マシュマロ・チャレンジで チームビルディング体験
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名古屋アジャイル勉強会 Srcum"再"入門 http://blogs.yahoo.co.jp/nagoya_agile_study_group/36920922.htmlTRANSCRIPT
マシュマロ・チャレンジで チームビルディング体験
名古屋アジャイル勉強会 Scrum"再"入門
2012年11月24日(土) You&I
ジコ、ショウカイ。
H/N: You&I(読み:ユーアンドアイ)
出身: 生まれも育ちも名古屋市
年齢: 30代中盤
本職: 商学部出身の職業プログラマ
言語: C++, C#, VB6.0, 日本語COBOL
日記: http://d.hatena.ne.jp/youandi/
所属: プログラミング生放送 名古屋支部
名古屋アジャイル勉強会
ATTENTION
本資料は後日公開致します。
資料の内容について全ての
メモを取る必要はありません。
ワークショップに集中して
頂ければ幸いです。
AGENDA
チームビルディングとは
マシュマロ・チャレンジとは
ワークショップ
まとめ
AGENDA
チームビルディングとは
マシュマロ・チャレンジとは
ワークショップ
まとめ
1.チームビルディングとは (1/11)
2012/6/29開催の第43回勉強会「ストロータワーではじめるチーム・ビルディング」
https://sites.google.com/site/nagoyaagile/Home/nagoya_agile_study_event
1.チームビルディングとは (2/11)
そもそもの「チーム」の定義から 国語辞典では以下のように定義されています。
ある目的のために協力して行動するグループ。組。スポーツや共同作業についていわれる。「―を組む」「野球―」
日本語で言うなら「組織」が意味合いが近いかも知れませんね。 一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。「組合を―する」「全国―」
1.チームビルディングとは (3/11)
チームは単なる人々の集団ではない
チームには何らかの共通目的がある
チームメンバーには何かしらの役割がある
チームメンバーは協力しあって事を成す
チームには、思いや行動を共有したり、調整する為に活発なコミュニケーションが行われる
1.チームビルディングとは (4/11)
人の集団がチームになるのはいつ?(1/2)
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90
100
プロジェクト開
始
プロジェクト終
了
チーム度
チーム度
1.チームビルディングとは (5/11)
人の集団がチームになるのはいつ?(2/2)
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90
100
プロジェクト
開始
プロジェクト
終了
チーム度
チーム度
1.チームビルディングとは (6/11)
人が集まれば何らかの統制やルールが出来上がったりしますが、見知らぬ人達が集まっていきなりチームを形成するのは難しいですよね?
そこで出てくるのが「チームビルディング」です チームを形成する為にチームビルディングは行われます。
そして形成されたチームが、チームで有り続ける為にもチームビルディングは行われます。
1.チームビルディングとは (7/11)
チームビルディングでは何をするのか
進捗報告会なども、プロジェクト管理の側面から見たら単なる会議ですが、チーム内の目的を共有したり、コミュニケーションを活発にするという意味では、チームビルディングを実践する場でもあると見なすことができます。
チームメンバーが集まって何かする場はチームビルディングの場でもあると見なせます。いわゆる飲みニケーションもその一環と言えるでしょう。
1.チームビルディングとは (8/11)
チームビルディングは誰が行うのか
チームリーダー?そんな訳ありませんよね?
チームメンバーだって、チームを形成・維持する為に出来る事はあります。リーダー役の人にすべて押しつけてしまうのはチームではありません。
よく色々意見や案を出したりしていると、だったらお前がやってみろ!と言われたりする事もあるかと思いますが、それは逆にチャンスなのかも?
1.チームビルディングとは (9/11)
理想のチーム 理想のチームは、自己組織化されたチームだと言われています。各自が自己の判断で行動を起こせるようになっているチームこそ、問題に対して柔軟に対応できる筈です。
チームが自己組織化するにあたり、指揮統制は阻害要因となります。事ある毎に上司にお伺いを立てるのではなく、自己判断で行動出来る事が必要です。
責任者は責任を負う。良くドラマや映画でのシーンである俺が責任を負うからやりたいようにやってみろ!という空気こそ理想的なチームの形かも知れません。
1.チームビルディングとは (10/11)
チームビルディングに必要なスキル?
ファシリテーションについての知識やスキルは、チーム内のコミュニケーションを促進する上で必要であると思います。
会議のルール
アイスブレーク等のプラクティス
モチベーション向上
現場カイゼンについての情熱・やる気
現場カイゼンには、思いだけではなく、行動が伴う必要があります。
1.チームビルディングとは (11/11)
チームビルディングとアジャイル開発
この二つにどのような関連性があるとおもいますか?
先程現場カイゼンの話をしたと思いますが、TPSやアジャイル開発においては、変化に対応し続ける為に絶え間ないカイゼンを行う事が求められます。
カイゼンを実行できる土台・土壌としてチームが形成されている事が必要であると思います。
AGENDA
チームビルディングとは
マシュマロ・チャレンジとは
ワークショップ
まとめ
2.マシュマロ・チャレンジとは(1/5)
マシュマロ・チャレンジは、AutoDesk社のTom Wujec(トム・ウージェック)氏が考案した、アイスブレークやチームビルディングを目的としたワークショップの一つ。今やマシュマロ・チャレンジは全世界で行われています。
マシュマロ・チャレンジの詳細はこちらから
http://marshmallowchallenge.com
似たようなワークショップに、ペーパータワーやストロータワーなどがあります。
2.マシュマロ・チャレンジとは(2/5)
2.マシュマロ・チャレンジとは(3/5)
マシュマロ・チャレンジの準備(1/2) http://marshmallowchallenge.com/Instructions.html
人数 :4名/チーム
スパゲティ乾麺 :20本/チーム
マスキングテープ :91cm(1yard)/チーム
紐 :91cm(1yard)/チーム
マシュマロ :1個(半径2.5cm)/チーム
タワー製作時間 :18分
2.マシュマロ・チャレンジとは(4/5)
マシュマロ・チャレンジの準備(2/2) http://marshmallowchallenge.com/Instructions.html
総ワークショップ時間 :45分~60分
はさみ/カッターナイフ :1個/チーム
紙とペン :適量/チーム
ストップウォッチ :1個
巻き尺 :1個
2.マシュマロ・チャレンジとは(5/5)
マシュマロ・チャレンジのルール 1. タワーの製作時間は18分間。この時間に作戦タイムも含む。
2. スパゲティ・マスキングテープ・紐・マシュマロのみを使ってタワーを建てる。
3. スパゲティ・マスキングテープ・紐は自由に切ったり・折ったりして良い。
4. タワーは自立する事。机・床・天井等に固定してはいけない。土台に紙等を敷くのもNG。
5. タワーの天辺にはマシュマロを設置する事。
6. マシュマロを切るのはダメ。ゼッタイ。
AGENDA
チームビルディングとは
マシュマロ・チャレンジとは
ワークショップ
まとめ
3.ワークショップ(1/7)
いよいよワークショップ
開始です!
まずはチーム分け!
知らない人同士4名
で集まってみましょう!
3.ワークショップ(2/7)
各テーブルに別れて着席したらまず、
1. テーブル内で各自自己紹介をする
2. テーブルのチーム名を決める
の2つを行って頂きたいと思います。
この時間はタワーを建てる為の作戦タイムではなく、まずはお互いの事を知る時間です。自分の事を話たり、メンバーの事について質問してみましょう。
3.ワークショップ(3/7)
自己紹介
1. お名前
2. 昨日の晩ご飯のメニュー
3. チームで行動した時の自分の役割
チーム名
各テーブルで1つ決めて下さい。
時間が余ったらメンバーの事を知る時間として活用して下さい。
時間:10分
3.ワークショップ(4/7)
マシュマロ・チャレンジで使う備品類を取りに来て下さい。
準備ができたら・・・、マシュマロ・チャレンジ、Ready Go!
3.ワークショップ(5/7)
マシュマロ・チャレンジのルール 1. タワーの製作時間は18分間。この時間に作戦タイムも含む。
2. スパゲティ・マスキングテープ・紐・マシュマロのみを使ってタワーを建てる。
3. スパゲティ・マスキングテープ・紐は自由に切ったり・折ったりして良い。
4. タワーは自立する事。机・床・天井等に固定してはいけない。土台に紙等を敷くのもNG。
5. タワーの天辺にはマシュマロを設置する事。
6. マシュマロを切るのはダメ。ゼッタイ。
時間:18分
お疲れ様でした。
どのチームが一番高いか測定します。
タワーの測定ルールは、
タワーの土台となるスパゲティの位置から
タワーの頂点となるマシュマロの位置まで
の垂直距離を測定します。
3.ワークショップ(5/7)
3.ワークショップ(6/7)
今からふりかえりを行って頂きます。
1. チームの作戦は立てたか
2. チームとして行動できたか
3. 時間配分はどうしたか
4. やって良かった事・悪かった事
ふりかえりの意見1つに付き1枚の付箋紙に書き出して下さい。付箋には机に用意した水性ペンで書いて下さい。
時間:10分
3.ワークショップ(7/7)
各テーブルのふりかえり結果を共有しましょう。
各テーブルの発表者を決めて下さい。
発表内容は以下のものでお願いします。
1. チームの作戦は立てたか
2. チームとして行動できたか
3. 時間配分はどうしたか
4. やって良かった事・悪かった事
AGENDA
チームビルディングとは
マシュマロ・チャレンジとは
ワークショップ
まとめ
4.まとめ(1/4)
このセッションのテーマ「チームビルディング(Team Building)」としてここまで楽しくワークショップをやってきたかと思いますが、現実に引き戻します。
今の時間は、チームビルディングの時間です。忘れていませんか?
タワーをより高く作る事のみに集中してしまっていませんか?
マシュマロ・チャレンジのゲーム性や、射幸心に囚われていませんか?
4.まとめ(2/4)
タワー作りに集中
周りを状況をみないで自分の作業に没頭する人?
割り振った役割を無視して勝手に行動
他人の意見を聞かない人?
そもそも打ち合わせなどしていなかった?
いきなりの方針転換・設計変更
プロジェクト終盤に仕様変更する人?
そもそもチームに作戦や計画はあったのか?
マシュマロを最後に付ける
ビッグバンテスト?テスト無しでの納入?
4.まとめ(3/4)
今日のようなワークショップなら、失敗は笑って済ませられますが、実際のプロジェクトでは失敗は許されませんね。
今回のワークショップでは、それを考えるのも18分間内です。人的/物的資源・期間は固定化されています。今回で犠牲?になったのは、機能・品質です。
今日の午後のワークショップもチームで行うワークです。参加される方はここでやった事を意識してみて下さい。
4.まとめ(4/4)
18分間のマシュマロ・チャレンジワークショップでも、実際のチームにも起こりうる事が起こっていたり、チームの在り方についての学びも得られたのではないかと思います。
マシュマロ・チャレンジは、あくまでキックオフミーティング等で行うアイスブレーク的ワークショップです。先にも説明しましたが、チームビルディングは一日にして成らず。継続こそ力なりです。
マシュマロ・チャレンジ情報まとめ
第43回勉強会ふりかえりまとめ http://groups.yahoo.co.jp/group/nagoya-
agile/message/437
マシュマロ・チャレンジ公式サイト http://marshmallowchallenge.com
マシュマロ・チャレンジのルール http://marshmallowchallenge.com/Instructions.html
マシュマロ・チャレンジの紹介動画 http://www.ted.com/talks/lang/ja/tom_wujec_build_a_towe
r.html