softlayer 実務tips
TRANSCRIPT
SoftLayer 実務Tips
本資料は、発表者によって準備された資料でありIBMの公式の⾒解を代表するものではありません
2015年9月15日日本アイ・ビー・エム株式会社中部第一システム部 岩崎修一
©2015 IBM Corporation3
� シナリオ︓SoftLayerでプロビジョニング後にFQDNを変更したいことがある– 検証はシステム子会社で担当したが、本番サービスイン時
に親会社のドメインに変更したいと⾔われた・・・– キャンセルしてプロビジョニングし直すと厳密な意味では
検証をやり直す必要がある・・・
� OSとポータルの両⽅で変更する
FQDNの変更
©2015 IBM Corporation4
� http://knowledgelayer.softlayer.com/procedure/changing-hostname-redhat
� CentOS7では/etc/hostnameを書き換える
OSでのホスト名の変更⼿順
©2015 IBM Corporation5
� ポータル画面で[Devices]→[Device List]から、FQDNを変更するデバイスの[Actions]メニューで[Rename Instance]をクリック
� 変更後のホスト名とドメイン名を⼊⼒して[Rename]をクリック
ポータルでのホスト名、ドメイン名の変更
©2015 IBM Corporation6
� シナリオ︓オンプレミスからSoftLayerへ移⾏したサーバーで、オンプレミスの時に使用していたOSバージョンからアップグレードしたいことがある– SoftLayer移⾏後に導⼊したツールがオンプレミスで使用
していたOSバージョンでは動作しない・・・– CentOS5→CentOS7へアップグレードしたい・・・
� バージョンが2つ上がるため、OSリロードでアップグレードする※2ndディスク以降のデータは引き継げるが、パッケージは再導⼊が必要
OSのアップグレード
©2015 IBM Corporation7
� ポータル画面で[Devices]→[Device List]から、OSをアップグレードするデバイスをクリックする
� Device Details画面で[Actions]メニューから[OS Reload]をクリック
OSのリロード 1/6
©2015 IBM Corporation8
� OS Reload画面で[Currently Installed]の[Operating System]の右側にある[Edit]をクリック
OSのリロード 2/6
©2015 IBM Corporation9
� OS Reload画面で[Currently Installed]の[Options]で[CentOS 7.x – Minimal Install(64bit)]を選択
OSのリロード 3/6
©2015 IBM Corporation10
� オプションとして、リロードする前のディスクを保存しておくことができる� [Reload Above Configuration]をクリック
OSのリロード 4/6
©2015 IBM Corporation12
� 最終確認の画面が表示されるので、確認して[Confirm OS Reload]をクリック※48分かかるとあるが、実際には5分程度で完了した
OSのリロード 6/6
©2015 IBM Corporation13
� OSをリロードするとすべての設定がリセットされ、プロビジョニング直後の状態になるため、必要な設定を⾏う
� SoftLayerに限ったことではないが、CentOSの場合、バージョン5、6とバージョン7では設定⽅法が⼤幅に変更になっているため、注意が必要
� デバイスに2つ以上のディスクを接続して、LVMによるディスク管理を⾏っている場合、CentOS7でもLVMのパッケージをインストールする必要がある(データは消えないで残っている)
� ちなみに、OSリロードではなくイメージからリストアした場合も、以下の設定はプロビジョニング直後の状態にリセットされるため、再設定が必要– rootのパスワード– ネットワーク構成– sshdの設定
OSリロード後の設定