mpls ldp-igp 同期 - ciscompls ldp-igp 同期 mpls ldp-igp 同期に関する情報 3 • ldp-igp...

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MPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期機能では、Interior Gateway ProtocolIGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)パス がスイッチングに使用される前に Label Distribution Protocol LDP; ラベル配布プロトコル)が完全に 確立されていることが保証されます。 機能情報の確認 ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされ ていないものがあります。最新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフト ウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、 および各機能がサポートされているリリースのリストについては、 MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴」 P.17を参照してください。 プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する 情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、 http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。 この章の構成 MPLS LDP-IGP 同期の前提条件」(P.2MPLS LDP-IGP 同期の制約事項」(P.2MPLS LDP-IGP 同期に関する情報」(P.2MPLS LDP-IGP 同期の設定方法」(P.4MPLS LDP-IGP 同期の設定例」(P.14「その他の関連資料」(P.15MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴」(P.17

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Page 1: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期機能では、Interior Gateway Protocol(IGP; 内部ゲートウェイ プロトコル)パス

がスイッチングに使用される前に Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル)が完全に

確立されていることが保証されます。

機能情報の確認ご使用のソフトウェア リリースによっては、この章に記載されている機能の中に、一部サポートされ

ていないものがあります。 新の機能情報と注意事項については、ご使用のプラットフォームとソフト

ウェア リリースに対応したリリース ノートを参照してください。この章に記載されている機能の詳細、

および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴」

(P.17)を参照してください。

プラットフォーム サポートと Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージ サポートに関する

情報を入手するには、Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator には、

http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスしてください。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

この章の構成• 「MPLS LDP-IGP 同期の前提条件」(P.2)

• 「MPLS LDP-IGP 同期の制約事項」(P.2)

• 「MPLS LDP-IGP 同期に関する情報」(P.2)

• 「MPLS LDP-IGP 同期の設定方法」(P.4)

• 「MPLS LDP-IGP 同期の設定例」(P.14)

• 「その他の関連資料」(P.15)

• 「MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴」(P.17)

Page 2: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の前提条件

MPLS LDP-IGP 同期の前提条件• この機能は、Open Shortest Path First(OSPF)または Intermediate System-to-System(IS-IS)プ

ロセスを実行しているインターフェイスでだけサポートされます。

• この機能は、mpls ip コマンドまたは mpls ldp autoconfig コマンドを使用してインターフェイス

で LDP がイネーブルになっている場合に動作します。

MPLS LDP-IGP 同期の制約事項• Cisco IOS Release 12.2(33)SB および Cisco IOS Release 12.2(33)SRB では、MPLS LDP-IGP 同

期機能で IS-IS はサポートされません。OSPF だけがサポートされます。

• Tag Distribution Protocol(TDP; タグ配布プロトコル)はサポートされていません。ルータまたは

インターフェイスのデフォルトのラベル配布プロトコルとして LDP を指定する必要があります。

• この機能は、トンネル インターフェイスまたは LC-ATM インターフェイスではサポートされませ

ん。

• この機能は、インターフェイス ローカル ラベル空間または Downstream-on-Demand(DoD; ダウ

ンストリームオンデマンド)要求ではサポートされません。

• この機能では、ターゲット LDP セッションはサポートされません。したがって、Any Transport over MPLS(AToM)セッションはサポートされません。

MPLS LDP-IGP 同期に関する情報MPLS LDP-IGP 同期機能を設定するには、次の概念を理解しておく必要があります。

• 「MPLS LDP-IGP 同期の機能」(P.2)

• 「ピアとの MPLS LDP-IGP 同期」(P.3)

• 「MPLS LDP-IGP 同期遅延タイマー」(P.3)

• 「IGP ノンストップ フォワーディングと MPLS LDP-IGP 同期の非互換性」(P.4)

• 「LDP グレースフル リスタートと MPLS LDP-IGP 同期の互換性」(P.4)

MPLS LDP-IGP 同期の機能

IGP と LDP のアクションが同期していないためにパケット損失が発生することがあります。パケット

損失は、次の状況で発生することがあります。

• IGP 隣接が確立されると、ルータは、そのリンク上のピア間で LDP ラベル交換が完了する前に、

新しい隣接を使用してパケットの転送を開始します。

• LDP セッションが終了した場合、ルータは、LDP セッションと完全に同期した代替経路ではなく、

LDP ピアに関連付けられているリンクを使用してトラフィックの転送を継続します。

MPLS LDP-IGP 同期機能では、次の処理が行われます。

• LDP と IGP を同期して、Multiprotocol Label Switching(MPLS; マルチプロトコル ラベル スイッ

チング)パケット損失を 小化する手段を提供します。

• IGP OSPF または IS-IS プロセスに関連付けられている各インターフェイスで LDP-IGP 同期をグ

ローバルにイネーブルにできます。

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Page 3: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期に関する情報

• LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP 同期をディセーブルに

する手段を提供します。

• 同期の競合による MPLS パケット損失を防ぎます。

• mpls ip または mpls ldp autoconfig コマンドを使用してインターフェイス上で LDP がイネーブル

になっている場合に動作します。

OSPF または IS-IS プロセスに属する各インターフェイスで LDP-IGP 同期をイネーブルにするには、

mpls ldp sync コマンドを入力します。一部のインターフェイスで LDP-IGP 同期をイネーブルにしな

い場合は、該当するインターフェイスに対して no mpls ldp igp sync コマンドを発行します。

LDP ピアが到達可能な場合、IGP は(デフォルトで)同期の実施を無制限に待機します。IGP セッ

ションが待機する時間の長さを制限するには、mpls ldp igp sync holddown コマンドを入力します。

LDP ピアが到達不能な場合、IGP は隣接を確立して LDP セッションを確立できるようにします。

IGP 隣接がリンク上に確立されていても、LDP-IGP 同期がまだ実現されていないか失われた場合、

IGP はそのリンクで max-metric をアドバタイズします。

ピアとの MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期機能がインターフェイスでイネーブルになっている場合、LDP は、ルーティング テーブルでピアのトランスポート アドレスを探すことにより、インターフェイスによって接続されて

いるピアが到達可能かどうかを判断します。ピアのルーティング エントリ( 長一致またはデフォル

トのルーティング エントリを含む)が存在する場合、LDP は、インターフェイスに LDP-IGP 同期が

必要であると想定し、IGP に LDP コンバージェンスを待機するよう通知します。

ピアとの LDP-IGP 同期には、ピアのトランスポート アドレスのルーティング テーブルが正確である

ことが必要です。ルーティング テーブルに、ピアのトランスポート アドレスのルートがあることが示

されている場合は、そのルートでピアのトランスポート アドレスに到達できる必要があります。ただ

し、ルートがサマリー ルート、デフォルト ルート、または静的に設定されたルートの場合は、ピアに

対して適切なルートではない可能性があります。ルーティング テーブル内のルートでピアのトランス

ポート アドレスに到達できることを確認する必要があります。

ルーティング テーブルに、ピアのトランスポート アドレスの不正確なルートがある場合、LDP はピア

とのセッションを設定できず、IGP が同期ホールドダウン時間にわたって LDP コンバージェンスを不

必要に待機する原因となります。

MPLS LDP-IGP 同期遅延タイマー

Cisco IOS Release 12.0(32)SY およびそれ以降のリリースの MPLS LDP-IGP 同期機能では、インター

フェイスごとに MPLS LDP と IGP の同期の遅延時間を設定するオプションが提供されます。通常、

LDP-IGP 同期が設定されている場合は、LDP が収束するとすぐに LDP によって IGP に通知されます。

遅延タイマーが設定されている場合、この通知は遅延します。インターフェイスに遅延時間を設定する

場合は、インターフェイス コンフィギュレーション モードで mpls ldp igp sync delay delay-time コマ

ンドを使用します。指定したインターフェイスから遅延タイマーを削除するには、no mpls ldp igp sync delay コマンドを入力します。このコマンドでは、遅延時間が 0 秒に設定されますが、MPLS LDP-IGP 同期はイネーブルのままになります。

LDP が完全に確立されて同期されると、LDP によって遅延タイマーがチェックされます。

• 遅延時間を設定した場合は、LDP によってタイマーが開始されます。タイマーが期限切れになる

と、LDP によって同期がまだ有効であることがチェックされて OSPF プロセスに通知されます。

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Page 4: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

• 遅延時間を設定しなかった場合、同期がディセーブルになっているかダウンしている場合、または

インターフェイスが IGP プロセスから削除された場合は、LDP によってタイマーが停止され、

OSPF プロセスに即時に通知されます。

タイマーの実行中に新しい遅延時間を設定した場合は、LDP によって新しい遅延時間が保存されます

が、実行中のタイマーは再設定されません。

IGP ノンストップ フォワーディングと MPLS LDP-IGP 同期の非互換性

IGP Nonstop Forwarding(NSF; ノンストップ フォワーディング)が設定されている場合、スタート

アップ期間中は MPLS LDP-IGP 同期機能がサポートされません。MPLS LDP-IGP 同期機能は、ス

タートアップ中に IGP が NSF を実行している場合に IGP NSF と競合します。NSF スタートアップの

完了後、MPLS LDP-IGP 同期機能がサポートされます。

LDP グレースフル リスタートと MPLS LDP-IGP 同期の互換性

LDP グレースフル リスタートでは、LDP セッションが失われた場合にトラフィックが保護されます。

グレースフル リスタートがイネーブルになっている LDP セッションをサポートするインターフェイス

に障害が発生した場合でも、グレースフル リスタートで保護されている間、インターフェイス上で MPLS LDP-IGP 同期が実現されます。MPLS LDP-IGP 同期は次の状況で 終的に失われます。

• LDP グレースフル リスタート再接続タイマーが期限切れになる前に LDP が再起動できない場合

• LDP セッションが他のインターフェイスを通じて再起動し、LDP グレースフル リスタート回復タ

イマーが期限切れになったときに保護されたインターフェイス上の LDP セッションが回復できな

い場合

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法ここでは、次の各手順について説明します。

• 「OSPF インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定」(P.4)(必須)

• 「一部の OSPF インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期のディセーブル」(P.6)(任意)

• 「OSPF での MPLS LDP-IGP 同期の確認」(P.7)(任意)

• 「IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定」(P.8)(必須)

• 「一部の IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期のディセーブル」(P.12)(任意)

• 「IS-IS での MPLS LDP-IGP 同期の確認」(P.12)(任意)

OSPF インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定

OSPF インターフェイスで MPLS LDP-IGP 同期を設定するには、次の手順を実行します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. mpls ip

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Page 5: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

4. mpls label protocol ldp

5. interface type number

6. ip address prefix mask

7. mpls ip

8. exit

9. router ospf process-id

10. network ip-address wildcard-mask area area-id

11. mpls ldp sync

12. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1 enable

例:

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

• プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3 mpls ip

例:

Router(config)# mpls ip

ホップバイホップ転送をグローバルにイネーブルにします。

ステップ 4 mpls label protocol ldp

例:

Router(config)# mpls label protocol ldp

デフォルトのラベル配布プロトコルとして LDP を指定し

ます。

ステップ 5 interface type number

例:

Router(config)# interface POS3/0

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 6 ip address prefix mask

例:

Router(config-if)# ip address 10.25.0.11 255.255.255.255

インターフェイスに IP アドレスを割り当てます。

ステップ 7 mpls ip

例:

Router(config-if)# mpls ip

インターフェイスでホップバイホップ転送をイネーブルに

します。

ステップ 8 exit

例:

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了

します。

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Page 6: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

一部の OSPF インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期のディセーブル

mpls ldp sync コマンドを発行すると、OSPF プロセスに属しているすべてのインターフェイスで LDP-IGP 同期がイネーブルになります。一部のインターフェイスから LDP-IGP 同期を削除するには、

該当するインターフェイスで no 形式の mpls ldp igp sync コマンドを使用します。次の設定手順は、

mpls ldp sync コマンドを使用してインターフェイスに LDP-IGP 同期を設定したあとに、一部の OSPF インターフェイスで LDP-IGP 同期をディセーブルにする方法を示しています。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. no mpls ldp igp sync

5. end

ステップ 9 router ospf process-id

例:

Router(config)# router ospf 1

OSPF ルーティングをイネーブルにし、ルータ コンフィ

ギュレーション モードを開始します。

ステップ 10 network ip-address wildcard-mask area area-id

例:

Router(config-router)# network 10.0.0.0 0.255.255.255 area 3

OSPF を実行するインターフェイスを定義し、そのイン

ターフェイスに対するエリア ID を定義します。

ステップ 11 mpls ldp sync

例:

Router(config-router)# mpls ldp sync

OSPF または IS-IS プロセスのインターフェイスに対して MPLS LDP-IGP 同期をイネーブルにします。

ステップ 12 end

例:

Router(config-router)# end

ルータ コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

コマンドまたはアクション 目的

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Page 7: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

手順の詳細

OSPF での MPLS LDP-IGP 同期の確認

LDP、OSPF、および LDP-IGP 同期のインターフェイスを設定したあとで、show mpls ldp igp sync およ

び show ip ospf mpls ldp interface コマンドを使用して設定が正しく動作していることを確認します。

手順の概要

1. enable

2. show mpls ldp igp sync

3. show ip ospf mpls ldp interface

手順の詳細

ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 show mpls ldp igp sync

このコマンドの出力(次の例に示します)は、LDP が設定され、SYNC ステータスによって同期がイ

ネーブルになっていることが示されるため、MPLS LDP-IGP 同期が正しく設定されていることを示し

ています。

Router# show mpls ldp igp sync

Ethernet0/0:LDP configured; SYNC enabled.SYNC status: sync achieved; peer reachable.

コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1 enable

例:

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

• プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3 interface type number

例:

Router(config)# interface POS3/0

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4 no mpls ldp igp sync

例:

Router(config-if)# no mpls ldp igp sync

そのインターフェイスの MPLS LDP-IGP 同期をディセー

ブルにします。

ステップ 5 end

例:

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了

し、特権 EXEC モードに戻ります。

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Page 8: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

IGP holddown time: infinite.Peer LDP Ident: 10.0.0.1:0IGP enabled: OSPF 1

MPLS LDP-IGP 同期がインターフェイスでイネーブルになっていない場合、出力は次のように表示さ

れます。

Ethernet5/1:LDP configured; LDP-IGP Synchronization not enabled.

ステップ 3 show ip ospf mpls ldp interface

次の例の show ip ospf mpls ldp interface コマンドの出力は、インターフェイスが正しく設定されてい

ることを示します。

Router# show ip ospf mpls ldp interface

Ethernet3/0/0 Process ID 1, Area 0 LDP is configured through LDP autoconfig LDP-IGP Synchronization: Yes Holddown timer is not configured Timer is not runningEthernet3/0/2 Process ID 1, Area 0 LDP is configured through LDP autoconfig LDP-IGP Synchronization: Yes Holddown timer is not configured Timer is not running

IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定

(注) Cisco IOS Release 12.2(33)SRB および 12.2(33)SB では、MPLS LDP-IGP 同期機能で IS-IS はサポー

トされません。OSPF だけがサポートされます。

ここでは、IS-IS プロセスを実行しているインターフェイスに対して MPLS LDP-IGP 同期を設定する

手順と例を示します。

• 「すべての IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定」(P.8)

• 「1 つの IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定」(P.10)

すべての IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定

ここでは、IS-IS プロセスを実行しているすべてのインターフェイスで MPLS LDP-IGP 同期機能を設

定する手順を示します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. mpls ip

4. mpls label protocol ldp

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Page 9: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

5. router isis process-name

6. mpls ldp sync

7. mpls ldp autoconfig

8. exit

9. interface type number

10. ip address prefix mask

11. ip router isis process-name

12. mpls ip

13. end

手順の詳細

コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1 enable

例:

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

• プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3 mpls ip

例:

Router(config)# mpls ip

ホップバイホップ転送をグローバルにイネーブルにしま

す。

ステップ 4 mpls label protocol ldp

例:

Router(config)# mpls label protocol ldp

デフォルトのラベル配布プロトコルとして LDP を指定し

ます。

ステップ 5 router isis process-name

例:

Router(config)# router isis ISIS

ルータで IS-IS プロトコルをイネーブルにし、IS-IS プロセ

スを指定し、ルータ コンフィギュレーション モードを開

始します。

ステップ 6 mpls ldp sync

例:

Router(config-router)# mpls ldp sync

IS-IS プロセスに属するインターフェイスに対して MPLS LDP-IGP 同期をイネーブルにします。

ステップ 7 mpls ldp autoconfig

例:

Router(config-router)# mpls ldp autoconfig

自動設定を設定して、自動同期をすばやく設定します。自

動設定が設定されている場合、MPLS がイネーブルになっ

ているインターフェイスで自動同期設定は不要です。

ステップ 8 exit

例:

Router(config-router)# exit

ルータ コンフィギュレーション モードを終了し、グロー

バル コンフィギュレーション モードに戻ります。

9

Page 10: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

1 つの IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期の設定

ここでは、IS-IS プロセスを実行している 1 つのインターフェイスで MPLS LDP-IGP 同期機能を設定

する手順を示します。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. ip address prefix mask

5. mpls ldp igp sync

6. ip router isis

7. exit

8. router isis

9. mpls ldp sync

10. end

ステップ 9 interface type number

例:

Router(config)# interface POS0/3

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 10 ip address prefix mask

例:

Router(config-if)# ip address 10.25.25.11 255.255.255.0

インターフェイスに IP アドレスを割り当てます。

ステップ 11 ip router isis process-name

例:

Router(config-if)# ip router isis ISIS

IS-IS をイネーブルにします。

ステップ 12 mpls ip

例:

Router(config-if)# mpls ip

MPLS IP をイネーブルにします。

ステップ 13 end

例:

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了

し、特権 EXEC モードに戻ります。

コマンドまたはアクション 目的

10

Page 11: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

手順の詳細

コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1 enable

例:

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

• プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3 interface type number

例:

Router(config)# interface POS0/2

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4 ip address prefix mask

例:

Router(config-if)# ip address 10.50.72.4 255.0.0.0

インターフェイスに IP アドレスを割り当てます。

ステップ 5 mpls ldp igp sync

例:

Router(config-if)# mpls ldp igp sync

MPLS LDP-IGP 同期をイネーブルにします。

ステップ 6 ip router isis

例:

Router(config-if)# ip router isis

インターフェイスで IP の IS-IS プロトコルをイネーブルに

します。

ステップ 7 exit

例:

Router(config-if)# exit

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了

し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻りま

す。

ステップ 8 router isis

例:

Router(config)# router isis

ルータで IS-IS プロセスをイネーブルにします。

ステップ 9 mpls ldp sync

例:

Router(config-router)# mpls ldp sync

IS-IS プロセスに属するインターフェイスに対して LDP-IGP 同期をイネーブルにします。

ステップ 10 end

例:

Router(config-router)# end

ルータ コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。

11

Page 12: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

一部の IS-IS インターフェイスでの MPLS LDP-IGP 同期のディセーブル

mpls ldp sync コマンドを発行すると、IS-IS プロセスに属しているすべてのインターフェイスで LDP-IGP 同期がイネーブルになります。一部のインターフェイスから LDP-IGP 同期を削除するには、

該当するインターフェイスで no 形式の mpls ldp igp sync コマンドを使用します。次の設定手順は、

mpls ldp sync コマンドを使用してインターフェイスに LDP-IGP 同期を設定したあとに、一部の IS-IS インターフェイスで LDP-IGP 同期をディセーブルにする方法を示しています。

手順の概要

1. enable

2. configure terminal

3. interface type number

4. no mpls ldp igp sync

5. end

手順の詳細

IS-IS での MPLS LDP-IGP 同期の確認

IS-IS との LDP-IGP 同期用にインターフェイスを設定したあとで、show isis mpls ldp コマンドを使用

して設定が正しく動作していることを確認できます。

手順の概要

1. enable

コマンドまたはアクション 目的

ステップ 1 enable

例:

Router> enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。

• プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 configure terminal

例:

Router# configure terminal

グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 3 interface type number

例:

Router(config)# interface POS3/0

設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。

ステップ 4 no mpls ldp igp sync

例:

Router(config-if)# no mpls ldp igp sync

そのインターフェイスの MPLS LDP-IGP 同期をディセー

ブルにします。

ステップ 5 end

例:

Router(config-if)# end

インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了

し、特権 EXEC モードに戻ります。

12

Page 13: MPLS LDP-IGP 同期 - CiscoMPLS LDP-IGP 同期 MPLS LDP-IGP 同期に関する情報 3 • LDP-IGP 同期をイネーブルにする必要がないインターフェイスで LDP-IGP

MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定方法

2. show isis mpls ldp

手順の詳細

ステップ 1 enable

特権 EXEC モードをイネーブルにします。プロンプトが表示されたらパスワードを入力します。

ステップ 2 show isis mpls ldp

次のコマンドの出力は、インターフェイスで IS-IS が設定されていること(ISIS is UP)および IS-IS との MPLS LDP-IGP 同期が正しく設定されていること(SYNC achieved)を示しています。

Router# show isis mpls ldp

Interface: POS0/2; ISIS tag null enabled ISIS is UP on interface AUTOCONFIG Information : LDP enabled: NO SYNC Information : Required: YES Achieved: YES IGP Delay: NO Holddown time: Infinite State: SYNC achieved

IS-IS との MPLS LDP-IGP 同期がインターフェイスでイネーブルになっていない場合、出力は次のよ

うになります。

Interface: Ethernet0; ISIS tag null enabled ISIS is UP on interface AUTOCONFIG Information : LDP enabled: NO SYNC Information : Required: NO

IS-IS との MPLS LDP-IGP 同期が設定されていても、イネーブルになっていない場合、出力は次のよ

うになります。

Interface: Ethernet0/0; ISIS tag ISIS-1 enabled ISIS is UP on interface AUTOCONFIG Information : LDP enabled: YES SYNC Information : Required: YES Achieved: NO IGP Delay: YES Holddown time: Infinite State: Holding down until SYNC

IS-IS プロセスは、同期がイネーブルになるまでインターフェイスの隣接をダウンしたままにします。

トラブルシューティングのヒント

MPLS LDP-IGP 同期関連のイベントを表示するには debug mpls ldp igp sync コマンドを使用します。

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MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の設定例

MPLS LDP-IGP 同期の設定例次の項は、OSPF および IS-IS プロセスとの MPLS LDP-IGP 同期機能の例を示しています。

• 「OSPF での MPLS LDP-IGP 同期:例」(P.14)

• 「IS-IS での MPLS LDP-IGP 同期:例」(P.14)

OSPF での MPLS LDP-IGP 同期:例

次のコンフィギュレーション コマンドによって、OSPF プロセス 1 の LDP がイネーブルになります。

mpls ldp sync コマンドと OSPF network コマンドによって、それぞれインターフェイス POS0/0、POS0/1、および POS1/1 で LDP がイネーブルになります。インターフェイス POS1/0 で no mpls ldp igp sync コマンドを使用すると、インターフェイス POS1/0 で OSPF がイネーブルの場合でも、このイ

ンターフェイスで LDP がイネーブルにならなくなります。

Router# configure terminal Router(config)# interface POS0/0 Router(config-if)# ip address 10.0.0.1 Router(config-if)# mpls ip !Router(config)# interface POS0/1 Router(config-if)# ip address 10.0.1.1 Router(config-if)# mpls ip !Router(config)# interface POS1/1 Router(config-if)# ip address 10.1.1.1 Router(config-if)# mpls ip !Router(config)# interface POS1/0 Router(config-if)# ip address 10.1.0.1 Router(config-if)# mpls ip !Router(config)# router ospf 1 Router(config-router)# network 10.0.0.0 0.0.255.255 area 3 Router(config-router)# network 10.1.0.0 0.0.255.255 area 3 Router(config-router)# mpls ldp sync Router(config-router)# exit Router(config)# interface POS1/0 Router(config-if)# no mpls ldp igp sync

IS-IS での MPLS LDP-IGP 同期:例

(注) Cisco IOS Release 12.2(33)SRB および 12.2(33)SB では、MPLS LDP-IGP 同期機能で IS-IS はサポー

トされません。OSPF だけがサポートされます。

次のコマンドは、IS-IS プロセスを実行しているインターフェイス POS0/2 および POS0/3 で MPLS LDP-IGP 同期を設定します。

Router# configure terminal Enter configuration commands, one per line. End with CNTL/Z.Router(config)# interface POS0/2 Router(config-if)# ip router isis Router(config-if)# exit Router(config)# router isisRouter(config-router)# mpls ldp sync

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MPLS LDP-IGP 同期

その他の関連資料

!!Router(config)# interface POS0/3Router(config-if)# ip router isisRouter(config-if)# exitRouter(config)# router isisRouter(config-router)# mpls ldp sync

その他の関連資料ここでは、MPLS LDP-IGP 同期機能に関する関連資料について説明します。

関連資料

規格

MIB

RFC

関連項目 参照先

MPLS LDP 『MPLS Label Distribution Protocol』

MPLS LDP 自動設定 『MPLS LDP Autoconfiguration』

MPLS LDP セッション保護 『MPLS LDP Session Protection』

規格 タイトル

この機能によってサポートされる新しい規格または変

更された規格はありません。またこの機能による既存

規格のサポートに変更はありません。

MIB MIB リンク

MPLS LDP MIB 選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィー

チャ セットに対する MIB を特定してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。

http://www.cisco.com/go/mibs

RFC タイトル

RFC 3036 『LDP Specification』

RFC 3037 『LDP Applicability』

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MPLS LDP-IGP 同期

その他の関連資料

シスコのテクニカル サポート

説明 リンク

右の URL にアクセスして、シスコのテクニカル サポートを 大限に活用してください。

以下を含むさまざまな作業にこの Web サイトが役立

ちます。

• テクニカル サポートを受ける

• ソフトウェアをダウンロードする

• セキュリティの脆弱性を報告する、またはシスコ

製品のセキュリティ問題に対する支援を受ける

• ツールおよびリソースへアクセスする

• Product Alert の受信登録

• Field Notice の受信登録

• Bug Toolkit を使用した既知の問題の検索

• Networking Professionals(NetPro)コミュニ

ティで、技術関連のディスカッションに参加する

• トレーニング リソースへアクセスする

• TAC Case Collection ツールを使用して、ハード

ウェアや設定、パフォーマンスに関する一般的な

問題をインタラクティブに特定および解決する

この Web サイト上のツールにアクセスする際は、

Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要で

す。

http://www.cisco.com/techsupport

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MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴

MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴 表 1 に、この機能のリリース履歴を示します。

ご使用の Cisco IOS ソフトウェア リリースによっては、コマンドの中に一部使用できないものがあり

ます。特定のコマンドに関するリリース情報については、コマンド リファレンス マニュアルを参照し

てください。

プラットフォームのサポートおよびソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、

Cisco Feature Navigator を使用します。Cisco Feature Navigator を使用すると、Cisco IOS ソフトウェ

ア イメージおよび Catalyst OS ソフトウェア イメージがサポートする特定のソフトウェア リリース、

機能セット、またはプラットフォームを確認できます。Cisco Feature Navigator には、

http://www.cisco.com/go/cfn からアクセスします。Cisco.com のアカウントは必要ありません。

(注) 表 1 には、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースのうち、特定の機能が初めて導入された Cisco IOS ソフトウェア リリースだけが記載されています。特に明記していないかぎり、その機能は、一連の Cisco IOS ソフトウェア リリースの以降のリリースでもサポートされます。

表 1 MPLS LDP-IGP 同期の機能情報

機能名 リリース 機能情報

MPLS LDP-IGP 同期 12.0(30)S 12.0(32)SY12.2(33)SB12.2(33)SRB15.0(1)M12.3(14)TCisco IOS XE Release 2.1

MPLS LDP-IGP 同期機能では、IGP パスがスイッ

チングに使用される前に LDP が完全に確立されて

いることが保証されます。

この機能は、12.0(30)S で導入されました。

Intermediate System-to-System(IS-IS)プロセス

を実行しているインターフェイスでの同期のイ

ネーブルのサポートは、12.0(32)SY で追加されま

した。

この機能は、12.2(33)SB で統合されました。IS-IS の MPLS LDP-IGP 同期は、このリリースではサ

ポートされていません。

この機能は、12.2(33)SRB で統合されました。

IS-IS の MPLS LDP-IGP 同期は、このリリースで

はサポートされていません。

この機能は、12.3(14)T で統合されました。IS-IS の MPLS LDP-IGP 同期は、このリリースではサ

ポートされていません。

IS-IS プロセスを実行しているインターフェイスで

の同期のイネーブルのサポートは、15.0(1)M で追

加されました。

この機能は、XE 2.1 で Cisco ASR 1000 シリーズ ルータに実装されました。

次のコマンドが変更されました。debug mpls ldp igp sync、mpls ldp igp sync、mpls ldp igp sync holddown、mpls ldp sync、show ip ospf mpls ldp interface、show isis mpls ldp、および show mpls ldp igp sync

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MPLS LDP-IGP 同期

MPLS LDP-IGP 同期の機能履歴

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このマニュアルで使用している IP アドレスおよび電話番号は、実際のアドレスおよび電話番号を示すものではありません。マニュアル

内の例、コマンド出力、ネットワーク トポロジ図、およびその他の図は、説明のみを目的として使用されています。説明の中に実際の

アドレスおよび電話番号が使用されていたとしても、それは意図的なものではなく、偶然の一致によるものです。

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