ひょうぎ はか せ 「兵議博士」 1171...越こし公明党・県民会議 田 だ...
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第346回12月定例県議会の概要 (12月3日~12月13日)県民を代表し、県の意思決定を担う議事機関として、知事や議員から提出された条例案などを審議し、次のとおり可決しました。
【議員提出議案】● 中小企業の振興に関する条例の一部を改正する条例
近年、大規模な災害が相次ぎ、地域経済を支える中小企業が、災害が起きても事業継続が可能になるような環境整備が必要であるとの観点から、平成27年10月に議員提案で制定した条例に、中小企業者の災害時の事業継続支援にかかる規定を新たに追加した。(令和元年12月16日施行)
● 兵庫県議会の公文書の管理に関する条例 兵庫県議会の公文書の管理に関する基本的事項を定めること等により、適正な公文書の管理を今後も確保し、議会が適正かつ効率的に運営されるようにするとともに、議会の諸活動を県民に説明する責務が全うされるよう条例を制定した。(令和2年4月1日施行)など4件
【知事提出議案】● 令和元年度兵庫県一般会計補正予算● 兵庫県立障害児者リハビリテーションセンターの設置及び管理に関する条例● 水質汚濁防止法第3条第3項の排水基準に関する条例の一部を改正する条例● 抗インフルエンザウイルス薬の取得 など35件
条例その他の議決案件(計39件)● 社会資本の老朽化対策の推進を求め
る意見書● 国管理河川における水害対策の推進
を求める意見書● 女性活躍の推進に向けた取組の一層
の充実を求める意見書 など
意見書(計9件)
● 人工多能性幹細胞(iPS細胞)の備蓄事業に対する支援の継続を求める意見書提出の件
● 国民皆保険制度を基盤とした持続可能な社会保障制度の確立を求める意見書提出の件
請願(計2件)
地方議会協議会/10月4日(テーマ:「実効性の高い災害時要援護者支援」等)
兵庫県・播磨広域合同防災訓練/9月1日(たつの市)
阪神・淡路大震災25年を迎えて県民の安全・安心を考える 1.17は忘れない県民の安全・安心を考える 1.17は忘れない
兵庫県南海トラフ地震津波一斉避難訓練/11月5日(南あわじ市立松帆小学校)
ひょうご県議会だより 令和2(2020)年 冬号 No.124
あなたの声を県政に、伝えよう私たちの心、夢かなうひょうごへ議会広報 PRキャラクター「兵議博士」
ひょう ぎ はか せ
一般質問
代表質問
ひょうご県民連合
竹たけ
内うち
英ひで
明あき
◆
姫路市
特定抗争指定暴力団
への指定は、対立抗
争の封じ込めに相当の効果が
あると考えており、両団体の指
定に関しては、警察庁や関係府
県警察との連携を密にして、で
きる限り速やかに必要な検討
作業を進めていきたい。暴力団
に対する取締り、暴力団排除対
策と併せて、県民の安全・安心
の確保のための対策を推進し
ていく。
六代目山口組と神戸
山口組の暴力団が特
定抗争指定暴力団の指定ま
での間に駆け込みで抗争を
頻発させる虞もあるため、
早期指定を求める。
特定抗争指定暴力団の指定
特定抗争指定暴力団の指定指定暴力団同士の抗争により人に重大な危害が加えられる虞がある場合、都道府県公安委員会は関係する暴力団を「特定抗争指定暴力団」に指定することができる。
用語解説 自由民主党
春はる
名な
哲てつ
夫お
◆
宍粟市
就職段階での県外流
出が多い若者・女性
の流出抑制を図るため、県内
企業と若者を直接結びつける
スマホ向け情報アプリの活用
や第二新卒者のUターン就職
に繋げていくための情報提供
などの就職対策強化やe-
県民
制度を活用した兵庫の魅力発
信など、総合的な対策により
社会減の解消と交流人口の拡
大を図っていく。
次期地域創生戦略
(計画期間:令和2
~6年度)において、特に
日本人ベースの社会増を図
るため、どのような方針で
検討を進めているのか。
次期創生戦略での社会増対策
ひょうごe-県民制度兵庫にゆかりや関心を持つ方々にご登録頂き、地域情報の取得や県産品の購入などデジタル環境でのネットワークを構築し、訪問や交流、将来の移住につなげる制度。
用語解説
令和元年出水期におけ
る全国各地の大雨での課
題と県の取組について。
水みず田た
裕ゆう一い
ち郎ろ
う
◆
自由民主党
◆
姫路市
住民の避難行動の向上や
行政による適時適切な防
災情報の発信など顕在化
した課題に対し、マイ避難カー
ドの取組拡大の他、防災情報の
簡明な伝達、避難行動要支援者
の円滑な避難に向け取り組む。
障害児者リハセンターに
おいて兵庫モデルをど
のように推進するのか。
岸きし本も
と
かずなお
◆
公明党・県民会議
◆
加古川市
県内の障害関連施設等へ
の巡回相談・指導の実施
と、地域の訪問看護ス
テーションと連携した訪問リハ
ビリが提供される体制の整備等
を行う。また、自己負担のあり
方についても検討する。
女性への健康支援を積
極的に支援すべきと考え
るが、今後の取組方針は。
木き
戸ど
さだかず
◆
ひょうご県民連合
◆
神戸市須磨区
栄養バランスの整った朝
食向け商品開発や、学食
を活用した朝食摂取の取
組への助言、健康づくりチャレ
ンジ企業による貧血検査や保健・
栄養指導など、生涯を通じた女
性の健康支援を推進する。
山陰近畿自動車道及び北
近畿豊岡自動車道の今後
の整備見通しについて。
橘たちばな
秀しゅう
太た
郎ろう
◆
自由民主党
◆
美方郡
山陰近畿道は浜坂道路Ⅱ
期の2020年代半ばま
での開通を目指す。北近畿
豊岡道は豊岡ICまでの早期開
通等を国に要請している。未事業
化区間の早期事業化も行い、ミッ
シングリンクの早期解消を図る。
看護師養成における播磨
看護専門学校の役割につ
いて、県の認識と支援は。
藤ふじ
本もと
百ひゃく
男お
◆
自由民主党
◆
加東市
北播磨の地域医療に大き
く貢献しており、引き続
き教育内容の充実や養成
力の強化、教員の質の維持・向
上を支援し、人材育成、地域医
療の確保などの役割が継続して
提供されることを期待する。
QQ AA
Q
Q
A
A
Q
Q
A
AQA
代表・一般 質問の一部を
ご紹介 します。代表・一般 質問の一部を
ご紹介 します。
2.議会改革の取組 兵庫県議会基本条例に基づき、条例が目指す基本理念の実現に向け、議会改革に継続的に取り組んでいる。
●令和元年度の取組①ペーパーレス化の検討②地域代表選出のあり方についての調査研究③震災25年を踏まえた危機管理に関する検討④県議会における公文書管理のあり方検討●継続して実施している取組・障害者アート展 ・県議会サテライトゼミ・常任委員会の地域開催・政策法務研修 等
3.地域代表選出のあり方について検討開始
令和5年議員改選に向けた議員定数等の見直しに向けて、今任期初年度から、地域創生の推進や地域の活力の維持という社会情勢の変化も踏まえた地域代表選出のあり方についての調査研究を行っている。 12月、「地域代表選出のあり方」をテーマに、山梨学院大学江藤俊昭教授を招き、研修を実施した。
1.新時代・新議会がスタート 6月、新議会がスタート。今任期に限り、議員の任期を短縮する特例法が適用され、4年ではなく約3年10か月と な り、 阪 神・ 淡路大震災によって生じた20年来の「ずれ」が解消されることとなった。 また、養父市と朝来市が一つの選挙区となり、議員定数が86人となった。
NEWS
~1年を振り返って~
県議会
ひょうご県議会だより 令和2(2020)年 冬号 No.124
広告欄のため不掲載
公明党・県民会議
越こし
田だ
浩ひろ
矢や
◆
神戸市長田区
今年度末には「
医師
確保計画」を策定し、
新たに産科を目指す専攻医確
保の取組やハイリスク分娩に
も対応できる実践力の高い助
産師育成の研修を行うととも
に、周産期母子医療センター
と一般の産科医療機関間のよ
り迅速な患者搬送の検討も進
める。周産期医療圏単位での
ネットワークを強化し、出産
体制確保を図る。
分娩できる病院・診
療所の減少に歯止め
がかからない中で、産科医
や助産師の確保、質的向上
のための今後の取組は。
出産体制確保の更なる対策を
周産期母子医療センター産科と新生児科を備え高度な周産期医療が提供できる施設。県内に6つの「総合周産期母子医療センター」、6つの「地域周産期母子医療センター」がある。
用語解説維新の会
高たか橋は
し
みつひろ
◆
神戸市西区
県内企業に対する正
規雇用化に向けた支
援制度の活用や就業規則の整
備にかかる助言、ひょうご・
しごと情報広場における相談・
カウンセリングから企業面接
に至る支援や短期職場体験な
どに加え、国の経済対策にも
機動的に対応しながら、経済
的自立と生活の安定、企業の
人材不足の解消につなげてい
く。
政府は、就職氷河期
世代の正規雇用者を
今後3年間で30万人増やす
目標を掲げているが、兵庫
県ではどのように取り組ん
でいくのか。
就職氷河期世代の雇用促進
ひょうご・しごと情報広場就職に関するワンストップサービスセンターとして、就職支援と職業能力開発等の情報提供を行っている。
(開館:月~金10:00 ~19:00TEL:078-360-6216)
用語解説
学校給食での魚一尾を
活用した地産地消の推
進について。
吉よし
岡おか
たけし
◆
自由民主党
◆
神戸市垂水区
地場産物の献立時には児
童生徒に地域の産物や歴
史、食文化の理解等を図
るよう働きかけるとともに、魚
をはじめ、自然の恵みへの感謝
の気持ちやふるさと意識の醸成
につながるよう食育に努める。
狭隘化が進む神戸西警
察署の早急な環境整備
の見直しについて。
石いし井い
秀ひで武た
け
◆
ひょうご県民連合
◆
神戸市西区
神戸西警察署の狭隘化に
課題があることは認識し
ている。未耐震や老朽化
など施設全般の状況等を踏ま
え、利便性や警察活動の効率性
等を総合的に勘案し、優先順位
を付けて計画的に整備していく。
在宅で育児に専念する
世帯への経済的支援を
制度化すべきではないか。
森もり
脇わき
保やす
仁と
◆
自由民主党
◆
宝塚市
在宅育児世帯への現金給
付を実施している鳥取県
等における事業効果や市
町への広がり活用状況を調査・
研究する必要がある。国への提
言と合わせ、誰もが安心して子
育てできる環境整備を進める。
地球温暖化など気候危
機への認識と気候非常
事態の宣言について。
関せき口ぐ
ち
正まさ人ひ
と
◆
維新の会
◆
三田市
県では、2030年に温室
効果ガス排出量を国を上
回る26.5%削減として、条
例による企業の削減や県民の省
エネ行動等を進めている。今後
も、長期的な視点に立って、ある
べき将来像や戦略を示していく。
地球温暖化防止に向け
た効果的な再生可能エ
ネルギーの導入拡大策は。
丸まる
尾お
牧まき
◆
無所属
◆
尼崎市
地域資源を活用したバイ
オマス発電などの導入の
促進や、屋根置き太陽光
発電の設置拡大を検討するとと
もに、地球温暖化防止対策のた
めの税充実、支援などについて、
引き続き国に求めていく。
QQ AA
QA
Q
Q
A
A
Q
Q
A
A
代表・一般 質問の一部を
ご紹介 します。代表・一般 質問の一部を
ご紹介 します。
4.県庁舎等再整備協議会を設置 6月に策定された県庁舎等再整備基本構想を受け、知事部局が今後策定を予定する県庁舎等再整備基本計画に関する協議の場「県庁舎等再整備協議会」を設置。 計6回開催し、議場及び議会諸室等の課題整理及び必要な機能の整理を行い、知事部局に提案した。
5.“高校生版”ひょうご県議会だよりの発行
高校生による高校生向けの広報紙「“高校生版”ひょうご県議会だより」を県立神戸鈴蘭台高等学校編集部のみなさんと共に作成し、11月に県内高校生に配布した。
6.震災25年を踏まえた課題解決への取組① 「兵庫県議会基本条例」の改正を検討 危機発生時における議会対応の基本方針を同条例に位置づけ、危機発生時における議会の対応についての基本的な考え方の明確化を図っていく。
② 「中小企業の振興に関する条例」を12月定例県議会で改正 中小企業者の災害時の事業継続支援にかかる規定を新たに追加した。
③ 市議会・町議会・県議会の代表者による意見交換(地方議会協議会) 「実効性の高い災害時要援護者支援」等をテーマに意見交換を2回(8月、10月)実施。議論の成果をとりまとめ、3者共同で国への要望活動を行うことを決定した。 議長感謝状贈呈/12月19日
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常任委員会健 康 福 祉
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常任委員会総 務 常任委員会建 設
常任委員会文 教
常任委員会警 察
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島田妙子さんによる講演「虐待防止にむけて私たちにできること」を聴講
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一級河川竹田川 第4統合井堰改築事業 (丹波市)
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