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平成 25年度 日本児童学会
ムーブメント教育・療法学術集会
(富山大会)
<テーマ>
ムーブメント教育・療法による
発達支援実践力アップ
ー プログラムー
会期 2013年12月22日(日)
会場 富山大学五福キャンパス・人間発達科学部
(富山市五福3190)
後援 (公財)日本教育公務員弘済会富山支部
富山大学人間発達科学部
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ご挨拶
日本児童学会ムーブメント教育・療法部会では、平成 25 年度の学術集会を
2013 年 12 月 22 日(日)に開催いたします。会場は、富山大学五福キャン
パスです。
今回の学術集会は、日本海側では初めての開催であり、日頃からムーブメン
ト教育・療法の実践と研究に取り組む仲間が参加し、その成果を分かち合う、
重要な機会です。
特に本大会では、「ムーブメント教育・療法による発達支援実践力アップ」
をテーマに掲げ、親子ムーブメントプログラムのライブデモンストレーション
と、実践研究発表、そしてスキルアップセミナーを実施します。
ライブデモンストレーションでは、親子プログラムの実践を会場でリアルタ
イムで体験参加し、さらに、その後VTR分析により、プログラム実践の問題
点を検討します。これは、富山ムーブメント教育学習会の「親子で楽しむムー
ブメント教室」での研修スタイルを大会参加者に体験してもらうものです。
実践研究発表では、ムーブメン教育・療法を多彩な視点から活用し、教育・
福祉・地域の子育て活動などの実践を行った成果が報告されます。各実践者の
ユニークなアイデアとたゆまぬ取り組みによって、「健康と幸福感」を目指す
ムーブメント教育・療法の可能性がますます拡大していることを実感できる、
貴重な学びの機会と言えるでしょう。
さらに、本大会では、和光大学小林芳文教授、鎌倉女子大学飯村敦子教授を
お迎えし、スキルアップセミナーを行います。最新の「MEPA-ⅡR」情報を
含め、アセスメント力アップのための特別講義が用意されています。
参加者のお一人ひとりの支援力アップと、ムーブメント教育・療法の新しい
挑戦のためのエンパワメントにつながる、実りある大会になることを願ってお
ります。
2013 年 12 月
日本児童学会
平成 25 年度ムーブメント教育・療法学術集会(富山大会)
大会実行委員長 阿部美穂子(富山大学人間発達科学部)
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会場案内図 富山大学五福キャンパス 〒930-8555 富山市五福 3190
<交通手段>
●市内電車:「大学前行き」JR 富
山駅前から約 20 分 終点下車
●バス:JR 富山駅前 富山地鉄・
路線バス「富山大学経由」(3 番の
りば)乗車約 20 分 富山大学前バ
ス停下車
●タクシー
JR 富山駅から約 15 分 富山空
港から約 20 分
タクシーを呼びたい方はこちらへ
富山交通株式会社 - 配車室 TEL:0764211122
新富自動車株式会社 - 配車室 TEL:0764212121
五福キャンパス構内
第 1 体育館⑰ 会場
総合受付
小学生プログラム
人間発達科学部第 1 棟⑲会場
111 室:ランチョンセミナー
141 室:実践研究発表
113 室:
休憩・昼食・打ち合わせ
第2体育館⑭ 会場
幼児・肢体不自由児
プログラム
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日程
9:30~10:00 総合受付 第 1 体育館
<第Ⅰ部>
10:00~11:50 ライブデモンストレーション
幼児・肢体不自由グループ 第 2 体育館
小学生グループ 第 1 体育館
・実 践 者:富山県ムーブメント学習会指導者
・コメンテーター: 鎌倉女子大学 飯村敦子(幼児・肢体不自由グループ)
和 光 大 学 小林芳文(小学生グループ)
12:05~12:50 <ランチョンセミナー>
人間発達科学部第 1 棟 1 階 111 教室
ライブデモンストレーションプログラムのビデオ分析(各グループ 20 分)
・コメンテーター:富山大学 阿部美穂子
<第Ⅱ部>
13:00~15:10 実践研究発表 人間発達科学部第 1 棟 4 階 141 教室
・発 表 者 : 6 名 (発表 14 分、討論 4 分)
・座 長 :富 山 大 学 阿部美穂子
・全体講評 :和 光 大 学 小林 芳文
15:15~16:45 スキルアップセミナー
人間発達科学部第 1 棟 4 階 141 教室
『アセスメントからプログラムへ』
-「MEPA-R」及び「MEPA-ⅡR」徹底活用講座-
・講 師:和 光 大 学 小林 芳文
鎌倉女子大学 飯村 敦子
16:45~ 諸連絡・解散
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参加者へのご案内 1 受付についてのお願い
9:30~10:00 に、全員総合受付で行います。本大会の参加費は以下の通りです。
註1 参加費の支払いは現金のみです。途中参加であっても金額の減免はありません
ので、ご了解下さい。領収書が必要な方は、総合受付でお申し出ください。金額と押
印のある用紙をお渡しします。宛名は、ご自身でご記入ください。
註2 受付を済まされましたら、参加証に御氏名をご記入され、参加中は必ず見える
ところに携帯ください。
註 3 ムーブメント教育療法士の更新ポイントを希望される方は、ご自身の日本ムーブ
メント教育・療法協会「会員兼受講証」をご持参下さい。取得できるのは、既に初級、
中級、上級資格をお持ちの方に限ります。また、取得には、全日参加が必要です。大
幅な遅刻や早退は、ポイント付与の対象になりません。取得できるポイントは、デモ
ンストレーションプログラムのリーダー、及び、実践研究発表者が 5 ポイント、大会
参加者は 2 ポイントです。まず、総合受付で、ポイント数を記載したエントリー票を
お渡ししますので、それに名前を記入し、「会員兼受講証」とともに、10 時までに同
じ会場にある「ポイント取得希望者用受付」までご提出下さい。大会終了時に証明印
を押して、ご返却いたします。万が一、「会員兼受講証」を当日お忘れになった場合、
後日の押印はいたしません。また、返金にも応じられませんのでご注意ください。
2 実践研究発表者の皆様にお願い
A 既に日本児童学会の正会員である(本大会の参加費は無料です。全ての研究大会の研究発
表資格・学会機関紙「児童研究」の購読と投稿資格があります。また、本大会の参加者につ
いては、希望する場合、ムーブメント教育療法士の更新ポイントが得られます。)
B 当日、日本児童学会の正会員になって参加したい(入会金 1000 円、正会員費 5000 円 合
計 6000 円 入会後は、上記Aと同じ資格が得られます。入会申込用紙をお持ちください。)
C 当日、日本児童学会準会員(ムーブメント教育・療法部会のみに所属する会員)になって
参加したい(入会金 1000 円、準会員費 3000 円 合計 4000 円、ムーブメント教育・療法部
会が主催する大会のみへの参加資格及び研究発表資格、学会機関紙「児童研究」の購読資格
があります。投稿資格はありません。また、本大会の参加者については、希望者する場合、
ムーブメント教育療法士の更新ポイントが得られます。)
D 日本児童学会会員にならずに参加し、ムーブメント教育療法士の更新ポイントを取得した
い(3000 円)
E 日本児童学会会員にならずに参加し、ムーブメント教育療法士の更新ポイントは不要であ
る(2000 円)
※児童学会会員は、ムーブメント教育・療法協会会員とは異なります。ご注意ください。
※平成 25 年度富山ムーブメント教育学習会年会費支払済会員は、1000 円の補助があります。
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総合受付で、発表者シールを受け取り、参加証に貼って下さい。その後、同じ受付
の並びに「発表者担当」がおりますので、そこに出向いて、発表リハーサルの予約を
お取り下さい。リハーサルは、人間発達科学部第 1 棟 141 教室で、昼休みに行いま
す。時間帯は、以下の通りです。AからEのなかで空いている時間を予約して下さい。
A12:10~12:20、B12:20~12:30、C12:20~12:30、
D12:30~12:40、E12:40~12:50
常備してある機器は、ノートパソコン、プロジェクター、スクリーン、マイクです。
ポインターが必要な方は、ご持参下さい。ノートパソコンは、パワーポイント 2007
に対応しております。ご自身のパソコンをお使いになりたい場合は、ご持参下されば
つなぐことができます。特に、ノートパソコンでのVTR再生は、ソフトウエアが対
応していない場合が危惧されますので、ご自身のパソコンをお持ちになることをお勧
めします。もし、DVDデッキやVHSデッキのご使用をご希望の際は、あらかじめ
メールで事務局にお知らせください。データのみ持参される場合、ウイルス対策を万
全にお願します。
当日配布用の追加資料をお持ちになる場合は、100 部お願いいたします。
会場での印刷はお受けできませんので、ご注意ください。
3 参加にあたっての留意事項
① 持ち物について
体育館では、内履きが必要です。スリッパ等はおいてありませんので、ご注意く
ださい。また、クロ―クはありません。ご希望であれば、人間発達科学部第1棟1
階の荷物置き場(117 教室)でお預かりすることができますが、無人になり、紛失
などの責任は負いかねますので、ご自身での管理をお願いたします。
② 個人情報保護により、写真撮影やVTRの撮影は固くお断りいたします。
ただし、スタッフが記録用写真を撮る場合がありますので、了解ください。
③ 駐車場について
駐車用枠内であれば、自由に止めることができます。ただし、体育館周辺は、障
害のあるお子さんとそのご家族のために使いますので、ご遠慮下さい。積雪に伴う
対応はしておりませんので、ご了解ください。
④ 昼食について
ランチョンセミナーにご参加の場合は、ご持参の上、会場(111 教室)でお召し
上がりください。あるいは、休憩室(113 教室)で、食べることもできます。ゴミ
は、教室外のゴミ箱にお願いします。また、第 1 棟校舎内には、飲料水の自動販売
機があります。食堂は休日の為、営業しておりません。
⑤ ご不明な点は、黄色の名札を付けたスタッフにお声をかけてください。
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ライブデモンストレーション
富山ムーブメント教育学習会
「親子で楽しむムーブメント教室」について
富山ムーブメント教育学習会は、24年前、富山県内の特別支援学校教員3名によ
りムーブメント教育・療法の理論と実践を学ぶ場として誕生しました。現職教育の講
師として招聘された小林芳文先生との出会いがきっかけでした。
その2年後、①研修の成果を実践の場で生かしたい、②子どもたちや保護者に身体
を動かすことが「からだとこころとあたま」の成長につながることを実感してほしい、
③子どもたちや保護者に充実感のある楽しい休日を過ごしてほしい、との思いで、「親
子で楽しむムーブメント教室」を立ち上げました。全県下の特別支援学校小学部児童
を対象に呼びかけ、まずは2か月に一度開催しました。毎回、20~30組の親子の
参加があり、様々なプログラムを実践することで、会場は親子の笑顔で包まれ、その
ことが我々研修員の力となり、今まで継続することとなります。現在、研修員登録は、
特別支援学校教員、小学校教員、幼稚園教員、保育士、ことばの教室担当者など50
名近くになり、毎年、下記の「親子で楽しむムーブメント教室」を実施しています。
◆【県東部会場のムーブメント教室】=4回実施
・生活年齢やMEPA‐Rによるアセスメントから、幼児、肢体不自由児、小学生低
学年、高学年の4グループに分かれてプログラムを実践
◆【県西部会場のムーブメント教室】=4回実施
・生活年齢を問わず、1グループでプログラムを実践
◆【MEPA―Rによるアセスメント】=各年度初回に実施
・東部、西部の参加希望者が参集、マンツーマンでアセスメントを実施
◆【県外講師招聘によるムーブメント教室】=年間2回程度実施
・夏期休業中、冬季休業中に一回ずつ東部・西部合同で実施
最後に、教室を継続してきたことで、たいへん嬉しい成果が生まれました。それは、
ムーブメント教室を卒業した障害のある中高生が、今度は、ジュニアスタッフとして、
教室の実践のサポートに参加してくれるようになったことです。
本日のライブデモンストレーションでは、富山の親子で楽しむムーブメント教室の
活動を皆さんにも体験していただき、忌憚のない意見を出し合って、参加者全員の支
援実践力アップにつなげたいと願っています。
富山ムーブメント教育学習会事務局長 近江幸人
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サンタさんのお手伝いをしよう!
富山ムーブメント教育学習会 花・月グループスタッフ
ML:藤原佳子(上市町ことばの教室 JAMET 上級指導員)
SL1:岩城佳世(上市町ことばの教室 JAMET 初級指導員)
SL2:黒田綾子(舟橋村役場 JAMET 中級指導員)
SL3:種田優子(富山県立高志支援学校 JAMET 中級指導員)
SL4:古野芳子(富山県東部教育事務所 JAMET 初級指導員)
クリスマスの準備をしよう!
富山ムーブメント教育学習会 星・風グループスタッフ
ML:近江ひと美(富山県総合教育センター JAMET 中級指導員)
SL1:近岡えみ(富山県立しらとり支援学校)
SL2:越村早貴子(富山県立しらとり支援学校)
ライブデモンストレーション:幼児・肢体不自由児グループ
ライブデモンストレーション:小学生グループ
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実践研究発表
1 発達に気がかりがある子どもの社会的スキル獲得を 目指した親子ムーブメントプログラムの実践
富山大学人間発達科学部 阿部美穂子
キーワード 発達に気がかりがある子ども 社会的スキル 集団ムーブメント活動
2 高齢者へのムーブメント療法の適用 大阪府立富田林支援学校 教諭・JAMET 常任専門指導員 金川朋子
キーワード 高齢者 加齢に伴う課題 機能的アプローチ
3 地域親子ムーブメント教室における自閉症中高生のスタッフ活動の実践
富山市立杉原小学校 坂口恵 ・ 富山市立大久保小学校 橋場映子 ・ 富山大学 阿部美穂子
キーワード 役割意識 ムーブメント教室 スタッフ活動
4 子育てサークル「育男・父親を楽しもう」の活動実践 -親子ムーブメント活動を取り入れて-
鷹寺学園・鷹寺福祉会 藤澤喜久子
キーワード:父親 親子ムーブメント活動 子育て
5 交流及び共同学習でのムーブメント教育の授業実践 富山市立堀川小学校 横田 千佳
キーワード:交流及び共同学習 知的障害児 ムーブメント教育・療法
6 福島の親子を対象としたムーブメント法による 室内遊びプログラムの実践 NPO法人CMDゆうゆう 惠濃志保 ・ 和光大学 大橋さつき
キーワード 東日本震災支援 室内遊び 支援者養成
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スキルアップセミナー
『アセスメントからプログラムへ』
-「MEPA-R」及び「MEPA-ⅡR」徹底活用講座-
講師紹介
小林 芳文(コバヤシ ヨシフミ)
和光大学現代人間学部身体環境共生学科 教授
NPO 法人日本ムーブメント教育・療法協会会長、教育学博士。長年、障害児とその家族を対象に、ム
ーブメント教育・療法の理論を活かした楽しい遊び活動による実践に取り組んでいる。著書に、『LD 児
・ADHD 児が蘇る身体運動』大修館書店(2001)、『自立活動の計画と展開(全 4 巻)』明治図書(2001)、
『LD・ADHD・高機能自閉症児のコミュニケーション支援』明治図書(2005)、『ムーブメント教育・
療法による発達支援ステップガイド』日本文化科学社(2006)、『フロスティッグのムーブメント教育
・療法 理論と実際』日本文化科学社(2008)、『遊びの場づくりに活かすムーブメント教育・療法』明
治図書(2010)ほか多数。
飯村 敦子(イイムラ アツコ)
鎌倉女子大学児童学部子ども心理学科 教授
NPO 法人日本ムーブメント教育・療法協会理事、教育学博士。小林芳文氏とともに、ムーブメント教
育・療法の研究と実践に取り組んでいる。著書に、『自立活動の計画と展開(第 4 巻)』明治図書(2001)、
『医療スタッフの為のムーブメントセラピー』メディカ出版(2003)、『ムーブメント教育・療法によ
る発達支援ステップガイド』日本文化科学社(2006)、『障害乳幼児の早期療育に向けた家族支援計画
(IFSP)』青山社(2006)、『発達に遅れがある子どものためのムーブメントプログラム177』学研
マーケティング(2010)ほか多数。
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日本児童学会事務局
〒247-8512 神奈川県鎌倉市大船 6 丁目 1 番 3 号
鎌倉女子大学内 Tel:0467-44-2210
特定非営利活動法人 日本ムーブメント教育・療法協会
〒144-0056 東京都大田区西六郷 4-20-6
社会福祉法人 行道福祉会内 Tel:03-3738-1094
http://jamet.jp/
富山ムーブメント教育学習会ブログ
http://toyamamove.wordpress.com/
ムーブメント教育・療法学術集会富山大会専用メールアドレス
ムーブメント教育・療法学術集会富山大会専用 FAX
076-445-6355