基に絵コンテ作成):制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

4 課題 II(ラフを基に絵コンテ作成):制作→チェック ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

5 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

6 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

7 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

8 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回のアイディア出しの為の資料収集

9 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回作業の為の制作作業計画作成(30分~1時間)

10 課題 II:それぞれのシーンを制作 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

11 課題 II:動画パート編集 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

12 課題 II:動画パート編集 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

13 課題 II:効果音編集 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

14 課題 II:効果音編集 ・予習:次回作業の為の自主制作(30分~1時間)

Page 79: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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15 課題 II(データ書き出し):作成→発表 ・予習:作品提出のための準備(30分)

【授業外学修】 ・課題のフィードバックは講評時に行う。 ・リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。

【成績評価】

授業参加度:30% 課題制作作品50% 発表20% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等の総合評価とする。 3.発表は内容だけでなく、発表に向かう姿勢も評価される。 【受講の前提条件】 ・ アイディアスケッチ用のクロッキー帳、鉛筆等を各自で用意すること。 その他、必要な道具、材料がある場合はその都度指示する。

・ アニメーション作品制作は個人またはグループでも可。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 時間内で作業が終わらない場合は、自主的に時間を設けて制作をすることが望ましい。

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授業科目名 リトミック Ⅲ 担当教員名 平島美保

コード 16EDU209 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

リトミックという手段は、音楽教育の分野だけでなく、むしろ音楽療法、幼児教育の分野で応用されている。これは無意識に身体が音楽に反応しているとい

う特性を意識し強化するとことによって、人間の内側にある何かを揺さぶり、覚醒させ、感性・感覚に刺激を与えるということからである。特に幼児期には、

知識が先行する前に行う方がより効果を上げる。リトミックⅢでは、Ⅰ、Ⅱで体験した音楽の諸要素の体験を更に深めながら、ニュアンスを中心にした内側

の部分のトレーニング、また、実際にこども達に行う「動きを伴うソルフェージュ(リトミックソルフェージュ)」の方法を体験する。サブジェクトとして「音

の高低」「音の方向性」「長調と短調の響き」「全音と半音」「主和音・属七の和音・下属和音の響き」「ポリリズム」「補足リズム」「拍の分割形」「リズムフレ

ーズ」を体験する。

【授業の到達目標】

・音楽の内面的な要素であるニュアンスを体得し、それを表現できる。 ・仲間との様々な創作活動を通し、コミュニケーション能力があがる。 ・音楽と自分とのコミュニケーションが取れるようになる。 ・音楽活動をする上で、幼児教育者、保育者として柔軟な対応ができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・授業に臨む心構えと授業内容についてのガイダンス ・基本となる3種類の音符の復習

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

2 ・こどもと行う歌遊びとして「音の方向性を伴う3つの音の並び」を用いた

ソルフェージュ ・拍の分割形とリズムパターン

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

3 ・こどもと行う歌遊びとして「音の方向性を伴う3つの音の並び」を用いた

ソルフェージュを深める ・拍の分割形とリズムパターンを深める

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

4 ・こどもと行う歌遊びとして「長調と短調」の聴き分け、歌い分け、 及び、聴唱

・ポリリズムによる身体の動きの意識化 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

5 ・こどもと行う歌遊びとして「長調と短調」の聴き分け、歌い分け、 及び、聴唱を深める

・ポリリズムによる手の動き、足の動きを始めとする身体の動きによる表現 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

6 ・こどもと行う歌遊びとして「全音音程、半音音程」の聴き分け、歌い分け、 ・「補足リズム」 4分音符を補足リズムにした場合の表現活動 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

7 ・こどもと行う歌遊びとして「全音音程、半音音程」の聴き分け、歌い分け、 ・「補足リズム」 8分音符を補足リズムにした場合の表現活動

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 カノン(追いかけっこ)の歌や楽曲を探す

8 ・こどもと行う歌遊びとして「Ⅰの和音、Ⅴ₇の和音」の響き、性格を感じと

る活動 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

9 ・こどもと行う歌遊びとして「Ⅰの和音、Ⅴ₇、Ⅳの和音」 (1)和音の響きと性格を感じ取る活動とそれらを用いたこどもの歌による表

現活動 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

10 ・こどもと行う歌遊びとして「Ⅰの和音、Ⅴ₇、Ⅳの和音」 (2)「こどもの歌」で使用されている和音の分析とそれらを用いた表現活動 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

11 ・こどもと行う歌遊びとして「Ⅰの和音、Ⅴ₇、Ⅳの和音」 (3)「こどもの歌」で使用されている和音の分析とそれらを用いたグループ

による表現活動

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 グループで決めた和声の流れを記憶し、次回の発表に向け

グループで練習する

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12 ・こどもと行う歌遊びとして「Ⅰの和音、Ⅴ₇、Ⅳの和音」 (4)グループで分析した和音の流れ(和声)の動きによる表現、及び、発表 ・「拍」の分割形を用いたリズムフレーズの体験

復習:授業内容の記録、及び、気づき、自他のグループの発表の感想

等の記録

13 ・「拍」の分割形を用いたリズムフレーズの体験と作成 (1)グループで作成し表現

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 リズム譜を完成させる

14 ・「拍」の分割形を用いたリズムフレーズの体験と作成 (2)前回作成したリズムによるアンサンブル

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 予習:次回の発表に向けグループによる練習

15 ・段ボールを「ドラム」に見立て、全回作成したリズムフレーズを使用した リズム譜を用いアンサンブル演奏発表 復習:作品発表及び、リトミックⅢをとおして感じ取った事柄の記録

【授業外学修】 毎回記録する「振り返りノート」を次回授業時に提出し、授業担当者によるフィードバックを翌週返還する。

【成績評価】 グループで行う「動き、表現」の作品、提出物、授業への参加度(平常点)で評価する。 動き、表現活動作品 80%、 提出物 10%、 平常点 10%

【受講の前提条件】 ・出席3分の2以上を評価の対象とする。保育士、幼稚園教諭資格取得希望者は全出席が望ましい。 ・遅刻は30分まで、早退は60分以上受講とする。 ・動きやすい服装で臨むこと。ジーンズ、スカートは不可。原則として素足で臨むこととする。 ・筆記用具や授業に必要なもの以外は、教室に持ち込まない。携帯電話持参不可。

【教科書】 必要に応じて資料を配布する。

【参考書】 必要に応じて提示する。

【その他】 ・授業はグループ活動をすることが多いことから、人任せにせず積極的に臨むことが必要である。 ・授業で行ったことを毎回記録する。

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授業科目名 リトミック Ⅳ 担当教員名 平島美保

コード 16EDU210 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次 / 後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や音楽療法の分野で応用されているリトミックは、無意識に身体が音楽に反応しているという特性を意識化し強化することにより、人間の内側にあ

る何かを揺さぶり、覚醒させ、感性・感覚に刺激を与える。特に幼児期には知識が先行する前に行うことが、より効果を上げる。音楽の諸要素を応用し、幼

児教育、保育の現場で、こども達と共にできる表現活動、また、こどもに、喜び・楽しさを伝える音楽を媒体としたさまざまな活動を「動き」「楽器」「スト

ーリー」「歌」等を用いて研究し、「音色」「響き」に対する意識化を更に深め表現する。更に音楽の構成を理解するために「動きの造形」活動を行い、視覚

的にも音楽を楽しめる活動や、こども達と一緒に行える音楽活動を考え、実践する。これらの活動をとおして、人とのコミュニケーションを」さらに深めら

れるように勧めていく。

【授業の到達目標】

・音楽の内面的な要素であるニュアンスを体得し、それを表現できる。 ・音楽を分析することができる。 ・幼児教育者、保育者として柔軟な対応ができる。 ・仲間と作品を作り上げ達成感を得るためのコミュニケーション能力がつく。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・授業に臨む心構えと授業内容についてのガイダンス ・こどもと一緒に楽しめる「こどものうた」による音楽劇の作成と表現活動 (1)歌のストーリーを把握

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

2 ・こどもと一緒に楽しめる「こどものうた」による音楽劇の作成と表現活動 (2)動きの絵コンテの作成 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

3 ・こどもと一緒に楽しめる「こどものうた」による音楽劇の作成と表現活動 (3)絵コンテを基に、動きを完成させる

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 発表に向けグループでの練習

4 ・こどもと一緒に楽しめる「こどものうた」による音楽劇の作成と表現活動 (4)動きを完成させ、発表する 復習:発表の振り返り、他のグループの発表の感想等の記録

5 ・ザイロフォーン、メタルフォーン、鍵盤ハーモニカを用い、長3和音、 短3和音の響きとともに、詩集「のはらうた」の表現活動 (1)和音の説明と和音の作成

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

6 ・ザイロフォーン、メタルフォーン、鍵盤ハーモニカを用い、長3和音、 短3和音の響きとともに、詩集「のはらうた」の表現活動

(2)長3和音を用いて「てんてんてん」の表現活動 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

7

・ザイロフォーン、メタルフォーン、鍵盤ハーモニカを用い、長3和音、 短3和音の響きとともに、詩集「のはらうた」の表現活動

(3)「長3和音」もしくは「短3和音」を用いて、選択した「詩」の表現

活動

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 発表に向けてグループでの練習

8 ・ザイロフォーン、メタルフォーン、鍵盤ハーモニカを用い、長3和音、 短3和音の響きとともに、詩集「のはらうた」の表現活動

(4)発表に向けて練習及び、発表 復習:発表の振り返り、他のグループの発表の感想等の記録

9 ・楽曲を分析し、視覚を通して体験できる「プラスティックアニメ(動きの造

形)」の作成 (1)楽曲の分析と分析を基に動きを作成する 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

10 ・楽曲を分析し、視覚を通して体験できる「プラスティックアニメ(動きの造

形)」の作成 (2)動きを完成させる 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

11 ・楽曲を分析し、視覚を通して体験できる「プラスティックアニメ(動きの 造形)」の作成 (3)発表 復習:発表の振り返り、他のグループの発表の感想等の記録

12 ・「効果音、音楽を用いて語る物語」の制作 (1)物語の選択とシナリオ作成 復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録

Page 83: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

82

13 ・「効果音、音楽を用いて語る物語」の制作 (2)挿入する音楽の作成と効果音探し

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 効果音を探す

14 ・「効果音、音楽を用いて語る物語」の制作 (3)音楽を完成させ、挿入する効果音を用いた流れの確認と練習

復習:授業内容の記録、及び、気づき等の記録 予習:次回の発表に向けグループによる練習

15 ・「効果音、音楽を用いて語る物語」の制作 (4)発表に向けての練習と発表 復習:作品発表及び、リトミックⅣをとおして感じ取った事柄の記録

【授業外学修】 毎回記録する「振り返りノート」を次回授業時に提出し、授業担当者によるフィードバックを翌週返還する。

【成績評価】 グループで行う「動き、表現」の作品、提出物、授業への参加度(平常点)で評価する。 動き、表現活動作品 80%、 提出物 10%、 平常点 10%

【受講の前提条件】 ・出席3分の2以上を評価の対象とする。保育士、幼稚園教諭資格取得希望者は全出席が望ましい。 ・遅刻は30分まで、早退は60分以上受講とする。 ・動きやすい服装で臨むこと。ジーンズ、スカートは不可。原則として素足で臨むこととする。 ・筆記用具や授業に必要なもの以外は、教室に持ち込まない。携帯電話持参不可。

【教科書】 必要に応じて資料を配布する。

【参考書】 必要に応じて提示する。

【その他】 ・授業のほとんどがグループ活動を行うことから、人任せにせず積極的に意見交換をしながら臨むことが必要である。 ・授業で行ったことを毎回記録する。

Page 84: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

83

授業科目名 ピアノ表現法Ⅲ 担当教員名 田中 路

コード 16NUR204 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇 〇

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。この授業ではピアノ表現法Ⅰ及びⅡで学習し

た基礎をふまえ、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能をさらに伸長することを目指す。本学の学位授与の方針のうち、「保育・教

育に関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心に、できるだけ多くのレパー

トリーを習得する。個人及びグループレッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノの基礎的な演奏技術を習得し、個々のレベルに応じた演奏ができるようになる 2.子どもの歌の弾き歌いができるようになる 3.歌唱とピアノのバランスに気を配り、表情豊かに演奏することができるようになる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):「こいのぼり」(片手奏)

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):「こいのぼり」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):「うみ」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4):「うみ」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):「たなばたさま」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):「たなばたさま」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):「やきいもグーチーパー」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8):「やきいもグーチーパー」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):小テスト対策 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10):「あめふりくまのこ」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11):「あめふりくまのこ」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12):「おはながわらった」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13):「おはながわらった」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15 子どもの歌の弾き歌い(14):クラスごとの発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】

定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅱの単位が取得済であること。 幼稚園教諭免許の必修科目のため、自覚を持って履修すること。

Page 85: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

84

【教科書】 平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 86: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

85

授業科目名 ピアノ表現法Ⅳ 担当教員名 田中 路

コード 16NUR205 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇 〇

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。この授業ではピアノ表現法Ⅲまでの学習内容

のまとめとして、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能を総合的に身に付け、自由に演奏できる力の伸長を目指す。本学の学位授与

の方針のうち、「保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心に、

できるだけ多くのレパートリーを習得する。個人及びグループレッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法

の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノの基礎的な演奏技術を習得し、個々のレベルに応じた演奏ができるようになる 2.子どもの歌の弾き歌いができるようになる 3.歌唱とピアノのバランスに気を配り、曲にふさわしい表現で演奏できるようになる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):「おかあさん」(片手奏)

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):「おかあさん」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):「アイアイ」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4):「アイアイ」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):「おもちゃのチャチャチャ」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):「おもちゃのチャチャチャ」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):「バスごっこ」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8):「バスごっこ」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):小テスト対策 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10):「まっかな秋」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11):「まっかな秋」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12):「あわてんぼうのサンタクロース」(片手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13):「あわてんぼうのサンタクロース」(両手奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15 子どもの歌の弾き歌い(14):クラスごとの発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分) 【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】

定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅲの単位が取得済であること。 幼稚園教諭免許の必修科目のため、自覚を持って履修すること。

Page 87: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

86

【教科書】 平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 88: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

87

授業科目名 ピアノ表現法Ⅴ 担当教員名 田中 路

コード 16EDU301 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。この授業では、そういった実践的な力を養う

ことを目指し、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能を磨いていく。本学の学位授与の方針のうち、「保育・教育に関する豊かな専

門的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心に、できるだけ多くのレパートリーを習得する。

ピアノ表現法Ⅳまでは指定課題曲に従って学習に取り組んできたが、本授業以降は課題曲を自ら選び、演奏を身に付ける力も養っていく。個人及びグループ

レッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノ表現法Ⅰ~Ⅳで学んだ基礎を活かし、表情豊かな演奏ができるようになる 2.声と伴奏のバランスに注意をはらいながら、子どもの歌の弾き歌いができるようになる ※自ら課題曲を選定する

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):課題曲の選定

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):課題曲a(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):課題曲a(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4) :課題曲b(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):課題曲b(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):課題曲c(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):課題曲c(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8) :課題曲d(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):課題曲d(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10) :課題曲e(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11) :課題曲e(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12) :課題曲f(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13) :課題曲f(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15

子どもの歌の弾き歌い(14):クラス内発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】

定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅳの単位が取得済であること。

Page 89: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

88

【教科書】 平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 90: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

89

授業科目名 ピアノ表現法Ⅵ 担当教員名 田中 路

コード 16EDU302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。この授業では、そういった実践的な力を養う

ことを目指し、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能を磨いていく。本学の学位授与の方針のうち「保育・教育に関する豊かな専門

的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心にできるだけ多くのレパートリーを習得する。本授

業ではピアノ表現法Ⅴまでの学習内容をふまえ、自らのウイークポイントを克服するために、自分自身で練習方法を工夫できるようになることを目指す。個

人及びグループレッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノ表現法Ⅰ~Ⅴの学習内容を活かし、表情豊かな演奏ができるようになる 2.声と伴奏のバランスに注意をはらいながら、子どもの歌の弾き歌いができるようになる ※自ら課題曲を選定する

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):課題曲の選定

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):課題曲a(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):課題曲a(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4) :課題曲b(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):課題曲b(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):課題曲c(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):課題曲c(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8) :課題曲d(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):課題曲d(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10) :課題曲e(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11) :課題曲e(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12) :課題曲f(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13) :課題曲f(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15 子どもの歌の弾き歌い(14):クラス内発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】 定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅴの単位が取得済であること。

Page 91: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

90

【教科書】 平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 92: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

91

授業科目名 ピアノ表現法Ⅶ 担当教員名 田中 路

コード 16EDU303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。この授業はこども文化専門科目のひとつとし

て実践的な力を養うことを目指し、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能を磨いていく。本学の学位授与の方針のうち「保育・教育

に関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心にできるだけ多くのレパートリ

ーを習得する。本授業ではピアノ表現法Ⅵまでの学習内容をふまえ、自らのウイークポイントを克服するために、自分自身で練習方法を工夫できるようにな

ることを目指す。個人及びグループレッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノ表現法Ⅰ~Ⅵの学習内容を活かし、表情豊かな演奏ができるようになる 2.声と伴奏のバランスに注意をはらいながら、子どもの歌の弾き歌いができるようになる ※自ら課題曲を選定し、できるだけ多くの子どもの歌を弾き歌いできるようにする ※暗譜で演奏できるようにすること 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):課題曲の選定

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):課題曲a(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):課題曲a(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4) :課題曲b(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):課題曲b(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):課題曲c(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):課題曲c(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8) :課題曲d(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):課題曲d(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10) :課題曲e(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11) :課題曲e(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12) :課題曲f(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13) :課題曲f(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15 子どもの歌の弾き歌い(14):クラス内発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】

定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅵの単位が取得済であること。

【教科書】

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92

平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 94: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

93

授業科目名 ピアノ表現法Ⅷ 担当教員名 田中 路

コード 16EDU304 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼児教育や保育の現場において、音楽を通して子どもと遊んだり、コミュニケーションをとったりする機会は多い。その際に教師や保育者に求められるの

は、自分が演奏できるだけでなく、子どもの様子を見ながら演奏したり、音楽をリードしたりする能力である。本授業はこども文化専門科目のひとつとして

実践的な力を養うことを目指し、ピアノの演奏、子どもの歌の歌唱、弾き歌いという三つの技能を磨いていく。本学の学位授与の方針のうち「保育・教育に

関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、特に弾き歌いについては、教育現場で実際に多く歌われる楽曲を中心にできるだけ多くのレパートリー

を習得する。本授業ではピアノ表現法Ⅶまでの学習内容をふまえ、子ども達が歌いやすい演奏法や伴奏法を探究し、表情豊かに弾き歌いできるようになるこ

とを目指す。個人及びグループレッスンを通して、弾き歌いの技術的な修得だけでなく、人前で演奏する際の様々な表現方法の探求も目指していく。 【授業の到達目標】

1.ピアノ表現法Ⅰ~Ⅶの学習内容を活かし、表情豊かな演奏ができるようになる 2.声と伴奏のバランスに注意をはらいながら、子どもの歌の弾き歌いができるようになる ※自ら課題曲を選定し、できるだけ多くの子どもの歌を弾き歌いできるようにする ※暗譜で演奏できるようにすること 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 子どもの歌の弾き歌い(1):課題曲の選定

弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

2 子どもの歌の弾き歌い(2):課題曲a(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

3 子どもの歌の弾き歌い(3):課題曲a(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

4 子どもの歌の弾き歌い(4) :課題曲b(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

5 子どもの歌の弾き歌い(5):課題曲b(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

6 子どもの歌の弾き歌い(6):課題曲c(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

7 子どもの歌の弾き歌い(7):課題曲c(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

8 子どもの歌の弾き歌い(8) :課題曲d(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

9 子どもの歌の弾き歌い(9):課題曲d(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

10 小テスト(他クラスと合同) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

11 子どもの歌の弾き歌い(10) :課題曲e(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

12 子どもの歌の弾き歌い(11) :課題曲e(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

13 子どもの歌の弾き歌い(12) :課題曲f(ピアノ演奏) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

14 子どもの歌の弾き歌い(13) :課題曲f(弾き歌い) 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

15 子どもの歌の弾き歌い(14):クラス内発表会 弾き歌いの予習・復習を行なう(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。 次回授業時までに課題曲を練習し、担当教員の指導を受けられるようにしておくこと。そのために毎日ピアノに向かい、練習を積んでおくこと。

【成績評価】

定期試験(ピアノ実技試験)80%、予習・復習及び授業に臨む姿勢 20%で評価する。第 15 回の授業終了までに課題曲が修了していない場合には失

格となる。

【受講の前提条件】 ピアノ表現法Ⅶの単位が取得済であること。

Page 95: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

94

【教科書】 平島美保、木村鈴代、小杉裕子編『こどものうた<簡易伴奏曲つき>』圭文社. 文部科学省『幼稚園教育要領』 厚生労働省『保育所保育指針』 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』 【参考書】 小林真実編『保育実用書シリーズ こどものうた200』チャイルド本社.

【その他】 小テストの時期は全体の進度によって前後する場合がある。

Page 96: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

95

授業科目名 言語表現活動 担当教員名 大竹聖美

コード 16NUR301 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

・保育における言語表現活動として、絵本の読み聞かせやストーリーテリング、紙芝居の実践について研究する。 ・季節や年齢に応じたおはなし会や表現活動の構成を考え、より効果的に、より楽しくおはなし会・表現活動を展開する方法を習得する。 ・言葉遊び・しりとり・なぞなぞを研究し、おはなし会に上手に取り入れ、子どもたちの言語表現活動を豊かにする方法を学ぶ。 【授業の到達目標】

1.絵本の読み聞かせに自信を持つ。 2.紙芝居の演じ方に自信を持つ。 3.季節に応じた絵本や紙芝居を選ぶことができ、関連した手遊び・お歌・折り紙・言葉遊びなどのレパートリーを持っている。 4.四季に対する感性を高め、歳時(年中行事)・歌・植物・旬の食べ物などを理解し、おはなし会や保育活動に活かせる。 5.なぞなぞやしりとり、言葉遊びをたくさん知っている。 6.季節や対象年齢に応じたおはなし会を構成できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテーション――授業に関する説明 読み聞かせ・おはなし会の実際と構成(1)季節の研究(春・夏)――年中

行事・花・植物・虫・果物・食

【課題】(2時間) ・「季節のノート」「折り紙帳」を準備する。 ・季節の年中行事、伝統行事を具体的に挙げ、自分が経験した子ども

時代の季節の行事を回想し、ノートに整理する。

2

読み聞かせ・おはなし会の実際と構成(2)季節の研究(秋・冬)――年中

行事・花・植物・虫・果物・食 【課題】(2時間) ・自分が参考にしやすい折り紙の本、保育表現の本を調べ、12か月の

折り紙表現を整理する。 ・自分が参考にしやすい言葉遊び、歌の本を調べ、12か月の保育で活

用できそうな言葉遊び、なぞなぞ、歌を整理する。

3

読み聞かせ・おはなし会の実際と構成(3)折り紙・言葉遊び・なぞなぞ・

歌の研究――季節と折り紙・言葉遊び・四季の歌 【課題】(2時間) ・自分が参考にしやすい折り紙の本、保育表現の本を調べ、12か月の

折り紙表現を整理する。 ・自分が参考にしやすい言葉遊び、歌の本を調べ、12か月の保育で活

用できそうな言葉遊び、なぞなぞ、歌を整理する。

4

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・春(1)3月 【課題】(2時間)春のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・3月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――ひなまつり、桃、

梅、桜、菜の花、卒園、卒業

5

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・春(2)4月 【課題】(2時間)春のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・4月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――チューリップ、つ

くし、たんぽぽ、いちご、入園、入学、おたまじゃくし

6

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・春(3)5月 【課題】(2時間)春のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・5月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――端午の節句、子ど

もの日、鯉のぼり、かぶと、柏餅、ちまき、菖蒲、母の日、カーネー

ション

7

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・夏(1)6月 【課題】(2時間)夏のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・6月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――梅雨、あじさい、

かたつむり、父の日

8 読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・夏(2)7月 【課題】(2時間)夏のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・7月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――七夕、海、すいか

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96

9

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・夏(3)8月 【課題】(2時間)夏のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・8月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――お盆、夏休み、夏

祭り、花火、おばけ、山、クワガタ、カブトムシ、セミ、鈴虫

10

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・秋(1)9月 【課題】(2時間)秋のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・9月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――ぶどう、梨、敬老

の日

11

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・秋(2)10月 【課題】(2時間)秋のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・10 月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――ハロウィン、体

育の日、いもほり

12

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・秋(3)11月 【課題】(2時間)秋のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・11月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――柿、栗、落ち葉、

どんぐり、菊

13

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・冬(1)12月 【課題】(2時間)冬のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・12月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――冬至、かぼちゃ、

ゆず、クリスマス、大晦日、冬眠

14

読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・冬(2)1月 【課題】(2時間)冬のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・1月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――お正月、門松、し

め縄、鏡餅、羽子板、はねつき、凧揚げ、コマ回し、雪だるま

15 読み聞かせ・おはなし会・季節の保育の実践研究・冬(3)2月 【課題】(2時間)冬のあそび、行事、食、植物、花、虫、歌、なぞな

ぞ、折り紙、絵本を調べる。 ・2月の「季節のノート」「折り紙帳」を作る。――節分

【授業外学修】 ・授業外学修課題で準備した「季節のノート」「折り紙帳」「季節と保育のパネル」「指導案」などは次回の授業で持参すること。 ・授業では、それらの課題物を活用し、プレゼンとフィードバックを行う。

【成績評価】

授業参加度(課題への取り組み)30%、発表30%、提出物40%

【受講の前提条件】

【教科書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館

【参考書】 かこさとし「こどもの行事 しぜんと生活」シリーズ全12巻、小峰書店 加古里子『伝承遊び考』全4巻、小峰書店 かこさとし「あそびずかん」全4巻、小峰書店 【その他】

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97

授業科目名 保育方法論 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR209 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本講義では、次世代の子どもたちに求められる資質・能力と、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿を踏まえた保育方法の基礎的理論と実践を学ぶ内容とする。具体的

には、保育における全体的な計画を理解した上での部分指導案の作成や、発表・模擬保育及びその後の振り返り等を通じて、保育に必要な技術を獲得し、自分に合った保

育方法を探求していく。その他に、本学の「こどもの国のクリスマス」行事を活用した実践的な取り組み(製作活動・当日の子ども及び利用者との関わり等)にも授業の

一環として実施する予定である。

【授業の到達目標】

・保育方法の基礎的理論を学び、様々な保育方法があることを説明することができる。 ・次世代の子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な保育の方法を想像(創造)することができる。 ・指導案の作成・発表・実践・振り返り等を通して、保育に必要な技術を獲得する。 ・子どもとの直接的な関わりを通して、自分に合った保育方法を探究することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び本講義の内容「保育方法」についての理解 ・本講義の内容や運営方法についての説明並びに本講義で扱う「保育方法」

の理解

予習:本授業のシラバスを一読しておく。教科書(1章)を一読する(30分)。

2 3法令を通じた「保育方法」の理解 ・平成29年改訂の3法令の理解及び実践的取り組みからの理解(参考映像を

もとに)

予習:平成29年改訂の3法令を一読しておく(60分)。 復習:改訂(改定)された 3 法令と、これまでの違い・特色などをま

とめる(30分)。

3 「保育方法」の歴史的探究 ・様々な理論化された保育方法から学ぶ(調べ学習)

予習:保育方法に関連する人物について調べ、発表できるようにまと

めておく(30分)。 復習:授業内で提示する(30分)。

4 子どもと遊びの楽しさを共有する方法 ・学生の体験談及び参考映像を用いた本テーマの理解

予習:教科書2章(p23~35)を一読する(30分)。 復習:参考映像をもとにした小レポートの作成(60分)。

5

環境・遊び・その他活動から保育方法を考える ・環境を通して行う保育の必要性の理解及び保育方法の創出、準備、援助な

どの実践的理解

予習:教科書第3章(p.37~54)を一読する(30分)。 これまでの授業(保育内容演習・環境など)や身近な環境から、保育

方法と関連する項目を調べ、まとめる(30分)。 復習:環境マップを完成させる(60分)。

6

子どもに寄り添った保育に必要な方法について ・具体的な保育の流れや一日の活動を理解した上で、それぞれの活動内容に

基づく保育方法を学ぶ ・子どもを取り巻く様々な人々とのかかわりや関係性の広がりを支える保育

方法について理解する

予習:教科書5・6章(p.77~116)を一読する(60分)。 復習:授業内で提示する(30分)。

7 長期的な見通しをもった保育方法について ・栽培活動や行事をもとに、長期的な見通しをもった保育方法を理解する

予習:教科書第7章(p.117~129)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示する(30分)。

8 かかわりの難しさを感じる子どもへの援助の方法 ・特別な支援を要する子どもの理解及び援助の方法を学ぶ(参考映像、グル

ープワークを通じて)

予習:教科書第8章(p.133~152)を一読する(60分)。 復習:授業内で提示する(30分)。

9 記録から方法を探る ・記録の意味とその重要性を理解し、一人一人の子ども理解と保育方法を関

連付けて考える

予習:教科書第9章(p.153~162)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示(60分)

10 連携という方法を探る<前編> ・保護者との連携を中心に、連携のために必要な保育方法を考える

予習:教科書第10章(p.163~173)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示(30分)

Page 99: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

98

11 連携という方法を探る<後編> ・小学校・地域の人々・他の保育者との連携を中心に、連携のために必要な

保育方法を考える

予習:教科書第10章(p.173~182)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示(30分)。

12 保育方法の実践的理解(指導案作成・発表・模擬保育) ・これまでに学んだ内容を踏まえた部分指導案を立案・作成及び発表や模擬

保育の実施

予習:自分のやりたい保育内容・保育方法を考え、指導案を作成する

準備をする(30分) 復習:発表及び模擬保育の振り返りをまとめる(60分)

13 実践的な取り組み① ・行事を通じた保育方法の理解

授業内で提示

14 実践的な取り組み② ・子ども及び利用者との直接的な関わりを通じた保育方法の理解

復習:関わりの実際を体験した内容及び感想等をまとめる(60分)

15 本講義のまとめ ・今後求められる保育者の姿と保育方法とは(グループワーク又は討議)

予習:テーマに沿った資料を調べ、自分の意見をまとめておく(60分)。

【授業外学修】 課題レポートに対するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

期末レポート(50%) 課題提出(25%) 授業参加度(講義中・発表・グループワーク時の意欲や態度等 25%)

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんと取り組み授業に臨むこと。 2.発表やグループワークには積極的に参加すること。 3.期限内に課題を提出すること。

【教科書】 保育方法の実践的理解(2008) 久富陽子・梅田優子 萌文書林

【参考書】 幼稚園教育要領<平成29年告示> 文部科学省 フレーベル館

幼保連携型認定こども園教育・保育要領<平成 29年告示> 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館

保育所保育指針<平成29年告示> 厚生労働省 フレーベル館

【その他】

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99

授業科目名 社会福祉論 担当教員名 白石雅紀

コード 16NUR210 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目では社会福祉を取り巻く諸状況や関連機関・制度,課題を様々な側面から理解することを目的としている.近年子どもを取り巻く社会環境は大きく

変化している。授業を通して、人権、貧困、少子高齢化、保育士不足、社会保障など様々な社会問題を多様な側面から理解することで、物事を多角的にとら

えられる様視野を広げ、認識を深めることと、さらにそれぞれの課題について学生自身で考え、考察できるようになることも目的としている。 授業は基本

的にパワーポイントを使用する講義形式で進めるが、学生の反応や様子を見ながら取り上げる題材や事例をその都度選択する予定である。同様に学生の反応

や授業の進度によって順番や内容を一部変更する場合がある。

【授業の到達目標】

本科目では社会福祉を取り巻く諸状況や関連機関・制度、緒課題を様々な側面から理解することを目的としている。具体的な目標は次のとおりである。1.

現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷及び社会福祉における子ども家庭支援の視点について理解する。2.社会福祉の制度や実施体系等について理

解する。3.社会福祉における相談援助について理解する。4.社会福祉における利用者の保護に関わる仕組みについて理解する。5.社会福祉の動向と課

題について理解する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 社会福祉を考える視点:多様性について 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

2 社会福祉の理念と概念:より良い社会を目指して 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

3 子ども家庭支援と社会福祉:少子化対策 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

4 社会福祉の歴史的変遷:現状に至る経緯と課題 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

5 社会福祉の制度と法体系:生活保護の事例から 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

6 社会福祉施設:福祉行財政・実施機関・専門職:ホームレスへの支援を通し

復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

7 社会保障及び関連制度の概要 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

8 相談援助の理論:意義と機能:現代社会におけるニーズと課題より 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

9 相談援助の対象:方法と技術:現代社会におけるニーズと課題より 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

10 社会福祉における利用者保護:子どもの事例から 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

11 少子高齢化社会における子育て支援の現状と課題 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

12 共生社会の実現と障害者施策 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

13 在宅福祉と地域福祉の推進:人口減少と地域の担い手 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

14 諸外国の動向とベーシックインカム 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

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100

15 今後の社会福祉の展望と課題:どのような選択をするか 復習(90分):授業で取り上げた参考文献を読み、課題について考察

する。

【授業外学修】 リアクションペーパーを配布し、学修により得た考察を記述する。リアクションペーパーのフィードバックは授業内に行う。

【成績評価】

期末レポート(100%)

【受講の前提条件】 日本の社会福祉における課題について、事前に予習してから受講すること。

【教科書】 特になし

【参考書】 随時指定する。

【その他】

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101

授業科目名 社会的養護 担当教員名 白石雅紀

コード 16NUR211 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必修

幼稚園教職課

程必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目では子どもの権利,子どもの最善の利益の観点から,施設養護から家庭的養護へと転換期にある我が国の社会的養護の状況と課題を理解することを意図している.

近年子どもを取り巻く社会的養護は大きく変化している。授業を通して里親や児童養護施設の現状や課題を多様な側面から理解することで、物事を多角的にとらえられ

る様視野を広げ認識を深めることと、さらにそれぞれの課題について学生自身で考え、考察できるようになることも目的としている。授業では基本的にパワーポイント

を使用する講義形式で進めるが、学生の反応や様子を見ながら取り上げる題材や事例をその都度選択する予定である。同様に学生の反応や授業の進度によって順番や内

容を一部変更する場合がある。

【授業の到達目標】

本科目では子どもの権利、子どもの最善の利益の観点から、施設養護から家庭的養護へと転換期にある我が国の社会的養護の状況と課題を理解することを意図している。

本科目の具体的な目標は以下の通り。1.現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷について理解する.2.子どもの人権擁護を踏まえた社会的養護の基本につ

いて理解する。3.社会的養護の制度や実施体系について理解する。4.社会的養護の対象や形態、関係する専門職等について理解する。5.社会的養護の現状と課題

について理解する。

【授業計画】)

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 社会的養護の理念と概念 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

2 社会的養護の歴史的変遷(Ⅰ)近代以前の子どもを取り巻く諸状況 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

3 社会的養護の歴史的変遷(2)明治期の篤志家たち 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

4 社会的養護の歴史的変遷(3)戦後の混乱と児童福祉法 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

5 社会的養護の歴史的変遷(4)児童の権利に関する条約と子どもの人権 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

6 社会的養護の歴史的変遷(5)児童虐待と児童虐待防止法 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

7 社会的養護の基本原則:保育士等の倫理と責務 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

8 社会的養護の制度と実施体系:児童相談所の役割と課題 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

9 社会的養護の対象と専門職 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

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102

10 家庭養護と施設養護の実際と運営管理 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

11 社会的養護施設(1)児童養護施設・乳児院 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

12 社会的養護施設(2)母子生活支援施設・児童心理治療施設・児童自立支援

施設

復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

13 家庭養護(1)里親制度について 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

14 家庭養護(2)特別養子縁組制度、ファミリーホームについて 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

15 社会的養護におけるソーシャルワークと地域福祉 復習(90分):授業中に提示した資料を読みこみ、授業内容の理解を深める。

【授業外学修】 テストによるフィードバックを行う。

【成績評価】 期末テスト(100%)

【受講の前提条件】 日本の社会的養護の現状と課題について、予習をして授業にのぞむこと。

【教科書】 特に指定しない。

【参考書】 授業中に随時提示する。

【その他】

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103

授業科目名 保育者論 担当教員名 青木加奈

コード 16NUR302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○ ○

年次/期間 3年/半期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業では、乳幼児期の教育という人格形成の最も根幹に関わる保育者の職務や役割について学びながら、保育者の職務上の義務や制度的な位置づけ、倫理や専

門性について理解する。また、一人ひとりが大学入学後に学び体験してきた事柄、「保育者の専門性とは何か」や「専門性を深めるとはどのようなことか」につい

て考える。さらに、実際に保育現場で求められる知識や技術として、子ども一人ひとりの育ちや思いを理解すること、子どもや保護者と対話しながら育ち合う姿

勢、保育者間や職員間さらに地域における連携・協働の重要性、日々 の保育の中で自己を省察する意義と自己意識の向上について理解し、自己の保育実践に応用

する力を養うことを目指す。 授業内では、事例を用いながら対話力・省察力・判断力を高めていき、互いに学び合い、自己の追い求める保育者像や保育の仕事に向き合う堅実な姿勢と使命

感の育成を目標とする。 【授業の到達目標】

(1)保育者としての職務内容を理解し、その意義や職務上の義務、制度的な位置づけについて説明することができる。 (2)保育者の役割や普遍の倫理を十分に理解し、的確な判断力を身につける。 (3)現代社会において求められる保育者の専門性や知識、技術について理解し、自己の保育実践に応用することができる。 (4)保育者間、職員間、更に保護者や地域の多様な専門性を持つ人々と連携し、協働していくことの重要性について理解し、共に諸課題に対応する能力を習得する。 (5)保育者を目指すものとしての高い意識と使命感をもち、保育者の資質向上とキャリア形成について理解し、自己の追い求める保育者像を明確にする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 現代社会において求められる保育者の専門性 (制度的位置付け、職務上の義務、授業ガイダンスを含む)

予習:本授業のシラバスを一読して授業に臨む。(15分) 復習:現時点での自己の追い求める保育者像について整理しておく。(30分)

2 保育とは (養護と教育の一体的展開)

予習:前時に配布したプリントを読み、疑問点を整理しておく。(15分) 復習:保育の在り方について本時において学んだことを整理し考えをまとめ

る。(30分)

3

保育者の役割と倫理 (職務内容、倫理)

予習:これまで学習した内容や実習を振り返り、保育者の役割について整理

しておく。(30分) 復習:保育者の役割について配布したプリントを読み、考えをまとめる。(15分)

4

豊かな文化や自然との出会いをつなぐ仕事 (環境を通して保育する専門性)

予習:自分が幼い頃にどのように自然環境とかかわっていたかを思い起こし

整理しておく。(15分) 復習:保育者として自然環境とどう向き合い取り入れていくことが求められ

るかについてまとめる。(30分)

5 子どもの思いや育ちを理解する仕事(1) (保育者の資質・能力)

予習:保育者に求められる資質や能力について自分なりの考えを整理してお

く。(15分) 復習:日常生活で出会う子どもの姿を観察し記録する。(1時間)

6

子どもの思いや育ちを理解する仕事(2) (学びの物語から見る保育の実践と省察)

予習:日常生活で出会う子どもの姿を観察した記録を読み返しまとめてお

く。(1時間) 復習:学びの物語の視点についてまとめ、実習で活かせるように整理する。

(30分)

7 子どもの思いや育ちを理解する仕事(3) (身体の語る“ことば”を読み取る営み、自己評価)

予習:同テーマのプリントを全て読み返し、疑問点を整理しておく。(15分) 復習:事例の子どもについて、自己の読み取りについて整理しておく。(15分)

8

子どもの思いや育ちを理解する仕事(4) (保育者間の語り合い・学び合いの視点)

予習:前時のプリントをもとにグループワークを行うため、読み返しプリン

トを整理しておく。(1時間) 復習:「語り合う」ことと「学び合う」ことの関係性についてまとめる。(15分)

9 保育者の連携・協働(1) (学び合う保育者 ―保育の場における保育者の成長と同僚性―)

予習:これまでの授業内容を振り返り、自己の子どもを見る視点について整

理しておく。(15分) 復習:保育者の共同体の意味について考えをまとめる。(15分)

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104

10 保育者の連携・協働(2) (職員間、専門機関、家庭、地域との連携)

予習:保育者に求められる連携について、参考資料を読んでおく。 復習:保育現場における連携について、自分の住む地域ではどのような機関

があり工夫がなされているのかについて調べる。(1時間)

11 保護者や家庭と一緒に歩む仕事(1) (保護者支援、保育指導)

予習:実習で出会った保護者の様子や保育者の保護者対応を思い起こし整理

しておく。(15分) 復習:授業で配布したプリントを読み返し、自身の考えをまとめる。(15分)

12

保護者や家庭と一緒に歩む仕事(2) (保護者支援を考える視点)

予習:保育者に求められる保護者支援について前時のプリントを読み返し整

理しておく。(15分) 復習:現代社会で保育者に求められる保護者支援とは何かについてレポート

する。(30分)

13 子どもの命と権利 (子どもの「やりたい」を保障する保育者の姿勢)

予習:実習で自分が子どもにどのような言葉をかけていたかを思い起こし整

理しておく。(30分) 復習:授業で配布したプリントを読み返し、自身の考えをまとめる。(15分)

14

学び続ける保育者 (保育者の資質向上とキャリア形成)

予習:保育者になる上で、今の自分に足りないものは何かを考えておく。(15分)

復習:理想とする保育者になるために、自分がこれからやるべきことについ

て考え具体的な方法を検討する。(1時間)

15 保育者の専門性と課題 (保育者の現代的課題と自己の保育者像)

予習:これまでの授業で学んだことを振り返り、整理しておく(30分) 復習:保育者の専門性とは何かについて自己の考えを整理しレポートする。

(3時間)

【授業外学修】 予習:授業ごとに指示があるのでそれにしたがって必ず行なうこと。 復習:疑問点などは授業時に確認し、不明点のないようにしておくこと。 課題:毎回の授業後に提出する振り返りシートや課題についてのフィードバックは、次回の授業時に行なう。

【成績評価】 評価は次の3点の総合的評価として、60点以上を合格とする。 (1)レポート60% (2)課題25% (3)授業に対する積極的な態度15% ※出席は全出席が前提である。 ・毎回の授業の最後に提出する振り返りシートを課し、またグループワークの参加態度等を「(3)の授業に対する積極的な態度」として評価する。 ・日常生活で出会う子どもの観察記録をとり授業内で提出する課題を課す。また、適宜ワークシートを課し提出してもらい、(2)課題に対する評価とする。 ・(1)レポートでは、保育者の専門性について、自己の考えを述べるだけでなく、授業内容や提示した文献や自己が参考にした文献資料を基に考えを整理しその根拠を提示した上で

論述されているかを評価する。 ・課題、レポートについては遅れて提出の場合も受け取るが、8割の評価とする。 【受講の前提条件】 幼稚園教職課程及び保育士養成課程の必修科目であるので、幼稚園教諭及び保育士の資格取得を希望する者は、3年次に必ず履修すること。

【教科書】 授業中に適宜資料を配布する。

【参考書】 『保育所保育指針』

『幼稚園教育要領』

『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』

『最新保育講座(2) 保育者論[第2版]』汐見稔幸・大豆生田啓友(編) ミネルヴァ書房

【その他】 受身ではなく、能動的に、保育者になる自分が学ぶという態度で参加してほしい。また、授業内で事例検討やグループディスカッションを行なう際には、積極的に自

己の考えを発言する意欲をもって取り組むこと。

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家庭支援論

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106

授業科目名 教育制度 担当教員名 神山直子

コード 16EDU305 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 『幼稚園教育要領解説』、『小学校学習指導要領解説総則編』を基本的な教科書として使用し、教育に関する社会的・制度的事項に関わる基礎的な知識を身

に付けることを目標とする。 授業内容を「教育に関する社会的事項」、「教育に関する制度的事項」、「学校と地域との連携・学校安全」の3部に構成する。学習者の課題意識に基づき、

「主体的・対話的で深い学び」が実現するよう、個人研究、グループ協議、レポート作成・発表などの多様な機会を意図的に設定していく。

【授業の到達目標】 下記の1~4のテーマの下、現代の学校教育に関する社会的・制度的な事項の基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題及び課題解決の

ための方策等を理解する。 <テーマ> 1.学校教育に関わる教育政策の動向 2.現代の公教育制度の意義・原理・構造医療 3.学校と地域との連携・協働 4.学校安全の目的と取組 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 学校を巡る近年の様々な状況変化について(各種報道、世論調査、統計など

から課題を設定)講義及び協議を行う。 予習:シラバスを基に学校教育に対する課題意識をまとめる。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

2

子どもの生活の変化を踏まえた指導の在り方について(1)(居場所づくりを

意識した集団形成、多様化に応じた学級づくりと学級担任の役割)講義及び

講義を行う。

予習:小・中学生の頃を振り返り、「心に残った教員」についてまとめ

る。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

3

子どもの生活の変化を踏まえた指導の在り方について(2)(生活習慣の変化

を踏まえた生徒指導、社会的・経済的環境の変化に応じたキャリア教育、カ

ウンセリング・マインドの重要性)

予習:小・中学生の頃を振り返り、「記憶に残っている生活指導」につ

いてまとめる。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

4

教育政策の動向について(1)(教育に関する法令改正、国の審議会の状況等)

講義及び協議を行う。 予習:教育基本法を読み、小学校の教育活動に関わる条文について理

解を深める。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

5

教育政策の動向について(2)(学習指導要領の改訂の経緯と平成 29 年 3 月

告示の学習指導要領に基づく教育課程の編成)講義及び協議を行う。 予習:学習指導要領の変遷に関する資料を読み、自分の考えをまとめ

る。(30分) 課題:教育に関する社会的事項について、第1週から第4週までの学

修を振り返り、課題を設定しレポートⅠを作成する。(3時間)

6 教育に関する社会的事項のまとめ(各自が作成したレポートの発表を基に、

グループ協議の実施)として、発表及び協議を行う。 予習:自分が作成したレポートについて発表準備を行う。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

7

公教育の原理及び理念の理解について(公教育の原理「義務制」「無償性」「中

立性」)講義及び協議を行う。 予習:公教育の原理「義務制」「無償性」「中立性」について知ってい

ることをまとめる。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

8

公教育の原理及び理念について小テスト①を行う。 教育関係法規について(教育基本法の改正、教育三法(学校教育法、地方教

育行政の組織及び運営に関する法律、教育職員免許法と教育公務員特例法)

の改正)について講義及び協議を行う。

予習:小テストに向けて前回の学修を振り返る。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

Page 108: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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9 教育関係法規について小テスト②を行う。 教育行政の理念と仕組みについて(中央教育行政(文部科学省)、地方教育行

政(教育委員会))講義及び協議を行う。

予習:小テストに向けて前回の学修を振り返る。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

10 教育行政の理念と仕組みについて小テスト③を行う。 教育に関する制度的事項のまとめ(各自が作成したレポートの発表を基に、

グループ協議を行い、理解を深める。)として、発表及び協議を行う。

予習:小テストに向けて前回の学修を振り返る。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

11

学校と地域との連携について(1)(組織の一員として自覚、マネジメント・

マインドの形成)講義及び協議を行う。 予習:小・中学生の頃を振り返り、「学校と地域が連携して行った行事

等」についてまとめる。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

12

学校と地域との連携について(2)(「開かれた学校づくり」推進の経緯、「社

会に開かれた教育課程」)講義及び協議を行う。 予習:小学校学習指導要領における「社会に開かれた教育課程」の位

置付けを確かめておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

13

学校安全への対応について(1)(危機管理上の課題、校内外の安全確保、情

報セキュリティ等の課題)講義及び協議を行う。 予習:学校における危機として過去にどのような事例があったか情報

を収集する。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

14

学校安全への対応について(2)(生活安全・交通安全・災害安全に関わる安

全上の課題)講義及び協議を行う。 予習:小・中学生の頃を振り返り、「学校の安全に関わる取組等」につ

いてまとめる。(30分) 課題:「学校と地域の連携」、「学校安全への対応」について、第 11 週

から第14週までの学修を振り返り、課題を設定しレポートⅡを作成す

る。(3時間)

15 「学校と地域との連携」、「学校安全への対応」のまとめ(各自が作成したレ

ポートの発表を基に、グループ協議を実施)として、発表及び協議を行う。 予習:自分が作成したレポートについて発表準備を行う。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

【授業外学修】 ・第5回・14回の課題として作成したレポートに対するフィードバックは、次回の発表場面等で行う。 ・小テストは、次回の授業で返却し、要点等について説明を行う。

【成績評価】 ・第5回・14回の課題として作成・発表するレポート(70%) ・第8・9・10回で実施する小テスト①・②・③(30%) <評価方法及び基準> ・レポートⅠ・Ⅱ…評価基準は、「適切に課題が設定されている」、「設定した問題の背景を説明している」、「既存の学説等を踏まえ具体例を挙げている」の

3点とし、分量は、A4判の様式1枚以上とする。翌週の授業のグループ発表の際に学生の人数プラス2枚を用意し、その内1枚を提出する。 ・小テスト…正答率によって評価する。A:90%以上 B:80%以上90%未満 C:70%以上80%未満 D:60%以上70%未満 【受講の前提条件】 ・特になし

【教科書】 ・幼稚園教育要領(平成29年告示 文部科学省) ・小学校学習指導要領解説総則編(平成29年6月 文部科学省)

【参考書】 ・保育所保育指針(平成29年告示 厚生労働省) ・幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年告示 内閣府・厚生労働省) ・小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 【その他】

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授業科目名 生活と社会 担当教員名 神山直子

コード 16EDU306 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 都市化や少子高齢化、科学技術の急速な発展により、こども(幼児・児童)の日常生活は大きく変化している。こどもを取り巻く環境、身近な地域社会や

自然、家庭生活の実態等からこどもの発達状況と問題点をとらえ、小学校低学年の教科「生活科」と関連させながら、健全なこどもを育てる「生活の場」と

は何か、そのあり方について考える。 学修方法としては、アクティブ・ラーニングの手法を取り入れ、グループ毎に課題を設定し、研究・協議の成果を発表し授業を進めていく。

【授業の到達目標】 1 こども(幼児・児童)を取り巻く環境についてその実態を把握して問題点をとらえることができる。 2 育てたいこども像に照らして、幼児・児童期にどのような力を培うことが必要か、自分なりの考えを持つことができる。 3 自分の考えを発表し、他の意見を聴き、こどもの健全な成長のための環境や教育のあり方について考察を深めることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 自分の受けた「生活科」の授業を振り返る。

予習:シラバスを基に「生活科」に対する課題意識を明らかにする。(30分) 復習:教科書の目次を概観して学修への興味・関心を高める。(30分)

2 「生活科」について学ぶ意義 予習:保育者のための「生活」(以下「教科書」という。))pp.9~18

を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

3 生活科の特色 予習:教科書pp.20~25を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

4 こどもの生活実態 予習:教科書pp.26~30を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

5 生活科の目標 予習:教科書pp.31~40を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

6 生活科の内容 予習:教科書pp.41~51を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

7 生活科の指導計画 予習:教科書pp.52~68を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

8 学習指導―生活科の教材と実践― 予習:教科書pp.69~80を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

9 学習環境 予習:教科書pp.81~89を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

10 教師の役割 予習:教科書pp.90~98を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

11 生活科の評価 予習:教科書pp.99~108を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

12 生活科と幼児教育 予習:教科書pp.109~119を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

13 幼保小連携の実際 予習:幼保小の連携に関するカリキュラム、実践記録、論文等を収集

する。(2時間) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

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109

14

生活科に期待すること ・「『生活科』の学びを就学前の教育・保育に生かす」をテーマに自分の考え

をレポートにまとめる。 ・本科目の学修を振り返り、演習問題を作成する。

予習:教科書 p.121 のワーク4について自分の考えをまとめておく。

(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

15 まとめ 「『生活科』の学びを就学前の教育・保育に生かす」をテーマに協議し、学修

を振り返る。

予習:自身が作成したレポートを基に発表の準備をする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、テストに向けて準備する。(3時間)

16 テスト

【授業外学修】 ・幼児・児童の現状を把握し、課題を明確にして保育・教育理論を深める。 【成績評価】 ・授業の参加態度、発言内容、グループでの発表等(30%)、レポート・演習問題の作成(20%)、テスト(50%)を総合的に判断する。

【受講の前提条件】 ・こどもの生活について関心や問題意識を持ち、新聞・雑誌などの関係記事に親しむことを期待する。

【教科書】 ・咲間まり子著『保育者のための「生活」生活科の学びを就学前の保育に生かす』 大学図書出版 ・小学校学習指導要領解説生活編(平成29年6月)

【参考書】 ・幼稚園教育要領(平成29年告示 文部科学省) ・保育所保育指針(平成29年告示 厚生労働省) ・幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年告示 内閣府・厚生労働省) ・小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 【その他】 ・グループ毎に課題を選択し、研究・協議の後、発表を行う。各グループの意向等を踏まえ全体の調整を行い、改めて「授業計画」を提示する。

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110

授業科目名 子どもと学習活動 担当教員名 秋保惠子

コード 16EDU307 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目は、「学校図書館」やそれにまつわる教育事象を切り口として「子どもと学習活動」についての考察を深めることを目的とする。「小学校学習指導要

領」では総則において、「学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を図り、児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に生かすとともに、

児童の自主的、自発的な学習活動や読書活動を充実する」よう記されている。各教科等のとの関連でも具体的に「学校図書館」に言及されている。これらは、

「学校図書館」やそれに関連した教育的な営みが、児童の学習活動と深く関わる必要があることを示している。本科目を通してその関わりに注目することで、

受講者が子どもの成長や学習活動に関する新たな視点をもてるように展開する。授業は、講義と「読書のアニマシオン」の計画・実施などの実践的な活動と

で構成する。 【授業の到達目標】

1.「学校図書館」というキーワードを介して考察することで、教育を俯瞰し子ども及び学習活動についての新たな研究的視点をもつことができる。 2.学校図書館にまつわる教育の基本的知識を理解することができる。 3.子どもの学習活動を多様・多彩に構成することができる。

【授業計画】

1.学校図書館を知る

2.授業と学校図書館

3.子どもの学習活動と学校図書館

4.学校図書館を活用した学習活動を創る

5.学校の教育課程の展開に寄与する学校図書館

業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 1-1.学校図書館を知る ―「図書室」から「学校図書館」へ―

(予習)「学校図書館」にまつわる経験を1分程度で話せるよう準備する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理し、本科目の

今後の見通しをもつ。(90分)

2 1-2.学校図書館を知る ―学校図書館の人・施設・メディア・位置づけ/学校図書館の

歴史と文化―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

3 2-1.授業と学校図書館 ―小学校の授業に生かす学校図書館/学校図書館利用指導の授

業参観お及び学校図書館見学(予定)の事前学習―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

4 2-2.授業と学校図書館 ―学校図書館利用指導の授業参観及び学校図書館見学)―

(予習)授業参観時の課題と心構えの確認をする。 (復習)授業参観の記録をまとめる。(90分)

5 2-3.授業と学校図書館 ―参観授業及び学校図書館見学から学ぶ―

(予習)授業参観記録の発表の準備をする。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

6 2-4.授業と学校図書館 ―読書センターとしての学校図書館の役割と子どもの学習活動

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

7 2-5.授業と学校図書館 ―学習情報センターとしての学校図書館の役割と子どもの学習

活動―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

8 3-1.子どもの学習活動と学校図書館 ―読書教育・情報教育と学校図書館(1)―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

9 3-2.子どもの学習活動と学校図書館 ―読書教育・情報教育と学校図書館(2)―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

10 3-3.子どもの学習活動と学校図書館 ―学習活動としての「読書のアニマシオン」―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

11 3-4.子どもの学習活動と学校図書館 ―学習活動としての読み聞かせ・ブックトーク・ストーリーテ

リング―

(予習)前週の予告に基づき、資料を収集する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

12 4-1.学校図書館を活用した学習活動を創る(1) ―個人発表とディスカッション―

(予習)学校図書館を活用した学習活動を創り、発表できるように準備する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。発表者

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111

はディスカッションを生かした報告書を作成し次週に提出する。(90分)

13 4-2.学校図書館を活用した学習活動を創る(2) ―個人発表とディスカッション―

(予習)学校図書館を活用した学習活動を創り、発表できるように準備する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。発表者

はディスカッションを生かした報告書を作成し次週に提出する。(90分)

14 4-3.学校図書館を活用した学習活動を創る(3) ―個人発表とディスカッション―

(予習)学校図書館を活用した学習活動を創り、発表できるように準備する。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。発表者

はディスカッションを生かした報告書を作成し次週に提出する。(90分)

15 5.学校の教育課程の展開に寄与する学校図書館 ―子ども・学習活動・学校図書館の機能、三者の関連を改めて

考える―

(予習)前週に配布済みの資料を熟読しておく。 (復習)本週のテーマについてリフレクションし、ノートを整理する。(90分)

【授業外学修】 ・大学の図書館や公立図書館を積極的に活用し、自らが図書館ユーザーとしてのノウハウを身につける努力をすること。 ※前時のノートや課題に対しては、授業時の議論に生かしたりコメントして返却したりしてフィードバックする。

【成績評価】

・筆答による定期試験(50%)と平常授業(50%) ・平常授業については1)と2)を総合的に評価する。 1)授業時に提示される課題の提出状況と考察内容 2)演習における取り組み(準備・事後の振り返りを含む) 【受講の前提条件】 ・特になし。

【教科書】 ・文部科学省『小学校学習指導要領』東洋館出版社

【参考書】 ・必要資料は授業時に紹介したり配布したりする。 ・M.M.サルト著『読書へのアニマシオン―75の作戦―』柏書房 ・永野和男編著『発信する子どもたちを育てるこれからの情報教育―「情報を見抜く目」「情報を処理する知恵」の育成をめざして―』高陵社書店 ・日本学校図書館学会学校図書館研究会編著『学校図書館を活用した学習指導実践事例集』教育開発研究所 ・遊佐幸枝『学校図書館発 育てます!調べる力・考える力―中学校の実践から(シリーズ学校図書館)』少年写真新聞社 ・吉岡裕子・遊佐幸枝『発信する学校図書館ディスプレイ―使われる図書館の実践事例集―』少年写真新聞社

【その他】 ・授業計画「2 授業と学校図書館」については、時期の変更が生じる可能性がある。

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112

教育方法論

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113

授業科目名 在宅保育論 担当教員名 咲間まり子

コード 17NUR301 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3・4年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

施設保育の集団保育とは異なる個別保育としての家庭訪問保育は、子育て支援の面から必要性が高まっており、「子ども子育て支援新制度」にお

いては「居宅訪問型保育」として制度上位置づけられた。また核家族が主流、地域の子育て機能が十分に機能していない社会の中で、乳幼児をもつ

親の多くが子育ての相談者や援助者を求めていることからも「一般型家庭訪問保育」のニーズも高まっている。 この授業では、家庭訪問保育に必要な基本姿勢や保育技術について実践的に学び、子育て支援社会を支えるために必要な「理論 」と「実践力」を

身につける。 【授業の到達目標】

1 家庭訪問保育の特性と有効性を知る。 2 家庭訪問保育者と居宅訪問型保育者の違いや、それぞれに求められる役割を理解する。 3 家庭訪問保育のさまざまなサービスついて知り、実践的な知識を身につける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 居宅訪問型保育の概要 DVD 「ベビーシツタ-」

予習:教科書15頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間)

2 居宅訪問型保育の基礎 (1)乳幼児の生活と遊び (視聴覚教材)

予習:教科書37頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間)

3 居宅訪問型保育の基礎 (2)乳幼児の発達と心理 小テスト (視聴覚教材)

予習:教科書は52頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

4 居宅訪問型保育の基礎 (3)乳幼児の食事と栄養 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は63頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

5 居宅訪問型保育の基礎 小児保健Ⅰ 乳幼児の健康と事故予防、緊急時対応 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は73頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

6 居宅訪問型保育の実際 小児保健Ⅱ (視聴覚教材) 小テスト

教科書は91頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

7 八王子消防署 小宮出張所 応急教護訓練 AEDの使い方等

八王子消防署の消防士さんから実地訓練を受ける。 教科書の応急救護についてよく読んで理解を深めておく。(2時間) 前回までのテスト4回分の復習をしておくこと。(2時間)

8 安全の確保とリスクマネジメント 小テスト (視聴覚教材)

教科書は 132 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (4時間)

9 居宅訪問型保育における保護者への対応 (視聴覚教材) (株フェミリ-・サポート取締役顧問 中舘慈子先生の講義

教科書は 156 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 質問等を考えまとめてくる。(2時間)

10 子ども虐待 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は 167 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

11 特別に配慮を要する子どもへの対応 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は 183 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

12 実践演習Ⅰ 保育技術(お世話編) (視聴覚教材)

教科書は 207 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間)

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114

小テスト 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

13 実践実習 I 保育技術 遊び編の実践 小テスト

教科書は 218 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

14 一般型糧訪問保育の理論と実際 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は 228 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 毎回小テストをするので前回の内容を復習しておくこと。 (2時間)

15 さまざまな家庭訪問保育 (視聴覚教材) 小テスト

教科書は 241 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間) 期末試験に向けて前回までの小テストを復習しておくこと。(4時間)

16 期末試験(ベビーシッター資格認定試験) 試験合格者には、公益社団法人全国保育サービス協会から認定ベビー

シッターとして認定証が交付されます。

【授業外学修】 ・小テストに対するフィードバックは、次回の講義で行う。

【成績評価】

1 評価方法:学期末試験(教科書持ち込み不可)の評価が 80%、小テストや授業態度 20%とする。それぞれを合わせて 6 割以上の得点を取得することが

単位取得の条件である 2 評価の観点:家庭訪問保育(在宅保育)の意義を理解し、居宅訪問型保育者及びベビーシッターとして必要な理論的・実践的な知識を身につけているか どうかを評価の基準とする。 【受講の前提条件】 事前学習:テキストの該当する章を授業前に読んで、不明な語句については関連する本で調べておく。 事後学習:授業で学んだ事柄を復習する。特に小テストの内容について理解しておく。

【教科書】 『家庭訪問保育の理論と実際』 公益社団法人全国保育サービス協会監修 中央法規

【参考書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 【その他】 子どもの安全の確保とリスクマネジメント等について、実際に八王子消防署小宮出張所の消防士さんをお招きして緊急時の心肺蘇生法やAEDの使い方を学ぶ。

積極的に自ら学ぼうとする姿勢を期待する。 ベビーシッター資格認定試験合格者には、公益社団法人全国保育サービス協会から認定ベビーシッターとして認定証が交付されます。

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115

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 秋保惠子

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本演習のキーワードは「ことば」である。「ことば」は人間が生きていく上で欠かせない「道具」であり、多面的にアプローチが可能な興味深い研究対象で

ある。音声言語である「話すこと」や「聞くこと」・文字言語である「読むこと」や「書くこと」・読書など、直接「ことば」や「言語」をテーマとした文献

の講読と、受講生同士の対話や議論、調査や発表など、能動的な活動を通して各自が見識を深められるように展開する。受講生の興味・関心を尊重し、教育・

保育全般に関する現状や歴史、理念や方法についても考察対象を広げる。併せて、こども文化セミナーB で取り組む卒業論文・研究への道筋をつけるべく、

各自の問題関心を明確にし、問いを立て、研究方法を知ることも目的とする。また、将来、主体的に社会に貢献できる成人となるための思考力・判断力・表

現力を培うことも目指す。 【授業の到達目標】

1.論文を読むことに習熟するとともに、論文の内容を理解し、それに対して自らの意見を展開することができる。 2.自らの問題関心に関連する先行研究を検索・収集し、それらを正確に読み、解説することができる。 3.受講者同士が議論の方向性を見極めながら、創造的なアイデアが生じるような議論を展開することができる。 4.自らの卒業研究・卒業論文のテーマを絞り込むことができる。 【授業計画】

〇講読する文献の分野

・「読むこと」「書くこと」「聞くこと」「話すこと」に関する文献

・子どもと読書に関する文献

・国語教育史に関する文献

・教科教育実践研究に関する文献

・ことばの保育・教育に関する文献

・受講者の問題関心に関する文献

業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 イントロダクション:授業の概略の説明 (復習)説明に基づき次時までにノートを準備し、授業内容を整理・確認する。(45分)

2 論文の読み方、書き方

(予習)課題文献を読む。 (復習)授業内容を考察しノートする。(90分)

3 「読むこと」に関する文献講読(1)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

4 「書くこと」に関する文献講読(1)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

5 教科教育実践研究に関する文献講読(1)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

6 教科教育実践研究に関する文献講読(2)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

7 子どもと読書に関する文献講読(1)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

8 子どもと読書に関する文献講読(2)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

9 ことばの保育・教育に関する文献購読(1) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

(復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

10 ことばの保育・教育に関する文献購読(2) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

11 ことばの保育・教育に関する文献購読(3) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

12 国語教育史に関する文献講読(1) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

13 国語教育史に関する文献講読(2)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

Page 117: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

116

14 受講者の問題関心に関する個人発表(1) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

15 受講者の問題関心に関する個人発表(2)

(予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

16 「読むこと」に関する文献講読(2) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

17 「書くこと」に関する文献講読(2) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

(復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

18 教科教育実践研究に関する文献講読(3) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

19 教科教育実践研究に関する文献講読(4) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

20 子どもと読書に関する文献講読(3) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

21 子どもと読書に関する文献講読(4) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

22 ことばの保育・教育に関する文献講読(3) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

23 ことばの保育・教育に関する文献講読(4) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

(復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

24 「聞くこと」「話すこと」に関する文献購読(1) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

25 「聞くこと」「話すこと」に関する文献購読(2) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

26 4年次研究に向けた受講者の問題関心に関する個人発表

(1) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

27 4年次研究に向けた受講者の問題関心に関する個人発表

(2) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

28 4年次研究に向けた受講者の問題関心に関する個人発表

(3) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。

※ 次週発表する受講者は文献を準備し配布する。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

29 4年次研究に向けた受講者の問題関心に関する個人発表

(4) (予習)課題文献を読み、議論したい論点を挙げておく。発表者は発表の準備をする。 (復習)授業内容を考察し自己の研究関心との関連をノートする。(90分)

30 1年間のまとめ 本演習の論点を振り返り議論する。

(予習)各自の卒業研究・卒業論文に向けた問題関心を明確にしておく。 (復習)卒業研究・卒業論文に役立つよう一年間の成果をまとめ4年次に備える。(90分)

【授業外学修】 ・事前に指定された文献は必ず熟読して授業に臨むこと。 ・自身が発表する週には、事前にレジュメ等を作成し、活発な議論ができるよう工夫して準備すること。 ・自己の問題関心に併せて、広く文献や情報を収集すること。 ・前期の後半、後期の後半に個人の研究に関する発表をするため、各自準備を進めておくこと。 ※授業外学修のフィードバックは、授業の議論の際に行う。 【成績評価】

・毎回の授業に対する事前準備(文献講読・レジュメ準備等)30% ・授業時の考察状況30% ・個人研究に関する情報収集や発表(口頭・文章)40% 【受講の前提条件】 ・上記「授業の概要」に記した内容に関連する分野に興味のある学生の受講を望む。

【教科書】 ・使用しない。

【参考書】 ・秋保惠子『大正新教育と〈読むこと〉の指導―奥野庄太郎の国語科教育―』溪水社、2015年 ・森田伸子『文字の経験―読むことと書くことの思想史―』勁草書房、2005年 ・その他、授業中に適宜指示したり配布したりする。 【その他】 ・自らの卒業研究・卒業論文に向けてテーマを絞り込む前段階として、視野を広くして多様な学問的知見に触れる意識で授業に臨むこと。 ・具体的な文献は、受講者の研究関心により変更する可能性もある。

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117

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 井上救

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

コンピュータ・グラフィックスやデザインの要素を生かした作品作り(絵本、アニメーション、玩具や遊具、楽器などの制作)について、アイディアや技法、

知識について実践をとおして深く学び、卒業研究、卒業制作に向けて発展させるために着実な準備を進めて行く。受講生の興味、関心を基に各自テーマを設定

し、情報収集や検証を重ね、こどもに対し制作作品がどの様に係わって行くのかを研究し、実際に役立つ作品の完成とプロセスを体得する。 【授業の到達目標】

欧州各国では、子育てを含め、日常生活に「デザイン」というものが深く浸透しているが、日本はまだまだその土壌が確立されていないといえる。授業では、

こどもと係わりあうための作品を制作し、その中で、デザインに対する意識を高め、必要性を探ることを目標とする。 また、将来、こどもの教育の中に取り入れられるであろうデジタルコンテンツ等のあり方を想定し、対応していくためにもコンピュータを積極的に使用し理解

を深める。

16. こどもに関わるデザインに関心を持ち、理解を深めることが出来る。

17. デザイン要素をいかすために必要なスキル(情報取集力、問題解決力、美的感性など)を体得することが出来る。

18. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

経験のない作業は計画どおりには進まないことも多いので、その都度、問題点とその解決方法を検証しながら行うこととなる。 そのために素材や手法のリサーチは欠かせないものとなるので、積極的に取り組むことが望まれる。

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 制作作品決定のための準備 I(作品候補の案出し)

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) アイディアの為の資料収集、作業進行の記録。(30分)

2 制作作品決定のための準備 II(候補を絞って発展) ・予習:案についてのリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

3 制作作品決定→作業計画を作成 ・予習:計画のための方法をリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

4 作業計画に沿って制作開始(作業計画提出) ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

5 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

6 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

7 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

8 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

9 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

10 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

11 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

12 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

13 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

14 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

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118

15 制作及び中間講評 ・予習:自主制作 夏季休業中の課題をまとめる 作業進行の記録(30分)

16 夏季休業中の進行チェック ・予習:自主制作 夏季休業中の課題をまとめる 作業進行の記録(30分)

17 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

18 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

19 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

20 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

21 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

22 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

23 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

24 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

25 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

26 制作(完成に向けて進行状況の見直し) ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

27 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

28 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

29 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

30 作品完成→最終講評 ・作業進行記録のまとめと提出

【授業外学修】 ・ 課題のフィードバックは適宜行う。 ・ リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。 ・ PCなどのソフトウエアを利用する場合は操作に慣れるため、また、実材を使った制作は加工に時間が掛かる場合があるので、積極的に授業外の時間を使っ

て制作することが望ましい。 【成績評価】

授業参加度:50% 課題制作作品50% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等、総合評価とする。 【受講の前提条件】 ・ 使用ソフトの数に制限があることと作業場が限られるので、受講者が多い場合は要注意。 ・ 加工用の素材はこちらで用意するものと本人負担するものがあるので指示をよく確認すること。 ・ アイディア出しや作業確認のため、エスキース帳(線の入っていないノート)を用意すること。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 時間内で作業が終わらない場合は、自主的に時間を設けて制作をすることが望ましい。

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119

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 大竹聖美

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

養成課

程必修

幼稚園

教職課

程必修

小学校

教職課

程必修

選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

●アクティブラーニング<こども文化>~地域・環境・多文化・共生の視点から~● 本講座は、<こどもの文化と地域の課題解決>に取り組むアクティブラーニングのスタイルをとる。 本学と周辺地域との連携の中で、学生は主体的に地域の課題を発見し、その解決に向けて自ら企画立案、実践、考察することを通して、こども文化の領域

で生涯主体的に学び続け協働することができる態度と方法を身につける。 地域の子育て支援の現状を学び、課題を発見し、子育て支援を通した地域の活性化につながるような企画提案にチャレンジする。 そのため、学外フィールドワークが多くなり、受け入れ先と協議の上、フィールドワーク日程や具体的な企画内容を調整し、実践することになる。 個人で取り組む<実習>や<ボランティア>ではなく、セミナー受講者がチームでプロジェクトとして取り組むことで協働による問題解決の方法を学ぶ。

現場での学びを教室に持ち帰り、報告・討論・改善策の立案・プレゼンなどを繰り返し、積極的な社会参画能力とリーダーシップを学ぶ。本講座でのアクテ

ィブラーニングを通した学びは、個々人の卒業論文・研究・制作にむけて発展させていくことが望ましい。 【授業の到達目標】

1.地域のこども文化・子育て支援における課題を発見することができる。 2.こども文化・子育て支援を通した地域活性化について具体的な提案ができる。 3.地域の人々と協働し、実働することができる。 4.観察・報告・討論・企画立案・プレゼンができる。 5.チームワークの基礎を修得し、リーダーシップがとれる。 6.卒業論文・研究・制作の具体的なテーマを決定する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション――本講座とアクティブ・ラーニングに関する説

明 【復習】先行研究の調査と読書(2時間)

2 今学期の具体的なテーマ設定と学外授業案の検討および決定 【予習】先行研究の整理、文献リスト作成(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

3 地域研究・テーマ別研究(1)― 過去の事例に学ぶ 【予習】先行研究の整理、文献リスト作成(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

4 地域研究・テーマ別研究(2)― 課題を発見する 【予習】研究課題シートの作成(1時間)

【復習】研究目的・研究方法の整理(1時間)

5 地域研究・テーマ別研究(3)― 自分の興味・関心と関係づける 【予習】研究目的・研究方法シートの作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

6 地域研究・テーマ別研究(4)― 各自のテーマを設定する 【予習】具体的研究計画シートの作成(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

7 フィールドワーク(1)――現状の観察 【予習】学外授業先を調べる(1時間)

【復習】フィールド・ワーク記録作成(1時間)

8 フィールドワーク(2)――課題点の発見 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】ふりかえりシート作成(1時間)

9 考察と課題の整理 企画・立案

【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】企画書作成(1時間)

10 提案・交渉 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)(1時間)

【復習】報告書作成(1時間)

11 報告と振り返り 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】ふりかえりシート作成(1時間)

12 お話会の研究 ―テーマの決定、選書、手遊び歌、言葉遊び、工作等の企画立案

【予習】季節のお話会にふさわしい絵本を選び下読みをする(1時間) 【復習】材料を集め準備する(1時間)

13 お話会の構成 ―ペープサート、パネル、小道具類の作成

【予習】実施案の作成(1時間) 【復習】実施に向けたタイムマネジメント、段取り確認、材料道具の準備、シ

ミュレーション(1時間)

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120

14 お話会の実践 【予習】共働確認、予行演習(1時間)

【復習】実践の考察、ふりかえりシート作成(1時間)

15 お話会の総括、前期のまとめ 【予習】前期のふりかえり(1時間)

【復習】卒業論文・研究・制作に関する先輩の事例の調査(1時間)

16 1.後期のアクティブラーニング立案 2.卒業論文・研究・制作に関する過去の事例について

【予習】卒業論文・研究・制作に関するアウトライン作成(1時間) 【復習】先行研究調査、予備調査、ダミー制作(1時間)

17 1.後期のアクティブラーニング計画決定 2.卒業論文・研究・制作に関する先行研究調査、予備調査について

【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】先行研究調査、予備調査のレジュメ作成(1時間)

18 卒業論文・研究・制作に関するディスカッション 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】卒業論文・研究・制作に関する<修正版>アウトライン作成(1時間)

19 フィールドワーク(1)――観察 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)に関する資料収集(1時間)

20 フィールドワーク(2)――課題の発見 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)に関する資料の分析(1時間)

21 フィールドワーク(3)――問題の明確化 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)に関する内容の検討(1時間)

22 フィールドワーク報告会・討論(1)――問題点と改善策を探る 卒業論文・研究・制作に関する報告会

【予習】各自のテーマ(論文・研究・制作)のミニ論文(主題、副題、目次、

はじめに、参考文献)作成(1.5時間) 【復習】ミニ論文の修正(0.5時間)

23 フィールドワーク(4)――交渉 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

24 フィールドワーク(5)――実践 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間) 【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

25 フィールドワーク(6)――評価 【予習】フィールドワーク報告書の作成(1時間) 【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

26 フィールドワーク報告会・討論(2)――挑戦したことは何か 卒業論文・研究・制作に関する報告会

【予習】フィールドワーク報告書の修正(1時間) 【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究計画の修正(1時間)

27 フィールドワーク(7)――修正案の実施 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

28 フィールドワーク(8)――到達点の検証 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

29 1.フィールドワーク総括 2.卒業論文・研究・制作に関する個人指導(1)――現時点での到

達点の確認

【予習】発表レジュメ作成(1時間) 【復習】先行研究の再検討(1時間)

30 1.アクティブラーニング総括 2.卒業論文・研究・制作に関する個人指導(2)――今後の見通し

【予習】アクティブラーニングレポート作成(1時間) 【復習】各自のテーマ(論文・研究・制作)の研究の継続(1時間)

【授業外学修】 ・予習で準備した資料、復習で作成した報告書・レポートは次回の授業で持参すること。 ・授業では、それらの「資料」「シート」「レポート」などの準備物提出物を活用し、プレゼンとフィードバックを行う。

【成績評価】 授業参加度(課題への取り組み)30%、発表30%、提出物40% 【受講の前提条件】

【教科書】 授業中に指定する。 【参考書】 『絵本のよろこび』松居直,NHK出版 『絵本はともだち』中村柾子,福音館書店 『えほんのせかい こどものせかい』松岡享子,日本エディタースクール出版部 『明日の平和をさがす本 戦争と平和を考える絵本からYAまで300』野上暁ほか,岩崎書店

【その他】 *学外フィールドワークの都合などにより授業計画に変更が生じる場合がある。その場合は事前に告知する。 *学外授業が想定されているため、授業は固定の時間割の日時ではなく、他の曜日や時間帯に集中的に振り替えになることがある。 *学外授業のスケジュールは学外施設との調整が必要なため、直前に日程変更になる場合がある。 *学外授業時の交通費、入場料、材料費などは個人負担とする。

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授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 尾関はゆみ

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本セミナーでは、「こども」、「ことば(第二言語・外国語)」、「異文化理解・多文化共生」の3つをキーワードに、多様な言語的・文化的背景をもつ人々

と共に生きるための言語能力・コミュニケーション能力について考えていく。受講生は、第二言語習得、英語教育、国際理解教育、多文化共生、外国にル

ーツをもつ子ども等の分野を中心に、各自の興味関心のあるテーマを設定し考察する。文献購読や発表、ディスカッションを通して、卒業論文・研究・製

作に必要な研究・調査手法の基礎を学ぶ。 【授業の到達目標】

・テーマについて、多角的・批判的に考えることができる。 ・卒業研究、卒業制作をおこなう上で必要な研究・調査手法の基礎を理解する。 ・4年次の研究に向けて、各自の研究テーマを設定する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講座の概要、進め方 予習:シラバスを読み、本講座の目標や流れを把握する。(20分)

2 文献の読み方・まとめ方、発表方法 復習:授業内容を復習する。(60分)

3 文献購読1 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

4 文献購読2 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

5 文献購読3 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

6 文献購読4 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分)

復習:授業内容を復習する。(30分)

7 文献購読5 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

8 個人発表1-① 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

9 個人発表1-② 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

10 個人発表1-③ 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

11 文献購読6 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

12 文献購読7 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

13 文献購読8 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

14 文献購読9 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分)

復習:授業内容を復習する。(30分)

15 文献購読10 予習:指定された文献を読み、内容や自分の考えをまとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

16 個人発表2-① 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

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17 個人発表2―② 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

18 個人発表2-③ 予習:発表準備を行う。(120分)

復習:自己及びクラスメートの発表について振り返り、まとめる。(40分)

19 教材・実践研究1 予習:指定された教材や指導法について調べ、まとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

20 教材・実践研究2 予習:指定された教材や指導法について調べ、まとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

21 教材・実践研究3 予習:指定された教材や指導法について調べ、まとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

22 教材・実践研究4 予習:指定された教材や指導法について調べ、まとめる。(60分) 復習:授業内容を復習する。(30分)

23 4年次の研究に向けて ◎4年次の研究テーマについて発表の準備を行う。(120分)

24 4年次の研究に向けた個人発表1 ◎4年次の研究テーマについて発表の準備を行う。(120分) 復習:授業内容を振り返り、自分のテーマについて検討する。(40分)

25 4年次の研究に向けた個人発表2 ◎4年次の研究テーマについて発表の準備を行う。(120分) 復習:授業内容を振り返り、自分のテーマについて検討する。(40分)

26 4年次の研究に向けた個人発表3 ◎4年次の研究テーマについて発表の準備を行う。(120分)

復習:授業内容を振り返り、自分のテーマについて検討する。(40分)

27 卒業論文・研究・制作についての個別指導1 ◎4年次の研究テーマに関する文献を読み、構成を考える。(120分)

28 卒業論文・研究・制作についての個別指導2 ◎4年次の研究テーマに関する文献を読み、構成を考える。(120分)

29 卒業論文・研究・制作についての個別指導3 ◎4年次の研究テーマに関する文献を読み、構成を考える。(120分)

30 まとめ

【授業外学修】 授業計画欄参照 【成績評価】

・授業参加度(30%) ・発表(30%) ・課題レポート(40%) 【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 授業内で指示する

【参考書】 授業内で指示する

【その他】

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123

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 神山直子

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

○ 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 こども文化学科のディプロマポリシーに定められた「現代社会の中で主体的に判断し表現できる資質を備える」ための実践・応用科目である。 内容としては、全ての教育活動の基本となる「人権」について実践的に学びを深めていく。「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」という

人権尊重の理念を、教育や生活の具体的な場面にあてはめて理解し、認識を深めていく。 本セミナーでは、テレビや新聞等で取り上げられている人権に関わる問題について着目し、社会の中で実際にどのような問題が起きているのかについて知

ることから始めていく。自分自身にどのような問題意識があるのかを確かめた後、資料収集・整理・検討、発表・協議等の過程において課題を設定し、それ

を探究していく。学外の施設等の見学やインタビューの実施、発表会への参加等も積極的に取り入れて体験的な学びを重視し、アクティブラーニングのスタ

イルを推進する。本セミナーを通して得られた学びや課題意識を、個々の卒業論文・卒業研究・卒業制作等にむけて発展させていくことが望ましい。 計画的に「新版論文の教室 レポートから卒論まで」を活用し、振り返りレポート等を作成するためのポイントを確認していく。

【授業の到達目標】 1.人権の歴史や日本国憲法における国民の権利について再確認し、重要点についての理解を深めることができる。 2.人権教育の根拠法である「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」や「人権教育・啓発に関する基本計画」について、目的、基本理念、内容につい

て理解を深めるとともに、人権擁護を目的とする種々の国際法(条約)や国内法の概要を理解することができる。 3.『人権教育・啓発白書』に示されている我が国の人権課題を把握し、人権尊重に関する現状と諸課題についての理解を深め、人権課題の解決に努めてい

こうとする姿勢を身に付ける 4.学校や社会において、人権感覚を磨き身に付ける継続した取り組みの必要性について、理解を深めることができる。 5.卒業論文・卒業研究・卒業制作の具体的なテーマを決定する。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 これまでの生活を振り返り自分の人権意識について認識を深める 予習:人権についての自身の体験について整理する。(30分)

復習:人権に対する自分の認識を確認し、明らかになった課題意識を

振り返りレポートにまとめる。(1時間)

2 日本国憲法における基本的人権について理解を深める。 予習:日本国憲法における基本的人権が記された条項を読む。(30分)

復習:基本的に人権の尊重(又は侵害に)に関わる身の回りの事象を

洗い出し、振り返りレポートにまとめる。(1時間)

3

「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」について理解を深める。 「人権一般の普遍的な視点からの取組」と「人権課題に対する取組(個別的

な視点からの取組)」があることを理解する。

予習:「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律」を読み、内容を理

解する。(30分) 復習:これまでに自分が経験してきた人権教育の内容や方法について

振り返りレポートを作成する。(1時間)

4 「人権一般の普遍的な視点からの取組」① 学校教育等の目的に応じて実施される「人権教育の内容」について理解する。

予習:教科書(以下「教」と記す。) pp.2~4を読み、分からない言葉等

を調べ、その概要を理解する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

5 「人権一般の普遍的な視点からの取組」② 学校教育等の目的に応じて実施される「人権教育の方法等」について理解す

る。

予習:教pp.4~12を読み、自分が関心のある事項を選んで調べ、要点

をまとめる。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

6 「人権一般の普遍的な視点からの取組」③ 学校教育等において行われる「人権教育に関わる研修」の実際を体験する。

予習:教 pp.68~72 を読み、自分が関心のある職業を選んで調べ、そ

の職務の内容をまとめる。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

7

これまでの授業を振り返り、新たな学びを確かめるとともに、今後の課題を

明確にする。 予習:第1回の授業の課題意識がどのように変化したか確かめる。(30分) 復習:本事業の協議とともに、第1回から第6回までの授業の振り返

りを踏まえ、人権教育に関わる現時点での自分の認識をレポートにま

とめる。

8 「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」① 人権課題「ハンセン病患者等」についての理解を深める。

予習:教 pp.48~50 を読み、人権侵害に関する問題点を整理し、自分

の考えをまとめる。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

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124

9 ・ 10

「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」② 国立療養所ハンセン病資料館の見学を行い、語り部からの体験談を通して人

権に対する学びを深める。

予習:国立療養所ハンセン病資料館に関わる資料を収集し、その概要

を理解する。(1時間) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(3時間)

11 「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」③ 国立療養所ハンセン病資料館の見学を振り返り、学んだことを更に深めたい

ことについて協議する。

予習:振り返りレポートを踏まえ、協議したいテーマを用意する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

12 ・ 13

「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」④・⑤ 「ハンセン病患者等」に関わる内容について、自身の課題を設定し、それを

探究する。

予習:今後の取組の方向性を踏まえ、見通しを持つ。(30分) 復習:学修の進捗状況を踏まえ、必要な資料等を収集・分析する。 発表に向けた準備を行う。(1時間)

14 中間発表会への参加(質疑応答) 予習:資料を通して課題意識を高め、質問事項等をまとめる。(1時間)

復習:発表会等を通して得た知見や議論の成果を自身の研究に反映さ

せる。(30分)

15 「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」⑥ 「ハンセン病患者等」に関わる内容について、各自が設定した課題について

探究した内容を発表し、協議する。

予習:他の発表者のテーマについて事前に情報を収集し意識を高める。

(1時間) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

16

「人権課題に対する取組(個別的な視点からの取組)」⑧ 人権課題「子供」「障害者」「同和問題」についての理解を深める。

予習:教 pp.20~28「子供」、教 pp.31~38「障害者」、教 pp.38~41「同和問題」を読み、人権問題解決のための意識を高め、自分の考え

をまとめる。(1時間) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

17 「人権教育の課題設定」 各自が選択した人権課題について、課題追究の方向性を確認する。

予習:これまで学びを振り返り、追究したい人権課題の候補を選定し

ておく。(1時間) 復習:今後の取組の方向性を踏まえ、見通しを持つ。(1時間)

18 ・ 19

「人権教育の課題追究」①・② 選択した人権課題に関わる情報等を収集し、人権課題の実態と解決のための

方策をまとめる。

予習:必要とされる資料等を収集するなどの準備を行う。(1時間) 復習:準備の進捗状況を踏まえ、必要な資料等を収集・分析する。(1

時間)

20 ・ 21

「人権教育の課題追究」③・④ プレゼンテーションに用いる資料等を作成し、発表のための準備を行う。

予習:プレゼンテーションのまとめに向け、必要なとされる資料等を

収集するなどの準備を行う。(1時間) 復習:発表に向けた準備を行う。(1時間)

22 「人権教育の課題解決」① 人権課題「女性」「子供」「高齢者」について

予習:予め指定された資料等を読み、質問等を準備する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

23 「人権教育の課題解決」② 人権課題「障害者」「同和問題」「アイヌの人々」について

予習:予め指定された資料等を読み、質問等を準備する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

24 「人権教育の課題解決」③ 人権課題「外国人」「HIV感染者・ハンセン病患者等」「刑を終えて出所し

た人」について

予習:予め指定された資料等を読み、質問等を準備する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

25 「人権教育の課題解決」④ 人権課題「犯罪被害者等」「北朝鮮当局によって拉致された被害者等」「その

他の人権問題」について

予習:予め指定された資料等を読み、質問等を準備する。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

26 ・ 27

東京都人権プラザの見学 人権課題に関わる資料収集等を行い、自身が行ったプレゼンテーションの改

善・充実を図る。

予習:東京人権プラザについて基本的な情報を調べ、入手したい資料

等の候補をまとめておく。(30分) 復習:見学を通して得られた学びを振り返りレポートにまとめる。(1

時間)

28 「人権教育のまとめ」 東京都人権プラザの見学を振り返り、学んだことを、更に深めたいことにつ

いてまとめる。

予習:レポートを基に自身の成果と課題を発表する準備を行う。(30分) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

29 「こども文化セミナーAのまとめ」 これまでの授業や学修を振り返り、成果と課題を明らかにする。

予習:これまでの学修の成果と課題を整理する。(1時間) 復習:授業での学びを振り返り、本セミナーのレポートを完成させる。

(2時間)

30 卒業論文等発表会への参加(質疑応答) 予習:資料を通して課題意識を高め、質問事項等をまとめる。(1時間)

復習:発表会を通して得た知見や議論の成果を生かし、レポートの手

直しをする。(2時間)

【授業外学修】 ・振り返りレポート等に対するフィードバックは、次回の講義時に行う。

【成績評価】 <評価方法> (1)授業参加度、発表の内容・方法、提出物で評価する。 (2)提出物には、「振り返りレポート」「レポート」等がある。それらの作成方法や提出方法、提出期限については授業中に指示する。 (3)評価方法も授業中に説明する。 <割合>授業参加度(課題への取組)30%、発表30%、提出物40%

【受講の前提条件】 ・アクティブラーニングの一環として、学外の施設等の見学を積極的に取り入れていく。 ・状況に応じて、受講生との相談の下、土曜日や日曜日の学外事業に参加し、それを持って授業を振り替えることもある。 ・事前の告知は行うが、現地までの交通費、入場料等の費用は個人負担となる。

【教科書】 ・平成30年版 人権教育・啓発白書 ・新版論文の教室 レポートから卒論まで 戸田山和久 NHKブックス(2012年8月)

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125

【参考書】 ・特になし。授業中に適宜資料を配付する。

【その他】

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126

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 下川学

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業は3年次から4年次へと続くセミナーの一環である。よって、3年次は早期にテーマを確定し、4年次には卒業論文・卒業研究・卒業制作などの完成を目的

とする。 本授業の大きなキーワードは、環境・健康・からだ・スポーツ・あそびである。環境が人に及ぼす影響、健康を保つための方法やスポーツとのかかわり方等につい

て考える。 【授業の到達目標】

環境、健康、からだ、スポーツ、あそびのキーワードの中から興味のある事柄を選び、卒業論文・卒業研究・卒業制作のいずれかを選択し、なるべく早期にテーマ

を確定し、概要についての発表ができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・シラバスを一読しておくこと。

・興味あるテーマについて考える。

2 テーマについて(1): 実習センターにて資料閲覧

興味あるテーマについてディスカッション

・事前に実習センターにて興味あるテーマのタイトルを確認しておくこと。(30分)

・ゼミ内ディスカッション。(30分)

3 テーマについて(2): 興味あるテーマの発表 ・興味あるタイトルを数点考えておく。(30分)

・興味あるテーマの発表およびディスカッション。(30分)

4 テーマについて(3): 図書館にて資料閲覧 ・事前に図書館にて興味あるテーマの本や資料等を確認しておく。(30分)

・確認した本や資料をノートに記録する。(30分)

5 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)① ・図書館にてテーマに沿った資料を調べる。(30分)

・確認した本や資料をノートに記録する。(30分)

6 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)② ・図書館にてテーマに沿った資料を調べる。(30分)

・確認した本や資料をノートに記録する。(30分)

7 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)③ ・インターネットにてテーマに沿った資料を調べること。(30分)

・調べた情報を記録する。(30分)

8 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)④ ・インターネットにてテーマに沿った資料を調べること。(30分)

・調べた情報を記録する。(30分)

9 調査した資料の報告とディスカッション① ・収集した資料を口頭で発表する。(30分)

10 調査した資料の報告とディスカッション② ・収集した資料を口頭で発表する。(30分)

11 調査した資料の報告とディスカッション③ ・収集した資料のパワーポイント版を作る。(30分)

12 調査した資料の報告とディスカッション④ ・収集した資料のパワーポイント版を作る。(30分)

13 卒論等中間発表会出席 ・4年生の卒論等中間発表会の発表を聞く。

・質問を考えておく。(30分)

14 卒論等中間発表会出席 ・4年生の卒論等中間発表会の発表を聞く。

・質問を考えておく。(30分)

15 前期のまとめ ・4年生の卒論等中間発表会の感想をまとめ、自分のテーマに活かす。(60分)

16 後期オリエンテーション ・前期の研究成果を再確認しておく。(30分)

・収集した資料を整理しておくこと。(30分)

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17 夏期に調査した資料の報告① ・夏期に収集した資料を整理しておくこと。(30分)

・夏期調査の報告。(30分)

18 夏期に調査した資料の報告② ・夏期に収集した資料を整理しておくこと。(30分)

・夏期調査の報告。(30分)

19 調査した資料の報告とディスカッション① ・調査報告についてのディスカッション。(30分)

20 調査した資料の報告とディスカッション② ・調査報告についてのディスカッション。(30分)

21 卒業論文・研究・制作の個別指導① ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

22 卒業論文・研究・制作の個別指導② ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

23 卒業論文・研究・制作の個別指導③ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

24 卒業論文・研究・制作の個別指導④ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

25 卒業論文・研究・制作の個別指導⑤ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

26 卒業論文・研究・制作の個別指導⑥ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

27 パワーポイントによる発表(1) ・研究成果をパワーポイントで発表する。

発表10分間(予鈴5分、終鈴7分、質疑応答3分)

28 パワーポイントによる発表(2) ・研究成果をパワーポイントで発表する。

発表10分間(予鈴5分、終鈴7分、質疑応答3分)

29 卒業論文・研究・製作発表会

・4年生の卒業論文・研究・製作発表会を聞く。

・質問を考えておく。(30分)

30 卒業論文・研究・製作発表会

全体のまとめ

・4年生の卒業論文・研究・製作発表会を聞く。

・質問を考えておく。(30分)

【授業外学修】 授業時間外における予習、復習、課題等に要する時間数(分)については、学修課題の内容を踏まえて 30~60分をめどに取り組むこと。

文献やインターネット等を利用して情報を収集し、研究成果を制作物、あるいは論文としてまとめる。

課題等のフィードバックは、次回の授業時に行う。

【成績評価】

授業参加度および課題への取り組み(50%)、提出物およびテーマに対する研究や発表(50%)などにより総合的に評価する。

【受講の前提条件】 必要に応じて教員と連絡が取れること。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配布する。

【参考書】 特になし。

【その他】

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128

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 田尻真理子

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年/通期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

受講生は自身の専門・関心に応じて設定したテーマについて資料収集・整理・検討・発表を行う。 なお、制作を卒業要件とする場合も、制作物に関連した文研研究を行い、論文形式でのレポートを前・後期に提出する。

【授業の到達目標】

テーマに応じた資料収集、処理、整理、資料の活用法、論文の書き方、発表方法を身につけ、社会人となった後も円滑な問題解決能力および他者との十全な

コミュニケーションがはかれるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 導入;授業の概要、授業の進め方、評価方法 書誌カード、情報カード作成方法の復習

シラバスをよく読んでくる(30分) B6カード、B6ファイル2冊を用意してくる

2 図書館利用法(司書による指導) 第1回配布資料をよく読み持参すること(第2回・事前)(60分)

3 各人のトピックを提示、卒業論文等としての妥当性を討論する トピックに関する文献を複数件選択し、書誌カードを同一文献につき2

枚作成、うち一枚を提出(第3回・事前)(90分)(4時間)

4 各人の情報カードを提示しながら、テーマとして妥当と思われるものを選別 選書した文献から情報カードを作成(第4回・事前)(4時間)

5 テーマ決定(「問い」の形でテーマを提示)、テーマとしての妥当性を討論 さらに情報カードを作成しながら、テーマを絞り込む(第5回・事前)

(4時間)

6 レジュメ・パワーポイント作成時の注意(復習) 発表およびディスカッション/質疑応答時の注意事項

テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成(第6回・

事前)(4時間)

7 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

8 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

9 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

10 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

11 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

12 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

Page 130: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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13 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

14 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

15 総括 論文形式によるレポートの書き方の復習(とくに引用、注、参考文献) レポートアウトラインの検討

レポートアウトライン作成(4時間)

16 前期期末課題レポートの発表 前期期末課題レポートを発表原稿にし、レジュメ、パワーポイントを

準備する(4時間)

17 テーマ再確認 これまでの作業を点検し、修正点を検討する(4時間)

18 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

19 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

20 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

21 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

22 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

23 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

24 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

25 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

26 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

27 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

28 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

29 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

30 総括 レポートアウトライン作成(4時間)

【授業外学修】 次回講義の際、確認する。

【成績評価】

課題:50% 期末レポート:50%

【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 特になし

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【参考書】 授業内で指示。

【その他】

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131

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 田中路

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業 チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本セミナーではこども文化専門科目のひとつとして、こどもと音楽に関わるテーマについて文献研究や楽曲分析・鑑賞などを通して学問的に理解を深め、

論文に纏める。 セミナー全体で研究に関する基礎的な事項(先行研究の収集方法、データ等の分析方法、プレゼンテーションの方法、論文のまとめ方等)を学びながら、

各自が興味関心のある研究テーマを設定し考察する。本学の学位授与の方針のうち、「保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、音

楽の指導法研究、子どもの歌の作品研究、音楽教育メソッド研究など、こどもと音楽に関わる様々な面から研究にアプローチする。文献や論文の講読の他、

楽曲の演奏・鑑賞を通して、ディスカッションを行う場合もある。 【授業の到達目標】

1.卒業論文のテーマを決め、論文執筆の大まかな見通しを立てることができる 2.論文執筆に必要な資料が収集できる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要、授業の進め方などについての説明 イントロダクション:研究の意義と方法

イントロダクションで扱った「研究の意義と方法」について復習する

(60分)

2 こどもと音楽に関する研究について(音楽教育研究の主な分類) 音楽教育研究の主な分類について復習する(30分)

レポート「私の音楽教育観」を作成する(60分)

3 レポート「私の音楽教育観」発表(1) レポート「私の音楽教育観」を作成する(60分)

4 レポート「私の音楽教育観」発表(2)

音楽教育の主要なメソッドについて、配布テキストをもとに予習を行

う(90分)

5 プレゼンテーションの方法 音楽教育の主要なメソッド(1):コダーイ・システム

コダーイ・システムの特色について復習し、まとめる(90分)

6 音楽教育の主要なメソッド(2):オルフ・シュールヴェルク オルフ・シュールヴェルクの特色について復習し、まとめる(90分)

7 音楽教育の主要なメソッド(3):スズキメソッド スズキメソッドの特色について復習し、まとめる(90分)

8 音楽教育の主要なメソッド(4):ヤマハ音楽教育システム 文献講読についての説明、分担決め

ヤマハ音楽教育システムの特色について復習し、まとめる(90分)

9 文献講読(1) 指定された文献を読み、担当箇所の発表準備を行う(90分)

10 文献講読(2) 指定された文献を読み、担当箇所の発表準備を行う(90分)

11 文献講読(3) 指定された文献を読み、担当箇所の発表準備を行う(90分)

12 文献講読(4) 指定された文献を読み、担当箇所の発表準備を行う(90分)

13 テーマ設定に関する個人指導(1) 各人の興味関心を研究へまとめるための準備(資料収集等)を行う(60

分)

14 テーマ設定に関する個人指導(2) 各人の興味関心を研究へまとめるための準備(資料収集等)を行う(60

分)

15 中間報告 前期のまとめ

各人の興味関心と研究の見通しについて報告できるようまとめる(60分)

16 テーマ設定についてのディスカッション 各人のテーマ設定についてプレゼンテーションの準備を行う(40分)

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132

17 先行研究収集に関する個人指導(1) 先行研究の収集を行い、文献リストを作成する(60分)

18 先行研究収集に関する個人指導(2) 先行研究の収集を行い、文献リストを作成する(60分)

19 先行研究収集に関する個人指導(3) 先行研究の収集を行い、文献リストを作成する(60分)

20 先行研究収集に関する個人指導(4) 先行研究の収集を行い、文献リストを作成する(60分)

21 卒業論文・研究に関する個人指導(1) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

22 卒業論文・研究に関する個人指導(2) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

23 卒業論文・研究に関する個人指導(3) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

24 卒業論文・研究に関する個人指導(4) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

25 卒業論文・研究に関する個人指導(5) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

26 卒業論文・研究に関する個人指導(6) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

27 卒業論文・研究に関する個人指導(7) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

28 卒業論文・研究に関する個人指導(8) 論文のアウトライン、章立てなどの構成を練る(60分)

29 研究進捗状況報告(1) 3年次に行った研究についての進捗状況報告の準備をする(60分)

30 研究進捗状況報告(2) 後期のまとめ

3年次に行った研究についての進捗状況報告の準備をする(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回セミナー時に教員がチェックを行う。

【成績評価】

授業参加度(課題への取り組み)50%、発表50%

【受講の前提条件】 音楽とこどもの関わりに高い関心があること。研究の一環としてセミナー内で演奏(器楽や歌唱)をする場合があるので、楽譜を読むことや人前で

演奏することに抵抗がないこと。

【教科書】 なし

【参考書】 なし

【その他】

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133

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 根本葉子

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程必

修 選択

年次/期間 3年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

臨床心理学的内容、及び一般心理学の内容について、アクティブ・ラーニングとして受講生の関心にそってテーマを設け、ゼミ生同士の意見交換を中心に検討・考察していく。 例えば、臨床心理学的諸テーマ(母子関係、心理療法等)の検討の他に、教育相談機関や文化施設の見学、ボランティア等を通しての実践的研究、地域文化や児童文化・文学の心理学的分析

やそれに基づく制作等、専門書の精読も含め、心理学を多角的に活用して学んでいく。

【授業の到達目標】

・卒業論文・研究・制作の準備過程として、主体的に文献収集ができる。 ・上記に関する方向性を学生が主体的にたてることができる。 ・研究等の方向性の基に主体的に研究計画をたて、卒業論文・研究・制作の具体的準備を進めることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:卒業論文・研究の方向についての概要の説明 予習:シラバスに目を通し、内容についての概要をイメージする(20分)

復習:卒業論文、研究、制作等の方向性やテーマについて考える(30分)。

2 卒業論文・研究の方向の検討(1):以下、学生の関心のあるところにそってディスカッシ

ョン 卒業論文、研究、制作等の方向性やテーマについて考える(30分)。

3 卒業論文・研究の方向の検討(2) 上記について検討しつつ、関心のあるテーマにそって、文献を読む(60分)。

4 卒業論文・研究の方向の検討(3)

上記について検討しつつ、関心のあるテーマにそって、文献を読む(60分)。レポート発

表の準備をする。

5 卒業論文・研究の方向の検討(4)

上記について検討しつつ、関心のあるテーマにそって、文献を読む(60分)。レポート発表

の準備をする。

6

レポート発表と討論(1):以下、学生各人が資料を収集し、レジュメを基にレポート発表

を行い、意見交換の機会を持ちながら論文・研究に繋げていく。また、現場の見学・体験を

基にまとめようとする場合の検討も行う。

現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

7 レポート発表と討論(2)

現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

8 レポート発表と討論(3) 現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

9 レポート発表と討論(4) 現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

10 レポート発表と討論(5)

現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

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134

11 レポート発表と討論(6) 現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

12 レポート発表と討論(7) 現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

13 レポート発表と討論(8) 現在の進行状況、及び文献からの知見をレジュメにまとめ、レポート発表の準備を行う(1

20分)。

14 4年生の卒論等中間発表に参加する際の留意点について

卒論等への意識、意欲を高める(30分)。

15 卒論等中間発表に対する意見交換 各人のテーマへの手掛かりを得るよう考える(30分)。

16 後期に入り、卒論等のテーマを焦点づけられるよう、更に資料収集を重ね、検討していく。 後期は、より具体的テーマに向けて資料収集をする。

17 レポート発表と討論(1):以下、学生各人が資料を収集し、レジュメを基にレポート発表

を行い、意見交換の機会を持ちながら論文・研究に繋げていく。また、現場の見学・体験を

基にまとめようとする場合の検討も行う。

より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

18 レポート発表と討論(2) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

19 レポート発表と討論(3)

より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

20 レポート発表と討論(4) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

21 レポート発表と討論(5) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

22 レポート発表と討論(6) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

23 レポート発表と討論(7) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

24 レポート発表と討論(8) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

25 レポート発表と討論(9) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

26 レポート発表と討論(10) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

27 レポート発表と討論(11)

より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

28 レポート発表と討論(12) より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

29 レポート発表と討論(13)

より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

30 卒論等発表会に参加。今後の取り組みについて検討する。 より具体的テーマに向けて資料収集をする。レポート発表に向けてレジュメの作成も行う(9

0分)。

【授業外学修】 授業計画中の右側に記したように、資料収集を早くから心掛けていくこと。テーマも模索時であるので、関心のあるところにそって、広く文献を読み込んでいく。レポート発表時に、異なるテ

ーマになっても構わないので、積極的に関心のある領域について掘り下げていくこと。また、ボランティア等を通して実践研究に取り組む場合も計画性をもって考えていく。

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【成績評価】

授業時の取り組み、意見交換等50%、レポート発表50%の総合評価による。

【受講の前提条件】 特になし。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 学生のテーマにそって、適宜検討していく。

【その他】 卒論・卒研のテーマ設定までの期間は迷うことが多いと思いますが、いろいろなものに関心を持って積極的に取り組むと楽しいものになります。焦らずに取り組んでいきましょう。

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136

授業科目名 こども文化セミナーA 担当教員名 増田光

コード 16CHI302 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本セミナーでは文学作品の映画化、すなわちアダプテーションに焦点を当てながら、論文の書き方を学ぶ。前期には「問い」に答えてその「論拠」を示す方

法論を身につける。後期には受講生の知的関心に合わせて、論文作成のための指導を行い、研究発表を行う。この科目は、こども文化学科3年次の必修科目

で、カリキュラム上の卒業論文・制作・研究を準備する役割を担っている。 【授業の到達目標】

学生は「問い」に答えてその「論拠」を示すという学問研究の基本中の基本を学び、論文が書けるようになり、研究発表において自分の考えを論理的に、説

得力をもって発信できるようになる。すなわち、「論理的」に考え、話し、書けるようになる。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 問題の「場」から「トピック」へ テキスト 1 の 22-32 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

2 資料探し テキスト 1 の 33-49 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

3 研究の準備 テキスト 1 の 50-64 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

4 資料研究・読みと整理 テキスト 1 の 65-82 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

5 資料研究・確実なデータ作り テキスト1の83-102ページを予習・復習する。2時間の授業外学修を

要する。

6 アウトラインの発展、文章化、下書き テキスト 1 の 103-122 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

7 下書きから完成へ テキスト 1 の 123-157 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

8 理解する読み方 テキスト 1 の 158-182 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

9 論理的な話し方 テキスト 1 の 183-207 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

10 研究発表の方法 テキスト 1 の 208-228 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

11 研究例1 村上春樹『ノルウェイの森』 テキスト 2 の 17-42 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

12 研究例2 カズオ・イシグロ『日の名残り』 テキスト 2 の 43-65 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

13 研究例3 F・スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』 テキスト2の89-118ページを予習・復習する。2時間の授業外学修を

要する。

14 研究例4 張愛玲『色・戒』 テキスト 2 の 161-173 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

15 研究例5 遠藤周作『沈黙』 『カトリコス』(No.6 July 2009)1-27ページを予習・復習する。2時間

の授業外学修を要する。

16 研究例6 アーネスト・ヘミングウェイ『日はまた昇る』 テキスト 1 の 66-88 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修を

要する。

17 研究例7 上田秋成『雨月物語』 テキスト 1 の 119-136 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

18 研究例8 井原西鶴『好色一代女』 テキスト 1 の 119-136 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

19 研究例9 木下蕙介『楢山節考』 テキスト 1 の 137-160 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

20 研究例10 今村昌平『楢山節考』 テキスト 1 の 137-160 ページを予習・復習する。2 時間の授業外学修

を要する。

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137

21 学生による研究発表1 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

22 学生による研究発表2 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

23 学生による研究発表3 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

24 学生による研究発表4 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

25 学生による研究発表5 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

26 学生による研究発表6 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

27 学生による研究発表7 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

28 学生による研究発表8 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

29 総復習1 事前に質問を準備してくる。2時間の授業外学修を要する。

30 総復習2 事前に質問を準備してくる。2時間の授業外学修を要する。

【授業外学修】 課題に対するフィードバックは、次回講義時に行う。 【成績評価】

1質疑応答 30% 事前にテキストを熟読し、授業時に質疑応答ができること。 2研究報告 15% 10件の研究例から一つ選び、授業時に研究報告を行うこと。 3研究発表 15% 卒業論文に結び付く独自のトピックで研究発表を行うこと。 4研究論文 40% 各自の「問い」に答えてその「論拠」を4000字以上で小論文としてまとめること。 【受講の前提条件】 卒業論文執筆を予定していること。 【教科書】 1 澤田昭夫 『論文の書き方』 講談社学術文庫 2 宮脇俊文編 『映画は文学をあきらめない—ひとつの物語からもうひとつの物語へ』 【参考書】 戸田山和久 『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』 NHKブックス 【その他】 後期に各自の研究発表を行えるように準備すること。

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138

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 秋保惠子

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本科目は、受講生各自の研究課題に沿って探索した資料の中から何点かを選び、受講生全体で読み合わせて議論する。この過程を通して、こども文化学科

で学ぶことの多様な可能性に目を向けるとともに、社会における教育や保育の課題に対して主体的に臨み、自身の考察を深め、真理を追究し、協同的に結論

を導くための技量を身に付けることを目指している。さらに、研究書の読み方や論文の書き方など、卒業論文・卒業研究・卒業制作の作成に向けた方法を実

践的に学修する。また、各受講生の研究課題についての発表や討論も行う。 【授業の到達目標】

・受講生同士が貴重な研究仲間であるという認識をもち、お互いの研究の深まりのために活発な議論ができる。 ・各自が自らの研究課題に対して明確な問題意識をもち続け、独創性と説得力のある卒業論文・卒業研究・卒業制作を作成することができる。

【授業計画】

・イントロダクション

・受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 I、II、III

・受講生の個人研究についての発表・議論 I、II、III

・中間発表会の準備のための発表・議論

・中間発表会(発表・質疑応答)

・中間発表会のまとめ―今後に生かすための議論

・卒業論文等中間発表会(準備・発表・質疑応答)

・卒業論文等発表会(準備・発表・質疑応答)

業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 イントロダクション ・本科目の進め方 ・3年次までの研究の成果と4年次の研究への展望の発表

(準備)3年次までの研究の成果と4年次の研究への展望を発表できるように資

料を作成する。(90分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

2 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 I(1)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

3 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 I(2)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

4 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 I(3)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

5 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 I(4)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

6 受講生の個人研究についての発表・議論 I(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

7 受講生の個人研究についての発表・議論 I(2)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

8 受講生の個人研究についての発表・議論 I(3)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

9 受講生の個人研究についての発表・議論 I(4) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

10 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 II(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

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139

11 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 II(2) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

12 中間発表会の準備のための発表・議論(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

13 中間発表会の準備のための発表・議論(2)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

14 中間発表会(発表・質疑応答)

(準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

15 中間発表会のまとめ―今後に生かすための議論

(準備)中間発表会の振り返りを行い、今後の研究にどのように反映させるか考

察し、夏期休暇中の研究計画を作成する。(90分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

16 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 III(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

17 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 III(2) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

18 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 III(3) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

19 受講生の研究に関連する文献の購読・発表・議論 III(4) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

20 受講生の個人研究についての発表・議論 II(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

21 受講生の個人研究についての発表・議論 II(2) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

22 受講生の個人研究についての発表・議論 II(3) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

23 受講生の個人研究についての発表・議論 II(4) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

24 受講生の個人研究についての発表・議論 III(1) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

25 受講生の個人研究についての発表・議論 III(2) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

26 受講生の個人研究についての発表・議論 III(3) (準備)資料を購読し、各自議論が活発になるよう議論用資料を作成する。(60

分)発表者は発表用資料を作成する。(30分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

27 卒業論文等発表会の準備・発表・議論(1) (準備)発表者は発表用資料を作成する。(90分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

28 卒業論文等発表会の準備・発表・議論(2) (準備)発表者は発表用資料を作成する。(90分) (展開)授業で得た知見や議論の成果を自身の研究に反映させる。(90分)

29 卒業論文等発表会(発表・質疑応答) (準備)卒業論文発表会の資料準備・練習を行う。(90分)

(展開)各自の今後の研究の展開についての展望をまとめる。(30分)

30 全体のまとめ (準備)卒業論文集用の原稿を作成する。(90分) (展開)卒業論文集を熟読する。(90分)

【授業外学修】 ・事前に指定された資料は必ず熟読して授業に臨むこと。 ・自身が発表する週には、事前にレジュメ等を作成し、活発な議論ができるよう工夫して準備すること。 ・授業後には、ゼミでの議論を生かしつつ、自己の卒業論文等の問題関心に沿って、広く文献や情報を収集、分析・考察を進めること。 ※授業外学習のフィードバックは、授業の議論の際に行う。

【成績評価】

・各自の研究課題への取り組み(30%) ・各自の研究に関する発表の内容や方法(20%) ・議論への積極的な参加(50%) 【受講の前提条件】 ・こども文化セミナーAを受講済みであること。 【教科書】 ・特になし。必要に応じて資料を配布する。

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140

【参考書】 ・受講生毎の研究課題に沿って、必要に応じて提示する。

【その他】 ・論文等の研究を進めるためには、議論により深まることが多々ある。各自の研究に関する質問等は、積極的に申し出て、議論を深め、主体的に研

究を進めること。

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141

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 井上救

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

こども文化セミナーA に引き続き、コンピュータ・グラフィックスやデザインの要素を生かした作品作り(絵本、アニメーション、玩具や遊具、楽器な

どの制作)について、アイディアや技法、知識について実践をとおして深く学び、卒業研究、卒業制作に向けて完成度を高めるため着実な準備を進めて行

く。受講生の興味、関心を基に各自テーマを設定し、情報収集や検証を重ね、こどもに対し制作作品がどの様に係わって行くのかを研究し、4年間の学びの

集大成となる様、自ら研鑽し、質の高い作品を目指す。 【授業の到達目標】

欧州各国では、子育てを含め、日常生活に「デザイン」というものが深く浸透しているが、日本はまだまだその土壌が確立されていないといえる。授業

では、こどもと係わりあうための作品を制作し、その中で、デザインに対する意識を高め、必要性を探ることを目標とする。 また、将来、こどもの教育の中に取り入れられるであろうデジタルコンテンツ等のあり方を想定し、対応していくためにもコンピュータを積極的に使用し

理解を深める。

19. こどもに関わるデザインに関心を持ち、理解を深めることが出来る。

20. デザイン要素をいかすために必要なスキル(情報取集力、問題解決力、美的感性など)を体得することが出来る。

21. 一つひとつの積み重ねから形を作り上げる達成感を得ることで、感動を伝えることの大切さを実践できる。

【授業計画】

経験のない作業は計画どおりには進まないことも多いので、その都度、問題点とその解決方法を検証しながら行うこととなる。 そのために素材や手法のリサーチは欠かせないものとなるので、積極的に取り組むことが望まれる。

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要 制作作品決定のための準備 I(作品候補の案出し)

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) アイディアの為の資料収集、作業進行の記録。(30分)

2 制作作品決定のための準備 II(候補を絞って発展) ・予習:案についてのリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

3 制作作品決定→作業計画を作成 ・予習:計画のための方法をリサーチ 作業進行の記録(30分~1時間)

4 作業計画に沿って制作開始(作業計画提出) ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

5 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

6 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

7 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

8 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

9 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

10 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

11 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

12 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

13 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

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142

14 制作 ・予習:自主制作 素材、方法のリサーチ 作業進行の記録(30 分~1時

間)

15 制作及び中間講評 ・予習:自主制作 夏季休業中の課題をまとめる 作業進行の記録(30分)

16 夏季休業中の進行チェック ・予習:自主制作 夏季休業中の課題をまとめる 作業進行の記録(30分)

17 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

18 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

19 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

20 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

21 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

22 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

23 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

24 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

25 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

26 制作(完成に向けて進行状況の見直し) ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

27 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

28 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

29 制作 ・予習:自主制作 作業進行の記録(30分)

30 作品完成→最終講評 ・作業進行記録のまとめと提出

【授業外学修】 ・ 課題のフィードバックは適宜行う。 ・ リサーチの為、積極的に外に出掛ける等、授業時間以外の時間を上手に活用する習慣をつける。 ・ PC などのソフトウエアを利用する場合は操作に慣れるため、また、実材を使った制作は加工に時間が掛かる場合があるので、積極的に授業外の時間を

使って制作することが望ましい。

【成績評価】

授業参加度:50% 課題制作作品50% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.課題制作作品は完成度、オリジナルの創意工夫がみられるか等、総合評価とする。 【受講の前提条件】 ・ 使用ソフトの数に制限があることと作業場が限られるので、受講者が多い場合は要注意。 ・ 加工用の素材はこちらで用意するものと本人負担するものがあるので指示をよく確認すること。 ・ アイディア出しや作業確認のため、エスキース帳(線の入っていないノート)を用意すること。

【教科書】 ・ 必要に応じて参考資料を紹介する。

【参考書】 ・課題に関連のある資料を配布または紹介する。

【その他】 時間内で作業が終わらない場合は、自主的に時間を設けて制作をすることが望ましい。

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143

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 大竹聖美

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

養成課

程必修

幼稚園

教職課

程必修

小学校

教職課

程必修

選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

●アクティブラーニング<こども文化>~地域・環境・多文化・共生の視点から~●<その2・個人のテーマを追求する> こども文化の領域における様々な課題を解決していくアクティブラーニングの講座である。 本講座は、こども文化や地域の子育て支援への理解を深め、他者(特に、こどもやこどもを育てる保育者たち)に対して、より良い子こども文化との出会

いを手助けできる、優れた仲介者(こども文化の専門家)となるための訓練の場となることを目標とする。例えば、ブックスタートやこどもと本をとりまく

市民運動、推薦図書や課題図書の考察のほか、作家研究、キーワード研究など、受講生とテーマを自由に設定するところからはじめ、多角的な取り組みを行

う。その取り組みは、卒業論文・研究・制作の形で、受講者が各自のテーマを設定し、課題を追求し、まとめていく。 【授業の到達目標】

1.卒業論文・研究・制作を完成させる。 2.卒業論文・研究・制作を通して、こども文化(こどもの本の文化・こどもの文化全般)への理解を深め、各自のこども文化観を確立させる。 3.個別指導を通して、こども文化学科における学びの最終的な仕上げを行う。 4.学外施設等でのアクティブラーニングを通して、こども文化の領域の課題を発見し、それを解決していく能力を身につける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション――アクティブラーニングと研究に関する説明 【復習】先行研究の調査と読書(2時間)

2 卒業論文・研究・制作ガイダンス 【予習】先行研究の整理、文献リスト作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

3 卒業論文・研究・制作個別指導(導入・1)現状の把握 【予習】先行研究の整理、文献リスト作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

4 卒業論文・研究・制作個別指導(導入・2)軌道修正 【予習】研究課題シートの作成(1時間)

【復習】研究目的・研究方法の整理(1時間)

5 卒業論文・研究・制作個別指導(初期・1)執筆の具体的な指導 【予習】研究目的・研究方法シートの作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

6 卒業論文・研究・制作個別指導(初期・2)修正原稿の指導 【予習】「表紙・目次・はじめに」の作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

7 卒業論文・研究・制作個別指導(初期・3)論点の整理 【予習】段落構成メモの作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

8 卒業論文・研究・制作個別指導(中期・1)論文構成立案 【予習】参考文献リストの作成(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

9 卒業論文・研究・制作個別指導(中期・2)第一論点の執筆 【予習】「本論1」執筆(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

10 中間発表会に向けたガイダンス 【予習】資料収集(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

11 中間発表会に向けた指導(1)

―レジュメの作成

【予習】資料収集(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

12 中間発表会に向けた指導(2)

―レジュメの修正

【予習】レジュメ作成(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

13 中間発表会に向けた指導(3)

―パワーポイントの作成

【予習】レジュメ修正(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

14 中間発表会に向けた指導(4)

―パワーポイントの修正、プレゼン練習

【予習】パワーポイント作成(1時間) 【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

15 中間発表 【予習】中間発表準備(1時間)

【復習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

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144

16 卒業論文・研究・制作個別指導(中期・3)執筆原稿の指導 【予習】「本論2」執筆(1時間)

【復習】「本論2」修正(1時間)

17 卒業論文・研究・制作個別指導(中期・4)論文構成の修正 【予習】「資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】「本論3」執筆(1時間)

18 卒業論文・研究・制作個別指導(後期・1)第二論点の執筆 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】「本論4」執筆(1時間)

19 卒業論文・研究・制作個別指導(後期・2)第二論点の指導 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】「本論4」修正(1時間)

20 卒業論文・研究・制作個別指導(後期・3)第二論点の修正と第三論点の執筆 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】「本論5」執筆(1時間)

21 卒業論文・研究・制作個別指導(後期・4)第三論点の指導 【予習】資料、課題図書のリーディング(1時間)

【復習】「本論5」修正(1時間)

22 卒業論文・研究・制作個別指導(仕上げ・1)結論の執筆 【予習】「結論」執筆(1時間)

【復習】「結論」修正(1時間)

23 卒業論文・研究・制作個別指導(仕上げ・2)全体構成の指導 【予習】全体の執筆(1時間)

【復習】全体の修正(1時間)

24 卒業論文・研究・制作個別指導(仕上げ・3)全体の修正指導 【予習】完成に向けた修正(1時間)

【復習】完成に向けた修正2回目(1時間)

25 卒業論文・研究・制作の提出、展示会、発表会に向けたガイダンス 【予習】過去の事例研究(1時間)

【復習】完成(1時間)

26 卒業論文・研究・制作個別指導(完成) 【予習】レジュメの執筆(1時間)

【復習】レジュメの修正(1時間)

27 卒業論文・研究・制作提出指導(提出)

―レジュメの完成

【予習】最終修正、印刷、製本、レジュメの修正(1時間) 【復習】提出までの振り返り(1時間)

28 卒業論文・研究・制作発表会に向けた指導(1)

―パワーポイントの作成

【予習】パワーポイントの作成(1時間) 【復習】パワーポイントの修正(1時間)

29 卒業論文・研究・制作発表会に向けた指導(2)

―パワーポイント修正、プレゼン練習

【予習】発表レジュメ作成(1時間) 【復習】パワーポイント完成(1時間)

30 卒業論文・研究・制作発表 【予習】発表の練習(1時間)

【復習】1年間の振り返り(1時間)

【授業外学修】 ・予習・復習で作成した文書、資料、作品は次回の授業で持参すること。 ・授業では、それらの文書、資料、作品などの準備物を活用し、プレゼンとフィードバックを行う。

【成績評価】 授業参加度(課題への取り組み)30%、発表30%、提出物40% 【受講の前提条件】

【教科書】 授業中に指定する。 【参考書】 『絵本のよろこび』松居直,NHK出版 『絵本はともだち』中村柾子,福音館書店 『えほんのせかい こどものせかい』松岡享子,日本エディタースクール出版部 『明日の平和をさがす本 戦争と平和を考える絵本からYAまで300』野上暁ほか,岩崎書店

【その他】 *学外フィールドワークの都合などにより授業計画に変更が生じる場合がある。その場合は事前に告知する。 *学外授業が想定されているため、授業は固定の時間割の日時ではなく、他の曜日や時間帯に集中的に振り替えになることがある。 *学外授業のスケジュールは学外施設との調整が必要なため、直前に日程変更になる場合がある。 *学外授業時の交通費、入場料、材料費などは個人負担とする。

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145

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 尾関はゆみ

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

これまでのこども文化学科での学びと自己の関心をもとに研究テーマを設定し、卒業論文・研究・制作のいずれかを完成させ、発表する。

【授業の到達目標】

・卒業論文、卒業研究、卒業制作のいずれかを完成させ、発表する。 ・4年間の学びをもとに自己の設定したテーマについての研究、制作を通して、広い視野にたって、こどもについてとらえることができる。 ・研究、制作過程を通して、批判的・多角的に物事をとらえることができるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:本講座の概要、進め方、研究・発表方法 予習:シラバスを読み、本講座の目標や流れを把握する。(20分)

2 文献の読み方・まとめ方 復習:授業内容を復習する。(30分)

課題:関心のある研究テーマを設定し、研究のアウトラインを作成す

る。(60分) 3 卒業論文・制作についての個別指導1(1) 課題:各自の研究・制作を進める。(120分)

4 卒業論文・制作についての個別指導1(2) 課題:各自の研究・制作を進める。(120分)

5 卒業論文・制作についての個別指導1(3) 課題:各自の研究・制作を進める。(120分)

6 卒業論文・制作についての個人発表1 課題:各自の研究・制作、個人発表の準備を進める。(180分)

7 卒業論文・制作についての個人発表2 課題:各自の研究・制作、個人発表の準備を進める。(180分)

8 卒業論文・制作についての個人発表3 課題:各自の研究・制作、個人発表の準備を進める。(180分)

9 卒業論文・制作についての個別指導2(1) 課題:各自の研究・制作を進める(120分)

10 卒業論文・制作についての個別指導2(2) 課題:各自の研究・制作を進める(120分)

11 中間発表会に向けた準備・発表1 課題:中間発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

12 中間発表会に向けた準備・発表2 課題:中間発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

13 中間発表会に向けた準備・発表3 課題:中間発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

14 中間発表会に向けた準備・発表4 課題:中間発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

15 まとめ 課題:中間発表会を振り返り、今後の研究に生かすポイントをまとめ

る。(60分) 16 卒業論文・制作についての個別指導3(1) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

17 卒業論文・制作についての個別指導3(2) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

18 卒業論文・制作についての個別指導3(3) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

19 卒業論文・制作についての個別指導3(4) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

20 卒業論文・制作についての個別指導4(1) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

21 卒業論文・制作についての個別指導4(2) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

22 卒業論文・制作についての個別指導4(3) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

23 卒業論文・制作についての個別指導4(4) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

24 卒業論文・制作についての個別指導4(5) 課題:各自の研究・制作を進める。(240分)

25 卒業論文等発表会に向けた準備・発表1 課題:卒業論文等発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

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26 卒業論文等発表会に向けた準備・発表2 課題:卒業論文等発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

27 卒業論文等発表会に向けた準備・発表3 課題:卒業論文等発表会に向けて資料作成を進める。(180分)

28 卒業論文等発表会に向けた準備・発表4 課題:卒業論文等発表会に向けて資料作成を進め、発表練習をする。

(180分)

29 卒業論文等発表会に向けた準備・発表5 課題:卒業論文等発表会に向けて資料作成を進め、発表練習をする。

(180分) 30 まとめ

【授業外学修】 授業計画欄参照

【成績評価】

・研究内容、方法、発表(80%) ・授業参加度(20%) 【受講の前提条件】 こども文化セミナーAを受講済みであること

【教科書】 特になし

【参考書】 各受講生のテーマに応じて提示する。

【その他】

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147

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 神山直子

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本講座は、学位授与方針の「こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得している」に寄与している。 将来、こども文化に関わる職業に就くことを想定し、こどもの文化や福祉全般に関わるテーマについて、文献研究や実践等を通して理解を深め、文章や作品等

にまとめていく。「こども文化セミナーA」での成果と課題を踏まえ、研究に関する基礎的な事項を確認し学びを深めつつ、各自が設定した研究テーマを、卒業

論文・卒業研究・卒業制作の形で課題を追求し、まとめていく。

【授業の到達目標】

1.卒業論文・研究・制作を完成させる。 2.卒業論文・研究・制作を通して、こども文化学科における学びの最終的な仕上げを行う。

【授業計画】

何らかの事情により授業計画に変更が生じる場合は事前に周知し、その後の計画を調整する。

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・授業の概要、授業の進め方などについて共通理解を図る。 ・研究活動を進めるに当たって基本事項の確認

【課題】:こども文化セミナーAの成果と課題を踏まえ、今後の方向性

を確認する。(60分)

2 卒業論文・研究・制作に関わる現状の把握 【課題】3年次までの研究の成果と4年次の研究への展望を発表でき

るように資料を作成する。(180分)

3 卒業論文・研究・制作の今後の方向性と活動計画の立案 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動計画を完成する。(60分)

4 卒業論文・研究・制作の発表と討論(1) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

5 卒業論文・研究・制作の発表と討論(2) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

6 卒業論文・研究・制作の発表と討論(3) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

7 卒業論文・研究・制作の発表と討論(4) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

8 中間発表会に向けたガイダンス(1) 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

9 中間発表会に向けた準備(2) ・レジュメの作成 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(120分)中間

発表会に向けて、レジュメ・パワーポイント・発表原稿等を作成する。

(60分)

10 中間発表会に向けた準備(3) ・レジュメの修正 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(120分)中間

発表会に向けて、レジュメ・パワーポイント・発表原稿等を作成する。

(60分)

11 中間発表会に向けた準備(4) ・レジュメの完成 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(120分)中間

発表会に向けて、レジュメ・パワーポイント・発表原稿等を作成する。

(60分)

Page 149: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

148

12 中間発表会に向けた準備(5) ・パワーポイントの作成、プレゼン練習①

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(120分)中間

発表会に向けて、レジュメ・パワーポイント・発表原稿等を作成する。

(60分)

13 中間発表会に向けた指導(6) ・パワーポイントの修正、プレゼン練習②

【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(120分)中間

発表会に向けて、レジュメ・パワーポイント・発表原稿等を作成する。

(60分)

14 中間発表会 【課題】中間発表会を踏まえ、卒業論文・研究・制作の完成に向けて

成果と課題をまとめ、今後の展望を発表できるよう資料を作成する。

(180分)

15 卒業論文・研究・制作の今後の方向性と活動計画の立案 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動計画を修正する。(60分)

16 卒業論文・研究・制作の提出、展示会、発表会に向けたガイダンス 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

17 卒業論文・研究・制作の発表と討論(1) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

18 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進(1) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

19 卒業論文・研究・制作の発表と討論(2) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

20 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進(2) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

21 卒業論文・研究・制作の発表と討論(3) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

22 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進(3) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

23 卒業論文・研究・制作の発表と討論(4) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

24 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進(4) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

25 卒業論文・研究・制作の発表と討論(5) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進め、全体で協議する

視点を明らかにし、資料等を準備する。(180分)

26 個別の卒業論文・研究・制作活動の推進(5) 【課題】卒業論文・研究・制作に関する活動を進める。(180分)

27 卒業論文・研究・制作のまとめ(完成) ・レジュメの作成

【課題】卒業論文・研究・制作発表会に向けて、レジュメ・パワーポ

イント・発表原稿を作成する。(180分)

28 卒業論文・研究・制作のまとめ(提出) ・レジュメの修正・完成

【課題】卒業論文・研究・制作発表会に向けて、レジュメ・パワーポ

イント・発表原稿を完成する。(180分)

29 卒業論文・研究・制作発表会に向けた準備 ・パワーポイント作成、プレゼン練習

【課題】卒業論文・研究・制作発表会に向けて、レジュメ・パワーポ

イント・発表原稿を確認し、プレゼン練習をする。(180分)

30 卒業論文・研究・制作発表会

【授業外学修】 ・各自が立案した計画に基づき、卒業論文・研究・制作に関わる活動を進める。

【成績評価】 <評価方法> (1)授業参加度、発表の内容・方法、提出物で評価する。 (2)提出物の作成方法や提出方法、提出期限については授業中に指示する。 (3)評価方法も授業中に説明する。 <割合>授業参加度(課題への取り組み)30%、発表30%、提出物40% 【受講の前提条件】 ・「こども文化セミナーA」の履修 【教科書】 ・各自のテーマに基づき、必要に応じて示していく。 【参考書】 ・授業中に適宜資料を配付する。

【その他】

Page 150: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

149

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 下川学

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業は3年次から4年次へと続くセミナーの一環である。4年次には卒業論文、卒業研究、卒業制作のいずれかを完成させることを目的とする。 近年、子どもを取り巻く環境は大きく変化した。特に都会ではその傾向が顕著である。本授業は3年次から引き続き、環境、健康、からだ、スポーツ、あそ

びのキーワードの中から興味のある事柄を選択し、そのテーマに沿って子どもについて考える。

【授業の到達目標】

決められたテーマについて資料収集や調査を行い、ディスカッションや個別指導を行いながら卒業論文、卒業研究、卒業制作のいずれかを完成させること

ができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・シラバスを一読しておくこと。

・昨年度の調査結果をまとめる。(30分)

2 3年次から取り組んでいるテーマについての再確認① ・3年次の調査結果を踏まえ、完成までの計画案を作成する。(30分)

3 3年次から取り組んでいるテーマについての再確認② ・3年次の調査結果を踏まえ、完成までの計画案を作成する。(30分)

4 前年度の報告とディスカッション① ・現時点までの調査結果を発表する。(30分)

5 前年度の報告とディスカッション② ・現時点までの調査結果を発表する。(30分)

6 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)① ・調査や研究成果を論文や制作物としてまとめる。(30分)

・次回までの計画案を示す。(30分)

7 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)② ・調査や研究成果を論文や制作物としてまとめる。(30分) ・次回までの課題を示す。(30分)

8 テーマ別研究(テーマに沿った資料収集や調査)③ ・調査や研究成果を論文や制作物としてまとめる。(30分)

・次回までの課題を示す。(30分)

9 中間発表へ向けての準備 ・中間発表へ向けて準備する。(30分) ・次回までの課題を示す。(30分)

10 中間発表へ向けての準備 ・中間発表へ向けて準備する。(30分)

・次回までの課題を示す。(30分)

11 中間発表へ向けての準備 ・中間発表へ向けて準備する。(30分)

・次回までの課題を示す。(30分)

12 中間発表へ向けての準備 ・中間発表へ向けて準備する。(30分)

・次回までの課題を示す。(30分)

13 卒業論文・研究・制作の中間発表 ・パワーポイントによる発表を行う。

・中間発表10分間(予鈴5分、終鈴7分、質疑応答3分)

14 卒業論文・研究・制作の中間発表 ・パワーポイントによる発表を行う。

・中間発表10分間(予鈴5分、終鈴7分、質疑応答3分)

15 中間発表の反省と前期のまとめ ・パワーポイントによる発表の反省(30分)

・今後について整理する。(30分)

16 後期オリエンテーション ・現時点までの研究成果をまとめておく。(30分)

17 報告とディスカッションおよび個別指導① ・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

18 報告とディスカッションおよび個別指導② ・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

Page 151: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

150

19 報告とディスカッションおよび個別指導③ ・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

20 報告とディスカッションおよび個別指導④ ・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。(30分)

21 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備① ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

22 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備② ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

23 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備③ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

24 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備④ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

25 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備⑤ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

26 個別指導による卒業論文・研究・制作発表の準備⑥ ・研究成果を制作物あるいは論文としてまとめる作業をする。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

・現況を把握し、次回への目標を定める。

27 卒業論文・研究・制作の提出および発表へ向けての最終チェック ・研究成果を論文や制作物として完成させる。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

28 卒業論文・研究・制作の提出および発表へ向けての最終チェック ・研究成果を論文や制作物として完成させる。(30分)

・毎回、進捗状況を報告する。(30分)

29 卒業論文・研究・制作の発表 パワーポイントによる発表

・発表15分間(予鈴8分、終鈴10分、質疑応答5分)

30 卒業論文・研究・制作の発表 パワーポイントによる発表

・発表15分間(予鈴8分、終鈴10分、質疑応答5分)

【授業外学修】 授業時間外における予習、復習、課題等に要する時間数(分)については、学修課題の内容を踏まえて30~60分をめどに取り組むこと。

文献やインターネット等を利用して情報を収集し、研究成果を制作物、あるいは論文としてまとめる。

課題等のフィードバックは、次回の授業時に行う。 【成績評価】

授業参加度および課題への取り組み(50%)、提出物およびテーマに対する研究や発表(50%)などにより総合的に評価する。

【受講の前提条件】 必要に応じて教員と連絡が取れること。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配布する。

【参考書】 特になし。

【その他】

Page 152: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

151

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 田尻真理子

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職課

程必修

小学校課

程必修 選択

年次/期間 4年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

受講生は自身の専門・関心に応じて設定したテーマについて資料収集・整理・検討・発表を行う。 最終年次生として4年間の総括に相応しい論文、研究、制作が完成するよう、授業内での成果を授業外学修で十分に敷衍することが要求される。

【授業の到達目標】

テーマに応じた資料収集、処理、整理、資料の活用法、論文の書き方、発表方法が身に付く。 テーマに関して、先行研究に照らして、各人なりの新たな知見を明瞭に提示できるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 各人のテーマの確認と進捗状況の報告 シラバスをよく読んでくる(30分)

B6カード、B6ファイル2冊を用意してくる (90分) こども文化セミナーAの成果をA4一毎に纏め前日までに田尻に送付

2 図書館利用法(司書による指導) 第1回配布資料をよく読み持参すること(第2回・事前)(60分)

3 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 トピックに関する文献を複数件選択し、書誌カードを同一文献につき2

枚作成、うち一枚を提出(第3回・事前)(90分)(4時間)

4 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 選書した文献から情報カードを作成(第4回・事前)(4時間)

5 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 さらに情報カードを作成しながら、テーマを絞り込む(第5回・事前)

(4時間)

6 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成(第6回・

事前)(4時間)

7 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

8 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

9 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

10 中間発表用原稿・パワーポイント作成 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、(4時間)

11 中間発表予行演習 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、(4時間)

Page 153: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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12 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

13 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

14 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

15 総括 論文形式によるレポートの書き方の復習(とくに引用、注、参考文献) レポートアウトラインの検討

レポートアウトライン作成(4時間)

16 前期期末課題レポートの発表 前期期末課題レポートを発表原稿にし、レジュメ、パワーポイントを

準備する(4時間)

17 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

18 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

19 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

20 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

21 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

22 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

23 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

24 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

25 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

26 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

27 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

28 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

29 レジュメ・パワーポイントを用いた発表および討論 テーマに関する文献探索、文献に基づく情報カードの作成、発表にあ

たるものは、レジュメ、パワーポイント作成(4時間)

30 卒論本発表予行演

卒論発表練習(90分)

【授業外学修】 次回講義の際、確認する。

【成績評価】

課題50% 期末レポート:50%

【受講の前提条件】 特になし

Page 154: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

153

【教科書】 特になし

【参考書】 授業内で指示する。

【その他】

Page 155: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 田中路

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本セミナーはこども文化専門科目のひとつとして、こどもと音楽に関わるテーマについて、文献研究や楽曲分析・鑑賞などを通して学問的に理解を深める。 セミナー全体で研究に関する基礎的な事項(先行研究の収集方法、データ等の分析方法、プレゼンテーションの方法、論文のまとめ方等)を学びながら、各

自が興味関心のある研究テーマを設定し考察する。本学の学位授与の方針のうち、「保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得」するために、音楽

の指導法研究、子どもの歌の作品研究、音楽教育メソッド研究など、こどもと音楽に関わる様々な面から研究にアプローチする。文献や論文の講読の他、楽

曲の演奏・鑑賞を通して、ディスカッションを行う場合もある。 【授業の到達目標】

1.卒業論文・研究を完成させることができる 2.4年間を通した学びの集大成を、論文執筆、ディスカッション、プレゼンテーションによってまとめることができる

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:授業の概要、授業の進め方などについての説明 論文執筆にあたっての基本事項の確認

論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

2 卒業論文・研究に関する個人指導(1) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

3 卒業論文・研究に関する個人指導(2) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

4 卒業論文・研究に関する個人指導(3) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

5 卒業論文・研究に関する個人指導(4) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

6 卒業論文・研究に関する個人指導(5) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

7 卒業論文・研究に関する個人指導(6) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

8 卒業論文・研究に関する個人指導(7) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

9 卒業論文・研究に関する個人指導(8) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

10 中間発表会に向けたレジュメ作成(1) 中間発表会用のレジュメを作成する(90分)

11 中間発表会に向けたレジュメ作成(2) 添削されたレジュメを修正する(60分)

12 中間発表会に向けたスライド作成(1) スライド(パワーポイント)を作成する(60分)

13 中間発表会に向けたスライド作成(2) 添削されたスライド(パワーポイント)を修正する(60分)

14 中間発表会リハーサル 実際の発表の練習を行う(90分)

15 まとめ 前期の研究の進捗をまとめ、後期の見通しを立てる(60分)

16 卒業論文・研究に関する個人指導(9) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

17 卒業論文・研究に関する個人指導(10) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

18 卒業論文・研究に関する個人指導(11) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

19 卒業論文・研究に関する個人指導(12) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

20 卒業論文・研究に関する個人指導(13) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

21 卒業論文・研究に関する個人指導(14) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

22 卒業論文・研究に関する個人指導(15) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

23 卒業論文・研究に関する個人指導(16) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

Page 156: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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24 卒業論文・研究に関する個人指導(17) 論文・研究の執筆およびその他の準備を進める(90分)

25 卒業論文・研究発表会に向けたレジュメ作成(1) 卒業論文・研究発表会用のレジュメを作成する(90分)

26 卒業論文・研究発表会に向けたレジュメ作成(2) 添削されたレジュメを修正する(60分)

27 卒業論文・研究発表会に向けたスライド作成(1) スライド(パワーポイント)を作成する(90分)

28 卒業論文・研究発表会に向けたスライド作成(2) 添削されたスライド(パワーポイント)を修正する(60分)

29 卒業論文・研究発表会のリハーサル 実際の発表の練習を行う(90分)

30 まとめ セミナーの振り返り、反省を行う(60分)

【授業外学修】 各回の課題については次回セミナー時に教員がチェックを行う。

【成績評価】

授業参加度(課題への取り組み)50%、発表50%

【受講の前提条件】 音楽とこどもの関わりに高い関心があること。研究の一環としてセミナー内で演奏(器楽や歌唱)をする場合があるので、楽譜を読むことや人前で

演奏することに抵抗がないこと。

【教科書】 なし

【参考書】 なし

【その他】

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156

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 根本葉子

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

卒業論文・卒業研究・卒業制作を進めていくためのゼミであり、臨床心理学的内容、及び一般心理学の内容について、教員のアドバイスも含めゼミ生同士の意見交換を中心に検討・考察してい

く。 臨床心理学的内容の他に、教育相談機関や文化施設の見学、アクティブ・ラーニングとしてのボランティア等を通しての体験的研究、地域文化や児童文化・文学の心理学的分析等、専門書の

精読も含め、心理学を多角的に活用して学んでいく。 3年次からの継続で、ゼミ生同士の意見交換を大切に考えていく

【授業の到達目標】

・卒業論文・卒業研究・卒業制作のまとめの過程に入り、3年次のあそび文化セミナーを踏まえ、資料収集や研究計画を具体的に進めていくことができる。 ・卒論においては、テーマの確認、章立て、参考文献の確認等、また、卒研においては、目的・方法・結果及び考察等を確認しつつ文章化していくことができる。 ・制作においても、作品の完成を目指すと同時に副論文のまとめをしていくことができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:卒論・卒研・卒制の方向性の確認 予習:シラバスに目を通し、内容についてのイメージを持つ(20分)

復習:卒論等への取り組みについて計画をたてる(60分)。

2 発表と討論(1):以下、学生各人が自主的に資料を収集し、レジュメを基に発表を行い、

討論の機会を持ちながら論文・研究を深めていく。 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

3 発表と討論(2) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

4 発表と討論(3) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

5 発表と討論(4) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

6 発表と討論(5) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

7 発表と討論(6) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

8 発表と討論(7) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

9 発表と討論(8) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

10 発表と討論(9) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

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11 発表と討論(10) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

12 発表と討論(11) 自分自身のテーマに合わせ、各自のペースで資料収集を行う。

13 卒論等中間発表に向けて(1):以下、各人が卒論等中間発表のレジュメを作成し、ゼミの

中で意見交換をしながら検討する。 教室外学修として 120 分以上の時間をかけて取り組

む。

中間発表に向けてのレジュメ作成(60分)。

14 卒論等中間発表に向けて(2) 中間発表に向けてのレジュメ作成(60分)。

15 卒論等中間発表に向けて(3) 中間発表の準備をする。7分発表用の原稿を作る(120分)。

16 論文作成の確認 後期に入り、本格的に論文化・制作を進める(120分)。

17 論文を書き、内容を検討する(1):以下、各人が論文、研究を作成しつつ、検討を重ねる。

制作においては、作品の完成を目指す。 各人のペースで、今までの学修の集大成として取

り組む。

本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

18 論文を書き、内容を検討する(2) 本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

19 論文を書き、内容を検討する(3) 本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

20 論文を書き、内容を検討する(4) 本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

21 論文を書き、内容を検討する(5) 本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

22 論文を書き、内容を検討する(6) 本格的に論文化、制作を進める(120分以上)。

23 論文を書き、内容を検討する(7) 論文の完成に向けてまとめる。制作も完成する(120分以上)。

24 論文を書き、内容を検討する(8) 論文の完成に向けてまとめる。制作も完成する(120分以上)。

25 レジュメの作成、提出物確認(1):各人が論文、研究、制作を完成させつつ、レジュメ等

の提出物を確認する。 論文の完成に向けてまとめる。制作も完成する(120分以上)。

26 レジュメ等の作成、提出物確認(2) 提出への準備をする(120以上)。

27 卒業論文等の内容再検討と発表会に向けての準備(1) 本発表に向けての10分間の原稿作成(60分)。

28 卒論等の内容再検討と発表会に向けての準備(2) 本発表に向けての10分間の原稿作成(60分)。

29 卒論等の内容再検討と発表会に向けての準備(3)

本発表に向けての10分間の原稿作成(60分)。

30 卒論等発表会参加 発表会への準備をする(60分)。

【授業外学修】 卒論等作成に向けて、各自のペースで進めつつ、提出期日前までに余裕をもって取り組むこと。授業時間以外にも研究室を訪ねるかメール等を通して、質問・相談をしていく。

【成績評価】 授業時の意見交換や取り組み50%、教室外での卒論等準備50%の総合評価による。

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【受講の前提条件】 こども文化セミナーAを受講済みであること。

【教科書】 使用しない。

【参考書】 学生のテーマにそって、適宜紹介していく。

【その他】 自主的研究の喜びが感じられるものなので、焦らず、また諦めずに取り組んでいきましょう。

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159

授業科目名 こども文化セミナーB 担当教員名 増田光

コード 16CHI303 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本セミナーでは3年次に引き続き論文の書き方を学ぶ。前期には「問い」に答えてその「論拠」を示す方法論を確認する。後期には受講生の知的関心に合わ

せて、論文作成のための指導を行い、研究発表を行う。この科目は、こども文化学科4年次の必修科目で、カリキュラム上の卒業論文・制作・研究を準備す

る役割を担っている。 【授業の到達目標】

学生は「問い」に答えてその「論拠」を示すという学問研究の基本中の基本を学び、論文が書けるようになり、研究発表において自分の考えを論理的に、説

得力をもって発信できるようになる。すなわち、「論理的」に考え、話し、書けるようになる。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 問題の「場」から「トピック」へ テキスト1の22-32ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

2 資料探し テキスト1の33-49ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

3 研究の準備 テキスト1の50-64ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

4 資料研究・読みと整理 テキスト1の65-82ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

5 資料研究・確実なデータ作り テキスト1の83-102ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

6 アウトラインの発展、文章化、下書き テキスト 1 の 103-122 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

7 下書きから完成へ テキスト 1 の 123-157 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

8 理解する読み方 テキスト 1 の 158-182 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

9 論理的な話し方 テキスト 1 の 183-207 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

10 研究発表の方法 テキスト 1 の 208-228 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

11 研究例1 村上春樹『ノルウェイの森』 テキスト2の17-42ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

12 研究例2 カズオ・イシグロ『日の名残り』 テキスト2の43-65ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

13 研究例3 F・スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』 テキスト2の89-118ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

14 研究例4 張愛玲『色・戒』 テキスト 2 の 161-173 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

15 研究例5 遠藤周作『沈黙』 『カトリコス』(No.6 July 2009)1-27ページを確認する。2時間の授業

外学修を要する。

16 研究例6 アーネスト・ヘミングウェイ『日はまた昇る』 テキスト1の66-88ページを確認する。2時間の授業外学修を要する。

17 研究例7 上田秋成『雨月物語』 テキスト 1 の 119-136 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

18 研究例8 井原西鶴『好色一代女』 テキスト 1 の 119-136 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

19 研究例9 木下蕙介『楢山節考』 テキスト 1 の 137-160 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

20 研究例10 今村昌平『楢山節考』 テキスト 1 の 137-160 ページを確認する。2 時間の授業外学修を要す

る。

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21 学生による研究発表1 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

22 学生による研究発表2 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

23 学生による研究発表3 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

24 学生による研究発表4 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

25 学生による研究発表5 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

26 学生による研究発表6 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

27 学生による研究発表7 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

28 学生による研究発表8 学生による研究発表の内容に関して予習・復習する。2時間の授業外学

修を要する。

29 総復習1 事前に質問を準備してくる。2時間の授業外学修を要する。

30 総復習2 事前に質問を準備してくる。2時間の授業外学修を要する。

【授業外学修】 課題に対するフィードバックは、次回講義時に行う。 【成績評価】

1質疑応答 30% 事前にテキストを熟読し、授業時に質疑応答ができること。 2研究報告 15% 10件の研究例から一つ選び、授業時に研究報告を行うこと。 3研究発表 15% 卒業論文に結び付く独自のトピックで研究発表を行うこと。 4研究論文 40% 各自の「問い」に答えてその「論拠」を4000字以上で小論文としてまとめること。 【受講の前提条件】 卒業論文執筆を予定していること。 【教科書】 1 澤田昭夫 『論文の書き方』 講談社学術文庫 2 宮脇俊文編 『映画は文学をあきらめない—ひとつの物語からもうひとつの物語へ』 【参考書】 戸田山和久 『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』 NHKブックス 【その他】 後期に各自の研究発表を行えるように準備すること。

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授業科目名 卒業論文・卒業研究・卒業制作 担当教員名 大竹聖美

コード 16CHI305 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 4年次/通年 単位/時間数/形態 6単位/90時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

○ 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

卒業論文・卒業研究では、こども文化学科の学修の総まとめとして取り組む。こども文化セミナーで研究してきた内容をさらに深め、各自の卒業研究のテ

ーマにそってこども文化に関する研究(文献研究、フィールドワーク、保育実践、翻訳、作曲、制作、創作等)を行う。

【授業の到達目標】

研究テーマに基づき、卒業論文、卒業研究、卒業制作を完成させる。 こども文化全般への広い視野と深い認識を持ち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得している。 こども文化全般に対するこれまでの学修を踏まえて、特に自分の足場となるような専門ジャンルを見出し、独自の視点でオリジナルな論文・研究・制作活

動を行う。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

1~30 各自の研究計画、指導教員の指導に従って着実にすすめること。単位取得

のための学修時間としては、長期休暇中も含めて通年で毎日平均一時間の取

り組みを目安としてほしい。 中間発表 :2019年 7月13日(土) 卒業論文等提出意志確認書提出期間:2019年11月5日(火)~9日(土) 卒業論文等提出期間:2019年12月13日(金)~17日(火) 卒業制作展 :2020年 1月 6日(月)~17日(金) 本 発 表 :2020年 2月 1日(土)

【授業外学修】 ・論文・研究・制作にかかわらず、担当教員の指導を受け、先行研究を調べ、文献調査、フィールドワーク、予備調査、試作品づくりを丹念に行

うこと。 ・その際、図書館のレファレンスサービスも積極的に利用すること。 ・卒業生の卒業論文、卒業制作の副論文・制作ノートはこども文化学科実習指導センターにあるので参照すること。 ・論文の構成方法、脚注・参考文献一覧等の書き方などは一定のルールを守ること。 ・情報の取り扱いにはよく注意し、研究活動ならびに論文執筆上の研究倫理を遵守すること。具体的なことは指導教員の指導をきちんと受けるこ

と。 【成績評価】

内容、指導状況、取り組み態度、最終発表等について点数化し、主査70%、副査30%で評価する。

【受講の前提条件】 ・学内掲示板をよく確認し、卒業論文・研究・制作に関する提出物の期限や集合日時は厳守すること。 ・担当教員の指導に従って着実に研究を進めること。 ・中間発表・本発表は必修となっている。 ・卒業制作に取り組む学生は、決められた日時に集合し、卒業制作展のための搬入・展示・搬出などを行い、展示期間中にギャラリー受付を分担す

る義務がある。 【教科書】 指導教員の指示に従うこと。

Page 163: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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【参考書】 指導教員の指示に従うこと。

【その他】

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163

授業科目名 幼児体育Ⅰ 担当教員名 下川学

コード 16NUR403 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○ 〇

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

学生自身が様々な運動あそびを経験することにより、技術の向上だけではない楽しさを体感できるようにする。その上で、幼児期の身体や運動機能の発育

発達を踏まえた援助の視点や方法を学ぶ。また、幼児向けの運動あそびを通じて、体力の向上及び保育者として必要とされる基本的な運動技能や表現力を習

得する。具体的には、体つくり運動、マット、跳び箱、縄跳び、ボールなどの遊具を使ったあそびを予定している。また、跳び箱及び縄跳びの実技試験、グ

ループでの模擬授業を行う。 【授業の到達目標】

・こどもの発育発達を踏まえた運動あそびの援助ができる力を身につけることができる。 ・保育者として必要な身体運動の基礎と表現力を身につけることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション ・参考図書等を通じて幼児期の運動あそびの理解を深める。

2 体つくり運動 ・柔軟性などの可動域について確認する。(30分)

・各年齢の運動技能と身体的発育・発達を調べておくこと。(30分)

3 器具を使っての運動あそび(マット、跳び箱) ・ストレッチの方法について調べておく。(30分)

・マットあそびの種類を考えること。(30分)

4 走・跳の運動あそび(かけっこ、リレー、幅跳び、高跳び) ・マットと跳び箱を使ったあそびを考えておく。(30分)

・マットの前転と後転、跳び箱の開脚跳びの動作確認。(30分)

5 器具・遊具を組み合わせたあそび(ボール、フープ、なわとびなど) ・各年齢の投げる動作の発育・発達状況を調べておくこと。(30分)

・ボールや縄跳びでの遊び方を調べておくこと。(30分)

6 ゲーム(ボールゲーム、鬼遊び) ・ボール遊びなどいろいろな遊び方を調べておくこと。(30分)

7 ゲーム(ゴール型、ネット型) ・ボール蹴り、ボール投げなどの遊び方を調べておくこと。(30分)

8 ゲーム(ネット型、ベースボール型) ・ボール投げ、ボール打ちなどの遊び方を調べておくこと。(30分)

9 模擬授業のグループ分け ・模擬授業のグループ分けについての説明とグループ分けを行う。(60

分)

10 グループに分かれて模擬授業案の検討(1) ・グループに分かれて、模擬授業案を考える。(60分)

・同じ種目や遊び方にならないよう調整する。

11 グループに分かれて模擬授業案の検討(2) ・グループに分かれて、模擬授業案を考える。(60分)

・同じ種目や遊び方にならないよう調整する。

12 模擬授業(1)(2) ・2グループが模擬授業を行う。(35分×2)

・模擬授業グループは、事前に準備や片付けの打ち合わせをしておく

こと。

13 模擬授業(3)(4) ・2グループが模擬授業を行う。(35分×2)

・模擬授業グループは、事前に準備や片付けの打ち合わせをしておく

こと。

14 模擬授業(5)(6) ・2グループが模擬授業を行う。(35分×2)

・模擬授業グループは、事前に準備や片付けの打ち合わせをしておく

こと。

15 模擬授業(7)(8) ・2グループが模擬授業を行う。(35分×2)

・模擬授業グループは、事前に準備や片付けの打ち合わせをしておく

こと。

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【授業外学修】 毎回の授業内容と留意点をノートにまとめる。 模擬授業に向けて各グループで計画を練る。 模擬授業に向けて、各グループで授業時間外にも打ち合わせを行う。 課題等のフィードバックは、次回の授業時に行う。

【成績評価】

授業参加度(50%)および授業への取り組み(10%)、テーマに対する研究や発表(40%)などを総合的に評価する。

【受講の前提条件】 運動のできる服装、体育館シューズ(外での活動時は外用の運動靴)を用意すること。

【教科書】 使用しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考書】 「幼児体育 理論と実践」 前橋明 他 大学教育出版 「園生活から生まれる乳幼児の運動<1>0~3歳児編」 岩崎洋子 伊藤 輝子 チャイルド本社 「園生活から生まれる乳幼児の運動<2>4~5歳児編」 岩崎洋子 朴 淳香 チャイルド本社

【その他】

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幼児体育Ⅱ

Page 167: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

166

保育内容演習・健康

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167

保育内容演習・人間関係

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168

授業科目名 保育内容演習・環境 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR407 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目は、主に環境を物的環境・人的環境・自然や社会の事象の3つの視点から学ぶ内容とする。まず、乳幼児期の環境の意義と必要性について理解をし

た上で、先の保育における3つの環境の視点に分けて、映像やグループワークを活用しながら具体的に学んでいく。 また、環境構成の重要性を踏まえた上で、環境を意識した保育内容の立案や発表、「こどもの国のクリスマス」に向けた準備や参加を通じて、より実践的

な取り組みの中で知識と技術を身に付けていく内容とする。

【授業の到達目標】

・保育における「環境」の意義と重要性について説明ができる。 ・指導案の作成、模擬保育などの実践的取り組みを通して、「環境を通して行う保育」を実践するための知識及び技能を身に付ける。 ・学生一人ひとりが持つ豊かな環境構成のイメージを明確にし、実習並びに保育実践に役立てることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び保育内容「環境」の説明 ・本授業内容及び展開の説明、これまでの「環境」のイメージ並びに実体験を保育

と関連付けて考える。

予習:本授業シラバスを一読する(20分)。 復習:保育と環境を関連付ける課題レポート(60分)。

2 領域「環境」とは何か ・領域「環境」のねらい及び内容の理解(映像の事例を活用して)

予習:教科書第2章(p.25~51)を一読する(60分)。 復習:映像事例に基づく課題の実施(60分)。

3

「環境を通して行う保育」の意味とその重要性 ・様々な園の環境を参考に(調べ学習)保育における「環境」の意義と重要性を理

予習:各自書物やインターネットを活用して、様々な園の環境につい

て調べ、自分の最も気になる園を選択し、その理由について発表でき

るよう準備しておく(60分)。 復習:グループワークで気になった他の園について調べ、まとめてお

く(30分)。

4 物的環境からの理解①(理論・立案) ・教科書(p.102~107)の内容を理解した上で、保育に必要な物的環境を立案

予習:教科書第4章(p.102~107)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示した課題の実施(60分)。

5 物的環境からの理解②(実践的取り組みを通して) ・各自立案した物的環境の作成・発表・省察の実施

予習:物的環境を立案し、発表できるよう準備しておく(60分)。 復習:各自発表した内容を振り返り、まとめる(30分)。

6 人的環境からの理解 ・教科書(p.53~63、108~111)の内容からの理解及び「かかわる」ということの

意義と重要性について(映像資料を参考に)

予習:教科書(p.53~63,108~111)を一読する(30分)。 復習:映像を通して理解した内容をまとめる(60分)。

7 自然・社会における事象からの理解 ・教科書(p.85~95、113~134)の内容理解及びキャンパス内の資源を活用しての

実践的理解、部分指導案の立案・発表

予習:教科書(p.85~95、113~134)を一読する(60分)。 復習:授業内で提示(60分)。

8 記録を通じての「環境」理解 ・環境を意識した記録の作成、グループでの発表・共有の実施

授業内で提示(60分)。

9 室内の環境構成の実際① ・保育室内の環境を整えることの意味 ・壁面装飾の作り方

授業内で提示(60分)。

10 室内の環境構成の実際② ・壁面装飾の実際

予習:壁面装飾作りに必要な準備(前の授業内で説明) 復習:室内環境構成の内容を整理し、まとめる(60分)

11 「環境」を意識した保育の実践 ・与えられた設定の下、これまでの授業を踏まえ、模擬保育を実施するための部分

指導案の立案・作成

予習:指導案作成に向けた準備(30分)。 復習:指導案の完成(60分)。

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12 模擬保育の実践(グループ1~4) ・模擬保育を通しての実践的理解(発表・振り返り等)

予習:指導案の完成及び模擬保育に向けた教材準備(60分)。 復習:発表後の振り返り内容を整理し、まとめる(60分)。

13 模擬保育の実践(グループ5~8) ・模擬保育を通しての実践的理解(発表・振り返り等)

予習:指導案の完成及び模擬保育に向けた教材準備(60分)。 復習:発表後の振り返り内容を整理し、まとめる(60分)。

14 模擬保育の実践(グループ9~12) ・模擬保育を通しての実践的理解(発表・振り返り等)

予習:指導案の完成及び模擬保育に向けた教材準備(60分)。 復習:発表後の振り返り内容を整理し、まとめる(60分)。

15 本授業のまとめと振り返り 予習:幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教

育・保育要領の「環境」の項目を一読する(60分)

【授業外学修】 課題レポートに対するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

発表やグループワーク等の授業参加度(25%) 授業内での課題(25%) 期末レポート(50%)

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんと取り組み授業に臨むこと。 2.発表やグループワークには積極的に参加すること。 3.期限内に課題を提出すること。

【教科書】 保育・幼児教育シリーズ『環境の指導法』(2014) 若月芳浩〔編著〕 玉川大学出版部

【参考書】 幼稚園教育要領(平成29年告示) 文部科学省 フレーベル館

保育所保育指針(平成29年告示) 厚生労働省 フレーベル館

幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成 29年告示) 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館

子どもが育つ保育環境づくり―園内研修で保育を見直そう(2013) 柴崎正行 学研教育みらい

【その他】

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170

授業科目名 障害児保育論 担当教員名 咲間まり子

コード 16NUR408 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇 〇

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

障害児保育の歴史的変遷について学び、現在の障害児保育を支える理念、制度について理解する。障害の種別による課題や現状を知り、保育所や施設にお

ける障害児保育の留意点や具体的援助方法を学習する。 また、一般保育と障害児保育との連続性を理解し、幼児一人一人の発達上の課題に対する保育ニーズを把握した支援のあり方について理解する。障害児を

取り巻く人的・物的環境を把握し、保護者・仲間との関係の援助、関係機関との連携について学習する。 【授業の到達目標】

・障害のある子どもへの保育の考え方や理念、支援のための制度や仕組みを理解する。 ・障害の特性を理解し、保育ニーズに応じた援助方法を習得する。 ・障害の有無に関わらず、多様である一人ひとりの子どもを大切な存在とするインクルーシブ保育のあり方についても学ぶ。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテーション 障害の概念と保育・教育の DVD:「光とともに」第1話

シラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加すること。 教科書16頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

2

視覚障害・肢体不自由の理解と支援 DVD:「光とともに」第2話

予習:教科書32頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

3

聴覚障害・言語障害の理解と支援 DVD:「光とともに」第3話

予習:教科書46頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

4

知的発達症の理解と支援 DVD:「光とともに」第4話

予習:教科書62頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

5

発達障害の理解と支援 DVD:「光とともに」第5話

予習:教科書80頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

6

重症心身障害の理解と支援・医療的ケア DVD:「光とともに」第6話

予習:教科書88頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

7

特別な配慮を要する子どもの理解と支援 DVD:「光とともに」第7話

予習:教科書 108 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

8

障害のある子どもの保育と実際 DVD:「光とともに」第8話

予習:教科書 124 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

9 記録、支援計画、個別の支援計画の作成 DVD:「光とともに」第9話

予習:教科書 134 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します)

Page 172: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

171

(2時間)

10

保護者、地域の関係機関等との連携 DVD:「光とともに」第10話

予習:教科書 150 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

11

ジェノグラム(家族図)の書き方 エコマップの書き方

DVD:「光とともに」最終話

予習:教科書32頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句につ

いては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(毎回課題をDVD視聴後に出します) (2時間)

12

障害のある子どもの保育・教育の現状と課題 予習:教科書 162 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:DVD試聴のレポート(今までのまとめ) (2時間)

13

事例演習1 演習事例についてグループで話し合う①~④

予習:教科書 167 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 事例演習課題 演習事例についてグループで話し合いまとめる①~④(2時間)

14

事例演習2 演習事例についてグループで話し合う⑤~⑥

予習:教科書 171 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 事例演習課題 演習事例についてグループで話し合いまとめる⑤~⑧(2時間)

15

支援計画の演習 予習:教科書 185 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては関連する本で調べておくこと。(2時間) 課題:定期試験に向けて復習をする。(2時間)

16

期末試験 総復習をもとに期末試験をするので復習をしておくこと。(4時間)

【授業外学修】 授業外学修を参照のうえ発表とフィードバックを行う。

【成績評価】

授業中のアクティブ・ラーニングなどの参加状況(30%)、課題への取り組み(30%)、期末試験(40%)による評価を行う。

【受講の前提条件】 事前学習:テキストの該当する章を授業前に読んで、不明な語句については関連する本で調べておく。 事後学習:授業で学んだ事柄を復習する。特にレポートは必ず次の授業時に提出する。

【教科書】 『コンパス 障害児の保育・教育』建帛社 2018

【参考書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 【その他】 保育士養成課程、幼稚園教職課程の必修科目 ピアヘルパー受験資格

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172

授業科目名 カリキュラム論 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR413 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目は、幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領をもとに各園が作成する保育の計画について、その意義や編成の方法を理解しな

がら、様々 な指導計画との連続性・関連性について学ぶ内容とする。 併せて、平成29年告示の3法令の変遷及び改訂(改定)に至る社会的背景並びに主な改訂(改定)内容を踏まえながら、今後求められる保育・保育者の姿について理

解し、その保育カリキュラム(教育課程及び全体的な計画等)や指導計画作成の方法を身に付けていく。

【授業の到達目標】

・保育カリキュラムが有する役割・機能・意義を理解する。 ・保育カリキュラムの基本原理及び保育現場に即したカリキュラム編成の方法を身に付ける。 ・幼稚園教育要領に規定するカリキュラム・マネジメント及び保育所保育指針等に記載された「保育の計画及び評価」の意義や重要性を説明できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び保育における計画の意義 ・本講義内容の説明及び保育における計画の必要性を学ぶ

予習:本授業のシラバスを一読する(20分)。 復習:授業内で提示(30分)。

2 日本における保育カリキュラムの基礎理論 ・幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の変

遷をもとに、保育カリキュラムの意義・役割を理解

予習:各自与えられた箇所の法令について、書物やインターネットを

活用して整理し、まとめる(60分)。 復習:グループワークの続きを完成させる(60分)。

3 保育カリキュラムに関する具体的な理解 ・カリキュラムの語源、類型、歴史、法令等を通して具体的に保育カリキュラムを

理解する

予習:教科書(p.99~112)を一読する(60分)。 復習:授業内容に沿った小レポート(60分)。

4 保育カリキュラムと様々 な指導計画の関係性を学ぶ ・カリキュラムと指導計画との関連を理解した上で、指導計画の必要性及び作成時

の留意事項等を学ぶ

予習:教科書(p.12~21)を一読する(30分)。 復習:授業内で提示(60分)。

5 幼稚園の教育課程及び指導計画の実際 ・教育課程の編成と編成にあたっての留意事項、教育課程に基づく指導計画につい

予習:教科書(p.67~79)を一読する(60分)。 復習:3・4・5歳の指導計画の実際をみて、その特徴について整理し、

まとめる(60分)。

6 保育所の全体的な計画及び指導計画の実際①(3歳・4歳・5歳) ・全体的な計画の編成と編成にあたっての留意事項、全体的な計画に基づく指導計

画について

予習:教科書(p.129~143)を一読する(60分)。 復習:3・4・5歳の指導計画の実際をみて、その特徴について整理し、

まとめる(60分)。

7 保育所の全体的な計画及び指導計画の実際②(0歳・1歳・2歳) ・全体的な計画の編成と編成にあたっての留意事項、全体的な計画に基づく指導計

画について

予習:教科書(p.39~65)を一読する(60分)。 復習:3・4・5歳の指導計画の実際をみて、その特徴について整理し、

まとめる(60分)。

8 認定こども園の全体的な計画及び指導計画の実際 ・全体的な計画の編成と編成にあたっての留意事項、全体的な計画に基づく指導計

画について

予習:配布した資料を一読し、その中にある課題に取り組む(60分)。 復習:認定こども園における全体的な計画と、幼稚園・保育所での教

育課程(全体的な計画)の相違点をまとめる(60分)。

9 保育カリキュラムの実践的理解(前半のまとめ) ・保育カリキュラム編成の実際を実践的に学ぶ

予習:これまでの授業内を振り返りながら、保育カリキュラム編成に

必要な準備を行う(第8回の授業内で説明:60分)。 復習:保育カリキュラム編成の完成(60分)。

10 保育における評価 ・評価の形態、記録、保育の可視化等、多様な評価の意義と役割、留意点について

学ぶ

予習:教科書(p.163~176)を一読する(60分)。 復習:ウェブ方式での計画及び記録の作成(60分)。

11 発達及び学びの連続性(小学校との連携) ・経験カリキュラムと教科カリキュラムそれぞれの特徴を把握した上で、幼児期に

育みたい姿を学ぶ

予習:教科書(p.81~96)を一読する(60分)。 復習:授業内容と平成29年告示の3法令を関連付けた小レポートの作

成(60分)。

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173

12 保育におけるPDCAサイクル ・カリキュラムマネジメントの基本的理解と、カリキュラムマネジメントを行う上

でのポイントについて

予習:配布資料を一読し、内容をまとめておく(60分)。 復習:授業内で提示(30分)。

13 カリキュラムマネジメントの実践的理解 <前編> ・園全体におけるカリキュラム及びマネジメントすることの意義を理解した上で実

践的取り組みを行う(グループワーク活用)

予習:グループワークで必要な資料の作成(第12回時に説明:60分)。 復習:グループワークの続き(60分)。

14 カリキュラムマネジメントの実践的理解 <後編> ・前編で行った内容を発表、振り返りながら、多様なカリキュラムの存在意義を理

解する

予習:発表に向けた準備(60分)。 復習:発表を振り返り、まとめる(小レポートの作成:60分)。

15 まとめ(平成29年改訂の3法令に触れて) ・本講義内容全体の振り返り及び今後求められる保育・保育者について

予習:平成29年告示の3法令を一読する(60分)。

【授業外学修】 課題レポートに対するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

発表やグループワーク等の授業参加度(25%) 授業内での課題(25%) 筆記試験(50%)

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんと取り組み授業に臨むこと。 2.発表やグループワークには積極的に参加すること。 3.期限内に課題を提出すること。 【教科書】 保育課程・教育課程総論(2010) 柴崎正行・戸田雅美・増田まゆみ編 ミネルヴァ書房

【参考書】 幼稚園教育要領(平成29年告示) 文部科学省 フレーベル館

保育所保育指針(平成29年告示) 厚生労働省 フレーベル館

幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成 29年告示) 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館

【その他】

Page 175: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

174

こどもの理解と援助

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175

授業科目名 保育の心理学Ⅱ 担当教員名 根本葉子

コード 16NUR409 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

保育の心理学Ⅰで学んだこどもの発達に関する心理学的知見に基づき、乳幼児の発達と保育者の役割について実践的に学ぶ。保育者の発達援助について事例検

討など実践的な課題を通して理解を深める。

【授業の到達目標】

1. こどもの心身の発達と保育実践について理解を深める。 2. 生活と遊びを通して学ぶこどもの経験や学びの過程を理解する。 3. 保育における発達援助について学び、保育者の役割について考えることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:「保育の心理学Ⅱ」とは。 「保育の心理学Ⅰ」との関連性について理解する。

復習:シラバスに目を通し、「保育の心理学Ⅰ」の内容を見直す(30分) 予習:発達について考える(30分)

2 発達と保育実践 発達について学ぶ

復習:発達と保育実践について理解する(30分) 予習:発達に応じた保育について調べる(30分)

3 発達と保育実践 発達に応じた保育について学ぶ

復習:発達に応じた保育について理解する(30分) 予習:生活を通した学びについて考える(30分)

4 生活を通した学び(身体感覚)について学ぶ 復習:生活を通した学びについて理解する(30分)

予習:環境としての保育者について考える(30分)

5 環境としての保育者について学ぶ 復習:環境としての保育者について理解する(30分)

予習:子ども同士の関係の発達について考える(30分)

6 子ども同士の関係の発達について学ぶ 復習:子ども同士の関係の発達について理解する(30分)

予習:認知発達、社会性の発達について考える(30分)

7 生活を通した学び:認知発達、社会性について学ぶ 復習:認知発達、社会性の発達について理解する(30分)

予習:こども集団と保育の環境について考える(30分)

8 こども集団と保育の環境について学ぶ 復習:こども集団と保育の環境について理解する(30分)

予習:こどもの遊びについて考える(30分)

9 こどもの生活と学び、こどもの遊びと学び 復習:こどもの遊びと学びについて理解する(30分)

予習:生きる力について考える(30分)

10 生涯にわたる生きる力の基礎を培う 復習:生きる力を培うものについて理解する(30分)

予習:基本的生活習慣について考える(30分)

11 基本的生活習慣の獲得と発達援助について学ぶ 復習:基本的生活習慣について理解する(30分)

予習:幼児の主体性について調べる(30分)

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176

12 自己の主体性の形成と発達援助について学ぶ 復習:自己の主体性の形成と発達援助について理解する(30分9

予習:発達の課題について考える(30分)

13 発達の課題に応じた援助や関わりについて学ぶ 復習:発達の課題に応じた援助や関わりについて理解する(30分)

予習:就学支援について調べる(30分)

14 発達の連続性と就学への援助について学ぶ 復習:発達の連続性と就学援助について理解する(30分)

予習:保育における協働について調べる(30分)

15 発達援助における協働について学ぶ レポート作成に向けて準備する(6時間)

【授業外学修】 図書館を利用し、授業時に特に関心を持ったことや課題に取り組む。予習に関するフィ-ドバックは次回授業時に行う。

【成績評価】 意見交換や授業参加度50%、定期試験としてのレポート50%の総合評価とする。レポートは1200字以上、提出はレポートボックスを使用する。

遅延の場合は研究室に持参する。

【受講の前提条件】 「保育の心理学Ⅰ」を受講済みであること。

【教科書】 使用しない。資料を授業時に適宜配布する。

【参考書】 井戸ゆかり(編)『保育の心理学Ⅱ』(萌文書林) 『保育所保育指針(厚労省)』(フレーベル館) 『幼保連携型認定こども園 教育・保育要領(厚労省)』(フレーベル館)

【その他】 保育園等での実践的こどもと保育者との関りを考える上で資することが出来ればと思います。より良い在り方を共に考えていきましょう。

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授業科目名 子どもの保健Ⅰ 担当教員名 小野川晶子

コード 16NUR410 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年/通年 単位/時間数/形態 4単位/60時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】少子化を背景に健康に対する意識の向上から子どもの保健は社会的にも重要とされている.子どもの心身を健やかに育てるために必要な

援助,望ましい対応について理解を深める.

本講義前期は、主に子どもが正常に成長発達していく過程を理解することをねらいとする.

まず,子どもの健康に密接に関係する母親となる女性の健康について学習する。次に妊娠,出産の正常な経過と胎児・新生児の健康への影響,乳幼児か

ら思春期にある中学・高校生までの小児各期の正常な成長・発達の過程について学習し理解を深める.また、わが国における小児保健の現状として,母

子に関する主な統計と関係法規,母子保健事業について学び,問題点と今後の課題について考える.さらに母子に関する生命倫理として、生殖技術や命

に関わる小児医療、虐待など最近の話題を取り上げ考察する。

後期は、前期で学んだ子どもの正常な成長発達の過程をふまえ,心身の健康状態を守るために必要となる具体的な関わりについて講義していく.子ど

もの健康状態を把握し、健康問題に対応するための日常的観察や発達・発育の評価、日常生活の養護,子どもに多い病気やけが、事故の特徴ならびに予

防対策と発生時の適切な対応、子どもの精神保健とその課題、集団保育における感染予防と健康管理について学習する。 【授業の到達目標】

(1)子どもの母親となる女性のからだと健康問題ならびに妊娠・出産の経過について理解する. (2)胎児期から思春期の小児各期の健全な成長・発達の過程について理解する. (3)わが国の小児保健の現状を理解し、今後の課題について考察できる. (4)子どもの日常的な健康状態の観察と安全な生活の養護の方法が理解する. (5)子どもに多い病気や事故の特徴を理解し,予防対策および発生時の対応ができる. 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 子どもの保健の概念と目的: 子どもの保健と母性保健の意義 子どもの保健に関する用語と定義

復習:テキスト第1章「1保育における子どもの保健」、第2章「1私たち

の体」を読む(30分) 子どもの保健に関する用語とその定義を覚える(30分)

2 母親となる女性の健康(1): リプロダクティブヘルス 女性のからだと生理

復習:配布するプリントを見直して性周期、ライフステージと性ホルモン

の変化、女性の健康問題を理解する(60分)

3 母親となる女性の健康(2): 性周期 女性のおもな健康問題 性感染症

復習:自分自身の身体の変化や健康状態と向き合う(30分) 課題:人口妊娠中絶に関する課題をノートにまとめる(30分)

4 胎児の保健: 妊娠の経過と胎内環境 胎児の発育と健康

復習:配布プリントを見直して妊娠の経過を理解する(30分) 課題:自分自身または身近な人の母子手帳の記録を読み、記載項目を確認

する(30分)

5 出産: 分娩の経過と子どもの健康に与える影響

復習:配布するプリントを見直す(60分)

6 新生児の保健: 新生児の特徴 新生児期のおもな健康問題

復習:新生児の生理的適応を確認する(60分)

7 乳児期の保健: 乳児期の特徴 成長と発達

復習:テキスト第2章「3運動機能の発達」を読む(30分) 課題:テキストワークシート1-① (30分)

8 幼児期の保健(1): 幼児期(1~2歳)の特徴 成長と発達

復習:テキスト第2章「4精神機能の発達」を読む(30分) 課題:テキストワークシート1-②

9 幼児期の保健(2): 幼児期(3~5歳)の特徴 成長と発達

復習:テキスト第4章「子どもの食と栄養」を読む(30分)

10 学童期の保健: 学童期の特徴 成長と発達

課題:乳児期から学童期の運動機能と情緒の発達をまとめる(60分)

11 思春期の保健: 思春期の特徴 こころとからだの健康問題

課題:出生から思春期までの身体発育の経過をまとめる(60分)

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178

12 障がいを持つ子どもたち: 障害とは 染色体異常 先天奇形

復習:配布された資料を読む(30分) 課題:統合保育に関する課題をノートにまとめる(30分)

13 小児医療と生命倫理: 出生前検査 生殖技術 人工妊娠中絶と赤ちゃんポスト 脳死、虐待 など

復習:配布された資料を読む(30分) 課題:生命倫理に関する課題をノートにまとめる(30分)

14 わが国の小児保健の水準と現状: 母子保健に関する主な統計 子どものための保健行政 関係法規

復習:テキスト第1章「2健康の概念と小児保健統計」を読む(30分) 課題:わが国の小児保健の課題についてノートに整理する(30分)

15 前期講義まとめ

16 健康状態の観察(1): 日常生活における子どもの健康状態の観察

復習:ノートを見直し理解する(30分)

17 健康状態の観察(2): 生体機能(体温,脈,呼吸)の観察と評価

復習:テキスト第2章「5生体機能の発達」を読む(30分) 課題:日常生活の中で、家族または友人の健康観察を行う(30分)

18 健康状態の観察(3): 身体計測と評価 聴力・視力の観察と検査

復習:テキスト第2章「2身体発育」「6感覚器の発達」を読む(30分) 課題:自分の身体計測を行い評価する(30分) :友人や家族の聴力視力を観察する(10分)

19 日常生活の養護(1): 健康的な生活環境の整備 栄養(母乳とミルク)

復習:テキスト第7章「保育環境」を読む(30分) 課題:授乳方法の選択に関する課題をまとめる(30分)

20 日常生活の養護(2): 安全な移動

課題:生活の中でみる乳幼児の移動について観察するとともに問題点

を考察する(30分) 復習:プリントを読む(30分)

21 日常生活の養護(3): 適切な衣類,更衣・オムツの交換と清潔

課題:生活の中で見る子どもたちの服装について観察して大人の服装との

違いを考察する(60分)

22 小児期の主な異常症状と手当て(1): 発熱,鼻水、咳 等

予習:テキスト第5章「体調のよくない子どもへの対応」を読む(30分)

23 小児期の主な異常症状と手当て(2): 腹痛,下痢,便秘,嘔吐,発疹, けいれん

復習:配布するプリントの( )部分を書き、覚える(60分)

24 子どもの病気(1): 感染症、皮膚のトラブル アレルギー

復習:配布プリントを読み、( )のキーワードを覚える(30分) テキスト第5章「3子どものかかりやすい病気」を読む(30分)

25 子どもの病気(2): 慢性的な病気 先天異常

復習:配布プリントを読み、( )のキーワードを覚える(30分) テキスト第5章を読み、プリントに不足している部分を書きこむ(30分)

26 子どもの病気(3): 心の病気 思春期によくみられる健康問題

課題:テキストワークシート4-①4-②(60分)

27 子どもの事故と応急処置(1): 子どもに多い日常的な外傷と手当て(打撲・骨折・やけど・擦り傷など)

復習:テキスト第6章を読み、プリントに不足している部分を書きこむ(60分)

28 子どもの事故と応急処置(2): 命にかかわる外傷と手当て(窒息・溺水・中毒など)

課題:テキストワークシート5-②(60分)

29 集団保育における健康管理(1): 感染の予防

30 集団保育における健康管理(2): 乳幼児期の健康診査と予防接種 後期講義のまとめ

復習:テキスト第5章「5感染症の予防」を読む(60分)

【授業外学修】 課題のフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】 前期の授業内試験(50%)と後期試験(50%)で評価する.

【受講の前提条件】 後期に開講される子どもの保健Ⅱを同時に履修すること。

【教科書】 鈴木美枝子編著 『保育者のための子どもの保健Ⅰ』第4版 創成社

【参考書】 厚生労働省児童家庭局母子保健課監修 財団法人母子衛生研究会編集 『わが国の母子保健 平成31年』 母子保健事業団

【その他】 新聞をできるだけ毎日講読し、子どもの健康に関する情報やニュースに注目すること。その上で、子どもを取り巻く現代社会の環境が子どもの心とからだに及ぼす影響

について多方面から考察する習慣をつけること.

Page 180: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

179

授業科目名 子どもの保健Ⅱ 担当教員名 小野川晶子

コード 16NUR411 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/15時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

子どもを取りまく現代の家族関係や社会環境を背景に、生後間もない子どもや病児、障害を持つ子どもの保育、保育時間の延長など、保育の場に対する社会

的ニーズは年々拡大している。また,子どもの心と身体の健康に対する意識の高まりもあり、より質の高い保育環境や保育内容が期待されている。 本講義では子どもの健康を守り、健全な成長発達をはかるための保健衛生・安全対策に関する実践能力を養う.子どもの健康状態を把握するための観察や発達・発育の

評価,健康増進や安全に配慮された日常生活の養護,子どもに多い病気や事故発生時の適切な対応,集団保育における健康管理と子ども自身が自分の身体を守るための保

健教育について学習する. 学習方法としては、新生児人形・乳児人形を使用した実習を中心に行う。また、保健教育についてはグループごとにテーマを決め,乳幼児を対象とした教育を計画し模

擬指導を実施してもらう. 【授業の到達目標】

1) 子どもの健康状態を把握するために日常的な観察・評価ができる. 2) 子どもの成長・発達段階に応じた適切で安全な養護を理解し,技術を習得できる. 3) 子どもに多い病気や事故の特徴を理解し,予防対策および発生時の対応ができる. 4) 集団保育における子どもの健康管理について理解し,健康教育が実施できる.

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 授業計画と演習オリエンテーション, 日常生活における子どもの健康状態の観察

復習:テキスト第5章「1子どもの健康状態の把握」を読む(30分) 課題:テキストワークシート3-①(30分)

2 健康状態の観察(1): 子どもの健康状態の観察と評価(体温・脈・呼吸の測定)

予習:テキスト第5章「体温呼吸脈拍の測定のしかた」を読む(10分) 課題:子どもの観察実習に関するレポート(45分)

3 健康状態の観察(2): 身体計測(身長・体重・頭位・胸囲)と評価

課題:子どもの身体測定実習に関するレポート(45分)

4 健康状態の観察(3):視覚/聴覚の観察 日常生活の養護(1):安全な生活環境

課題:子どもの視覚体験実習に関するレポート(45分)

5 日常生活の養護(2): 抱っこ,おんぶ,ベビーカーの移動

課題:移動実習に関するレポート(45分)

6 日常生活の養護(3): 更衣・オムツの交換 、乳児の栄養(授乳の方法と排気

復習:プリントを読み、更衣とおむつ交換のポイントをまとめる(45分)

7 日常生活の養護(4): 清潔の援助(沐浴,清拭・手洗い・うがい・歯みがき)

予習:配布プリントを読み沐浴の準備や手順を覚える(30分)

8 〃 課題:沐浴実習に関するレポート(45分)

9 異常症状と手当て: 適切な応急処置(罨法・浣腸・与薬)

復習:テキストワークシート5-②(30分) プリントの手順通りに湯たんぽあるいは氷枕を作る(30分)

10 事故と応急処置: 外傷の手当て(止血と包帯法)

復習:友人や家族に包帯法を実施する(60分)

11 乳幼児の心肺蘇生法 復習:プリントをみながら手順を再確認する(45分)

12 集団保育における健康管理: 保健教育とは

課題:グループでテーマを立案し指導案を作成する(2時間)

13 保健教育計画作成,発表の準備 課題:発表のための資料を集め、グループ毎に発表の準備(2時間)

14 健康教育・安全教育・性教育(グループ発表) 課題:発表の評価と振り返りレポート作成(45分)

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180

15 健康教育・安全教育・性教育(グループ発表) 性教育について

課題:子どもの性教育のための絵本を探し3冊以上読む(60分)

【授業外学修】 課題レポートのフィードバックは、次回講義時に行なう。

【成績評価】 実習参加度:20%、実習後のレポート提出:50%、健康教育の実施(計画書含):30% 1. 実習時の積極的な参加度を評価する。持ちものや実習の準備(服装、髪型、爪切り)、言動などについても確認する。 2. それぞれの実習レポート提出については、指示に即しているか、理解出来ているか、十分な考察が出来ているか、などを基準に評価する。(実習課題

5項目×10点)遅れての提出は受け取るが5割評価になる。 3. 健康教育は指導書が10点、実施が20点。実施は、チームワークや準備の状況、内容等で評価する。 【受講の前提条件】 1. 「子どもの保健Ⅰ」の学習内容をふまえた実習を行うため、予め又は同時に履修しておくこと。 2. 毎回違う項目で一度きりの学内実習であるため、全て出席することが前提である。

やむを得ない事情で欠席する場合は、必ず授業で使用したプリントを入手し、テキストと共に学習すること。尚、その単元のレポート評価 は0点となる。

3. 実習は子どもを対象とする実習に相応しい服装、靴、髪型とし、爪を切って臨むこと。 乳幼児人形を使用する実習ではエプロンをつけること。

4. 実習および保健教育はグループで行うため、お互いの協力の元に積極的に取り組むこと。 【教科書】 鈴木美枝子編著 『保育者のための子どもの保健Ⅰ』第4版 創成社

【参考書】 健康教育に関わる絵本を授業内に紹介する

【その他】 生活の中で出会う母(父)子に目を向け,大人と子どもの相互関係や子どもを取り巻く社会環境について考察する習慣をつけること

Page 182: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

181

授業科目名 乳児保育論 担当教員名 青木加奈

コード 16NUR412 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年/半期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

〇 2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

科目名「乳児保育」とは、0歳児のみならず1,2歳児を含めた乳幼児とその保育を領域とすることが一般的であり、本授業においても3歳未満児を対象とし

た内容を学ぶ。 乳児保育に携わる保育士は、0,1,2歳児というきわめて発達速度の速い子どもの特徴を正しく理解し、それに伴う保育の配慮点を踏まえながら「乳幼児の

心身の健全な発達を保障する」ことを第一義としている。 本授業では、乳児保育を担う保育士として、その職務を遂行するために必要な基礎的事項について学ぶとともに、保育実践力の向上にもつながる演習を取り入

れながらすすめていく。また、乳児保育を取り巻く社会的な問題は現代の子育て支援のニーズとも重なっており、これからの保育士には幅広い視野をもちながら

乳児保育の動向を見据える力も求められていることから、知識を吸収することのみにとどまらず、自分で考えて判断する力を高める授業を展開する。 【授業の到達目標】

1.おおむね3歳未満児における心身の発達過程を正しく理解し、発達初期における特徴と対応について、その基礎的知識を身につけることができる。 2.保育所、乳児院等における乳児保育の現状と課題を理解し、0,1,2歳児保育の配慮事項について具体性をもって述べることができる。 3.乳児保育の計画を作成し、保育の内容や方法、環境構成や観察・ 記録等について学び、その重要性を理解する。 4.乳児保育における保護者や関係機関との連携について学び、保育者としての知識と技術について理解する。 5.我が国における乳児保育の歴史的変遷を理解しながら、その動向や、今後の子育て支援の社会的連携について幅広い視野をもって考えることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 乳児保育とは何か (乳児保育の理念と歴史的変遷、乳児保育の役割と機能、授業ガイダンス

を含む)

予習:本授業のシラバスを一読して授業に臨む。(15分) 復習:乳児の生活する場について整理しておく。(15分)

2 乳児が生活する場 (保育所・乳児院・家庭的保育等における乳児保育、乳児や家庭を取り巻

く環境と子育て支援)

予習:教科書 第1章「乳児保育とは」を読んでおく。(15分) 復習:現代社会で乳児保育が求められる背景について整理する。(30分)

3 乳児の発達(1) (誕生~おおむね6カ月未満児の子どもの育ち)

予習:教科書 第3章「満1歳未満児の保育」1.2を読んでおく。(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、小テストの復習をする。(30分)

4 乳児の発達(2) (6か月~1歳3カ月未満児の子どもの育ち)

予習:教科書 第3章「満1歳未満児の保育」3を読んでおく。(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、小テストの復習をする。(30分)

5 乳児の発達(3) (1歳3カ月~2歳未満児の子どもの育ち)

予習:教科書 第4章「満1歳以上3歳未満児―1歳児の保育」を読んでおく。

(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、小テストの復習をする。(30分)

6 乳児の発達(4) (2歳児の子どもの育ち)

予習:教科書 第5章「満1歳以上3歳未満児―2歳児の保育」を読んでおく。

(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、小テストの復習をする。(30分)

7 乳児の発達(5) (離乳食の進め方)

予習:これまで配布したプリントと教科書の該当箇所を読み直しておく。(30分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、小テストの復習をする。(30分)

8 保育の実際(1) (0歳児の保育における基本的な知識・技術に基づく援助や関わり)

予習:教科書 第2章「保育園における乳児保育」を読んでおく。(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、まとめる。(30分)

9 保育の実際(2) (1歳児の保育における基本的な知識・技術に基づく援助や関わり)

予習:教科書 第6章「乳児保育の環境」を読んでおく。(15分) 復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、まとめる。(30分)

10 保育の実際(3) (2歳児の保育における基本的な知識・技術に基づく援助や関わり)

予習:保育所保育指針 第3章「保育のねらい及び内容」「保育の実施上の配

慮事項」を読んでおく。(15分)

Page 183: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

182

復習:授業で配布したプリントの内容を読み返し、まとめる。(30分)

11 保育の記録と計画(1) (講義:保育課程に基づく指導計画の作成と観察・記録)

予習:教科書 第8章「保育の計画」を読んでおく。(15分) 復習:乳児保育における計画と記録の取り方について整理しておく。(30分)

12 保育の記録と計画(2) (演習:保育課程に基づく指導計画の作成)

予習:乳児期の子どもにあった児童文化財について調べてまとめておく。(1

時間) 復習:模擬保育で使用する教材を考え制作する。(3時間)

13 保育の記録と計画(3) (演習・模擬保育:3歳未満児を対象とする保育内容の実践、自己評価)

予習:模擬保育の指導計画を立案しておく。(2時間) 復習:実演をした振り返りを行い、自己の課題を明確にする。(1時間)

14 乳児保育における連携と保健活動 (職員間の協働、保健・医療機関、家庭的保育、地域子育て支援等との連

携)

予習:教科書 第7章「乳児保育における保健活動」と第9章「乳児保育と連

携」を読んでおく。(30分) 復習:子どもの最善の利益を守るための保育士としての責務について考えをま

とめる。(1時間)

15 乳児保育における子育て支援の役割 (保護者とのパートナーシップ、保護者支援、保育指導)

予習:教科書 第10章「家庭における子育て」、第11章「保育所における育児

支援」、第12章「乳児保育の未来」を読んでおく。(30分) 復習:教科書及び配布プリント、小テストをもとに定期試験の準備をする。(3時間)

16 定期試験

【授業外学修】 予習:授業ごとに指示があるのでそれにしたがって必ず行なうこと。 復習:疑問点などは授業時に確認し、不明点のないようにしておくこと。 課題:小テストや課題についてのフィードバックは、次回の授業時に行なう。

【成績評価】 評価は次の3点の総合的評価として、60点以上を合格とする。 (1)定期試験 60% (2)課題 25% (3)授業に対する積極的な態度 15% ※出席は全出席が前提である。 ・授業の最後にリアクションペーパーを課すことや授業内で小テストを実施することもあるため、その結果は「(3)授業に対する積極的な態度」の評価に加える。 ・模擬保育の実演と教材の作品提出を課し、「(2)課題」の評価とする。教材の提出が遅れた場合も受け取るが、8割の評価とする。

【受講の前提条件】 原則として保育士資格取得課程を履修していること。

【教科書】 早川悦子、池田りな編著 『やさしい乳児保育』青踏社

【参考書】 厚生労働省 編 『保育所保育指針 解説書』フレーベル館

『保育所保育指針』

『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』

【その他】 ・教科書と保育所保育指針は持参すること。 ・保育士資格課程の科目であるため欠席には十分留意すること。 ・受身ではなく、能動的に、保育者になる自分が学ぶという態度で参加してほしい。また、授業内で事例検討やグループディスカッションを行なう際には、積極的に自己

の考えを発言する意欲をもって取り組むこと。

Page 184: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

183

授業科目名 相談援助 担当教員名 尾野明美

コード 16NUR414 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

相談援助は、生活でのさまざまな困難や課題を抱える人々の相談に応え、関係機関へ連絡をとり、環境を調整するなどの援助を行うことです。昨今は子ども

を取り巻く問題が多岐に渡り、保育者はこどもの理解と支援だけでなく、保護者に対する援助や、子どもの問題を他機関へ連携するといった、ソーシャルワ

ーク的機能を果たすことが求められています。この授業では、相談援助に必要な態度、知識、技術を習得し、相談援助の基本的な視点とスキルの習得を目的

とする。この科目は、現代文化学部こども文化学科のディプロマポリシー「こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する専門的知識

と技能を習得し、こども「育ち」に資することができるようにする」に寄与する科目である。 【授業の到達目標】

1.保護者として必要なソーシャルワークの基礎的な知識を説明することができる。 2.保育者、支援者に求められる相談援助に必要な態度、知識、技術を身に付けることができる。 3.保育における相談援助の実践力を高めることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテーション「相談援助とは」 保育における相談援助の基本について学ぶ

課題:シラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加す

る。 予習:相談援助の基本について調べてくる(30分) 復習:相談援助の基本について理解を深める(30分)

2

相談援助の意義と機能について学ぶ 予習:子育て家庭における社会的状況を調べてくる(30分) 復習:相談援助の意義と機能について理解を深める(30分)

3

ソーシャルワークの取り組みと倫理について学ぶ 予習:相談援助における倫理について調べてくる(30分) 復習:ソーシャルワークの原則と倫理について理解を深める(30分)

4

相談援助の対象と過程について学ぶ 予習:相談援助の過程に調べてくる(30分) 復習:相談援助の過程について理解を深める(30分)

5

相談援助の展開過程(インテーク・アセスメント・計画)について学ぶ 予習:相談援助のアセスメントについて調べてくる(30分) 復習:相談援助の援助計画作成の理解を深める(30分)

6

相談援助の展開過程(記録・評価)について学ぶ 予習:相談援助の評価について調べてくる(30分) 復習:相談支援の記録・評価について理解を深める(30分)

7

関係機関・専門職との連携について学ぶ 社会資源の活用・調整・開発

予習:子育て家庭における社会資源について調べてくる(30分) 復習:子育て支援における社会資源について理解を深める(30分)

8

相談援助のための基本的態度と、コミュニケーションスキルについて学ぶ

予習:相談援助者に求められる態度についてまとめてくる(30分) 復習:相談援助における他者理解とコミュニケーションスキルを理解

する(30分)

9

個別援助技術(ケースワーク)について学ぶ 予習:個別の援助技術についてまとめてくる(30分) 復習:個別の援助技術の理解を深める(30分)

Page 185: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

184

10

集団援助技術(グループワーク)について学ぶ 予習:集団での援助技術についてまとめてくる(30分) 復習:集団での援助技術について理解を深める(30分)

11

地域援助技術(コミュニティワーク)について学ぶ 予習:地域での援助技術についてまとめてくる(30分) 復習:地域での援助技術について理解を深める(30分)

12

相談支援の実践について、子育て支援の観点から学ぶ 予習:子育て支援サービスについて調べてくる(30分) 復習:子育て施策について理解を深める(30分)

13

事例分析-貧困 の事例から学ぶ 予習:貧困問題について調べてくる(30分) 復習:子育て家庭の支援について理解を深める(30分)

14

事例分析-児童虐待 の事例から学ぶ 予習:児童虐待について調べてくる(30分) 復習:児童虐待への相談支援について理解を深める(30分)

15

事例分析-障害児保育の事例から学ぶ 予習:障害児受容について調べてくる(30分) 復習:障害児保育への相談援助について理解を深める(30分)

16

定期試験 定期試験に向けて復習をする(6時間)

【授業外学修】 予習に関するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

授業参加度:40%、定期試験:60% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.敵試験はペーパーテスト(客観テスト)を行う。筆記用具以外の持ち込みは認めない。

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんとしてまじめに授業を受けること。 2.ペアワークやグループワークに熱心に取り組むこと。

【教科書】 生活事例からはじめる相談援助 (吉田眞理著)青踏社

【参考書】 保育所保育指針(平成29年告示)フレーベル館 幼保連携型認定こども園 教育・保育要領(平成29年告示)フレーベル館

【その他】 特になし

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授業科目名 子どもの食と栄養 担当教員名 宮寺里香

コード 16NUR415 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/通期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

小児期の食生活は、生涯にわたって健康な生活を送るための基本となるものである。また、この時期の栄養は子どもの健やかな心身の発達に欠かすことのできな

いものである。そのため保育者自身もその重要性を十分に理解する必要がある。 そこで本講座では、正しい栄養の知識と乳幼児期の摂食と機能の発達、またその発達に応じた食事の摂取方法をその特徴及び問題点を含めて学ぶ。そして、そ

の成長に応じた食事とはどうあるべきか、実習を通してさらに理解を深める。 また小児期の食生活だけなく、ともすると私たち自身に降りかかるかもしれない身近な食に関する諸問題についても学ぶ。そして、普段の自分たちの食生活を振

り返り、望ましい食生活とはどうあるべきか考察する。

【授業の到達目標】

子どもの『食べる力』の基礎について理解し適用することができる。

小児期の栄養と食生活は生涯にわたる健康な生活の基礎であることを理解し適用することができる。

幼児期の成長・発達と食生活、食習慣形成など幼児期栄養の重要性について理解し適用することができる。

特別な配慮を要する子どもの食と栄養について理解し適用することができる。

児童福祉施設における食生活の現状と課題について述べることができる。

乳児期の咀嚼の発達に応じた食事とはどんなものか準備することができる。

栄養・食品に関する基礎知識を身につけ、健全な食生活とはどうあるべきか述べることができる。

私たちを取り巻く食環境の問題を知り、今日の食生活の状況とその問題点が子どもに与える影響について考え、応用することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 栄養の基礎知識(1) 復習:配布プリントを見直す(60分)

予習:教科書を購入し、たんぱく質、脂質、炭水化物の項を読む(30分)

2 栄養の基礎知識(2)たんぱく質、脂質、炭水化物 復習:たんぱく質、脂質、炭水化物の働きについて(30分)

予習:ビタミン、無機質の項を読む(30分)

3 栄養の基礎知識(3)ビタミン、無機質 復習:ビタミン、無機質の種類、それぞれの働きについて(30分) 予習:消化と吸収の項を読む(30分)

4 消化と吸収 復習:消化と吸収について(30分)

予習:乳児期の食生活の項を読む(30分) 課題:「こどもの日」にまつわる食べ物について調べる。(1時間)

5 乳児期の食生活 復習:乳児期の食生活について(30分)

予習:哺乳の項を読む(30分)

6 食べる機能の発達(1)哺乳 復習:哺乳のしくみについて(30分)

予習:母乳の項を読む(30分)

7 乳汁期の栄養(1)母乳

復習:母乳分泌の仕組みについて(30分) 予習:人工乳の項を読む(30分)

8 乳汁期の栄養(2)人工乳 復習:人工乳の種類、特徴について(30分)

予習:咀嚼と嚥下の項を読む(30分)

9 食べる機能の発達(2)咀嚼・嚥下

復習:咀嚼の発達について(30分) 予習:離乳期の栄養(生後5~6か月、生後7~8か月)の項を読む(30分)

10 離乳期の栄養 生後5~6か月頃の食生活 生後7~8か月頃の食生活

復習:生後5~6か月、生後7~8か月の乳児の食事について(30分) 予習:離乳期の栄養(生後9~11か月、生後12~18か月)の項を読む(30分)

11 離乳期の栄養 生後9~11か月頃の食生活 生後12~18か月頃の食生活

復習:生後9~11か月、生後12~18か月の乳児の食事ついて(30分) 予習:幼児期の食生活の項を読む(30分)

Page 187: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

186

12 幼児期の食生活 復習:幼児期の食生活について(30分)

予習:保育所給食の項を読む(30分)

13 保育所給食 復習:保育所給食の特徴について(30分)

予習:食事上の問題の項を読む(30分)

14 食事上の問題 復習:食事上の諸問題について(30分)

課題:前期まとめプリント(1時間)

15 前期まとめ 復習:定期試験に向けて復習する。 16 定期試験 17 食事バランスガイド 課題:1週間食事記録、評価(毎日10分)

18 前期復習 予習:調乳の項を再度読む(30分)

19 実習:調乳 課題:実習レポート作成(30分)

20 実習:離乳食①市販べビーフード 課題:実習レポート作成(30分) 予習:咀嚼と嚥下の項を再度読む(30分)

21 実習:離乳食②粥 復習:実習レポート作成(30分)

22 実習:離乳食③取り分け離乳食 復習:実習レポート作成(30分)

23 実習:幼児期の食事① 復習:実習レポート作成(30分)

24 実習:幼児期の食事②間食 復習:実習レポート作成(30分)

25 実習:行事食①クリスマスケーキ 復習:実習レポート作成(30分)

26 食に関する諸問題①朝食 課題:1週間食事記録(毎日10分)

予習:食品添加物の項を読む(30分)

27 食に関する諸問題②食品添加物 課題:普段の食生活の中で食品添加物を見付ける。(30分)

予習:輸入食品の項を読む(30分)

28 食に関する諸問題③輸入食品 復習:普段の食生活の中で輸入食品を見付ける。(30分)

課題:おせち料理について調べる。 自分の家、地域の雑煮について調べる。(2時間)

29 実習:行事食②雑煮 復習:実習レポート作成(30分)

予習:特別な配慮を要する子どもの食事と栄養の項を読む(30分)

30 特別な配慮を要する子どもの食事と栄養 復習:特別な配慮を要する子どもの食生活について。(30分)

予習:食育の項を読む(30分)

31 食育 復習:食育について。(30分)

【授業外学修】 課題レポートに対するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】

定期試験:50%、課題提出:40%、授業参加度:10% 1.定期試験はペーパーテスト。筆記用具以外持ち込み不可。 2.年に数回の課題、後期の実習レポートを「課題提出」として評価する。評価内訳は授業中の指示に即しているかを基準とする。 3.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんとして真面目に授業を受けること。 2.期限内に課題を提出すること。 3.後期実習の際は熱心に取り組むこと。

【教科書】 新版 子どもの食と栄養 岩田章子 寺嶋昌代 編 ㈱みらい

【参考書】 特になし

【その他】

Page 188: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

187

授業科目名 保育相談支援 担当教員名 尾野明美

コード 16NUR416 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

子育てを取り巻く環境が変化し、子育ての情報が氾濫する中で、子育てに不安や負担を抱える保護者が増えている。こういった状況下で、保育所は保育の専

門機関として、地域の子育て支援の社会的役割と責任を担い、保育士はこどもの保育に加え、保護者の子育ての支援も行うことが求められている。この科目

では、保育現場でのこどもにまつわる課題や問題の捉え方を理解し、保護者からの相談に応えるために必要となる、相談に関する基本的知識と技術について

学び理解することを目的とする。現代文化学部こども文化学科のディプロマポリシー「こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育、教育に関する

専門的知識と技能を習得し、こどもの「育ち」に資することができる」に寄与する科目である。 【授業の到達目標】

1.子育て家庭を取り巻く社会的状況や、子育て支援の体制について説明することができる。 2.相談での必要な態度、知識、技術を身に付けることができる。 3.保育における相談支援の実践力を高めることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテーション「保育相談支援」とは 保育相談支援の基本について学ぶ

課題:シラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加す

る。 予習:保育相談支援の基本について調べてくる(30分) 復習:保育相談支援の基本について理解を深める(30分)

2

事例で学ぶ保護者への相談支援(1歳児未満)について学ぶ 予習:乳児の生活について調べてくる。(30分) 復習:保育相談支援における乳児の生活について理解を深める(30分)

3

事例で学ぶ保護者への相談支援(1歳児未満)について学ぶ 予習:乳児の生活について調べてくる。(30分) 復習:保育相談支援における乳児の生活について理解を深める(30分)

4

事例で学ぶ保護者への相談支援(2歳児以上)について学ぶ 予習:保護者への対応についてまとめてくる(30分) 復習:相談支援における保護者への対応について理解を深める(30分)

5

事例で学ぶ子育て支援センターにおける相談支援について学ぶ 予習:公民館、子育て支援機関の機能や役割を調べてくる(30分) 復習:公民館、子育て支援機関の機能や役割の理解を深める(30分)

6

事例で学ぶ療育機関における相談支援について学ぶ 予習:療育機関の機能や役割を調べてくる(30分 復習:療育機関の機能や役割の理解を深める(30分)

7

事例で学ぶ特別な支援を要する家庭への相談支援について学ぶ 予習:特別な支援を要する家庭について調べてくる(30分) 復習:特別な支援を要する家庭の保育相談支援について理解を深め(30分)

8

情緒障害児短期治療施設での相談支援について学ぶ 予習:情緒障害児短期治療施設について調べてくる(30分) 復習:情緒障害児短期治療施設での保育相談支援について理解を深め

る(30分)

9

知的障害児入所施設での相談支援について学ぶ 予習:知的障害児入所施設について調べててくる(30分) 復習:知的障害児入所施設での保育相談支援について理解を深める(30分)

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188

10

児童養護施設での相談支援について学ぶ 予習:児童養護施設について調べててくる(30分) 復習:児童養護施設での保育相談支援について理解を深める(30分)

11

院内保育での相談支援について学ぶ 予習:院内保育について調べてくる(30分) 復習:院内保育の保育相談支援について理解を深める(30分)

12

相談の基本的方法(記録、評価)について学ぶ 予習:相談の方法(記録、評価)について調べてくる(30分) 復習:相談の方法(記録、評価)について理解を深める(30分)

13

保育者の役割と他機関との連携について 予習:小学校との連携について調べてくる(30分) 復習:保育者の役割について理解を深める(30分)

14

保育現場における保育相談支援 虐待への対応について学ぶ 予習:虐待について考えてくる(30分) 復習:保育相談支援における虐待への対応について理解する(30分)

15

保育相談支援の課題について学ぶ 予習:保護者への対応についてまとめてくる(30分) 復習:保育相談支援の課題について理解を深める(30分)

16

定期試験 復習:定期試験に向けて復習をする(6時間)

【授業外学修】 予習に関するフィードバックは、次回講義時に行う。

【成績評価】 授業参加度:40%、定期試験:60% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.定期試験はペーパーテスト(客観テスト)を行う。筆記用具以外の持ち込みは認めない。

【受講の前提条件】 1.予習・復習をきちんとして真面目に授業を受けること。 2.ペアワークやグループワークに熱心に取り組むこと。

【教科書】 事例で学ぶ保育相談支援 咲間まり子 大学図書出版

【参考書】 保育所保育指針(平成29年告示)フレーベル館 幼保連携型認定こども園 教育・保育要領(平成29年告示)フレーベル館

【その他】 特になし

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189

社会的養護内容

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190

授業科目名 保育内容総論 担当教員名 咲間まり子

コード 16NUR418 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇 〇

年次/期間 4年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼稚園教育は、園生活全体を通して総合的に指導するという指導の考え方を理解し、具体的な幼児の姿と関連づけながら環境を構成し実践するために必要

な知識・技能を身につける。

【授業の到達目標】

(1)幼稚園教育の基本を踏まえた幼稚園における指導の考え方を理解している。 1)幼児期の教育における見方・考え方について、具体的な事例を挙げて説明できる。

2)遊びを通しての総合的な指導の意義と教師の役割が理解できる。

3)幼稚園教育における幼児理解に基づく評価について説明できる。

4)幼稚園教育と小学校教育との円滑な接続について理解できる。

(2)幼稚園教育における指導計画の考え方を理解し、幼児の発達の過程を見通した指導計画作成を理解する。

1)幼児教育における指導計画の考え方について説明できる。

2)長期の指導計画と短期の指導計画を作成する手順と配慮点について説明できる。

3)具体的な幼児の姿から指導計画を作成する手順と配慮点について説明できる。

4)指導計画の評価の考え方について説明できる。

5)幼児にとっての行事の意味を理解し、園行事の在り方を説明できる。

(3)幼児の興味や関心や発達の実情などに応じた具体的な指導の在り方を理解する。

1)幼児の実態に沿って、物や人との関わりを深める視点から教材を工夫する力を付ける。

2)保育記録を書くことを通して、幼児を理解する力を付ける。

3)模擬保育を通して、ねらい及び内容に沿って総合的に指導する力を付ける。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

保育内容とは

幼稚園における保育内容とは何か シラバスを一読し、自分なりのイメージや理解をもって参加すること。

(2時間)

教科書 8 頁までをよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間)

2

保育内容の歴史的変遷と保育生活の全体的構造 教科書16頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

3

発達の捉え方と保育内容

教科書26頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

4

保育内容における遊びの意味

教科書34頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

5

保育の一日と内容

教科書42頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

6 多様な保育・子育て支援の展開

教科書52頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

Page 192: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

191

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

7

預かり保育の保育内容

教科書60頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

8

病児・病後児保育 教科書68頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

9

特別な支援を必要とする子どもの保育

教科書76頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

10

多文化共生の保育

教科書86頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定

こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておくこと。

また、質問には答えられるようにしておくこと。(2時間)

11 幼稚園・保育所・認定こども園における小学校との連携

教科書94頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

関連する本で調べておくこと。(2時間)

各自で年齢別の指導案作成の準備をしてくる。(2時間)

12 発達を見通した指導計画の作成 教科書 102 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間)

指導計画にそった創作絵本・紙芝居作りの準備をしてくる。

13

指導計画にそった創作絵本・紙芝居作り 教科書 114 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は関連する本で調べておくこと。(2時間)『保育所保育指針解説』/『幼

稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』

を毎回読んで理解を深めておくこと。また、質問には答えられるよう

にしておくこと。(2時間)

14 コンピューターを利用して「園だより」作成

教科書 112 頁までをよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間)

各自で年齢別指導案作成の完成。(2時間)

15

今後の保育内容の課題と展望

教科書 130 頁までをよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては関連する本で調べておくこと。(2時間)

「指導計画」「創作絵本・紙芝居作り」の課題物を活用し発表の準備 (2時間)

【授業外学修】 ・授業外学修課題で準備した「指導計画」「創作絵本・紙芝居作り」は次回の授業で持参すること。 ・授業では、それらの課題物を活用し、発表とフィードバックを行う。

【成績評価】 ・幼稚園教育は、園生活全体を通して総合的に指導するという指導の考え方の理解の小テスト(50%)、指導案・教材作成(50%)により評価を行う。

【受講の前提条件】 ・日頃から保育・幼児教育に関して情報収集し、自らの学習課題を明確にしておくこと。 ・期限内に課題を提出すること。 ・教科書をよく読んで理解を深めておく。

・『保育所保育指針解説』/『幼稚園教育要領解説』/『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』を毎回読んで理解を深めておく。

【教科書】 咲間まり子著『コンパス保育内容総論 第2版 』建帛者 2018

【参考書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館

【その他】 幼稚園教職課程必修 保育士養成課程必修

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192

授業科目名 教職・保育実践演習 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR419 区分

(必修・選択)

卒業必修 保育士

課程必修

幼稚園教職課

程必修

小学校課程必

修 選択

○ ○

年次/期間 4年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業は、保育に関する基礎的理解の習得、保育実習を通じた実践的理解を踏まえた上で、実際に保育に就くにあたっての実践力をさらに高め、現代的課題について討議する

など、4年間の総括的な内容とする。具体的には、演習や観察など学内の自然を有効に活用した実践的取り組み、平成30年度実施の3法令の内容を踏まえた実践的取り組み(保

育活動の創出、深い子ども理解)を行う中で、保育者としての使命感、責任感を改めて捉え直し、目指すべき保育者像を探る。 【授業の到達目標】

・これまでの学修及び実習を総括的に振り返り、自己の課題を自覚し、克服する方法を導出できる。 ・実践的取り組みを通じて、深い子ども理解や保育者として必要なスキルの習得などの実践力向上を図る。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び教職カルテの確認、フィードバック 予習:本授業のシラバスを一読する(20分)。

復習:教職カルテのまとめ(60分)。

2 これまでの実習の振り返り、自己課題の導出 予習:これまでの実習経験を振り返り、自己の課題を整理しておく(60分)。

復習:授業内容を踏まえた上で、自己課題をまとめる(60分)。

3 保育に関する基礎的理解の確認(講義、小テスト、調べ学習等) 予習:授業内で提示した範囲の内容を理解し、小テストに臨む(60分)。

復習:授業時に配布したプリントを仕上げる(30分)。

4 指導計画の理解

予習:指導計画とは何か、書物などを閲覧し理解しておく(60分)。 復習:授業内での作成した指導計画を完成させる(60分)。

5 長期的指導計画に基づく保育活動の創出

予習:前回の授業内容を理解した上で、与えられたテーマに沿った保育活動

を考え、まとめておく(60分)。 復習:創出した保育活動を精査しておく(60分)。

6 指導案の作成及び保育教材準備

予習:自ら創出した保育活動を、指導案作成ができるように準備しておく(60分)。 復習:指導案の作成の続き及び発表に向けた保育教材準備(60分)。

7 模擬保育①(発表とドキュメンテーション作成のための記録) 予習:指導案の作成の続き及び発表に向けた保育教材準備(60分)。

復習:模擬保育を振り返り、各自の課題を明確にする(60分)。

8 模擬保育②(発表とドキュメンテーション作成のための記録) 予習:指導案の作成の続き及び発表に向けた保育教材準備(60分)。

復習:模擬保育を振り返り、各自の課題を明確にする(60分)。

9 模擬保育③(発表とドキュメンテーション作成のための記録) 予習:指導案の作成の続き及び発表に向けた保育教材準備(60分)。

復習:模擬保育を振り返り、各自の課題を明確にする(60分)。

10 ドキュメンテーション記録の作成①:記録とは、ドキュメンテーションとは

予習:模擬保育時の写真や振り返り内容を整理し、まとめる(60分)。 復習:ドキュメンテーション記録について各自で調べ、理解を深める(30分)。

11 ドキュメンテーション記録の作成②:写真とコメントの作成

予習:ドキュメンテーション作成の準備(30分)。 復習:ドキュメンテーション記録の続きを実施し、次回の授業で掲示できる

ように完成する(60分)。

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193

12 現代的課題の理解①:保育における現代的課題とは 予習:保育における現代的課題について、書物やインターネット等を活用し

て整理し、まとめておく(60分)。 復習:与えられたテーマについて各自で調べ、まとめておく(30分)。

13

現代的課題の理解②:討論及び発表

予習:討論及び発表ができるようにテーマの内容について理解を深める(60分)。 復習:討論及び発表を終えて各自不足していた項目について理解を深めてお

く(30分)。

14 保育者としての自己の課題の明確化:保育者としての私の課題は何か

予習:これまでの授業を踏まえ、自己の強みと課題を明確にしておき、グル

ープで発言できるように準備しておく(60分)。 復習:グループ発表を通して明確になった課題を整理し、まとめる(30分)。

15 本講義のまとめ:保育におけるPDCAサイクル、平成30年度実施の3法令の内容

に基づく保育とは 予習:平成29年告示の3法令を一読しておく(60分)。

【授業外学修】 ・本授業は常に実践を意識した内容とするため、各回での予習内容を実施している前提で授業を展開していくこととする。そのため、授業内では主に演習・

観察・発表を中心に行うことを理解した上で、予習に臨むこと。 ・復習内容に関しては、次回授業開始時に提出し次々回でコメントを加えて返却する又は授業内での発表後にフィードバックする。

【成績評価】 授業参加度 30% 授業内での発表 30% 小レポート・提出物・課題等 40%

【受講の前提条件】 事前にこれまでの学修を振り返り、自己の課題を明確にしておくこと。

【教科書】 適宜プリントを配布する。

【参考書】 保育・教職実践演習―わたしを見つめ、求められる保育者になるために(2017) 寺田恭子・榊原志保・髙橋一大〔編著〕 ミネルヴァ書房

【その他】

ほいくじっs

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194

授業科目名 国語科概論 担当教員名 秋保 惠子

コード 16EDU407 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 1年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

小学校教員免許状取得のための必修科目である。国語科の授業を実施する際に、教科書の教材を「どのように」指導するのかということは教師にとって重

要な検討事項である。しかし、それ以前に、教師自身がその教材を「どう読んだか」、つまり、何処まで深くその教材について考えたかということが、国語

科の授業に大きく影響する。本授業では、国語科の「教材」を「深読み」する。8種類の「教材」(主に教科書教材)を採り上げ、受講者が子ども役で「授

業」を体験する。その上で、その教材・領域にまつわる先行研究を読み、「教材」を再考する。 さらに、それに対して「授業をする」という切り口で迫るにはどのようにしたらよいか、議論や表現(発表)を通して検討する。 【授業の到達目標】

国語科の「教材」とその教材に関する文献を読むことを繰り返すことによって、国語科の教材を多面的に理解する経験を積む。それによって言葉の学習で

ある国語科に関する自己の認識を深め、新たな「教材の面白さ」を知る。その上で国語科教育の役割を理解する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテ―ション 本科目の目標、内容、方法の解説を理解し、今後の見通しをも

つ。

(準備)国語科の「教材」とはどのようなものと考えているか。現時点の考察を

400字以内でまとめる。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

2 「スイミー」は怖い話?(1) (準備)「教材」を読む時の着眼点を考察して議論できるようにする。(45分)

(復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

3

「スイミー」は怖い話?(2) (準備)前時の受講内容を生かして「スイミー」について考察して議論できるよう

にする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

4

「権狐」から「ごんぎつね」へ (準備)前時の受講内容を生かして「ごんぎつね」を通して「教材になる」という

ことはどういうことか議論できるようにする(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

5 物語創作という教材(1) (準備)ゼロからの創作が可能かどうか考察し、議論できるようにする。(45分)

(復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

6

物語創作という教材(2) (準備)前時の受講内容を生かして、物語創作の教材について考察して議論できる

ようにする(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

7

宮沢賢治と教科書教材(1) (準備)宮沢賢治の作品を読み、教材としてどのような特徴があるかについて考察

し、議論できるようにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

8

宮沢賢治と教科書教材(2) (準備)前時の受講内容を生かして、教材としての宮沢賢治作品について考察して

議論できるようにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

9

戦争・災害関連教材を読む(1) (準備)国語科において「シビア」菜内容にどう向き合うか考察して議論できるよ

うにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

10

「話すこと・聞くこと」の教材 (準備)「話すこと・聞くこと」において何を「教材にする」のか考察して議論で

きるようにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

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195

11

「読書」の教材(1) (準備)「読書」をどのように教材化するか考察して議論できるようにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

12

「読書」の教材(2) (準備)前時の受講内容を生かして、「読書」の教材化について考察して議論でき

るようにする。(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

13

「伝統的な言語文化」の教材 (準備)「伝統的な言語文化」にどのようにして「親しむ」ようにするか考察して

議論できるようにする(45分) (復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

14 「教材深読み発表会」(1) (準備)「深読み発表会」の準備をする。(70分)

(復習)本時の学修をノートにまとめ、次時に議論できるようにする。(45分)

15 「教材深読み発表会」(2) (準備)受講者ごとの発表について考察し議論できるようにする。(45分)

(復習)本時の学修をノートにまとめ、最終課題に反映させる(120分)

【授業外学修】 ・毎週の準備については「授業計画」右欄参照のこと。 ・授業終了後は、その週の授業のテーマや内容について再考し、ノートを作成し提出すること。 ※前時のノートや提出物は授業時の議論に生かしたり、コメントして返却したりしてフィードバックする。

【成績評価】

・定期試験に変わるレポート(50%)と平常授業(50%) ・平常授業については1)、2)を総合的に評価する。 1)授業後の課題の提出状況と考察内容 2)議論・発表内容

【受講の前提条件】 ・「国語科教育法」との関連を意識しながら受講すること。

【教科書】 ・文部科学省著『小学校学習指導要領解説 国語編』東洋館出版社

【参考書】 ・必要に応じて文献を紹介する。

【その他】 ・小学校教諭の免許を取得するための科目であることを自覚して、自らの課題を明確にしつつ授業に臨むこと。

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196

授業科目名 社会科概論 担当教員名 岡部 廣

コード 16EDU409 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得する」ために寄与している科目である。小学校学習指導要領社会

に示された指導内容について理解を図るとともに、指導の方法について可能な限り、実物を用いて実践的な理解を図っていく。加えて、小学校学習指導要領

社会の内容のみならず、関連し発展的な内容についても児童の理解の範囲を考慮した形で、小学校教員として、地理・歴史、公民に関する素養をより広める

ことができるような内容も取り入れていく。なお、現学生が教職に就く時期を考慮し、ここで取り扱う内容は、平成 29 年 3 月 31 日に告示された新学習指

導要領に基づいたものとする。 【授業の到達目標】

1 小学校社会で取り扱う指導内容について理解し説明できる。 2 小学校社会における社会的な見方・考え方について理解し説明できる 3 小学校社会で取り扱う素材、教材、教具等について理解し説明できる。 4 小学校社会で取り扱う資料や史料について理解し説明できる。 5 小学校社会で取り扱う地理的・歴史的・公民的な事象や人物について理解し説明できる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・ガイダンス ・小学校学習指導要領社会の全体的な理解 ・社会的な見方・考え方とは

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

2 地理的環境と人々の生活(1) ・「身近な地域や市町村の様子」についての理解 ・「都道府県とその特色ある地域の様子」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

3 地理的環境と人々の生活(2) ・「わが国の国土の様子や自然環境と国民生活」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

4 歴史と人々の生活(1) ・「地域の様子の移り変わり」についての理解 ・「地域の伝統や文化、先人の働き」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

5 歴史と人々の生活(2) 我が国の歴史上の主な事象の理解① ・先史時代~鎌倉時代についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

6 歴史と人々の生活(3) 我が国の歴史上の主な事象の理解② ・室町時代~江戸時代についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

7 歴史と人々の生活(4) 我が国の歴史上の主な事象の理解③ ・明治時代~現代についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

8 現代社会の仕組みや働きと人々の生活(1) ・「地域に見られる生産や販売の仕事」についての理解 ・「地域の安全を守る働き」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

9 現代社会の仕組みや働きと人々の生活(2) ・「人々の健康や生活環境を支える事業」についての理解 ・「自然災害から人々を守る活動」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

10 現代社会の仕組みや働きと人々の生活(3) ・「我が国の農業や水産業における食料生産」についての理解 ・「我が国の工業生産」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

11 現代社会の仕組みや働きと人々の生活(4) ・「我が国の産業と情報との関わり」についての理解 ・「情報化の進展と国民生活」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

12 現代社会の仕組みや働きと人々の生活(5) ・「我が国の政治の働き」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

Page 198: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

197

・「グローバル化する世界と日本の役割」についての理解

13 地図 ・「地図の種類や作られ方」についての理解 ・「地図の活用」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

14 水と人々の生活 ・「我が国の水環境」についての理解 ・「水道」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

15 エネルギーの確保と人々の生活 ・「これからのエネルギー確保」についての理解 ・「地球環境保全」についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

16 定期テスト

【授業外学修】 各回の予習は、毎回の課題に相当し、毎回の授業は、受講学生の予習に基づいた発表を端緒に進めていく。

【成績評価】 ・授業参加度:20% <評価の観点> 予習に基づいた発表の参加度

・第16回に実施する定期テスト:80% ペーパーテストによる、本授業の到達目標の到達度

【受講の前提条件】 ・小学校教職課程登録者であること ・毎時に示す課題(予習)に必ず取り組むこと

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説 社会編(文部科学省 平成29年7月)

【参考書】 そのつど必要に応じて紹介する

【その他】 日常生活において社会的事象に興味をもち、授業に活かしていくこと。

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198

授業科目名 道徳教育の指導法 担当教員名 神山直子

コード 16EDU410 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

学校の教育活動の全体を通じて行う道徳教育及び、道徳教育の要となる「特別の教科 道徳」の果たす役割について理解を図る。「特別の教科 道徳」の教

科書を基本的な教材として活用し、自らが人間の弱さやもろさと向き合い、人間としての生き方を広い視野から考えていくことができるようになる学習指導

法等を習得する。 【授業の到達目標】

・道徳教育の患義や原理等を踏まえ、学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育及びその要となる道徳科の目標や内容、指導計画等について理解を深める。 ・「特別の教科 道徳」の授業の教材研究や学習指導案の作成、模擬授業等を通して、実践的な指導力を身に付ける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・ガイダンスを通して15回の講義内容を概観するとともに、道徳の時問の授

業の経験を振り返る。 予習…シラバスを読み、学修の見通しをもつ。(30分) 復習…授業で提示された課題を追究するために自身の経験等を

振り返り、考えたことや分かったことをまとめる。(60分)

2 ・「道徳とは何か」について学び、各自の「道徳」について考えを交流し深め る。

予習…大学入学前の道徳授業の実際を振り返る。(30分) 復習…授業で提示された課題を追究するために、道徳教育に関わる

情報を収集する。(60分)

3 ・我が国における戦前の「修身」戦後の「特設道徳」、「道徳科」を中心に 今日までの道徳教育の変遷を学ぶ。

予習…授業に備え、収集した情報や資料をまとめる。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、自分の課題

意識に応じた情報を収集する。(60分)

4 ・現代社会における道徳教育の課題(いじめ・情報モラル等)を埋解し、 課題解決のための方策を考える。

予習…授業に備え、収集した情報や資料をまとめる。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、自分の課題

意識に応じた情報を収集する。(60分)

5 ・最近の小学生の生活意識・行動を探り、こどもの心の成長と道徳性の発達

について学ぶ。 予習…授業に備え、収集した情報や資料をまとめる。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、自分の課題

意識に応じた情報を収集する。(60分)

6 ・学校における道徳教育の目標及び各教科・総合的な学習の時間、特別活動

等における指導内容を学ぶ。 予習…授業に備え、収集した情報や資料をまとめる。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、自分の課題

意識に応じた情報を収集する。(60分)

7 ・道徳科の授業がはじまり、学校における道徳教育がどのように変わって いくのかを確かめるとともに、今後の課題について協議する。

予習…授業に備え、収集した情報や資料をまとめる。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、自分の課題

意識に応じた情報を収集する。(60分)

8 ・道徳科における教材研究の視点や授業展開について学び、自身の学習指導 案の作成に生かす。

予習…模擬授業に向けて、学習指導案作成の準備を行う。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、学習指導案

の改善・充実を図る。(60分)

9 ・道徳科における、児童の話し合い活動、教師の役割(発問・板書等)に ついて学び、自身の学習指導案を完成する。

予習…模擬授業に向けて、学習指導案作成の準備を行う。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、学習指導案

の改善・充実を図る。(60分)

10 ・各自が、作成した学習指導案を発表し、協議を通して学習指導案の改善・ 充実を図る。

予習…全体協議に向けて、学習指導案を基に発表準備を行う。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、学習指導案

の改善・充実を図る。(60分)

11 ・模擬授業(25分)の実施に向けた準備を行う。 ・最終的な学習指導案を提出する。

予習…模擬授業の準備に必要な教材・教具等の準備を行う。(30分) 復習…学修の内容を振り返りノートにまとめるとともに、学習指導案

の改善・充実を図る。(60分)

12 ・模擬授業①の実施と、その振り返りを通して、授業改善の視点を身に付け る。

予習…学習指導案及び教材等を読み、模擬授業を想定する。(30分) 復習…模擬授業を振り返りノートにまとめるとともに、授業改善の

視点を明らかにする。(60分)

Page 200: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

199

13 ・模擬授業②の実施と、その振り返りを通して、授業改善の視点を身に付け る。

予習…学習指導案及び教材等を読み、模擬授業を想定する。(30分) 復習…模擬授業を振り返りノートにまとめるとともに、授業改善の

視点を明らかにする。(60分)

14 ・模擬授業③の実施と、その振り返りを通して、授業改善の視点を身に付け る。

予習…学習指導案及び教材等を読み、模擬授業を想定する。(30分) 復習…模擬授業を振り返りノートにまとめるとともに、授業改善の

視点を明らかにする。(60分)

15 ・各自で全ての授業を振り返るとともに、学修を通して得た学びを共有し、

今後の課題を明らかにする。 予習…自分のノートを振り返り学修の成果を明らかにする。(30分) 復習…今後の自身の課題を明らかにし、ノートにまとめる。(30分)

【授業外学修】 ・授業外学修課題で準備した「学習指導案」をそれ以降の授業で活用する。 ・授業では、それらの課題物を活用し、模擬授業や協議を行い、フィードバックを行う。

【成績評価】

授業貢献度(学習活動への参加態度、課題への取組状況)30%、発表30%、提出物40%

【受講の前提条件】 特になし

【教科書】 ・小学校学習指導要領(平成29年告示)解説道徳編(文部科学省) ・新しい道徳6(平成3l年度小学校)東京書籍

【参考書】 ・中学校学習指導要領(平成29年告示)解説道徳編(文部科学省)

【その他】 ・都内の公立小中学校で行われている道徳授業地区公開講座への積極的な参加を奨励する。 ・授業の一環として行う際には、事前に周知し、参加をもって授業に代替する場合もある。

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200

授業科目名 国語科教育法 担当教員名 秋保惠子

コード 16EDU412 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

前半は、小学校学習指導要領に示された国語科の目標や内容、国語科の背景となる学問領域との関係を理解する。後半は、学習指導案づくりのポイントを

学んだ後、指導案を作成し模擬授業に取り組む。模擬授業を行った翌週はリフレクションを行い、授業改善のための視点を身につける。その際の集団による

考察・議論・発表などに、主体的に臨む。 【授業の到達目標】

1.小学校国語科における授業の目標や内容を理解し、学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身につける。 2.教材研究の必要性について体験的に理解する。 【授業計画】

業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション:受講者の経験してきた国語の授業や国語科概論の

学修内容を振り返り、本科目の見通しをもつ。 (準備)経験した国語の授業と国語科概論の学修内容を振り返り、国語科の

指導方に関する問題意識を文章にする。(30分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

2 小学校学習指導要領における国語科の目標と内容、全体構造の理解と批

判的検討 (準備)小学校学習指導要領の目標と内容を通読し、ポイントを確認する。

(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

3 学習者の実態を視野に入れた授業づくりと国語科授業の評価 (準備)「学習者の実態」「授業づくり」「国語科授業の評価」に関して、課

題をもつ。(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

4 国語科の背景となる学問領域との関係 (準備)国語科概論の学修を振り返り、国語科が関連する学問領域に関して

課題をもつ。(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

5 学習指導案作成のポイント、学習指導案の作成(1)(低学年の「話す

こと・聞くこと」) (準備)低学年の「話すこと・聞くこと」単元の教材を調査する。(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

6 模擬授業のリフレクションのポイント、模擬授業(1) 学習指導案の作成(2)(中学年の「読むこと」文学的文章)

(準備)中学年の「読むこと」単元の教材を調査する。(60分) 担当者は、模擬授業の準備(60分)

(復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

7 先行実践研究を批判的に検討するポイント、模擬授業(1)のリフレク

ション、模擬授業(2)、 学習指導案の作成(3)(高学年の「読むこと」説明的文章)

(準備)高学年の「読むこと」単元の教材を調査する。(60分) 担当者は、模擬授業の準備(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

8 授業記録のポイント、模擬授業(2)のリフレクション、模擬授業(3) 学習指導案の作成(4)(低学年の「書くこと」)

(準備)低学年の「書くこと」単元の教材を調査する。(60分) 担当者は、模擬授業の準備(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

9 模擬授業(3)のリフレクション、模擬授業(4) 学習指導案の作成(5)(中学年の「書くこと」)

(準備)中学年の「書くこと」単元の教材を調査する。(60分) 担当者は、模擬授業の準備(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

10 模擬授業(4)のリフレクション、模擬授業(5) 学習指導案の作成(6)(高学年の「話すこと・聞くこと」)

(準備)高学年の「話すこと・聞くこと」単元の教材を調査する。(60分) 担当者は、模擬授業の準備(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

11 模擬授業(5)のリフレクション、模擬授業(6) (準備)(復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

担当者は、模擬授業の準備(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

12 模擬授業(6)のリフレクション、授業研究の意義と方法 (準備)これまで模擬授業を振り返り、成果と課題を文章化する。 (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

13 国語科授業における情報機器の効果的な活用

(準備)現在小学校等で使われている情報機器について調査する。(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

14 「教材研究」という視点(1) (準備)前時に配布済みの資料を熟読し、課題をもつ。(60分)

(復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

Page 202: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

201

15 「教材研究」という視点(2)

(準備)前時に配布済みの資料を熟読し、課題をもつ。(60分) (復習)本授業の内容について考察しノートする。(30分)

【授業外学修】 ・「授業計画」右欄を確認のこと。 ※前時のノートやその他の課題に対しては授業時の議論に生かしたり、コメントして返却したりしてフィードバックする。 【成績評価】

・筆答による定期試験(50%)と平常授業(50%) ・平常授業については、1)と2)を総合的に評価する。 1)予習や授業内及び授業後の課題の提出状況と考察内容 2)議論・発表などへの取り組み方 【受講の前提条件】 ・「国語科概論」を履修済みまたは履修中であることが望ましい。 【教科書】 ・文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』東洋館出版社 【参考書】 ・授業時に必要に応じて配布・紹介する。 【その他】 ・受講者一人一人が、毎回の授業を貴重な実践の機会と捉えて、主体的に臨むこと。 ・社会事象の中に「国語科」の指導に役立つ事柄がないかという感度を常にもち、「授業づくり」に生かすこと。 ・小学校課程の必修科目であることに自覚をもって準備・受講・復習すること。

Page 203: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

202

授業科目名 社会科教育法 担当教員名 岡部廣

コード 16EDU413 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得する」ために寄与している科目である。小学校学習指導要領社会

に示された指導内容の指導法について理解を図るとともに、具体的な教材や教具の活用方法について可能な限り、実物を用いて実践的な理解を図っていく。

加えて、社会科見学や地域めぐり等の臨地学習を効果的かつ安全に実施できる指導法の理解を図っていく。これらの学びに基づき、社会科学習指導案を作成

する力を身に付け、教育実習における社会科指導が可能となる力を身に付けていく。なお、現学生が教職に就く時期を考慮し、ここで取り扱う内容は、平成

29年3月31日に告示された新学習指導要領に基づいたものとする。 【授業の到達目標】

1 小学校社会で取り扱う指導内容の指導法、小学校社会における社会的な見方・考え方に基づいた指導法ついて理解し説明できる。 2 小学校社会で取り扱う教材や教具等を適切に活用した指導法について理解し説明できる。 3 小学校社会で取り扱う地理的・歴史的・公民的な専門用語を適切に使用した指導法について理解し説明できる。 4 小学校社会科学習指導案を作成することができる。 5 小学校社会科学習指導案に基づいた模擬授業を展開することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・ガイダンス 「小学校学習指導要領算数①」 ・社会的な見方・考え方に基づいた指導法の理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

2 「小学校学習指導要領算数②」 ・各学年の目標の系統性についての理解 ・内容の取扱いについての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

3 「指導法①」 ・問題解決の進め方についての理解 ・社会化見学、地域めぐり等の進め方についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

4 「指導法②」 ・児童の多様な考え方を活かす指導についての理解 ・児童のノートの書き方に関する指導についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

5 「指導法③」 ・社会科指導における発問のあり方や工夫についての理解 ・社会科指導における板書のあり方や工夫についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

6

「指導法④」 ・社会科指導における指導形態のあり方や工夫についての理解 ・社会科指導における教材・教具、資料・史料の効果的な活用法についての

理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

7 「評価」 ・社会科指導における学習評価方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

8 「指導法⑤」 ・社会科学習指導案についての理解 ・社会科学習指導案の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

9 「指導案作成①」 ・単元の指導計画の作成方法についての理解 ・単元の評価計画の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

10 「指導案作成②」 ・単元中の本時の展開案の作成方法についての理解 ・本時の板書計画の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

11 「指導案作成③」 ・各自が選択した単元の学習指導案の作成 各自が作成する単元の学習指導案で使用する教材の作成、教具の準備

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導案の作

成の準備、教材作成の準備(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

Page 204: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

203

12 「模擬授業①」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

13 「模擬授業②」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

14 「模擬授業③」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

15 「模擬授業④」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

16 定期テスト

【授業外学修】 各回の予習は、毎回の課題に相当し、毎回の授業は、受講学生の予習に基づいた発表を端緒に進めていく。

指導案のフィードバックは、次時の授業時に行う。

【成績評価】 ・模擬授業参加度及び指導略案の提出:50% <評価の観点> 模擬授業への参加度、指導略案の程出度

・第16回に実施する定期テスト:50% ペーパーテストによる、本授業の到達目標の到達度

【受講の前提条件】 ・小学校教職課程登録者であること ・原則として、2年次前期に「社会科概論」を履修済みであること ・毎時に示す課題(予習)に必ず取り組むこと

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説 社会編(文部科学省 平成29年7月)

【参考書】 そのつど必要に応じて紹介する

【その他】 日常生活において社会事象に関する事柄に興味をもち、授業に活かしていくこと。

Page 205: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

204

授業科目名 算数科教育法 担当教員名 岡部廣

コード 16EDU414 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得する」ために寄与している科目である。小学校学習指導要領算数

に示された指導内容の指導法について理解を図るとともに、具体的な教材や教具の活用方法について可能な限り、実物を用いて実践的な理解を図っていく。

これらの学びに基づき、算数科学習指導案を作成する力を身に付け、教育実習における算数科指導が可能となる力を身に付けていく。なお、現学生が教職に

就く時期を考慮し、ここで取り扱う内容は、平成29年3月31日に告示された新学習指導要領に基づいたものとする。 【授業の到達目標】

1 小学校算数で取り扱う指導内容の指導法、小学校算数における数学的な見方・考え方に基づいた指導法ついて理解し説明できる。 2 小学校算数で取り扱う教材や教具等を適切に活用した指導法について理解し説明できる。 3 小学校算数で取り扱う数学的な専門用語を適切に使用した指導法について理解し説明できる。 4 小学校算数科学習指導案を作成することができる。 5 小学校算数科学習指導案に基づいた模擬授業を展開することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・ガイダンス 「小学校学習指導要領算数①」 ・数学的な見方・考え方に基づいた指導法の理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

2 「小学校学習指導要領算数②」 ・数学的活動の進め方についての理解 ・内容の取扱いについての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

3 「指導法①」 ・問題解決の進め方についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

4 「指導法②」 ・児童の多様な考え方を活かす指導についての理解 ・児童のノートの書き方に関する指導についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

5 「指導法③」 ・算数科指導における発問のあり方や工夫についての理解 ・算数科指導における板書のあり方や工夫についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

6 「指導法④」 ・算数科指導における指導形態のあり方や工夫についての理解 ・算数科指導における教材、教具の効果的な活用法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

7 「評価」 ・算数科指導における学習評価方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

8 「指導法⑤」 ・算数科学習指導案についての理解 ・算数科学習指導案の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

9 「指導案作成①」 ・単元の指導計画の作成方法についての理解 ・単元の評価計画の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

10 「指導案作成②」 ・単元中の本時の展開案の作成方法についての理解 ・本時の板書計画の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

11 「指導案作成③」 ・各自が選択した単元の学習指導案の作成 各自が作成する単元の学習指導案で使用する教材の作成、教具の準備

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導案の作

成の準備、教材作成の準備(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

12 「模擬授業①」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

Page 206: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

205

13 「模擬授業②」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

14 「模擬授業③」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

15 「模擬授業④」 ・模擬授業の実施 ・実施後の協議

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。(120分) 復習:模擬授業の振り返りをノート等に整理しておく(120分)

16 定期テスト

【授業外学修】 各回の予習は、毎回の課題に相当し、毎回の授業は、受講学生の予習に基づいた発表を端緒に進めていく。

指導案のフィードバックは、次時の授業時に行う。 【成績評価】 ・模擬授業参加度及び指導略案の提出:50% <評価の観点> 模擬授業への参加度、指導略案の程出度

・第16回に実施する定期テスト:50% ペーパーテストによる、本授業の到達目標の到達度

【受講の前提条件】 ・小学校教職課程登録者であること ・原則として、1年次に「算数概論」を履修済みであること ・毎時に示す課題(予習)に必ず取り組むこと

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説 算数編(文部科学省 平成29年6月)

【参考書】 そのつど必要に応じて紹介する

【その他】 日常生活において算数(数学)に関する事柄に興味をもち、授業に活かしていくこと。

Page 207: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

206

授業科目名 理科教育法 担当教員名 岡部廣

コード 16EDU415 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業 チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得する」ために寄与している科目である。小学校学習指導要領理科

に示された指導内容の指導法について理解を図るとともに、実験や観察の方法について可能な限り、実物を用いて実践的な理解を図っていく。加えて、指導

上の安全管理、物作りの指導法についての理解を図っていく。これらの学びに基づき、理科学習指導案を作成する力を身に付け、教育実習における理科指導

が可能となる力を身に付けていく。なお、現学生が教職に就く時期を考慮し、ここで取り扱う内容は、平成29年3月31日に告示された新学習指導要領に基

づいたものとする。 【授業の到達目標】

1 小学校理科で取り扱う指導内容の指導法、小学校理科における理科的な見方・考え方に基づいた指導法ついて理解し説明できる。 2 小学校理科で取り扱う生物や素材、教材、観察や実験に用いる器具等を適切に活用した指導法について理解し説明できる。 3 小学校理科で取り扱う理科的な専門用語を適切に使用した指導法について理解し説明できる。 4 小学校理科学習指導案を作成することができる。 5 小学校理科学習指導案に基づいた模擬授業を展開することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・ガイダンス ・小学校学習指導要領理科の全体的な理解 ・理科的な見方・考え方に基づいた指導法の理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

2 ・安全や衛生に配慮した指導法についての理解 ・理科指導における学習評価方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

3 ・理科学習指導案についての理解 ・理科学習指導案の作成方法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

4 「植物」 ・植物単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な植物教材についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

5 「動物②」 ・昆虫単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な昆虫教材についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

6

「大地①」 ・大地のつくりに関する単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な地質教材についての理解 ・モデル実験による指導法の理解①

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

7 「水溶液」 ・水溶液に関する単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な化学教材についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

8 「ゴムや風の力」「振り子」 ・ゴムや風の力、振り子に関する単元の指導法についての理解 ・ゴムや風の力を利用した物作りの指導法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

9 「電気」 ・電気単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な電気教材についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

10 「光・音」 ・音や光に関する単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な光や音に関わる教材についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

11

「月・太陽・星座」:模擬授業① ・天体単元の指導法についての理解 ・月の見かけ上の形と地球、月、太陽の位置関係の指導法についての理解 ・モデル実験による指導法の理解②

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

Page 208: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

207

12 「磁石」:模擬授業② ・磁石単元の指導法についての理解 ・小学校で取り扱う主な磁石教材、物作りの指導法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

13

「人体」:模擬授業③ ・人体の仕組みと働きについての理解 ・小学校で取り扱う主な人体に関わる教材についての理解 ・モデル実験による指導法の理解③

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

14 「大地②」 ・火山、地震に関する単元の指導法についての理解 ・防災教育、資源としての活用等についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

15 「てこ」:模擬授業④ ・てこに関する単元の指導法についての理解 ・生活の中で活用されているてこの実例の指導法についての理解

予習:小学校学習指導要領解説の関係箇所を読んでおく。指導略案の作

成(120分) 復習:本時の授業内容をノート等に再整理しておく(120分)

16 定期テスト

【授業外学修】 各回の予習は、毎回の課題に相当し、毎回の授業は、受講学生の予習に基づいた発表を端緒に進めていく。

指導略案のフィードバックは、次時の授業時に行う。 【成績評価】 ・模擬授業参加度及び指導略案の提出:50% <評価の観点> 模擬授業への参加度、指導略案の程出度

・第16回に実施する定期テスト:50% ペーパーテストによる、本授業の到達目標の到達度

【受講の前提条件】 ・小学校教職課程登録者であること ・原則として、1年次に「理科概論」を履修済みであること ・毎時に示す課題(予習)に必ず取り組むこと

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説 理科編(文部科学省 平成29年6月)

【参考書】 そのつど必要に応じて紹介する

【その他】 日常生活において理科(科学)に関する事柄に興味をもち、授業に活かしていくこと。

Page 209: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

208

授業科目名 生活科教育法 担当教員名 神山直子

コード 16EDU416 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 授業においては、以下の4点について取り上げる。

・小学校低学年の教科「生活科」が設定された経緯を踏まえて、その内容と指導方法について多面的にとらえ理解を深める。 ・授業を行うために必要な考え方や手法について実践的に学ぶ。 ・児童が身近な自然や社会に対する認識を深められるよう、指導の在り方を検討し、指導計画についての理解を深める。 ・動物の飼育や植物の栽培に関わる知識や技能を身に付け、児童における学習の意義と指導上の留意事項等について理解を深める。 【授業の到達目標】 1 小学校低学年の教科「生活科」についての知識を深めることができる。 2 児童の日常生活の現状に照らして望ましい指導の在り方を追究することができる。 3 「生活科」の一単元を自ら設定し、単元の指導計画の立案に関わる力を身に付ける。 4 授業を円滑に実施する際に必要とされる言語表現力・発表力を身に付ける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 生活科の歩み 予習:シラバスを基に「生活科」に対する課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

2

生活科の目標と内容(1) ・動植物の飼育や栽培について

予習:小学校学習指導要領解説生活科編(以下「解説」という。)及び

生活科の教科書(以下「教科書」という。 )の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

3 生活科の目標と内容(2) ・生活科の学習を通して身に付けさせたい力について

予習:解説pp.8‐22を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

4 生活科の学習の特質と学習指導の要点 ・スタートカリキュラムについて

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

5 生活科の学習 ・全体構成の理解について ・階層及び内容(2)~(9)の担当を決定する

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

6 生活科の学習 ・学校、家庭及び地域との生活(1)(発表方法や内容の紹介) ・発表準備

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

7・8 生活科の学習 ・大学内のフィールドワーク(教材開発の視点を踏まえて) ・フィールドワークの発表準備

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

9 生活科の学習 ・身近な人々、社会及び自然と関わる活動(4)(5)(6)についての発表 ・フィールドワークの発表

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

10

生活科の学習 ・身近な人々、社会及び自然と関わる活動(7)(8)についての発表 ・自分自身の生活や成長(9)についての発表 ・フィールドワークの発表

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

Page 210: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

209

11 生活科の指導と評価 ・指導計画作成の在り方

予習:解説及び教科書の該当部分を読み、課題意識を明らかにする。 (30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

12 学習指導案の改善と充実 ・学習指導案に関わる情報収集及び検討 (個人研究)

予習:第1時から第11時までの授業内容を踏まえ、一つの単元を選択

し、学習指導案等の情報を収集する。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

13 学習指導案の改善と充実 ・学習指導案に関わる改善と充実(グループ協議)

予習:設定した単元の目標・単元構成について、グループ内で説明で

きるよう準備する。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

14 学習指導案の改善と充実 ・学習指導案に関わる改善と充実(全体発表)

予習:指定された条件の下、聞き手にとって分かりやすい発表となる

よう準備する。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

15

まとめ ・レポートのテーマ 「充実した生活科の学習を展開するために必要とされる教師の指導力」

予習:第 12 時から第 14 時までの授業内容を踏まえ、成果と課題を明

らかにしておく。(60分) 復習:本授業のまとめとして、テーマに基づいてレポートを作成し、

提出する。(180分) 【授業外学修】 ・生活科の特質を踏まえ、授業を通して得た学びを実践で活用できるよう、単元の指導計画等を作成する。 【成績評価】 ・授業の参加態度、発言内容等(40%) ・指導計画等の作成に関わる情報収集と協議及び発表(30%) ・まとめのレポート(30%) 評価基準は、「課題に正対している」、「全15回の学修内容を踏まえている」、「具体的な事例を挙げている」の3点とし、分量は、A4判の様式1枚以上と する。

【受講の前提条件】 ・小学校第3学年以上の社会科・理科・総合的な学習の時間と関連することを認識して学ぶことが必要である。

【教科書】 ・新編あたらしいせいかつ上(東京書籍)小学校生活科用 文部科学省検定済教科書 2 東書 生活131 ・新編新しい生活下(東京書籍)小学校生活科用 文部科学省検定済教科書 2 東書 生活132 ・小学校学習指導要領解説生活編(平成29年6月 文部科学省)

【参考書】 ・小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 【その他】

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210

授業科目名 特別活動の指導法 担当教員名 秋保惠子

コード 16EDU411 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

小学校の「特別活動」において教員は、児童に対して「集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ、様々な集団活動に自主的、実践的に取り組み、

互いのよさや可能性を発揮しながら集団や自己の生活上の課題を解決することを通して、「資質・能力」を育成することが求められる。そのため、本科目で

は受講者が、特別活動の特質や児童の発達段階をよく理解し、個々の児童に寄り添った充実した特別活動を計画・実施することができる教員になれるよう、

特別活動に関する基礎的・基本的な知識や指導技能を身につけることを目的としている。講義と並行して、指導案作成・討論・実践形式の活動体験などの演

習を通して体験的に上記の目的に迫る。 【授業の到達目標】

1.小学校における特別活動の「目標及び内容」のもつ意味を理解し、それらを具体的な活動や行事にどのように反映すべきかを熟考した上で、活動や行事

を計画、実施、評価することができる。 2.特別活動において必要な教員の役割(人間的なふれあいを基盤とした児童と教員の関係づくり、児童相互が認め合ったり各児童が自己を自覚したりする

場づくりなど)を理解し、演習において実践することができる。 3.集団に対する指導に関する基本的な指導技術を身につけるとともに自らもアイデア豊かな活動を開発できる。 4.小学校の特別活動の授業参観を通じて、理論と実践の関連を理解する。

【授業計画】

1 ガイダンス

2 特別活動の歴史的変遷

3 特別活動の今日的意義と諸課題

4 学校教育全体における特別活動の位置づけ

5 学級活動

6 小学校授業参観

7 児童会活動

8 クラブ活動

9 学校行事

10 特別活動の年間指導計画

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 1 ガイダンス 小学校教育における特別活動の概要:小学校における特別活動と

は何か

(準備)自らの小学校時代の特別活動に関する経験を想起し、2 分程度で話せ

るようにノートする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

2 2 学習指導要領改訂に伴う特別活動の歴史的変遷 3 小学校における特別活動の今日的意義と諸課題

(準備)『小学校学習指導要領』の「第6章 特別活動」を通読し受講の観点を

明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

3 4-1)学校教育全体における特別活動の位置づけ -特別活動と学校教育目標・児童の実態との関連-

準備)母校の小学校の現在の学校教育目標・4月の学校便りを入手して通読し、

受講の観点を明確にする。(HPで入手可能。印刷し持参すること)(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

4

4-2)学校教育全体における特別活動の位置づけ -特別活動と他教科・領域との関連-

(準備)『小学校学習指導要領』の「第1章 総則」「第2章 各教科」「第3章 特別の教科 道徳」「第 4 章 外国語活動」「第 5 章 総合的な学習の時間」を通読

し受講の観点を明確にする。 (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

5 5-1)学級活動の目標・内容・意義と、児童の自主的・実践的な

生活態度の育成及び自己の自覚との関連 -学級活動(学級集会・話し合い活動)の指導計画の作成-

(準備)学級活動の目標と内容を通読し受講の観点を明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。学級活動(学級集会)指導計画

を作成する。(60分)

6 5-2)学級活動(学級集会)の実践 (準備)学級活動の実践(学級集会)に必要な準備や練習を行う。(60分)

(復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

7 5-3)学級活動の実践(学級集会)の振り返り・評価 (準備)前時の演習の振り返りを行い、ノートする。(45分)

(復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

8 5-4)学級活動(話し合い活動)の実践 (準備)学級活動の実践(話し合い活動)のテーマを決め、指導計画を作成す

る。(60分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

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211

9 6-1)小学校の特別活動の授業参観のための事前準備 -参観のガイダンス・指導案検討・議論-

(準備)参観させていだく小学校の基本情報を収集し受講の観点を明確にする。

(HPで入手可能)(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

10 6-2)小学校の特別活動の授業参観 (準備)小学校の授業参観の観点や心構えを再確認し(15分)授業参観に臨む。 (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(75分)

11 6-3)小学校の特別授業の授業参観の振り返り (準備)小学校の参観学習の授業記録を作成し、振り返りポイントを明確にし

て議論できるようにノートする。(90分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

12 7)児童会活動の目標・内容・意義と、児童の自主的・実践的な生

活態度の育成及び自己の自覚との関連 -児童会活動の指導計画の作成―

(準備)児童会活動の目標と内容を通読し受講の観点を明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

13 8)クラブ活動の目標・内容・意義と、児童の自主的・実践的な生

活態度の育成及び自己の自覚との関連 -クラブ活動の指導計画の作成-

(準備)クラブ活動の目標と内容を通読し受講の観点を明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

14 9)学校行事の目標・内容・意義と、児童の自主的・実践的な生活

態度の育成及び自己の自覚との関連 -学校行事の指導計画の作成-

(準備)学校行事の目標と内容を通読し受講の観点を明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

15 10)特別活動の年間指導計画の作成 (準備)年間指導計画を作成することを視野に入れて、『小学校学習指導要領』

の必要な箇所を再読し、受講の観点を明確にする。(45分) (復習)本時で得た知見・考察をノートする。(45分)

【授業外学修】 〈課題のフィードバック方法〉 ・授業外学修における準備・復習の項目の内容に関しては、それぞれ、授業時の発言や議論内容対する口頭でのフィードバックを行う。 ・提出物の内容に関しては、必要に応じてコメントを記すことでフィードバックする。

【成績評価】

・筆答による定期試験(50%)と平常授業(50%) ・平常授業については1)と2)を総合的に評価する。 1)授業時に提示される課題の提出状況と考察内容 2)演習における取り組み(準備・事後の振り返りを含む) 【受講の前提条件】 ・小学校課程登録者であること。 【教科書】 ・文部科学省『小学校学習指導要領 特別活動編』東洋館出版社

【参考書】 ・広岡義之編著『新しい特別活動』ミネルヴァ書房、2015年 ・資料は、授業時に必要に応じて配布・紹介する。

【その他】 ・本科目では、小学校への授業参観学習、議論など学生の主体的な取り組みを必要とする学修を多く取り入れる。各自の授業外学修の(準備)の項

目が授業全体の質の向上につながることを意識して準備した上で、それらに積極的に参加することが重要である。 ・小学校課程の必修科目であることに自覚をもって準備・受講・復習すること。

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212

授業科目名 教育課程論 担当教員名 神山直子

コード 16EDU402 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラ

ム・マネジメントを行うことの意義を理解する。

【授業の到達目標】 1.学校教育において教育課程が有する役割・機能・意義を理解する。 2.教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法を理解する。 3.教科・領域・学年をまたいでカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 授業の内容と方法についての理解 ・毎回の授業においてレポーターが事前学修を行い、各回の学修のポイント

を発表し、受講者間で協議を行う。

予習:シラバスを基に教育課程に対する課題意識を明らかにする。(30分) 復習:教科書の目次を概観して学修への興味・関心を高める。(30分)

2

学習指導要領の改訂の経緯及び基本方針・改訂の要点について 予習:教科書 pp.1‐7 を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめるとともに、第4回以降の、どの回のレポーターを希望するか

決めておく。(1時間)

3

道徳の特別の教科化について 予習:教科書pp.8‐11を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

4

教育課程の意義及び教育課程に関する法制について 予習:教科書 pp.12‐17 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

5

教育課程編成の原則について 生きる力を育む各学校の特色ある教育活動の展開について

予習:教科書 pp.18‐34 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(1時間) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

6

小学校教育において育成を目指す資質・能力について カリキュラム・マネジメントの充実について

予習:教科書 pp.35-46 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(1時間) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

7

各学校の教育目標と教育課程の編成について 教科等横断的な視点に立った資質・能力について

予習:教科書 pp.47-54 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

8

教育課程の編成における共通的事項について 学校段階等間の接続について

予習:教科書 pp.54‐75 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(1時間30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

9

主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善について① 予習:教科書 pp.76‐87 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(1時間) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

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213

10

主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善について② 学習評価の充実について

予習:教科書 pp.87‐94 を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

11

児童の発達を支える指導の充実について 予習:教科書pp.95‐104を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

12

特別な配慮を必要とする児童への指導について 予習:教科書 pp.104‐118 を読み概要を理解し、分からない言葉等に

ついて調べておく。(1時間) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

13

学校運営上の留意事項について 予習:教科書 pp.119‐126 を読み概要を理解し、分からない言葉等に

ついて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

14

道徳教育の指導体制と全体計画について 指導内容の重点化について

予習:教科書 pp.127‐139 を読み概要を理解し、分からない言葉等に

ついて調べておく。(1時間) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間)

15

豊かな体験活動の充実といじめの防止について 家庭や地域社会との連携について まとめ

予習:教科書 pp.140‐144 を読み概要を理解し、分からない言葉等に

ついて調べておく。(30分) 復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ノート等に

まとめる。(1時間) 【授業外学修】 ・前後半1回ずつレポーターを務める。レポーターとしての資料作成及び発表に関わるフィードバックは、授業内に行う。

【成績評価】 ・授業への貢献度(発言、協議等への参加態度)授業後に行うノート等(40%) ・レポーターとしての発表及び2回の発表内容を総括するレポートの作成(20%×3) <評価方法及び基準> ・レポーターとしての発表及びレポート作成…評価基準は、教科書の内容を踏まえ「明確な課題意識があるか」「教科書以外の資料等を収集しているか」「具

体的な根拠を基に聞き手にわかりやすい発表になっているか」の3点である。 【受講の前提条件】 ・特になし

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説総則編(平成29年6月 文部科学省)

【参考書】 ・幼稚園教育要領(平成29年告示 文部科学省) ・小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 【その他】

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214

授業科目名 生徒指導論 担当教員名 神山 直子

コード 16EDU403 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

〇 1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得し、

こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。

生徒指導は、一人一人の児童及び生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、社会的資質や行動力を高めることを目指して教育活動全体を通じ行われる、学

習指導と並ぶ重要な教育活動である。他の教職員や関係機関と連携しながら組織的に生徒指導を進めていくために必要な知識・技能や素養を身に付けることを目標

とする。

いじめ問題に関わり学外の施設等の見学やインタビューの実施、発表会への参加等も積極的に取り入れて体験的な学びを重視し、アクティブラーニングのスタイ

ルを推進する。

【授業の到達目標】

1.生徒指導の意義や原理を理解する。

2.すべての児童及び生徒を対象とした学級・学年・学校における生徒指導の進め方を理解する。

3.児童及び生徒の抱える主な生徒指導上の課題の様態と、養護教諭等の教職員、外部の専門家、関係機関等との校内外の連携も含めた対応の在り方を理

解する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

ガイダンス、生徒指導の意義と原理

・生徒指導の意義と課題、教育課程における生徒指導の位置付け、生徒指導

の前提となる発達観と指導観、集団指導・個別指導の方法原理

予習:シラバスを基に生徒指導に対する課題意識を明らかにする。(30

分)

復習:教科書の目次を概観して学修への興味・関心を高める。(30分)

2

教育課程と生徒指導

・教科における生徒指導、道徳教育における生徒指導、総合的な学習の時間

における生徒指導、特別活動における生徒指導

予習:教科書 pp.23~39を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べ、事前課題「小学校の新学習指導要領の変更点を明らかに

する」について調べまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

3

児童生徒の心理と児童生徒理解

・児童生徒理解の基本、児童期の心理と発達、児童生徒理解の資料とその収

予習:教科書 pp.40~74を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べ、事前課題「LGBT、発達障害に関わる最新の情報を収集す

る」について調べまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

4

個別の課題を抱える児童生徒への指導

・問題行動の早期発見と効果的な指導、発達に関する課題と対応、喫煙、飲

酒、薬物乱用、少年非行

予習:教科書 pp.152~168を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べ、事前課題「報道等で伝えられる問題行動の実際」につ

いて調べまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

5

個別の課題を抱える児童生徒への指導

・暴力行為、性に関する課題、児童虐待、家出

予習:教科書 pp.169~187を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べ、事前課題「報道等で伝えられる問題行動の実際」につ

いて調べまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

6

個別の課題を抱える児童生徒への指導

・いじめ、インターネット・携帯電話にかかわる課題、命の教育と自殺の防

止、不登校

予習:教科書 pp.173~189を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べ、事前課題「報道等で伝えられるいじめの重大事態」に

ついて調べまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

7 個別の課題を抱える児童生徒への指導 ・人権侵害(いじめ問題)についての考察 ・人権課題「ハンセン病患者等」を通して

予習:いじめ問題とハンセン病患者等に対する偏見・差別等、人権侵害

の実態を調べ、自分の考えをまとめる。(1時間) 復習:授業での学びを振り返りレポートを作成する。(1時間)

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215

8 ・ 9

個別の課題を抱える児童生徒への指導 ・国立療養所ハンセン病資料館の見学を通して、いじめ問題に関わる学びを

深める

予習:国立療養所ハンセン病資料館に関わる資料を収集し、その概要を

理解する。(1時間) 復習:見学及び授業での学びをまとめ、レポートを作成する。(3時間)

10 個別の課題を抱える児童生徒への指導 ・国立療養所ハンセン病資料館の見学を振り返り、いじめ問題に対する対応

策について協議する。

予習:自身で作成したレポートの内容を踏まえ、協議したいテーマの候

補を用意する。(30分) 復習:授業での学びを踏まえ、レポートに加筆・修正を行う。(1時間)

11

学校における生徒指導体制

・生徒指導体制の基本的な考え方、生徒指導の組織と生徒指導主任の役割、

年間指導計画、生徒指導のための教員の研修

予習:教科書 pp.75~85を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べ、事前課題「自分が受けた生活指導の実際」について自己

の体験を振り返りまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

12

学校における生徒指導体制

・資料の保管・活用と指導要録、全校指導体制の確立、生徒指導の評価と改

予習:教科書 pp.86~91を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べ、事前課題「アンケートを実施する際の留意点」について

自分なりの考えをまとめておく。(30分)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

13

教育相談

・教育相談の意義、教育相談体制の構築、教育相談の進め方、スクールカウ

ンセラー、専門機関等との連携

予習:教科書pp.92~126を読み概要を理解し、分からない言葉等につい

て調べ、事前課題「自分が思い描くスクールカウンセラー等のイ

メージ」を自分の体験等を踏まえまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

14

生徒指導に関する法制度等

・校則、懲戒と体罰、出席停止、青少年の保護育成に関する法令等、非行少

年の処遇

予習:教科書 pp.192~207を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べ、事前課題「平成20年以降の少年法の改正」について調

べ、今後の少年法の動向について情報を収集する。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

15

学校と家庭・地域・関係機関との連携

・地域社会における児童生徒、学校を中心とした家庭・地域・関係機関等と

の連携活動、地域ぐるみで進める健全育成と学校、社会の形成者としての資

質の涵養に向けて

予習:教科書 pp.208~225を読み概要を理解し、分からない言葉等につ

いて調べ、事前課題「『体験活動の大切さ』を学んだ経験を振り返り、地

域の教育力の重要性」について自分の考えをまとめておく。(1時間)

復習:新たに分かったこと、今後の課題などを明確にし、ミニレポート

にまとめる。(30分)

【授業外学修】

・授業後の行うミニレポートに対するフィードバックは、次回授業内で行う。

・第8・9回の課題として作成したレポートに対するフィードバックは、第 10回の発表場面で行う。

【成績評価】

・授業後に行うミニレポート(60%)

・第9・10回の課題として作成・発表するレポート(40%)

<評価方法及び基準>

・ミニレポート…評価基準は、学修内容を踏まえ「新たに分かったこと」、「今後の課題」が具体的に記述されていること、分量が A4判の様式半分以

上に達していることとする。提出期限は、次回の授業時間内とする。欠席等の場合は、個別の相談に応じる。

・レポート…評価基準は、「適切に課題が設定されている」、「設定した問題の背景を説明している」、「資料館の見学等を踏まえ具体的に論述している」

こととする。分量は、A4判の様式1枚以上とする。翌週の授業のグループ発表の際に学生の人数プラス2枚を用意し、そのうち1枚を

提出する。

【受講の前提条件】

・アクティブラーニングの一環として、いじめ問題に関わり「国立ハンセン病資料館」の見学等を実施する。現地までの交通費等は個人負担となる。

【教科書】

・生徒指導提要(平成 22年3月 文部科学省)

【参考書】

・特になし。授業中に適宜資料を配付する。

【その他】

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216

授業科目名 図画工作科教育法 担当教員名 井上救

コード 16EDU417 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

平成 29 年に改訂された小学校学習指導要領は、少子高齢化に加え、変化し、多様化する未来社会に生きるこども達に対し、学校教育に求められているものと

して、こどもたちが様々な変化に積極的に向き合い、他者と協働して課題を解決していくこと。様々な情報を見極め、知識の概念的な理解を実現し情報を再構成

するなどして新たな価値につなげていくこと。複雑な状況変化の中で目的を再構築することができるようにすることと明示している。これを踏まえ、図画工作に

ついては「A表現」及び「B鑑賞」に対し、改善がなされ、表現及び鑑賞の活動を通して、造形的な見方・考え方を働かせ、生活や社会の中の形や色などと豊か

に関わる資質・能力を育成することを目指すこととなった。本授業では、未来を担うこども達を育成する造形教育について、小学校学習指導要領に基づき、その

目的、方法などをそれぞれの学年に応じ、探って行く。 【授業の到達目標】

図画工作は、教養として嗜み、生活を豊かにすることだけでなく、将来、美術を生業とする者のきっかけや動機づけとして機能することも少なくない。その様

な重要なこども達の成長期に我々はかかわっていることを自覚し、描いたり造形したりすることの魅力を如何に伝えることができるかを指導者の立場として学ぶ

ことを目標とする。

22. 小学校の学年進行に応じた指導法や目標、内容について理解する。

23. 造形遊びをする活動で使用する材料、道具について理解をし、適切に扱えることができる。 24. 安全な作業についての配慮を考え、理解することができる。 25. 図画工作の学習指導略案を作成することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

オリエンテーション:授業の概要 小学校学習指導要領解説 図画工作編 第1章 総説についての考察 1.改訂の経緯及び基本方針 2.図画工作科の改訂の趣旨及び要点

・予習:本授業のシラバスを一読しておくこと。(15分) 小学校学習指導要領解説 図画工作編 第 1 章 総説を読んで準備をする

こと。(30分)

2 美術についての知識と理解 ・美術家(作家)について学ぶ

・ 予習:課題としてあげた美術家について調べてくること。(30分~1時間)

3 画材についての知識と理解 I ・描画のための用具について

・予習:事前に伝えた描画用具について調べてくること。(30分~1時間)

4 描画実践のための指導について(第1学年及び第2学年) 1. 目標 2. 内容

・予習:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 図画工作編 第3章 第1節

を読んでポイントをまとめてくること。(30分)

5 描画実践のための指導について(第3学年及び第4学年) 1. 目標 2. 内容

・予習:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 図画工作編 第3章 第2節

を読んでポイントをまとめてくること。(30分)

6 描画実践のための指導について(第5学年及び第6学年) 1. 目標 2. 内容

・予習:小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 図画工作編 第3章 第3節

を読んでポイントをまとめてくること。(30分)

7 画材についての知識と理解 II ・造形のための用具について

・予習:事前に伝えた造形用具について調べてくること。(30分~1時間)

8 造形実践のための指導について(第1学年及び第2学年)

・予習:第 1 学年及び第 2 学年で使用する造形用具について調べポイントをまとめ

てくること。(30分)

9 造形実践のための指導について(第3学年及び第4学年)

・ 予習:第3学年及び第4学年で使用する造形用具について調べポイントをまとめ

てくること。(30分)

10 造形実践のための指導について(第5学年及び第6学年)

・予習:第 5 学年及び第 6 学年で使用する造形用具について調べポイントをまとめ

てくること。(30分)

11 模擬授業実践課題 I ・立案と指導案作成

・予習:授業のための事前準備をすること。(30分)

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217

12 模擬授業実践課題 II ・事前準備(材料、資料)

・予習:検討したことがスムーズに実践できる様ポイントチェック。(30分)

13 図画工作実践研究 I(テーマ及び素材の決定) ・予習:造形の目的、対象学年、素材の候補などの事前準備(1時間)

14 図画工作実践研究 II(試作、方法、進行の検証) ・予習:より深い知識や前回授業での問題解決のため追加の調査(30分)

15 図画工作実践研究 III(研究のまとめと発表) ・予習:発表のための準備(1時間)

16 理解度確認試験

【授業外学修】 ・日頃から、図画工作に利用できる素材や制作のヒントになる作品を意識し、展覧会など積極的に外に出掛け情報収集し指導計画へ活用する習慣をつけ

る。 ・課題のフィードバックは適宜行う。

【成績評価】

授業参加度:20% 課題制作作品及び指導略案提出:30% 理解度確認試験:50% 1.どの程度、積極的に授業時の活動に参加したかを「授業参加度」として評価する。 2.授業課題で制作した作品の提出を「課題制作作品提出」として評価する。評価の内訳は、課題の主旨に即しているか、工夫がみられるか等を基準と

して内容の総合評価とする。 【受講の前提条件】 ・汚れても良い服装で(エプロン等でも良い)取り組むこと。 ・基本的な道具(はさみ のり クレヨン 絵の具 スケッチブック)を毎回持参のこと(オリエンテーション時に詳細説明)。

【教科書】 ・『小学校学習指導要領解説 図画工作編』 平成29年6月文部科学省

【参考書】 ・必要に応じてその都度紹介する。

【その他】 特になし

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218

授業科目名 外国語活動指導法 担当教員名 尾関はゆみ

コード 16EDU418 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業 チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本講座では、小学校外国語科及び外国語活動に必要な知識と指導技術の基礎を学ぶ。 2011年より高学年で外国語活動が必修となり、2020年からは高学年で外国語(原則英語)が教科、中学年に外国語活動が必修として全面実施される。す

でに低学年や中学年から外国語活動を行っている小学校も少なくない現状をふまえ、本講座では低学年・中学年・高学年の各発達段階の特徴をふまえつつ、

それらに応じた指導法や留意点についても取り上げる。また、小中連携を中心に、小学校・中学校・高等学校の外国語活動及び外国語(英語)教育の目標・

内容を概観し、子どもたちが学んでいく一連の外国語(英語)教育において、小学校段階での外国語活動の位置づけや目標、実践についての理解を深める。 【授業の到達目標】

・小学校における外国語及び外国語活動の目標、内容、教材、指導法、評価方法等について理解する。 ・小・中・高における外国語(英語)・外国語活動の目標・内容を概観し、一連の外国語(英語)教育における小学校段階の位置けや、小中連携の重要性及

び現状と課題について理解する。 ・小学生の各発達段階と、それに応じた指導法及び指導上の留意点を理解する。 ・学習指導案を作成し、外国語(英語)・外国語活動指導案作成の基礎を修得する。 【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 外国語教育の目的と目標 予習:テキストの1章を読む。(30分)

復習:本時の内容を復習する。(30分)

2 関連分野から見る外国語活動の意義と方向性 予習:テキストの2章を読む。(30分)

復習:本時の内容を復習する。(30分)

3 指導者の役割、資質と教員研修 予習:テキストの3章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

4 教材の構成と内容 予習:テキストの4章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

5 指導目標、領域別目標、年間指導計画の立て方と具体例 予習:テキストの5章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

6 言語材料と4技能の指導 予習:テキストの6章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

7 教材研究① 児童が英語に楽しく触れ、慣れ親しむ活動 予習:テキストの7章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

8 教材研究② 児童が創意工夫し、生き生きと英語を使う活動 予習:テキストの8章を読む。(30分)

復習:本時の内容を復習する。(30分)

9 指導法と指導技術 予習:テキストの9章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

10 いろいろな教材、教具の活用法 予習:テキストの10章を読む。(30分)

復習:本時の内容を復習する。(30分)

11 評価のありかた・進め方 予習:テキストの11章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

12 授業過程と学習指導案の作り方、授業づくり 予習:テキストの12章。13章を読む。(30分) 復習:本時の内容を復習する。(30分)

13

模擬授業・相互評価・講評① 模擬授業の準備・練習を行う。(60分) 復習:自己及び他者の模擬授業を振り返り、課題等をまとめる。(30分) これまでの内容を復習し、期末試験に向けて準備する。(40分)

14

模擬授業・相互評価・講評② 模擬授業の準備・練習を行う。(60分) 復習:自己及び他者の模擬授業を振り返り、課題等をまとめる。(30分) これまでの内容を復習し、期末試験に向けて準備する。(40分)

Page 220: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

219

15

模擬授業・相互評価・講評③ 模擬授業の準備・練習を行う。(60分) 復習:自己及び他者の模擬授業を振り返り、課題等をまとめる。(30分) これまでの内容を復習し、期末試験に向けて準備する。(40分)

16 期末試験

【授業外学修】 授業計画欄参照 【成績評価】

授業参加度 20% 模擬授業・課題 40% 期末試験 40% 【受講の前提条件】 特になし 【教科書】 樋口忠彦ほか (2017)『新編 小学校英語教育法入門』研究社. 文部科学省 (2018)『小学校学習指導要領解説 外国語編』. 文部科学省 (2018)『小学校学習指導要領解説 外国語活動編』. 文部科学省 (2018)『Let’s Try! 1』 文部科学省 (2018)『Let’s Try! 2』 文部科学省 (2018)『We can! 1』 文部科学省 (2018)『We can! 2』 【参考書】 吉田研作編(2017)『小学校英語 教科への対応と実践プラン』教育開発研究所. 佐藤久美子編著(2017)『小学校英語指導案集』朝日出版社.

【その他】 ・小学校課程の学生は、小学校の外国語活動及び外国語科で必要とされる知識・技術の基礎を習得するため、本講に加え、「キッズ・イングリッシュ」をま

だ受講していない場合は、両講座も受講すること。 ※「キッズ・イングリッシュ」で扱うClassroom Englishは、本講座で行う指導案作成に必要となる)。 <教科書購入時の注意事項> 上記「教科書」欄に記載している図書は、この本の前身として 2013 年発行の「樋口忠彦ほか (2013)『小学校英語教育法入門』研究社.」が出ている。本講

座で使用するのは2017年発行の最新版(新学習指導要領対応)の『新編 小学校英語教育法入門』である。表紙が酷似しているので、タイトル・発行年をよ

く確認し間違えないよう注意すること。

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220

授業科目名 家庭総合(家庭一般) 担当教員名 神山直子

コード 16EDU421 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 消費社会の進行による生活様式の変化の実態を捉え、そこで生じている諸問題を浮き彫りにする。講義から現代の生活の特色をつかみ、そのあり方を問い

直し、問題点を発見する。そして、個人や家族、社会に課せられた課題を探り、問題解決できる力を養うことを目的とする。

【授業の到達目標】 1 消費社会の進行による生活の変化を理解する。 2 生活の変化の社会経済的要因を探る。 3 生活の変化の具体例について調査する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 人の一生と発達

予習:シラバスを基に「家庭総合」に対する課題意識を明らかにする。

(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

2 家族・家庭と社会 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

3 子どもの発達と保育・福祉 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

4 高齢者の生活と福祉 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

5 共生社会における家庭や地域 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

6 生活を営む「食べる1/2」 栄養について

予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

7 生活を営む「食べる2/2」 調理について

予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

8 生活を営む「着る1/2」 衣類の手入れについて(実習)

予習:製作実習の準備をする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

9 生活を営む「着る2/2」 衣類の手入れについて(実習)

予習:製作実習の準備をする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

10 生活を営む「住まう1/2」 自分の住まい方「住まいに関わる問題」について

予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

11 生活を営む「住まう2/2」 間取りと住まい方「快適に住まうための方策」について「」

予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

12 暮らしと経済「消費生活の実態1/2」 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

Page 222: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

221

13 暮らしと経済「消費生活の実態2/2」 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

14 社会参加する消費者 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(60分)

15

環境保全とライフスタイル 予習:配布及び指定された資料等を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理し、テストに備える。(180分)

16 テスト

【授業外学修】 ・身の回りの社会的な状況に目を向けるとともに、本学修に関わる新聞やテレビ等の情報を収集し、授業において積極的に情報発信を行うことを期待する。

【成績評価】 ・授業への貢献度(協議・実習等への参加)(50%) ・テスト(50%)

【受講の前提条件】 ・特になし

【教科書】 ・『初等家庭科の研究-指導力につなげる専門性の育成』(2018) 編著者:大竹美登利、倉持清実 萌文書林 ・小学校学習指導要領解説家庭編(平成29年6月 文部科学省) 【参考書】 ・特に無し

【その他】 ・実習等にかかる材料費等については、原則として自己負担とする。

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222

授業科目名 家庭科教育法 担当教員名 神山直子

コード 16EDU422 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】 本授業は、こども文化学科のディプロマポリシーの「3. こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を

修得し、こどもの「育ち」に資することができる。」に位置付けられるものである。 家庭科は、生活的に自立し、家族と共生し、地域社会との連帯により、人生を楽しく豊かに築くために必要な力を身に付けるための教科である。 小学校において、高学年の児童の家庭科に対する期待は大きい。児童の学習意欲を高め、基礎的・基本的な力を育成することができるよう、小学校家庭科

で取り扱う学習内容について、各々の構成要素と相互の関係を理解し、小学校家庭科の指導に必要な基礎的知識及び技能等を身に付けることを目的とする。

【授業の到達目標】 1 衣生活、食生活、家庭生活、消費生活の基礎的な知識を身に付ける。 2 小学校家庭科で取り扱う学習内容について興味・関心を深められる。 3 課題に意欲的に取り組み、自分の意見を表現することができる。 4 授業を円滑に実施する際に必要とされる言語表現力・発表力を身に付ける。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 予習:シラバスを基に「家庭科」に対する課題意識を明らかにする。(30

分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

2 家庭科改訂の趣旨及び要点 予習:小学校学習指導要領解説家庭編(以下「解説」という。)pp.5‐

10を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

3 家庭科の目標及び内容 予習:解説pp.11‐18を読み、課題意識を明らかにする。(30分)

復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

4 家庭科の内容 食生活「調理実習の計画」

予習:解説pp.32‐44、pp.76‐78 を読み、課題意識を明らかにする。

(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

5 家庭科の内容 食生活「調理実習 材料(青菜、じゃがいも、卵)に適したゆで方、いため

予習:調理実習の準備をする。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

6 家庭科の内容 食生活「調理実習 米飯とみそ汁」 実習の振り返り

予習:調理実習の準備をする。(60分) 復習:食生活についてのレポート①をまとめる。(60分)

7 家庭科の内容 衣生活「布を用いた物の製作計画」を立てる

予習:解説pp.45‐52を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

8 家庭科の内容 衣生活「製作実習 小さな布の巾着袋1/2」

予習:製作実習の準備をする。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

9 家庭科の内容 衣生活「製作実習 小さな布の巾着袋2/2」 実習の振り返り

予習:製作実習の準備をする。(60分) 復習:衣生活についてのレポート②をまとめる。(60分)

10 家庭科の内容 住生活

予習:解説pp.53‐58を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

11 家庭科の内容 消費生活・環境

予習:解説pp.59‐65を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:小学生の消費実態を観察・分析する。(60分)

Page 224: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

223

12 家庭科の内容 消費生活・環境「小学生の消費実態について1/2」

予習:小学生の消費実態について発表の準備をする。(30分) 復習:小学生の消費実態を観察・分析する。(60分)

13 家庭科の内容 消費生活・環境「小学生の消費実態について2/2」

予習:小学生の消費実態について発表の準備をする。(30分) 復習:小学生の消費実態についてまとめ、自身の考えを深める(60分)

14 指導計画の作成と内容の取扱い ・学習指導案の改善・充実に関わる個人研究

予習:解説pp.66‐76を読み、課題意識を明らかにする。(30分) 復習:領域(食以外)を選択し、学習指導案に関わる情報を収集し、

改善・充実の視点を明らかにする。(120分)

15 指導計画の作成と内容の取扱い ・学習指導案の改善・充実に関わる発表及びグループ協議

予習:改善・充実の視点を踏まえ、学習指導案に加筆・修正を行い完

成させる。(60分) 復習:学修内容を振り返り、学んだことを整理しておく。(30分)

【授業外学修】 ・家庭科の特質を踏まえ、授業を通して得た学びを実践で活用できるよう、題材の学習指導計画を作成する。

【成績評価】 ・授業の参加態度、発言内容等(40%) ・実習に関わるレポート①・②の作成(40%) ・学習指導案に関わる情報の収集及び改善・充実(20%)

【受講の前提条件】 ・前期の「家庭総合」の履修が条件となる。

【教科書】 ・小学校学習指導要領解説家庭編(平成29年6月 文部科学省) ・新編新しい家庭5・6(東京書籍)小学校家庭科用 文部科学省検定済教科書 2 東書 家庭531

【参考書】 ・『初等家庭科の研究-指導力につなげる専門性の育成』(2018) 編著者:大竹美登利、倉持清実 萌文書林

【その他】 ・実習等にかかる材料費等については、原則として自己負担とする。

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224

授業科目名 音楽科教育法 担当教員名 田中路

コード 16EDU423 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/講義

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本授業はこども文化学科における小学校教諭課程科目のひとつとして、初等教育における音楽科の指導法について、表現(歌唱、器楽、音楽づくり)及び

鑑賞の各活動の具体的な指導実践方法を検討するものである。具体的には共通教材を中心とした教材分析、学習指導案の作成、それに基づく模擬授業などを

行なう。また音楽に関する最低限の理論を理解するために、音名や階名、調、拍子、音階、和音といった楽典についても学ぶ。本授業は本学の学位授与の方

針のうち、特に「保育・教育に関する豊かな専門知識と技能」を習得することに寄与している。 【授業の到達目標】

小学校における音楽科教育の指導目標・指導内容・指導方法を研究し、小学校教員として音楽科の授業を行うための指導力の基礎を身に付けることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション 音楽科の目標について

音楽科の目標を覚える(60分)

2 音楽科の指導内容について(活動及び領域) 音楽科の活動、領域について復習を行う(60分)

3 楽典の基礎(音符・音名・階名、調・拍子・音階・和声) 課題プリントを用いて予習・復習を行なう(60分)

4 歌唱共通教材の研究(1)、歌唱指導法(1) 歌唱共通教材について教材分析を行う(60分)

5 歌唱共通教材の研究(2)、歌唱指導法(2) 歌唱共通教材について教材分析を行う(60分)

6 器楽指導法(1)「リコーダーの指導法」 ソプラノリコーダー、アルトリコーダー演奏の予習・復習を行なう(60

分)

7 器楽指導法(2)「打楽器の指導法」 打楽器演奏の予習・復習を行なう(60分)

8 音楽づくりの指導法 音楽づくりに用いる教材を選定する(60分)

9 学習指導案の作成について 学習指導案の作成方法を復習し、次回までに完成させる(60分)

10 鑑賞指導法(鑑賞教材研究) 鑑賞教材を実際に鑑賞しておく(60分)

11 音楽科教育の諸問題(1)移動ド唱法、固定ド唱法 模擬授業準備

移動ド唱法、固定ド唱法について長所及び短所を説明できるようにす

る(60分)

12 音楽科教育の諸問題(2)アウトリーチと音楽科 模擬授業準備

アウトリーチと音楽科の具体的な結びつきについて考え、まとめてく

る(60分)

13 模擬授業(1) 模擬授業の準備を行う(90分)

14 模擬授業(2) 模擬授業の準備を行う(90分)

15 模擬授業(3) まとめ

模擬授業の準備を行う(90分)

【授業外学修】 各回の課題については次回授業時に教員がチェックを行う。

【成績評価】 学習指導案・模擬授業(50%)、レポート・小テスト(50%)

【受講の前提条件】 小学校教諭免許の必修科目のため、自覚を持って履修すること。

【教科書】

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225

【参考書】 初等科音楽科教育研究科編『初等科音楽教育法』、音楽之友社. 文部科学省『小学校学習指導要領 音楽編』 『小学生の音楽(おんがく)』1~6、教育芸術社.

【その他】

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226

授業科目名 教職準備講座 担当教員名 岡部 廣

コード 16EDU424 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/15時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

教員採用試験の合格を目指し、各自治体が課する教養問題や小論文問題について理解するために、過去における問題を参考にして、実際に解答したり書い

たりすることを通して、自分の良い点や改善点を明確にしていく。さらに、受講者相互による評価や、ディスカッションを通して、自分の解いた問題や書い

た小論文を振返り、考え方や小論文の書き方について視野を広めていく。 【授業の到達目標】

1 題意を理解し、題意に正対した文章を書くことができる。 2 指定された文字数に適合した文章を書くことができる。 3 効果的な構成や効果的な表現を使って文章を書くことができる。 4 教養問題に適切に解答することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 教員採用試験における小論文や教養問題のねらいの理解

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:受験を希望する自治体の過去問を収集する(120分)

2 小論文入門1 東京都やその周辺自治体における小論文や教養問題の傾向

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:基本的な論文構成について調べておく(60分)

3 小論文入門2 論文構成の基本、模擬ミニ論文、相互評価

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:模擬ミニ論文の準備(60分)

4 小論文入門3 題意の理解の基本、模擬ミニ論文、相互評価 学習指導要領に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:模擬ミニ論文の準備(60分)

5 小論文入門4 論文に表記する教育課題の関連性の理解、模擬ミニ論文、相互評価 各教科等に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:過去問挑戦(1)の準備(60分)

6 小論文過去問題に挑戦1 受験を希望する自治体の過去問題(1)に挑戦、良い点と改善点の把握 各教科等に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:次時の再挑戦に備える(120分)

7 小論文過去問題に挑戦2 前時に明らかになった改善点に基づいた再挑戦 教育関連法規に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:過去問挑戦(2)の準備(60分)

8 小論文過去問題に挑戦3 受験を希望する自治体の過去問題(2)に挑戦、良い点と改善点の把握 特別支援教育に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:次時の再挑戦に備える(120分)

9 小論文過去問題に挑戦4 前時に明らかになった改善点に基づいた再挑戦 教育心理・生活指導に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:過去問挑戦(3)の準備(60分)

10 小論文過去問題に挑戦5 受験を希望する自治体の過去問題(3)に挑戦、良い点と改善点の把握 人権教育に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:次時の再挑戦に備える(120分)

11 小論文過去問題に挑戦6 前時に明らかになった改善点に基づいた再挑戦 教育史に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:過去問挑戦(4)の準備(60分)

12 小論文過去問題に挑戦7 受験を希望する自治体の過去問題(4)に挑戦、良い点と改善点の把握 健康・安全、防災教育に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:次時の再挑戦に備える(120分)

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227

13 小論文過去問題に挑戦8 前時に明らかになった改善点に基づいた再挑戦 いじめ・不登校防止に関する教養問題

復習:本時の内容についてノート整理を行う(60分) 予習:小論文模擬問題に挑戦1の準備(60分)

14 小論文模擬問題に挑戦1 教員に関わる今日的な課題から出題 保幼小の接続に関する教養問題

復習:本時の論文の点検を行う(60分) 予習:小論文模擬問題に挑戦2の準備(60分)

15 小論文模擬問題に挑戦2 学習指導に関わる今日的な課題から出題 まとめ

復習:これまでの内容についてノート整理を行う(60分) 本時の論文の点検を行う(60分)

【授業外学修】 ・各回の授業で記述した小論文に対する振返りを必ず行うこと。 ・小論文の授業は、各自が授業外の時間に書いた答案にもとづいて進めることを原則とする。 ・自分が受験を希望する自治体を中心に、受験の関する情報収集に努めること。

【成績評価】 ・授業参加度(課題への取組)30%、演習作文の到達度70%

【受講の前提条件】 原則として小学校教員を目指していること。

【教科書】 小学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省) 小学校学習指導要領解説「総則編」(平成29年6月 文部科学省)

【参考書】 必要に応じてそのつど示す。

【その他】 教育に関する報道等にも常に関心をもっていること。

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授業科目名 教職実践演習(幼・小) 担当教員名 岡部廣

コード 16EDU427 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 4年次 / 後期 単位/時間数/形態 2単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得する」ことに寄与する科目である。そのため、これまでの介護等体

験や小学校における教育実習の経験に基づき、演習(一部講義)を通して、小学校教員としての教職に関わる諸課題の理解及び教職を遂行する上での留意点

についてさらに深めることにより、教職への使命感と期待感をさらに高め、4年間の教職に関わる学びをまとめる。内容としては、体罰の防止、アレルギー

対応、いじめ・不登校問題、児童虐待の問題、教職員の服務事故防止など重要視されている問題を取り上げる。またこれらの諸問題を児童理解、学級経営、

保護者・地域社会・関係諸機関との連携、教育に関する各種報道などとの関わりにおいて考え、教職について、総合的・横断的に演習する。そして、自身の

教育実習の経験を学生間で交流し実践的な理解を深め、「教職カルテ」を完結させ、将来を展望していく。 【授業の到達目標】

1 小学校における教育実習の経験を活かし、さらに最新の教育課題とその対応について理解し、説明することができる。 2 教職に対する使命感や期待感を一層高め、述べることができる。 3 小学校における学習指導、生徒指導、学習評価について理解し、実践の方法を説明することができる。 4 小学校における学級経営、学校運営、服務の厳正について理解し、実践の方法を説明することができる。 5 学校外の諸機能との連携の重要性や連携の方法について理解し、実践の方法を説明することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ・オリエンテーション ・現在の主な教育の現状と教育課題(一部講義) ・教職カルテについて

復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

2 ・「生きる力」の育成と学校教育(一部講義) ・「主体的・対話的で深い学び」とは(一部講義)

予習:学習指導要領解説の本時の関係箇所を読み疑問点をピックアッ

プしておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

3 ・事例研究1 「学級経営と児童理解」

予習:学習指導要領解説の本時の関係箇所を読み疑問点をピックアッ

プしておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

4 ・事例研究2 「いじめ・不登校の防止」

予習:いじめ防止対策推進法(H28.5.20改正)を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

5 ・事例研究3 「体罰の防止」

予習:体罰に相当すると思われる事例を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

6 ・事例研究4 「服務事故の防止」

予習:服務事故に相当すると思われる事例を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

7 ・事例研究5 「学校におけるアレルギー対応」

予習:教育実習校のアレルギー対策を確認しておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

8 ・事例研究6 「児童虐待への対応と予防」

予習:児童虐待に相当すると思われる事例を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

9 ・事例研究7 「保護者との深い連携」

予習:保護者との連携が必要な場面を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

10 ・事例研究8 「学級通信と人権教育」

予習:学級通信作成上の配慮点を調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

11 ・事例研究9・模擬授業1 「学習意欲の喚起と維持」

予習:学習指導要領解説の本時の関係箇所を読み疑問点をピックアッ

プしておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

12 ・事例研究10・模擬授業2 「不適応状態への適切な対応」 ・レポート作成の説明

予習:教育実習校での取組をまとめておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

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229

13 ・事例研究11・模擬授業3 「よりよい学習評価のあり方」

予習:教育実習中の指導案の評価についての考え方をまとめておく (120分)

復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

14 ・事例研究12 「学校教育におけるユニバーサルデザインの考え方」

予習:ユニバーサルデザインについて調べておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

15 ・事例研究13 「これからの特別支援教育」 ・授業のまとめ、レポート提出の最終説明

予習:学習指導要領解説の本時の関係箇所を読み疑問点をピックアッ

プしておく(120分) 復習:本時の授業内容をノート、ワークシートにまとめる(120分)

【授業外学修】 各回の予習は、課題に相当し、内容や様式等は、前の回で指示する。課題のフィードバックは、2回目以降、毎回の授業時に行う。

【成績評価】 ・授業参加度:40% <評価の観点> 予習課題の提出状況、予習や実習経験に基づいたディスカッションの参加度

・15回の授業終了後に提出するレポート:60% <評価の観点> 教育実習の経験に基づいた論述であるか 各種教育課題を今日的な理解に基づき論じているか 自己の教師としての使命感や期待感を論じているか

保護者や地域社会、関係機関との連携など広い視野で論じているか 【受講の前提条件】 ・小学校教職課程登録者であること。 ・原則として小学校における教育実習を履修済みであること。

【教科書】 ・小学校学習指導要領(文部科学省 平成29年3月告示) ・小学校学習指導要領解説 総則編(文部科学省 平成29年6月)

【参考書】 そのつど必要に応じて紹介する。

【その他】 ・自己の教育実習日誌を毎回持参すること ・教育や特に授業内容に関わる報道には常に注意を払うこと。 新聞を購読している場合は、関連する記事をスクラップしておくとよい。

気になる報道があれば、授業で積極的に紹介し、授業への参加度を高めてほしい。

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230

授業科目名 保育実習Ⅰ 担当教員名 秋保惠子

コード 16NUR420 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 4単位/180時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

保育士課程必修の実習として、保育実習Ⅰ(保育所)を認可保育所において実習時間90時間以上(12日間)実施する。

【授業の到達目標】

保育実習Ⅰ(保育所)の目標は以下の5点である。 1)保育所の社会的役割や機能を理解する。 2)観察や子どもとの関わりを通して、子どもへの理解(発達・生活や遊びの様子)を深める。 3)学内でも既習内容を踏まえ、子どもの保育及び保護者への支援について学ぶ。 4)保育の計画や記録、評価等の方法について具体的に理解する。 5)保育士の役割や職務内容、職業倫理について理解する。 【授業計画】

保育士資格を取得するための必修の実習として、以下の実習を実施する。

〔保育実習 I(保育所)〕

認可保育所において、主として観察・参加実習形態で実施する。

学生の現住所付近の公共輸送機関を用いて 1時間以内の認可保育所において実施する。

実施時期は、2年次後期 2月を予定している。

【成績評価】

実習園および実習施設からの実習評価を中心に、実習日誌への適正な記入、関係する提出物の適正な提出などによって総合的に評価する。 但し、実習後、次のことを怠った場合、実習単位は認められない。 1.大学に対して実習日誌・報告書など必要な提出物を定められた期限に提出できなかった場合。 2.実習園に対して、必要な書類などの提出・受け取りができなかった場合

【授業外学修】

すべての学外実習に共通するが、平常の授業への取り組み、学校行事や課外活動などに積極的に参加しておくこと。保育者をはじめとする子ども

支援の仕事は、同僚やご家庭との連携、協働活動が要求される。日頃から、礼儀、言葉遣いに心がけるとともに、協働での活動の機会などを通して

自らを律しチャレンジすることが期待される。 保育所などでのボランティアに積極的に参加し、子どもへの理解を深めること。 ※実習のフィードバックは、個別面談を行う。 【受講の前提条件】

保育士課程必修科目。並行して「保育実習指導 I(保育所)」を受講すること。なお、「保育実習 I(保育所)」の履修登録は、実習実施年度の始めに

行うこと。本授業に臨む態度や出席状況、生活態度、健康状態が芳しくない者については、実習を認めない場合がある。 保育実習 Iの実施要件については、学生便覧の「保育実習履修及び実施上の注意」にまとめられているので、必ず読み理解しておくこと。

【教科書】

『実習の手引き』 『実習日誌 I』 【参考書】

・文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 ・厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 ・内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 【その他】

協力実習施設での実習となる。「保育実習指導 I(保育所)」の内容をふまえて実習に際しては次の点に注意すること。 1.保育実習には健康診断、細菌検査が必須である。「保育実習指導 I(保育所)」の指導にしたがって、各自で各証明書を手配すること。 2.実習前に実習施設でのオリエンテーションを受ける。オリエンテーション内容については実習日誌の所定の欄に記載し、「実習園オリエンテーショ

ン報告書」を実習指導センターに提出すること。 3.実習期間中は、実習施設の実習方針にしたがって実習を行い、日々の実習内容を実習日誌に整理し、指導者に提出すること。指導案などの提出が必

要な場合は実習園の指示にしたがって遅延なく提出し指導を受けること。 4.実習終了後は実習施設の指示にしたがって実習日誌などの提出・受け取りを確実に行い、終了後すみやかに礼状を送付すること。

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授業科目名 保育実習指導Ⅰ 担当教員名 秋保 惠子

コード 16NUR421 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

〇 〇

年次/期間 2年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/60時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

本科目は「保育実習Ⅰ(保育所)」を実施するために必要な事前事後指導を行う。 事前指導では、これまでの保育・教育関連の学修を踏まえ、実習に必要な心構えや知識を学び、実習日誌の書き方など保育実習で必要な技術の演習を行う。

さらに、実習の課題を明確にする。 事後指導では、個人及びグループでの振り返りを通して、実習で学んだことを共有し、子ども、保育、保育所、保育所の役割などについての理解を深める。

その上で、保育実習Ⅱ及び保育実習Ⅲの実施に向け、自己課題を明確にする。 保育士課程及び保育実習の履修にあっては、個人に要求される手続きや課題がある。『実習の手引き』を熟読し、また、4月のオリエンテーション期間に

行われる説明や各学期最初の授業等の説明をよく聴き、落ち度がないように努めること。 【授業の到達目標】

1. 保育実習の意義と目的を理解し、「保育実習Ⅱ」を実施するために必要な心構えや基本的な保育技術を身につける。 2. 保育者としての職業倫理や子供の最善の利益について理解する。 3. 「保育実習Ⅰ」での学習内容や課題を明確にする。 4. 保育の計画の立て方、観察の視点、記録の取り方、評価の方法等について具体的に理解する。 5. 実習で学んだことを振り返り、受講者同士で共有化することを通して、子ども、保育、保育所、保育者の役割などについての理解を深め、自己評価を行

い、新たな課題や学習目標を明確にする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 イントロダクション:実習の意義と目的及び内容 「保育実習Ⅰ」での学習内容や課題を明確にする。

(復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。 (45分)

2

保育所の理解/「保育実習Ⅰ(保育所)」の諸手続き 保育所・保育実習に関する理解を深める。 諸手続きに関して理解し、提出物の準備・提出をする。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分) ※本時以降、各自の提出物に関して、都度、準備・提出をする。

3 指導計画の立案(1) 指導計画の立案についてその方法を理解する。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

4 指導計画の立案(2) 指導計画の立案を通して、保育実践力の向上を目指す。

(準備)自らの指導計画を構想し、必要な教材等の準備をする。(60分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

5 ロールプレイ(指導計画の実施)(1) 各自の指導計画を実践し合い、ディスカッションを通して相互評価する。

(準備)発表担当者は指導計画に基づき準備をする。(60分) (復習)発表担当者はワークシートに反省をまとめる。(45分)

6 ロールプレイ(指導計画の実施)(2) 各自の指導計画を実践し合い、ディスカッションを通して相互評価する。

(準備)発表担当者は指導計画に基づき準備をする。(60分) (復習)発表担当者はワークシートに反省をまとめる。(45分)

7 記録の意義及び評価の方法 記録の意義及び評価の方法について理解する。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

8

保育教材研究(1) 保育教材を研究・作成する。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。予告に従い、必

要な材料を用意する。(60分) (復習)教材に関して、必要な改良を行う。実習で活用できるよう、本

日の授業の要点をノートする。(45分)

9 保育教材研究(2) 保育教材の発表会を行う。

(準備)教材の発表の準備・練習をする。(90分) (復習)必要な改良を行う。(30分)

10 外部講師による講話 講話の内容を考察し、レポートを作成する。

(準備)外部講師への質問事項を準備する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

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232

11 保育所実習における日誌の書き方(1):時系列記録 客観的事実と主観の区別を理解する。

(準備)日誌の書き方に関する配付資料を熟読する。(60分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

12 保育所実習における日誌の書き方(2):エピソード形式の記録 実践的に実習日誌の書き方を理解する。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

13 子どもの観察の方法と指導の実際 子どもの観察の方法と指導の実際について理解する。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

14

実習施設における今日的な動きと課題/保育実習直前指導/保育実習後の

振り返りの方法 実習後の礼状・園への挨拶・実習日誌の受け取り等について理解・準備

する。 保育士に求められる資質や役割、専門性や職業倫理について理解する。 ディスカッションを通して、保育実習での自己課題を明確にする。

(準備)『保育所保育指針解説』の関連箇所を熟読する。(45分) (復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。

(45分)

15

保育実習事後指導 実習終了後、担当教員との面談を通して、自己評価をする。

(復習)実習で活用できるよう、本日の授業の要点をノートする。 (45分)

(準備) 実習終了後は、各自自己評価をして、面談に備える。 (90分)

【授業外学修】

・保育所などでのボランティアに積極的に参加し、子どもへの理解を深めること。 ・『保育所保育指針解説』は必要に応じて参照し、熟読しておくこと。 ・「授業外学修」の項目の他、適宜『実習の手引き』を熟読するよう指示するため、準備を怠らないようにすること。 ・実習日誌、指導計画の立案、保育教材研究の準備に主体的に取り組むこと。 ※上記の課題に対しては、その都度、全体乃至個別に助言・指導する。 【成績評価】

・評価には、「保育実習指導Ⅰ(保育所)」の授業への参加態度(50%)、課題への取り組み(教材制作・発表・必要書類の提出、50%)を総合して評

価する。

・提出物の提出期限は厳守すること。

・大学に対して実習日誌・実習報告書など必要な提出物を定められた期限までに未提出の場合は、単位が認められない場合がある。 【受講の前提条件】

・保育士養成課程の必修科目である。 ・保育士課程履修者は、「保育実習Ⅰ」を併せて履修しなければならない。

・2年次前期の「保育実習Ⅰ」の事前指導に関わるオリエンテーションなどには必ず参加すること。無断で欠席した場合は、原則として「保育実習Ⅰ」

の実施を認めない。

・学外実習のための事前事後指導という性格上、出席状況や参加態度、課題への取り組みが良好でない場合には実習を許可しない。

・『実習の手引き』や履修上の注意に従って、授業に出席すること。 【教科書】

・『実習の手引き』(授業時に配布) ・その他、適宜プリントを配布する。各自ファイルし、授業及び実習に役立てること。 【参考書】

・文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 ・厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 ・内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 【その他】

・「保育実習事後指導」(第15回)は、保育実習Ⅰの実施時期との関係で、次年度のオリエンテーション時に行うことを承知しておくこと。 ・「保育実習Ⅰ(保育所)」に向けた学内での事前事後指導である。「保育士資格」取得を希望し、将来保育者を目指す強い意志をもち、よりよい子育

て支援者になるための努力を怠らない決意をもって受講すること。 ・学内で行う指導ではあるが、常に学外の実習を意識し、子どもと関わることを想定しながら受講すること。 ・実践的な活動においては、各自を磨く場と心得、積極的に参加すること。 ・外部講師の講話の回は、日程を変更する可能性もある。

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233

授業科目名 保育実習 II 担当教員名 咲間まり子

コード 16NUR422 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/90時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

保育士課程選択必修の実習として、認可保育所で実習時間90時間以上(12日間)実施する。 「保育実習 I(保育所)」をふまえ、子どもの理解に基づく参加・部分実習、さらに半日や一日責任実習を目標としてクラス運営や保護者対応などのより実践

的で専門性の高い実習を行う。さらに、子育て支援の現場で要求される力を養うために、全期間を通じて保育所における保護者支援の実際についても学ぶ。 【授業の到達目標】

1.保育所の保育を実際に実践し、保育所の社会的役割や機能についての理解を深める。 2.子どもの観察や関わりの視点を明確にすることを通して、保育の理解を深める。 3.学内での既習内容や保育実習I(保育所)での学修を踏まえ、子どもの保育及び保護者支援について理解を深める。 4.保育の計画や実践、記録や自己評価等の方法について、実践を通して具体的に理解する。 5.保育士の業務内容、職業倫理について、実践に結びつけながら理解を深める。 6.保育士としての自己の課題を明確にする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1

保育士資格を取得する選択必修の実習として実施する。 1. 実習は原則として保育実習I(保育所)と同一の認可保育所において実施

する。実習時期及び期間は以下の通りである。 2. 原則として、3年次の2月から3月に実習時間90時間以上(12日間)実施

する。 3 主として参加・責任実習形態で実施する。 4 .実習園の指導方針にしたがって、子育て支援の実際について学ぶ。

【授業外学修】 すべての学外実習に共通するが、平常の授業への取り組み、学校行事や課外活動などに積極的に参加しておくこと。保育者をはじめとする子ども支援の仕

事は、同僚や家庭との連携、協働活動が要求される。日頃から、礼儀、言葉遣いに心がけるとともに、協働での活動の機会などを通して自らを律しチャレン

ジする実践の機会とすることが期待される。

【成績評価】

実習園からの実習評価を中心に、実習日誌への適正な記入、関係する提出物の適正な提出などによって総合的に評価する。但し、実習終了後、次のことを

怠った場合、実習単位は認められない場合もある。 1.大学に対して実習日誌・報告書など必要な提出物を定められた期限に提出できなかった場合。 2.実習園に対して、必要な書類などの提出・受け取りができなかった場合。 【受講の前提条件】 保育士課程選択必修科目。並行して「保育実習 II(事前事後指導)」あるいは「保育実習指導 II」を受講すること。なお、「保育実習 II」の履修登録は、実

習実施年度の前期に行うこと。 将来の進路として、保育所保育士を志望している学生の履修を期待する。 保育士課程の選択必修実習には「保育実習 III」もあるが、前年度に実施する配当希望カードにしがたって履修すること。希望しなかった実習を登録した

場合、原則として当該年度に実習は実施できないため注意すること。 授業に臨む態度や提出物の提出状況、生活態度、健康状態が芳しくない者については、実習を認めない場合がある。 保育実習Ⅱの実施要件については、学生便覧の「保育実習履修及び実施上の注意」にまとめられているので、必ず読み理解しておくこと。

【教科書】 ・『実習の手引き』・日誌は必ず毎回持参すること。 ・授業中に配布された資料も毎回持参すること。

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234

【参考書】 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館

【その他】 協力実習園での実習となる。「保育実習 II(事前事後指導)」あるいは「保育実習指導 II」の内容をふまえて実習に際しては次の点に注意すること。

1.保育実習には健康診断、細菌検査が必須である。「保育実習 II(事前事後指導)」あるいは「保育実習指導 II」の指導にしたがって、各自で各証明書を手配す

ること。その他、個人票など必要書類を定められた期間に提出すること。 2.実習前に実習園でのオリエンテーションを受ける。オリエンテーション内容については実習日誌の所定の欄に記載し、「実習園オリエンテーション報告書」

を各実習担当者に提出すること。 3.実習期間中は実習園の実習方針にしたがって実習を行い、日々実習内容を実習日誌に整理し、指導者に提出すること。指導案などの提出が必要な場合は実

習園の指示にしたがって遅延なく提出し指導を受けること。 4.実習終了後はすみやかに礼状を送付し、実習園の指示にしたがって実習日誌などの提出、受け取りを確実に行うこと。

Page 236: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

235

授業科目名 保育実習指導 II 担当教員名 咲間まり子

コード 16NUR423 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

「保育実習 II(保育士課程選択必修・保育所実習)」は、「保育実習 I(保育所)」の経験をふまえ、参加・責任実習を中心としたより専門性の高い実習とな

る。したがって本授業では、「保育実習 II」に参加するために必要な心構えや知識、技術の整理を行い、現場での実践的な学びを深めるための事前事後指導

を行う。 事前指導では、子どもの実態に即した保育の展開に向けた学習や保護者支援など、より実践的な学習を行う。事後指導では、個人及びグループで

行う実習の振り返りを通して、多様な保育や養護のあり方を学び、自らの保育を省察し、将来の保育現場での実践に備える。 【授業の到達目標】

1.「保育実習 II」での学習内容や課題を明確にする。 2.これまでの学習や保育教材研究や指導計画(援助計画)の立案と実施を通して、保育実践力の向上を目指す。 3.保育の質の向上のための方法について、実践を通して学ぶ。 4.実習の振り返りを通して、保育に対する課題や認識を明確にする。 5.保育士に求められる資質や役割、専門性や職業倫理について考える。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 実習の意義と目的及び内容、学外実習の諸手続き 個々の子どもに応じた関わり方、地域や家庭との連携のあり方、子どもの最 善の利益・保育士の職業倫理の理解など

「保育実習 II」での学習内容や課題を明確にする。 手引き 1~3 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は調べておくこと。(2時間)

2 保育所に関する理解を深める 子どもの個人差の理解とそれに応じた関わり 地域社会の中での機能と役割の理解

保育所に関する理解を深める。 手引き 9 頁までよく読んで理解を深めておく。不明な語句については

調べておくこと。(2時間)

3 各自の実習課題の明確化 保育実習Ⅱのねらいと方法、学習内容・目標の設定

実習の振り返りを通して、保育に対する課題や認識を明確にする。 手引き 4 頁をよく読んで理解を深めておく。不明な語句については調

べておくこと。(2時間)

4

個人票について ・個人票用写真について ・個人票(保)の下書き

手引き10・11頁をよく読んで理解を深めておく。不明な語句について

は調べておくこと。(2時間) 個人票配布(練習用) 写真の確認をするので写真を持参すること

5

実習日誌の書き方について① ・以後常時持参する ・実習先保育所の調べ学習

授業時に配布したプリントをよく読んで理解を深めておく。不明な語

句については調べておくこと。(2時間) 実習日誌配布 事前に実習先について調べておく。(2時間)

6

実習日誌の書き方について② ・実際に日誌に書き込んでみる。

授業時に配布したプリントをよく読んで理解を深めておく。不明な語

句については調べておくこと。(2時間) 振込用紙配布 指導計画あるいは援助計画の立案について調べてくる(2時間)

7

指導計画あるいは援助計画の立案と実施① 指導案作成 (責任実習・部分実習)

授業時に配布したプリントをよく読んで理解を深めておく。不明な語

句については調べておくこと。(2時間) これまでの学習や保育教材研究や指導計画(援助計画)の立案と実施

を通して、保育実践力の向上を目指す。(2時間) 指導案用紙配布

8 指導計画あるいは援助計画の立案と実施② 指導案作成 (責任実習・部分実習)

授業時に配布したプリントをよく読んで理解を深めておく。不明な語

句については調べておくこと。(2時間) 指導案は誤字・脱字がないか読み返し、清書をする。(2時間)

9 ・保育教材制作① 各自作成する教材を決め制作に取り掛かる ・実習先一覧表配布

関連する参考書等をよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては調べておくこと。(2時間) 必要な材料を準備する。(2時間)

10 保育教材制作② 関連する参考書等をよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては調べておくこと。(2時間)

Page 237: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

236

保育教材としての活用の意味や方法についてまとめる。(2時間)

11 各自の制作を発表する 各自の制作を発表するための準備をする。(2時間)

12 オリエンテーション報告書について 実習前に気をつけること、実習中に気をつけること等

手引き頁14・23頁をよく読んで理解を深めておく。不明な語句につい

ては調べておくこと。(2時間)

13 実習中の留意事項 実習園オリエンテーションを終え、実習日誌に必要事項を記入しているか、

もしくは必要事項についての確認

手引き頁 15 頁~21 頁をよく読んで理解を深めておく。不明な語句に

ついては調べておくこと。(2時間) 実習日誌には必要箇所を記入しておく。(2時間)

14 清書済み指導案・チェックリストの確認 チェックリストで確認をし、そのほかに必要事項がある場合は準備を

する。(2時間)

15 実習終了後のについて 実習後(お礼状・園への挨拶・実習日誌の受け取り・事後指導への準備)について確認をする。(2時間)

【授業外学修】 ・保育所などでのボランティアに積極的に参加し、子どもへの理解を深めること。(長期休業期間等に1日以上) ・実習日誌、指導計画等の課題、責任実習の準備に取り組む。(240分)

【成績評価】

評価には、「保育実習 II」の実施が必要である。その上で、授業への参加態度30%)、必要書類の提出(40%)、 課題への取り組み(30%)を総合して評価する。

特に提出物の提出期限は厳守すること。場合によっては実習延期もある。・ 【受講の前提条件】 ・保育士課程選択必修。「保育実習 II」選択者は必ず履修しなければならない。 ・3年次前期に履修登録すること。 ・学外実習のための事前事後指導という性格上、出席状況が良好でない場合には実習を許可しない。

【教科書】 授業時に必要に応じてプリントを配布する。ファイルにて各自管理し、授業及び実習に役立てること。

【参考書】 文部科学省『幼稚園教育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 厚生労働省『保育所保育指針解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 内閣府・文部科学省・厚生労働省『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説〈平成30年3月〉』フレーベル館 【その他】 ・選択必修の実習である「保育実習 II」は、基本的に保育士課程における最終の実習である。実践者としての力を身につけるための実習であることを自覚し、

事前事後指導において次の点に注意して臨むこと。 ・「保育士資格」取得を強く希望し、将来保育者を目指す強い意志を持ち、よりよい子育て支援者になるための努力を怠らない学生のみが受講できる。 ・学内で行う指導ではあるが、常に学外の実習を意識し、子どもと関わることを想定しながら受講すること。演習においては、各自を磨く場と心得、積極的

に参加するように努めること。 ・事後の振り返りは、各自の実習体験報告をもとに展開する。実習を単なる経験として終わらせるのではなく、実践力として確実な力にするためにも事後の

振り返りをしっかりと行うことが期待される。

Page 238: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

237

授業科目名 保育実習Ⅲ 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR424 区分

(必修・選択)

卒 業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職

課程必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 2単位/90時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

保育士課程選択必修であり、保育所以外の社会福祉関連施設(児童養護施設、乳児院、児童発達支援事業所、障害者支援施設、児童館など)で行う実習であ

る。期間は12日(実実習時間90時間)以上である。 保育実習Ⅰ(施設)の経験を踏まえ、子どもの理解に基づく参加・部分実習を通して、より実践的で専門性の高い実習を行う。

【授業の到達目標】

・児童福祉施設(保育所以外)、その他社会福祉施設の養護を実際に実践し、保育士として必要な資質・能力・技術を習得する。 ・家庭と地域の生活実態にふれて、子ども家庭福祉ニーズに対する理解力、判断力を養うとともに、子育てを支援するために必要とされる能力を養う。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

保育士資格を習得する選択必修の実習として実施する。

実習は児童福祉法に定められた保育所以外の社会福祉関連施設において実施

する。

原則として、3年次の 12月~3月に 12日以上(実実習時間 90時間以上)実施

する。

主として参加・責任実習形態で実施する。

(1) 実習先の選定に関するガイダンスを受けた後、各自で情報収集

を行い、希望調査票へ記入・提出する。 (2) 実習指導でオリエンテーションに関する説明を受けた後、各自

実習先へ連絡を取り、オリエンテーション日時を決め、報告を

する。 (3) 実習前には日誌の必要事項を漏れなく記入した上で実習に臨

む。 実習後は、自己評価表の記入、日誌の記入及び提出、担当教員

との事後面談、実習先へ送るお礼状の作成及び送付等を実施

し、自己の課題を明確にする。

【授業外学修】 ・すべての学外学習に共通するが、平常の授業への取り組み、学校行事や課外活動などに積極的に参加しておくこと。保育者をはじめとする子ども

支援の仕事は、同僚やご家庭との連携、協働活動が要求される。日頃から、礼儀、言葉遣いに心がけるとともに、協働での活動の機会などを通して、

自らを律しチャレンジする実践の機会とすることが期待される。 ・実習施設からのご協力のもとで実習させて頂いていることを常に意識すること。「保育実習指導Ⅲ」の内容を踏まえて実習に際しては次の点に注意

すること。 1)保育実習には健康診断、細菌検査が必須である。「保育実習指導Ⅲ」の指導に従って、各自で各証明書を手配すること。その他、個人票など必要

書類を定められた期間に提出すること。 2)実習前に実習施設でのオリエンテーションを受ける。オリエンテーションの内容については実習日誌の所定の欄に記載し、「実習園オリエンテー

ション報告書」を実習指導センターに提出すること。 3)実習期間中は実習施設の実習方針に従って実習を行い、日々実習内容を実習日誌に整理し、指導者に提出すること。指導案などの提出が必要な場

合は実習施設の指示に従って遅延なく提出し指導を受けること。 4)実習終了後は速やかに礼状を送付し、実習施設の指示に従って実習日誌などの提出、受け取りを確実に行うこと。 【成績評価】

実習施設からの実習評価を中心に、実習日誌への適正な記入、関係する提出物の適正な提出などによって総合的に評価する。

受講の前提条件】 ・保育士課程選択必修科目。 ・「保育実習指導Ⅲ」を受講すること。なお、「保育実習Ⅲ」の履修登録は、実習実施年度のはじめに行うこと。 ・将来の進路として、施設保育士を志望している学生の履修を期待する。 ・原則として「保育実習Ⅰ」「保育実習指導Ⅰ」の単位を履修済みであること。 ・授業に臨む姿勢や生活態度が芳しくない者については、実習を認めない場合がある。

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238

教科書】 特になし

【参考書】 適宜提示する。

【その他】

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239

授業科目名 保育実習指導Ⅲ 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR425 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次/後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

「保育実習Ⅲ(保育士課程選択必修)」は、「保育実習Ⅰ(児童福祉施設等)」の経験を踏まえ、参加・責任実習を中心としたより専門性の高い実習となる。従って

本授業では、「保育実習Ⅲ」に参加するために必要な心構えや知識、技能の整理を行い、現場での実践的な学びを深めるための事前事後指導を行う。事前指導では、

子どもや利用者の実態に即した養護、援助、支援の展開に向けた学習を行う。事後指導では、個人及びグループで行う実習の振り返りを通して、多様な養護のあ

り方を学び、自ら養護を省察し、将来の実践に備える。 この科目は、学位授与方針の「こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を習得している」に寄与している。

【授業の到達目標】

・「保育実習Ⅲ」での学習内容や課題を明確にする。 ・これまでの学習や支援計画の立案と実施を通して、養護実践力の向上を目指す。 ・社会的養護の質の向上のための方法について、実践を通して学ぶ。 ・実習の振り返りを通して、児童福祉施設に求められる現代的課題について理解を深める。 ・社会的養護に従事する保育士の求められる資質や役割、専門性や職業倫理について考える。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 実習の意義と目的及び内容、学外学習の諸手続きについて 予習:シラバスを一読しておく(20 分)。授業内容を整理し、まとめておく

(40分)。 復習:授業内で提示(30分)。

2 実習施設についての理解、一日の流れの理解、施設運営や生活費についての

理解 予習:実習対象となる施設についてHPや書物などを閲覧し、各施設の特徴

をまとめる(60分)。 復習:授業内で提示(30分)。

3 安定した日常生活を送るための援助とその意義について 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

4 子どもの観察の方法と援助計画の実際について 予習:配布プリントを読み、記入する(60分)。 復習:授業内で提示(30分)。

5 子どもの理解(性格、特性、個人差、内面、背景など)とそれに応じた関わ

り方について 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

6 子どもの親への支援の実際について 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

7 保育士の仕事、職員間のチームワークや働き方について 予習:実習対象となる施設で働く職員の仕事内容について調べ、まとめてお

く(30分)。 復習:授業内で提示(30分)。

8 地域社会の中での機能と役割(地域や家庭との連携、地域の子育て支援等) 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

9 児童相談所をはじめとする関係機関との連携について 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

10 子どもや利用者の最善の利益・保育士の職業倫理についての理解 授業内容を整理し、まとめておく(60分)。

11 各自の実習課題の明確化(1) 予習:これまでの実習を振り返り、自己課題を整理し、まとめておく(60

分)。

12 各自の実習課題の明確化(2) 予習:これまでの実習を振り返り、自己課題を整理し、まとめておく(60

分)。 復習:授業内で提示(30分)。

13 実習終了後の諸手続き 予習:実習の手引きを一読する(30分)。

復習:授業内で提示(30分)。

Page 241: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

240

14 実習での学びの振り返りとその報告 予習:自己課題を明確にし、報告できるよう準備する(30分)。

復習:授業内で提示(30分)。

15 保育実習体験報告書の作成 予習:自己課題を明確にし、報告できるよう準備する(30分)。

【授業外学修】 選択必修の実習である「保育実習Ⅲ」は、基本的に保育士課程における最終の実習である。実践者としての力を身に付けるための実習であることを自覚し、

事前事後指導において次の点に注意して臨むこと。 1)学内で行う指導ではあるが、常に学外の実習を意識し、子どもや利用者と関わることを想定しながら受講すること。 2)演習においては、各自が磨く場と心得、積極的に参加するように努めること。 3)事後の振り返りは、各自の実習体験報告をもとに展開する。実習を単なる経験として終わらせるのではなく、実践力として確実なものとしていくため

にも事後の振り返りをしっかりと行うことが期待される。 【成績評価】

評価には、「保育実習指導Ⅲ」への出席率と「保育実習Ⅲ」の実施が必要である。その上で、授業への参加度(60%)、課題への取り組み(発表・必要書類

の提出、40%)を総合して評価する。 提出物の提出期限は厳守すること。

【受講の前提条件】 ・保育士課程選択必修。「保育実習Ⅲ」選択者は必ず履修しなければならない。 ・3年次前期に「保育実習Ⅲ」「保育実習指導Ⅲ」を履修登録すること。 ・学外学習のための事前事後指導という性格上、出席状況が良好でない場合は実習を許可しない。

【教科書】 授業時に必要に応じてプリントを配布する。 ファイルにて各自管理し、授業及び実習に役立てること。

【参考書】 授業時に適宜紹介する。

【その他】

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241

授業科目名 教育実習指導(幼Ⅰ) 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR426 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○

年次/期間 3年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼稚園教職課程必修の実習として、幼稚園における教育実習の第一段階において2週間程度の観察・参加を主とした実習を行う。そのための事前事後指導

を行う授業である。 事前指導(第 1 回~第 10回)では、幼稚園とはどのようなものか、幼稚園教諭の仕事について、また教育実習とはどのようなものなのか等について概観

する。さらに、グループワークや指導案の立案・実践的を通して実習で必要な保育技術の基礎を身につける。 事後指導(第11回~第15回)では、実習についての各自の振り返りを共有し、幼稚園や幼稚園教諭についての理解を深め、次の実習に向けて自己課題を

明確にしていく。

【授業の到達目標】

事前指導:幼稚園教育実習についての概要を理解し、実習に必要な保育技術の基礎を身につける。 事後指導:各自の実習を振り返り、互いの実習体験を共有することを通して、次の実習に向けての自己の課題を明確にする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び本授業の進め方 ・実習事務書類の配布・説明

予習:シラバスを一読しておく(30分) 復習:授業内容を理解し、まとめておく(30分)

2 幼稚園及び幼保連携型認定こども園の理解 ・幼稚園の一日について(ビデオ視聴・まとめ)

授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

3 幼稚園実習の意義と目的 ・実習の種類(段階)の理解、実習のオリエンテーションについて

授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

4 実習に向けた心構え ・実習に臨む前の自己理解、実習テーマの導出

予習:自分の実習に対しての目標を考えまとめておく(30分) 復習:実習テーマの完成(30分)

5 実習日誌の書き方① ・時系列の記録の実際(ビデオ視聴・作成・振り返り等)

予習:日誌の書き方について事前学習しておく(60分)

6 実習日誌の書き方② ・事例と考察の記録の実際(資料を基にした作成・振り返り等)

予習:エピソード形式の記録について調べておく(30分) 復習:記録の完成(60分)

7 保育者の意図と環境構成 部分指導案の立案と作成

授業内で提示

8 模擬保育① ・指導案の導入箇所の模擬保育及び振り返り

予習:模擬保育に向けた準備(60分) 復習:模擬保育後の振り返りをまとめる(30分)

9 模擬保育②及びまとめ ・日々の保育につなげるための活動・取り組みとは

予習:模擬保育に向けた準備(60分) 復習:模擬保育後の振り返りをまとめる(30分)

10 実習直前指導 ・実習の手引きに沿った説明 ・実習の評価について

予習:実習の手引きp.13~18を一読する(30分)

11 実習の振り返り ・個人的な振り返り、グループや全体での振り返り等 ・自己評価表の記入

予習:各自の実習を振り返りまとめておく(30分)

12 実習報告書の作成及び発表に向けた準備 ・配布資料に基づき報告書を作成

予習:前回の授業内での振り返りを含め、実習での出来事及び反省点

等をまとめておく(30分)

13 実習報告会① ・報告書をもとに発表及び振り返り

予習:実習報告会に向けた準備をする(30分) 復習:実習報告会を振り返り、今後の課題を整理する(30分)

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242

14 実習報告会② ・報告会の続き及び幼Ⅰ実習の総括

予習:実習報告会に向けた準備をする(30分) 復習:実習報告会を振り返り、今後の課題を整理する(30分)

15 まとめ(幼Ⅱ実習に向けて) ・実習を終えて改めて自己の課題を明確にする ・幼Ⅱに向けた準備(書類等の説明)

予習:実習報告会を振り返り、自己の課題をまとめておく(30分) 復習:これまでの学修を振り返り、自己課題を明確にする(30分)

【授業外学修】 ・日頃から礼儀、言葉遣い・態度、協同活動を心がけ、学校行事や課外活動などに積極的に参加しておくことが望ましい。 ・健康管理を充分しておくこと(実習生としての活動に支障がある場合、実習に参加できないこともある)。

【成績評価】

・遅刻せず全出席することを成績判定の条件とする(公欠や正当な理由を除く:公欠の場合は申請すること)。 ・授業への参加度、課題への取り組み(60%)、提出物(40%)を総合して評価する。 ・提出物の締め切りは厳守すること。なお、実習日誌の実習園や大学への提出の遅れや不備があった場合、実習指導の単位が認定されない場合もあ

る。

【受講の前提条件】 ・教育実習(幼 I)を履修する場合には必ずこの実習指導を受講しなければならない。 ・GPAが1.5以上であること。 ・遅刻・早退・欠席のないようにすること。無断欠席や期限内に課題が提出されない場合は実習を許可されないことがある。 ・本実習指導は学外実習の一部であるという認識をもち、真剣な態度で臨むこと。 ・配布された手引きや資料は熟読し、保管して繰り返し復習すること。 【教科書】 実習の手引き 実習日誌 授業内で、適宜プリントを配布する。 【参考書】 文部科学省(2017)『幼稚園教育要領』フレーベル館. 厚生労働省(2017)『保育所保育指針』フレーベル館. 内閣府・文部科学省・厚生労働省(2017)『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』フレーベル館 【その他】

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243

授業科目名 教育実習(幼Ⅰ) 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR427 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○

年次/期間 3年次/集中 単位/時間数/形態 2単位/90時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼稚園教職課程必修の実習として、幼稚園又は幼保連携型認定こども園において2週間の観察・参加を主とした実習を行う。その際、可能な限り機会を頂

いて、部分実習や絵本の読み聞かせ・手遊びなどの実践を体験することが望ましい。 毎日の観察・参加実習では、幼稚園教諭の一人として幼児に関わりながら、幼児の様子や保育の流れを捉え、毎日日誌に記入し必ず翌朝に園に提出する。

実習最終日には、実習反省会を実施していただき、反省や振り返りを日誌に記入して、実習終了後1週間以内に実習幼稚園に提出する。 なお、実習の詳細については「教育実習(幼Ⅰ)」の科目で説明する内容をしっかりと理解しておく必要がある。

【授業の到達目標】

(1) 幼稚園の生活の一日の流れを知り、幼児についての理解(発達・生活や遊びの様子)を深める。 (2) 幼稚園の保育方法・内容を理解し、幼稚園教諭の役割や職務内容を学ぶ。 (3) 幼稚園の機能・社会的役割を理解する。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

幼稚園教諭一種免許状を取得するための必修の実習として、幼稚園において

実施する。 (1) 実習園

原則として、学生の現住所付近の公共交通機関を用いて約1時間以内

の協力幼稚園において実施する。実習園の依頼は実習約1年前より手

続きを行う。

(2) 実施時期 原則として、3年次6月に、2週間の実習を予定している。実習の約

3か月前には個人票を作成する。1カ月前には実習園によるオリエン

テーションを実施していただくので、必ず出席すること。授業期間で

はない時期にも準備があるので掲示によって連絡する。

(3) 実習形態 観察・参加実習を主とするが、可能な限り部分実習(要指導案)の機

会をいただき、実習園の指導方針にしたがって実習を行う。

(4) 実習先の選定に関するガイダンスを受けた後、各自で情報収集

を行い、希望調査票へ記入・提出する。 (5) 実習指導でオリエンテーションに関する説明を受けた後、各自

実習先へ連絡を取り、オリエンテーション日時を決め、報告を

する。 (6) 実習前には日誌の必要事項を漏れなく記入した上で実習に臨

む。 実習後は、自己評価表の記入、日誌の記入及び提出、担当教員

との事後面談、実習先へ送るお礼状の作成及び送付等を実施

し、自己の課題を明確にする。

【授業外学修】 ・日頃から礼儀、言葉遣い・態度、協同活動を心がけ、学校行事や課外活動などに積極的に参加しておくことが望ましい。 ・健康管理を充分しておくこと(実習生としての活動に支障がある場合、実習に参加できないこともある)。

【成績評価】

・実習園からの成績評価を中心に、実習日誌への適切な記入、関係書類(オリエンテーション報告書、実習報告書等)の適正な提出により総合的に

評価する。 ・但し、実習後以下のことを怠った場合は、実習単位は認められない。 (1) 大学に対して、実習日誌・報告書を定められた期限に提出できなかった場合。 (2) 実習園に対して、必要な書類等の提出・受取ができなかった場合。

Page 245: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

244

【受講の前提条件】 ・幼稚園教職課程必修である。並行して事前事後指導の「教育実習指導(幼 I)」を必ず受講しなければならない。 ・事前事後指導は全出席(公欠や正当な理由以外)すること。無断欠席・遅刻などすると、実習参加不可になることや実習単位も認定されないので

気を付けること。 ・健康状態や生活態度が芳しくない者については、実習を認めない場合がある。 ・大学で実施する健康診断を受けておくこと。必要な予防接種は済ませておくこと。 ・実習実施にあたっては、その内容等は実習園の指示に従うこと。 【教科書】 実習の手引き 実習日誌 教育実習指導(幼 I)の授業で、適宜プリントを配布するので、各自ファイルして熟読しておくこと。 【参考書】 文部科学省(2017)『幼稚園教育要領』フレーベル館. 厚生労働省(2017)『保育所保育指針』フレーベル館. 内閣府・文部科学省・厚生労働省(2017)『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』フレーベル館 【その他】 協力実習園での実習となる。実習に際しては次の点に留意すること。 (1) 実習園から提出を求められた書類(健康診断書や細菌検査等)については、各自で各証明書を手配すること。 (2) 実習前に実習園でのオリエンテーションを受ける。オリエンテーション後は、その内容については実習日誌の所定の欄に記載し、同時に「実

習園オリエンテーション報告書」を速やかに担当教員に提出すること。 (3) 実習期間中は実習園の実習方針に従って実習を行い、日々の実習内容を実習日誌に整理し、実習園の指導者に提出すること。指導案等の提出

が必要な場合は、実習園の指示に従って遅延なく提出し指導を受けること。 (4) 実習終了後は実習施設の指示に従って実習日誌などの提出・受取を確実に行い、終了後すみやかにお礼状をお送りすること。 (5) 実習中のアルバイトは禁止である。実習前1週間もアルバイトは控え、体調を万全にして実習に臨むこと。 (6) 実習中の遅刻は厳禁である。欠勤もしないよう、実習前より健康管理をしっかり行うこと。

Page 246: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

245

授業科目名 教育実習指導(幼Ⅱ) 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR428 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○

年次/期間 4年次/前期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼稚園教職課程必修の実習として、幼稚園における教育実習の第2段階となる3週間の実習を行う。本科目は、そのための事前事後指導を行う授業である。 事前指導(第1回~第10回)では、実際の部分・責任実習を想定した指導案の作成や発表、実習の心得を中心に実習に向けた準備を行う。 事後指導(第11回~第15回)では、実習についての各自の振り返りを皆で共有しながら、幼稚園や幼稚園教諭についての理解を深めるとともに、保育現場

で勤めるにあたっての自己の課題を再認識し、克服すべき方法を探求する。 【授業の到達目標】

事前指導:実習で必要な指導案立案ができ、その指導に必要な保育方法を実践できる。 事後指導:各自の実習を振り返り、互いの体験を共有することを通して、幼稚園教諭としての課題を明確にする。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 オリエンテーション及び事務的手続きの確認 予習:シラバスを一読しておく(30分)

復習:授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

2 幼稚園実習(幼Ⅱ)の意義と目的 ・参加実習及び指導実習について

予習:実習の手引きp.6を読み、理解しておく(30分) 復習:授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

3 実習テーマについて、実習のオリエンテーションについて ・実習園の調べ学習、幼Ⅱ実習における各自の目標(テーマ)を考える

予習:自分の実習先を調べ、資料を準備しておく(30分) 復習:授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

4 実習テーマの決定 ・実習テーマを明確にし、日誌の項目に記入

授業内で提示

5 幼稚園及び幼保連携型認定こども園の理解 ・幼Ⅰ実習を踏まえた深い理解

予習:幼Ⅰ実習の日誌を参考にして幼稚園についての理解を確認する

(30分)

6 実習日誌の書き方①(時系列記録) 授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

7 実習日誌の書き方②(事例と考察) 授業内容を理解し、まとめておく。(30分)

記録の完成(60分)

8 責任実習とは ・主な実習内容、一日の指導案の作成について等

授業内で提示

9 責任実習指導案の実際、責任実習の心構え 復習:責任実習指導案の完成(60分)

10 実習直前指導 ・実習の手引きに沿った説明 ・実習の評価について

予習:実習の手引きp.15~20を一読する(30分)

11 実習の振り返り ・個人的な振り返り、グループや全体での振り返り等 ・自己評価表の記入

予習:各自の実習を振り返りまとめておく(30分)

12 実習報告書の作成及び発表に向けた準備 ・配布資料に基づき報告書を作成

予習:前回の授業内での振り返りを含め、実習での出来事及び反省点

等をまとめておく(30分)

13 実習報告会① ・報告書をもとに発表及び振り返り

予習:実習報告会に向けた準備をする(30分) 復習:実習報告会を振り返り、今後の課題を整理する(30分)

14 実習報告会② ・報告会の続き及び幼Ⅱ実習の総括

予習:実習報告会に向けた準備をする(30分) 復習:実習報告会を振り返り、今後の課題を整理する(30分)

Page 247: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

246

15 まとめ ・保育現場で勤める上での自分の強みと課題を明確にする

予習:実習報告会を振り返り、自己の課題をまとめておく(30分) 復習:これまでの学修を振り返り、自己課題を明確にする(30分)

【授業外学修】 ・保育者の仕事は、同僚や家庭、地域との連携など様々な人と関わるため、コミュニケーション力と他者と協働する力が求められる仕事である。そ

のため、受講生は日頃から礼儀、言葉遣い・態度に気をつけ、学校行事や課外活動などを通して、積極的に協働的な活動に参加しておくことが望ま

しい。 ・健康管理を充分しておくこと(実習生としての活動に支障がある場合、実習に参加できないこともある)。

【成績評価】

・遅刻せず全出席することを成績判定の条件とする(公欠や正当な理由を除く:公欠の場合は申請すること)。 ・授業への参加度、課題への取り組み(60%)、提出物(40%)を総合して評価する。 ・提出物の締め切りは厳守すること。なお、実習日誌の実習園や大学への提出の遅れや未提出があった際は、実習指導の単位が認定されない場合も

ある。

【受講の前提条件】 ・幼稚園教職課程必修である。教育実習(幼 II)を履修する場合には必ずこの実習指導を受講しなければならない。 ・教育実習(幼 I)を履修済みであること。 ・GPAが1.5以上であること。 ・遅刻・早退・欠席のないようにすること。無断欠席や期限内に課題が提出されない場合は実習を許可されないことがある。 ・本実習指導は学外実習の一部であるという認識をもち、真剣な態度で臨むこと。 ・配布された手引きや資料は熟読し、保管して繰り返し復習すること。 【教科書】 実習の手引き 実習日誌 授業内で、適宜プリントを配布する。

【参考書】 文部科学省(2017)『幼稚園教育要領』フレーベル館. 厚生労働省(2017)『保育所保育指針』フレーベル館. 内閣府・文部科学省・厚生労働省(2017)『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』フレーベル館 【その他】

Page 248: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

247

授業科目名 教育実習(幼Ⅱ) 担当教員名 染谷雅広

コード 16NUR429 区分

(必修・選択)

卒業必

保育士

課程必

幼稚園

教職課

程必修

小学校

課程必

選択

○ ○

年次/期間 4年次/集中 単位/時間数/形態 2単位/90時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

〇 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

幼稚園教職課程のまとめの実習として、幼稚園において3週間程度の参加・指導を主とした実習を行う。その際、部分実習・責任実習(1日実習)の機会

を頂き、指導実習を行う。

【授業の到達目標】

・幼稚園教諭としての職務を理解し、指導案の立案・保育準備が自分でできるようになる。 ・部分実習や責任実習を通して、保育実践についての自分の課題を見出すことができる。 ・幼稚園教諭としての事務処理能力を身に付ける。 ・幼稚園教諭として責任ある態度や行動を身に付け、幼稚園教諭として適切な言葉かけが行えるようになる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

幼稚園教諭一種免許状を取得するための必修の実習として、幼稚園において

教育実習を行うものである。 (1) 実習園

原則として、学生の現住所付近の公共交通機関を用いて1時間以内の

協力幼稚園において実施する。実習園への依頼は約1年前から手続き

を始める。

(2) 実習時期 原則として、4年次6月の3週間程度を予定している。実習前の2ヶ

月前には個人票を作成する。実習1カ月前には実習園にオリエンテー

ションを実施していただくので、必ず出席すること。

(3) 実習形態 実習園の指導方針に従って実習を行う。部分実習や責任実習では、自

分で立案、実践、振り返りを行うとともに、実習園の指導者の助言を

もとに、次につなげていけるよう努力すること。実習後は、反省や振

り返り、自己のテーマについてなどのページをもれなく記入し、実習

終了後1週間以内に実習園に提出する。

(7) 実習先の選定に関するガイダンスを受けた後、各自で情報収集

を行い、希望調査票へ記入・提出する。 (8) 実習指導でオリエンテーションに関する説明を受けた後、各自

実習先へ連絡を取り、オリエンテーション日時を決め、報告を

する。 (9) 実習前には日誌の必要事項を漏れなく記入した上で実習に臨

む。 実習後は、自己評価表の記入、日誌の記入及び提出、担当教員

との事後面談、実習先へ送るお礼状の作成及び送付等を実施

し、自己の課題を明確にする。

【授業外学修】 ・保育者の仕事は、同僚や家庭、地域との連携など様々な人と関わるため、コミュニケーション力と他者と協働する力が求められる仕事である。そ

のため、受講生は日頃から礼儀、言葉遣い・態度に気をつけ、学校行事や課外活動などを通して、積極的に協働的な活動に参加しておくことが望ま

しい。 ・健康管理を充分しておくこと(実習生としての活動に支障がある場合、実習に参加できないこともある)。

【成績評価】

・実習園からの成績評価を中心に、実習日誌への適切な記入、関係書類(オリエンテーション報告書、実習報告書等)の適正な提出により総合的に

評価する。 ・但し、実習後以下のことを怠った場合は、実習単位は認められない。 (3) 大学に対して、実習日誌・報告書を定められた期限に提出できなかった場合。 (4) 実習園に対して、必要な書類等の提出・受取ができなかった場合。

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248

【受講の前提条件】 ・幼稚園教職課程必修である。並行して事前事後指導の「教育実習指導(幼 II)」を必ず受講しなければならない。 ・事前事後指導は全出席(公欠や正当な理由以外)すること。無断欠席・遅刻などすると、実習参加不可になることや実習単位も認定されないので

気を付けること。 ・健康状態や生活態度が芳しくない者については、実習を認めない場合がある。 ・大学で実施する健康診断を受けておくこと。必要な予防接種は済ませておくこと。 ・実習実施にあたっては、その内容等は実習園の指示に従うこと。 【教科書】 実習の手引き 実習日誌 教育実習指導(幼 II)の授業で、適宜プリントを配布するので、各自ファイルして熟読しておくこと。 【参考書】 文部科学省(2017)『幼稚園教育要領』フレーベル館. 厚生労働省(2017)『保育所保育指針』フレーベル館. 内閣府・文部科学省・厚生労働省(2017)『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』フレーベル館 【その他】 協力実習園での実習となる。実習に際しては次の点に留意すること。 (7) 実習園から提出を求められた書類(健康診断書や細菌検査等)については、各自で各証明書を手配すること。 (8) 実習前に実習園でのオリエンテーションを受ける。オリエンテーション後は、その内容については実習日誌の所定の欄に記載し、同時に「実

習園オリエンテーション報告書」を速やかに担当教員に提出すること。 (9) 実習期間中は実習園の実習方針に従って実習を行い、日々の実習内容を実習日誌に整理し、実習園の指導者に提出すること。指導案等の提出

が必要な場合は、実習園の指示に従って遅延なく提出し指導を受けること。 (10) 実習終了後は実習施設の指示に従って実習日誌などの提出・受取を確実に行い、終了後すみやかにお礼状をお送りすること。 (11) 実習中のアルバイトは禁止である。実習前1週間もアルバイトは控え、体調を万全にして実習に臨むこと。 (12) 実習中の遅刻は厳禁である。欠勤もしないよう、実習前より健康管理をしっかり行うこと。

Page 250: 2018 年度以前入学生用 シラバス - t-junshin.ac.jpgendaibunkagakubu)2018(2... · 第. 2回配布資料を熟読し、キーワードカードを作成する(第: 3回事前・

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授業科目名 小学校教育実習指導 担当教員名 岡部 廣

コード 16EDU428 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 3年次 / 後期 単位/時間数/形態 1単位/30時間/演習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する専門的知識と技能を習得する」ことに寄与する科目である。これまでの教職に関わる科目の履修

経験等を活かし、教職を目指すために最も重要かつ不可欠な教育実習について、意義や実施の方法等の基礎的な理解を深めていく。限られた機関の中で、有

意義な実習・体験ができるよう、教育実習の意義を自覚するとともに、教育実習に対する自己の展望を開くことができるようにしていく。 【授業の到達目標】

1 教育実習を実施する上での心構えや基礎的な知識を理解し、説明することができる。 2 教育実習を実施する上での諸手続きなど、実習校への実務的な対応の方法を理解し、説明することができる。 3 教師の使命感ややりがいの自覚、教育実習生としての立場や心構えの自覚について説明することができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 教育実習の意義と教師の使命

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

2 学校の1日、学校の1週間、学校の1年の動き 復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

3 教育実習生としての自覚(1) 教育実習生の立場、心構え

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

4 教育実習生としての自覚(2) 教育実習生の1日の動き

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

5 教育実習生としての自覚(3) 配属学級の学級経営への関わり方、児童への関わり方

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

6 教育実習生としての自覚(4) 教育実習生としての服務の厳正、適正な勤務

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

7 教育実習生としての自覚(5) 学校の運営組織、配属校の教職員への関わり方

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

8 教育実習と授業(1) 授業の見方

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

9 教育実習と授業(2) 教育実習生としての授業の立案と実施

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

10 教育実習と授業(3) 授業実施後の振返りと今後の展望

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

11 教育実習生としての自覚(6) 人権教育と教育における人権上の配慮

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の模擬対応について事前に準備しておく(60分)

12 模擬対応(1) 朝の会、帰りの会、給食指導

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の模擬対応について事前に準備しておく(60分)

13 模擬対応(2) 生活指導、個別対応

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の模擬対応について事前に準備しておく(60分)

14 模擬対応(3) 実習日誌の書き方、提出の仕方

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:次時の内容について事前に調べておく(60分)

15 まとめ 教育実習生としての心構え、実習前の書準備

復習:本時の授業内容に基づきノート整理を行う(60分) 予習:これまでの授業内容をまとめ定期試験に備える(120分)

16 定期試験

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【授業外学修】 ・授業後に確実なノート整理を行うこと。 ・教育に関わる報道にも常に関心をもちながら、予習・復習を行うこと。 ・小学校におけるボランティア活動など、児童や学校教育に触れる機会をもっていることは、本授業の理解をさらに深めるものになる。

【成績評価】 本授業の内容の理解度を確認する筆記試験により評価する。

【受講の前提条件】 小学校教育実習を実施するために必要な科目を2・3年次終了までに履修済み(3年次後期履修分については履修中)であること。

【教科書】 特に定めないが、毎時、授業に関わる資料及び演習用のワークシートを配付する。

【参考書】 小学校学習指導要領解説「総則編」(平成29年6月 文部科学省)

【その他】 ・授業のみならず教育実習の実施に関わる諸手続きを完了しておくこと。 ・本科目の単位は、教員免許状を取得する上では必修単位であるが、卒業に必要な単位にはカウントされないので注意すること。

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授業科目名 小学校教育実習 担当教員名 岡部廣

コード 16EDU429 区分

(必修・選択)

卒業

必修

保育士

課程必修

幼稚園教職課程

必修

小学校課程

必修 選択

○ ○

年次/期間 4年次 / 前期 単位/時間数/形態 4単位/180時間/実習

アクティブ・ラーニングを取り入れている授業

チェック欄

【ディプロマポリシーとの関連性】

チェック欄 【現代文化部・こども文化学科の学位授与方針】

1.「こども・からだ・こころ・あそび」の四つのキーワードからのアプローチを学修し、現代社会の中で主体的に判断し表現できる資

質を備える。

2.こども文化の研究を通して研鑽した豊かな感性と人格の陶冶をもって、世界の平和のために協働できる。

○ 3.こども文化全般への広い視野と深い認識をもち、保育・教育に関する豊かな専門的知識と技能を修得し、こどもの「育ち」に資する

ことができる。

【授業の概要】

この科目は、学位授与の方針の特に「小学校教育に関する豊かな専門知識と技能を習得する」ために寄与している科目である。小学校(実習校)において、

20 日間(約 4 週間)にわたり、学習指導、生活指導、教育実務について実践的な実習を経験し、これらについて理解を深めるとともに、具体的な方法、技

術、対応を身に付ける。なお、実習期間中は、実習校の教育課程実施者の一員としての立場も負うため、実習校の校長の管理下にあることを自覚し、実習を

進める。これらの学習を通して、実習校においては、経験豊かな諸先生方からの指導を受けながら、理論と実践の統合を図るよう努め、学校教育に対する理

解を深めていく。そして、実習生として、自分自身の教職への志望を強化し、教員としての資質を自ら見極めていくという自覚をもつ。 【授業の到達目標】

1 教師の使命、教師としての常識を理解し、学校組織の一員としての役割や対人関係を自覚し、法令等を遵守した実習を遂行することができる。 2 学習指導要領に基づいた指導案作成力、授業展開能力、学習評価能力、授業改善能力の基礎を身に付け実習を遂行することができる。 3 児童理解と教育相談の基本的な手法に基づいた児童への学習指導・生活指導能力や対応能力を身に付け実習を遂行することができる。 4 学校は、保護者や地域住民、関係諸機関と連携して学校の教育力を高めていることを理解し、実習を遂行することができる。 5 人権教育、特別支援教育、いじめ防止、アレルギー対応、キャリア教育、特色ある学校教育の推進等、今日的な教育課題について理解し、実習を遂行す

ることができる。

【授業計画】

授業計画 授業外学修(予習・復習・課題等)

1 ガイダンス 実習校の校舎内の教室配置等の把握 実習学級の児童との交流

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

2 講話1:学校経営について 授業参観1

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

3 講話2:教職員の服務の厳正、法令等の遵守について 授業参観2

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

4 講話3:実習校の教育課程、人権教育について 授業参観3

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

5 講話4:実習校の生活指導について 授業参観4

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

6 講話5:実習校の保健指導、食育、アレルギー対応について 授業参観5

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

7 講話6:実習校の特別支援教育の推進について 授業参観6

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

8 講話7:学習指導案の作成について 授業参観7

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

9 学習指導案の作成1 授業の実施1

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

10 学習指導案の作成2 授業の実施2

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

11 学習指導案の作成3 授業の実施3

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

12 学習指導案の作成4 授業の実施4

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

13 授業の実施5 研究授業の学習指導案の作成

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

14 研究授業の実施 研究授業後の研究協議

・本日の実習についてまとめ実習日誌に簡潔に記入する(60分) ・明日の実習の準備を行う(120分)

15 教育実習のまとめ ・本日の実習についてまとめるとともに全期間を振返り実習日誌に記

入し、実習日誌全体を点検する(120分)

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・実習校や、実習学級の児童、指導担当教員等へのお礼状の準備を行

う(180分) 【授業外学修】 ・その日の実習を振返り、その日のうちに実習内容を整理し実習日誌に記入しておくこと。 ・教育に関する情報等に常に関心をもち、必要に応じて活用できるよう整理しておくこと。 ・自宅(居住地)と実習校の間の通勤途上の時間も実習であると自覚し、行動すること。

【成績評価】 実習校からの成績評価結果を中心に、大学の担当教員による授業観察、実習日誌の記入状況、関係する提出物の提出状況などによって総合的に

評価する。 【受講の前提条件】

1 3年次終了までに次の科目が履修済みであること。「教職概論」「教育課程論」「生徒指導論」「発達心理学Ⅰ」「国語科教育法」「社会科教育法」 「算数科教育法」「理科教育法」「生活科教育法」「音楽科教育法」「図画工作科教育法」「家庭科教育法」「体育科教育法」「道徳教育の指導法」 「特別活動の指導法」「外国語活動指導法」「子どもと学習活動」「小学校教育実習指導」

2 前学期の成績がGPA1.5以上であること。 3 20日間の連続実習に耐えることのできる、心身の健康が保たれること。

【教科書】 特に定めない

【参考書】 特に定めない

【その他】 本科目の単位は、教員免許状を取得する上では必修単位となるが、卒業に必要な単位にはカウントされないので注意すること。