(&É >i>/ - japet · とプレゼンテーシ るタブレット活用...
TRANSCRIPT
− 124 −
分科会K1
分科会K1
防災の
キー
1.従来の課題本実践は、小学5年生が防災につい
たことを2年生にプレゼンテーション最近、全国各地で台風や大雨による
しており、防災教育の必要性が高まっ京都市西方を流れる桂川沿いにあり、の台風18号では、川の決壊に備えて勧告が発令され、体育館が避難所になっ災害を他人事ではなく自分事としてと増えている。
2.目的・目標本実践では、次の3点を研究の目標
・直接体験したことを、いきいきと
ョンする力の育成 ・協働的に問題解決する力の育成 ・探究的な学習のプロセスにおける
の有効性検証
3.実践内容 今年度、第5学年は総合的な学習の強いまち桂徳」という単元を設定したの大単元である。その中の20時間を大切さを2年生に伝えよう」という学習区役所の防災担当の方や地域の消防
ストティーチャーとして招いて防災にもらったり、インターネットやリーフって調べ学習をしたりして、情報収集を京都市市民防災センターへ社会見学に震の怖さを直接体験する活動も行ったグループごとにシンキングツールを活に整理分析した。本実践で、主に活用したICT機器
である。社会見学で防災体験しているデオで撮影し、それを使ってプレゼンイドの編集から発表まで行った。プレゼンテーション本番は、5年生
タブレットを提示しながら、少人数のるポスターセッション形式で行った。
本実践を開始するにあたり、最初に「いきいきとプレゼンテーションさせとであった。そのためには、活動に対意欲を高める手立てが必要である。そを意識して指導した。
3.1 目的意識・相手意識を明確プレゼンテーションの目的は「防災
よう」、伝える相手は2年生とした。都で大きな被害が発生した台風18号災について低学年にプレゼンテーショ高く、5年生の活動意欲も高まると考手が低学年だと難しい防災用語はそのないため、簡単な言葉に変換する必要うな言語活動を行うことにより、5年言語表現力も高められると考えた。
大切さをプレゼンテーションしよう!
京都市立桂徳
ーワード:プレゼンテーション,タブレット,防災,協
いて調べてまとめンするものである。 る自然災害が頻発っている。本校も平成25年9月
て地域一帯に避難った。それ以来、とらえる子どもが
標とした。 とプレゼンテーシ
るタブレット活用
の時間に「災害にた。年間50時間を使って「防災の習活動を行った。 防団の方々を、ゲについて授業してフレットなどを使を行った。また、に行き、水害や地た。得た情報は、活用して、協働的
器は、タブレットる様子を写真やビンテーションスラ
生の各グループがの2年生に発表す
に考えたことは、せたい」というこ対する子ども達のそこで、次の4点
確にする 災の大切さを伝え
平成25年に京号の経験から、防ョンする必然性も考えた。また、相のままでは伝わら要がある。そのよ年生の子ども達の
3.2 体験活動を重視する今回の実践では、体験活動も
ットから得た二次情報を伝えるく」「触れる」体験を通して感が、いきいきとプレゼンテーシると考えたからである。そこで月初旬に京都市市民防災センタグループごとに、地震・台風・などのプログラムを体験するこ活動の際に、子ども達にはグルトを持たせた。子ども達はタブビデオ機能を活用して、施設のの様子を撮影したりした。
3.3 協働力を高める子ども達は、調べたいテーマ
協働的に活動を進めていった。震」「土砂崩れ」「台風」「火である。互いの考えを交流するールを活用した。例えば、災害げるときにはウェビングマップの流れを検討するときはステッである。たくさんの情報の中かする内容を絞るときには、台形ループ内で、それぞれが調べて化して付箋紙に書き、台形の最プレゼンテーションで伝えたい先順位が高いものを台形の上段子ども達は、「これとこれ、同じっちのほうが、情報がたくさん合いながら、付箋紙を操作して容を絞り込んでいった。
写真1 シンキングツールを このようなシンキングツール
互の思考が可視化され、情報を再構成したりすることができた
3.4 タブレットのメリッ今回の実践では、1グループ
持たせて活用させた。そしてタ
小学校 教諭 山本直樹
協働,シンキングツール
も重視した。インターネるより、直接「見る」「聴感じたことを伝えるほうションする意欲につながで、社会見学として、7ターに行った。ここでは、火災避難・都市型水害
ことができた。この体験ループに1台、タブレッブレットのカメラ機能やの取材をしたり体験活動
マごとにグループを作り、テーマは、「水害」「地
火災」「避難所」の6つる際には、シンキングツ害についてイメージを広プ、プレゼンテーションップチャートという具合からプレゼンテーション形チャートを使った。グて得た情報をキーワード最下段に並べた。そしてい内容を話し合って、優段の方に上げていった。じじゃない?」とか「こんあるよ!」などと話してプレゼンテーション内
を使って情報を整理
ルによって、子ども達相を円滑に整理分析したりた。
トをいかす プに1台、タブレットをタブレットのALLin1
− 125 −
分科会K1
JAPET&CEC成果発表会
防災の
キー
1.従来の課題本実践は、小学5年生が防災につい
たことを2年生にプレゼンテーション最近、全国各地で台風や大雨による
しており、防災教育の必要性が高まっ京都市西方を流れる桂川沿いにあり、の台風18号では、川の決壊に備えて勧告が発令され、体育館が避難所になっ災害を他人事ではなく自分事としてと増えている。
2.目的・目標本実践では、次の3点を研究の目標
・直接体験したことを、いきいきと
ョンする力の育成 ・協働的に問題解決する力の育成 ・探究的な学習のプロセスにおける
の有効性検証
3.実践内容 今年度、第5学年は総合的な学習の強いまち桂徳」という単元を設定したの大単元である。その中の20時間を大切さを2年生に伝えよう」という学習区役所の防災担当の方や地域の消防
ストティーチャーとして招いて防災にもらったり、インターネットやリーフって調べ学習をしたりして、情報収集を京都市市民防災センターへ社会見学に震の怖さを直接体験する活動も行ったグループごとにシンキングツールを活に整理分析した。本実践で、主に活用したICT機器
である。社会見学で防災体験しているデオで撮影し、それを使ってプレゼンイドの編集から発表まで行った。プレゼンテーション本番は、5年生
タブレットを提示しながら、少人数のるポスターセッション形式で行った。
本実践を開始するにあたり、最初に「いきいきとプレゼンテーションさせとであった。そのためには、活動に対意欲を高める手立てが必要である。そを意識して指導した。
3.1 目的意識・相手意識を明確プレゼンテーションの目的は「防災
よう」、伝える相手は2年生とした。都で大きな被害が発生した台風18号災について低学年にプレゼンテーショ高く、5年生の活動意欲も高まると考手が低学年だと難しい防災用語はそのないため、簡単な言葉に変換する必要うな言語活動を行うことにより、5年言語表現力も高められると考えた。
大切さをプレゼンテーションしよう!
京都市立桂徳
ーワード:プレゼンテーション,タブレット,防災,協
いて調べてまとめンするものである。 る自然災害が頻発っている。本校も平成25年9月
て地域一帯に避難った。それ以来、とらえる子どもが
標とした。 とプレゼンテーシ
るタブレット活用
の時間に「災害にた。年間50時間を使って「防災の習活動を行った。 防団の方々を、ゲについて授業してフレットなどを使を行った。また、に行き、水害や地た。得た情報は、活用して、協働的
器は、タブレットる様子を写真やビンテーションスラ
生の各グループがの2年生に発表す
に考えたことは、せたい」というこ対する子ども達のそこで、次の4点
確にする 災の大切さを伝え
平成25年に京号の経験から、防ョンする必然性も考えた。また、相のままでは伝わら要がある。そのよ年生の子ども達の
3.2 体験活動を重視する今回の実践では、体験活動も
ットから得た二次情報を伝えるく」「触れる」体験を通して感が、いきいきとプレゼンテーシると考えたからである。そこで月初旬に京都市市民防災センタグループごとに、地震・台風・などのプログラムを体験するこ活動の際に、子ども達にはグルトを持たせた。子ども達はタブビデオ機能を活用して、施設のの様子を撮影したりした。
3.3 協働力を高める子ども達は、調べたいテーマ
協働的に活動を進めていった。震」「土砂崩れ」「台風」「火である。互いの考えを交流するールを活用した。例えば、災害げるときにはウェビングマップの流れを検討するときはステッである。たくさんの情報の中かする内容を絞るときには、台形ループ内で、それぞれが調べて化して付箋紙に書き、台形の最プレゼンテーションで伝えたい先順位が高いものを台形の上段子ども達は、「これとこれ、同じっちのほうが、情報がたくさん合いながら、付箋紙を操作して容を絞り込んでいった。
写真1 シンキングツールを このようなシンキングツール
互の思考が可視化され、情報を再構成したりすることができた
3.4 タブレットのメリッ今回の実践では、1グループ
持たせて活用させた。そしてタ
小学校 教諭 山本直樹
協働,シンキングツール
も重視した。インターネるより、直接「見る」「聴感じたことを伝えるほうションする意欲につながで、社会見学として、7ターに行った。ここでは、火災避難・都市型水害
ことができた。この体験ループに1台、タブレッブレットのカメラ機能やの取材をしたり体験活動
マごとにグループを作り、テーマは、「水害」「地
火災」「避難所」の6つる際には、シンキングツ害についてイメージを広プ、プレゼンテーションップチャートという具合からプレゼンテーション形チャートを使った。グて得た情報をキーワード最下段に並べた。そしてい内容を話し合って、優段の方に上げていった。じじゃない?」とか「こんあるよ!」などと話してプレゼンテーション内
を使って情報を整理
ルによって、子ども達相を円滑に整理分析したりた。
トをいかす プに1台、タブレットをタブレットのALLin1
のメリットをいかすことを意図して指活用したアプリは、スズキ教育ソフ
COMP」である。これは本来パンフレットなどデジタルレポートを作成するたるが、それを今回はプレゼンテーショ活用した。5年生の子ども達は、昨年をパンフレット作成などで活用しておる程度慣れている。タブレットは8台いておき、子ども達が使いたいときにるようにしておいた。コンピュータとトはすぐに起動できるので、時間があもすぐに編集作業ができる。このタブも、よりよいスライドを作ろうとする心につながったと考えている。またプン本番では、タブレット画面を少人数直接提示して発表した。少人数の相手タブレットのサイズはちょうどよい。電子黒板に接続する手間が省けて、授つながった。
写真2 タブレット画面を見せてプレ
「E-REPORT COMP」をプレゼンテーしてみて、役立った機能は次のような
(1)タブレットで撮影した写真やビライドに取り込める。
タブレットは社会見学にも持って行様子を写真やビデオで撮影した。もしタルカメラで行っていたら、編集の際ドやケーブルを通じて編集機器に取りタブレットなら撮影後もそのままアプ編集を行うことができる。この点は、う学習活動を円滑に進める上で、大変
(2)プレゼンテーション中にタッチ
をめくることができる。 スライドは、紙芝居のようにタッチ
とができる。そのため、子ども達は2て、自然に話をすることができた。
(3)1枚のスライドの中で複数の写ョーできる。
1枚のスライドの中で2~3枚の必要のあるグループは、スライドショていた。これはスライド内のひとつの写真を埋め込んでおき、タッチ操作に替えて表示する機能である。この操作ション中に直感的に操作できるので、
指導を行った。 フトの「E-REPORT ットやリーフレッためのアプリであョンアプリとして年度もこのアプリおり、操作にはあ台、教室に常時置にはいつでも使えと違ってタブレッあまりないときにブレットの操作性る子ども達の向上プレゼンテーショ数の2年生相手に手に伝えるには、プロジェクタや
授業の効率化にも
ゼンテーション
ーション用に活用なものである。
ビデオを、直接ス
行き、体験活動のしこの撮影をデジ際にメモリーカーり込む必要がある。プリに取り込んでICT活用を伴
変有効であった。
チ操作でスライド
チ操作でめくるこ2年生と向き合っ
写真をスライドシ
写真を提示するョー機能を活用しの枠の中に複数のにより写真を切り作もプレゼンテー子ども達の大き
な支援となった。
上記の機能の他、子ども達はリミング、写真加工などの機能テーションスライドを仕上げて
4.成果 プレゼンテーション本番では
て話す子、ハリのある声で話すにして伝えようとする子など、どもが多く見られた。この学習すのではなく、聞き手とコミュプレゼンテーションする力を育えている。協働力の高まりについては、
いた次のような自己評価文から ・友達と話し合うとどんどん考で一番伝えたいことを書いた
・みんなが自分の意見を言ってた下書きよりもよくなった。
・友達と協力すると、自分が考スライドになった。
・リハーサルのとき、みんなでんばった。 実践後のアンケートで「今回
わせて活動する力がついた」か「そう思う」が51%、「大体合わせて肯定群が92%となっまた、タブレットが使いやす
アンケートでは、「そう思う」そう思う」が16%、否定的な今回のようなプレゼンテーショブレット活用が大変有効である
子ども達は、授業中だけでな士で協力し合ってプレゼンテーしていた。「防災について2年ゼンテーションをする」という意識や、子ども達にとって扱い用が、ゴールをめざして友達同きろうとする意欲につながった
5.今後に向けて2年生にプレゼンテーション
地域の高齢者にも防災の大切さ
このように、タブレットを活用
活動を繰り返し行うことで、子
ション力は飛躍的に高まってい
今回実践を行った子ども達は
なる。下学年の子ども達に手本
度はさまざまな学校行事の中に
動を取り入れていきたい。
は図形描画やビデオのト能を活用して、プレゼンていった。
は、身振り手振りを交えす子、身を乗り出すよういきいきと発表する子
習を通して、一方的に話ュニケーションしながら育てることができたと考
実践後に子ども達が書ら読み取れる。
考えがうかんで、その中たので、いいのができた。 てくれて、最初考えてい
考えていたものよりいい
でもっとよくしようとが
回の学習で友達と力を合かどうか問うたところ、体そう思う」が41%、った。 すかったかどうかを問う
が84%、「だいたいな回答は0%であった。ンの活動において、タ
ることが裏付けられた。
なく休み時間にも友達同ーションスライド作成を年生に分かりやすくプレ明確な目的意識・相手やすいタブレットの活
同士で力を合わせてやりたと考えている。
ンをしたあと、5年生は
さを伝える活動を行った。
用して人に情報を伝える
子ども達のプレゼンテー
いった。 は、来年度は最高学年と
本を示せるように、来年
にプレゼンテーション活