140525賢い患者になろう kansai for ls day プレゼン
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自己紹介
• 経歴 – 1969年 神戸市生まれ – 1996年 天理よろづ相談所病院 – 2007年 国立がん研究センター – 2009年 天理に復職
• 所属 – 総合診療教育部/総合内科 – 緩和ケアチーム
• 資格 – 総合内科専門医 – リウマチ専門医 – 血液専門医 – がん薬物療法専門医
• プライベート – 奈良市在住 – 妻、子供3人 – 阪神ファン
• 趣味 – ランニング – 耳かき
がん予防法
喫煙 吸わない。吸っていたらやめる。他人のタバコの煙から離れる。
飲酒 節度のある飲酒。
食事 バランスよくとる。塩分とり過ぎ、熱いもの、野菜・果物不足に注意。
身体活動 活動的に過ごす
体型 適正な体重を維持(BMI22前後)
感染 肝炎ウイルス、ヘリコバクターピロリ菌、ヒトパピローマウイルス、など
国立がん研究センターがん情報サービスより、一部改編
賢い患者①−1:信頼できる情報源を持っている
1. 国内 1. 国立がん研究センターがん対策情報センター
hIp://ganjoho.jp/public/index.html
2. Mindsガイドラインセンター hIp://minds.jcqhc.or.jp/n/public_user_main.php?main_tab=1&menu_id=1
2. 海外情報
1. NCCN hIp://www.nccn.org/default.aspx u NCCN日本語版 hIp://www.tri-‐kobe.org/nccn/
2. NCI hIp://www.cancerit.jp/na_onal-‐cancer-‐ins_tute u NCI-‐PDQ日本語版 hIp://cancerinfo.tri-‐kobe.org/
3. 海外癌医療情報リファレンス hIp://www.cancerit.jp/ u 日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT) hIp://jamt-‐cancer.org/
Copyright: the UMF
賢い患者③:人生の意味について 考える人
Copyright: Nathan Heeney
1. 何のためにがん治療を受けるのか 2. がん治療そのものが目的化していないか
賢い患者③:人生の意味について 考える人
がん経験者を特別視しない社会へ
• 再発・転移に関する定期検査 • 治療に伴う副作用や後遺症への対処 • 二次がんの可能性 • 糖尿病、高血圧・・・
• がん経験者の1/3は5年経っても、10年経っても、 再発・転移を心配する
• 社会的差別 がん経験者が、がんになる以前と同じような生活を気負いなく営める社会
がん経験者は肉体的にも、精神的にも、 社会的にも何重にも傷つきやすい存在
日本対がん協会 垣添忠生
医師は協力者、主役は患者さん
• サポーター – 患者さんの人生をその人にとって意味あるものにするた
めのお手伝いをする存在です。 • ナビゲーター
– そのために時には患者さんに寄り添い、時には患者さんを導くナビゲーター的存在でありたいと願っています。
• メンター – 患者さんの「自立」と「自律」を支えたいと思っています。