1. 2. - hirakata・ スライドプリンター 武藤化学 ppm-mx 2 ・...

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1 (内 訳) 1. 件名 病理診断業務支援システム 一式 2. 調達物品 今回の調達物品である「病理診断業務支援システム」の詳細な仕様については 別に掲げるシステム仕様書(別紙1)のとおりとする。 物品を調達するものは、別紙1の仕様を満たすものとして下記に記載する(A) または(B)のどちらか一方の組み合わせを選択するものとする。 (A)武藤化学株式会社製 病理・細胞診業務支援システム Patho Topia ●機器構成 (1)病理検査支援システム(PathoTopoia Ver.2組織診・細胞診・剖検含む 1 (2)ハードウェア構成 サーバー(ラック) (メインサーバー 1/バックアップサーバー 1) 富士通 指定サーバー ラックベースユニット、UPS 含む KVMスイッチ含む クライアント端末(デスクトップ) 富士通 指定機種 4 タブレット/タブレット端末 ペンタブレット Wacom DTK-2241/Medical 3

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1

仕 様 書

(内 訳)

1. 件名 病理診断業務支援システム 一式

2. 調達物品

今回の調達物品である「病理診断業務支援システム」の詳細な仕様については

別に掲げるシステム仕様書(別紙1)のとおりとする。

物品を調達するものは、別紙1の仕様を満たすものとして下記に記載する(A)

または(B)のどちらか一方の組み合わせを選択するものとする。

(A)武藤化学株式会社製 病理・細胞診業務支援システム Patho Topia

●機器構成

(1)病理検査支援システム(PathoTopoia Ver.2)

組織診・細胞診・剖検含む 1

(2)ハードウェア構成

サーバー(ラック)

(メインサーバー 1/バックアップサーバー 1)

富士通 指定サーバー ラックベースユニット、UPS含む

KVMスイッチ含む

クライアント端末(デスクトップ)

・ 富士通 指定機種 4

タブレット/タブレット端末

・ ペンタブレット Wacom DTK-2241/Medical 3

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2

・ タブレット端末 Microsoft Surface Pro 3 128GB 2

・ Wifiルーター(端末接続機器として)

バッファロー AirStation (最新版を納入のこと) 1

・ Wifiカード

アイファイジャパン EyeFi Mobi Pro 16GB 1

プリンター

・ A4カラーレーザープリンター EPSON LP-S950 3

・ ラベルプリンター 武藤化学 Label Printer M 1

・ スライドプリンター 武藤化学 PPM-MX 2

・ カセットプリンター 武藤化学 PULSAR 1

・ バーコードプリンター

サトー L’esprit R412v USB+LAN+EX 1

スキャナー

・ 連続スキャナー A4フラットベッドスキャナ

画像ソフト付

ADF標準装備 EPSON GT-D1000 2

バーコードリーダー

・ 2次元バーコードリーダー Honeywell 1900GHD-2USB 9

・ バーコードリーダー用スタンド Honeywell 1900STD-FX22 9

画像取得装置(デジタルカメラ等)

・ ミクロ用デジタルカメラ

オリンパス CCDカメラ DP-27 2

顕微鏡接続Cマウントを含むこと

・ デジタルスチルカメラ

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3

Canon レンズキット 70D 18-55 VR レンズキット 2

標本撮影台

・ エス・エフ・シー DL-N-XY 1

パソコンラック

サンワサプライ RAC-EC34 1

ブロードバンドルーター(リモート保守用)

・ YAMAHA NVR500 1

・ YAMAHA NVR500用ラックレールキット 1

(3)ソフトウェア構成

LEADTOOL

・ GrapeCity

LEAD TOOLS 16.5J Document Imaging ランタイムライセンス 2

・ GrapeCity

LEAD TOOLS 16.5J 1次元 バーコードプラグイン 1

スペルチェックソフト

・ LW&W Stedman’s Plus Medical/Pharmaceutical

Spellchecker,2014 standard [CD-ROM] 2

(B)株式会社インテック製

(1) 病理検査業務支援システム EXpath Ⅲ 1

(2)ハードウェア構成

サーバー本体(ラックマウント型)

(メインサーバー 1)

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4

バックアップ機能を備えていること

富士通指定サーバー ラックベースユニット、UPS含む

KVMスイッチ含む

クライアント端末(デスクトップ)

・ 富士通 指定機種 4

クライアント端末(ノート)

・ 富士通 指定機種 2

タブレット/タブレット端末

・ 21.5型液晶ペンタブレット Wacom DTK-2241/Medical 3

・ 21.5型ワイド液晶ディスプレイ Philips 223V5LHSB/11 2

・ 19型液晶ディスプレイ Philips 19S4LSB5/11 1

プリンター

・ A4カラーレーザープリンター EPSON LP-S950 3

・ ラベルプリンタ SATO L’esprit R412Vexカッター+LAN 2

・ フロストプリンタ 松浪硝子 Fine Frost Printer Mini 2

硝子収納用ラック(2)、電源ケーブル、USBケーブル含む

・ カセットプリンタ

サーモフィッシャー プリントメイト 450 1

オートコレクションシステム(1)を含むこと

スキャナー

・ 連続スキャナー A4フラットベッドスキャナ

画像ソフト付

ADF標準装備 EPSON GT-D1000 2

バーコードリーダー

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5

・ 2次元バーコードリーダー Honeywell 1900GHD-U 9

・ バーコードリーダー用スタンド

Honeywell 1900STD-FX22 9

画像取得装置(デジタルカメラ等)

・ ミクロ用デジタルカメラ

オリンパス DP-27IN2(本体 cellSensStandard) 2

・ 顕微鏡接続Cマウント

オリンパス U-TV0.63XC 2

・ デジタルスチルカメラ Nikon D5500 2

画像取り込み用ソフト Nikon Camera Control Pro2 2

ACアダプタ Nikon EH-5B 2

パワーコネクト Nikon EP-5A パワーコネクト 2

SDHCメモリーカード ELECOM MF-FSDH04G 2

リモートコード Nikon MC-DC2 2

USB延長ケーブル2m サンワサプライ KU20-NM20EN 2

マクロ用レンズ

Nikon AF-S NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR 2

標本撮影台

・ エス・エフ・シー DL-N-XY 1

パソコンラック

サンワサプライ RAC-EC34 1

ブロードバンドルーター(リモート保守用)

・ YAMAHA NVR500 1

・ YAMAHA NVR500用ラックレールキット 1

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6

(3)ソフトウェア構成

Expath

・ Expathサーバライセンス 1

・ Expathサーバオプション 画像オプション 1

・ Expathサーバオプション

オーダリング連携オプション 1

・ Expathクライアントライセンス(1~19台まで) 9

3. 特記事項

なお、本システム導入にあたり必要な本院内における作業等については下記の仕様

によるものとする。システム導入に必要な下記工事等にかかる費用については、機器

を納入するものがこれを負担すること

SE作業

・ 作業場所 別途、当院の指定する場所

・ 適用作業を含むものとする

・ HIS間インターフェース連携作業を含むものとする

・ データ移行作業(データ取り込み)作業を含むものとする

・ 現地設置調整作業・器材運搬他、調整のうえ納品のこと

サーバー室内電源・配線工事

・ 病理部門システムサーバの電源コンセント工事及び LAN 配線

工事

・ 電源工事は単相 100V 20A×1回路

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7

サーバー導入によるネットワーク設定について

・ 新規導入する病理部門システムを医療情報システムネットワ

ークに接続し、電子カルテシステムと相互通信を可能とする

よう既存のサーバSW及びコアSWの設定変更を実施するも

のとする。

・ 病理部門システムには新規 VLanを割り当てる方針を想定する

ものとする。

電子カルテ側連携プログラム作成について

・ 連携項目/システム対応範囲について

-依頼情報送信(ソケット通信)、受付情報受信(同)、レポー

ト受信(同)

-電子カルテからのレポート参照ボタン追加対応

・ 前提条件/確認事項

-連携IF仕様については、富士通標準仕様での接続とする

-電子カルテシステムと相乗りする場合、動作の不具合に関し

ては富士通社責任範囲外とする

(電子カルテシステムの動作保証を優先とする)

-IE・PDF・Java・Java Script等のバージョンについては電子

カルテ環境に依存すること

・ 連携プログラムの導入に際し、当院に既存の富士通電子カルテ

との連携作業に発生する費用については、機器を納入するもの

がこれを負担すること

過去データ移行について

・ 既存システム(病理・細胞診システム)からのデータ抽出作業

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8

及びデータファイル作成を実施すること

・ 運用に関しては、現地運用立会を実施すること

保守について

・ ISDN回線やインターネット VPNを利用したリモートメンテナン

スを実施すること。(院内配線工事を含む)

Wifiの使用について

・Wifiの回線使用にあたっては、当院担当者と協議の上、これを行

うこと。

4. 同等品について

ハードウェアについては同等品可とします。

それ以外のソフトウェア等については不可とします。

5. 設置場所

市立ひらかた病院

6. 納入期日

平成 29年 3月 31日

7. 支払条件

完納検品後、支払い

8. その他

現有機器の引取りなし

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病理診断業務支援システム 別紙1  

1/17

1 業務全般

1

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2 業務詳細

2-1

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2-15

保守機能

画像管理機能

その他

既存データ移行

実績

スライドラベル印刷機能

統計機能

台帳管理機能

精度管理機能

貸し出し管理機能

借用管理機能

Web参照画面(電子カルテ)にてレポートと画像の両方を展開できること。

提供範囲は以下の業務・機能とする。

組織診検査業務支援機能(外部組織診検査業務支援機能)

細胞診検査業務支援機能(外部細胞診検査業務支援機能)

剖検業務支援機能

検索機能

受付、実施情報を電子カルテシステムへ送信できること。

SurfacePROにて、タブレット専用システム画面が稼動出来る事。(ノートPCでも可)

進捗状況一覧表示で、進捗状況の確認が行える事。また、進捗状況から病理報告書が参照できること。

手動で進捗状況の変更が出来る事。

各ユーザー毎にセキュリティーレベル(権限)を与えられる事。

組織診・細胞診報告書(Web参照)にて過去レポートを参照できること。

検査部門側で、診療報酬算定を変更した場合、HIS経由で医事会計に情報送信する。この時、医事側で係る情報を印字する機能を有すること。

各最終報告書は、Webで閲覧できること。

当院との協議により、必要な場合は、電子カルテシステムからシングルサインオンにて病理診断業務支援システムを利用できること。端末へのログインに際してはユーザ名、パスワードなどによる認証をおこなうこと。

利用権の設定により、システムの利用可否を制御できること。

職種等によりアクセス制限(更新,参照等)が設定できること。

電子カルテシステムから、病理検査オーダ情報を受信できること。

本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

情報提供病院は、市立ひらかた病院であり、機器についてはサーバー室に設置する。

設置にかかる作業、電源工事、ネットワーク工事並びにデータ連携に作業・調整を含め、受託者がこれを行うこと。

調整上必要である場合は、市立ひらかた病院以外での作業も行うこと。

サーバー等のハードウェアについては、運用開始から5年間の保守を行うこと。

標本番号は、組織診、外部組織診、細胞診、外部細胞診、剖検毎に管理できること。また、要件定義時に、必要に応じて幾つかの標本番号を用意できること。 また、標本番号は到着確認時自動カウントアップすること。(外部組織診・細胞診を作成する場合は、病理番号50000番台からでも可)

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病理診断業務支援システム 別紙1  

2/17

本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

2-1 組織診検査業務支援機能

2-1-1 検査依頼受付

1

2

3

4

5 検体受付後はオーダーをロックする機能を有すること。

6 組織診の種別番号は年の通し番号とすること。

7 任意に検体バーコードが出力可能であること。

8 印字フォーマットは変更可能なこと。

9 臨床診断コード(病名コード)とフリーコメントの登録ができること。

10 検体コメントの入力ができること。フリー入力も可能なこと。

11 検査指示情報に対する到着確認処理をする機能を有すること。

12 バーコード読み込みによる到着確認機能を有すること。

13 標本番号の自動発行機能を有すること。

14 患者情報登録機能を有すること。

15 患者番号入力時、患者属性情報を表示でき、登録、訂正する機能を有すること。

16

17 容器に印字されているオーダバーコードを読み取ることで容器数のチェックが出来る機能を有すること。

18 患者の感染症情報に陽性例がある場合、注意を促すためにアラート表示されること。

19

20 オーダ情報受付時に、同時にオーダ情報の変更ができること。

21 依頼書取込機能を有すること。

22 依頼書を連続して取り込んだ後,標本に割り当てる機能を有すること。

23 標本情報等登録機能を有すること。

24 既往標本番号表示機能及び、既往歴の詳細内容の閲覧機能を有すること。

25 到着確認時にも既往歴が閲覧できること。昇順・降順に並び替えられること。

26 既往標本同士の関連を登録する機能を有すること。

27

28 必要に応じて、電子カルテシステムまたはオーダリングシステムへ診療報酬情報返信機能を有すること。

29 切出し情報を登録及び変更できること。

30 依頼臓器の採取方法が指定できること。

31 ブロックの枝番、コメントの入力機能を有すること。

部門発番した依頼情報に、事後オーダを割り付ける機能を有すること。

病理組織の受付入力は以下の項目を指定できること。(患者情報、担当医、依頼科、診療科、病棟、依頼臓器、臨床診断コード、依頼コメント、依頼情報(通常・迅速・他院標本)等)

検査情報一覧(表形式)から受付入力への連動が可能であること。(一覧表示から該当データを選択し、受付入力へ展開すること)

外部システム(医事システム/電子カルテシステム/オーダリングシステム/検査システム等)から患者属性情報(氏名、性別、生年月日など)を自動及び手動で取り込む機能を有すること。

外部システム(電子カルテ)から、患者臨床所見及び患者検査目的に入力されている文字列(例:HER2・RASなど)がある場合、注意を促すためにアラート表示されること。(枠の色を変更などでも可)

保険点数登録機能を有すること。臓器数に応じて初期値が自動的にチェックされること(臓器数は0-30、登録できること)。必要に応じて、電子カルテシステムまたはオーダリングシステムへ診療報酬情報返信機能を有すること。

検査指示情報(画像含む)、患者属性情報を電子カルテシステムまたはオーダリングシステムから取り込める機能を有すること。また、部門発番による受付登録機能を有すること。

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病理診断業務支援システム 別紙1  

3/17

本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

32 リンパの枝番、コメントの入力機能を有すること。

33 他院の枝番、コメントの入力機能を有すること。

34 染色情報の入力機能を有すること。

35 セット染色登録機能を有し、一括で染色を選択することができること。

36 セット染色数に制限がないこと。また、セット染色情報は保守機能よりメンテナンス可能であること。

37 染色単位でスライドの枚数が指定できること。

38 OP室で撮影された手術摘出臓器の摘出後のマクロ写真を電子カルテから閲覧できること。

39 切出し数及びラベル枚数の登録及び変更ができること。

40

41

42 採取部位の登録件数に制限がないこと。染色ラベル枚数は制限がないこと。

43

44 受付情報の入力・訂正・削除処理機能を有し、更新履歴管理機能を有すること。

45 また,履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

46 標本作製状況ステータス管理機能を有すること。

47 切出し時に下記の情報が登録できること。(脱灰・脱脂など)また、左記の文言は任意で設定できること。

48

49 標本作製状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

50 標本作製状況にコメントが登録できること。

51 診断状況ステータス管理機能を有すること。

52

53 診断状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

54 診断作製状況にコメントが登録できること。

55 依頼が電子的に行われていた場合、シェーマを利用することができること。

56

57 液晶ペンタブレットから画像編集できること。

58 マクロ画像がなくても、フリーペイント(スケッチ形式)で画像入力・編集ができること。

59 マクロ写真を検体に割り付ける時に、割り付け間違いが起きないシステムであること。

60 写真のプリントアウトが手動で管理出来ること。(出力設定も可能であること)

61 カセット、フロストの出力先を変更できること。

62 スキャナーで読み込んだ画像を保存して、一覧表示して画像編集できること。

63 画像編集で、臓器のスケール(長さ)、面積などが測定可能なこと。

64

2-1-2 ワークシート

未受付オーダでも事前にマクロ画像を取込むことができ、対象オーダに紐付けることができること。オーダの受付時には自動でその画像が表示されること。オーダのない標本でも事前にマクロ画像を取込み、患者IDで紐付けることができること。また、紐付けられた画像は、対象患者のオーダを受付ける際に、事前に取り込んだ画像があることを通知し、そのオーダに紐付けるかどうか画像単位で選択することができること。(カスタマイズ対応)

切出医、切出技師、切出し日の指定ができること。切り出し図にて割り当てられた番号で自動的にHE染色の染色依頼機能を有すること。

染色名入力および入力済検体の染色依頼機能を有すること。採取部位、採取方法、特殊染色名の登録及び変更ができること。また、採取部位毎に設定されている特殊染色名とラベル枚数が自動的に入力される機能を有すること。

受付情報登録後、次番号に自動で遷移する機能を有すること。前受付番号、次受付番号へはワンクリックで移動及び表示が可能であること。

標本作製進捗状況の閲覧、変更機能を有すること。作業状況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

診断状況の閲覧、変更機能を有すること。診断状況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

マクロ画像の画像編集(ペイント入力)機能を有すること。(切り出し線・ブロック番号・枝番号(数字・英語)・グリッド線・フリーハンドなどの画像編集ツールを利用できること。)

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病理診断業務支援システム 別紙1  

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

1 材料の追加切り出し管理機能を有すること。またその履歴管理機能を有すること。

2 標本作製工程管理機能を有すること。

3

4

5 出力先プリンタを任意に指定できること。

6 出力内容は、画面で確認できること。(検索内容画面がプレビューでも可)

7 出力内容は、EXCEL形式で保存できること。

8 任意の標本単位、スライド単位で提出管理ができること。

9 ワークシート印刷機能を有すること。

10

11 フリー入力でスライドラベルが出力できること。

12 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。

13 スライドラベルにバーコード出力が可能なこと。

14 スライドラベルの出力フォーマットは自由に定義できること。

15 二次元バーコードに対応しているシステムであること。

2-1-3 報告書の作成(診断支援機能)

1

2

3 デュアル画面、シングル画面の両対応が可能なこと。

4 診断入力画面は自由に定義できること(カスタマイズ含む)

5 診断標本の診断フェーズ選択(診断原案,最終診断等のフェーズ選択)機能を有すること。

6

7

8 採取部位毎に診断名入力できる機能を有すること。

9

10 定型文による所見文作成機能を有すること。

11 診断名、所見文への医学用語スペルチェック機能を有すること。

12 所見文への文字装飾機能を有すること。また所見文字数に制限がないこと。

13 所見文の定型文登録が利用ユーザー毎に登録できる機能を有すること。

14 最終診断を確定し、改竄できない状態にできること。

15 最終診断を確定し改竄できない状態にする操作は、複数標本をまとめてできること。

16 がん取扱規約に基づく臓器別報告書作成機能を有すること。

17 履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

18

19

診断コードによる診断文作成機能を有すること。標準コードは任意とする。但し,ICDOコード及び当病院の独自コードも対応可能で,自由文入力・編集も可能であること。

臓器コードと採取法コードによる診断名絞込み表示機能を有すること。また、診断名の選択は、診断名マスタからの検索入力や、入力履歴一覧からの選択、ユーザ毎の頻度順一覧からの選択が可能であること。

良性、悪性、境界病変、診断不能の区別を登録できること。また、未診断の表示時は良性のところにチェックされていること。

診断中に対象の標本から追加免疫依頼ができる機能を有すること。追加された免疫染色依頼のコスト情報・伝票が印刷されること。(追加請求連絡票の入力は手動でできること)

診断入力画面にてフリーコメントが入力できること。また、入力した内容がワークシートとして印刷されること。

指定された受付日または受付範囲にある標本の進捗状況を表示する機能を有すること。(出力・未出力の選択もできること)また工程進捗は自動的に更新され、手動による変更も可能であること。出力指示は以下の項目を指定できること。(すべて・受付日・切り出し日・染色指示日・病理部門番号・染色分類(特殊・免疫染色))

スライドラベル出力指示は以下の項目を指定できること。(受付日・切り出し日・病理部門番号・染色分類など)

検査情報一覧(表形式)から診断入力処理への連動が可能であること。(一覧表示から該当データを選択し、診断入力処理へデータ展開すること。)

組織診断入力中に以下の項目情報が入手できること。(患者情報・依頼内容・依頼書画像・マクロ画像・既往歴など)

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病理診断業務支援システム 別紙1  

5/17

本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

20 追加免疫染色結果に関する診断入力補助機能を有すること。

21 報告書印刷機能を有すること。科別・臓器別・内視鏡別などに出力・未出力が可能であること。

22 連続出力範囲・未印刷などの指定が可能であること。

23 出力先プリンタを任意に指定できること。

24 報告書に画像を添付出来ること。

25 仮報告書、本報告書、再出力の区別が可能であること。

26

27

28

29 診断入力画面よりWebレポートのプレビュー画面を参照できる機能を有すること。

30

31 Web参照の場合、臨床側が内容を確認したことを登録する機能を有すること。

32 Web参照の場合、臨床側が内容を確認していない病理レポートを検索する機能を有すること。

33

34 既往歴参照機能を有すること。必要に応じて詳細内容を参照できること。

35 仮診断・本診断・追加診断(9診断以上)の登録が可能であること。

36 診断の保留・確定の登録操作ができること。

37 診断確定後にダブルチェックを行った病理医の電子署名及び追加所見の入力ができること。(レポートへの名前の反映、版数の更新は無し。)(カスタマイズでの対応でも可)

38 最終診断後の追加・訂正レポート作成機能を有すること。

39 診断確定時に確定診断医の自動入力(電子署名)できること

40

41 キーワード検索による診断が可能であること。

42

43 がん取扱規約入力用のテンプレートをユーザ側で作成・変更が可能であること。

44 依頼書もしくはプレパラートに添付されたバーコードを読取ることにより,該当標本を表示できること。

45 追加免疫染色依頼機能を有すること。

46 ダブルチェック機能を有すること。また、それらの一覧画面を印刷できること。

47 追加した染色情報を染色依頼用紙に印刷できる機能を有すること。(カスタマイズ対応)

48 追加した染色情報にコメントを登録できる機能を有すること。(カスタイマズ対応)

49 染色依頼用紙には、染色コメントも印刷できること。(カスタマイズ対応)

50 顕微鏡デジタルカメラとの連携ができること。

51 診断区分が選択可能であること。

52 組織診の受付台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可能なこと。

53 組織診の結果台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可能なこと。(テンプレート検索での対応でも可)

54 受付台帳は出力は、月別、年度別、年別、四半期別で出力できること。

55 受付台帳出力結果は、EXCELファイルに保存できること。

2-2 細胞診検査業務支援機

診断の入力中に登録をしていない状態でも報告書の印刷プレビュー画面が表示できること。ただし、そのプレビュー画面から印刷する場合は、登録も可能なこと。

電子カルテシステム/オーダリングシステムと連携している場合には、結果送信もしくはWeb参照可能通知ができる機能を有すること。

Web参照の場合、最終診断、訂正・追加レポートといった履歴毎に参照可能であること。また、画像のダウンロードや画面印刷を防御する仕組みを有すること。

標本種別(重要,研究,希少,学会)の登録機能を有すること。標本種別の文言は任意で設定できること。また、検体種別に登録した標本は文言ごとに一覧印刷できること。

診断医の権限レベルによる確定操作のチェック機能を有すること(診断医の権限レベルによっては確定操作ができないようにすること)

特殊染色指示を行なう機能を有すること。追加された特殊染色依頼のワークシートを自動で印刷されること。(1部で可)

指定された受付日または標本番号範囲でまとめて報告書印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。

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病理診断業務支援システム 別紙1  

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

2-2-1 検査依頼受付

1

2

3 患者ID番号のない患者の受付入力ができること。

4

5 部門発番した依頼情報に、事後オーダを割り付ける機能を有すること。

6 オーダ情報受付時に、同時にオーダ情報の変更ができること。

7 検査指示情報に対する到着確認処理をする機能を有すること。

8 バーコード読み込みによる到着確認機能を有すること。

9 標本番号の自動発行機能を有すること。

10 一般、婦人科を含めた管理機能を有すること。

11 患者情報登録機能を有すること。

12 患者番号入力時、患者属性情報を表示でき、登録、訂正する機能を有すること。

13

14 患者の感染症情報に陽性例がある場合、注意を促すためにアラート表示されること。(カスタマイズでの対応)

15 依頼書取込機能を有すること。

16 依頼書を連続して取り込んだ後,標本に割り当てる機能を有すること。

17 標本情報等登録機能を有すること。

18 既往標本番号表示機能及び、既往歴の詳細内容の閲覧機能を有すること。

19 到着確認時にも既往歴が閲覧できること。(カスタマイズでの対応でも可)

20

21 既往標本同士の関連を登録する機能を有すること。

22

23

24

25

26 標本作製状況ステータス管理機能を有すること。

27

28 標本作製状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

29 標本作製状況にコメントが登録できること。

30 診断状況ステータス管理機能を有すること。

31

32 診断状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

33 診断作製状況にコメントが登録できること。

染色名入力および入力済検体の染色依頼機能を有すること。採取部位、採取方法、特殊染色名の登録及び変更ができること。また、採取部位毎に設定されている特殊染色名とラベル枚数が自動的に入力される機能を有すること。採取部位の登録件数に制限がないこと。染色ラベル枚数は制限がないこと。任意に検体バーコードが出力可能なこと。受付情報登録後、次番号に自動で遷移する機能を有すること。前受付番号、次受付番号へはワンクリックで移動及び表示が可能であること。

受付情報の入力・訂正・削除処理機能を有し、更新履歴管理機能を有すること。また,履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

標本作製進捗状況の閲覧、変更機能を有すること。作業状況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

診断状況の閲覧、変更機能を有すること。診断況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

細胞診の受付入力は以下の項目を指定できること。(患者情報、担当医、依頼科、診療科、病棟、依頼材料、依頼コメント、依頼情報(通常・迅速・他院)など)

受付情報一覧(表示形式)から受付入力への連動が可能であること。(一覧表示から該当データを選択し、受付入力へ展開すること。)

検査指示情報(画像含む)、患者属性情報を電子カルテシステムまたはオーダリングシステムから取り込める機能を有すること。また、部門発番による受付登録機能を有すること。

外部システム(医事システム/電子カルテシステム/オーダリングシステム/検査システム等)から患者属性情報(氏名、性別、生年月日など)を自動及び手動で取り込む機能を有すること。

病理検査室内で作製する標本については、受付時にスライドプリンターから自動でスライドが作成されること。(カスタマイズ対応でも可)

保険点数登録機能を有すること。材料に応じて婦人科、一般の保険項目の初期値がチェックされること。必要に応じて、電子カルテシステムまたはオーダリングシステムへ診療報酬情報返信機能を有すること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

34 患者付帯情報の入力ができること。(最終月経など)

35 細胞診の種別番号は年の通し番号とすること。

36 臨床診断コード(病名コード)とフリーコメントの登録ができること。

37 検体コメントの入力ができること。また、フリー入力も可能なこと。

38 1つの検査オーダーに複数材料存在しても1オーダーで受付すること。

2-2-2 ワークシート

1 出力指示は以下の項目を指定できること。(受付日・病理部門番号・染色分類(特殊・免疫染色)など)

2

3 染色情報の入力機能を有すること。

4 ワークシート印刷機能を有すること。

5 提出医登録機能を有すること。

6 追加標本作製機能を有すること。作業追加した標本の履歴管理を有すること。

7 バーコード読み込みによる、標本指定機能を有すること。

2-2-3 報告書の作成(診断支援機能)

1 検体バーコード、スライドラベルバーコードからデータが展開できること。

2

3 既往歴の表示は昇順・降順・組織診・細胞診の組み合わせで可能なこと。

4 細胞項目がマスタ化され、結果入力が可能なこと。

5 診断標本の診断フェーズ選択(スクリーニング,最終診断等のフェーズ選択)機能を有すること。

6

7

8 細胞検査士毎に、クラス分類、判定(Negative等)、出現細胞の入力を行なう機能を有すること。

9 定型文による所見文作成機能を有すること。

10 診断名、所見文への医学用語スペルチェック機能を有すること。

11 所見文への文字装飾機能を有すること。また所見文字数に制限がないこと。

12 所見文の定型文登録が利用ユーザー毎に登録できる機能を有すること。

13 最終診断を確定し、改竄できない状態にできること。

14 最終診断を確定し改竄できない状態にする操作は、複数標本をまとめてできること。

15 診断報告書の更新履歴管理機能を有すること。他の細胞検査士が入力した結果を閲覧可能なこと。

16 履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

17

18 1画面に並べて表示した内容を選択し、簡単に診断入力画面に反映できること。

19 診断の保留・確定の登録操作ができること。

細胞診結果入力中に以下の項目情報が入手できること。(患者情報、依頼内容、染色情報、依頼書、既往歴など)

診断コードによる診断文作成機能を有すること。標準コードは任意とする。但し,ICDOコード及び当病院の独自コードも対応可能で,自由文入力・編集も可能であること。

臓器コードと採取法コードによる診断名絞込み表示機能を有すること。また、診断名の選択は、診断名マスタからの検索入力や、入力履歴一覧からの選択、ユーザ毎の頻度順一覧からの選択が可能であること。

最終診断作成時、複数の細胞検査士が入力した内容が各々異なっている場合、自動的に、1画面に並べてその内容を表示することが可能なこと。

工程進捗段階の入力機能を有すること。指定された受付日または受付範囲にある標本の進捗状況を表示する機能を有すること。また工程進捗は自動的に更新され、手動による変更も可能であること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

20 診断確定時に確定細胞検査士・指導医の自動入力ができること

21 報告済みの修正は強制解除出来ず、追加レポートによること。

22 報告書のプレビュー機能を要すること。

23 顕微鏡デジタルカメラとの連携ができること。

24 ミクロ画像が即時に取り込め関連付けされること。

25 報告書印刷機能を有すること。

26 報告書に画像を添付出来ること。

27 仮報告書、本報告書、再出力の区別が可能であること。

28

29

30

31 診断入力画面よりWebレポートのプレビュー画面を参照できる機能を有すること。

32

33 Web参照の場合、臨床側が内容を確認したことを登録する機能を有すること。

34 Web参照の場合、臨床側が内容を確認していない病理レポートを検索する機能を有すること。

35 標本種別(重要,研究,希少,学会)の登録機能を有すること。

36 既往歴参照機能を有すること。必要に応じて詳細内容を参照できること。

37 最終診断後の追加・訂正レポート作成機能を有すること。

38 特殊染色指示を行なう機能を有すること。

39 依頼書もしくはプレパラートに添付されたバーコードを読取ることにより,該当標本を表示できること。

2-3 剖検業務支援機能

2-3-1 検査依頼受付

1

2 部門発番した依頼情報に、事後オーダを割り付ける機能を有すること。

3 検査依頼単位、または、検査依頼一括登録機能を有すること。

4 オーダ情報受付時に、同時にオーダ情報の変更ができること。

5 検査指示情報に対する到着確認処理をする機能を有すること。

6 バーコード読み込みによる到着確認機能を有すること。

7 標本番号の自動発行機能を有すること。

8 患者情報登録機能を有すること。

9 患者番号入力時、患者属性情報を表示でき、登録、訂正する機能を有すること。

10

11 患者の感染症情報に陽性例がある場合、注意を促すためにアラート表示されること。(カスタマイズ対応でも可)

12 剖検依頼書・承諾書取込機能を有すること。

13 依頼書を連続して取り込んだ後,標本に割り当てる機能を有すること。

電子カルテシステム/オーダリングシステムと連携している場合には、結果送信もしくはWeb参照可能通知ができる機能を有すること。

Web参照の場合、最終診断、訂正・追加レポートといった履歴毎に参照可能であること。また、画像のダウンロードや画面印刷を防御する仕組みを有すること。

検査指示情報(画像含む)、患者属性情報を電子カルテシステムまたはオーダリングシステムから取り込める機能を有すること。また、部門発番による受付登録機能を有すること。

外部システム(医事システム/電子カルテシステム/オーダリングシステム/検査システム等)から患者属性情報(氏名、性別、生年月日など)を自動及び手動で取り込む機能を有すること。

指定された受付日または標本番号範囲でまとめて報告書印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。

診断の入力中に登録をしていない状態でも報告書の印刷プレビュー画面が表示できること。ただし、そのプレビュー画面から印刷する場合は、登録も可能なこと。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

14 標本情報等登録機能を有すること。

15 既往標本番号表示機能及び、既往歴の詳細内容の閲覧機能を有すること。

16 到着確認時にも既往歴が閲覧できること。(カスタマイズ対応でも可)

17 切出し情報を登録及び変更できること。

18 ブロックの枝番、コメントの入力機能を有すること。

19 リンパの枝番、コメントの入力機能を有すること。

20 他院の枝番、コメントの入力機能を有すること。

21 染色情報の入力機能を有すること。

22 セット染色登録機能を有し、一括で染色を選択することができること。

23 セット染色数に制限がないこと。また、セット染色情報は保守機能よりメンテナンス可能であること。

24 切出し数及びラベル枚数の登録及び変更ができること。

25 切出医、切り出し技師、切出し日の指定ができること。

26 染色名入力および入力済検体の染色依頼機能を有すること。

27

28 受付情報の入力・訂正・削除処理機能を有し、更新履歴管理機能を有すること。

29 また,履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

30 依頼書及びビンに貼ることが可能な,標本番号のバーコードシールを印刷する機能を有すること。

31 標本作製状況ステータス管理機能を有すること。

32

33 標本作製状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

34 標本作製状況にコメントが登録できること。

35 診断状況ステータス管理機能を有すること。

36

37 診断状況は、Webレポートからも参照できる機能を有すること。

38 診断作製状況にコメントが登録できること。

2-3-2 ワークシート

1 材料の追加切り出し管理機能を有すること。またその履歴管理機能を有すること。

2 標本作製工程管理機能を有すること。

3

4 任意の標本単位、スライド単位で提出管理ができること。

5 ワークシート印刷機能を有すること。

6 ワークシート一覧上から、指定された標本の受付情報を簡単に変更する機能を有すること。

2-3-3 報告書の作成(診断支援機能)

1 診断標本の診断フェーズ選択(診断原案,最終診断等のフェーズ選択)機能を有すること。

診断状況の閲覧、変更機能を有すること。診断況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

指定された受付日または受付範囲にある標本の進捗状況を表示する機能を有すること。また工程進捗は自動的に更新され、手動による変更も可能であること。

受付情報登録後、次番号に自動で遷移する機能を有すること。前受付番号、次受付番号へはワンクリックで移動及び表示が可能であること。

標本作製進捗状況の閲覧、変更機能を有すること。作業状況により自動的に工程が更新され、手動でも変更可能であること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

2

3 定型文による所見文作成機能を有すること。

4 主病変、副病変、剖検総括の入力機能を有すること。

5 医学用語スペルチェック機能を有すること。

6 所見文への文字装飾機能を有すること。また所見文字数に制限がないこと。

7 臓器重量表の入力機能を有すること。

8 所見文の定型文登録が利用ユーザー毎に登録できる機能を有すること。

9 最終診断を確定し、改竄できない状態にできること。

10 最終診断を__

11 診断報告書の更新履歴管理機能を有すること。また、同時に既往歴情報も閲覧可能なこと。

12 履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。

13 報告書印刷機能を有すること。

14 報告書に画像を添付出来ること。

15 仮報告書、本報告書、再出力の区別が可能であること。

16

17

18 診断入力画面よりWebレポートのプレビュー画面を参照できる機能を有すること。

19

20 Web参照の場合、臨床側が内容を確認したことを登録する機能を有すること。

21 Web参照の場合、臨床側が内容を確認していない病理レポートを検索する機能を有すること。

22 標本種別(重要,研究,希少,学会)の登録機能を有すること。

23 既往歴参照機能を有すること。必要に応じて詳細内容を参照できること。

24 最終診断後の追加・訂正レポート作成機能を有すること。

25 特殊染色指示を行なう機能を有すること。

26 依頼書もしくはプレパラートに添付されたバーコードを読取ることにより,該当標本を表示できること。

2-4 検索機能

1 検索条件のセットは複数用意することが可能であり、その数に制限がないこと。

2 問い合わせ(簡易検索)機能

3 患者IDおよび患者氏名などの項目で検索でき作業工程の進捗表示が可能であること。

4 入力した複数問い合わせ条件項目は、AND(かつ)条件で検索が可能であること。

5 受付、診断等の作業中に、問い合わせ機能を併用して利用することが可能であること。

6 問い合わせ結果から診断済み標本の診断内容を表示することが可能であること。

7 問い合わせ結果は、印刷およびファイル出力(Excel形式もしくはCSV形式)が可能であること。

8 汎用検索機能

9 受付および診断情報を複合させ検索が可能であること。

10 標本種別毎(組織診、細胞診、剖検)に検索が可能であること。

診断コードによる剖検主診断名作成機能を有すること。標準コードは任意とする。但し,ICDOコード及び当病院の独自コードも対応可能で,自由文入力・編集も可能であること。

指定された受付日または標本番号範囲でまとめて報告書印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。

電子カルテシステム/オーダリングシステムと連携している場合には、結果送信もしくはWeb参照可能通知ができる機能を有すること。

Web参照の場合、最終診断、訂正・追加レポートといった履歴毎に参照可能であること。また、画像のダウンロードや画面印刷を防御する仕組みを有すること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

11 受付日を範囲指定して任意の条件で検索が可能であること。

12

13

14 診断名、所見内容での検索が可能であり、大文字小文字の区別をするかしないかを設定可能であること。

15 臓器コード、診断コード、採取法のセットによる検索が可能であること。

16 がん取扱規約に基づく登録項目を個別検索可能であること。

17 受付、診断等の作業中に、検索機能を併用して利用することが可能であること。

18 検索結果は,対象件数表示を行った後に一覧表示および詳細表示が可能であること。

19 一度利用した検索条件については、条件登録により再利用が可能であること

20

21 一覧に対して、選択された任意の行のみ印刷およびファイル出力が可能であること。

22

23 検索結果一覧から、簡単に受付情報の履歴と診断情報の履歴が参照できること。

24

2-5 スライドラベル印刷機能

1 組織診、細胞診、剖検スライドラベル印刷機能を有すること。

2 受付、診断等の作業中に、スライドラベル印刷機能を併用して利用することが可能であること。

3 標本番号情報を持ったバーコードをスライドラベルに印字できること。

4 ラベル印字を行なう際に、用紙の開始位置指定ができること。

5 フリー入力によるラベル生成機能を有すること。検体情報を雛型にできること。

6 印刷対象ラベルの検索機能を有すること。

7 未印刷および印刷済での検索が可能であること。

8

9

10

2-6 統計機能

1 組織診業務統計機能を有すること。(ヒアリング時に話し合いでも可)

2 診療科別業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

3 病棟別業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

4 臓器別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

5 業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

6 染色種類別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

7 細胞診業務統計機能を有すること。(ヒアリング時に話し合いでも可)

印刷された特殊染色ラベルの管理が行なえること。また、指定された受付日以前に指示されている特殊染色を一覧形式で表示、印刷できること。

組織診、剖検において、カセットに印字されたバーコードを読み取ることで、対象カセットで作製したスライドのラベルを印字することができること。

任意(複数可)の条件で検索が可能なこと。(依頼元、診断医、検査項目、採取部位、採取法、良悪、クラス、判定、診断コード、診断フリー、総合所見、コメントフリー、年齢、画像コメント等)

各検索条件項目はAND(かつ)条件、同一検索条件項目(所見および受付情報)はOR(または)およびAND(かつ)条件で検索が可能であること。

検索結果は、印刷およびファイル出力(Excel形式もしくはCSV形式)が可能であること。また、がん取扱規約情報も抽出可能であること。

汎用検索は、検索中にヒット件数がシステム設定の上限以上に達した場合、検索条件を絞るよう促し、検索実行の中止ができること。

画像データも任意(複数可)の条件で抽出が可能なこと。(依頼元、診断医、検査項目、採取部位、採取法、良悪、クラス、判定、診断コード、診断フリー、総合所見、コメントフリー、年齢、画像コメント等)

指定された受付日または標本番号範囲での印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。印刷されたラベルの出力管理ができること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

8 診療科別業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

9 病棟別業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

10 検体別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

11 業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

12 染色種類別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

13 クラス別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

14 細胞診判定別統計作成支援機能(細胞診認定施設対応)(ヒアリング時に話し合いでも可)

15 剖検業務統計機能を有すること。(ヒアリング時に話し合いでも可)

16 剖検業務統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

17 染色種類別統計作成支援機能(ヒアリング時に話し合いでも可)

18 保険点数統計機能を有すること。(ヒアリング時に話し合いでも可)

19 組織診・細(ヒアリング時に話し合いでも可)

20 診療科別、業務別、材料別の統計に関しては、日毎の件数を集計する月報機能を有すること。(ヒアリング時に話し合いでも可)

21

22 ブロック数・スライド枚数集計(科別・材料別)が可能であること。

2-7 台帳管理機能

1

2

3

4

2-8 貸し出し管理機能

1

2 未返却標本の検索、貸し出し状況が表示できる機能を有すること。

3 貸し出した標本の返却入力ができる機能を有すること。

4 貸出時に対象となるスライド、カセットのバーコードを読み取ることで自動て貸出情報が入力されること。

5 返却期限が超えている場合、督促状を印刷する機能を有すること。

6 臨床が病理標本のWeb貸出予約ができること。

2-9 借用管理機能

1

各々の台帳の一覧から、受付を行なった検体情報を一覧形式で表示または印刷ができる機能を有すること。(テンプレート検索での対応でも可)

以下の項目を入力し、標本の貸し出し管理機能を有すること。(依頼元、標本番号、患者番号、患者カナ氏名、患者漢字氏名、受付日、貸出日、返却予定日、貸出先、コメント)

以下の項目を入力し、借用管理機能を有すること。(依頼元、標本番号、患者番号、患者カナ氏名、患者漢字氏名、受付日、貸出日、返却予定日、貸出先、コメント)

統計結果は、EXCELファイルに出力できること。また、EXCELに出力された値から、その詳細の対象標本一覧が表示できること。

組織診業務・診断台帳作成機能を有すること。指定された受付日または標本番号範囲での印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。(テンプレート検索での対応でも可)細胞診業務・診断台帳作成機能を有すること。指定された受付日または標本番号範囲での印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。(テンプレート検索での対応でも可)剖検業務・診断台帳作成機能を有すること。指定された受付日または標本番号範囲での印刷ができること。標本番号指定の場合には、任意に選択された番号で印刷が可能であること。(テンプレート検索での対応でも可)

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

2 未返却標本の検索、貸し出し状況が表示できる機能を有すること。

3 借用した標本の返却入力ができる機能を有すること。

2-10 保守機能

1 バックアップ機能を有すること。

2 マスターデータ管理機能を有すること。

3 マスターデータ管理機能は他端末が使用中でも使用できること。

4

5

6 リモートメンテナンス 

7 ISDN回線やインターネットVPNを利用したリモートメンテナンスが可能なこと。

2-11 画像管理機能

1 画像管理、画像編集、画像印刷、画像の取り扱いに関して、以下の機能を有すること。

2

3

4

5 ペイントについては、取り込んだ画像上に図形やテキストを描画する、ペイント機能を有すること。

6 描画項目について、一般的な描画機能として、以下の機能を有すること。

7 直線描画機能

8 円、楕円描画機能

9 フリーハンド曲線描画機能

10 矩形描画機能

11 描画オブジェクトの色、太さを変更する機能

12 テキスト入力機能(定型文化できること。また定型文の数に制限がないこと。)

13 入力文字の色、フォント、大きさを変更する機能

14 組織標本の切出し図を描くために、以下の機能を有すること。

15 切出し番号の自動ナンバリング機能

16 枝番号の自動ナンバリング機能

17 斜め矩形描画機能

18 矩形の自動分割機能

19 同一サイズの矩形の連続描画機能

20 2点間距離計測ツール

21 指定閉区間面積計測ツール

取り込まれた画像は、画像単位でマクロ画像、ミクロ画像、依頼書画像、シェーマ画像、その他の画像として属性管理できること。取り込まれた画像はJPEGフォーマットで保存されること。1検査に対して、マクロ画像、顕微鏡画像をそれぞれ複数枚(1標本に対し合計で最大300枚まで)取り込むことができること。システムの、ハードウェア的あるいはソフトウェア的な画像取り込み数制限は、運用上問題の無いレベルであること。

マクロカメラ、ミクロカメラ共に、撮影と同時に自動的に対象標本に取り込まれること。また、自動で取り込みたくない場合は、利用端末単位で撮影画面上で簡単に切り替えれること。

ユーザ毎に利用できる機能と機能内での権限が定義可能であること。また、この定義はユーザ毎とし、別端末を使用してもユーザ毎の制約が適用されること。

標本番号、患者情報、診断名、所見等のデータはcsv形式など容易に他のデータベースへ移行できる形式で出力できること。

画像取り込み機能イメージスキャナ、デジタルカメラを利用して、画像を取り込む機能を有すること。画像ファイル取り込み機能により、取り込まれた画像は、自動的に該当標本と関連付けられること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

22 定型文機能

23

24 シェーマを使ってオーダされた場合も受付対応できること。

25 画像印刷機能を有すること。

26

27

28 白紙からの画像加工が可能であること。また、印刷も可能であること。

2-12 その他

1 ユーザ名とログインパスワード入力によるログイン管理が可能であること。

2 ・Windows認証もしくは電子カルテ認証による、シングルサインオンの機能に対応できること。

3

4

5 スライドに直接印字する装置(フロストプリンタ)との接続実績を有すること。

6 カセットブロックに直接印字する装置(カセットプリンタ)との接続実績を有すること。

7 自動免疫染色装置(ロシュ社やDAKO社)への染色プロトコルデータ渡しの実績を有すること。

8 バーチャルスライド装置との接続実績を有すること。

9 病理部内で利用できるグループウェア機能を有すること。

10 Web掲示板機能により病理部内でコミュニケーションがはかれること。

11

12 すべての業務機能において、業務機能排他がかからず、同時に複数の業務機能が利用できること。

13 端末を利用していないときに、不正アクセスを避けるため、画面のロックがかけられる機能を有すること。

14 ・画面のロックは、ユーザ任意に手動でかけられること。

15 モニタの解像度が1280×1024以上であればどの解像度でも対応できること。

16 システムはマルチディスプレイに対応できること。

17

18

2-13 既存データ移行

1 既存システムに保管されているデータ全てをスムーズに移行することが可能であること。

2 受付情報、診断情報の文字情報と病理画像の関連性を維持した上で移行が可能であること。

3 既存システムの画面に表示される項目は、新システムでも同様な画面で表示できること。

登録・削除処理、検索実行処理の結果は、必ずその処理が完了したことを表示し、一定時間を経過すると自動的にその表示が消えること。また、即時にその表示を消したい場合はワンアクションで表示を消せること。表示されている間でも各操作ができること。

カレンダー機能によるタスク管理ができること。タスクは利用者の権限ごとにアクセス制限が設けられること。また、カレンダー機能に関する画面構成などは病理医の指示に従うこと。(カスタマイズ含む)

バックアップが失敗している場合、回復するまで定期的にエラー通知が表示さること。また、エラー通知は任意の端末に設定することができること。

各種システム連携で、正しく送信出来ていない場合、回復するまで定期的にエラー通知が表示されること。また、エラー通知は任意の端末に設定することができること。

原画像保存について、ペイント前の原画像は、必ず保存されていること。ペイント後の画像と、ペイント前の画像の両方を、システムは必ず保存・管理すること。描画した線や文字等の情報は、保存後であっても何度でも修正が可能であること。

1枚の用紙に何枚の画像を印刷するかを印刷実行時に選択できること。なお、選択は1枚、2枚、4枚、8枚から選択できること。また、縦、横印刷の選択も可能なこと。(カスタマイズ対応でも可)印刷時には、標本属性情報も含めて印刷できること。標本属性情報には患者属性情報、バーコード、印刷日時、撮影日を有し、印刷実行時に自由にそれらを印刷するかどうかを選択できすること。

診断を確定し改竄できない状態にする操作には、ログインパスワードとは異なるパスワード認証が可能であること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

4

3 機器・基本ソフトウエア構成

3-1 物品に備えるべき技術的要件

1 基本要件については病理検査を支援する機能を有する、クライアント・サーバシステムであること。

2 サーバの構成について病理検査支援システムは、以下の機器および必要な周辺機器で構成されること。

3 ハードウェアは以下の仕様を満たす、標準的なPCサーバであること。

4 CPUはインテル Xeon E5-2640 2.50GHz相当以上であること。

5 メモリは8GB 以上であること。

6

7 リムーバブルメディアはCDドライブまたは同等以上のデバイスを接続できること。

8 バックアップ装置は実容量2.0TBミラーリングHDDもしくは同等のバックアップ装置を持つこと。

9 無停電電源装置(UPS)を備え、オートシャットダウン機能を有すること。

10 LANは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T自動切替であること。

11 17インチ以上の大きさのTFTモニターを1台有すること。    

12 ソフトウェアについては以下の要件を満たすこと。

13 基本ソフトウェアはWindows Server 2008 R2もしくはそれ以降のバージョンの基本ソフトウェアであること。

14

15

16 クライアントの構成については以下の仕様を満たす、標準的なPCであること。

17 ハードウェアについては以下の要件を満たすこと。

18 クライアント端末は以下の要件を満たすこと。

19 CPUはデスクトップ型:Core i5 3.00GHz以上、ノート型:Core i5 3.00GHz以上であること。

20 メモリは4GB 以上であること。

21 ハードディスクはデスクトップ型:160GB以上、ノート型:160GB以上であること。

22 リムーバブルメディアはCD-RW/DVD-ROMコンボドライブまたは同等以上のデバイスを接続できること。

23 LANは10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T自動切替であること。

24 ホイールマウスもしくは光学マウスを有すること。

25 デスクトップ型のモニターは、22インチワイドモニタ(解像度はフルHD以上)以上であること。

26 ノート型のモニターの解像度は、SXGA 1280×1024以上であること。

27 ソフトウェアについては以下の要件を満たすこと。

28 基本ソフトウェアはWindows 7 Professional(32bit)であること。

29

30

31 端末のイメージバックアップがとれるソフトウェアがインストールされていること。

32 リカバリメディアを添付すること。

データベース・ソフトウェアはMicrosoft SQL SERVER 又はOracle 11g Standard Edition(ユーザ数制限なし) 、もしくはそれ以降のバージョンのデータベース・ソフトウェアであること。

アプリケーション・ソフトウェアは本仕様を満たす機能を提供する、サーバ・アプリケーションがインストールされていること。

端末についてはMicrosoft製 Office2013(Word、Excel、PowerPoint)、もしくはそれ以降のバージョンがインストールされていること。

アプリケーション・ソフトウェアは本仕様を満たす機能を提供するクライアント・アプリケーションが、各クライアントに一式づつインストールされていること。

受付履歴、ラベル印刷履歴、提出履歴、診断履歴、画像履歴のすべての履歴情報が移行され、移行後のシステムでも閲覧可能であること。

ハードディスクはRAID5もしくはRAID10構成であること。実効1.8TB以上であること。ホットスペアディスクを有すること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

33 クライアント接続機器の仕様について各クライアントに接続される接続機器は、以下の仕様を満たすこと。

34 マクロ撮影用カメラは以下の要件を満たすこと。  

35 画素数は2410万画素以上であること。

36 ファイルフォーマットはJPEG方式で記録できること。

37 記録メディアはコンパクトフラッシュもしくは代替の外部媒体が使用できること。

38 近接撮影は20cmまで近接撮影が可能であること。

39 撮影台全面の撮影が可能であること。

40 スタンド取り付けはカメラを撮影台に固定して撮影するための三脚穴を有すること。

41 正逆アダプタを有すること。

42 リモートコードを有すること。

43

44 接続したPC上でカメラを制御できること。

45 制御用PCのキーボードカバーを含むこと。

46 ラベルプリンタについては以下の要件を満たすこと。

47 印字方式は感熱方式/熱転写方式兼用であること。

48 解像度は12dot/mm(305dpi)以上であること。

49 印字速度は100mm/秒(4インチ/秒)以上であること。

50 印字有効エリアは最大 長さ400mm×幅104mmであること。

51 QRコード、マイクロQRコードに対応していること。

52 インタフェースはUSBまたはLANであること。

53 ガラス印字プリンタについては以下の要件を満たすこと。

54 印字方式は熱転写方式であること。

55 印字速度は スライドガラス 約7分/100枚であること。

56 印字品質は水、アルコール、キシレンに耐性があること。

57 バーコードの種類は、1次元、2次元が対応できること。

58 印字ドット密度は12ドット/mmであること。

59

60 小型ガラス印字プリンタについては以下の要件を満たすこと。

61 印字方式は、レーザー及び熱転写方式であること。

62 印字速度は スライドガラス 約3分/約30枚以上であること。

63 印字品質は水、アルコール、キシレンに耐性があること。

64 バーコードの種類は、1次元、2次元が対応できること。

65 印字ドット密度は12ドット/mmであること。

66 インタフェースはUSBであること。

67 ミクロトームの横に設置できるコンパクトサイズであること。

68 カセット印字プリンタについては以下の要件を満たすこと。

69 印字速度は最大15カセット/分以上であること。

70 印字方式は、レーザー及びインクジェット方式であること。

PC接続はUSBもしくは代替手段により、PCと接続し、記録メディア内の画像ファイルをPC側で読み出せること。

インタフェースは、USBまたはIEEE1284またはLANであること。

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本仕様書に記載されているすべての項目については、次の要件を満たすこと。

71 セットできるカセットの数は、8本のマガジンに各45個収納できること。

72 印字カセットがトレイに並んで排出されること。

73 イメージスキャナは以下の要件を満たすこと。

74 読取方式読取ヘッド移動による原稿固定読取方式であること。

75 解像度は4800dpi以上であること。

76 用紙サイズは最大A4まで読み取れること。

77 インターフェースはUSBであること。

78 オートドキュメントフィーダが付属していること。

79 依頼書に記載するバーコードを読み取れること。

80 バーコードリーダは以下の要件を満たすこと。

81 ニ次元バーコードの読み取りが可能であること。

82 ハンドフリースタンドが付属していること。