jbmc-niigata session july 11, 2016

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JBMC-NIIGATA 新潟予選を勝ち抜き、全国、 そして世界へ 2016年7月11日 国際大学特別招聘教授 早稲田大学研究推進部参与 JBMC実行委員 大江建 16/07/11 C) JBMC 大江 1

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JBMC-NIIGATA新潟予選を勝ち抜き、全国、

そして世界へ

2016年7月11日国際大学特別招聘教授

早稲田大学研究推進部参与JBMC実行委員

大江建

16/07/11 (C)JBMC大江 建 1

大江 建 経歴

•  JBMC実行委員

•  (株)総合コンサルテイングオアシス代表取締役

•  早稲田大学研究推進部参与. 国際大学特別招聘教授

•  米国メリーランド大学理学博士(Ph.D.). 米国コロンビア大学経営学修士(MBA). 

•  ダイモジャパン社社長を経て、大江事務所を創立. 研究開発マネジメントのコンサルテイング, グーロバル人材育成コンサルテイングに従事.

•  早稲田大学ビジネススクール元教授, 早稲田大学インキュベーションセンター元センター長.

•  主な著書に「なぜ新規事業は成功しないか」(日本経済新聞社, 2008年),「起業戦略—ビジネスの生み方・育て方」(講談社, 2002年),「儲けの戦略—新規事業の計画・評価・検証」(東洋経済新報社,2002年,共著).

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目次

1. 成功する起業家は仮説検証ができる人だ

2.  International Business Model

Competition

3. Japan Business Model Competition

4. どのように準備したら世界に行かれるの

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1.成功する起業家とは仮説検証ができる人だ。

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起業には二つの不確実性がある

1.  起業には知らないことが多いことに起因する不確実性がある

2.  超競争社会であることに起因する不確実性がある

!  起業するには、不確実性を有利に利用しながら進捗しなければいけない

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「成功するために計画を立ててはいけない」

•  85%の起業は数年以内に失敗する。

 その主な理由は

 「成功するために計画を立てている」ことである。

•  起業に成功するためには、「大きな失敗をしないために計画を立てる」ことが必要である。

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成功している起業家は「何かしらの失敗や挫折をしている」

•  成功している起業家は、カリスマ性があって、常に前向きで、自分を持っていて、というイメージがある。

•  実際には色々な人が成功している:–  ポジティブな人やネガティブな人–  目立ちたがりの人や地味にコツコツやる人

•  成功している起業家の性格には一つだけ共通点は、「何かしらの失敗、挫折をしている」ということでした。

•  成功している起業家は「小さな失敗をしながら成功している人」です。

h.p://lets-business.com/success/personality/16/07/11 (C)JBMC大江 建 7

仮説の検証・小さい失敗

•  「成功するためには、仮説を立て検証し、小さい失敗を繰り返しながら事業モデルを直しながら、起業する」

•  特に次の3点が 重要点です:– 顧客が困っている問題を理解する

– 解決策が問題を解決しているかを確認する

– 顧客が本当に購入してくれるかどうかを確認する」

" 「事業モデルを流動的に変える」

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仮説の精度 1井の頭公園でのギフト販売実験の場合

定量仮説正解率

定性仮説正解率

社会人平均 26% 28%

大学生平均 19% 16%

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仮説正解率と利益額との相関係数:0.72正しい仮説を立てた受講生が多くの利益を獲得する

出典)藤川陽一 早稲田大学MBA研究論文 2003年

仮説の精度 2社内ベンチャーの場合

•  市場の仮説の精度は30%

– 競争商品の価格、市場規模、市場価格、参入企業、代替技術の出現、特許の状況など

•  解決策の仮説の精度は70%

– 開発人材、開発日程、開発資金、特許出願、特許公示など

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出典)総合コンサルテイングオアシス

仮説の精度 3野球の場合

– 好打者の打率は30%

– 好投手のミット率は70%

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不確実性に対処するための実験経営学

•  実験科学が科学の進展に貢献したように、「実験経営学」が経営学の進展に貢献できるはずである。

•  起業も“科学的方法論”で不確実性の高い環境に対応することができるはずである。

   「観察」「仮説」「検証」

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2.INTERNATIONALBUSINESSMODELCOMPETITION

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InternaMonalBusinessModelCompeMMon

QualifierCompe//onsfromASEAN

BoardofAdvisors

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HostUniversi/es

BusinessModelCompeMMon の 目標

•  85%の起業は数年以内に失敗する。

–  主な理由は「成功するために計画を立てている」。

•  IBMCは 世界 初で、 大の「仮説検証型の

CompeMMon」。

–  主要目標は、起業家人材の育成で、成功する起業家を輩出すること。

•  IBMCは起業プロセスを評価するCompeMMonで、

仮説の策定、顧客が本当にいるのかどうか、事業計画を流動的に変えていくかのプロセスを評価。

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BusinessModelCompeMMon は違う

•  BusinessIdeaContest と違う

–  アイデアの善し悪しを評価しない

•  BusinessPlanContest とも違う

–  詳細な財務諸表を評価しない

•  BusinessModelCompeMMon は仮説を検証

して起業に近づいているかのプロセスを評価する

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起業への進捗ステージアイデア ビジネス

アイデアビジネス

コンセプトビジネスモデル

ビジネスプラン

開発テーマ探索

開発初期 開発後期少機能モデル 製品開発 生産モデル

ビジネスアイデアコンテスト

ビジネスモデルコンペティション

ビジネスプランコンテスト

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コンテスト

選択肢

吐吝ー

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IBMC で 評価されるビジネスモデル

1. ビジネスモデルキャンバスを利用して、主要な仮説を明文化。

2. 重要な仮説は顧客や関係者に直接会って検証。

3. 仮説が間違っていたら、ビジネスモデルを直して、仮説検証を繰り返しながら、起業できるビジネスモデルを作成。

4. 検証済みのビジネスモデルを策定するプロセスが評価される。

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   起業の成功率を高める

•  仮説検証の方法は、ビジネスモデルの主要な仮説(ビジネスコンセプト)を検証し、早い段階で失敗した方が、終盤になって失敗するよりも、成功する可能性が高いという結果が出ている。

•  この仮説検証方法を利用することで、時間とお金の両方を節約し、起業の成功率を向上する。

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BMC審査基準

1.ビジネスモデルキャンバスなどのツールを利用しているか2.仮説を明文化したのか3.一番重要な仮説を明確にしたのか4.仮説検証の実施計画を作成したのか5.仮説検証を実施したのか6.仮説検証の実施方法は適性であったのか7.仮説検証の結果から何を学習したのか8.どのような根拠に基づいてビジネスモデルを変更したのか

9.ビジネスモデルは顧客の問題や社会の問題を解決しているか10.チームはこのビジネスモデルが有効性が認められているのか(売上、パートナーとの契約、購入契約)

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第6回 IBMC の開催

•  2016年4月29日と4月30日の2日間、アメリカのワシントン州レッドモンド市マクロソフト本社で開催

•  29の国から482大学、5113チームが予選ランドに参加。

•  決勝ランドのInternational BMCには、– 準々決勝:41チーム

– 準決勝:20チーム

– 決勝:5チーム

•  各国の予選ランドと決勝ランドの賞金の合計は、66万3千ドル。

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第6回International BMCの日程•  第1日目4月29日

–  9時~2時:Learn Startupについてのワークショップ。

–  4時~7時:各チームがメンターの前で発表練習とアドバイスを受けた。

•  第2日目4月30日

–  9時~11時30分:準々決勝(10分の発表と3分間の質疑応答)開催。

–  12時~1時:ランチと準決勝進出チームの発表されました。日本チームは残念ながら準々決勝で敗退。

–  3時~5時:準決勝(10分間の発表と5分間の質疑応答)開催。

–  5時30分~6時30分:夕食時に決勝選出チームの発表。

–  7時~8時30分:決勝 5チームによる決勝。決勝は10分間と 大8分間の質疑応答。

•  決勝審査員は、

–  Alex Osterwalder(Business Model Generationの著者)

–  Brant Cooper(The Lean Entrepreneurの著者)

–  Prof. Nathan Furr(The Innovator‘sMethodの著者)

–  Paul Ahistrom (シリアル起業家)

–  Tim Enger(起業家、投資家、起業支援家)

•  会場:ワシントン州Redmond市 Microsoft本社

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メンターセッション

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第6回IBMCの優勝と入賞チーム

•  優勝チームは、SwineTechチームで、University of Iowa農学部から子豚の死亡率を減らすための母豚の行動をセンシングするデバイスのビジネスモデル。賞金は3万ドル。

•  第2位は、WavioチームでBrigham Young Universityから、ヘッドホーン と 携帯電話を結びつけてハンドフリーで話せるスキーや自転車のスポーツマン用デバイスの開発モデル。賞金は2万ドル。

•  第3位は、Whisticチームで、Brigham Young Universityからで、リスクマネジメントのクラウド型プラットフォームを提案。賞金は1万ドル。

•  第4位には、メキシコのMonterrey Institute of Technologyからの提案で、車内の換気用のためのフィルターの製造ビジネスモデル。賞金は6千ドル。

•  第5位は、Tulane Universitryの医学部からのNisoltus Medical LLC チームで、褥瘡の予防システムの提案。賞金は5千ドル。

•  決勝大会の参加賞は2千ドル。

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THE OPPORTUNITY:子豚が、母豚に押しつぶされることで豚業界は損出をこうむっている

80 百万件 子豚の死224億ポンド 豚肉の損失89 億ドル 収益減77% の離乳前の子豚の死は母豚に押しつぶされることでおこる85%の子豚の死は誕生から5日間の間に起こている

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日本からの代表チーム

•  2014年 同志社大学チーム

– 「Bamboo Plaques」(騒音対策プロダクト)

•  2015年 京都大学チーム

– 腰痛ログからつくる未来

•  2016年:早稲田大学チーム

– Crickets for Fishmeal:

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CricketsasFishmeal

SeiyaAshikari,WasedaUniversityJumpeiHisano,SophiaUniversity

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メンタリングセッションでの助言

2016年4月29日

BYU Dr. Chad Carlos ビジネス面

1.  Food crisis から cricketまでは距離がありすぎる。Why crickets?

2.  データは多いがStoryが不十分。

3.  Food crisisはOKだがcricketが必要なapproachとは言えるのか

4.  Customer チェックが少ない

5.  Prototypeは?Working prototype, MVPを示すべき

6.  市場占有率10%というのはstrategy とは言えない。

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メンタリングセッションでの助言2016年4月29日

Univ. of Wisconsin, Dr. Mark Lange 技術面

1.Cricketに欠乏しているというDHAやlysinは入手可能なのか

2. なぜ Thailand なのか、労働コストだけを考えるなら意味をなさない

3. 技術的に強い点はどこか

4. 競争優位な立場にあるのか、競争優位はどのようにして築くのか

5. 技術保護や参入障壁を考えた場合、なぜ日本でやることを考えないのか

6. 生産技術はどうなっているのか

7. 生産装置の独自性は何か

8. ウシなどの家畜には適用できるのか

9. コアの技術は何か

10. 他社との競争はどう考えるのか

11. 国の補助はあるのか

12. UN_Reportが動機であればStoryとしてそれを語るのはOK

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ASEANやインドからのチームも善戦している

•  準決勝

–  Edemy (Royal University of Phnom Penh, Cambodia)

–  TOLKIDZ (University of Technology, Malaysia)

•  準々決勝

–  BeeTech (Brawijaya University, Indonesia)

–  LocKay (Brawijaya University, Indonesia)

–  Gamezop (Delhi University, India)

–  Soteria Solutions (Mumbai University, India)

–  Crickets as Fish Meal (Waseda University、日本)

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世界の高等教育の公認機関に在籍する全ての学生に開放。

開催年 チーム数 大学数 参加国数総賞金額(千ドル)

2011 45 6 2 0

2012 59 7 1 0

2013 1,383 143 10 357

2014 2,418 209 19 755

2015 3,832 276 15 644

2016 5,113 482 29 663

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3.JAPANBUSINESSMODELCOMPETITION

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JapanBusinessModelCompeMMon

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第3回 JBMC決勝ランド•  〈推薦ルート〉

–  ビジネスモデルワークショップ、EDGEプログラム、大学起業講座などの提携講座からの推薦

–  新潟ラウンド・北陸・東海ランドの優秀チーム

•  〈自薦ルート〉

–  応募書類提出による書類審査から選出

•  参加規模

–  チーム数  120以上

–  大学数 16

–  会社数 2

•  決勝ランド

–  準決勝 16チーム

–  決勝 10チーム

•  学生 優秀チーム International Business Model Competition に派遣

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第3回JBMC 決勝進出チーム•  開催日:2016年2月28日 会場:霞が関ビルディング「プラザホール」

•  決勝には10チームが進出。

•  第1位には「Establishing New Food Cycle System by Utilizing Insect Feed」の早稲田大学 葦苅晟矢さんが選ばれました。

•  「Establishing New Food Cycle System by Utilizing Insect Feed」  早稲田大学 第1位

•  「GOFITURE (Medical Tourism Platform)」大阪大学 第2位

•  「1tap diet(ワンタップダイエット)」九州大学 第3位

•  「Maternity Beacon」名古屋商科大学大学院 第4位

•  「New Found Experience」名古屋商科大学

•  「あったか ゆうげ -Homemade Food Delivery-」国士館大学

•  「FLEETANGLE -An Automated & Intelligent Fleet Management System」 長岡技術科学大学

•  「Challenged to Challengers」i-link-u (社会人)

•  「Super-Cooling」貯蔵技術を用いて野菜の流通革命を起こす ~高機能野菜をリーズナブルに届ける安定した流通システム~Vegetable delivery revolution by super-cooling preservation.」大阪府立大学

•  「電子マネーの残高表示ケース」産業技術大学院大学

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                                                                                                         主催大学・協賛企業・協力企業

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4.どのように準備したら世界に行かれるのか

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第4回JBMC•  ブロック別ビジネスモデル・コンペティション開催

–  中部・北陸・新潟 (2016年から)

–  近畿・九州・東北 (2017年から)

–  社会人チームの参加

–  北海道、関東・東京、中国・四国、

•  ビジネスモデルの事業化支援増強

–  サンプルの作成:浜野製作所・ヒルトップ

–  ビジネスモデルの事業化・商品化:アミダス

–  英語プレゼンテーション力の強化:GlobalInstaBiz

–  メンタリングを提供する

•  ビジネスモデルの策定ワークショップの開催

–  各ブロックの大学を中心に開催

•  2017年にはInternational Business Model Competition で準決勝に進む

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IBMC決勝へ

日時 イベント

2016年10月30日 JBMC新潟 特別セッション

2016年11月6日 JBMC新潟 エントリー締切

2017年11月27日 JBMC新潟 コンペティション

2017年1月30日(仮) JBMC 応募自薦・推薦締め切り

2017年2月6日(仮) JBMC 決勝ランド発表チーム

2017年2月25日26日(仮) JBMC 決勝ランド

2017年3月末 IBMC 自薦応募締め切り

2017年4月末 IBMC 決勝ランド (Harvard 大学予定)

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参加資格•  学生チーム

–  リーダー:大学生・大学院生・社会人大学院生–  メンバー:社会人もOK–  JBMC では3人の発表者に社会人も参加–  IBMC では、社会人は発表と質疑応答には参加できない

•  社会人チーム–  リーダー;社会人–  JBMCでは発表者に参加–  IBMCには社会人チームは参加できない。

•  会社は2016年の3月以前に登記した会社は参加できる。

•  2016年3月以前にVCから資金援助を受けた会社は参加できない。

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起業へのステップ

1.  問題と解決策が適合しているか--頭脳と時間と体力を使うだけの意味のある問題かどうかを先ず考える

1.  顧客が必要としているか2.  顧客が金を払うのか3.  問題を解決することができるか

2.  商品と市場が適合しているか– 考えついた解決策は顧客がのぞんでいるものか

1.  MVPに興味を示しているのか

3.  スケールを大きくすることができるか– 成長する可能性があるのか

Reference:RunningLeanbyAshMaurya 2015

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ビジネスモデルの自己評価

•  魅力がある事業か

– 顧客の悩んでいる問題は具体的になっているのか

– 本当に購入しているのか

– 市場の規模は大きいのか

– 事業として利益が出るのか

•  適社性があるのか

– 販売体制やマーケティング体制を準備できるのか

– 技術的に完成できるのかどうか

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BusinessModelCanvasビジネスモデルを策定するということは、

9要素について仮説を策定することである

KeyPartners

KeyAc/vi/es ValueProposi/ons

CustomerRela/onship

MarketSegment

KeyResources

Chanel

CostStructure RevenueStream

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16/07/11 (C) JBMC 大江 建 45

Source: LeslySoussanFeb.27,2012

Nespresso‘s business model canvas

検証できる仮説を策定する

•  検証できない仮説は漠然としている– 「高級腕時計を所有している男性が機能的ビジネ

ス時計を購入する」

– 「マラソンランナーは食欲減退に悩んでいる」

– 「掃除ロボットは次の家電の中心になる」

•  検証できる仮説は具体化している– 「GPSデジタル時計は海外出張で色々な国に行く

ビジネスマンが購入する」

– 「年に2回以上フルマラソンに出るランナーの50%は食欲減退に悩んでいる」

– 「掃除ロボットは

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仮説検証を二つにわけて進捗する

•  実験を推進するためのチーム作り– 問題チーム

•  顧客にインタビューして困っている問題を明確化する

•  小機能モデルを顧客に見せて問題を解決しているかを明確にする

– 解決チーム•  小機能モデルを作成する

•  仕様テストを行う

•  一人ですべて行うのは難しい

Reference: RunningLeanbyAshMaurya 201516/07/11 (C)JBMC大江 建 47

参考資料

h.p://japan-bmc.com/ h.p://www.businessmodelcompeMMon.com/

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ぜひJBMC新潟に応募してください。

 大江 建

[email protected]

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