softlayer bluemix summit 2015 はじめてのsoftlayer(サーバー、ストレージ編)

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はじめてのSoftLayer (サーバー、ストレージ編) 2015年9月2日 日本アイ・ビー・エム株式会社 クラウド事業統括 クラウド・テクニカル・サービス 玉川 雄一

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はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

2015年9月2日

日本アイ・ビー・エム株式会社

クラウド事業統括 クラウド・テクニカル・サービス

玉川 雄一

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話す人

玉川 雄一 日本アイ・ビー・エム クラウド・テクニカル・サービス

10年ちょっとPower(AIX)のインフラSEをやっていました

AIX、VIOS、PowerHA(HACMP)、DS8000、XIV etc

主に製造業のお客様に対するSIプロジェクト

設計・構築・テスト・運用引き継ぎ・実運用 etc

現在は、

SoftLayerのテクニカルセールス

IBM Developerworks等への記事投稿

SoftLayer探検隊員

Page 3: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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SoftLayerとは

• IBMが提供するクラウドサービスです。

• 提供しているサービスはIaaSです。

• 米国のテキサス州ダラスを本拠地とするクラウドプロバイダーでした(2013年にIBMに合流)

• IBMのさまざまなクラウドのインフラとしても活用

• 現在世界中に、

28ヵ所のデータセンターと、

22ヵ所のネットワークアクセスポイント (PoP)

があります。

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4

2015年もデータセンター拡大中!

モントリオール(2015/3)

シドニー(2015/3)

アムステルダム(2015/4)

ミラノ(2015/6)

ワシントン(2015/8/17)

サンパウロ(2015/8/31)

サンノゼ(2015/8/31)

チェンナイ(2015 年内予定)

2014年のトロントに続き、カナダに2つ目

2014年のメルボルンに続き、オーストラリア

に2つ目元々あったアムステルダムDCに加え、別施設に新設

NEW!

NEW!元々あったサンノゼDCに加え、別施設に

新設

NEW!

元々あったワシントンDCに加え、別施設に新設

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データセンターマップSoftLayerのデータセンターとPoPは、複数のTier1通信事業者の10Gbps以上の高速プライベートネットワークで結ばれています。このプライベートネットワークは無料でお使いいただけます。

Page 6: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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SoftLayerをはじめるには

• もちろん個人でもSoftLayerのアカウントを作れます。

• 今なら無料トライアルをご利用になれます。• 1つのアカウントにつき、1回だけ利用できるトライアルプログラム。

• 1CPU / 1GBメモリ / 25GB Disk / 250GBパブリックアウトバウンドの仮想サーバーが1ヶ月無料。24時間365日のテクニカルサポートも無料。

http://www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/softlayer_freecloud.html

「SoftLayer トライアル」で検索!

Page 7: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

7

500ドル割引キャンペーンやってます• データセンターが新規開設されると、そのデータセンターで使えるプロ

モーションコードが期間限定で提供されます。

• キャンペーン対象のデータセンターでの初回のオーダーから500ドル OFF

になります。

• 今は、6月にオープンしたミラノDCで使えるコードが利用可能です。(期限は2015年9月15日まで。お早めにどうぞ!) サンパウロのキャンペーンも近日開始予定!

http://www-01.ibm.com/software/jp/cmp/softlayer/

「SoftLayer 500ドル」で検索!

Page 8: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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SoftLayerのアーキテクチャ

インターネット

PoP

ユーザー毎の

プライベート

VLAN

ユーザーごとのパブリック

VLAN

Firewall

インターネット

凡例

サーバー

パブリック VLAN

プライベート VLAN

ロードバランサ

ファイアウォール

SoftLayer・セグメント

ストレージ

SSL VPN

仮想サーバー

物理専有サーバー

ユーザー

管理者 Portal

SoftLayer

WAN

DC

SoftLayer WAN

データセンター

共通インフラ用セキュリティ

仮想専有サーバー

SoftLayerの

プライベート VLAN

DirectLink

ファイルストレージ

ブロックストレージ

SoftLayerNTPサーバ、DNSサーバ

データバックアップ

CDN

Network

SoftLayerパッチ、リポジトリ

SoftLayerのパブリック

VLAN

ロードバランサ

オブジェクトストレージ

API

SSL VPN, PPTPIP Sec VPN

イントラネット

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SoftLayerのアーキテクチャ

インターネット

PoP

ユーザー毎の

プライベート

VLAN

ユーザーごとのパブリック

VLAN

Firewall

インターネット

凡例

サーバー

パブリック VLAN

プライベート VLAN

ロードバランサ

ファイアウォール

SoftLayer・セグメント

ストレージ

SSL VPN

仮想サーバー

物理専有サーバー

ユーザー

管理者 Portal

SoftLayer

WAN

DC

SoftLayer WAN

データセンター

共通インフラ用セキュリティ

仮想専有サーバー

SoftLayerの

プライベート VLAN

DirectLink

ファイルストレージ

ブロックストレージ

SoftLayerNTPサーバ、DNSサーバ

データバックアップ

CDN

Network

SoftLayerパッチ、リポジトリ

SoftLayerのパブリック

VLAN

ロードバランサ

オブジェクトストレージ

API

SSL VPN, PPTPIP Sec VPN

イントラネット

当セッションでは、主に、サーバーとストレージについてお話

します!

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サーバー編

Page 11: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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仮想サーバーは(もちろん)使える

• HypervisorはCitrix Xen (SoftLayerが管理)

• CPU 1core~16core

• メモリ 1GB~64GB

• ディスク 25GB~8.1TB (+Endurance等の外部ストレージも利用可能)

• CPU、メモリ、ディスクの増減は管理ポータルから操作可能

• $0.038/時間~、$25/月~

*スペック、仕様、価格の最新情報は、 www.softlayer.com で、必ず確認をお願いいたします。*上記はDallas DCの価格です。

Page 12: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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仮想サーバーを専有する事も可能

HW

OS

MW

App

Hypervisor

OS

MW

App

OS

MW

App

A社 B社 C社

HW

OS

MW

App

Hypervisor

OS

MW

App

OS

MW

App

A社

マルチテナント シングルテナント

A社 A社

ポータル画面から切替可能

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物理サーバーも使える

仮想サーバーに加え、物理サーバー(ベアメタルサーバー)を専有で提供。1ヶ月または1時間単位の短期契約で利用可能です。

Intel Xeon E5-2690

Dual Intel Xeon E5-2690 (8 Cores, 2.90 GHz)

128GB RAM

1Gbps maximum Port Speed

$1.87/時間 ~

Intel Xeon E5-2620

Dual Intel Xeon E5-2620 (6 Cores, 2.00 GHz)

16GB RAM (最大512GB)

Up to 12 Internal Hard Drives

Up to 10Gbps maximum Port Speed

$496.00/月 ~

【ベアメタルサーバーの一例】

*スペック、仕様、価格の最新情報は、 www.softlayer.com で、必ず確認をお願いいたします。*上記はDallas DCの価格です。

Page 14: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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ベアメタルならではのハイパフォーマンス

ベアメタルなら、他クラウドでは真似できないスペックのマシンが提供可能です。

ご利用をご希望のお客様はIBM営業員までご連絡ください

GPUNVIDIA K80

Page 15: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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まとめると下記の感じです種別 仮想サーバー ベアメタルサーバー

課金タイプ 時間・月 時間 月

共有・専有 共有(マルチテナント) 専有(シングルテナント) 専有(シングルテナント) 専有(シングルテナント)

ハイパーバイザー

Xen (SoftLayerが管理) Xen (SoftLayerが管理) ユーザーが選択可(ハイパーバイザー無しも可能)

ユーザーが選択可(ハイパーバイザー無しも可能)

CPUコア 仮想1コア~16コア 仮想1コア~8コア 1CPU(4コア)から、2CPU(計16コア)までの数パターンの中から選択

1CPU(4コア)から、4CPU(計40コア)までのIntel CPU

メモリ 1GB~64GB 1GB~64GB 8GB~128GB 2GB~1024GB

選択できる主要OS(一部OSは月額課金サーバーのみでご利用いただけます)

• Linux系OS(例: CentOS、Debian、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、CloudLinuxなど)

• Microsoft Windows Server

• Linux系OS(例: CentOS、FreeBSD、Debian、Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux、CloudLinuxなど)

• Microsoft Windows Server• Vyatta• QuantaStor• ハイパーバイザー(例:Citrix Xenserver、

Parallels、VMware ESXiなど)

デプロイ目安 5~15分 5~15分 15~30分 1~4時間

Page 16: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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必要なとき、必要なだけ。

物理サーバー含め、急増にも急減にも対応可能です。

実際の需要に合わせて必要量を調達

ピーク時に対応できるよう最大量を調達

計算リソース 計算リソース

1年 2年 3年 4年 5年 1年 2年 3年 4年 5年

現状 理想

実際の需要

保有量保有量

実際の需要

余剰

不足

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スペック変更

仮想は管理ポータルから簡単にCPU、メモリ、ディスクを増減可能

ベアメタルはSoftLayerのスタッフと時間調整の上、スロットの空きの範囲でメモリ、ディスクを増減可能

VS 1st

Drive

2GHzcore

1GBMemory

VS 1st

Drive

2GHzcore

1GBMemory

2GHzcore

2nd

Drive

1GBMemory

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サーバーをイメージとして保管可能

VirtualServer

PrivateStandardImage

PrivateFlex

Image

ベアメタル(時間)

ベアメタル

Hourly Monthly

Hourly

Monthly

• イメージから別サーバーを作成可能• 相手のSLアカウントを指定して共有可能• Public Imageとして全体に公開可能•複数DCに保存可能•他DCにインスタンス作成可能

• Virtual ServerからはStandard ImageとFlex Imageが作成でき、いずれからもVirtual Serverを作成できます。

• BareMetal Server(月額課金型)は新規OSインストール、もしくはFlex Imageから作成できます。

• BareMetal(時間課金型)は、Flex Imageからの直接作成はできません(OSリロード機能により復元することは可能です)

• Flex Imageが利用できるOSは限られています。

•サーバーの状態をイメージテンプレートに保管し、そのイメージから別サーバーを作成可能

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ベアメタルをIPMIで管理可能電源ON/OFF、コンソールアクセス、センサーモニター、イベントログ、仮想メディア(CD-ROMイメージなどを接続)

Page 20: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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ベアメタルにはお好みのOSやハイパーバイザーを導入可能

• ベアメタルサーバーでは、OSの下のハイパーバイザーも選択可能です。VMware・KVM・Hyper-V・XenServer等、お客様のお好みの仮想化環境を構築し、利用することができます。

• ISOをアップロードして自分でOSを導入することも可能です(次ページ参照)

• 最近話題のOpenStack環境をSoftLayerのベアメタル上に構築することも可能です。

OpenStack API

Horizon Portal

OpenStack

Compute ObjectBlock

HTTP

LinuxLinux

HTTPHTTP

Node A

LinuxLinux

Web APWeb AP

Node B

LinuxLinux

Web APWeb AP

DMGR

LinuxLinux

Web APWeb AP

DB

LinuxLinux

DB2 DB2

Page 21: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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ISOをアップロードして自分でOSを導入することも可能

1. 物理サーバー(ベアメタル)と仮想サーバーを1台づつオーダーします。

2. 仮想サーバーに接続し、使いたいISOファイルをアップロード(または、インターネットサイトからISOファイルをダウンロード)

3. ダウンロードしたファイルを仮想サーバーから共有

4. 物理サーバーにIPMI接続、仮想サーバー上のISOイメージをマウントし物理サーバーをリブート

5. IPMIからコンソール画面にアクセスし、物理サーバーにインストールを実行

openSUSEの導入例:http://www.ibm.com/developerworks/jp/cloud/library/cl-sce-migrate-installopenSUSE/index.html

Page 22: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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サーバーオーダー画面

• データセンター、CPU、メモリ、ディスク、NICスピード等を選択し、オーダー。

• 仮想サーバーなら5~15分、物理サーバーは特定スペックのモデルであれば15~30分、カスタマイズしたモデルであれば1~4時間で利用可能になります。

【選択項目の例】

Page 23: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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APIからも操作できる• SoftLayerの管理ポータルや内部管理はAPIの2,200を超えるメソッドにより実現されています。

• SoftLayerはそれらのサービスおよびメソッドをAPIとしてお客様にすべて無料で提供しています。

→管理ポータルからできる事はコード化できる

• CLI(コマンドライン・インターフェース)を通しても、APIを操作可能です。

【CLIコマンド例】

demo01.test.comという名前で、CPU1コア、メモリ1GB、25GBディスク、100Mbps NICのCentOS仮想サーバー(時間課金)を、サンノゼDCに作成する。

# sl vs create --hostname=demo01 --domain=test.com --cpu=1 --memory=1024 --os=CENTOS_6_64 --disk=25 --datacenter=sjc01 --billing hourly --network 100

Page 24: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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モバイルアプリでも管理可能• サーバー稼働状況確認

• サーバー操作(起動・停止・再起動)

• チケット読み書き

• 料金確認

Page 25: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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プライベートIPのみでシステムを構築可能• OSのアップデートサーバーやDNS、NTPはSoftLayerのプライベートネットワークにある

ので、インターネットに出ることなく、システムの維持管理が可能。

• パブリックIPアドレスを持たせず、プライベートIPのみを持つセキュアなシステムとしてクラウド上に構築可能。

• システムにはVPNやDirectLink(専用線やIP-VPN)で接続。PoP

ユーザー毎の

プライベート

VLAN

ユーザーごとのパブリック

VLAN

管理者

SoftLayer

WAN

DC

データセンター

SoftLayerの

プライベート

VLAN

DirectLin

k

ファイルストレージ

ブロックストレージ

SoftLayerNTPサーバ、DNSサーバ

データバックアップ

SoftLayerパッチ、リポジトリ

SoftLayer

のパブリック

VLAN

オブジェクトストレージ

API

SSL VPN, PPTPIP Sec VPN

イントラネット

ユーザー

Page 26: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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POWERサーバー• 2015年3月発表 http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/03/0601.html

• SoftLayerがOpenPOWERベースのPOWER8サーバーを提供。

• SoftLayer上のベアメタル・サーバーとして選択可能に。

• まずダラスのデータセンターで提供開始。世界中に拡大される予定。

• OSはLinux

• OpenPOWERとは

• IBMのPOWERアーキテクチャーを、チップレベルからシステムレベル、その上のソフトウェア・スタックまでオープン化

• Foundationの参加企業は130社以上

上記のPower on SoftLayerの発表の中に、TYAN, Mellanoxとの緊密な連携により提供、という記載があります

この時は発表のみ。実際の提供開始は年内を予定しています(※提供時期については、今後、変更の可能性があります)

Page 27: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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• サーバー負荷(CPUやNW帯域)やスケジュールに応じて自動的に仮想サーバーの数を増減させる機能。

• 使用ケース1:サーバーのCPU負荷90%が10分以上続いたら、仮想サーバーを1台増やし、ロードバランシングを行う。CPU負荷が下がったら、元の台数に戻す。

• 使用ケース2:日中時間帯だけ負荷が高いのでサーバーを増やし、夜間は台数を減らす。

Auto Scale

サーバー負荷をトリガーに、サーバーを自動追加

高負荷

Page 28: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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ストレージ編

Page 29: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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Storageラインナップ

物理サーバ

Local Storage(SATA / SAS / SSD)

仮想サーバ

1st Local Disk 25 or 100GB2nd Local Disk 25~300GB

1st SAN Disk 25 or 100GB2nd~5th SAN Disk 10~2TB

OR

•Local or SANを選択

Endurance Storage (ブロックタイプ/ファイルタイプ)• ブロックタイプはiSCSI、FileタイプはNFSでアクセス可能• スナップショット取得可能•データセンター間でレプリカ可能• 20GB~12TBの11種類の容量を用意•容量によりIOPSが決定• 3種のIOタイプから1GBあたりのIOPSを選択

0.25 IOPS/GB, 2 IOPS/GB, 4 IOPS/GB

Performance Storage (ブロックタイプ/ファイルタイプ)• ブロックタイプはiSCSI、FileタイプはNFSでアクセス可能• 100-6000のIOPS指定可能• 20GB~12TBの11種類の容量を用意

NAS/FTP Storage• CIFS、FTPでアクセス可能•データセンター間でもアクセス可能• 20GB~2TBの8種類の容量を用意

Object Storage•ポータルやREST APIからアクセス可能• CloudFuseでFSとしてmountして使用可能• CDNを使ったファイル配信も可能

Mass Storage Servers(QuantaStor)• iSCSI, NFS/CIFS, FTPでアクセス可能• スナップショット取得可能•容量は4TB/16TB/48TB/128TBの4種類から選択

Soft

Layerプライベート・ネットワーク

Page 30: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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仮想サーバー用ストレージ (SAN、Local)

仮想サーバ

1st SAN Disk 25 or 100GB2nd~5th SAN Disk 10~2TB

OR

1st Local Disk 25 or 100GB2nd Local Disk 25~300GB

• Local Diskは1サーバーあたり2つまで• 最小構成 1st Diskに25GB (Windowsは100GB)

• 最大構成 1st Diskに100GB +2nd Diskに300GB = 400GB

• SAN Diskは1サーバーあたり5つまで• 最小構成 1st Diskに25GB (Windowsは100GB)

• 最大構成 1st Diskに100GB

+2nd ~5th Diskに2TB = 8.1TB

• First DiskはOSが導入されるブート領域

• 必要に応じてSecond Disk以降を追加

• オーダー時にLocalまたはSANから選択

Page 31: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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仮想サーバー用ストレージ (SAN、Local)

【価格例】

• Localディスク

• 100GB: $4

• 300GB: $12

• SANディスク

• 100GB: $10.29

• 500GB: $28.57

• 1TB: $57.14

(参考) Object Storage $0.04/GB/月

$0.04/GB/月

$0.057/GB/月~

*スペック、仕様、価格の最新情報は、 www.softlayer.com で、必ず確認をお願いいたします。*上記はDallas DCの価格です。

• 意外と、単価が安いです。

Page 32: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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Portable Storage

仮想サーバーの2nd Drive以降を切り離す(detach)とPortable Storageになる。

元の仮想サーバーを削除してもPortable Storageは残る。

VS1 1st

Drive2nd

Drive

VS1 1st

DrivePortableStorage

VS1 1st

DrivePortableStorage

VS2 1st

Drive2nd

Drive

別の仮想サーバーの2nd以降のDriveとして接続(attach)することができる。

他のDCの仮想サーバーにも接続できる。

仮想サーバーのディスクは、 Portable Storageとして柔軟に着脱できます。

detach

attach

Page 33: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

33

ベアメタルサーバー用ストレージ(内蔵)

物理サーバ

Local Storage(SATA / SAS / SSD)

• ベアメタルの筐体により、搭載できるドライブ数が異なります

• 最小2ドライブ~最大36ドライブ

• オーダー時にユーザーがRAID構成を指定します

• SATA• 500 GB, 1 TB, 2 TB, 3 TB, 4 TB, 6 TB

• SAS• 600 GB

• SSD (Solid State Drive)• 800 GB, 960 GB, 1.2 TB

Page 34: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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Endurance Storage

仮想サーバー

SoftLayer データセンター

物理サーバー

パブリックVLAN

プライベートVLAN

EnduranceStorage

or NFS

iSCSI

• 性能要件に応じて3タイプから選択

• サイズに応じたIOPS性能(詳細は次ページ)

• 0.25 IOPS/GB

• 2 IOPS/GB

• 4 IOPS/GB

• ブロック・タイプ(iSCSI)およびファイル・タイプ(NFS)を利用可能

• ボリュームサイズは20GB~12TB

• 仮想サーバー、物理サーバーの両方からアクセス可能

• 同一データセンター内のスナップショット機能

• データセンター間のレプリケーション機能

Page 35: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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Endurance StorageEndurance Storageは容量あたりのIOPSが決まっており、ストレージ容量を大きく確保するほど、高いIOPSが得られるストレージです。容量あたりのIOPSには3タイプあり、必要とする性能によって選択いただけます。

性能タイプ0.25 IOPS/GB

性能タイプ2 IOPS/GB

性能タイプ4 IOPS/GB

容量(GB)性能値(IOPS) 容量(GB)

性能値(IOPS) 容量(GB)

性能値(IOPS)

20 5

40 10

80 20

100 25 20 40250 63 40 80 20 80500 125 80 160 40 160

1000 250 100 200 80 3202000 500 250 500 100 4004000 1000 500 1000 250 10008000 2000 1000 2000 500 2000

12000 3000 2000 4000 1000 40004000 8000 2000 80008000 16000 4000 16000

12000 24000 8000 3200012000 48000

Page 36: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

36

Endurance Storage

SOFTLAYER東京データセンター

スナップショットのタイミングで同期

仮想サーバーエンデュランスストレージ

エンデュランスストレージ

スナップショット領域

プライベートVLAN

主ストレージ

SOFTLAYER香港データセンター

エンデュランスストレージ

エンデュランスストレージ

スナップショット領域

プライベートVLAN

複製ストレージ

仮想サーバー

※レプリケーション側のIPOS/GBは主ストレージと同じとなります。

EUROPE ASIA AUS USA CAN LAM FEDRAMP

AMS01 HNK02 MEL01 DAL01 MTL01 MEX01 DAL08

FRA02 SNG01 SYD01 DAL05 TOR01 WDC03

LON02 TOK02 DAL06

PAR01 DAL09

MIL01 HOU02

SJC01

WDC01

レプリカの組み合わせは以下の縦の列間となります。例えば、東京のレプリケーション先として選択できるのは香港またはシンガポールとなります。

DC内のスナップショット、DC間のレプリケーション機能が使えます。

Page 37: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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Performance Storage

仮想サーバー

SoftLayer データセンター

物理サーバー

パブリックVLAN

プライベートVLAN

PerformanceStorage

iSCSIor NFS

サイズ(GB) 20 40 80 100 250 5001,000 2,000 4,000 8,000 12,000(1TB) (2TB) (4TB) (8TB) (12TB)

最小IOPS 100 100 100 100 100 100 100 200 300 500 1,000最大IOPS 1,000 2,000 4,000 6,000 6,000 6,000 6,000 6,000 6,000 6,000 6,000

• サイズとIOPSを指定してオーダー

• 100~6,000 IOPS

• ブロック・タイプ(iSCSI)およびファイル・タイプ(NFS)を利用可能

• ボリュームサイズは20GB~12TB

• 仮想サーバー、物理サーバーの両方からアクセス可能

Page 38: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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NAS

• CIFSまたはFTPでアクセス可能

• ボリュームサイズは20GB~2TB

• 仮想サーバー、物理サーバーの両方からアクセス可能

Page 39: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

39

QuantaStor

• OSNEXUS社によって開発されたSDS(Software Defined Storage)製品。

• SoftLayerでは、ベアメタルサーバーをオーダーする時にOSの選択メニューから、OSNEXUSを選ぶ事で利用できます。

→ ストレージ装置を専有で使える。

Page 40: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

40

QuantaStor

• ベアメタルサーバーに搭載した物理ディスクをQuantaStorが仮想化し、他サーバーから、iSCSI/CIFS/NFS等でアクセスすることが可能。

物理ディスク

ubuntuベース

仮想ストレージプール

iSCSI CIFS/NFS

ベアメタルサーバー(ユーザーが専有)

QuantaStor

他のサーバー

Storage Volume Network Share

Page 41: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

41

Object Storage

• REST APIでオブジェクト(≒ファイル)を操作

• 高可用性(データセンター内に少なくとも3つのコピーを保持)

• ストレージ単価が安価&従量課金(使った容量に応じた課金)

• オブジェクト単位でURLを持たせる事が可能

• CDNと組み合わせ可能

• 大容量データの保管や配信に最適

REST API

Get/Put/Delete

Object Storage

Page 42: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

42

Object Storage

【使用例】

Object Storage

zip jpg

HTML/PHP

video

Web/APサーバー

ユーザー • 静的なファイルを、Object Storageに配置

• 各オブジェクトにURLを持たせられるため、通常のウェブコンテンツと同様、ブラウザでアクセス可能

• 動的なコンテンツはWeb/APサーバーから配信

CDNとも連携可能(オプション) zip jpg

video

キャッシュ

Page 43: SoftLayer Bluemix Summit 2015 はじめてのSoftLayer(サーバー、ストレージ編)

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日本語の情報源の一例

• SoftLayer構成ガイドhttp://www.gg-web.jp/document/ConfigGuide/

• SoftLayerデザインパターンhttp://www.gg-web.jp/document/DesignPattern/docframe.html

• SoftLayerユースケースhttp://www.gg-web.jp/document/UseCase/docframe.html

• 柔らか層本http://ibm.co/1sZfRAO

• SoftLayerユーザー会• http://jslug.jp/

• Qiita で”SoftLayer”を検索

情報共有、勉強会の開催

200ページ以上の情報源!

基本から応用、具体的な活用例まで!

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まとめ

• サーバーは、仮想も物理も。

• ストレージは、大容量から性能重視まで。

• 個人でも即日アカウントを作れます。

• 無料トライアル&500ドルキャンペーンやってます。

• 日本語の情報も増えています。

ぜひ無料トライアルとキャンペーンではじめの一歩を!

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Q&A

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ご清聴ありがとうございました

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この資料に含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが、日本アイ・ビー・エム株式会社の正式なレビューを受けておらず、当資料に記載された内容に関して日本アイ・ビー・エムは何ら保証するものではありません。

ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。

本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。

記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。

IBM, IBM ロゴ、ibm.com, SoftLayerは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。

他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。

現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。