都市計画マスタープラン策定実習　第１回中間発表会2005.12.22 （木）

７班：林友美

　　　 大見一裕

　　　 安英伸

　　　 鈴木雄一朗

　　　 弓削宏樹 　　 TA：松本立子

背景

・豊かな自然→霞ヶ浦を中心に広がる

・ 長い歴史　 →江戸初期に骨格形成

↓ ↓ ↓

茨城県南部の中心都市となる

近年では…中心市街地の衰退

高齢化社会への対応道路混雑

郊外大型商業施設の増加

概要

面 積 13,82 平方 km (土浦市 81,83 平方 km 　 　 新治村 31.99 平方km )

人 口 144,683 人　 (平成 16年２月１日現在 )(土浦市 135,197 　 　 　 　人 新治村 9,486人 )

世帯数 51,738 　世帯(土浦市 49,207世帯、新治村 2 ､ 532世帯 )

・東京から 60㎞圏、茨城県南部に位置

・交通幹線網の完備

・霞ヶ浦湖畔でのレンコン生産量は日本一・市北部の工業団地の存在→農･工･商産業が発展

・平成 18年 2月 20日に新治村を編入予定

現状把握 2. 　交通

●茨城県・県南地域における交通状況　　・　南北軸、東西軸としての道路

　・　自動車の高い交通機関分担率

　・　全国ワーストの道路整備率

現状把握 2. 　交通

●広域幹線道路　・　国道６号の混雑

　　 JICA　 STRADAより・・・

　・　許容量を越えた交通量

　・　バイパス整備の遅れ

現状把握 2. 　交通

●生活道路

　・　湾曲した道路

　・　歩行者分離の必要性

　・　道路改良に対する高い要望

現状把握 2. 　交通

●公共交通　・　鉄道の利用状況

　・　バスの利用状況

　・　市内循環バス「キララちゃん」

●自転車網　・　岩瀬土浦自転車道　　　（りんりんロード）

現状把握 ３．産業

農業　　・レンコン生産量日本一

　　　 　→レンコンを利用した特産品

　　　　・花卉栽培･･･県指定銘柄推進産地

　　　　　　　　　　　　　　　　

（例）レンコン麺、レンコンサブレ

グラジオラス、アルストロメリア

現状把握 ３．産業

工業　市北部：神立工業団地　

　　近年、　中国などの海外へ工場を移転

　　　　　　　↓

　　　　　工場労働者の減少

　　　　　駅前の飲み屋の衰退

　　　　　　　↓

　　　　　⇒賑やかさの喪失　　　

現状把握 ３．産業

商業　・自動車交通利便性の

　　　　　向上により広範囲での買い物

　　　・ロードサイドショップの急増

　　　・駅から離れた広い駐車場を持つ

　　　　　　　　大規模の小売店の進出

　　　　　⇒中心市街地の衰退・空洞化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

大規模小売店分布（延べ床面積 2000 ㎡以上）

●土浦駅周辺

現状把握 ３．産業 商業ｰ

・大型店舗・ホテル等の撤退・閉店

・商店街やモール 505

　　　　空きテナント空店舗の増加

・郊外へ進出した大型商業施設

　　　　　⇒中心市街地の衰退・空洞化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（空き店舗活用法） SOHO 支援事業、生涯学習センタ

ー

●荒川沖駅周辺

現状把握 ３．産業 商業ｰ

　　　　　荒川沖ショッピングセンターが立地

　　　　⇒駅前商店街の衰退・空洞化　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●郊外の商業地

　　　

現状把握 4. 　住環境

●公園・市民 1人あたり公園面積　 5.79㎡　　　　　　　全国平均　　 9.1㎡・一人当たり公園管理負担金の低さ

公園面積（単位；㎞2）

住民基本台帳搭載人口

公園管理費( 1000単位；

)万円

m2当たり管 理費 （単

位；円）

一人当たり (管理費 単

)位；円 水戸市 215.8 243,398 48.2 223 1,980 日立市 132.5 198,465 32.1 242 1,617 つくば市 128.3 150,251 59 460 3,926 ひたちなか市 68.1 149,148 11.4 168 764 土浦市 66.1 131,961 6.9 104 522

参考：つくば市『つくば市勢要覧』 1999 年

現状把握 4. 　住環境

●公園　・年々公園管理費の減少

平成３年度 平成５年度 平成７年度( )金額 千円 ( )割合 ％ ( )金額 千円 ( )割合 ％ ( )金額 千円 ( )割合 ％

歳入 41, 960, 062 － 38, 188, 698 － 39, 028, 492 －歳出 30, 772, 299 － 36, 520, 870 － 37, 424, 844 －公園事業費 417, 861 1.36 307, 563 0.84 140, 778 0.38

→人々の憩いの場、

　子供たちの遊び場の不足

現状把握 4. 　住環境

●上水道　　普及率は 94.2％●下水道　　普及率は 81.8％　　残りの 20％近くは霞ヶ浦へ　　→霞ヶ浦の水質汚濁の要因●教育　・児童館数　２カ所。　つくば市１７カ所　→教育空間・施設の不足

現状把握 4. 　住環境

●市民参加・地域住民の参加によるまちづくり　　　　　　　　　　　　　　ワークショップ・ＮＰＯ法人：商工会議所、地元商店街有志により設立　　　　　　→地域バスきららの運営

現状把握 5.　観光

土浦市の魅力とは？

歴史 自然

現状把握 5.　観光

情報発信機能の充実観光客の受入体制の充実

観光事業の実施観光の拠点作り

○観光資源　霞ヶ浦、土浦まちかど蔵、土浦博物館など○観光行事　土浦桜まつり、土浦祇園まつり、土浦キララまつりなど

現状把握 5.　観光

歴史

まちかど蔵亀城公園

歴史の残る都市

○道路整備　歴史の小径整備事業○景観形成　景観形成計画調査

現状把握 5.　観光

自然良好な自然景観に恵まれた都市

筑波山と斜面林 河川霞ヶ浦

○水の郷　霞ヶ浦、宍塚大池、乙戸沼公園、霞ヶ浦総合公園など○水質浄化　水生植物（ホテイアオイ）による水質浄化事業　　

現状把握 まとめ

●豊富な自然や歴史資源などのポテンシャルが多く存在する

●情報発信の不足

●世代間を越えた交流の場が少ない

●施設、観光スポットの点在

●都市と農村、歴史と日常の共存

●中心市街地の衰退による賑わいの喪失

●現在ある多くのポテンシャルを活かす

●文化・歴史の継承と情報発信をする

●点在する施設や環境を結ぶ

●人と人。都市と農村。過去と現在を繋げる

●魅力を向上させる

●集客と永住を図る

展開考察

●現在ある多くのポテンシャルを活かす

●文化・歴史の継承と情報発信をする

●点在する施設や環境を結ぶ

●人と人。都市と農村。過去と現在を繋げる

●魅力を向上させる

●集客と永住を図る

つかうつたえる

つながる

つかむ

キャッチフレーズ提案

つかう

つたえる

つながる

つかむ

つちうら

豊富な自然・歴史のポテンシャルの有効利用

文化・歴史の継承、情報発信

人と人、都市と農村、過去と現在

魅力の創出によって集客、永住

キャッチフレーズ提案

つ つつつつつつつ

つつ つつつ つつつ

つつつつ つつつつ

今後の課題

・さらなる現状の把握

・根拠になるデータの収集・作成

・住民の意向を探る

・ CUET 、 JICA による、将来予測

・今後の方針の模索・決定

・土浦市『第 6次土浦市総合計画』　平成 13年 3月

・土浦市『土浦市都市計画マスタープラン』　平成 16年 10月

・土浦市『土浦市市政マップ』

・国土交通省『平成 17年度事業計画　常総国道パンフレット』　

・つくば市『つくば市勢要覧』 1999 年

・土浦市公式ホームページ http://www.city.tsuchiura.ibaraki.jp/index.shtml

参考文献