第 7回住民集会 」第 7次意見書

1995年 3月 4日

天理教兵神大教会地下食堂

参加者 :約 60人

2月末、須磨 多聞線、中央幹線、千森線の街路計画の事業認 可審議を知 った我々、

桜木町請 会は、3月 4日に鶴 集会を開きも須磨多聞線に関する意見書の提出を決

定 した。 5日よ り草案 を住民に配布、承認の後、3月 7θ 日に神戸藤 宛てに、以 下

の意見書を提出 した。しか しその後、IF~市の姿勢には何の変化もないまま、事業認

竃が行 われた。

須磨 多聞線 に関する意見書

昭和21年に都市計画決定されたとされる表記の道路は、私たち

のまちを真二つに縦断します。本年2月 末から始まった震災復興計

画の縦覧の折、より詳しい説明を求めましたところ、この道路が、

3月 末に事業認可される予定との説明を受けました。もしこの道路

ができれば、須磨を愛し桜木町を愛してきた、私たち住民の生活は

一体どうなるでしょう。1日 に何万台も通過する自動車による大気

汚染・騒音・振動・交通事故などで、私たち住民の生存権までも奪

われそうな危機感をもっています。

この危機感には根拠がないとお考えでしょうか。昭和21年に環

境アセスメントが行われたとはだれも考えないでしょう。その後、

この道路計画は見直されたと聞いていますが、その時にも環境 に

対する影響度調査が行われたことは無かったと思われます。

平成5年 11月 の環境基本法には環境アセスメント推進に必要な

措置を講ずるとありますが、これをどう考えるべきでしょうか。

神戸空港計画には、航空機騒音についてうるささ指数の予測結果

を、ほとんど影響なしと、あれほど喧伝しています。1日 40便の

高度 1000メ ートルを越す飛行機の騒音に対してです。ところが、

1日 24時間、ひっきりなしに、しかも住居の数十メートルも離れ

ていない坂道を、乗用車、 トレーラー、大型ダンプカー、大型 ト

ラ′ックが我が物顔に通行します。営業車両は有科道路よりは、無科

の道路を選ぶことが多いのは、ご存じのとうりです。神明道路も神

戸高速も湾岸道路も有料です。もしこの縦断道路ができれば、予想

以上に車が集中するのは自明です。うるささ指数はどうなるでしょ

うか。

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車の通行量が増えれば、渋滞の時にはわれわれの生活道路にまで

車が乗り入れられることも十分予想されます。

このように須磨が好きで長年住み続けてきた住民にとって、重大

な被害が避けられない通過道路に対し、大きな危機感を持つのも当

然であるし、それについて神戸市の再考を促すのは、自然であると

思い、自治会の名での意見書を提出することになつたのです。これ

だけの問題のある道路計画を再検討して下さい。同時に次のような

代案も考慮にいれて、もう一度慎重にご検討をいただきたく、よろ

しくご審議下さい。

代案としてはつぎの案を提出します.

1)離宮道渋滞の要因の一つとして、月見山ランプと若宮ランプに

東行き降り口が無いため、板宿近辺に用事のある車が須磨インター

を降り、離宮公園西側の道路を経由して国道 2号線やその他の道路

に抜けぎるを得ない。この解消には両ランプに東行出口を設けたら

どうか、という案を検討下さい。料金体系の違いは車のナンバーの

自動読取り方式の開発およびその適用研究も進められていますの

で、併せて検討をしていただきたい。

2)上記須磨インターからの渋滞を根本的に解決するには、離宮公

園の駐車場付近からトンネルで水野町の下をくぐり、須磨高校の東

ヘー直線に抜けるトンネル道路が有効と考えます。

3)現在の離宮道の下を トンネルで抜け、JR線をくぐつて国道 2号

線または湾岸道路に結ぶ案も当然、考えられます。この場合 トンネ

ルの傾斜を緩やかにするためも公園側はループさせる必要がありま

しょう。

4)南北を結ぶ道路指向の一環として、予定されている山麓線計画

の西の一部を生かして、現在の土砂運搬ベルトコンペアー路に沿っ

て北上し、神明高速の科金所をわずかに西にずらした上、この道路

に結び、神明をでて国道 2号線に流れる車をさばくことも考えられ

ます。

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第2回 r■民集会 」意見を出し合おう

1995年 5月 7日

天理教兵神大教会地下食堂

参加者 :19人

多くの様々な意見を出し合ιヽもまちにどんな問題があるのAみ んな力ゞどんな意見

を持っているのかを知る目的で行われた。農災後最初の意見収集でありも 合計 99件の意見″端 され、以下のような成果″坊 つた。

一 一 一 一 ― 一

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■震災後の生活に関する意見、震災時の救助・救援活動に関する不満が多く

出された.

■今後まちや自分の生活がどうなっていくのかという不安や危惧が出された.

■自治会活動に関する意見が多く出され、震災後の自治会の役割の重要性が

確認された。

■市の道路計画の進め方や道路建設で予想される悪影響への不満や不安が出

プログラム 1.自 治会長の挨拶 (10分 )

(3時間)2。 事業報告 (30分 )

3.集会の進行、自治会の運営を巡る議論 (60分 )

4。 ワークショップ (60分 )

①グループ毎の意見集約 (45分 )

②各グループの意見発表 (15分 )

意見を出 し合 う方法 参加者を 2～ 4名の 5グループに分け、各グループに一人づつ

記録兼進行役を置き、自由に意見を出し合つて模造紙に記録した。

出し合う意見は自由としたが、一応以下のような課題を提示した.

また最後に各グループの代表者が出し合つた意見を発表した。

1.計画道路について

2.避難所、仮設住宅、建替について

3.ま ちづくり、自治会について

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といつた仕組みがFJい。不平だけがだまつて

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あましノ無理のないイベントがあれば.… 。

□今まではあましノ自治会に頼らずにできていた

けど、地震の後は大変なことが多くて何かで

きれ|ぎよいのに。→もつと大きいグ′し―プで

やれれは+個人の声をもつと聞いて。

□須磨多聞線に関する意見書 (3/10付 )|き、住

民に行き届いていFJかつた。

□自治会の運営に苦労している。

□道路問題→自分の近<でなかつだらあましノ開

lbがない人が多いのでは?□桜木町は無関心FJ人が多すぎた。道路計画で、

尻に火がついた。

□用地にかかつていrJい場合でも問題があ3。

□道路用地に住む人だけの問題ではFJい。

□立ち退きにかなつている住民だけで考え3間

題ではない。

■まちの今後への不安

□町が一変してしまつ。

□須磨の良ごがどんどんな<rJってぃる。

□街自体がどうなつていくのか。またよくな3のかが不安。

■今後のまちづくしノ

□きたない町になつてい<のをされいにしたい。

□避難してい3人が帰つて来やすいように。

■住民参加

□「おかしい」と思つ住民の声き拾つ場がtつと

あるべき。

■道路の現状

□第二神明、離宮公園前の道路はいつt渋滞し

ている。

□例力|び、山陽電鉄の地下化で、東須磨・板宿で

は車が増えている。

□北須磨小学校の環境は非常に悪い。

道 路 問 題

■道路問題の重要性

□切実な問題だ。自分の家の敷地がかかつてい

3.□自治会のあしノ方よしノ七道路に関心がある。

□道路のことにまず関心がある。まちづ<じノヘ

と発展するのか。

■市の進め方への不信・不満

□2～ 3年前に、「鉢伏山にトンネルを、三本の

幹線道路|さ要らない。干森線と北側の道路

(離宮前の道路)があれば十分である。」との

意見書き市長に出しだが、「現在 (トンネル)

|さ計画中である」との回答を得だだけだつだ。

□40年住んでいるが、神戸市は「住民の声を聞

く」といつが実際に|さ行われていない。

□道路計画のときに|さ、生活のことき者えて住

民の意見を聞いてほしい。

ロハードだけではなく、それもゴlノ押しの、Vフ

トt重視して欲しい。

□神戸市|き、方針き百年単位で行つべきなのに

住民き無視し続けている、強引すぎる。

□月見山の北町の天丼川沿いの道路建設のとき

でもあ斧しかつた。

□離宮道の高架の話は、今日初めて聞いた。

□震災で値が下がつだとこ3を買収するの|さお

かしい。

□住民の声|さ、意見|さどこに行つているのか、ど

つFJつ だのか。役員七住民七困つてい3。

□神戸市は積極的に住民の意見を入れるといつ

ことで、森南の計画|さ決定された。

□市|さ道路よしノt先に家をつくつて欲しい。道

路をつ<つたつて人が住め3訳で|さない。

□憤しノはある。昭和 21年に決定されだtん、何

で今や3んや。

□決定の段階ではこのまちにいなかつだ。

□今回手続きがずごん。

□具体的な構造七わからrJぃ。

□説明に来3のは権限のない方|ぎ静しノ。

□国会で議論すべきことを持ち込まFJいで欲し

い 。

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第 3回住民集会 」地留で確かめよう

1995年 6月 25日天理教兵神大教会地下食堂

参加者 :41人

晨災後の日常生活の問題、計画道路につι`てもまちに対する思 61、 まちとしての今

後の取り組みなどについて意見を出し合ιl、 特に地図で場所を示せる意見につιlては、

桜木町の500分の アの地図に書き込んん 合計 789件の意見力端 されも以下のよ

うな成果力Fi4られた。

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。■道路計画に関する意見、特に予想される悪影響についての意見が多く出さ

れた。

■まちの良いところに関する意見の多くは、「道路建設によつて失われる」と

いう危機感に関連 して出された.

■代替案も含めて道路問題に対する市への提案が多く出された。

L_________一一 一 一 一 ― ― 一 一 一 ― ―

プログラム 1。 自治会長のあいさつ (5分 )

(1時間30分 )2。 前回の住民集会のまとめ (5分 )

3.吉田先生 (京都大学)の話 (5分 )

4.プログラムの説明、グループ分け (5分 )

5。 ワークショップ みんなの意見を出し合う (45分 )

6.グループごとの発表 (20分 )

7.ま とめ (5分 )

意見 を出 し合 う方法 参加者を4～ 7名の8グループに分け、各グループに一人づつ記

録兼進行役を置き、意見を出し合つて模造紙に記録した。その際、

各グループに桜木町を中心とした500分の 1の地図を用意し、場

所を示せる意見については地図に記入していつた。

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■まちの悪いとこ3□離宮道の眺め、松はどのみち良くない

□避難所 (公共のもの)が地域になかつた、小ご

い公園があつだだけ (水の設備FJし )

□細街路 (急な坂)災害時に危険

□離宮道の松はめちやめちや

□児童公園がFJい、子どもの遊び揚

今あ3ものは道路用地になつているし、薮蚊

が多い

■道路の現状

□離宮道でご力七振動が激しい

□一番北端のマンシヨン(最近建つた)の人は今

でごえも騒音がひどいと

□(離宮の道路沿いは)空気の悪ご|さ神戸のつち

でもワースト3に入3□ (離宮道について)渋滞で、横断が容易でFJい

□ (離宮道について)排ガスがひどい

□(離宮道と山麓線の交差点)交通量の多い交差

点、こラーがなく、危険

□ (北須磨小学校の)空気の悪い通学路

□ (北須磨小の)通学路の大気汚染、安全に問題

あしノ

■住み続ける意志□まちから出てい<ことは者えられない口現実問題として住み続け3必要がある

■まちの今後への不安

□今までの町の様子が変わ3

まちの良いところや須磨多聞線に関する意見が多く出され、場所を

示せる意見については地図に書き込んでいった。

74

■自治会活動

□道路にかか3人 |さ出ていくので、後は残つだ

人の問題でしよつ

□桜木町の活動が他地区に比べ、不活発では

■住民参加

□道路を作3ときには住民の意見できめ3

■今後のまちづくしノ

□根本的には桜木町の雰囲気を守3まちづくしノ

きする

□(児童公園の中にあ3)樫の本が立派FJので切

らないで欲しい

□ (天理教の積のゴこステーシヨン)粗ゴこ、家

庭ゴこの置き場のルール化

□多目的(冠婚葬祭用+児童館十集会場)が欲し

しヽ

□離富公園を有効利用できないか、住民の役に

立つていない

□離宮公園をもつと住民にオープンに (震災で

役に立たrJかっだ)

□子どもだちが遊べ3ようFJ地域の公園が必要

□地域の集会場が欲しい、災害時にも必要

道 路 問 題

■道路問題の重要性

□いБいБな意見があるはず

■計画についての理

解

□20年前にも道路のつ

わごき聞いだ

□道路計画のせいで用途

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□離宮道、多聞線に挟まれた工lプ アの住環境の

悪化 (排気ガスぼか)

□高速から降しノてく3車によ3渋滞、信号の位

置、長ご、(渡るのに時間がなか3)□車の流れが変わ3 狭い道への交通量の増加

き促し、危険増大

□防音壁等によ3眺望権の侵害

□残つた方の方が住環境が悪くなるので|さ

□排気ガスなどのib配 (加速するので)

□通学路の空気が悪くなる(北須磨小学校、神戸

女子大)

□幼稚園生の通園路

□ (天理教の前の)信号が必要になる

□ (天理教の横の)駐車場がな<なるのは困3□道路ができだら土地の値段が下が3静t□(離宮前の道路と須磨多聞線との)交差点の排

気ガス、道き付けるといつ解決法が問題

□高架き作れ|ぎ離宮道が台無しになる

■計画の問題点

□須磨多聞線|さ防災上にも問題がある

□道路は住民にとつてメリットはほとんどない、

通過のためのものになつてしまつ

□他地域 (高倉台、妙法寺)の開発の犠牲になつ

ている ´

□無計画な開発のつけ

□道の計画だけで消防の問題き解決するのでは

な<、 まず水を使つ施設き作3方が先

□住民に|さ必要のない道 (通過道路)

□北の地域の犠牲にな3□産業用道路は必要ない

□民家の密集地域の道路を高架にするの|さ景観

上、安全上おかしいのでは?□住民に利益がない

□市の道路計画は現実からかけ離れてい3□計画道路人間題 (大反対)′

■市の進め方への不信・不満

□市政だよしノで前市長宮崎氏|さ否定していだ

□昭和43年の計画の道路幅|さ狭かつた|さず

□よつぼど戦災にあつた方がましなくらいだ

□計画を立てた人は町の人ではない、被害者の

立場が分からない人だ

□計画決定以後t住宅建設き許可しておいて今

度|さ買収といつのは矛盾してい3□住民の声き聞いて

'ら始め3べきだ

□住民 (人間)と松並木どちらが大切か

□1、 2年前に、移つた人は道路を知らないで

買つてい3□神戸市の痛みなく、道|び弁じノ通そうとするの

|さおかしい、協力する気になれない

□なにも今やることはない

□手続きが短絡してい3□住民犠牲

□計画を進める上で住民が無視されている

□地震に乗じてなぜ強行するのか→震災と道路き分けないと→まず復興して生活を取しノ戻す

□撤去き迫3方法がひどい

道路にかかつている人に撤去き勧め3□神戸市は住民とコこユニ年一シヨンできてい

ない、知らないつちに決定している

□一般道路に文Jして交通量、騒音等の予測が必

要となるとの市の態度 (今後t発表する意志

はrJぃ 。・・とのコメント)

□市長へ手紙き出しだ (道路行政について)木

で鼻きく<つだよつな返事

76

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質FF7表づくリヮークショップ

1995年 7月 9日

天理教兵神大教会地下食堂

参加者 :10人

7月 76日の第 3回朗 集会で行われるIF~硼明会のための質問表を作成 した。

合計85項目の質問が出された。

「

~~~~~~~~~―― 一 ― ― ― ― 一 ― ― ― ― ― ― ― ― ― 一 一 ― ― ― ― ―

¬

■第 2回、第 3回住民集会の成果を踏まえて、市の道路計画の進め方や計画

の内容、道路が建設された場合のまちへの影響などに対する意見や疑間が

出された.

■須磨多聞線に対する住民側からの代替案も出された。L_________―

― ― ― ― ― ― … …一 一 一 ― ― ― 一 ― ― ― 一 一 ― ― 一

」

質問表づくりの方法 第 1回、第2回の集会で出された意見のなかから須磨多聞線に関

するものを選びだすとともに、それ以外の質問項目をその場で出し

合って補った。出された質問項目はKJ法 (→ 82ページ参照)を

用いて、その場で以下の14のグループ (■の項目)に分類した。

意見を書いたカー ドを大きな模造紙の上に広げ、みんなでその分

類を行った。

78

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■計画・目的

□道路計画|こは、甕含性に疑間がある、千森線|さ

行き止ましノ

□他地域の開発の犠牲になる

□千森線が陥没しているが、道路構造の強化策

は立つていない

□日本列島の改造計画の神戸版で|さないか

□多聞線ができ3と、よじノ多<車が集ましブ、細街

路まで車が入つてきて、住民の迷惑にな3□交通渋滞の起こ3原因は、どんなものがある

と思うか

□無理なカープや先のない広い道路は、事故や

混舌Lき招かFJいのか

□細街路拡幅計画の指針を示して欲しい

■構造

□多聞線工事の費用と工期|さ

□道路はどのよつFJものになるのか、高架か通

常のものか

□高架道路は、どこからにFJ3のか、また車線 `

高さは

□道路の信号の位置・間隔 (交差点)

□FJぜ高架なのか

□住宅街の中を高架を通すことの危険性|さ、周

知の通しノではないか、いまどき高架道路など

信じられFJい

□須磨 (桜木町)に |さメ1ノ ツトなし (通過道路、

橋桁)

■コこユニティー

□多聞線は、桜木町だけではな<、 西須磨住民の

問題であるロコこユニティが変わ3口道路が通れば、3丁目がな<なつてしまつ

□多聞線と離宮道に挟まれだ所|さ、陸の孤島に

な3

□幹線道路ができると、人にやごし<若者に魅

力あ3街にな3と本気で者えています静

□中央幹線によιノ、商店街がFJくなる

□避難所・広場・防火用水が優先で|さ

□児童公園、子どもの遊び場、自治会館が欲しい

■住環境の保全

□道路ができることによる、景観・眺望権の侵害

□自然破壊、景観が損なわれ3□海と山のメリツトを大切にして欲しい

□神戸市|さ、須磨の位置づけなどつみているの

弁、住宅地かあるい|さ商業地か

□神戸市に|き、自然との共存といつ独自のまち

づくしノの視点が必要で|さないか

□残つている家は少なくなつているが、植本の

ある家が多かつだことがわかつた、この土地

|さ大切に保存しな<ては

□よい環境き崩すな

■建設後の住環境について

□残されだ住民への保障|さ考えています静、安

出して暮らすだめのインフラの整備、大気汚

染、子どもの安全、

回地域住民、子どもたちの安全が保障できるま

ちづくしノの具体的な方策を示すこと

□近隣、高倉中学校、北須磨小学校、西須磨幼稚

園、神戸女子大など子どもの健康、危険性の

問題

■震災後の対策

□住民の復興が先ず第一であ3□地震に乗して、rJぜ強行するのか、他にもつと

お金をかけ3べき所があるのではないか

□解体・撤去の後始末、特に溝の破損の対応|さ

□建築確認の対応がなかFJ弁得られないと聞く、

住宅再建についての方針を示して欲しい

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第 7～ 3回ワークショップのまとめ 」κJ図みてきたように、桜木町で1澱災後の 5月から7月 にかけても住民集会などでθ回

のワークショップを行い、震災後のまちの問題点や今後のまちブくりにつιlて,自由

に意見を出し合ってきた。ここでは住民の関′b″ どゞのような問題に集まっておりもそ

れに対してどのような意見を持ってιlるのかを知るためにsθ 回のワークショップで

集まった全ての意見をκJ法を用61て整理し、図にまとめた。

「

~~~~~~~~~一― ― ― ― 一 ― ― ― ― ― ― ― 一 一 一 ― 一 一 一 ― ― ― ―

¬

■道路問題に関する意見が全意見の約 3分の 2を 占めており、この問題が桜

木町の住民にとっていかに深刻であるかがわかった。

■復興事業のひとつとして防災機能を高めることを目的とした幹線道路事業

を、多くの住民はむしろ復興の障害であると考えていることがわかった。

■復興への住民の意向や道路事業に対する意見、建設後予想される影響など

が無視されていることから、この道路計画の事業化に関しては、神戸市ヘ

の不信感や不満が高まっていることがわかった .

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― 一 一 ― ― ― 一 一 一 ― ― 一 ― ― ― ― ― 一 ― 一 一 ― ―

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分析の方法～ KJ法 収集した情報を分類・整理し、互いに関連のあるものをつなぎ合

わせ、情報内容の構造を把握する手法のひとつである.質的に多様

な情報内容を整理・統合するのに有効であり、住民参加のまちづく

りの現場においても、住民の様々な意見や利害を調整するために、

ひろく使われている。この手法は川喜田二郎氏によって野外現場の

調査経験を積むなかで開発されたものであり、氏のイニシャルを

とって「KJ法Jと 呼ばれている。

KJ法 による分析の手順

1.収集した意見を、ひとつのカードに複数 味を要約し、表札を記入した。図では実線で

の内容が含まれていることのないように内 囲んでこれを示し、表札とそこに含まれる

容ごとに分けてカー ドに記録し、349枚 意見数を記した

の意見カードを作った。

4。 これらのグループ全体について、問題に

2.349枚のカードについて、ほぼ同じ意 関わる主体別、すなわち桜木町のコミュニ

味内容を持つものを集めて、 106の グ ティーと神戸市の 2種類と、課題の内容別

ループをつ<り 、そのグループ全体として すなわち震災によって生じた問題、道路問

意味することを要約し、「表キLJと して記入 題、まちづくりの問題の 3種類にグループ

した。図では、回の後ろにこのグループの表 化した。

札と含まれる意見数を記した。

5。 各段階で編成したグループをそれぞれ3.この表札をひとつのカードとみなし、再 のグループ間の関係に基づいて配置し、そ

度、意味の近いもの同士を集めて 22のグ の関係を矢印等の記号を用いて表した.

ループをつくり、同様にグループ全体の意

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