建 学 の 精 神 ――――――...〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択...

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5 〔授業科目〕仏教学入門 An Introduction to Buddhist Studies 〔担当者名〕林 雅清・仲宗根 充修 〔配当年次・学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位 〔授業形態〕講義 〔授業区分〕必修 〔授業の概要〕 仏教とは何か。仏教がなぜ生まれ、広まり、そしてこ の日本で定着したのか。本講義では、仏教の開祖ゴータマ・ ブッダの生涯と、日本の浄土宗の開祖法然上人の生涯を 中心に、インドで生まれた仏教が日本に伝わり、そして 広まっていった歴史を振り返りながら、仏教のものの考 え方について学んでいく。 〔到達目標〕 ゴータマ・ブッダと法然上人の生涯を通して仏教の基 礎知識とその思想を学び取り、本学の「建学の精神」を 理解することを目標とする。 〔授業計画〕 1 イントロダクション――仏教とは 2 ゴータマ・ブッダの生涯① 3 ゴータマ・ブッダの生涯② 4 ゴータマ・ブッダの生涯③ 5 ゴータマ・ブッダの生涯④ 6 部派仏教と大乗仏教 7 三国伝来仏教:インド~中国~日本 8 南都仏教から鎌倉新仏教まで 9 法然上人の生涯① 10 法然上人の生涯② 11 法然上人の生涯③ 12 法然上人の教えを受け継ぐ人たち 13 浄土三部経と阿弥陀仏 14 仏教思想と本学の「建学の精神」 15 まとめ 〔準備学習:予習・復習〕 毎回の授業の内容をノートにまとめるなど、復習をしっ かりすること。また、本講義で得た知識やものの考え方 をきっかけにして、人間社会における様々な事象につい て「自分はこう思う」「自分ならこうする」ということを 考える習慣を身につけるようにすること。 〔成績評価方法〕 最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。 ①学期末試験 [レポート ]…(60%) ②学期中の試験 [小テスト等 ]…(30%) ③受講態度 ………………………………………(10%) 〔教科書〕 『響きあうこころ 生かしあういのち――建学の精神と 学訓――』(初年度 4 月に行われる「祖山参拝・仏教学セ ミナー」で配布) 〔参考図書〕 授業中に適宜紹介する。 〔備考〕 担当者:家政学科=林/幼児教育学科=仲宗根 ―――――― ―――――― 〔授業科目〕自校史を学ぶ 〔担当者名〕安本 義正、他 8 名 〔配当年次・学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位 〔授業形態〕講義 〔授業区分〕必修 〔授業の概要〕 まず、本学の「建学の精神」および「学訓」について、 充分に理解してもらった上で、本学が歩んできた歴史に ついて、あらゆる角度からの理解を目指し、本学で学ぶ ことの意義について考えてもらう。 さらに自分自身の内面に気づくことによって、「他者に 優しい心豊かな生き方」について考える。 〔到達目標〕 建学の精神に示されている「謙虚さ」「誠実さ」「親切 さ」の精神が充分に涵養され、社会に貢献できる「人間力」 が身につくこと。さらに自分自身の内面を見つめ、「いの ち」「共に生きること」の意義を探求し、自ら「心豊かな 人生」について考えられるようになること。 〔授業計画〕 1 授業ガイダンス 2 本学(学園)の建学の精神 3 本学の学訓とキャッチフレーズ 4 本学園の歩み(1) 5 本学園の歩み(2) 6 本学の歩み(1) 7 本学の歩み(2) 8 本学の歩み(3)  9 宗教情操講演会(1) 10 宗教情操講演会(2) 11 宗教情操講演会(3) 12 建学の精神を考える(1)   13 建学の精神を考える(2) (フィールドワークを含む) 14 建学の精神を考える(3) 15 まとめ 〔準備学習 : 予習・復習〕 各講義後は、その授業内容・ねらいなどについて自分 で振り返りながら考えること。 次回の授業について事前に指示されたことについてよ く準備しておくこと。 〔成績評価方法〕 最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。 ①学期末試験 [レポート ]…(50%) ②学期中の試験 [レポート 3回 ]…(30%) ③受講態度 ………………………………………(20%) 〔教科書〕 『自校史を学ぶ』(ぎょうせい) 〔備考〕 レポート課題・作成方法・提出時期等は、開講後授業 中に指示する。

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Page 1: 建 学 の 精 神 ――――――...〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択 〔授業の概要〕 日本で最もポピュラーな経典である『般若心経』の書

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕仏教学入門An Introduction to Buddhist Studies

〔担当者名〕林 雅清・仲宗根 充修〔配当年次・学期〕1 年次・前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕必修

〔授業の概要〕  仏教とは何か。仏教がなぜ生まれ、広まり、そしてこの日本で定着したのか。本講義では、仏教の開祖ゴータマ・ブッダの生涯と、日本の浄土宗の開祖法然上人の生涯を中心に、インドで生まれた仏教が日本に伝わり、そして広まっていった歴史を振り返りながら、仏教のものの考え方について学んでいく。

〔到達目標〕 ゴータマ・ブッダと法然上人の生涯を通して仏教の基礎知識とその思想を学び取り、本学の「建学の精神」を理解することを目標とする。

〔授業計画〕1 イントロダクション――仏教とは2 ゴータマ・ブッダの生涯①3 ゴータマ・ブッダの生涯②4 ゴータマ・ブッダの生涯③5 ゴータマ・ブッダの生涯④6 部派仏教と大乗仏教7 三国伝来仏教:インド~中国~日本8 南都仏教から鎌倉新仏教まで9 法然上人の生涯①

10 法然上人の生涯②11 法然上人の生涯③12 法然上人の教えを受け継ぐ人たち13 浄土三部経と阿弥陀仏14 仏教思想と本学の「建学の精神」15 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 毎回の授業の内容をノートにまとめるなど、復習をしっかりすること。また、本講義で得た知識やものの考え方をきっかけにして、人間社会における様々な事象について「自分はこう思う」「自分ならこうする」ということを考える習慣を身につけるようにすること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(60%)②学期中の試験 [小テスト等 ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(10%)

〔教科書〕 『響きあうこころ 生かしあういのち――建学の精神と学訓――』(初年度 4 月に行われる「祖山参拝・仏教学セミナー」で配布)

〔参考図書〕 授業中に適宜紹介する。

〔備考〕 担当者:家政学科=林/幼児教育学科=仲宗根

―――――― 建 学 の 精 神 ――――――

〔授業科目〕自校史を学ぶ

〔担当者名〕安本 義正、他 8 名〔配当年次・学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕必修

〔授業の概要〕 まず、本学の「建学の精神」および「学訓」について、充分に理解してもらった上で、本学が歩んできた歴史について、あらゆる角度からの理解を目指し、本学で学ぶことの意義について考えてもらう。 さらに自分自身の内面に気づくことによって、「他者に優しい心豊かな生き方」について考える。

〔到達目標〕 建学の精神に示されている「謙虚さ」「誠実さ」「親切さ」の精神が充分に涵養され、社会に貢献できる「人間力」が身につくこと。さらに自分自身の内面を見つめ、「いのち」「共に生きること」の意義を探求し、自ら「心豊かな人生」について考えられるようになること。

〔授業計画〕 1 授業ガイダンス2 本学(学園)の建学の精神3 本学の学訓とキャッチフレーズ4 本学園の歩み(1)5 本学園の歩み(2)6 本学の歩み(1)7 本学の歩み(2)8 本学の歩み(3) 9 宗教情操講演会(1)

10 宗教情操講演会(2)11 宗教情操講演会(3)12 建学の精神を考える(1)  13 建学の精神を考える(2) (フィールドワークを含む)14 建学の精神を考える(3)15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 各講義後は、その授業内容・ねらいなどについて自分で振り返りながら考えること。 次回の授業について事前に指示されたことについてよく準備しておくこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(50%)②学期中の試験 [レポート 3 回 ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔教科書〕 『自校史を学ぶ』(ぎょうせい)

〔備考〕  レポート課題・作成方法・提出時期等は、開講後授業中に指示する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕生活の中の仏教Buddhist Culture in Life

〔担当者名〕仲宗根 充修〔配当年次・学期〕前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 日本で最もポピュラーな経典である『般若心経』の書写や、非常に簡単な仏画の制作、寺院での仏像鑑賞を通して、仏教の世界に触れる。また、レシピを参考に精進料理にも挑戦してみる。

〔到達目標〕 生活の中の身近な体験として、仏教の世界に触れることによって、伝統的に培われてきた仏教の文化や、奥深い仏教の教えについて学ぶ。

〔授業計画〕1 はじめに2 はじめての写経(1)3 はじめての写経(2)4 はじめての写経(3)5 はじめての仏画制作(1)6 はじめての仏画制作(2)7 はじめての仏画制作(3)8 はじめての仏像鑑賞(1)9 はじめての仏像鑑賞(2)

10 はじめての仏像鑑賞(3)11 はじめての精進料理(1)12 はじめての精進料理(2)13 はじめての精進料理(3)14 はじめての精進料理(4)15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 写経や仏画などの作品、仏教文化に関するレポートの提出が課せられるので、必ず作品制作やレポート作成のための予習・復習を行うこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [学期末レポート ]…(40%)③受講態度 ………………………………………(20%)④[学期中の提出物 ]…(40%)

〔教科書〕 特に指定しない。

〔参考図書〕 特に指定しない。

〔備考〕 特になし。

〔授業科目〕生活の中の仏教Buddhist Culture in Life

〔担当者名〕林 雅清〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 私たちの生活の中には、仏教に由来する言葉や行事、あるいはマナーなどが溢れている。また、日本の伝統芸能や音楽などにも、仏教と関係の深いものがたくさんある。この授業では、そのような日本人の生活に根付いた「仏教」を紹介していく。

〔到達目標〕 日常使っている言葉や生活の中の作法、あるいは日本の伝統行事やしきたりなどの由来を知り、仏教を身近に感じることを目標とする。

〔授業計画〕1 日本の中の仏教2 日常会話の中の仏教語①3 日常会話の中の仏教語②4 日本の仏教行事①5 日本の仏教行事②6 お寺と神社の違い7 葬儀の心得とマナー8 法要の意味と作法9 お墓と仏壇

10 日本の礼儀作法と仏教11 写経体験12 仏教と音楽13 仏教と芸能14 仏像の種類15 仏教の世界観

〔準備学習:予習・復習〕 最終授業時に提出してもらうレポート(2000 字以上)の参考になるよう、毎回の授業の内容をノートにまとめておくこと。また、本講義で得た知識や写経体験などを通して、仏教文化や仏教精神、日常生活における「仏教的なもの」に目を向けるよう習慣づけること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [レポート ]…(60%)③受講態度 ………………………………………(40%)

〔教科書〕 特に使用せず、板書を中心に授業を進める。

〔参考図書〕 『あっと驚く仏教語』霊元丈法著(四季社) 『日本人のための仏教のしきたり』ひろさちや著(大和出版) 『日本人のための仏教ガイド』永田美穂著(大法輪閣) 『図解・仏像の見分け方』[増補新装版](大法輪閣) ほか、授業中に適宜紹介する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕人間と宗教Human Nature and Religion

〔担当者名〕仲宗根 充修〔配当年次・学期〕1 年次・前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 宮沢賢治、中村久子、マハトマ・ガンディー、マザー・テレサ、ダライ・ラマ 14 世、アシュリー・ヘギなど、艱難辛苦を乗り越えて、輝かしい人生を送った人たちの生と死を見つめることを通して、私たちはどのように生きるべきかという問いについて考えるとともに、私たちが生きて行くうえで宗教が担う役割について考える。

〔到達目標〕 壮絶な人生を送った人たちの生き様を通して、彼ら(彼女ら)の精神的支柱となった宗教について考える。

〔授業計画〕1 はじめに2 宮沢賢治の生涯(1)3 宮沢賢治の生涯(2)4 中村久子の生涯(1)5 中村久子の生涯(2)6 マハトマ・ガンディーの生涯(1)7 マハトマ・ガンディーの生涯(2)8 マザー・テレサの生涯(1)9 マザー・テレサの生涯(2)

10 ダライ・ラマ 14 世の生涯(1)11 ダライ・ラマ 14 世の生涯(2)12 ダライ・ラマ 14 世の生涯(3)13 アシュリー・ヘギの生涯(1)14 アシュリー・ヘギの生涯(2)15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 予習 : 事前に次回の授業で用いる資料を配付するので、熟読しておくこと。 復習 : 授業時に課される宿題を提出すること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [学期末レポート ]…(50%)③受講態度 ………………………………………(0%)④[学期中の提出物 ]…(50%)

〔教科書〕 特に指定しない。

〔参考図書〕 特に指定しない。

〔備考〕 特になし。

〔授業科目〕くらしと憲法(日本国憲法)(The Constitution of Japan)

〔担当者名〕田平 恵〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 まず、憲法を中心とした法の意義を理解し、法と社会・日常生活とのつながりを学ぶ。その際、家族、教育、労働などのテーマを取り上げる。 そのうえで、憲法の人権規定を中心に講義を行う。憲法の理念・各規定を取り上げ、その内容を理解する。 憲法の基本的理念・基本的知識の修得のみならず、社会のしくみ・政治のしくみの理解を目指す。

〔到達目標〕 憲法の基本的理念、基本的知識を習得することが講義の第一の目的である。 その前提として、法と日常生活・さまざまなライフステージとのつながりも感じてほしい。

〔授業計画〕1 法とは何か。憲法とは何か。①2 法とは何か。憲法とは何か。②3 くらしと法①-法と家族-4 くらしと法②-法と経済取引-5 くらしと法③-法と労働-6 基本的人権7 生命・自由・幸福追求権8 法の下の平等9 精神的自由権(1)

10 精神的自由権(2)11 経済的自由権12 社会権13 参政権14 統治機構15 全体のまとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 あらかじめ該当箇所をテキストで確認すること。各週復習に重点を置いて、理解、整理をすること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]…(70%)②学期中の試験 [ ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(10%)

〔教科書〕 『いちばんやさしい 憲法入門』初宿正典・高橋正俊・米沢広一・棟居快行(有斐閣)

―――――― 現 代 の 教 養 ――――――(社会と環境)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕くらしと政治・経済Politics and Economics

〔担当者名〕林 法隆〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 現代社会は極めて複雑となり、また変化が激しい社会である。政治と経済は深く絡み合い、地球環境、民族、人口問題など新たな課題も含まれるようになった。世界各国のさまざまな思惑、意図によって揺れ動く世界政治と世界経済。今の閉塞状況から脱し、将来の生活不安を解消するにはマクロ経済、財政再建、自由競争政策などすべてを踏まえて、どのような進むべき道があるのかを考えてみたい。

〔到達目標〕 絶え間なく動く政治と経済を理解し、日々の生活の判断に役立つようにする。また、日本人、地球市民としての自覚を高めるようにしたい。

〔授業計画〕1 民主政治の基本原理2 日本国憲法の基本的性格3 日本の政治の特色4 現代政治の特質と課題5 日本の安全保障6 現代の国際政治(1)7    〃   (2)8 現代経済の特徴9 国民経済の構造と経済成長

10 日本経済の現状と課題(1)11    〃      (2)12 国民生活の向上と福祉の実現(1)13    〃         (2)14 国際経済と国際協力(1)15    〃     (2)

〔準備学習 : 予習・復習〕 日々の新聞やテレビのニュースに興味をもつこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [ミッドタームテスト ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(20%)④[レポート ]…(60%)

〔教科書〕 使用しません。

〔授業科目〕人権といのちHuman Rights and Life

〔担当者名〕森本 弘義〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 子どもに関わる問題を「人権といのち」の視点から見つめるとともに、広く社会に存在する人権問題を考える。その中から「人権といのち」を視座に、積極的に行動し、活躍する人材の育成を目指す。

〔到達目標〕 ともすれば個人の問題、心がけ・意識の問題にとらえられがちな人権問題を現代日本社会の抱える問題として、社会の在り方・社会構造の課題として見つめる。

〔授業計画〕1 シラバス・「人権侵害って?」2 「京都市民の人権意識調査」3 人権侵害としての児童虐待4 虐待と市民意識調査5 不登校問題6 いじめ問題7 特別支援教育(障がい児教育)8 同和問題(差別とは?)9  〃  (同和教育)

10 外国人教育(民族差別)11 刑務所を出た人達の人権12 女性差別13 その他の人権問題 114    〃     215 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 授業のテーマにある問題については、日頃から新聞・TV などで関心を高めること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(0%)④[3 回のレポート ]…(100%)

〔参考図書〕 必要に応じて、授業の中で提示する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕家族のきずなBond of Family

〔担当者名〕青木 加奈子〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 産業化以降、家族を取り巻く環境は急速に変化してきた。それにともない、少子高齢化、離婚の増加、ドメスティック・バイオレンスや虐待問題等家族をめぐる議論は日々活発化している。そもそも「家族」とは一体何だろうか?私たちにとってあまりにも身近な存在である「家族」をさまざまな視点から議論していくことによって「家族のきずな」について考える。

〔到達目標〕 「家族」は普遍的なものではなく、時代や社会状況によってさまざまに変化しうるものであることを理解する。

〔授業計画〕1 イントロダクション:「家族のきずな」とは?2 家族形態・機能の変化3 歴史のなかの家族4 パートナー関係①-配偶者選択5 パートナー関係②-さまざまなパートナー形態6 パートナー関係③-性別役割分業-7 少子化8 子育ての実態と問題9 子どもを持つ/持たないという選択

10 子どもの成長と家族11 高齢者と家族12 離婚と再婚13 家族が抱える問題14 諸外国の家族-デンマークの場合-15 まとめ:「家族のきずな」とは?

〔準備学習 : 予習・復習〕 私たちは、各種メディアの中で、様々な「家族」を確認することができる。それらに日頃から意識して注目するように心掛けつつ、授業で課されるミニレポートやグループディスカッションでアウトプット(=自分の考えを述べること)が出せるように、考える習慣をつけておくこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆記試験 ]…(50%)②学期中の試験 [ミニレポート、ディスカッション ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔教科書〕 特に指定しない。

〔参考図書〕 『よくわかる現代家族』神原文子・杉井潤子・竹田美知編著(ミネルヴァ書房)

〔備考〕 受講への意欲がない、受講態度の悪い学生は受講資格を取り消す。

〔授業科目〕メディアと情報Media and Information

〔担当者名〕真下 知子〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 高度情報通信ネットワーク社会における主体的な情報活用能力の育成を目的とし、コンピュータを含めた様々な情報メディアの特性とそれらの影響による社会およびコミュニケーションの変化について、身近なトピックをもとに学習する。また、グループでの演習を通して、情報に対する正しい判断能力や、情報を受け取る側の立場に立った情報発信のあり方について考察・検討する。

〔到達目標〕 高度情報通信ネットワーク社会の特徴および様々な情報メディアが与える影響を理解する。また、情報活用に関わるモラルとルールおよび情報に対する正しい判断能力を養うことができる。

〔授業計画〕1 情報とコミュニケーション2 高度情報通信ネットワーク社会の特徴3 情報とメディア①-メディアの歴史、役割と機能-4 情報とメディア②-人への影響、社会の変化-5 相手の立場に立った情報発信・伝達とは6 情報とディジタル技術7 ネットワークの意味と利用分野8 情報社会のセキュリティ①  -情報セキュリティ、コンピュータの被害-9 情報社会のセキュリティ②  -ネット利用による問題点-

10 個人情報とプライバシー11 知的所有権(著作権とは)12 情報活用のための正しい判断能力 (クリティカル・シンキング)13 情報の信憑性・信頼性14 情報モラルとは15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕1. 事前に指示、または配布した文献や資料については必

ず目を通し、内容に関する課題に取り組むこと。2. 授業では、身近なトピックをもとに特に情報社会に参

画する態度の育成をめざす。日常の生活においてもコンピュータやネットワークを含めて様々なメディアが私たちに与える影響について関心をもち、考える習慣をつけること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(40%)②学期中の試験 [小レポート・小テスト ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(30%)

〔教科書〕 プリント配布

〔参考図書〕 授業中に随時紹介する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕くらしと環境Living and Environment

〔担当者名〕山田 智子〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 近世・近代における日本の各地域の住居・都市・町なみ・集落の事例を取り上げ、それらがもつ歴史性・地域性の意味を理解し、問題意識を提起する。近代主義による生活と住環境の変化を認識し、「温故知新」をキーワードに、現代の住環境を考え直す。

〔到達目標〕 これからの住まいを過去のくらしとの関わりのなかで考え、住環境に対してしっかりした視点を持つ能力を養う。

〔授業計画〕 1 身近なくらしと住環境(地蔵盆と地域コミュニティ)2 日本の住まいの特徴3 京都の町と町家のくらし(平安京から戦国期まで)4 京都の町と町家のくらし(江戸期)5 町なみと町家の地方形式6 伝統的民家の地方形式 17 伝統的民家の地方形式 28 近代主義の始まり (第 1 回ロンドン万博がもたらしたもの)9 京都の近代化

10 京都の小学校校舎の成立とまちづくり11 近代における町と町家のくらしの変容12 産業と住環境13 災害と住環境14 伝統的民家にみるエコロジーな住まいづくり15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 復習として、伝統的な環境の中で営まれていたくらしの智恵について、現代の生活にどのように生かすのか、自分で考える習慣をつけること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(70%)②学期中の試験 [ミニレポート ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(0%)

〔参考図書〕 『京・まちづくり史』高橋康夫・中川理編(昭和堂) 『図説・近代日本住宅史 幕末から現代まで』内田青蔵・大川三雄・藤谷陽悦(鹿島出版会)

〔授業科目〕くらしと環境Living and Environment

〔担当者名〕細長 喜久代〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 広範囲な社会現象としての流行、特に装いの流行を事例として、衣環境の角度からアプローチし分析する。そして衣生活における流行の問題点と衣服着用の問題点とを、ひとの温熱感覚と合わせて考え直し、快適な衣生活環境を整えることの重要性を見い出す。

〔到達目標〕 ファッションによってつくられる疑似環境と衣環境とを相互に見直し、衣生活を楽しく快適に整えることができるようにする。

〔授業計画〕 1 流行とは2 流行の原動力3 流行現象の特性4 流行の展開過程5 流行と社会の関係6 流行採用の動機7 装いのメッセージ 8 消費社会と自己変身9 くらしと衣服

10 衣服の環境と温熱条件11 衣服気候12 既製服の選択条件13 衣服の機能 14 ファッションと社会15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 各週復習に重点をおいて、日常の個々のファッションを振り返り、問題点に気づく習慣をつける。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [筆答 ]…(60%)③受講態度 ………………………………………(40%)

〔教科書〕 プリント配布 

〔参考図書〕 『流行の社会心理』川本 勝(勁草書房)  『人間行動学講座 第1巻』中島義明他(朝倉書店)  『被服と身体装飾の社会心理学』S・B・ カイザー著 被服心理学研究会訳(北大路書房)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕こころのしくみFoundations of Psychology

〔担当者名〕河合 由里〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 心理学には様々な種類があるが、この科目では心理学の成り立ちや研究方法、また、各心理学の特徴および基本的な研究内容が学べるようにしたい。

〔到達目標〕 心理学とはどういう学問か理解できること、また各種心理学とそれに関連する基礎知識が習得できることをねらいとする。

〔授業計画〕 1 オリエンテーション・私たちの生活と心理学2 心理学の歴史と展開、研究方法3 心理学の種類とその特徴 ①脳と心4     〃 ②人の感覚・知覚と心理学5     〃     〃6     〃 ③人の行動と心理学7     〃     〃8     〃 ④人の成長・発達と心理学9     〃     〃

10     〃 ⑤性格や感情と心理学11     〃 ⑥心の問題と心理学12     〃     〃13     〃 ⑦個・社会と心理学14     〃     〃15     〃     〃

〔準備学習 : 予習・復習〕 心理テストを実施した際には、課題達成を求める場合

(宿題)がある。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答(レポート含む) ]…(100%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(0%)

〔参考図書〕 講義中に適宜紹介する。

〔授業科目〕こころと臨床Clinical Psychology

〔担当者名〕児玉 龍治〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 本授業では、自分のこころをみつめ、そしてそのこころとよりよくつきあっていく方法について理解を深める。また、本授業が、みなさんが自分らしさをみつけていくための手がかりとなる機会としたい。

〔到達目標〕 自分自身のこころを見つめることを通して、これまでの自分、今の自分について考え、これからの自分のよりよい生き方への手がかりを得ることができる。

〔授業計画〕 1 オリエンテーション2 自尊感情について3 わたしとは?4 よりよい自分に気づく5 変化にとりくむ6 自分を受けいれる7 自分とまわりについて理解する8 ストレスマネジメント9   〃

10 自己表現11 問題を解決する方法12 目標を決めて、とりくむ13 まとめ14  〃15  〃

〔準備学習 : 予習・復習〕 授業ごとにタスク(課題)を提示していきたい。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(70%)②学期中の試験 [ミニレポート ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(10%)

〔教科書〕 特になし。適宜プリントを配布する予定である。

〔参考図書〕 『自己肯定・自尊の感情をはぐくむ援助方法』デボア・プラマー著、岡本正子他訳(生活書院 2009) 『私らしさよこんにちわ』中島美鈴(星和書店 2009)

〔備考〕 本授業は講義とともにグループワークを通して、演習形式で進めていきたいと考えています。学生さんとの出会いを楽しみにしています。

(こころとからだ)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕健康とスポーツⅠ(食物栄養専攻対象)Sports and Health I

〔担当者名〕高山 優子〔配当年次・学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕実技 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 現代社会では、便利な生活が進む反面、体力は低下傾向を示し、生活習慣病が増加している。本授業では、様々な運動やスポーツ活動を通して、適切な運動が人間にとってどのような意義があるかを検討し、どのような影響を与えるかを学習する。

〔到達目標〕  各種運動の実践を通し、健康および運動に対する知識を身につけ、生涯にわたって行うことのできるスポーツや運動の実践能力を身につけることを目標とする。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 ソフトバレーボール 13 ソフトバレーボール 24 ソフトバレーボール 35 バドミントン 16 バドミントン 27 バドミントン 38 バスケットボール 19 バスケットボール 2

10 バスケットボール 311 ニュースポーツ 112 ニュースポーツ 213 ニュースポーツ 314 ニュースポーツ 415 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 日々の個人の身体コンディションを整えるとともに、次時間に行うスポーツ種目のルールを調べ、戦術などを考える。また、授業後には、授業で習得した身体ケアに努める。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [実技 ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(60%)④[課題への取り組み ]…(10%)

〔教科書〕 使用しない。

〔授業科目〕食と健康Diet and Health

〔担当者名〕石見 恵子〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 高齢化が進み社会経済環境が変化していく中で、様々な健康問題が生じている。食は健康状態に大きな影響を与える因子であるので、健康増進のためには栄養・食生活の改善が大切である。本講座では生涯を健康で生き生きと過ごすために、食と健康に関する知識と考え方を学ぶ。

〔到達目標〕 単なる知識の習得だけにとどまらず、引き続き食と健康に関心を持ち続け、物事を科学的な目でとらえ日々の生活の中で生かしていける力を養うことを目標とする。

〔授業計画〕 1 私たちが置かれている食の現状2 生活習慣病と食(1)3    〃   (2)4 肥満とダイエット(1)5    〃    (2)6 食生活の乱れと健康リスク(アルコール、たばこ含む)7 免疫と食物アレルギー8 食品衛生と健康(1)9    〃   (2)

10 食品の機能と栄養表示(1)11    〃      (2)12 食と子供の健康13 食と女性の健康14 地球にやさしい食生活15 まとめ

〔準備学習 : 予習・復習〕 予習:授業は毎回配付資料を用いて行う。当該授業の 1週間前に資料を配付するので事前に内容に目を通しておいてもらいたい。 復習:当該授業の理解度をチェックするために、授業最後にブリーフレポートの提出を求める。また、復習として各自きちんとノートまとめを行い、授業内容の理解をしておいて欲しい。更に授業内容の理解を深め発展させるために、宿題としてのレポートを課す。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [レポート 3 回 ]…(60%)③受講態度 ………………………………………(40%)

〔ただし、②「学期中のレポート」の提出は必須である。③「ブリーフレポートの提出」は受講態度の中に含まれる。〕

〔備考〕 食物栄養専攻の学生は履修不可。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕健康とスポーツⅠ(食物栄養専攻対象)Sports and Health I

〔担当者名〕深見 英一郎〔配当年次・学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕実技 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 本授業では、運動が苦手な生徒でも積極的に参加できるような運動・スポーツを体験する。講義は、健康とスポーツに関わるトピックスやテーマについてオムニバス形式で展開し、健康を保持・増進するための運動・スポーツの役割とその重要性について考える。

〔到達目標〕  健康および運動に関する知識・技術を習得し、生涯にわたって運動やスポーツに親しみ、実践する能力を身につけることを目標とする。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 体つくり運動 13 体つくり運動 24 運動に伴う体の変化5 楽しい陸上運動 1 6 楽しい陸上運動 27 ダイエットと運動8 球技 1 ゴール型 19 球技 1 ゴール型 2

10 ワンランク上をめざすメンタルトレーニング11 球技 2 ネット型 112 球技 2 ネット型 213 健康を促す筋トレ14 球技 3 ベースボール型15 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 各自の生活実態に対応した、余裕のある生活リズムを見つける。毎日同じようなリズムで生活する中で、勉強・運動時間を確保して、規則正しい健康(運動)生活を習慣化する。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [実技 ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(60%)④[課題への取り組み ]…(10%)

〔教科書〕 使用しない。

〔授業科目〕健康とスポ-ツⅡ(幼児教育専攻対象)Sports and Health II

〔担当者名〕山岡 憲二〔配当年次・学期〕1 年次・後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 現代社会の科学技術の著しい発展及び交通機関の進歩が、日常の生活様式及び生活活動水準を低下させた。この様な活動水準の低下は運動不足を招き、生活習慣病の一因となる。この現状を回避するには、各個人が体力及び健康に対して正しい知識を身に付け、適切な生活習慣及び運動を実施することである。そこで生涯を通して体力向上、健康な生活を営むための日常生活での構えや、身体活動の重要性などを論じて自分自身の健康観の確立を図ることを目標とする。

〔到達目標〕 生涯を通して体力の向上、健康な生活を営むための日常生活での構えや、身体活動の重要性などを論じて自分自身の健康観の確立を図ることを目標とする。

〔授業計画〕1 健康の意義について 23 健康論(観)についての諸説 4 5 WHO の保健憲章と健康観について6 健康の特質と重要性について78 健康成立のための条件について9

10 健康とスポーツ、体育及びレクリエーション活動Ⅰ11 日本人の健康の現状と課題Ⅰ12 健康法の設定と実際Ⅰ13 健康法の設定と実際Ⅱ 14 健康、体力づくり運動Ⅰ(女性の体力Ⅰ)15 健康、体力づくり運動Ⅱ(女性の体力Ⅱ)

〔準備学習:予習・復習〕①特定の教科書は使用せず授業計画に沿って行うので独

自のノ-トを作成する。②豊かな時代の中でもう一度、生涯のライフステ-ジでの

健康の意義を日常生活から考えていきたいものである。③各週復習に重点を置いて、特に講義ノ-トの再確認は

最低限度行うこと。様々な情報を通して興味関心を持ち、考える習慣をつけること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(80%)②学期中の試験 [レポ-ト提出1回 ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(0%)

〔ただし、「②学期中レポ-ト」の提出は必修である。〕

〔教科書〕 使用しない。

〔参考図書〕 『保健体育理論』 平井新司、山岡憲二共著(嵯峨野書院) 『女性のライフステージからみた身体活動と健康』宮下充正監修(杏林書院) 『健康と体力科学』中村誠、岩波力編(杏林書院) 『女性のスポーツ生理学』C. L. ウェルス著、宮下充正訳

(大修館書店) 『体組織とウェイトコントロール』北川薫著(杏林書院)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕宇治学Dynastic Literature of Uji

〔担当者名〕千古 利恵子〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 宇治の地は、さまざまな文学作品を生み出した。それらの作品に込められた想いがどのようなものであったか、宇治の文化にふれながら考えてみる。

〔到達目標〕  世界遺産の 1 つである平等院に関わる人物や、茶が宇治の特産品になる経緯を学習し、宇治の文化に関心を持ち、自身を育てた地域の文化を継承する視野を獲得する。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 宇治の人々の暮し34 現代の宇治川周辺56 7 宇治を舞台にした物語に登場する人々の暮し89 フィールドワークにむけて、外部講師の話を聴く

1011 フィールドワークと報告書作成121314 発表とまとめ15

〔準備学習:予習・復習〕・外部講師を招き、宇治の文化や歴史を学ぶ予定である。

その準備として、課題を設定し、各自に事前学習を求める。

・フィールドワークについては、事前に「計画書」を、事後に「報告書」を書くことを求める。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(20%)②学期中の試験 [レポート・発表 1 回 ]…(80%)③受講態度 ………………………………………(0%)

〔参考図書〕 授業中に適宜示す。

〔備考〕 フィールドワークを行うため、受講者数を制限する。

〔授業科目〕文学作品をよむLiterature of Japan

〔担当者名〕千古 利恵子〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 文学作品として評価されている小説を鑑賞し、自らの作品評価方法と比べながら、「文学作品と、その作品を生み出す背景は何か」を考えたい。

〔到達目標〕  「文学作品をよむ」機会を無くしていることの是非を、自らに問い直す視点を獲得する。また、文学作品をよむことで、「生きる」ことを考える。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 文学作品といわれている小説をよむ34 文学作品といわれている詩をよむ56 あなたが好きな小説と好きな理由を分析7 あなたが好きな詩と好きな理由を分析89 表現技法が鑑賞に与える影響を考える

101112 課題研究131415 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕・授業で扱う課題作品を事前に提示するので、その作品を

よみ、自身の感想をまとめておく。・自身が好んで「読んでいる」あるいは「読んだ」作品に

ついて、作者の経歴について、調べておくこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(50%)②学期中の試験 [レポート ]…(50%)③受講態度 ………………………………………(0%)

(文化と芸術)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕音楽のよろこび Music Appreciation

〔担当者名〕宮島 幸子〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 音楽の歴史は極めて古く、社会や生活と深く関わりながら、世界中の国々で独自の音楽文化が生まれてきた。一方、マス・メディアの発達によりいつでも、どこでも、どんなジャンルの音楽でも簡単に聞くことができるようになり、音楽はグローバル化してきている。この講義では、私たちを取り巻く音楽についてフィールド・ワークや課題レポートなどを通じて音楽のよろこびを考えてゆく。

〔到達目標〕 音楽とは音を感じとることのよろこびであり、音楽のよろこびは感動です。「私たちはどんな音・音楽環境の中で暮らしているのか」ということに問題意識をもって取り組み、音・音楽に対する関心を醸成する。

〔授業計画〕1 音楽雑学2 千年の響き3 儀礼と音楽4 Cool ! Wedding Melody5 ピアノの歴史6 こころに残る作曲家たち7 憧れのピアノ曲8 オペラはこうして創られる9 オペラのはなし

10 校歌の文化的役割11 日本を象徴する音楽(1)12 日本を象徴する音楽(2)13 音楽のたび(日本編)14 音楽のたび(世界編)15 音楽のよろこび

〔準備学習:予習・復習〕①事前に資料を配布しますので、内容をよく把握してお

くこと。②予習課題についてレポートすること。③「私の好きな音楽」「最近の音楽事情」どちらかのテー

マで発表できるように準備しておくこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [レポート 7 回 ]…(70%)③受講態度 ………………………………………(30%)

〔参考図書〕 授業時に提示する。

〔備考〕 資料は、受講生の数や興味関心を考慮して選択する。

〔授業科目〕美術演習 (健康生活デザイン専攻・食物栄養専攻対象)Exercise of Painting

〔担当者名〕津田 直樹〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 身近なモチーフのスケッチ、写生を重ねて、後半には日本画の用具・用材で和紙や絹に制作する。

〔到達目標〕 身近に存在する美を美として発見し、認識する態度を養う。いろいろな画材とそれらによる多様な表現方法についての知識、理解を深め、絵画制作を通して豊かな表現力と感性を身につける。

〔授業計画〕1 絵画について(洋画、日本画、水墨画等の表現)2 スケッチ(鉛筆、淡彩)3 静物写生(鉛筆)4 静物写生(淡彩)5 写生(墨、和紙)6 写生(墨、胡粉)7 写生(水干えのぐ)8 写生(水干えのぐ)9 制作のための写生

10 下図制作11 制作12 制作13 制作14 制作15 制作

〔準備学習:予習・復習〕 学内学外で写生が必要な制作に取り組む場合は課外で行うことになる。常にスケッチや美術鑑賞に心掛けること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(30%)④[作品評価 ]…(70%)

〔備考〕 受講定員 15 名

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕異文化理解 An Understanding of Different Cultures

〔担当者名〕伊藤 和男〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 イギリスの文化を中心に、政治、経済、社会等の背景をふまえて、異文化理解を深めていく。イギリスの芸術にもふれ、文化的世界の楽しさを味わいながら、異なる文化へのより深く広い考察を行いたく思います。

〔到達目標〕 イギリス文化の基本的事項を把握し、異文化への自然な関心、共感を生み出すこと。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 イギリスとは3 イギリスの文学(1)4 イギリスの文学(2)5 イギリスの文学(3)6 イギリスの首都(1)7 イギリスの首都(2)8 イギリスの首都(3)9 イギリスの音楽

10 イギリスの美術11 イギリスのマスメディア12 イギリスの文学13 イギリスについて-様々な話題(1)-14 イギリスについて-様々な話題(2)-15 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 イギリスの文化に関する書物を様々な角度から、興味を持って読んでいくこと。又インターネットを通して生々しいイギリスについての情報を把握しておくこと。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [レポート ]…(80%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔教科書〕 使用しない。(プリントを配布)

〔参考図書〕 授業中に紹介。

〔備考〕 私語なく、集中して授業を受けてください。集団で授業をうける公の場であるという意識を常にもってください。

〔授業科目〕芸術鑑賞Art Appreciation

〔担当者名〕今井 誠志〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 本授業は、京都に位置するいくつかの美術館を利用し、展覧会の会場で授業を行う。過去、現在を問わず、ジャンルの異なる、できるだけ多くの作品に接し鑑賞する。美術館や展覧会に足を運び作品に触れ、感じ、考える事を繰り返すことが芸術を理解する一歩である。講義やフィールドワークを通して情報の交換や資料の収集をする。また作品について批評やディスカッションを重ねる。楽しみながら自分なりの鑑賞法を探る。

〔到達目標〕 現代美術や造形芸術が難しいと思い込んでいる誤解を解き今までの芸術鑑賞に対する先入観を捨て、自分なりの鑑賞の仕方を培い芸術作品を楽しむことができるようになる。

〔授業計画〕 1 オリエンテーション2 造形活動とは。作品を見ると言う事。3 美術館とは。鑑賞のためのマナー。4 ①1回目 美術鑑賞 美術館・展覧会の内容5 6 学内授業 レポート発表、次回鑑賞のための準備7 ②2回目 美術鑑賞8 9 学内授業 レポート発表、次回鑑賞のための準備

10 ③3回目 美術鑑賞11 12 学内授業 レポート発表、次回鑑賞のための準備13 ④4回目 美術鑑賞1415 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕1. 事前に紹介された展覧会の内容や資料について情報を収

集しておくこと。2. 感想や意見交換を通して、互いに磨きあうようにするこ

と。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(40%)④[見学後のレポート ]…(60%)

〔参考図書〕 『知識無用の芸術鑑賞』川崎昌平著(幻冬舎新書)

〔備考〕  学外鑑賞は、土曜日に実施を予定している。 学外見学については、交通費・入場料の半額は学校補助。 3 名以上 30 名以下の定員とする。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕異文化理解 Intercultural Communication

〔担当者名〕小河 尚子〔配当年次・学期〕前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 海外研修カナダ短期留学参加希望者対象の授業です。北米文化と日本文化との相違点、共通点をもとに比較し、その文化圏の人々の習慣、価値観、行動などを理解していきます。学科/専攻に関連するテーマを選び、表面的には見えてこない日本とカナダの文化の歴史的・思想的背景を探ります。

〔到達目標〕 自文化、他文化についての知識を豊かにし、異文化への理解に積極的に取り組める力を身につけ、実りある短期留学に備えます。

〔授業計画〕1 イントロダクションと日加文化比較に備える総合プ

ログラムの説明、カナダ短期留学までの流れ2 文化とは何か3 価値観と偏見、文化相対主義4 衣食住の文化5 人間関係の文化6 遊びと仕事の文化7 プロジェクトのテーマ発表8 異文化間コミュニケーション9 言語とその文化背景

10 言語的コミュニケーションのルール11 非言語的コミュニケーションのルール12 口頭発表13 口頭発表14 口頭発表15 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 海外研修に向けて様々な資料を用いて、海外演習(短期留学)をより充実した内容のプログラムにするための準備を行い、さらに短期留学中に実施する専攻別のプロジェクトに備えるため、毎回出される課題をこなして授業に臨んでください。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [海外研修の プロジェクト・プロポーザル ]…(60%)②学期中の試験 [小レポート ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔①は口頭発表 30%、レポート 30%〕

〔備考〕 英語コミュニケーション 1B を履修していること。

〔授業科目〕異文化理解 Intercultural Communication

〔担当者名〕小河 尚子〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 映像に提示される他国の文化と日本文化との相違点、共通点をもとに比較し、その文化圏の人々の習慣、価値観、行動などを考察します。

〔到達目標〕 他国の文化の様々な面を日本文化のそれらと比較します。異文化を理解しようとする姿勢と力を身につけます。

〔授業計画〕1 イントロダクション2 文化とは何か3 価値観と偏見、文化相対主義4 衣食住の文化5 人間関係の文化6 遊びと仕事の文化7 プロジェクトのテーマの発表8 異文化間コミュニケーション9 言語とその文化背景

10 言語的コミュニケーションのルール11 非言語的コミュニケーションのルール12 口頭発表13 口頭発表14 口頭発表15 まとめ

〔準備学習:予習・復習〕 毎回の授業の後に出される課題が最終レポートにつながりますのでそれらをきちんとこなして次の授業に臨んでください。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [口頭発表 30%、レポート 30%]…(60%)②学期中の試験 [小レポート ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(20%)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕海外研修 Summer Program in Canada

〔担当者名〕小河 尚子〔配当年次・学期〕前期(集中) 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 カナダ・カムループス市にある本校の姉妹校・トンプソン・リバーズ大学で 3 週間にわたる研修期間に同大学の英語教育学科による英語とカナダ文化の授業を受けます。研修期間中は一般家庭にホームステイし、実際の北米の生活文化を体験します。

〔到達目標〕 日本文化と北米文化の違いを知ることで、自分自身と日本文化をより理解できます。日本とカナダの相互の文化、歴史の理解、文化交流を通して、文化のもつ異質性、多様性と同質性の複雑さを学び、現代社会のアイデンティティのあり方を学びます。

〔授業計画〕 英語の授業は滞在 3 週間中の月曜日から金曜日まで毎日朝 9 時から 12 時まで学内で行われ、午後は学外を中心とした北米文化体験学習をします。

〔準備学習:予習・復習〕 小クラスで、毎日出される様々な課題を発展させる授業が行われますので、きちんと課題をこなして授業に備えることが大切です。

〔成績評価方法〕 下記の項目を総合的に評価して算出します。①英語運用力:プログラムの初めと終わりに実施されるアセスメントテストの成績をもとに、各学生の習熟度で評価:30%②カナダで受ける授業の参加度:30%③海外研修受講の事前必修の 1 科目である異文化理解(北米文化)で準備した日加比較文化プロジェクトのミニフィールド調査のレポート:40%

〔備考〕 カナダ短期留学は、「英語コミュニケーション」、「異文化理解」、「海外研修」それぞれが「北米のことば」「北米の文化」の知識を身につけて、「北米と日本の文化の比較」の実践に備えるという三位一体的総合プログラムですので、「海外研修」を受講する場合、次の 2 科目を事前に履修しておく必要があります。・「異文化理解(北米文化)」・「英語コミュニケーション IB」

〔授業科目〕異文化理解An Understanding of Different Cultures

〔担当者名〕林 雅清〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 日本を含む東洋は、漢字文化圏であり、仏教文化圏であり、儒教文化圏でもある。その中心的存在が中国。中国文化は日本文化の母なる存在である。ただ、いくら「母」とはいえ、中国文化はやはり「異文化」。この授業では、中国の社会や風土、歴史や思想をはじめ、現代中国の若者文化やサブカルチャーなども紹介しながら、隣の「異文化」に触れていく。

〔到達目標〕 中国に関する基礎知識を身につけ、中国文化と日本文化の違いや共通点を発見し、「異文化」と「自文化」の理解を深めることを目標とする。

〔授業計画〕1 中国という国2 中国の民族3 「中国語」とは4 中国の文字――漢字5 中国の思想と宗教――儒・仏・道6 中国の歴史①7 中国の歴史②8 小テスト9 現代の中国社会

10 中国の都市と農村11 中国の交通事情12 中国の学生生活13 中国の文学14 中国の音楽15 総括

〔準備学習:予習・復習〕 毎回の授業の内容をノートにまとめ、復習に力を入れること。また、授業中に出された課題をきちんとこなし、中国に対する興味心を深めていくよう心がけること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]… (0%)②学期中の試験 [小テスト・レポート ]…(70%)③受講態度 ………………………………………(30%)

〔教科書〕 特に使用しない。

〔参考図書〕 授業中に適宜紹介する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕英語コミュニケーションⅠ- AEnglish Communication I-A

〔担当者名〕伊藤 和男、小河 尚子〔配当年次・学期〕前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 中学から高校までに学習した基礎的な文法を様々な角度からの復習を試みながら、英文読解力をつける練習をします。現代社会の様々な問題や学術的な問題などに触れる英文を中心に基本的な表現を中心とした英文読解力の向上を目指します。

〔到達目標〕 毎回約 300 語程度の長文読解、文法事項の復習をし、最終的には英検で準 2 級レベル以上の英語力を目指します。

〔授業計画〕1 イントロダクション2 人種への固定観念について3 絶滅危惧種について:パンダ4 絶滅危惧種について:西インドマナティー5 現代美術について6 平和主義者とその活動について7 インターネット中毒:Wikipedia と MySpace8 大慈善家:Bill Gates と Warren Buffett9 環境問題:地球温暖化

10 地球温暖化:薄氷上の北極グマたち11 人口過剰問題12 復習と応用13 復習と応用14 復習と応用15 復習と応用

〔準備学習:予習・復習〕 毎回、復習と予習の確認をする小テストで授業を始めますので、各授業内容の復習と予習は必須です。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(50%)②学期中の試験 [小テスト、課題など ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔①は英語コミュニケーション IA & B のクラスすべて共通のテストです。③は予習、参加度など。〕

〔教科書〕 『A World of Change on the Web 変貌する世界』渡辺節子、David Ellis、Diane Lamb(金星堂)

〔備考〕 英語コミュニケーションⅠを受講する学生は、オリエンテーション中に英語能力判定試験を全員が受け、その結果に基づいて A と B どちらかのクラス分けをします。

〔授業科目〕英語コミュニケーションⅠ- BEnglish Communication I-B

〔担当者名〕Christopher Willis、Joe Cohen、Lawrence Levy

〔配当年次・学期〕前期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 ネイティブスピーカーによる英語の授業で英文読解力の養成を中心の授業を行います。現代社会の様々な問題や学術的な問題などに触れる英文を中心に、リーディング、リスニング、スピーキングの力を身につけるために、受講生とのインタラクティブな授業を展開し、受講生の積極的な参加が強くもとめられます。

〔到達目標〕 毎回約 300 語程度の長文読解を行います。英語で行われる授業なので、必然的にリスニング、スピーキングの力も身につけます。最終的には英検準 2 級レベル以上の英語力を目指します。

〔授業計画〕1 イントロダクション2 人種への固定観念について3 絶滅危惧種について:パンダ4 絶滅危惧種について:西インドマナティー5 現代美術について6 平和主義者とその活動について7 インターネット中毒:Wikipedia と MySpace8 大慈善家:Bill Gates と Warren Buffett9 環境問題:地球温暖化

10 地球温暖化:薄氷上の北極グマたち11 人口過剰問題12 復習と応用13 復習と応用14 復習と応用15 復習と応用

〔準備学習:予習・復習〕 毎回、復習と予習の確認をする小テストで授業を始めますので、各授業内容の復習と予習は必須です。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(50%)②学期中の試験 [小テスト、課題など ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔①は英語コミュニケーション IA & B のクラスすべて共通のテストです。③は予習、参加度など。〕

〔教科書〕 『A World of Change on the Web 変貌する世界』渡辺節子、David Ellis、Diane Lamb(金星堂)

〔備考〕 英語コミュニケーションⅠを受講する学生は、オリエンテーション中に英語能力判定試験を全員が受け、その結果に基づいて A と B どちらかのクラス分けをします。

―――――― 学 び の ス キ ル ――――――

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕英語コミュニケーションⅡ- AEnglish Communication II-A

〔担当者名〕伊藤 和男、小河 尚子〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 前期に引き続き、中学から高校までに学習した基礎的な文法を様々な角度からの復習を試みながら、英文読解力をつける練習をします。現代社会の様々な問題や学術的な問題などに触れる英文を中心に基本的な表現を中心とした英文読解力の向上を目指します。

〔到達目標〕 毎回約 300 語程度の長文読解、文法の項目は英語コミュニケーションⅠとⅡで一通り復習し、最終的には英検準 2級レベル以上の英語力を目指します。

〔授業計画〕1 イントロダクション2 養子縁組みの時代3 女性とダイアモンド4 世界中で行われる賭け事5 身体と肥満6 高齢化-長寿7 変化するエネルギー8 自然療法:医薬品と取引9 著作権:守られていることは?

10 菜食主義11 世界の HIV / AIDS12 復習と応用13 復習と応用14 復習と応用15 復習と応用

〔準備学習:予習・復習〕 毎回、復習と予習の確認をする小テストで授業を始めますので、各授業内容の復習と予習は必須です。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(50%)②学期中の試験 [小テスト、課題など ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔①は英語コミュニケーション IIA & B のクラスすべて共通のテストです。③は予習、参加度など。〕

〔教科書〕 『A World of Change on the Web 変貌する世界』渡辺節子、David Ellis、Diane Lamb(金星堂)

〔授業科目〕英語コミュニケーションⅡ- BEnglish Communication II-B

〔担当者名〕Christopher Willis、Joe Cohen、Lawrence Levy

〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕1 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 前期に引き続き、ネイティブスピーカーによる英語の授業で英文読解力の養成を中心の授業を行います。現代社会の様々な問題や学術的な問題に触れる英文を中心に、リーディング、リスニング、スピーキングの力を身に付けるために、受講生とのインタラクティブな授業を展開し、受講生の積極的な参加が強くもとめられます。

〔到達目標〕 毎回約 300 語程度の長文読解を行います。英語で行われる授業なので、必然的にリスニング、スピーキングの力も身につけます。最終的には英検準 2 級レベル以上の英語力を目指します。

〔授業計画〕1 イントロダクション2 養子縁組みの時代3 女性とダイアモンド4 世界中で行われる賭け事5 身体と肥満6 高齢化-長寿7 変化するエネルギー8 自然療法:医薬品と取引9 著作権:守られていることは?

10 菜食主義11 世界の HIV / AIDS12 復習と応用13 復習と応用14 復習と応用15 復習と応用

〔準備学習:予習・復習〕 毎回、復習と予習の確認をする小テストで授業を始めますので、各授業内容の復習と予習は必須です。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(50%)②学期中の試験 [小テスト、課題など ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔①は英語コミュニケーション IIA & B のクラスすべて共通のテストです。③は予習、参加度など。〕

〔教科書〕 『A World of Change on the Web 変貌する世界』渡辺節子、David Ellis、Diane Lamb(金星堂)

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕情報機器の操作Operation of Information Appliances

〔担当者名〕喜田 美佐枝(モーリス)〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 ゼミなどでのデータ処理及び発表、レポート作成、論文作成に必要な知識・技能を修得し、社会人として情報処理能力を活かして実務に有意に携わることを目標とします。 Word・Excel・PowerPoint・インターネットなどのアプリケーション操作を習得し、併せて課外で各アプリケーションソフトの課題・パソコン一般知識を習得します。

〔到達目標〕 パソコンを利用し、オフィスアプリケーション全般を学習し、実践で活用できる能力を身につけるとともに、パソコン周辺機器・一般知識について習得します。

〔授業計画〕1 授業概要の説明 コンピュータ利用における注意事項 ・ID、パスワードについて WEB メールの練習(操作方法・メール交換) ・メールのマナーについて タイピング練習方法(タイピング練習サイト) 個人フォルダの確認2 Word ① ・文字入力の確認(入力後変換・IME パッド) ・タイピング腕試し コンピュータ利用における注意事項 ・メディアについて ・ファイルの概念と管理方法3 Word ② ・ビジネス文書作成 1 *研修セミナーのご案内4 ペイント ・イラストの作成 ・Word、ペイントの連携操作 コンピュータ利用における注意事項 ・著作権について ・セキュリティについて Word ③ ・Word 課題作成 *運動会のプログラム5 Word ④ ・図形描画機能 *図形描画機能の基本6 Word ⑤ ・ビジネス文書の作成 2 *新コースのご案内7 タイピング中間テスト Excel ① ・基本操作の確認 1 * Excel 基本練習8 Excel ② ・基本操作の確認 2 ・表とグラフ 19 Excel ③ ・基本操作の確認 3 ・表とグラフ 2

10 Excel ④ ・Excel 課題作成 *カレンダーの作成11 Excel ⑤

・関数(MAX・MIN・RANK・PHONETIC・IF) ・データベース機能12 Excel ⑥ ・3D 集計 PowerPoint ① ・作品紹介 ・基本操作の確認 ・自己紹介作成13 PowerPoint ② ・PowerPoint 課題作成14 PowerPoint ③ ・課題発表 スキルチェック ・タイピング、スキルチェック (情報モラル、ワード、エクセルなど)15 前期の総まとめ 試験について

〔準備学習:予習・復習〕 パソコンを使用した実習中心の授業です。テキストを元に講師の操作画面を見ながら、操作を行います。準備学習として、授業時間外に提出課題を作成、提出が必要です。学習の進捗状況と理解度を確認するためのチェックを適宜行います。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [実技 ]…(25%)②学期中の試験 [実技 ]…(25%)③受講態度 ………………………………………(25%)④[アプリケーションごとの課題提出 ]…(25%)

〔③は授業の出席。〕

〔教科書〕 特になし(配付資料)。

〔参考図書〕 特になし。

〔備考〕 各学科・専攻の内容にあわせた授業プログラム・課題提出となります。 課外の自学自習に対しては学習の進捗状況と理解度を確認するためのチェックを適宜行います。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕文章表現Japanese Representation

〔担当者名〕千古 利恵子、岩田 薫、中野 庸起子、芦村 正文

〔配当年次・学期〕前期〔単位数〕1 単位〔授業形態〕 講義・演習 〔授業区分〕選択

〔授業の概要〕 自分の考えや伝えるべきことを、書き言葉で的確に表現する能力を養う。レポート作成・就職活動のための自己推薦文や志望理由書の作成、さらに卒業後の実社会でも役立つ文章の書き方を学習する。また、プレゼンテーションの技術も基礎から習得できるように、実践を重視した内容も盛り込む。

〔到達目標〕 情報を適切に整理する能力、自身の考えを整理し、他者に伝達する能力を身につける。他者に正確に伝わる文章力と口頭表現力の基本を習得し、実際に使える力を育てる。

〔授業計画〕1 オリエンテーション、わかりやすい文章の書き方2 送り仮名、読点、記号の使い方3 誤解を生まない言葉(語句)の使い方4 論理的な文章構成の基本5 レポートの種類と目的理解6 レポートの作成手順7 引用のルールと論証の方法8 グラフ、表の読み方と作り方9 報告文、要約文、批評文の書き方

10 敬語の使い方11 葉書・手紙の書式とメールの書き方12 履歴書、エントリーシート、就職試験のための小論

文の書き方13 自己紹介、面接での話し方14 プレゼンテーションの技法15 日本語表現法の整理

〔準備学習:予習・復習〕・翌週までの課題として e-Learning(30 分程度/回)を

数回提示する。・授業は作文実習を含むので、あらかじめ指示する課題に

ついて情報を収集しておくこと。・参考図書を熟読すること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [ ]…(40%)②学期中の試験 [ ]… (0%)③受講態度 ………………………………………(30%)④[e-Learning ]…(30%)

〔教科書〕 『日本語表現法』(ワオ・コーポレーション刊)

〔参考図書〕 『文章の書き方』辰濃和男著(岩波新書)

〔授業科目〕数の世界Introduction to The Universe of Numbers

〔担当者名〕木守 正幸〔配当年次・学期〕前期・後期(半期)〔単位数〕2 単位〔授業形態〕 講義 〔授業区分〕 選択

〔授業の概要〕 日常生活の中でも数学を活用したものが多くあり、私たちは知らず知らずのうちに数の世界の中で生きている。本講座では数の歴史や数と生活との関係を概観するとともに、数を身近な問題とも関連させながら考えることで、数の不思議さや見事さ面白さに気付き、数の世界の理解を深める場とする。

〔到達目標〕  これまで学んできた数学の知識や技能を基盤にして講義内容を理解したり演習問題に積極的に取り組んだりする中で、数への理解を深めるとともに数の世界について興味を高める。

〔授業計画〕1 数の歴史 2 数とアルゴリズム3 計算の歩み4 子どもの発達と数5 小学校、中学校で学ぶ数 (1)6 小学校、中学校で学ぶ数 (2)7 生活の中の数 (1)8 生活の中の数 (2)9 和算 (1)

10 和算 (2)11 外国の算数数学事情12 算数クイズで養う見方・考え方 (1)13 算数クイズで養う見方・考え方 (2)14 数学を楽しむ15 数の美学

〔準備学習:予習・復習〕・中学校までの数学に関する知識(概念や用語など)を再

確認しておくこと。・受講後は復習するとともに、関連した内容の書物を読ん

だり調査したり、また同様の課題を考えるなど学習内容を広げること。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [筆答 ]…(60%)②学期中の試験 [レポート 2 回 ]…(20%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔ただし、「②学期中の試験レポート 2 回」は必須である。〕

〔教科書〕 使用しない。

〔参考図書〕 必要に応じて紹介する。

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総合教養科目Ⅰ回生

〔授業科目〕キャリア形成論ⅠCareer Planning I

〔担当者名〕桑原 千幸〔配当年次・学期〕前期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕

〔授業の概要〕 入学当初から自分について考え、将来の夢や目標・職業意識を育むことで、これからの学生生活で何をするべきかというキャリアデザインを明確にする。講義の他にグループワークや e ラーニングを活用した課題・活動等を通して、キャリア形成に必要な能力や知識を身につける。

〔到達目標〕 自分を知り、キャリアスタイルや生き方について知ることで、夢や目標の実現のためにこれから何をするべきかというキャリアデザインについて考える能力を身につける。

〔授業計画〕1 オリエンテーション ~キャリア形成の概念、近年の就職状況・社会情勢2 自分について考えるⅠ ~性格、長所・短所、能力3 さまざまな働き方について考える4 女性のライフスタイル、ライフサイクル5 自分について考えるⅡ ~夢・目標、5 年後・10 年後の私6 社会人に求められる知識・能力7 情報収集と情報の活用8 ビジネスマナー、コミュニケーションの基礎9 社会で活躍中の先輩の話を聞くⅠ

10 社会で活躍中の先輩の話を聞くⅡ11 グループワーク~採用側の目線で考える12 自分について考えるⅢ~これから何をするべきか13 キャリアデザインの立案14 個人発表Ⅰ(ビデオ撮影を行う)15 個人発表Ⅱ(ビデオ撮影を行う)

〔準備学習・予習・復習〕 小レポートや課題等、授業外での学習に e ラーニングを利用する。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [個人発表 ]…(50%)②学期中の試験 [課題、小レポート等 ]…(30%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔参考図書〕 授業時に適宜提示する。

〔備考〕 受講人数は 40 名程度を上限とする。

〔授業科目〕キャリア形成論ⅡCareer Planning II

〔担当者名〕桑原 千幸〔配当年次・学期〕後期 〔単位数〕2 単位〔授業形態〕講義 〔授業区分〕

〔授業の概要〕 キャリア形成論Ⅰの内容を踏まえて、進路決定のためにより具体的なキャリアプランニングを行う。また、自分の意見を表現するための文章作成やプレゼンテーションの演習を行うことで、キャリアの実現に必要な文章表現力・コミュニケーション力を育成する。

〔到達目標〕 より深く自分について考え、キャリアデザインを明確化する。また、課題の遂行やグループワークを通じて、文章および口頭における効果的な自己表現およびコミュニケーションの能力を身につける。

〔授業計画〕1 オリエンテーション2 自分について考える ~ガイダンス・職業適性をもとに3 情報収集と情報の活用(応用)4 ビジネスマナー、コミュニケーション(応用)5 文章表現Ⅰ~自己 PR6 文章表現Ⅱ~小論文7 文章表現Ⅲ~相互評価8 コミュニケーションスキルⅠ~聴く力、話す力9 コミュニケーションスキルⅡ~質問力

10 コミュニケーションスキルⅢ~問題解決の手法11 演習:グループディスカッション12 Power Point の基礎Ⅰ13 Power Point の基礎Ⅱ14 効果的なプレゼンテーション15 個人発表Ⅰ (プレゼンテーションのビデオ撮影を行う)16 個人発表Ⅱ (プレゼンテーションのビデオ撮影を行う)

〔準備学習・予習・復習〕 小レポートや課題等、授業外での学習に e ラーニングを利用する。 また、就職部で行われるガイダンス・セミナー等にも随時積極的に参加することが望ましい。

〔成績評価方法〕最終評価は、下記の項目を総合的に評価して算出する。①学期末試験 [個人発表(プレゼンテーション) ]…(40%)②学期中の試験 [課題、小レポート等 ]…(40%)③受講態度 ………………………………………(20%)

〔参考図書〕 授業時に適宜提示する。

〔備考〕 原則としてキャリア形成論Ⅰの単位取得者のみを対象とする。