【パネルディスカッション-2】「平成26年度『大阪から考えるcivictech』の取り組みについて」(2015-06-24...
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平成 26 年度「大阪から考える CivicTech 」の
取り組みについて
大阪市市民局区政支援室 地域資源担当課長 渡邊 芳枝
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大阪市市政改革プランー新しい住民自治の実現に向けてー
・少子・高齢化の進行
・区ごとに多様化する地域課題
・地域コミュニティの機能低下と「公共」分野の拡大
・公益活動主体の多様化と地域団体の課題
・産業構造の変化などによる地域経済の地盤沈下
・我が国の社会・行政システムの機能不全
・市民生活に重大な影響を及ぼす「リスク増大社会」の到来
・限定された区役所所管業務
・大阪市の財政構造のぜい弱さと厳しい財政状況
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大阪市を取り巻く状況
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必要な公共活動
行政企業等
地域団体等
必要な公共活動
市民
地域団体
行政
NPO
企業
支えきれない↑
社会動向の変化・・・
(図)多様な協働のイメージ 分母を増やす、つまり、みんなで担うということ
大阪市市政改革プラン ー新しい住民自治の実現に向けてー
大阪市がめざす方向
大きな公共を担う活力ある地域社会づくり
とりわけ、「大きな公共を支える『担い手』の拡大」や「多様な協働(マルチパートナーシップ)の推進」が急
務
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大阪から考える CivicTech
市民の力 × ICTの活用 ⇒ 地域課題の解決
■ 地域課題解決に向けての取り組みを通じた担い手の拡大■ オープンデータの利活用によるアプリの開発を通じた地域課題の解決
地域にあるたくさんの困りごと
みなさんのアイデアと新しい技術で 解決できます!
市民 × ITで地域課題に挑む新しいカタチ
困ったなぁ?
こんなことでけへん?
こうしたらどうや
ろ!
役に立ったやん!
助かるわぁ!
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大阪から考える CivicTech
公共の担い手の拡大
多様な市民の活躍の場の拡大
■ 便利なアプリの開発だけが目的ではなく■ さまざまな立場の人たちが一緒になって 取組みを進めることで
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大阪から考える CivicTech
■ 大切にしたことは、
課題解決のためにデータを活用
データを活用して課題解決…???
■ 市民協働の担当ではあるが、「 ICT 」は、ちんぷんかんぷん???
「オープンデータ」 って何なん?え~っ「アイデアソン」って、どんな村なん?
事業全体の意義を共有 ニーズや地域課題解決のアイデア出し
開発アプリ 試用期間
「デモ・デー」(H27.3.1 ・ 7)
開発アプリ 試用期間
「デモ・デー」(H27.3.1 ・ 7)
アイデアを実現するためのアプリケーションの開発
キックオフオープンデータカフェ @ 大阪市民・ NPO など市民・ NPO など 行政職員行政職員
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
10月 11 月 12 月
CivicTech ハッカソン
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
1 月
開発アプリを web上で公開 ( H27.2.27 ~)
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
2 月
アプリコンテスト審査・表彰式 (H27.3.21)
市民・ NPO など市民・ NPO など
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
3 月
オープンデータやシビックテックの意義・目的等の浸透と地域課題の抽出
オープンデータ・カフェオープンデータ・カフェ
平成 26 年度の活動
CivicTech アイデアソン①テーマ:「健康」市民・ NPO など市民・ NPO など 行政職員行政職員
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
CivicTech アイデアソン②テーマ:「環境」「防災」市民・ NPO など市民・ NPO など 行政職員行政職員
IT エンジニアIT エンジニア Web デザイナーWeb デザイナー
都島区 住之江区 此花区 中央区
オープンデータ・カフェオープンデータ・カフェ
地域の「井戸端会議」的な場におじゃまして…「 CivicTech とは?」「オープンデータとは?」
「自分たちの生活や地域社会にどう役立つのか?」 を知っていただき、地域で感じている課題を
掘り出し、共有する取り組み
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CivicTech アイデアソンCivicTech アイデアソン
「オープンデータ・カフェ」などで出された「話題」や「課題」を持ち込み
「課題解決」へのアイデアを出しあう「場」
合計 90本近くのアプリのアイデアが生まれた(「アイデアスケッチ」は Slideshare で公開中)
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CivicTech ハッカソンCivicTech ハッカソン
「アイデアソン」で生まれたアイデア実現のためアプリや Webサービスをつくる「場」
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応募作品は合計 33本アプリ・ Webサービス部門: 24本
アイデア部門: 9本11
デモ・デー開催!デモ・デー開催!
応募作品を実際に使っていただくためのアプリ体験会「デモ・デー」を開催!( H27.3.1 あべのハルカス近鉄本店 H27.3.7 Yahoo!JAPAN 大阪)
100 人以上の市民から評価やフィードバックをいただく
●アプリ・ Webサービス部門優勝(グランプリ): PUSH 大阪 「行政が発信する情報が、なかなか市民に届かない」という課題を解決するもの。 興味に応じた条件(カテゴリ・対象者・地域など)を登録しておくと、それに合わせた情報が簡単に取得できる。地域活動協議会など、地域が発信する情報( HP ・ブログ・ Facebook )にも対応可能。
受賞作品受賞作品
準優勝(優秀賞):大阪もよりナビ 最寄りの駅や駐輪場、バス停などを検索し、現在地からのナビゲーションをできるもの。 災害(地震・洪水)時には、避難場所や危険地帯を検索し現在地からの避難のサポートができる。
受賞作品受賞作品
奨励賞:まちスケ 地域の担い手不足という課題解決に向けて、まちづくり人材をスマホから簡単に募集・応募できるアプリ。 地域活動協議会などの活動への展開が可能。
受賞作品受賞作品
特別賞(オープンデータ活用賞):大阪市 警察署 × 犯罪発生 ~大阪市の警察署・交番と犯罪発生地点の重ね合わせ~
市が公開する警察署・交番データと、大阪府警が公表する犯罪発生地点を地図上に重ね合わせて可視化。 警察施設の存在しない地域と犯罪発生の相関など、犯罪多発地帯や犯罪の種類による発生場所の傾向などをわかりやすく示す。
受賞作品受賞作品
●アイデア部門優秀賞(準優勝):大阪市版父親手帳 コストをかけずに「将来父親になる男性」への子育てアドバイスなどができるアプリのアイデア。「出産前」「出産後」のそれぞれの時期に応じた留意事項や施設・イベント情報などを手軽に検索。
受賞作品受賞作品
受賞作品、応募作品の内容は
大阪市市民局ホームページ http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/page/
0000289410.html
「大阪から考える CivicTech 」 Webサイト
http://civictech-osaka.jp/contest-applist.html
にて、現在も公開中です! 18
半年間を振り返って【成果】・多くの方に注目、参加していただき、コミュニティを 超えた新たなつながりが生まれた (「地域活動の従事者」や「行政職員」と「 IT エンジニア」等)
・取り組みの中でオープンデータ化の必要性が可視化 され、「行政組織」が動いた (「犯罪発生情報(安まちアーカイブ)」のオープンデータ化)
・地域内の情報の「見える化」に対して意識が高まった 地域も出てきた (オープンデータは「行政」だけが取り組むものではない) 19
半年間を振り返って
【課題】・ ICT 利活用への「ハードル感」の解消方法
⇒「 ICT ?」そんなんわからんわぁ~。。。
・「オープンデータ」に対する職員のマインドの向上
⇒何に使われるんやろ? 怖い怖い。。。
・ 26 年度の取組を無駄にしないための今後の展開手法
・開発されたアプリ等の地域での活用方法 (アプリを活用してコミュニティをつないでいく、地域に浸透させる)
⇒この後の分科会2でご報告。。お楽しみに!
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ご清聴ありがとうございました
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