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CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015 09 23 最終更新:2016 05 18 シスコシステムズ合同会社 107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー http://www.cisco.com/jp お問い合わせ先:シスコ コンタクトセンター 0120-092-255 (フリーコール、携帯・PHS含む) 電話受付時間:平日 10:0012:0013:0017:00 http://www.cisco.com/jp/go/contactcenter/

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CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)初版2015年 09月 23日

最終更新2016年 05月 18日

シスコシステムズ合同会社107-6227 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワーhttpwwwciscocomjpお問い合わせ先シスココンタクトセンター

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しては日本語版掲載時点で英語版にアップデートがありリンク先のページが移動変更されている場合がありますことをご了承くださいあくまでも参考和訳となりますので正式な内容

については米国サイトのドキュメントを参照くださいまた契約等の記述については弊社販

売パートナーまたは弊社担当者にご確認ください

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目次

展開のオプション 1

CMR Cloudについて 1

例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3

セキュリティオプション 4

最小要件と推奨 5

システム要件 5

ネットワークインフラストラクチャ 7

ビデオ端末 8

Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10

サポート環境 11

クライアントサポート 11

H323モード 11

展開の作業 13

展開のための操作の流れ 13

WebEx Cloudのポート範囲を開く 15

DNSゾーンと検索ルールの設定 15

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 18

ビデオコールバックトラフィックのルーティング 20

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCPタイムアウトを変更する 21

プレゼンテーション共有に BFCPを有効にする 22

SIPトランクの設定 23

ルートパターンの追加 24

帯域幅コントロールの設定 24

ビデオダイヤル文字列を簡単にする 25

サイト管理設定の構成 26

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) iii

Microsoft Skype for Business (または Lync)相互運用の設定 26

CA信頼証明書での展開 27

証明書の署名リクエストの生成 29

署名入り SSLサーバー証明書のインストール 29

Cisco Expressway-E上の信頼 CAリストの設定 29

サービスの検証 30

CMR Cloudミーティング 33

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33

TSP音声について 33

One Button to Pushの設定 35

One Button to Push 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36

前提条件 36

展開のベストプラクティス 36

Cisco TMSXEのスケジューリングオプション 37

Cisco TMSXEに One Button to Pushを設定する 37

Booking Serviceのインストール 37

IISで HTTPSを設定する 37

サーバー証明書の設定 38

IIS 7の CSRの生成 (Windows Server 2008) 38

IIS 7で公開 ROOT証明書のインストール (Windows Server 2008) 39

中間 CA証明書のインストール 39

SSLサーバー証明書のインストール 40

Outlookで TelePresence会議室のロケーションを設定する 40

Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41

既存のメールボックスの再利用 41

Exchange 2007メールボックスの設定 41

Exchange 2010メールボックスの設定 43

トラブルシューティング 47

TSP音声問題のトラブルシューティング 48

ウィンドウの重なり 48

バージョン間の互換性 49

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)iv

目次

第 1 章

展開のオプション

bull CMR Cloudについて 1 ページ

bull 例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3 ページ

bull セキュリティオプション 4 ページ

CMR Cloud について参加者はCMRCloudウェブアプリケーション電話ビデオ端末からWebExミーティングに参加できますビデオ端末はWebExクラウドからおよびへのすべてのメディア (メインビデオコンテンツおよび音声)をネゴシエートしますこのメディアは SIPまたは H323 (SIPを推奨)を使ってネゴシエートされる IPを介してフローしますコール制御およびファイアウォールトラバーサルに Cisco TelePresenceインフラストラクチャが必要な場合がありますが必須というわけではありません

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audio)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みの TSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含む音声に関する詳細はWebExCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 1

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 2: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

【注意】シスコ製品をご使用になる前に安全上の注意( wwwciscocomjpgosafety_warning )をご確認ください本書は米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳ですリンク情報につきま

しては日本語版掲載時点で英語版にアップデートがありリンク先のページが移動変更されている場合がありますことをご了承くださいあくまでも参考和訳となりますので正式な内容

については米国サイトのドキュメントを参照くださいまた契約等の記述については弊社販

売パートナーまたは弊社担当者にご確認ください

copy 2016 Cisco Systems Inc All rights reserved

目次

展開のオプション 1

CMR Cloudについて 1

例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3

セキュリティオプション 4

最小要件と推奨 5

システム要件 5

ネットワークインフラストラクチャ 7

ビデオ端末 8

Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10

サポート環境 11

クライアントサポート 11

H323モード 11

展開の作業 13

展開のための操作の流れ 13

WebEx Cloudのポート範囲を開く 15

DNSゾーンと検索ルールの設定 15

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 18

ビデオコールバックトラフィックのルーティング 20

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCPタイムアウトを変更する 21

プレゼンテーション共有に BFCPを有効にする 22

SIPトランクの設定 23

ルートパターンの追加 24

帯域幅コントロールの設定 24

ビデオダイヤル文字列を簡単にする 25

サイト管理設定の構成 26

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) iii

Microsoft Skype for Business (または Lync)相互運用の設定 26

CA信頼証明書での展開 27

証明書の署名リクエストの生成 29

署名入り SSLサーバー証明書のインストール 29

Cisco Expressway-E上の信頼 CAリストの設定 29

サービスの検証 30

CMR Cloudミーティング 33

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33

TSP音声について 33

One Button to Pushの設定 35

One Button to Push 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36

前提条件 36

展開のベストプラクティス 36

Cisco TMSXEのスケジューリングオプション 37

Cisco TMSXEに One Button to Pushを設定する 37

Booking Serviceのインストール 37

IISで HTTPSを設定する 37

サーバー証明書の設定 38

IIS 7の CSRの生成 (Windows Server 2008) 38

IIS 7で公開 ROOT証明書のインストール (Windows Server 2008) 39

中間 CA証明書のインストール 39

SSLサーバー証明書のインストール 40

Outlookで TelePresence会議室のロケーションを設定する 40

Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41

既存のメールボックスの再利用 41

Exchange 2007メールボックスの設定 41

Exchange 2010メールボックスの設定 43

トラブルシューティング 47

TSP音声問題のトラブルシューティング 48

ウィンドウの重なり 48

バージョン間の互換性 49

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)iv

目次

第 1 章

展開のオプション

bull CMR Cloudについて 1 ページ

bull 例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3 ページ

bull セキュリティオプション 4 ページ

CMR Cloud について参加者はCMRCloudウェブアプリケーション電話ビデオ端末からWebExミーティングに参加できますビデオ端末はWebExクラウドからおよびへのすべてのメディア (メインビデオコンテンツおよび音声)をネゴシエートしますこのメディアは SIPまたは H323 (SIPを推奨)を使ってネゴシエートされる IPを介してフローしますコール制御およびファイアウォールトラバーサルに Cisco TelePresenceインフラストラクチャが必要な場合がありますが必須というわけではありません

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audio)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みの TSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含む音声に関する詳細はWebExCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 1

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 3: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

目次

展開のオプション 1

CMR Cloudについて 1

例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2

例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3

セキュリティオプション 4

最小要件と推奨 5

システム要件 5

ネットワークインフラストラクチャ 7

ビデオ端末 8

Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10

サポート環境 11

クライアントサポート 11

H323モード 11

展開の作業 13

展開のための操作の流れ 13

WebEx Cloudのポート範囲を開く 15

DNSゾーンと検索ルールの設定 15

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 18

ビデオコールバックトラフィックのルーティング 20

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCPタイムアウトを変更する 21

プレゼンテーション共有に BFCPを有効にする 22

SIPトランクの設定 23

ルートパターンの追加 24

帯域幅コントロールの設定 24

ビデオダイヤル文字列を簡単にする 25

サイト管理設定の構成 26

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) iii

Microsoft Skype for Business (または Lync)相互運用の設定 26

CA信頼証明書での展開 27

証明書の署名リクエストの生成 29

署名入り SSLサーバー証明書のインストール 29

Cisco Expressway-E上の信頼 CAリストの設定 29

サービスの検証 30

CMR Cloudミーティング 33

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33

TSP音声について 33

One Button to Pushの設定 35

One Button to Push 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36

前提条件 36

展開のベストプラクティス 36

Cisco TMSXEのスケジューリングオプション 37

Cisco TMSXEに One Button to Pushを設定する 37

Booking Serviceのインストール 37

IISで HTTPSを設定する 37

サーバー証明書の設定 38

IIS 7の CSRの生成 (Windows Server 2008) 38

IIS 7で公開 ROOT証明書のインストール (Windows Server 2008) 39

中間 CA証明書のインストール 39

SSLサーバー証明書のインストール 40

Outlookで TelePresence会議室のロケーションを設定する 40

Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41

既存のメールボックスの再利用 41

Exchange 2007メールボックスの設定 41

Exchange 2010メールボックスの設定 43

トラブルシューティング 47

TSP音声問題のトラブルシューティング 48

ウィンドウの重なり 48

バージョン間の互換性 49

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)iv

目次

第 1 章

展開のオプション

bull CMR Cloudについて 1 ページ

bull 例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3 ページ

bull セキュリティオプション 4 ページ

CMR Cloud について参加者はCMRCloudウェブアプリケーション電話ビデオ端末からWebExミーティングに参加できますビデオ端末はWebExクラウドからおよびへのすべてのメディア (メインビデオコンテンツおよび音声)をネゴシエートしますこのメディアは SIPまたは H323 (SIPを推奨)を使ってネゴシエートされる IPを介してフローしますコール制御およびファイアウォールトラバーサルに Cisco TelePresenceインフラストラクチャが必要な場合がありますが必須というわけではありません

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audio)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みの TSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含む音声に関する詳細はWebExCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 1

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 4: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

Microsoft Skype for Business (または Lync)相互運用の設定 26

CA信頼証明書での展開 27

証明書の署名リクエストの生成 29

署名入り SSLサーバー証明書のインストール 29

Cisco Expressway-E上の信頼 CAリストの設定 29

サービスの検証 30

CMR Cloudミーティング 33

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33

TSP音声について 33

One Button to Pushの設定 35

One Button to Push 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36

前提条件 36

展開のベストプラクティス 36

Cisco TMSXEのスケジューリングオプション 37

Cisco TMSXEに One Button to Pushを設定する 37

Booking Serviceのインストール 37

IISで HTTPSを設定する 37

サーバー証明書の設定 38

IIS 7の CSRの生成 (Windows Server 2008) 38

IIS 7で公開 ROOT証明書のインストール (Windows Server 2008) 39

中間 CA証明書のインストール 39

SSLサーバー証明書のインストール 40

Outlookで TelePresence会議室のロケーションを設定する 40

Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41

既存のメールボックスの再利用 41

Exchange 2007メールボックスの設定 41

Exchange 2010メールボックスの設定 43

トラブルシューティング 47

TSP音声問題のトラブルシューティング 48

ウィンドウの重なり 48

バージョン間の互換性 49

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)iv

目次

第 1 章

展開のオプション

bull CMR Cloudについて 1 ページ

bull 例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3 ページ

bull セキュリティオプション 4 ページ

CMR Cloud について参加者はCMRCloudウェブアプリケーション電話ビデオ端末からWebExミーティングに参加できますビデオ端末はWebExクラウドからおよびへのすべてのメディア (メインビデオコンテンツおよび音声)をネゴシエートしますこのメディアは SIPまたは H323 (SIPを推奨)を使ってネゴシエートされる IPを介してフローしますコール制御およびファイアウォールトラバーサルに Cisco TelePresenceインフラストラクチャが必要な場合がありますが必須というわけではありません

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audio)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みの TSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含む音声に関する詳細はWebExCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 1

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 5: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

第 1 章

展開のオプション

bull CMR Cloudについて 1 ページ

bull 例SIPサイトと Ciscoインフラストラクチャ 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync) 2 ページ

bull 例SIPおよびMicrosoft Skype for Business (または Lync)のサイト統合 3 ページ

bull セキュリティオプション 4 ページ

CMR Cloud について参加者はCMRCloudウェブアプリケーション電話ビデオ端末からWebExミーティングに参加できますビデオ端末はWebExクラウドからおよびへのすべてのメディア (メインビデオコンテンツおよび音声)をネゴシエートしますこのメディアは SIPまたは H323 (SIPを推奨)を使ってネゴシエートされる IPを介してフローしますコール制御およびファイアウォールトラバーサルに Cisco TelePresenceインフラストラクチャが必要な場合がありますが必須というわけではありません

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audio)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みの TSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含む音声に関する詳細はWebExCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 1

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 6: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャこの例ではエンタープライズビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerが登録されていますCisco Expressway-Cを使えばセキュアな通話とファイアウォールトラバーサルに CiscoExpressway-Eが使用されます

図 1Cisco Unified Communications Managerを使った SIP サイト

Cisco TelePresenceインフラストラクチャへのその他の展開には次が含まれます

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway

ビデオ端末は Cisco VCS Expresswayに登録されます (Cisco Unified Communications Managerではありません)

bull Cisco VCS Expresswayおよび Cisco VCS Expressway (Cisco Unified Communications Manager含む)

ビデオは Cisco VCS Expresswayおよび Cisco Unified Communications Managerに登録されます(上記の 2つの方法の組み合わせです)

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)Microsoft Skype for Businessの旧名称はMicrosoft LyncですこのドキュメントではSkype for Businessについて記述しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)2

展開のオプション

例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 7: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

この例で出席者は2つの異なる展開からCMRCloudミーティングに参加します顧客AはCiscoインフラストラクチャで SIPを使用していますさらにコールコントロールに Cisco UnifiedCommunications ManagerとファイアウォールNATトラバーサルに Cisco Expresswayも使用しています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません顧客 Cの Skype forBusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

図 2SIP および Microsoft Skype for Business サイト

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

この例では顧客AにはCisco SIPインフラストラクチャとビデオ端末そして Skype for Businessが展開されています顧客 Cには Ciscoインフラストラクチャ設備が展開されていません

サイトで Skype for Businessと Cisco SIPクライアントが統合されている場合 (顧客 Aに該当)次のガイドラインが適用されます

bullサイトで Skype for Business Edgeと Expressway-E Edgeの両方が使用されている必要があります

bull WebEx Cloud宛の Skype for Businessのトラフィックは Expressway-C Lyncゲートウェイを最初に通してルーティングすることはできません

この例で顧客 Aの Skype for BusinessサーバーはExpressway-C Lyncゲートウェイを通して videocustomerAcomへのトラフィックをルーティングしますしかしwebexcomへの直接なルーティングは Lync Edgeで弾かれます

図 3SIPSkype for Business サイトと Microsoft Skype for Business サイト

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 3

展開のオプション

例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 8: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

セキュリティオプションSIP通話ではCMRCloudはあらゆる証明書タイプ署名メディアの組み合わせに対応します次の表を参照してください

メディア署名証明書

bull sRTP

bull RTP

bull TLS

bull TCP

bull CA署名入りの証明書

bull自己署名入りの証明書

既定では Cisco Expressway (または Cisco VCS)は自己署名入りの証明書を使用します各 SIP通話ではTCPへのフォールバックによる TLS署名を試みますsRTPでは RTPへのフォールバックによる署名を試みます

H323通話ではCMR Cloudは安全ではない H225H245署名および H235メディア暗号化に対応します

Skype for BusinessではCMR Cloudは署名では TSLに対応メディアでは sRTPに対応します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)4

展開のオプション

セキュリティオプション

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 9: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

第 2 章

最小要件と推奨

bull システム要件 5 ページ

bull ネットワークインフラストラクチャ 7 ページ

bull ビデオ端末 8 ページ

bull Microsoft Skype for Business (または Lync)の相互運用 10 ページ

bull H323モード 11 ページ

システム要件

表 1CMR Cloud展開の最小要件

説明要件

Cisco WebEx Training CenterサイトがWBS29以降が展開されている必要があります

Cisco WebEx Training Center

WebExはWebExアプリケーションユーザーおよび電話参加者に複数の音声オプションを提供

しますCMR Cloudで利用できるオプションはWebEx音声 (Cloud Connected Audioを含む)および TSP音声ですCMR HybridCMR Cloudとの互換性があることを確認してください

検証済みのTSP音声プロバイダパートナーの最新リストを含むWebEx音声に関する詳細はCiscoアカウントマネージャに問い合わせてください

音声

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 5

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 10: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

説明要件

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイア

ウォールのポート範囲が次の要件を満たしてい

ることを確認してください

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 50605061および 5065です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのインバウンドH323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドメディアトラフィックのRTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx CloudからのアウトバウンドSIPシグナルトラフィックのポートは 5060 - 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックのTCPポートは 1720と 15000 - 19999です

WebEx Cloudおよび地域によって使用される IPアドレスは次を参照してください

httpskbwebexcomWBX264

ネットワークアクセス

必要なネットワーク帯域幅の容量は各ビデオ

端末で提供したいビデオ品質とプレゼンテー

ションデータにより異なります

十分な画質を確保するには少なくとも 15Mbpsフレームレートが必要です一部のビデオ端末ではさらに高いフレームレートで提供で

きますが低いレートで提供することも可能で

すこれは端末により異なります

ネットワーク帯域幅

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)6

最小要件と推奨

システム要件

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 11: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

説明要件

送信ゲートウェイは次のDSCPマーキングに対応している必要があります

bullビデオトラフィックが RFC 2597使用でDSCP AF41でマーキングされる

bullビデオトラフィックが RFC 3246使用でDSCP EFでマーキングされる

サービス品質

ネットワークインフラストラクチャ標準的なビデオ端末のコールコントロールシステムをこの展開ではモバイルとリモートのア

クセスを提供するファイアウォールトラバーサル端末を加えることも可能です

次の表ではこれらの機能を提供する推奨バージョンの Cisco製品を記載していますこれらのコンポーネントは必要ありません

表 2CMR Cloud展開で推奨されるネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Unified CommunicationsManager (テスト済みリリース105 91(2)および 91(1)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

コントロールコントロール端末登録

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 7

最小要件と推奨

ネットワークインフラストラクチャ

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 12: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

Cisco の推奨オプションコンポネント

bull Cisco Expressway-Cおよび CiscoExpressway-E (テスト済みリリースX86X81)

bull Cisco VCS Controlおよび CiscoVCS Expressway (テスト済みリリースX86X81)

最小要件バージョンは X86です既定の SIP TCPタイムアウトを CMR Cloudの展開タスクに合わせて減らすことをお薦めし

ますX86より前のバージョンではプライマリのWebExコール宛先に到達できない場合に

発呼者にかなりの遅延が発生し

ますこれはCiscoExpresswayCisco VCSがバックアップ宛先に到達するまでの間

DNS SRVレコードで交互にプライマリのコール宛への接続を試

みるために発生しますこれら

のバージョンでは接続試行ごと

に 10秒の SIP TCPタイムアウトが設けられています

(注)

ファイアウォールトラバーサルモバイルとリ

モートのアクセス

ビデオ端末次の表示では各タイプの端末における一般的な要件と問題について記載しています

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)8

最小要件と推奨

ビデオ端末

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 13: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

表 3CMR Cloud展開のビデオ端末の要件

要件端末クライアントのタイプ

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

Binary Floor Control Protocol (BFCP)のネゴシエーションを実行できる必要がありま

すBFCPがない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネルに埋め込

まれます

bull 3つ以上のスクリーンに接続されている端末では端末がWebExクラウサービスとの TelePresence Interoperability Protocol(TIP)のネゴシエーションを実行できる必要があります

CMR Cloudはスタンドアローンモードで構成されている

SIPエンドポイントには対応していません

(注)

SIP

bull H323端末は URIダイヤル (Annex O)を使ってWebExクラウドにコールインする必要がありますURIダイヤルの設定についてはベンダーが提供するドキュメント

を参照してください

bull参加者が共有コンテンツを見せたり見たりするには端末がクラウドサービスとの

H239のネゴシエーションを実行できる必要がありますH239がない場合コンテンツが共有できずメインビデオチャンネ

ルに埋め込まれます

bullマルチスクリーンには対応していません

H323

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 9

最小要件と推奨

ビデオ端末

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 14: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

要件端末クライアントのタイプ

bull次のビデオコード (および解像度)をサポートしている Skype for Businessクライアントは CMR Cloudミーティングに参加できます

H264-UC (720p30)

H263 (CIF)

bull Skype for Businessユーザーは Lync固有のURIでダイヤルする必要があります形式はltmeetingIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(for example123456789customer-alyncwebexcom)または ltuserIDgtltsitenamegtlyncwebexcom(例jdoecustomer-alyncwebexcom)です

bullミーティングを開始するにはSkype forBusinessユーザーは主催者としてWebExアプリケーションに Skype for Businessクライアントに参加する前にサインインす

る必要があります同様に主催者がミー

ティングを開始する前に参加するにはこ

れらのユーザーはWebExアプリケーションを使用する必要があります

bull Skype for Businessクライアントは他のWebExおよびビデオ参加者によって共有されるコンテンツを表示することができま

すしかしリモートデスクトップのプロ

トコルが対応していないためこれらのク

ライアントはコンテン共有を実行できませ

Microsoft Skype for Business

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用Microsoft Skype for Businessの制限付きのサポートはサービス機能として提供されます次のセクションで説明しますWebExはこの機能を事前通知なしにいつでも無効にすることができますWebExテクニカルサポートはSkype for Businessを使って CMRCloudミーティングに参加する顧客には制限付きのサポートを提供します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)10

最小要件と推奨

Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 15: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

モバイル端末のサポートにはいくつかの機能制限があります(注)

サポート環境

bull Lync 2013

bull Lync 2010

bull Skype for Business 2015

bull Office 365

クライアントサポート

Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

H323 モードCMR Cloudは H323に対応しますしかしSIPにはより安全な署名容量の大きいクラウドなどより豊富で高度な機能が備わっていますH323モードをオフにしてCiscoExpressway (またはCiscoVCS)をオンにすることをお薦めしますH323モードをオフにすることでCiscoExpresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 11

最小要件と推奨

サポート環境

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 16: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)12

最小要件と推奨

H323 モード

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 17: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

第 3 章

展開の作業

bull 展開のための操作の流れ 13 ページ

展開のための操作の流れ

はじめる前に

CMR Cloudの注文が完了するとCisco WebExサイトのアクセス詳細情報 (URLおよびサイト管理アカウント)を受け取ります

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-ECisco VCS Expresswayその他のエッジトラバーサル端末とファイアウォールのポー

ト範囲を指定します

WebEx Cloudのポート範囲を開く (15ページ)

ステップ 1

TLSおよび sRTPをフォールバックシナリオで使用する場合DNSゾーンと検索ルールを設定します(推奨)

DNSゾーンと検索ルールの設定 (15ページ)

ステップ 2

コールを安全にするためCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)の Traversal Clientゾーンと

トラバーサルサーバークライアントペアの設定 (18ページ)

ステップ 3

検索ルールさらにCiscoExpressway-E (またはCiscoVCS Expressway)の Traversal Serverゾーンの設定を行います

ビデオコールバックでは Cisco Expressway-CおよびCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expresswayお

ビデオコールバックトラ

フィックのルーティング (20ページ)

ステップ 4

よびCiscoVCSExpressway)でユーザーのビデオ端末へのWebExダイヤルアウトのためのルーティングのための検索ルールを設定します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 13

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 18: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway Cisco VCS (X86)の SIP TCPタイムアウトの値を展開に合う最小値に設定します

Cisco Expressway-Eの既定のSIP TCPタイムアウトを変更する (21ページ)

ステップ 5

BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCS

プレゼンテーション共有に

BFCPを有効にする (22ページ)

ステップ 6

Expresswayで)およびCisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (またはCisco VCS Expressway)へのランキング (Cisco Unified

SIPトランクの設定 (23ページ)

ステップ 7

CommunicationsManager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらに Cisco VCS Expresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

webexcom用にCisco Unified CommunicationsManagerで SIPルートパターンを追加します

ルートパターンの追加 (24ページ)

ステップ 8

Cisco Unified Communications ManagerおよびCiscoExpresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

帯域幅コントロールの設定(24ページ)

ステップ 9

パターン置換を使って社内の SIPおよび H323ビデオ端末のダイヤル文字列を簡素化します

ビデオダイヤル文字列を簡単

にする (25ページ)ステップ 10

WebExサイト全体と CMR Cloudの各ユーザーの設定を構成します

サイト管理設定の構成 (26ページ)

ステップ 11

Lyncユーザーが CMR Cloudミーティングに参加することを許可します

Microsoft Skype for Business(または Lync)相互運用の設定 (26ページ)

ステップ 12

CA信頼証明書を使ってWebExクラウドへの安全なコールを有効にするにはこのセクションに記載さ

CA信頼証明書での展開 (27ページ)

ステップ 13

れている操作を実行しますこれらの操作には

Cisco Expresswayシリーズ (Cisco Expressway-Cおよび Cisco Expressway-E)または Cisco VCS (Cisco VCSExpresswayおよび Cisco VCS Expressway)が必要です他のベンダーで似たような操作を行うにはベ

ンダーのドキュメントを参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)14

展開の作業

展開のための操作の流れ

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 19: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

目的コマンドまたはアクション

テストを行いあなたの展開のCMRCloudサービスが正常に機能していることを確認してください

サービスの検証 (30ページ)

ステップ 14

WebEx Cloud のポート範囲を開くこの手順を行うことでCisco Expressway-ECisco VCS Expresswayまたはその他のエッジトラバーサル端末およびファイアウォールの設定に必要なポート範囲を指定します手順の詳細につ

いてはCisco Expressway Administrator GuideおよびCisco VCSAdministrator Guideを参照してください

手順

管理インタフェースを使用して次のポート範囲で端末を設定します

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのインバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060および 5061です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのインバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

bull UDP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンドメディアトラフィックの RTRポート範囲は 36000 ndash 59999です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド SIPシグナルトラフィックのポートは 5060- 5070です

bull TCP経由でのWebEx Cloudからのアウトバウンド H323シグナルトラフィックの TCPポートは 1720と 15000 - 19999です

DNS ゾーンと検索ルールの設定Cisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)上の既定の DNSゾーン設定を使ってWebExクラウドへのコールのルーティングを指定します既定設定ではCiscoExpresswayの試行によるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォー

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 15

展開の作業

WebEx Cloud のポート範囲を開く

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 20: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

ルバック含む)が実行されますしかしながらTLSおよび sRTPの使用を求める場合は次のゾーン設定を推奨します

図 4暗号化で推奨される DNS ゾーンの設定

はじめる前に

この作業ではH323モードをオフにすることをお薦めしますこうすることでCisco Expresswayは H323エンドポイントの SIPへのトラフィックに相互作用しSIPを送信してWebExクラウドに招き入れます

手順

ステップ 1 次の表を参照して Cisco Expressway-E上の DNSゾーンを設定してください設定は使用される証明書のタイプおよび H323モードのオンオフの状態によって異なります

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

On (既定)または Off (推奨)On (既定)または Off (推奨)H323 Mode

Auto (既定)Auto (既定)SIPメディア暗号化モード

OffOnTLS Verify mode

適用外sipwebexcom

EFTまたは gowebexcomなどのCiscoのBTSテストサイトへの安全なコールにはTLSverify subject namesipbtswebexcomで追加のDNS送信ゾーンを作成します

TLS verify subject name field

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Defaultまたは Custom (H323Modeが Offの場合に必要)

Advanced zone profile

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)16

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 21: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

自己署名の証明書使用の場合の

サードパーティ CA 署名の証明書使用の場合の値

ゾーン構成の設定

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Off (既定)または On (H323Modeが Offの場合に必要)

Automatically respond toSIP searches

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

Off (Advanced zone profileがCustomに指定されている場合に必要)

SIP SDP attribute line limit mode

ステップ 2 下記の属性でWebExドメイン (Cisco Expressway-E上の)に検索ルールを作成します

Expressway-E の値検索ルール設定

既存の DNSゾーンに検索ルールより小さい数値を使用します

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltWebExクラウドへのコールのルーティングに使用される DNSゾーンgt

Target

EnabledState

詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 17

展開の作業

DNS ゾーンと検索ルールの設定

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 22: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

トラバーサルサーバークライアントペアの設定Cisco Expresswayによるベストエフォート TLS (TCPへのフォールバック含む)および sRTPメディア暗号化 (RTPへのフォールバック含む)に満足している場合このタスクをスキップしてくださいこの場合事前のタスクの DNSゾーン設定で十分です

安全なコールで推奨されるゾーン設定はCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)上のトラバーサルクライアントゾーンおよび Cisco Expressway-E (および Cisco VCS Expressway)トラバーサルゾーンと DNSを使用しますあなたの設定で一つ以上のトラバーサルクライアントトラバーサルサーバーのゾーンペアがある場合はこれらのゾーンを使用できますしかしWebExクラウド用に新しいペアを追加することをお薦めします

図 5暗号化で推奨されるトラバーサルゾーンペアの設定

この処理での作業

bull Cisco Expressway-Cでトラバーサルクライアントゾーンにメディア暗号化ポリシーを適用しますそしてこのゾーン宛のアウトバウンドのWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールを作成します

bull Cisco Expressway-Eで DNSゾーンの TLS検証モードを設定します(このゾーン宛のアウトバウンドWebExドメインコールのルーティングのための検索ルールは事前のタスクで設定されています)

二つの理由によりこの設定を推奨します

bull Cisco Expressway-Eでの不必要な B2BUAの使用を排除します

bullファイアウォールを通るすべてのトラフィックを暗号化することで誰かがあなたの DMZにアクセスしてもトラフィックをスニッフィングすることはできません

手順

ステップ 1 次の表を参考にしてトラバーサルクライアントとトラバーサルサーバーゾーンを設定してくださ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)18

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 23: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

トラバーサルサーバーゾーンの

値 (Cisco Expressway-E)トラバーサルクライアントゾー

ンの値 (Cisco Expressway-C)ゾーン構成の設定

Off (推奨)または On (既定)Off (推奨)または On (既定)H323 Mode

AutoForce Encryptedまたは BestEffort (H323ModeがOnが指定されている場合に必要です)

SIPメディア暗号化モード

ステップ 2 下記の属性で Cisco Expressway-Cの検索ルールを作成します

Expressway-C の値検索ルール設定

webexcomドメインに一致する検索ルールより小さい数値を使用します(既定のドメインパターン文字列)

Priority

AnyProtocol

lt管理により指定gt既定AnySource

Alias Pattern MatchMode

RegexPattern Type

()()(webexcom)Pattern String

ReplacePattern Behavior

123Replace String

StopOn Successful Match

ltトラバーサルクライアントゾーンgtTarget

EnabledState

ゾーンおよび検索ルールについての詳細情報は管理ガイドの「ルーティング設定」の章を参照

してください

bull Cisco Expresswayの基本設定での展開ガイド

bull Cisco VCS基本設定 (Expresswayのコントロール)展開ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 19

展開の作業

トラバーサルサーバークライアントペアの設定

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 24: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

WebExユーザーはユーザーのビデオエンドポイントがクラウドからの直接のコールを着信するビデオコールバックを選択することでより簡単にビデオに参加できますこの機能をユーザーに

対して有効にするとExpressway-Eでの検索ルールおよび Expressway-Cがユーザーの地域のCisco Unified Communications Managerクラスター宛のコールをルーティングするための検索ルールを作成する必要があります

手順

ステップ 1 [Configuration gt Dial Plan gt Search rules]の順に移動して[New]を選択します両方のシステムでルールを作成する必要があります方法は同じですがルールの値は異なりま

ステップ 2 検索ルールを次のように構成しますCisco Expressway-ECisco Expressway-C

「WebExからの Expressway-Cの SIPコールバック」など

「WebExからの内部コールコントロールへのSIPコールバック」など

Rule name

「WebExオリジナル URLに一致する不必要なパラメータの

ストライプトラバーサルゾー

ンのルーティング」など

「トラバーサルゾーンからユー

ザー地域のクラスターへのコー

ルのルーティング」など

Description

100100Priority

SIPSIPProtocol

名前名前Source

既定ゾーン

(すべてのコールが社外ネットワークからの場合)

トラバーサルクライアントゾー

ン lt管理により指定の名前gtSource

Request must be authenticated

エイリアスパターンの一致エイリアスパターンの一致Mode

RegexRegexPattern type

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)20

展開の作業

ビデオコールバックトラフィックのルーティング

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 25: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

Cisco Expressway-ECisco Expressway-C

()(examplecom)transport=[tlscp]3

重要このパターンではあらゆる

文字列に一致してしまいます

あなたのユーザー名に合わせて

より具体的な文字列を作成して

ください

examplecomPattern string

置換退出Pattern behavior

12

usernameFQDN部分のみを残しトランスポートその他の

属性および末尾の文字を取り除

きます

該当なしReplace string

停止停止On successful match

トラバーサルサーバーゾーン

lt管理により指定の名前gtlt管理により指定gtCiscoUnified CommunicationsManagerへの近接ゾーンを選択します

Target

有効済み有効済みState

ステップ 3 [Create search rule]を選択します

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更するCisco Expressway Cisco VCSバージョン X86から SIP TCPタイムアウト値は設定可能になりました既定値は10秒ですタイムアウトの値はあなたの展開に適した最も小さい値を指定することを推奨しますお使いのネットワークで (例えば衛生通信ビデオ)など極端な遅延が発生しないかぎりはほとんどにおいて 1秒の値が適切です

SIP TCPタイムアウト値を設定するには

手順

ステップ 1 コマンドラインのインタフェースにアクセスします (ウェブインタフェースからこの設定を指定することはできません)

ステップ 2 次のコマンドを入力し必要なタイムアウトの値で「n」を置換します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 21

展開の作業

Cisco Expressway-Eの既定の SIP TCP タイムアウトを変更する

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 26: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeoutn

例xConfiguration SIP Advanced SipTcpConnectTimeout1

タイムアウトの値を減らすことはオプション指定ですしかし Cisco Expressway-E (または CiscoVCS Expressway)がプライマリWebExデータセンター到達の試みでタイムアウトするイベントでパフォーマンスの改善となります

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にするこの処理によりプレゼンテーション共有を有効にするための近接ゾーンまたは SIPプロファイルの構成が必要な BFCP設定を指定します設定ゾーンのプロファイルおよび SIPプロファイルに関する詳細は次のドキュメントを参照してください

bull Cisco Expresswayおよび SIPトランク経由の CUCMの展開ガイド (Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull CiscoVCSおよびCUCMの展開ガイド (CiscoVCSのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

BFCPサポートは Cisco Unified Communications Managerバージョン 86(1)以降で導入されていますBFCP相互運用機能に 86(2a)SU3以降を使用してください

(注)

手順

ステップ 1 BFCPが Cisco Unified Communications Manager近接ゾーン (Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpressway)で有効になっていることを確認します

bull X81以降を使用している場合Cisco Unified Communications Manager (861以降)ゾーンのプロファイル (CiscoUnifiedCommunicationsManager近接ゾーン)を選択している場合BFCPが自動的に有効になります

bull X81より前のリリースを使用している場合[SIP UDPBFCP filter mode]を [Off]にCisco VCSExpresswayのゾーンプロファイルに対して指定します

ステップ 2 BFCPが Cisco Unified CommunicationsManagerの SIPプロファイルで有効になっていることを確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)22

展開の作業

プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 27: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

bull X81以降を使用している場合[Standard SIP Profile for CiscoVCS]を選択している場合にBFCPが自動的に有効になりますただしSIPトランクを Cisco Expressway-Cまたは Cisco VCSExpresswayに指定している場合に限ります

bull X81より前のリリースを使用している場合SIPプロファイルの [Allow Presentation Sharingusing BFCP]ボックスにチェックを入れます

SIP トランクの設定SIPプロファイルおよび Cisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)へのランキング (CiscoUnified Communications Manager上での)を設定することでCisco Unified Communications Managerに登録されたエンドポイントがCMRCloudミーティングで参加できさらにCiscoVCSExpresswayに登録済みのエンドポイントにコールすることができます

この作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については次のドキュメントを参

照してください

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco Expressway (SIPトランク)の展開ガイド(Cisco Expresswayのお使いのバージョン)については次のページにアクセスしてくださいhttpwwwciscocomcenussupportunified-communicationsexpressway-seriesproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

bull Cisco Unified Communications Managerおよび Cisco VCS (SIPトランク)の展開ガイド httpwwwciscocomcenussupportunified-communicationstelepresence-video-communication-server-vcsproducts-installation-and-configuration-guides-listhtml

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで Cisco Unified Communications Managerおよび CiscoExpressway-C (または Cisco VCS Expressway)間の SIPトランクを設定します

ステップ 2 SIPプロファイルを設定します

ステップ 3 プレゼンテーション共有を有効にするには[Allow Presentation Sharing using BFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[SIP Profile Configurationウィンドウ内の [Trunk SpecificConfiguration]セクションにありますBFCPに対応するサードパーティのビデオ端末でも[AllowPresentationSharing usingBFCP]チェックボックスにチェックを入れますこれは[PhoneConfiguration]ウィンドウ内の [Protocol SpecificInformation]セクションにあります

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 23

展開の作業

SIP トランクの設定

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 28: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

ルートパターンの追加

Cisco Unified Communications ManagerでWebExドメインのルートパターンを追加します

手順

Cisco Unified Communications Managerでwebexcom (または )のルートパターンを追加しCisco Expressway-C (または Cisco VCS Expressway)への SIPトランクで指定します手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドを参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

帯域幅コントロールの設定

Cisco Unified Communications ManagerおよびCisco Expresswayまたは Cisco VCSの帯域幅の最小希望要件を設定します

手順

ステップ 1 Cisco Unified Communications Managerで地域を指定して許可する帯域幅を指定しますでのエンドポイントおよびWebExクラウドで最適化された SIP音声とビデオ接続を確かなものにします手順の詳細についてはお使いのリリースのガイドの「地域」を参照してください

bull Cisco Unified Communications Managerリリース 110(1)以降システム構成ガイド

bull旧リリース管理ガイド

ステップ 2 Cisco ExpresswayまたはCiscoVCSでゾーンおよびパイプを適切に指定して最小希望帯域幅を許可します

手順の詳細については管理ガイドの「帯域幅コントロール」を参照してください

bull Cisco Expressway管理者ガイド

bull Cisco VCS管理者ガイド

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)24

展開の作業

ルートパターンの追加

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 29: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

スケジュール済み CMR Cloudミーティングに参加するために Telepresenceユーザーは123456789customer-awebexcomのような 9桁の番号とさらにWebExサイトドメインの文字列を入力する必要がありました

パターン置換を使用することで社内の SIPおよび H323ビデオ端末用にこの文字列を簡素化することができますこの例ではダイヤル時にユーザーがドメインを加える必要を無くすための

短いプレフィックスを追加します社内ビデオ端末が Cisco Unified Communications Managerに登録されておりさらに Cisco Expresswayシリーズ (または Cisco VCS)がリモート端末とファイアウォールトラバーサルに使用されるこの展開例では簡素化されたダイヤル文字列はルートされ

Cisco Unified CommunicationsManagerルートパターンによりCisco Expressway変換されることでフルビデオ文字列に変換されます

WebExサイトドメインなしでダイヤルされるコールは Cisco Expresswayで RMSライセンスを使用しますX86以降でRMSライセンスを使用するにはユーザーはフルURIをダイヤルする必要があります

(注)

次の手順に従い簡素化されたダイヤルを設定します

手順

ステップ 1 普段使用しない番号で始まるプレフィックスを選択しますこれには または を加えることができます

ステップ 2 Cisco Unified Communications Managerでこのプレフィックスで始まるルートパターンを作成し点 (句読点)文字とミーティング番号を表す 9桁の番号を加えます例えばプレフィックスが 7の場合7XXXXXXXXXとなります

ステップ 3 Cisco Expresswayへのダイレクトコールのためにルートパターンを設定します

ステップ 4 Cisco Expresswayで 7と 9桁の番号のダイヤル文字列に一致する変換を作成します例えば7のプレフィックスでは 7(d9)の正規表現文字列パターンを使用します

ステップ 5 プレフィックス番号 (この例では 7)の排除とドメイン (customer-awebexcom)の追加の変換を設定することで通話が適切なWebExサイトにルートされます例えば上記の正規表現パターンでは 1customer-awebexcomの置換文字を使用します

この例ではユーザーが 7123456789をダイヤルするとコールは最終的に123456789customer-awebexcomとしてルートされますこの代入はCiscoUnified CommunicationsManagerに登録されているリモート端末では Cisco VCS Expresswayで登録されている両方の端末で実行されます

この簡素化は社内に配置された端末のみそして社内から開催されるミーティングへの参加に限

り適用されます他社によって開催されるミーティングにダイヤルする必要があるユーザーおよ

び外部ビデオ参加者はドメインを含むフルビデオダイヤル文字列にダイヤルする必要がありま

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 25

展開の作業

ビデオダイヤル文字列を簡単にする

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 30: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

サイト管理設定の構成

一意なWebExサイト管理 URLおよびパスワードを使ってWebExアカウントチーム経由で CiscoWebExサイト管理にアクセスすることができますサイト管理者は最初のセットアップ時にあなたのアカウントにログインして連携サービスをプロビジョンする必要がありますこの初期の

セットアップを完了すればあなたのアカウントサイトで設定されたサービスと機能へのWebExユーザーのアクセス管理ガイドを管理することができます

サイト管理設定の構成についてはhttpshelpwebexcomcommunitywebex-admincontentfilterID=contentstatus[published]~category[cmr-cloud]を参照してください

Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定この手順を使って Skype for BusinessユーザーによるCMRCloudミーティングへの参加を有効にしますCiscoインフラストラクチャの設備 (例Cisco ExpresswayCisco VCSおよび Cisco UnifiedCommunications Manager)は必要ありませんSkype for BusinessサーバーはWebEx Cloudと直接通信します

手順

ステップ 1 お使いの Skype for Business EdgeがMicrosoftが推奨する要件に準拠してあなたの環境に展開していることを確認しますSkype for Business Serverのお使いのバージョンについてはlibrary onMicrosoft TechNetを参照してください

ステップ 2 公開の証明機関 (CA)に署名済みでの Skype for Business Edgeの展開が完了していることを確認します(フェデレーションを含む Skype for Business Edgeが機能している場合これは配置済みのはずです)

ステップ 3 次のいずれかの方法でフェデレーションを設定します

bull開いているフェデレーションのために Skype for Business Edgeを設定することで Skype forBusinessユーザーは外部ドメインと通信することができます(このオプションを推奨します)

bull明示的によって Skype for Businessサーバーの信頼できるフェデレーションパートナーの一覧のドメインを許可します

ステップ 4 お使いのファイアウォールが次の Skype for Business EdgeとWebExネットワーク間の TCPおよび UDPポートを許可するように設定されていることを確実にします

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)26

展開の作業

サイト管理設定の構成

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 31: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

注意ポートProtocol

Skype for Business Edgeが機能している場合これはすでに許

可されているはずです

TCPポート 5061Skype for Business EdgeとWebEx間の SIP信号

Skype for Business Edgeが機能している場合50000-59999範囲内が使用できるはずです

UDPポート 56000-57000Skype for Business EdgeとWebEx間の RTPメディア

フェデレーションについての詳細はMicrosoftのオンラインドキュメントを参照してください

bull Lync 2013httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908aspx

bull Lync 2010httptechnetmicrosoftcomen-uslibrarygg425908(v=ocs14)aspx

bull Office 365httpsupportofficecomen-caarticleLet-Skype-for-Business-Online-users-communicate-with-external-Skype-for-Business-or-Skype-contacts-b414873a-0059-4cd5-aea1-e5d0857dbc94

CA 信頼証明書での展開

はじめる前に

WebExをサポートする公開証明書を発行する機関に証明書署名リクエストを提出するようにしてください

WebExは特定の Root Certificate Authoritiesによって発行される証明書に対応します証明書プロバイダは複数の Root Certificate AuthoritiesがありそのすべてがWebExに対応しているわけではありません証明書は次のいずれかの Root Certificate Authorities (または Intermediate CertificateAuthoritiesのいずれか)で発行されている必要がありますさもないとCisco Expressway-Eまたは Cisco VCS ExpresswayからのコールはWebExには受け入れられません

bull entrust_ev_ca

bull digicert_global_root_ca

bull verisign_class_2_public_primary_ca_-_g3

bull godaddy_class_2_ca_root_certificate

bull Go Daddy Root Certification Authority - G2

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g5

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g3

bull dst_root_ca_x3

bull verisign_class_3_public_primary_ca_-_g2

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 27

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 32: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

bull equifax_secure_ca

bull entrust_2048_ca

entrust_2048_caとCisco VCS Expressway X72 (またはX72からアップグレードされた以降のバージョン)によって生成される証明書を使うには Cisco VCSExpresswayの Entrust Root CA certificateを Entrustで入手できる最新バージョンと置換する必要がありますEntrustウェブサイトの Root Certificatesリストから最新の entrust_2048_cacerファイルをダウンロードできます (httpswwwentrustnetdownloadsroot_indexcfm)

(注)

bull verisign_class_1_public_primary_ca_-_g3

bull ca_cert_signing_authority

bull geotrust_global_ca

bull GlobalSign Root R1

GlobalSignに連絡して R1への証明書のリキーを依頼してください (他の値を割り当てた場合)

(注)

bull thawte_primary_root_ca

bull geotrust_primary_ca

bull addtrust_external_ca_root

上記リストは今後変更される場合があります最新情報についてはWebExに連絡するかまたは次のリンクの情報を参照してくださいhttpskbwebexcomWBX83490

手順

目的コマンドまたはアクション

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)を使って Certificate SigningRequest (CSR)を生成します

証明書の署名リクエストの生成 (29ページ)

ステップ 1

Cisco Expressway-E (または Cisco VCSExpressway)でSSL証明書を読み込みます

署名入り SSLサーバー証明書のインストール (29ページ)

ステップ 2

CA信頼リストに適切な証明書が含まれていることを確かめてください

Cisco Expressway-E上の信頼CAリストの設定 (29ページ)

ステップ 3

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)28

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 33: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

証明書の署名リクエストの生成

通話を安全にするためにCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)を使って CertificateSigning Request (CSR)を生成します

この作業を行うことで高度な操作が提供されます手順の詳細についてはアプリケーションガ

イドの「Generating a certificate signing request」を参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

ステップ 1 証明書の署名リクエストの生成 (CSR)

ステップ 2 CSRをダウンロードして選択している root証明書認証 (CA)に提出しますほとんどの証明機関は PKC10リクエスト形式で CSRが提供されている必要があります

ステップ 3 応答であなたの CAが Serverと Client Authキーの両方を含む SSLサーバー証明書を提供することを確認します

署名入り SSL サーバー証明書のインストールこの作業を行うことで高度な操作が提供されます詳細な手順については適切なガイドの「Loadingcertificates and keys」で始まるタイトルのセクションを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

手順

公開CAからSSLサーバー証明書を受け取ったらCiscoExpressway-E (またはCiscoVCSExpressway)で読み込みます

Cisco Expressway-E上の信頼 CA リストの設定安全なコール設定を行うにはCisco Expressway-E (または Cisco VCS Expressway)で CA信頼リストで 2種類の証明書が存在する必要があります

bull SSLサーバー証明書へのサインインに使用する公開CAのルート証明書 (および必要に応じて中間証明書も)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 29

展開の作業

CA 信頼証明書での展開

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 34: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

bull WebExクラウドによって使用される公開 CAの証明書これらの証明書を取得するには次の各リンク先のコンテンツをコピーし別のテキストファイルに貼り付けPEM拡張子で保存します

VeriSign Class 3 Public Primary CA

VeriSign Class 3 Primary CA - G5

VeriSign Class 3 Public Primary CA - G3

QuoVadis Root CA 2

CA信頼リストの設定のための詳細手順は次の該当するガイドを参照してください

bull Cisco Expressway証明書の作成と利用展開ガイド

bull Cisco VCS証明書の作成と利用展開ガイド

CA信頼リストにすでに CA証明書が含まれているかどうかの確認は次の方法で行います

手順

ステップ 1 Cisco Expressway-Eまたは Cisco VCS Expresswayの場合

bull X81以降ではMaintenance gt Security certificates gt Trusted CA certificate

bull X723ではMaintenance gt Certificate management gt Trusted CA certificate

ステップ 2 [Show CA certificate]をクリックします新しいウィンドウが開き現在の CA信頼リストが表示されます

ステップ 3 証明書を発行する CAの名前を検索します例えばQuoVadis Root CA2です

サービスの検証

手順

ステップ 1 CMRCloud (およびパーソナルCMR)テスト主催者アカウントを作成して有効にしますTSP音声を使用している場合TSPの電話会議アクセスパラメータ値を持つ主催者アカウントを設定します

ステップ 2 WebExサイトにテスト主催者としてサインインし生産性向上ツールをダウンロードしますそれから必要に応じてパーソナル CMRのセットアップを行います

ステップ 3 WebExミーティングを生産性向上ツールを使ってスケジュールしたら次の確認を行います

bullミーティングがカレンダーに表示されます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)30

展開の作業

サービスの検証

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 35: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

bullテスト主催者はWebExからミーティングの確認メールを受信します

ステップ 4 パーソナルCMR(必要に応じて)またはスケジュール済みミーティングにコールインして次の事を確認します

bull WebExミーティングアプリケーションおよびTelePresenceJabberLyncおよびその他のビデオ端末間の双方向ビデオの有無

bullプレゼンテーション共有をサポートする端末でも確認します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 31

展開の作業

サービスの検証

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 36: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)32

展開の作業

サービスの検証

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 37: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

第 4 章

CMR Cloud ミーティング

bull Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する 33 ページ

bull TSP音声について 33 ページ

Cisco CMR Hybridと Cloud Collaboration Meeting Roomの両方を一緒に使用する

CMR Cloudと CMR Hybridの両方が有効担っている主催者は生産性向上ツールのみ使用してCMR Cloudミーティングを管理することしかできません

オンプレミスのリソースを使用してミーティングを管理する必要がある主催者は代替方法を使う

必要があります例えばCisco Smart SchedulerまたはCiscoWebEx SchedulingMailboxなどです

TSP 音声についてCMR Cloudと TSPの統合型音声の使用時WebExはTSP音声サービスへの PSTN通話を確立させDTMFエントリのスクリプトを使用して音声会議に参加しますダイヤルされる電話番号およびこのDTMFスクリプトに必要なパラメータはWebExの主催者アカウントの TSP音声アカウントから取得されますこれらのパラメータは [マイWebEx gtマイオーディオ]から確認できます

WebExは各 TSPパラメータと連動してダイヤルスクリプトを確定した上で使用します (ダイヤルスクリプトを表示して変更できるのはWebExだけです)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 33

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 38: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)34

CMR Cloud ミーティングTSP 音声について

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 39: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

第 5 章

One Button to Push の設定

bull One Button to Push 35 ページ

bull Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchangeの設定 36 ページ

bull Cisco TMS Managed Endpointsを Exchangeに追加する 41 ページ

One Button to PushOne Button to Push (OBTP)を使えばミーティング参加者は [ミーティングに参加]ボタンを選択することでビデオシステムから直接 CMR Cloudミーティングに参加できますこの機能を使うにはビデオシステムを含む会議室が Outlookカレンダーの招待でルームリソースとして追加されている必要があります

OBTPを有効にするには次の操作を実行します

bull WebExサイトで Telepresenceを含むWebEx生産性向上ツールを設定します詳細は次を参照してくださいサイト管理設定の構成 (26ページ)

bull TelePresence Management Suite (TMS)および TelePresence Management Suite Extension (TMS XE)を設定します

bull TMSにより管理されているエンドポイントをMicrosoft Exchangeに追加します

詳細についてはWebExとWindows版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6243またはWebExとMac版 Outlookの連携ユーザーガイドhttpshelpwebexcomdocsDOC-6242を参照してください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 35

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 40: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

Cisco TelePresence Management Suite Extension for MicrosoftExchange の設定

前提条件

bull Cisco TMSXEソフトウェアリリース 52以降が必要です

bull Cisco TMSソフトウェアリリース 152以降が必要です

bull CMRCloudミーティングでブッキング用メールボックスとして利用できるエンドポイントはExchangeで AutoAcceptになっている必要があります

bullミーティングの主催者が TMSXEがホストされているドメインではない別のドメインのミーティングをスケジュールする場合ミーティング主催者のコンピュータの [Local intranet]でTMSXEが存在するドメインがサイト一覧に追加されていることで TMSXEサーバーが信頼されます大多数またはすべてのユーザーの外側のドメインに TMSXEがホストされている場合社内の IT部門によってすべてのユーザーに対しグループポリシーまたはログオンスクリプトを適用することで効率よく対処することができますこの対処が行われていない場

合ユーザーがミーティングをスケジューリングしようとする度に TMSXEのユーザー名およびパスワードの入力が求められます

bull TMSXEは組織で信頼されている署名済み証明書が必要ですこのようにするにはIISからCSRを生成して CAを提供する必要があります証明書は自己署名済み証明書または信頼されている内部証明組織または公開証明機関のいずれかです

展開のベストプラクティス

シスコはスタンドアロンサーバーに Cisco TMSXEをインストールすることを推奨します

小規模展開では次の前提条件に従うことでCisco TMSXEと Cisco TMSを同一箇所に配置することも可能です

bullサーバーには少なくとも 4GB RAMが必要です

bull Cisco TMSおよび Cisco TMSXEでブッキングできる最大 TelePresenceエンドポイント数は 50です

TMSXEのインストールと設定の詳細は次を参照してください

httpwwwciscocomcdamenustddocstelepresenceinfrastructuretmsxeinstall_guideCisco-TMSXE-deployment-guide-4-1pdf

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)36

One Button to Push の設定Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 41: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

Cisco TMSXEのスケジューリングオプションbull Microsoft Outlook用WebEx生産性向上ツールプラグインを使ってMicrosoft OutlookでWebExをミーティングに追加します

Cisco TMSXE に One Button to Push を設定するCisco TMSXEでのスケジューリングでOne Button to Pushを使用するための設定を行うには次の操作を実行します

bull Cisco TMS Booking Serviceのインストール

Booking Service のインストール

はじめる前に

TelePresenceとWebEx生産性向上ツールが Cisco TMSXEと通信するにはBooking Serviceがインストールされている必要があります

初期インストール中にプロキシを含めていない場合次の手順を行います

手順

ステップ 1 Cisco TMSXEサーバーで [Control Panel]に移動します

ステップ 2 [Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange]を右クリックして [Change]を選択します

これでインストーラが起動しインストールを変更できます

ステップ 3 インストーラによって提供されるすべての手順に従いCisco TMS Booking Serviceの追加を選択します

Booking Serviceにより IISが再起動されます

IIS で HTTPS を設定するBooking Serviceを使用するには IISで DefaultSiteのための HTTPSが設定されている必要があります

CiscoTMSXEのインストールより前にサーバーに IISが存在していない場合IISがBookingServiceと共に自動的にインストールされますインストール後にHTTPSが設定されBooking Serviceを使用する準備ができます

詳細についてはMicrosoftサポートの情報を参照してくださいIISで HTTPSサービスを設定する方法

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 37

One Button to Push の設定Cisco TMSXEのスケジューリングオプション

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 42: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

上記のリンク先ページに記載されている IIS設定でユーザーに対しWebExおよびTelePresenceとMicrosoftOutlookプラグインの連携でのミーティングスケジューリングを有効にするには次の設定を行います[Client certificates]の [SSL Settings]設定で [Ignore]を選択しますこれを選択しないとWebExおよび TelePresenceとMicrosoft Outlookプラグインの連携を使用してミーティングをスケジューリングするときにユーザーは [hit a glitch]メッセージを受信します

(注)

サーバー証明書の設定

TMSXEが起動しているWindowsサーバーでIIS内からサーバー証明書を読み込みます

この手続きには証明機関 (CA)に送信される CSR証明書の生成証明機関から受信する署名済み証明書のインストールが含まれます

IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 Server Managerコンソールで (Start gt All Programs gt Administrative Tools gt Server Manager)を開きます

ステップ 2 Role Viewで IIS Manager (Server Manager gt Roles gt Web Server gt IIS Manager)を選択します

ステップ 3 [Server Certificates]をダブルクリックします

ステップ 4 右側の [Actions]ペインで [Create Certificate Request]をクリックします

ステップ 5 (重要) [CommonName]フィールドであなたのウェブサイトにアクセスするときにブラウザのアドレスバーに入力するものと同じDNS名の完全修飾ドメイン名 (FQDN)を入力しますユーザーがあなたのサイトにアクセスするためにブラウザに入力するホスト名とは異なるホスト名がある

場合使用されるネームユーザーが入力されることを確認してください

ステップ 6 [Organization]フィールドで組織名を入力します

ステップ 7 [Organizational Unit]フィールドに組織名を入力し[Next]を入力します

ステップ 8 [Citylocality]フィールドでサーバーが配置されている市区町村を入力し[Next]をクリックします

ステップ 9 [Stateprovince]フィールドでサーバーが配置されている都道府県を入力します

ステップ 10 [CountryRegion]フィールドで US (United States)を選択し[Next]をクリックします

ステップ 11 CSPを既定値のままにしておきます

ステップ 12 [Bit Length]で 2048を選択します

ステップ 13 ファイル名を入力または参照しCSRを保存して [Finish]をクリックします

ステップ 14 あなたが保存した CSRファイルのすべてのコンテンツをコピーして貼り付けます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)38

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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既定の保存先は Cです

ステップ 15 CAに CSRファイルを提供し署名済み証明書が送られてくることを待ちます

IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)

手順

ステップ 1 [Root CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます

ステップ 4 [Trusted Root CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 5 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

中間 CA 証明書のインストール

手順

ステップ 1 [Intermediate CA]証明書ファイルをダブルクリックし[Install Certificate]をクリックします

ステップ 2 [Next]をクリックし[Place all certificates in the following store]ラジオボタンを選択したら [Browse]をクリックします

ステップ 3 [Show Physical Stores]にチェックを入れます[Intermediate CertificationAuthorities]フォルダを開き[Local Computer]フォルダを選択したら [OK]をクリックします

ステップ 4 [Next]と [Finish]をクリックします次のメッセージを受け取りますThe import was successful

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 39

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 44: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

SSL サーバー証明書のインストール

手順

ステップ 1 IIS Managerコンソールで [Server Certificates]アクションペインに移動し[Complete CertificateRequest]をクリックしますComplete Certificate Request Wizardが表示されます

ステップ 2 SSLサーバー証明書を保存した場所を参照し[Open]をクリックします

ステップ 3 証明書にはわかりやすい名前を入力します (わからない場合は証明書のホスト名を使用します)それから [OK]をクリックしますこれで TMSXEのための SSLが利用できますSSLを使用するために TMSXEまたは個別のディレクトリの設定はまだ必要ですIISサイトを選択します

ステップ 4 右側のアクションペインの [Edit Site]で [Bindings]をクリックします

ステップ 5 [追加]ボタンをクリックします

ステップ 6 [Type]メニューで [https]を選択します

ステップ 7 SSL証明書メニューであなたの SSL証明書を選択します

ステップ 8 [OK]をクリックします

Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定するOutlookで CMR Cloudミーティングをスケジューリングしている時にテレプレゼンス会議室を選択すると会議室の場所が [Select Attendees]と [Resources Address Book]ウィンドウの両方に表示されますこれは Outlookの基本動作です[TelePresence Rooms]ウィンドウを選択しますこれは OBTP使用時に表示されます

手順

ステップ 1 [SelectAttendees]および [ResourcesAddressBook]ウィンドウを表示させるにはミーティングウィンドウで [To]ボタンを選択します

ステップ 2 [AddTelepresenceRooms]ウィンドウを表示させるには[MeetingOptions]ペインで [AddTelepresenceRooms]をクリックします[Select Telepresence Rooms]ウィドウにあるロケーションは [Active Directory]から読み込みますこれは有効なメールボックスの Acrtive Directoryアカウントの TMSXEのセットアップで OBTPに提供されますこれは一般的なテキストフィールドで構成化データではありませんロケーショ

ン情報はMicrosoft Exchangeのアドレス帳のロケーションカラムおよび One Button to PushのCisco TMSXEの設定で表示されるものと同じものです

Exchangeアドレス帳のどロックダウンメニューで表示される構造と階層はExchange管理者により手動で作成されますノードが作成されることで名前と検索フィルタが割り当てられ完了します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)40

One Button to Push の設定Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 45: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

地域指定以外の一般的な使用としては部門グループ部署などを使ってリストを構造化する

ことがあります詳細はMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加するエンドポイントをCiscoTMSXEに追加できるようにするにはExchangeの会議室メールボックスに対応しておく必要があります

Exchange Management Console (EMC)を使用して各エンドポイント用に会議室メールボックスを作成します例えばboardroomexamplecomなどです会議室メールボックスの作成方法についてはMicrosoft Exchangeのドキュメントを参照してください

Cisco TMSXEセットアップを簡単にするにはエンドポイントの Cisco TMS表示名をメールボックス名として使用することをお勧めします (スペースは削除してください)

すべての会議室メールボックスはCisco TMSXEサービスユーザーにフルアクセス権限を与えるための設定がなされている必要がありますお使いのExchangeバージョンの手順を次から確認してください

既存のメールボックスの再利用

エンドポイントがすでに会議室メールボックスを持つミーティング会議室の中にある場合メー

ルボックスは Cisco TMSXEブッキングで再利用することができます

再利用されたメールボックス中のすべての既存のブッキングはCiscoTMSXEの開始時にCiscoTMSに作成されますブッキングが失敗した場合にメール通知を組織に送信するかどうか決めるオプションが与えられます過去のブッキングの複製は作成されません

(注)

再利用されたメールボックスは次の手順に従い設定されている必要があります

Exchange 2007 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 41

One Button to Push の設定Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
Page 46: CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 初版:2015年09月23日 最終更新:2016年05月18日 シスコシステムズ合同会社

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますパーミッションはコンソールまたはシェルのいずれかを使って設定できます属

性は Exchange Management Shellを使って設定します

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 Cisco TMSXEサービスユーザーを追加します

ステップ 4 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値

メールボックスに招待状の自動処理を設定しますAutoAcceptAutomateProcessing

ユーザーによるミーティングのスケジューリング

が許可される日数を指定しますこの設定はCiscoTMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrative Tools gt Configuration gt ConferenceSettings gtConference Create Options gtBookingWindow(in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦めについて

は説明を参照してく

ださい

BookingWindowInDays

ブッキングウィンドウ外で継続される繰り返しの

ミーティングは拒否されることを設定します

TrueEnforceSchedulingHorizon

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎますFalseAllowConflicts

メールボックスによるダブルブッキングの許可

(Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます0ConflictPercentageAllowed

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)42

One Button to Push の設定Exchange 2007 メールボックスの設定

一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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一部の回のミーティングが既存のブッキングと重

複するメールブックスによる繰り返しミーティン

グの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstances

このオプションをオフにしてミーティングの件名

を削除することをお薦めしますしかしこのオ

プションが有効な一部の会議室メールボックスで

必須の場合すべてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)またはTrue

DeleteSubject

メールボックスが組織名をブッキングの件名に追

加しないよう設定します任意ですべてのメール

ボックスに対して trueを指定することも可能ですこの設定と件名を削除する設定の両方が

ある場合Cisco TMSとCisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

Falseまたは TrueAddOrganizerToSubject

この設定によりすべてのミーティングの [Private]フラグがメールボックスにより削除されます設

定を有効にする必要はありませんしかし CiscoTMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必要があります[Private]フラグはCisco TMSでサポートされていないことに注意してください

今後の情報についてはインストールガイドの展

開のベストプラクティスを参照してください

True (推奨)またはFalse

RemovePrivateProperty

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

Exchange 2010 メールボックスの設定Exchange 2007メールボックスを設定するには次の操作を行います

bullサービスユーザーにフルアクセス権限を付与する

bull必要な設定を指定する

はじめる前に

すべての会議室のメールボックスを設定することでリソース情報も同様に取り扱い競合の発

生を防ぎますExchange 2010の会議室メールボックスの大部分のパーミッションと属性はコンソールかシェルを使って設定できます

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 43

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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手順

ステップ 1 Exchange Management Consoleのツリーを使って [Recipient Configuration gt Mailbox]の順に移動し設定行うメールボックスを選択します

ステップ 2 会議室のメールボックスを右クリックして[Manage Full Access Permission]を選択します

ステップ 3 [Add]を選択します

ステップ 4 作成済みの Cisco TMSXEサービスユーザーを追加し[Manage]を選択します

ステップ 5 [完了]を選択します

ステップ 6 またはExchangeManagementShellを使用して次のコマンドを入力します設定してるメールボックスの名前で [mailbox]の箇所を上書きしますマークとドメインは含みませんAdd-MailboxPermission -identity [mailbox] -User [service user] -AccessRights FullAccess各メールボックスに対しこの処理を実行します

次の作業

すべてのリソースメールボックスに対し設定が実行されていること次の表で示す要件に沿って

いることを確認します

メールボックス間での設定に差異があると Cisco TMSと Exchange間で不一致が発生しかす

説明必須値シェルパラメータ値コンソール

フィールド

メールボックスに招待状の自動処理を設

定します

AutoAcceptAutomateProcessingResourceBookingAttendantを有効にす

(リソース全般タブ)

ユーザーによるミーティングのスケジュー

リングが許可される日数を指定します

この設定は Cisco TMSの設定に一致しているようにしてくださいAdministrativeTools gt Configuration gt Conference Settingsgt Conference Create Options gt BookingWindow (in days)の順に移動します

0 - 1080で設定しますお薦

めについては

説明を参照し

てください

BookingWindowInDaysBookingwindow(days)

(リソース全般タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)44

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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ブッキングウィンドウ外で継続される繰

り返しのミーティングは拒否されること

を設定します

TrueEnforceSchedulingHorizonRejectrepeatingmeetingsthat have anend datebeyond thebookingwindow

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

FalseAllowConflictsAllowconflictingmeetingrequests

(リソース全般タブ)

メールボックスによるダブルブッキング

の許可 (Cisco TMSでは対応していない)を防ぎます

0ConflictPercentageAllowedConflictpercentageallowed

(リソース全般タブ)

一部の回のミーティングが既存のブッキ

ングと重複するメールブックスによる繰

り返しミーティングの許可を防ぎます

0MaximumConflictInstancesMaximumconflictinstances

(リソースポリシータブ)

このオプションをオフにしてミーティン

グの件名を削除することをお薦めします

しかしこのオプションが有効な一部の

会議室メールボックスで必須の場合す

べてのメールボックスで Trueを指定してください

False (推奨)または True

DeleteSubjectDelete thesubject

(リソース情報タブ)

メールボックスが組織名をブッキングの

件名に追加しないよう設定します任意

ですべてのメールボックスに対して trueを指定することも可能です

この設定と件名を削除する設定

の両方がある場合Cisco TMSと Cisco TMSXEの両方でミーティングの件名が空になりま

(注)

FalseまたはTrue

AddOrganizerToSubjectAdd theorganizersname to thesubject

(リソース情報タブ)

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 45

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

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One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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この設定によりすべてのミーティングの

[Private]フラグがメールボックスにより削除されます設定を有効にする必要はあ

りませんしかし Cisco TMSXEに追加済みの各メールボックスに指定してある必

要があります[Private]フラグは CiscoTMSでサポートされていないことに注意してください今後の情報については

インストールガイドの展開のベストプラ

クティスを参照してください

True (推奨)または False

RemovePrivatePropertyRemove theprivate flagon anacceptedmeeting

(リソース情報タブ)

メールボックスのCalendarRepairAssistant(CRA)を無効にするこの設定を編集するための GUIオプションはありません

True (推奨)CalendarRepairDisabled

(Set-Mailbox)

上記の設定が有効になっていることを確認するにはシェルコマンドGet-MailboxCalendarSettings- id [mailbox]|flを使用します

CalendarRepairAssistantが無効化されていることを確認するにはコマンドGet-Mailbox -id [mailbox]| ft CalendarRepairDisabledを使用します

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)46

One Button to Push の設定Exchange 2010 メールボックスの設定

第 6 章

トラブルシューティング

bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

bull バージョン間の互換性 49 ページ

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 47

TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

推奨される対処考えられる原因エラーまたは警告メッセージ

同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

ルに使用した主催者のアカウン

トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)48

トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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bull TSP音声問題のトラブルシューティング 48 ページ

bull ウィンドウの重なり 48 ページ

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TSP 音声問題のトラブルシューティング表 4TSP 音声問題

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ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

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合ミーティングのスケジュー

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トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

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TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

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トラブルシューティング

TSP 音声問題のトラブルシューティング

バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

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トラブルシューティング

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トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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同じ主催者アカウントを使って

WebExミーティング (CMRCloudミーティングではなく)を開始することで音声アカウ

ントが有効かどうか確認してく

ださいコールバック機能を使

用してテレフォニーが機能して

いることを確認してください

コールバックが使用できない場

合ミーティングのスケジュー

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トでWebExにログインし主催者アカウント (マイWebEx gtマイオーディオ gt編集)から既定の TSP音声アカウントの有効性を編集および検証してくだ

さいTSP音声アカウントを有効にするにはTSPサービスプロバイダに連絡する必要があり

ます

WebEx主催者アカウントに使用される TSP音声アカウントが有効ではありません

TelePresence参加者がWebEx参加者の音声を聞くことができな

テクニカルサポートに連絡して

くださいミーティングに使用

されるWebEx主催者アカウントの TSP音声アカウントの詳細を提供してください

PSTNDTMFダイヤルスクリプトによる TSP音声会議サービスの IVRのナビゲーションに成功しない

ウィンドウの重なりCisco WebExビデオのビューパネルが開いている間プレゼンテーションケーブルを PCとの両方に差し込んで接続するとウィンドウの重なりが発生します

重なるウィンドウの問題が場合はビデオビューウィンドウをいったん閉じてください

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    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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バージョン間の互換性Collaboration Meeting Rooms (CMR) Cloudの互換性とサポートについては次を参照してくださいhttpciscocomgocmr-cloud-compatibility

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31) 49

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性
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CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)50

トラブルシューティング

バージョン間の互換性

  • CMR Cloud エンタープライズ版展開ガイド (WBS31)
  • 目次
  • 展開のオプション
    • CMR Cloud について
    • 例SIP サイトと Cisco インフラストラクチャ
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync)
    • 例SIP および Microsoft Skype for Business (または Lync) のサイト統合
    • セキュリティオプション
      • 最小要件と推奨
        • システム要件
        • ネットワークインフラストラクチャ
        • ビデオ端末
        • Microsoft Skype for Business (または Lync) の相互運用
          • サポート環境
          • クライアントサポート
            • H323 モード
              • 展開の作業
                • 展開のための操作の流れ
                  • WebEx Cloud のポート範囲を開く
                  • DNS ゾーンと検索ルールの設定
                  • トラバーサルサーバークライアントペアの設定
                  • ビデオコールバックトラフィックのルーティング
                  • Cisco Expressway-E の既定の SIP TCP タイムアウトを変更する
                  • プレゼンテーション共有に BFCP を有効にする
                  • SIP トランクの設定
                  • ルートパターンの追加
                  • 帯域幅コントロールの設定
                  • ビデオダイヤル文字列を簡単にする
                  • サイト管理設定の構成
                  • Microsoft Skype for Business (または Lync) 相互運用の設定
                  • CA 信頼証明書での展開
                    • 証明書の署名リクエストの生成
                    • 署名入り SSL サーバー証明書のインストール
                    • Cisco Expressway-E 上の信頼 CA リストの設定
                      • サービスの検証
                          • CMR Cloud ミーティング
                            • Cisco CMR Hybrid と Cloud Collaboration Meeting Room の両方を一緒に使用する
                            • TSP 音声について
                              • One Button to Push の設定
                                • One Button to Push
                                • Cisco TelePresence Management Suite Extension for Microsoft Exchange の設定
                                  • 前提条件
                                  • 展開のベストプラクティス
                                  • Cisco TMSXE のスケジューリングオプション
                                  • Cisco TMSXE に One Button to Push を設定する
                                    • Booking Service のインストール
                                    • IIS で HTTPS を設定する
                                    • サーバー証明書の設定
                                      • IIS 7 の CSR の生成 (Windows Server 2008)
                                      • IIS 7 で公開 ROOT 証明書のインストール (Windows Server 2008)
                                      • 中間 CA 証明書のインストール
                                      • SSL サーバー証明書のインストール
                                        • Outlook で TelePresence 会議室のロケーションを設定する
                                            • Cisco TMS Managed Endpoints を Exchange に追加する
                                              • 既存のメールボックスの再利用
                                              • Exchange 2007 メールボックスの設定
                                              • Exchange 2010 メールボックスの設定
                                                  • トラブルシューティング
                                                    • TSP 音声問題のトラブルシューティング
                                                    • ウィンドウの重なり
                                                    • バージョン間の互換性