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わがまちのプラチナ構想 町民が和気あいあいと 楽しく過ごせるまちへ 三重県菰野町 平成24316日(金)

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Page 1: 菰野町 2期.pdf

わがまちのプラチナ構想

町民が和気あいあいと

楽しく過ごせるまちへ

三重県菰野町

平成24年3月16日(金)

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菰野町の概要

菰野町は、三重県の北勢部の観光拠点である湯の山温泉と御在所岳のある人口およそ4万人

の町です。県内最大の都市、四日市市に接しており同市街地まで10km、また名古屋市中心街へは40kmの位置にあります。都市近郊にありながら、森林と農地が町の面積の6割を占める、生物多様性のまちです。

町の姿は東西方向に13km、南北方向に10.6k

mのほぼ四角い形をしており、西側に山脈、東側に平野が広がっています。

山脈は鈴鹿国定公園に指定されており、代表的な山としては、御在所岳(1212m)鎌ケ岳(1161m)釈迦ケ岳(1092m)があり、どれも男性的

な山容をしています。これとは対照的に、三滝川、朝明川の二つの河川がつくる平野部はゆるやかな丘陵地と扇状地をつくり、ゆったりとした田園風景が広がっています。

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テーマ

高齢者がいきいき働く、ニューツーリズムを推進するまちづくり

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狙い(背景と目的)

進む高齢化・・・・高齢者人口割合(65歳以上)は、H20年3月末では20.62㌫であったが、H23年12月末は21.98㌫に上昇

本格的な高齢社会を迎え、持続可能な自治体運営を行って行く上で必要なのは、地域の力を結集すること。高齢者の方に、生きがいを持って働いてもらうことにより、健康増進・予防医学、地域のコミュニケーション力向上につながる。

地域に眠る資源を発掘し、活用する。点で活動する農家、各種団体(ボランティア・サークル)、文化財、宿泊施設などの特徴などを整理し、町内外の企業、一般の方々に紹介し、町内で活躍するそれらの方々とつながり、ニューツーリズムの育成につなげる。町は、それらの接着剤的な役割を担う。

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計画内容「現状」(音羽野菜生産組合)

現状

音羽野菜生産組合

菰野町にある音羽地区の農家10名からなる組合

希望荘

菰野町内にある宿泊施設

年間契約

生産した野菜の納入

「菰野かやく飯」の開発

野菜生産組合と協力しながら、昔から地元で食べられてきた伝統料理を元に開発

組合員は高齢者で組織されているが、年間契約により、より良い野菜を作ろうと努力し、仲間同士切磋琢磨している。

生産者が見え、安全でおいしい食材で観光客などに提供できる

高齢者の生きがいへ

C級グルメ

Culture(文化)Continuation(継続)Community(地域)

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事業内容「現状」(鳥居道山観光協会パイロット事業)

希望荘

二泊目の宿泊地(天然温泉有)

鳥居道山キャンプ場

一泊目のバンガロー提供

フレッシュサンシ(スーパー)

キャンプの食材提供

飲食店

北海道ラーメン提供

四日市ふれあい牧場

搾乳・バターづくり体験

音羽野菜生産組合

天然野菜の収穫体験

観光客

キャンプ・アウトドア体験、旅館での静養と一度にたくさん体験できる。

「ニューツーリズムの推進」

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計画内容「未来」

野菜の納入先の拡大

野菜など農産物の生産者を増やす

頑張る農家支援として助成金制度創設

生産物製品化販売(6次産業化)

地域資源を活かしたニューツーリズムの更なる推進(車イスハイウェイ・森林セラピー)

獣害対策とニューツーリズムの一助となるヤギの放牧、ならびにヤギの乳を利用した製品開発

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成果(アウトプット)

高齢者の働く機会が増え、さらに、年間契約で野菜を納入することで、よりよい品物を作ろうと切磋琢磨し、生活に張り合いが生まれる。

ニューツーリズムの推進により、地域住民が主役となって、自然を愛し、守り、改善することに楽しみを感じ、おもてなしの心を持ってまちづくりに貢献することに満足感を得られる。

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計画を実行し成果を上げるための必要条件

経済の地域循環を促す。

生産農家を増やす(担い手育成)

地域住民の協力

地域資源をつなげる

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スケジュール/マイルストーン

事項 平成24年度 平成25年度 平成26年度

販路拡大

生産農家を増やす

生産物から製品化

ニューツーリズムの定着

ヤギの放牧

随時行う

随時行う

生産農家は農作物を利用した漬物などの二次製品を計画中

メニューなどを充実へ

24年度に調査・研究。当初は数頭からはじめる

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実施体系

地域資源

農家・飲食店・食品加工業者・文化財・温泉・森林など

菰野町役場(側面支援)

事業者

宿泊施設・小売店・観光業など

ツアー企画・物販・イベントなどを提供

◎初期導入の補助金

◎観光振興の補助金

◎指導・助言

来町者

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資金計画

事項 平成24年度 平成25年度 平成26年度

経 費 7,900 7,950 7,920

財 源 町単独 町単独 町単独

単位:千円

※頑張る農家支援として助成金制度の創設 (2,000千円)

※ニューツーリズム推進事業 (1,000千円)

※観光施設整備事業補助金 (3,000千円)

※観光事業推進補助金 (1,900千円)

※ H25年以降、ヤギ3頭飼育費 (H25・50千円 H26・20千円)

獣害対策など、利用できる補助メニューがあるか検討する。