150509 npo・ngoの組織基盤強化のためのワークショップin岡山 進行スライド
TRANSCRIPT
石原達也 主な仕事 NPO歴14年 NPO支援歴12年
NPO法人 岡山NPOセンター 副代表理事・ディレクター
NPO法人 みんなの集落研究所 代表執行役
公益財団法人 みんなでつくる財団おかやま 理事
社会事業の経営支援。NPOの事務や運営支援(事務支援センター)、協働による調査事業、政策提言の支援(岡山市など)、企業CSRの支援、大学における社会参加支援、指定管理(市民活動センター)、中国5県中間支援組織連携会の幹事役 など
集落のためのシンクタンク。境界線の生活課題調査、移住受入ワークショップ、集落がもつ資源と民間企業や社福とのマッチング、助け合いなどの地域互助の支援、協力隊育成 など
市民立の財団。市民寄付の仲介、市民団体の寄付募集支援(割り勘)、円卓会議、ソーシャルライター、橋守基金 など
ミッション「NPOの支援と使命を同じくする組織との連携・協働を通して、市民の市民による市民のための持続可能な地域社会を築く」
NPO法成立を実現するべく、県内の市民団体が結集し、1998年前身団体設立。完全な民間組織。
NPOの事務・経営支援(有償自主サービス:相談、講座、代行)、
政策提言・調査事業、協働事業・仕組みづくり支援、CSR支援、
SB/CB支援、中山間支援、寄付基金の運営etc.
年間事業規模約5千万円 職員11名(常勤8名)
組織基盤の強化。
【本日のテーマ】
組織=一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。
基盤=物事を成立させるための基礎となるもの。土台。
岡山NPOセンターに
寄せられるお問合せ
*CSRパートナーを探す企業より
「ちゃんとしたNPOを紹介してほしい」
*協働相手を探す市町村より
「ちゃんとしたNPOを紹介してほしい」
協働、地方創生…高まる期待と…
世界を変える偉大なNPOの条件
①サービス提供だけでなく政策転換を促す。
②企業を強力なパートナーとみなす。
③支援者の体験を工夫し、熱烈な支持者に変える。
④NPOのネットワークを築き、仲間として扱う。
⑤環境に適応し、戦略的革新的かつ機敏に動く。
⑥リーダーの権限を分担する。
圧倒的な影響力を発揮している組織が実践する6つの原則(2012年7月)
NPO法人経営実態把握 2010年度・2013年度
県内全NPO法人の決算書調査+アンケート+ヒアリング
(2010年度:518法人)→(2013年度:715法人)
総収入 67億円(しかし半分は8%の法人で!)→107億
寄付金 3億5千万円 →4億6千万円
会費 1億6千万円 →2億3千万円
協働の意識は「合議」に変化
代表や役員の多くは設立から変わらず
・・・などなど
1.基礎講座「組織基盤強化の意味と意義について」
2.組織基盤強化の取り組み事例紹介+基盤強化一問一答(フリップディスカッション)
3.課題と原因を考えるワークショップ
4.Panasonic NPOサポート ファンドのご説明
【本日のプログラム】
早瀬さんの講演から・組織は事業(解決行動)を支える船。強い船でないと重い事業は支えられない。①目標、②人、③財政、④組織統治①方向性*使命*価値・NPOの特性:機動、多彩、温かい、創造
なにより「当事者」・しかし、「疲労と不信の悪循環」・自立とは、参加の機会で自立(自律)②有償・無償、事務。参加の拡大。デシ「自発性の研究」。意欲ある際には・・報酬≠意欲職員にも意思決定への参加の保証。Vマネジメントの重要性
一問一答フリップディスカッション
*NPO法人A SEED JAPAN
事務局長 西島 香織さん
*NPO法人AMDA社会開発機構
国内事業部連携促進チーム長 山上 正道さん
*認定NPO法人 日本NPOセンター
代表理事 早瀬 昇さん
早瀬:ボランティアが減る、職員がやめる、メディアへの露出が減る、寄付が減る
西島:ボランティア+理事のコミット率が下がった時。ミーティングへの参加減少…役割を担う人が特定の人に
山上:設立時、停滞期(補助金はあるが会員が増えない時など)
早瀬:点検:ドラッガーの組織評価
ポジショニング、SWOT
西島:組織のビジョンとミッション
その社会背景の説明
なぜ自団体なのか?に答える
山上:組織の棚卸し、見直し
客観的にみる
外部のアドバイザーなども
ミッションの再確認。
スタッフとの共通理解の見直し
早瀬:①同じ関与度の人でやる。Vだけ、職員だけ②一方で異なる視点の評価
顧客、マスコミ、政府など※点検にも「参加」が重要。ただしアンケートで決めない。コアな人
※言うだけの人はNG西島:井の中と大海 一人ひとりの中と社会の動き(外部インタビュー)
山上:原点理事会:意思決定者と議論
各担当→スタッフ→理事広い視野:海外、国内、支援者など短いスパンで見直しをする
組織基盤の課題について考えるワークショップ
①A SEED JAPAN 西島 香織さん
②AMDA社会開発機構 山上 正道さん
③パナソニック株式会社 東郷 琴子さん
④日本NPOセンター 早瀬 昇さん
⑤日本NPOセンター 新田 英理子さん
⑥日本NPOセンター 吉田 健治さん
組織基盤の課題について考えるワークショップ
(1)自分の書いたA3用紙を左の方に回し、
回ってきたものに原因を考えるための
「質問」を付箋に書いて貼る。
※2~3分で。
(2)それを一周回す。
(3)戻ったらいただいた質問のわからない
部分等を共有し、深める。