20151201 資金調達及び事業計画の作り方

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資金調達および事業計画のつくり方 沼倉正吾 SHOGO NUMAKURA 2015/9/3

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資金調達および事業計画のつくり方

沼倉正吾 SHOGO NUMAKURA

2015/9/3

概要 DVERSE Inc

About DIVERSE Inc.

会社名 DVERSE Inc.

設立年月日 2014年10月20日

所在地

米国本社:

113 Barksdale Professional Center, Newark, Delaware 19711 USA

日本事務所:

東京都港区南青山2-11-7 第一法規ビル2F

事業内容 VR(ヴァーチャル・リアリティ)コンテンツ、システム開発

代表取締役 SHOGO NUMAKURA

主要株主 SHOGO NUMAKURA, BonAngels Pacemaker, Viing Venture Partners

未来を創りだすことシンギュラリティを加速させること

ディヴァースの目的

まず初めに

VRで仕事をしたい!

VRで食べていきたい!

VRで世界を変えてやる!

VRを仕事にする方法 その①

■会社でVR開発事業を立ち上げる

■VR開発会社に入る

■フリーランスでVR開発を受託する

■VR開発会社orチームを立ち上げる

VRを仕事にする方法 その②

■VR開発会社orチームを立ち上げる

⇒受託開発

⇒独立開発

国内ゲーム市場①

0

1000

2000

3000

4000

5000

6000

2012年 2013年 2014年 2015年

日本国内の家庭用ゲーム(ハード+ソフト)市場規模

『2015 CESAゲーム白書』

国内ゲーム市場②

国内ゲーム市場③

海外ゲーム市場①

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

40000

2014年 2015年

海外の家庭用ゲーム(ハード+ソフト)市場規模

『2015 CESAゲーム白書』

海外ゲーム市場②

PS4 出荷台数

■海外累計 2,530万台

■日本累計 162万台2015.7月末現在

海外ゲーム市場③

国内・海外ゲーム市場を踏まえると

コンシューマゲーム開発に限っていえば、

海外でも通用するゲーム、キャラクターなどの

「グローバルIP」を持っている会社に就職する

のが早いかも・・・

それでも

それでも・・・

自分は自分の好きなものを

作るんだ!

立ち上げに必要なもの

開発会社/チームの立ち上げに必要なもの

■プロダクト

■メンバー

■資金

⇒ 何を作るのか

⇒ 誰とやるのか

⇒ どう調達するか

立ち上げに必要なもの:プロダクト①

マーケットイン

顧客が望むものを作る=課題、ニーズ

プロダクトアウト

作り手が良いと思うものを作る=技術、他

投資を受けているVR関連スタートアップ25

立ち上げに必要なもの:メンバー

ハッカー

アイデアを形にする優秀なプログラマー

ハスラー

周りを巻き込み事業を形にする

ヒップスター

UI/UXを手掛けるデザイナー

立ち上げに必要なもの:資金

■開発コスト算出

開発人数(給与)/家賃/必要機材/

ライセンス/その他

資金調達額=ファイナンス

シリコンバレー風 資金調達額の決め方

工数算定、見積が苦手なら以下でもOK

(雇いたい人数)×15,000ドル×18ヶ月

※国内であれば

(雇いたい人数)×120万円×18か月

全部使っちゃダメ!

ファイナンスとは①

ファイナンスとは・・・

事業を行うための資金を

調達することVC

ファイナンスとは②

VC(ベンチャーキャピタル)とは・・・

スタートアップに投資して

キャピタルゲインを得る会社

VC、投資家の種類

VC(ベンチャーキャピタル)

⇒銀行系、独立系

CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)

⇒自社事業とのシナジーを重視する

個人投資家(エンジェル)

ファイナンスとは③

エクイティファイナンス

株式を発行して、VC・投資家に購入しても

らう(資産)ことで資金を調達する

デットファイナンス

銀行などからお金を借りて(負債)資金を調

達する

=事業価値の最大化

=利子&元金の返済

スタートアップとベンチャーの違い

エクイティファイナンスを行う企業

その中でも短期間で一気にスケール(拡大)

する事業をする企業をスタートアップと呼ぶ

デットファイナンスを行う企業

所謂、中小企業。その中でも既存の商売・プ

ロダクトに縛られず挑戦をする企業をベン

チャーと呼ぶ

スタートアップの一生

シードラウンド アーリーラウンド ミドルラウンド レイターラウンド

EXIT

上場/売却

5~7年

◆一般的なスタートアップの一生

◆スタートアップはそれぞれのラウンドごとにファイナンスを行う

◆シードはアイデアレベル、アーリーはプロダクトリリース

ミドル~レイターはプロダクトのスケールを行い、EXITする

◆それぞれのラウンドで目標値に到達しない場合、企業価値

(Valuation)を高められずファイナンスが出来ずに死亡する

※売上がそこそこあると生き延びるが上場も売却も出来ずリビ

ングデッドと呼ばれる

◆スタートアップは常に死と隣り合わせである

ベンチャー/中小企業の一生

シード アーリー ミドル レイター

何年でも

◆一般的なベンチャー/中小企業の一生

◆銀行や投資家などからお金を借りて事業を行う

◆基本的には借りたお金の利子+元本を返済出来て利益が黒字なら

ベンチャー/中小企業はずっと継続可能

◆ベンチャー/中小企業は借りれるお金は売上に密接に結びついて

おり、まったくの新規事業などでは借りれないことがほとんど

◆スタートアップと比べて手持ち資金での勝負となりスピードが遅

くなる。

おぼえておいてもらいたいこと①

大中小企業、スタートアップ、問わず・・・

基本的に世の中のプロダクトや

プロジェクトはほとんどが失敗します

おぼえておいてもらいたいこと②

テクノロジーの進歩とそれに伴う浸透は・・・

加速度的に

スピードが速まっていきます

おぼえておいてもらいたいこと③

今の時代は・・・

人より早くプロダクトをリリース

人より早くその分野で失敗し

人より早く方向転換するか

いかに

いかに

いかに

おぼえておいてもらいたいこと④

エクイティファイナンス

株式を発行して、VC・投資家に購入しても

らう(資産)ことで資金を調達する

デットファイナンス

銀行などからお金を借りて(負債)資金を調

達する

立ち上げに必要なもの

開発会社/チームの立ち上げに必要なもの

■プロダクト

■メンバー

■資金

⇒ 何を作るのか

⇒ 誰とやるのか

⇒ 必要な金額

事業計画書をつくりましょう

1.課題・ニーズは何なのか?

2.市場はどうなっているのか?

3.どうやって解決するのか?

4.誰がやるのか?

5.いくら必要なのか?

知っておいてもらいたいこと

まったく未知の世界

経験したことのない道

最悪な事が最悪の時に起き

計画通りにはいかず予定は未定に

死なないから大丈夫

絶対におぼえておいてもらいたいこと

今の時代は・・・

人より早くプロダクトをリリース

人より早くその分野で失敗し

人より早く方向転換するか

いかに

いかに

いかに

【お薦め書籍】 起業/スタートアップ

◆企業のファイナンス (著)磯崎哲也

◆事業計画作成とベンチャー経営の手引き(編)総務省

◆スタートアップ・バイブル (著)アニス・ウッザマン

◆リーンスタートアップ(著)エリック・リース

【お薦め書籍】 起業/スタートアップ

◆イノベーションのジレンマ(著)クレイトン・クリステンセン

◆ゼロ トゥ ワン (著)ピーター・ティール

◆Founders at work (著)ジェシカ・リビングストン

◆ビジョナリー・カンパニー (著)ジム・コリンズ、他

◆社長失格 (著)板倉雄一郎

◆Yコンビネーター (著)ランダル・ストルス

◆ハードシングス (著)ベン・ホロウィッツ

◆フリー (著)クリス・アンダーソン

◆ロングテール (著)クリス・アンダーソン

◆メイカーズ (著)クリス・アンダーソン

◆シェア (著)レイチェル・ボッツマン

【お薦め書籍】 VR/AR/FUTURE

◆ダンジョンズ&ドリーマーズ(著)ブラッド・キング、他

◆スキズマトリックス (著)ブルース・スターリング

◆ニューロマンサー(著)ウィリアム・ギブスン

◆スノウ・クラッシュ (著)ニール・スティーブンスン

◆ヴィーナス・シティ (著)柾悟郎

◆巨人たちの星シリーズ (著)ジェイムズ・P・ホーガン

◆仮想空間計画 (著)ジェイムズ・P・ホーガン

◆宇宙消失 (著)グレッグ・イーガン

◆順列都市 (著)グレッグ・イーガン

◆ディアスポラ (著)グレッグ・イーガン

◆シンギュラリティは近い (著)レイ・カーツワイル

◆加速するテクノロジー (著)レイ・カーツワイル

おわりに

ご清聴

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