2016年4月作成 - 【医療関係者向け】パリエット …1 2...
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2016年4月作成RAB-B01A
2016年4月作成RAB-B02A
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ラベキュア®、ラベファイン®によるH. pylor i 除菌成績
除菌成績①
除菌成績②
結 果
評価項目
■除菌率の変化:非パック製剤からパック製剤に変更
非パック製剤による除菌療法2013年1月~2014年2月に当院でパリエット®を用いた非パック製剤によるH. pylori 除菌治療を行った患者158例一次除菌はパリエット®10mg、アモキシシリン水和物750mg、クラリスロマイシン200mgを1日2回投与、二次除菌はパリエット®10mg、アモキシシリン水和物750mg、メトロニダゾール250mgを1日2回投与。
従来、当院ではパリエット®を用いた非パック製剤によるH. pylori除菌療法を実施していたが、2014年2月以降はパック製剤であるラベキュア®、ラベファイン®への切り替えを行った。
パック製剤による除菌療法2014年2月~12月に当院でラベキュア®、ラベファイン®によるH. pylori除菌治療を行った患者120例一次除菌はラベキュア®パック400・800を1日2回投与、二次除菌はラベファイン®パックを1日2回投与。
非パック製剤による除菌率は89.9%(一次:84.9%、二次:95.8%)であった。パック製剤(ラベキュア®、ラベファイン®)への切り替え以降の除菌率は、94.2%(一次:89.6%、二次:100%)と当院での前除菌成績と比較して、パック製剤に変更することで4%以上の除菌率の向上が認められた。
除菌率等
粉川隆文:Helicobacter Research, 19(2), 189-196(2015)[PRT-1388]一部改変
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ヘリコバクター・ピロリ感染症の除菌療法に用いられるパック製剤一覧 (2016年4月現在)
評価項目 投与終了の少なくとも4週以降の除菌率。
試験方法
対 象
ランダム化前向き比較試験パリエット〔ラベプラゾールナトリウム(R)〕、クラリスロマイシン(C)、アモキシシリン(A)を使用した3剤併用除菌療法とパリエットのかわりにランソプラゾール(L)を使用した療法を実施した。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎で迅速ウレアーゼ試験により陽性と判定された患者295人を4治療グループに振り分け、ヘリコバクター・ピロリ一次除菌療法を一週間実施した。(2グループは承認外用量のため、承認内の2グループのみ記載)
RAC: 49例(R10mg+A750mg+C200mg、1日2回)LAC:148例(L30mg+A750mg+C200mg、1日2回)
結 果 パリエット群の除菌率は94%(ITT解析)・96%(PP解析)、ランソプラゾール群の除菌率は78%(ITT解析)・81%(PP解析)で、パリエット群に有意差が認められた。副作用は各々2例、3例であった。
Murakami, K. et al.:Aliment Pharmacol Ther., 16(11), 1933-1938(2002)[PRT-0306]村上和成. 臨牀消化器内科. 29(13), 1743-1747(2014)[PRT-1345]
患者背景 RAC LAC患者数男性 /女性平均年齢±SE(歳)診断 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胃炎
4928/21
49.5±9.2162211
14885/63
51.3±4.3565834
パリエット®によるヘリコバクター・ピロリ一次除菌の検討
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〈製品の外観〉
[パッケージ見本]
ラベキュア®パック400・800[パッケージ見本]
ラベファイン®パック
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