2017 社員特別表彰 - jpibiden.co.jp-2018.turbine.jp.net/company/items/181106.pdf2017...

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社員 特別表彰 2 01 7 2017 表彰グループ名 役員表彰 敬称略 また、機密情報につながるテーマ名は一部変更しております。 ※表彰の対象期間は2016年10月~2017年9月です、記載の所属部門は現在と異なっている場合があります。※機密情報につながるテーマ名は一部変更しております。 社長表彰 表彰グループ名 社員特別表彰を受賞された皆様、おめでとうございます。 本日、発表していただいた2件の社長表彰の内容は、聞け ば聞くほど聞き応えのある発表でした。 揖斐電電子(北京)有限公司(IEB)は赤字で大変苦しん でいる状態でしたが、それを打破するために、MSAP 法を入れることにしました。実はお客様には、MSAPは要ら ないと言われていましたが、それでもIEBはあきらめずに、 社員が一丸となってMSAP工法(技術)の開発を進めまし た。実際には最初は特にめっきラインはトラブルばかりで、生産能力は目標からかけ 離れた状態でしたが、現地の社員28人が日本で真剣に研修を受けたり、製造ラインに カメラをつけて、1つ1つどこの何が原因なのかを検証しながら、自掛りで改善を進め ました。その結果、 IEBのMSAP技術がその将来性も含めお客様に認められ、12月か ら量産開始となりました。このテーマでは、 IEBのあきらめない気持ち、地道に自掛り で問題解決に立ち向かう姿、そして現地の社員の団結力・底力が大変素晴らしく、社 長表彰に値するところです。 セラミック事業本部AFP事業部については、まずもって素晴らしいのは 製造、営業、技術が一体となった活動であることです。全員が、「何としてで も大手顧客に入り込む(売上拡大)」という共通の目標を持っていました。そ の目標を実現する為に、まずは営業が、どういったところがお客様の要求点 で、どのようにすればお客様に認めてもらえるのか、徹底的に掴むことから はじめました。そして製造、技術においては、原価改善を仕上げる為に、独 自の技術を自掛りで開発した点が大変素晴らしく、さらには、資材・設備の 調達については、生産拠点であるハンガリーで現地のメーカーを探し、ハン ガリー国内で納入を行うことに注力した結果、投資金額を安く抑えること ができ、製造原価に大きく貢献できました。全員が共通の目標に向かって、 製・販・技一体活動を継続した成果、お客様と年2回のミーティングの機会 を持てるようになり、深い信頼関係が確立し、今後の売上拡大に大きく結 びついた点が、社長表彰に値します。 2件のテーマに共通しているクロスセクションチーム活動は、「全ての人 が同じ目標を持ち続ける」ということが一番大事で、そこがスタートでもあ ります。是非、今後もこの活動を続けていただき、掲げた目標を達成しても らいたいです。 2017年11月22日(水)、大垣フォーラ ムホテルにおいて、 「2017年度 社員特 別表彰」の表彰式が行われました。これ は、業績への貢献、社会への貢献など、 イビデングループの企業価値をあげた と認められる活動に対して表彰・奨励 を行い、より一層の業績拡大を期待す るものです。 2017年度は2件が社長表彰、20件が 役員表彰を受賞しました。 児玉副社長の講評 (要約) ※今回の受賞対象期間は2016年10月1日~2017年9月30日であり、 受賞者の部門名もこの期間に対応しています。 ▲社長表彰受賞者の記念撮影 楊建利、山崎 貴博、郭建、趙陽、劉偉、劉宝輝 、岡部 浩二 高木 武男、上田 和幸、川本 卓二、Choi Hongrock 電子事業本部  揖斐電電子(北京)有限公司・技術部 MSAP工法導入、製品展開による競争力の再構築 横山 敬、鎌野 淳之、丸本 直弘、早野 智子、嵯峨山 拓也 経営企画本部  グローバル購買部 Good JC活動による保全部品購入先の集約・再編 山田 智紀、鈴木 健司、石原 淳嗣 技術開発本部  生産技術部水処理設計G 業界初の廃液再利用による外部廃液処理費ゼロ化 出口 篤、中武 泰啓、弓削 平人 電子事業本部  生産部・事業企画 表面処理薬液の自社レシピ化による新商流構築と 材料費削減 セデルケーニ ジョルト、植松 繁樹 イビデンヨーロッパ株式会社(IEU) イビデンハンガリー株式会社(IHU) 子会社の監査機能強化による企業風土の改善と 組織の活性化 高山 勝、桐山 邦博、安藤 龍磨、森川 祐一、伊藤 博幸、細野 洋司、 冨岡 賢司、大橋 和幸、安藤 由貴、佐竹麻斗 電子事業本部  生産部設備管理G治工具T 競合に勝てる自社治工具開発と高生産化を実現する 内製化活動 杉山 将也、大平 樹弥、Varga Attila、Gecsei Dániel、 Hrubi Gábor セラミック事業本部  DPF事業部生産技術部・ IHU オリジナル画像処理システムの自掛開発による メーカー依存からの脱却 脇原 正人、柴田 賢一、小林 智也、水谷 浩介、後藤 雅人、松井 哲也 セラミック事業本部  FGM事業部技術部・生産部 品質向上とコストダウンを兼ねた、生産能力向上の ための黒鉛化プロセス新工法開発 清水 俊介、朴 喆載 、池 仁洙、大谷 晴雄、林 政博、小泉 美穂 セラミック事業本部  FGM事業部・ IGK 純度保証体制の構築_黒鉛化MTS整備と 検査技術の確立 本田 世紀、長谷川 祐治、水谷 庄吾、飯沼 宣浩、植田 康夫、 北村 貴哉 イビデンエンジニア株式会社 電設事業部 電設G 産業分野新規開拓による事業成長 「大手メーカー 半導体関連設備の電気工事参入と拡大」 村田 直也、天野 成也 イビデングラファイト株式会社 製造部 EDM製造T 世界初の独自方法による加工技術確立と設備立上げ 竹市 俊介、濱邊 仁志、杉山 智子 イビデン樹脂株式会社 電子加工部 設備技術課 穴あけ機スピンドルのバランス修正作業の確立 粕谷 朋世、竹原 由菜 大垣ミナモソフトボールクラブ ミナモソフトボールクラブ 念願の一部昇格 江沼 良浩、相崎 威智朗、伊藤 友有、堀尾 正之、川瀬 辰彦、 窪田 真治、成瀬 三成、墨 幸隆、吉田 好孝 イビデン産業株式会社 ライフサポート事業部 大手自動車メーカー並みの割引率を目指して  ~団体扱自動車保険加入促進活動~ Szabo Tamas、Malik Csaba、Bango Balint IBIDEN Hungary DPF Production Maintenance Group 加工機の自掛による大掛かりなオーバホール AHMAD SAIFULLIZAN、柳瀬 文彦、NOR AZIAH BINTI YUSOP、SUHAILLA BINTI HASHIM、高木 慎太郎、 山内 良、HISHAMUDI HASSAN、田中 友佑、MOHD SYUWARI BIN OMAR、MOHD FADZLI BIN MD NOR、 MOHD TARMIZI BIN ZAKARIA、MOHAMAD NAZRI ISSALIMI BIN IBRAHIM IBIDEN Electronics Malaysia Quality Assurance Group IEMでの新用途向け基板の高品質での立上げと、 新規顧客ビジネス参入 Kally、 Laine、Bryan、Dennis、Cesar、Rhona IBIDEN Philippines Production Division IPI自掛のCC管理システムによる 実装工程CC廃棄ゼロ化 石黒 直人、吉川 裕樹、小林 知広、伊藤 勇希、日比 哲也、谷口 佳弘、鳥居 敬宏、 川合 英之、村田 幸照、三輪 郁弥、田中 秀幸、保科 和成、宮堂 寛仁 電子事業本部 車載ビジネスへの新規参入による売上拡大 井澤 清治、清水 武尊、日比野 敏明、前田 真太郎、小野 元通、野々村 幸典、大野 正樹、 関根 浩司、柴田 亜由美、高木 淑博、川口 宗雄、浦崎 恒、西脇 淳也、Jerry Tsai 電子事業本部 新規市場 生体認証向け基板の量産化 山本 伸輔、高野 陽介、大野 正雄、辻 浩光、木下 良平、大塚 陽、 Daniel Dios、Balint Reinhardt、Magyar Emoke セラミック事業本部 AFP事業部 製・販・技一体活動による大手顧客向け売上拡大 都竹 美好、熊田 聖之、片岡 恒明 経営企画本部  社長室経営企画G 業界トップ水準のガバナンス構築 (CGコード: 「フルコンプライ」達成)に向けた 「先読み」 「自掛」 「クロスセクション活動」 小野 正治、松岡 修、勝野 政弘、岡田 正義、細野 大悟、 安田 千恵子、横幕 俊彦、説田 国男、太田 実、近藤賢一 技術開発本部  企画G・開発部 人財開発センターの立ち上げ ~人財育成による技術マネージメント力強化(新製品開発力強化)基盤の構築~ ~社内ニーズに合せた技術者育成のための、自掛での育成環境整備~ ※MSAP:Modified Semi Additive Process 9 8

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Page 1: 2017 社員特別表彰 - jpibiden.co.jp-2018.turbine.jp.net/company/items/181106.pdf2017 社員特別表彰 表彰グループ名 テーマ名 受賞者 役員表彰 敬称略 また、機密情報につながるテーマ名は一部変更しております。※表彰の対象期間は2016年10月~2017年9月です、記載の所属部門は現在と異なっている場合があり

社 員 特 別 表 彰20172017

表彰グループ名 テ ー マ 名 受 賞 者

役 員 表 彰敬称略 また、機密情報につながるテーマ名は一部変更しております。

※表彰の対象期間は2016年10月~2017年9月です、記載の所属部門は現在と異なっている場合があります。 ※機密情報につながるテーマ名は一部変更しております。

社長表彰

表彰グループ名 テ ー マ 名 受 賞 者

 社員特別表彰を受賞された皆様、おめでとうございます。 本日、発表していただいた2件の社長表彰の内容は、聞けば聞くほど聞き応えのある発表でした。 揖斐電電子(北京)有限公司(IEB)は赤字で大変苦しんでいる状態でしたが、それを打破するために、MSAP※工法を入れることにしました。実はお客様には、MSAPは要らないと言われていましたが、それでもIEBはあきらめずに、社員が一丸となってMSAP工法(技術)の開発を進めまし

た。実際には最初は特にめっきラインはトラブルばかりで、生産能力は目標からかけ離れた状態でしたが、現地の社員28人が日本で真剣に研修を受けたり、製造ラインにカメラをつけて、1つ1つどこの何が原因なのかを検証しながら、自掛りで改善を進めました。その結果、IEBのMSAP技術がその将来性も含めお客様に認められ、12月から量産開始となりました。このテーマでは、IEBのあきらめない気持ち、地道に自掛りで問題解決に立ち向かう姿、そして現地の社員の団結力・底力が大変素晴らしく、社長表彰に値するところです。

 セラミック事業本部AFP事業部については、まずもって素晴らしいのは製造、営業、技術が一体となった活動であることです。全員が、「何としてでも大手顧客に入り込む(売上拡大)」という共通の目標を持っていました。その目標を実現する為に、まずは営業が、どういったところがお客様の要求点で、どのようにすればお客様に認めてもらえるのか、徹底的に掴むことからはじめました。そして製造、技術においては、原価改善を仕上げる為に、独自の技術を自掛りで開発した点が大変素晴らしく、さらには、資材・設備の調達については、生産拠点であるハンガリーで現地のメーカーを探し、ハンガリー国内で納入を行うことに注力した結果、投資金額を安く抑えることができ、製造原価に大きく貢献できました。全員が共通の目標に向かって、製・販・技一体活動を継続した成果、お客様と年2回のミーティングの機会を持てるようになり、深い信頼関係が確立し、今後の売上拡大に大きく結びついた点が、社長表彰に値します。 2件のテーマに共通しているクロスセクションチーム活動は、「全ての人が同じ目標を持ち続ける」ということが一番大事で、そこがスタートでもあります。是非、今後もこの活動を続けていただき、掲げた目標を達成してもらいたいです。

 2017年11月22日(水)、大垣フォーラムホテルにおいて、「2017年度 社員特別表彰」の表彰式が行われました。これは、業績への貢献、社会への貢献など、イビデングループの企業価値をあげたと認められる活動に対して表彰・奨励を行い、より一層の業績拡大を期待するものです。 2017年度は2件が社長表彰、20件が役員表彰を受賞しました。

児玉副社長の講評(要約)

※今回の受賞対象期間は2016年10月1日~2017年9月30日であり、  受賞者の部門名もこの期間に対応しています。

▲社長表彰受賞者の記念撮影

楊建利、山崎 貴博、郭建、趙陽、劉偉、劉宝輝 、岡部 浩二高木 武男、上田 和幸、川本 卓二、Choi Hongrock

電子事業本部 揖斐電電子(北京)有限公司・技術部 MSAP工法導入、製品展開による競争力の再構築

横山 敬、鎌野 淳之、丸本 直弘、早野 智子、嵯峨山 拓也経営企画本部 グローバル購買部 Good JC活動による保全部品購入先の集約・再編

山田 智紀、鈴木 健司、石原 淳嗣 技術開発本部 生産技術部水処理設計G 業界初の廃液再利用による外部廃液処理費ゼロ化

出口 篤、中武 泰啓、弓削 平人電子事業本部 生産部・事業企画

表面処理薬液の自社レシピ化による新商流構築と材料費削減

セデルケーニ ジョルト、植松 繁樹イビデンヨーロッパ株式会社(IEU)イビデンハンガリー株式会社(IHU)

子会社の監査機能強化による企業風土の改善と組織の活性化

高山 勝、桐山 邦博、安藤 龍磨、森川 祐一、伊藤 博幸、細野 洋司、冨岡 賢司、大橋 和幸、安藤 由貴、佐竹麻斗

電子事業本部 生産部設備管理G治工具T

競合に勝てる自社治工具開発と高生産化を実現する内製化活動

杉山 将也、大平 樹弥、Varga Attila、Gecsei Dániel、Hrubi Gábor

セラミック事業本部 DPF事業部生産技術部・IHU

オリジナル画像処理システムの自掛開発によるメーカー依存からの脱却

脇原 正人、柴田 賢一、小林 智也、水谷 浩介、後藤 雅人、松井 哲也セラミック事業本部 FGM事業部技術部・生産部

品質向上とコストダウンを兼ねた、生産能力向上のための黒鉛化プロセス新工法開発

清水 俊介、朴 喆載 、池 仁洙、大谷 晴雄、林 政博、小泉 美穂セラミック事業本部 FGM事業部・IGK

純度保証体制の構築_黒鉛化MTS整備と検査技術の確立

本田 世紀、長谷川 祐治、水谷 庄吾、飯沼 宣浩、植田 康夫、北村 貴哉

イビデンエンジニア株式会社電設事業部 電設G

産業分野新規開拓による事業成長「大手メーカー 半導体関連設備の電気工事参入と拡大」

村田 直也、天野 成也イビデングラファイト株式会社製造部 EDM製造T 世界初の独自方法による加工技術確立と設備立上げ

竹市 俊介、濱邊 仁志、杉山 智子イビデン樹脂株式会社電子加工部 設備技術課 穴あけ機スピンドルのバランス修正作業の確立

粕谷 朋世、竹原 由菜大垣ミナモソフトボールクラブ ミナモソフトボールクラブ 念願の一部昇格

江沼 良浩、相崎 威智朗、伊藤 友有、堀尾 正之、川瀬 辰彦、窪田 真治、成瀬 三成、墨 幸隆、吉田 好孝

イビデン産業株式会社ライフサポート事業部

大手自動車メーカー並みの割引率を目指して ~団体扱自動車保険加入促進活動~

Szabo Tamas、Malik Csaba、Bango BalintIBIDEN Hungary DPF Production Maintenance Group 加工機の自掛による大掛かりなオーバホール

AHMAD SAIFULLIZAN、柳瀬 文彦、NOR AZIAH BINTI YUSOP、SUHAILLA BINTI HASHIM、高木 慎太郎、山内 良、HISHAMUDI HASSAN、田中 友佑、MOHD SYUWARI BIN OMAR、MOHD FADZLI BIN MD NOR、MOHD TARMIZI BIN ZAKARIA、MOHAMAD NAZRI ISSALIMI BIN IBRAHIM

IBIDEN Electronics MalaysiaQuality Assurance Group

IEMでの新用途向け基板の高品質での立上げと、新規顧客ビジネス参入

Kally、Laine、Bryan、Dennis、Cesar、RhonaIBIDEN PhilippinesProduction Division

IPI自掛のCC管理システムによる実装工程CC廃棄ゼロ化

石黒 直人、吉川 裕樹、小林 知広、伊藤 勇希、日比 哲也、谷口 佳弘、鳥居 敬宏、川合 英之、村田 幸照、三輪 郁弥、田中 秀幸、保科 和成、宮堂 寛仁 電子事業本部 車載ビジネスへの新規参入による売上拡大

井澤 清治、清水 武尊、日比野 敏明、前田 真太郎、小野 元通、野々村 幸典、大野 正樹、関根 浩司、柴田 亜由美、高木 淑博、川口 宗雄、浦崎 恒、西脇 淳也、Jerry Tsai電子事業本部 新規市場 生体認証向け基板の量産化

山本 伸輔、高野 陽介、大野 正雄、辻 浩光、木下 良平、大塚 陽、Daniel Dios、Balint Reinhardt、Magyar Emoke

セラミック事業本部AFP事業部 製・販・技一体活動による大手顧客向け売上拡大

都竹 美好、熊田 聖之、片岡 恒明経営企画本部 社長室経営企画G

業界トップ水準のガバナンス構築(CGコード:「フルコンプライ」達成)に向けた「先読み」「自掛」「クロスセクション活動」

小野 正治、松岡 修、勝野 政弘、岡田 正義、細野 大悟、安田 千恵子、横幕 俊彦、説田 国男、太田 実、近藤賢一

技術開発本部 企画G・開発部

人財開発センターの立ち上げ ~人財育成による技術マネージメント力強化(新製品開発力強化)基盤の構築~ ~社内ニーズに合せた技術者育成のための、自掛での育成環境整備~

※MSAP:Modified Semi Additive Process

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