kyoto uganesha.phys.h.kyoto-u.ac.jp/.../leaflet08/40-sakagami.pdfcreated date 10/14/2006 9:18:01 pm

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  • 相関環境学専攻 自然環境動態論講座宇宙論・重力グループ (阪上雅昭研究室) 

    宇宙には太陽系から銀河の集団にいたるまで多様なスケールの構造があります。これらの宇宙の構造を支配しているのが「重力」です。私達はこの「重力」をキーワードに、星の集団運動、太陽系形成史、ブラックホールの熱放射現象などを、物理学の理論と計算機シミュレーションを駆使して明らかにしています。最近では天体の集団をはみだして、生物の集団(群れ)の構造や運動を理解する取り組みも行っています。 この研究室には面白い“物理”がいっぱいです。迷わず遊びに来てください!

    研究室メンバー紹介

     2005年に総合人間学部(基礎科学科・物理科学)を卒業した後、人間・環境学研究科に進学しました。ブラックホールがつくる振動を超音速流で再現したり、小さな砂粒が合体して本当に惑星ができるか調べたり、毎日楽しく暮らしています。ご来室をお待ちしています。

     専門は一言でいえば“物理学”です。そのなかでも、銀河・球状星団という星の集団やブラックホールという宇宙にある対象が主な研究分野のひとつです。ここでは宇宙が物理学の研究対象になってまだ50年しかたっていないことを強調したいです。つまり50年あれば新しい物理学の分野を創りあげることが可能なのです。宇宙に興味のある人、そして“新しい物理”に興味のある人、研究室を訪ねてください。

    阪上 雅昭(教授)

    奥住 聡(博士課程2年)

    教授室・大学院生室 大公開!!

    院生室(2号館・D315)公開 13:00-15:30教授室(2号館・D321)公開 15:30-18:00

     今年総人から人環に進学しました。宇宙の研究室でありながら、魚群(魚個体じゃなくて群れ)の運動の数値シミュレーション・解析をしています。魚群の「硬さ」や、敵に襲われたときにその情報が群れ内を伝わる速さなどを調べようと思っています。 ちょっと変わった物理を志していてこれからどうしようかと迷っている皆さん、コーヒーでも飲みながらおしゃべりしませんか?

    鎌田 諭紀(修士課程1年)

     現在行っていることは、宇宙に存在するブラックホールという天体の物理を実験室でできるボース凝縮という流れを使って調べるというものです。他大学から今の研究室に進学したので、宇宙や新しい物理に興味があり、今とは違う環境で研究したいと思っている方は気軽に覗きに来てください。

    富永真太郎(修士課程1年)