航空宇宙機設計製図 Ⅱ
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第1回 (2009/10/2). 航空宇宙機設計製図 Ⅱ. 2009 年度 九州大学 工学部 機械航空工学科 航空宇宙工学コース 3年後期 金曜3限 谷 泰寛. ver. 2009/9/30. 本日の内容. ・講義の概要 ・ CAD について ・プログラミングの基礎 〜 行列計算 ・課題1の解説 ・計算機の利用方法. 本講義の目的. 航空宇宙機の設計で使用される CAD (コンピュータ支援設計)システムに関して、 ・製図に関する3次元空間の理解とその処理方法 ・コンピュータグラフィックスの基礎 ・ Fortran によるプログラム作成方法 - PowerPoint PPT PresentationTRANSCRIPT
航空宇宙機設計製図航空宇宙機設計製図ⅡⅡ2009 年度
九州大学 工学部 機械航空工学科 航空宇宙工学コース 3年後期 金曜3限
谷 泰寛
第1回 (2009/10/2)
ver. 2009/9/30
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本日の内容本日の内容
・講義の概要・講義の概要
・・ CADCAD についてについて
・プログラミングの基礎・プログラミングの基礎〜〜行列計算行列計算
・課題1の解説・課題1の解説
・計算機の利用方法・計算機の利用方法
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本講義の目的本講義の目的
航空宇宙機の設計で使用される航空宇宙機の設計で使用される CADCAD (コンピュータ支援設計)(コンピュータ支援設計)システムに関して、システムに関して、
・製図に関する3次元空間の理解とその処理方法 ・製図に関する3次元空間の理解とその処理方法
・コンピュータグラフィックスの基礎 ・コンピュータグラフィックスの基礎
・ ・ FortranFortran によるプログラム作成方法によるプログラム作成方法
を習得することを目的とする。を習得することを目的とする。
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本講義の進め方本講義の進め方
講義 + 情報講義室で実際にプログラム作成講義 + 情報講義室で実際にプログラム作成
+ 各自が作成したCG図についてプレゼンテー + 各自が作成したCG図についてプレゼンテーションション
・情報講義室2は、毎週金曜日3~5限目の間は確保・情報講義室2は、毎週金曜日3~5限目の間は確保
・講義等で使用されていない時間も自由に使用可能・講義等で使用されていない時間も自由に使用可能
(講義室に時間割が貼ってある) (講義室に時間割が貼ってある)
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H20 年度 古志悟君の作品 (B767-200ER)
過去の作品
6
過去の作品過去の作品
H20 年度 田川真君の作品 (SpaceShip One) H20 年度 神園仁志君の作品 (EF2000)
7
過去の作品過去の作品
H20 年度 井本鷹重君の作品 (F-14A)
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講義計画講義計画
10/02 講義:課題1 → 10/23提出
10/09 自習
10/16 自習
10/23 講義:課題2 → 12/04提出
10/30 自習
11/06 自習
11/13 自習
( 11/20 九大祭で休講)
11/27 自習
12/04 講義:課題3 → 1/22 プレゼン
12/11 自習
12/18 自習
12/25 自習
1/08 自習
1/15 自習
1/22 プレゼンテーション
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講義資料の配付講義資料の配付
資料は、資料は、 webweb 上にて配布 (講義時のスライド、プログラム上にて配布 (講義時のスライド、プログラム類)類)
・基本的にペーパーレス化 ・基本的にペーパーレス化
・課題もメールで提出 ・課題もメールで提出
http://stl-www.aero.kyushu-u.ac.jp/member/tani/seizu2/seizu2.html
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設計・製造におけるコンピュータ利用 航空機製造業務の流れ
図面、部品表のデジタル化各種工学解析(構造解析、熱・流体解析など)生産管理業務の合理化・効率化NC機械、検査システムのためのデータ自動作成
⇒ コンピュータ利用により、品質向上、期間短縮、 失敗による後戻り防止、などが可能となる
研究開発 設計・解析
生産計画工程計画
資材計画資材調達 飛行試験
検 査部品製作組 立
納 品
図面・部品表
製造指示書
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CAD の例
http://www.systemplan.co.jp/plan_jpn/handling/cadcam/mc/mc_top.htm
12
CAD の例
http://www.systemplan.co.jp/plan_jpn/handling/cadcam/mc/mc_top.htm
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2 次元 CAD の例
AutoCAD
14
33 次元次元 CADCAD
CATIA仏、 Dassault Systems 社 (http://www.3ds.com/jp/) が開発航空宇宙分野で標準 → 他分野でも幅広く使用製品開発の全工程を支援 ⇒⇒ コンカレント・エンジニアリングコンカレント・エンジニアリング
その他の3次元 CAD; Pro/Engineer, NX, AutoCAD など
15
CATIA の使用例
http://www.erau.edu/pr/technology/software.html
16
CATIA の使用例
http://www.nextcraft.com/technology_index.html
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用語用語CAD Computer Aided Design
製品の形状、その他の属性データからなるモデルをコンピュータ内部に作成し、解析・処理することによって進める設計。
CAE Computer Aided EngineeringCAD の過程でコンピュータ内部に作成されたモデルを利用して各種シミュレーション、技術解析など工学的な検討を行うこと。MSC/NASTRAN、ANSYS、PATRAN、 Fluent 、 STAR-CD など。
CAM Computer Aided Manufacturingコンピュータ内部に表現されたモデルに基づいて生産に必要な各種情報を生成すること、およびそれに基づいて進める生産の方式。 NC 工作機械用プログラムの出力など。
CAT Computer Aided Testingコンピュータによって製品又はその一部分を試験したり検査したりすること。CNC 化された3次元測定機など。
※JIS B3401, JIS X0024 より一部抜粋
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プログラミングの基礎プログラミングの基礎
手始めに、3次元座標変換のために必要となる、行列計算のプログラミングを行う。
視点
投影面
対象物
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プログラミング言語プログラミング言語
言語の種類 : Fortran, c, Pascal, Java など
コンパイラとインタプリタの違い Compiler : プログラムを機械語に翻訳した実行ファイルを
作成 Interpreter : プログラムを逐次解釈しながら実行
Fortran Formula Translator 科学技術計算に適した言語として広く使用 FORTRAN66, FORTRAN77, Fortran90, Fortran95, Fortran2003,
(Fortran2008) ・・・
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ベクトルの内積ベクトルの内積
€
A = a1 a2 a3 a4[ ]
€
A ⋅B = d
€
d = aibii=1
4
∑
€
A ⋅B = a1 a2 a3 a4[ ]
b1
b2
b3
b4
⎡
⎣
⎢ ⎢ ⎢ ⎢
⎤
⎦
⎥ ⎥ ⎥ ⎥
ベクトルとの内積
€
B = b1 b2 b3 b4[ ]
ベクトル A, B の内積 :
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ベクトルの内積ベクトルの内積program dproduct
! Dot Product of A and B
implicit none integer i, n double precision d, a(10), b(10)
write (*,*) "No. of Elements = " read (*,*) n write (*,*) "A(i) = " read (*,*) (a(i), i = 1, n) write (*,*) "B(i) = " read (*,*) (b(i), i = 1, n)
d = 0.0D0 do i = 1, n d = d + a(i) * b(i) end do
write(*,'(" AB = ", 1P,E15.5)') d
end program
ベクトルの要素の読み込み
ベクトルの内積の計算
計算結果の出力
変数、配列の型宣言
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わかりやすいプログラムわかりやすいプログラムプログラムがいくつかのまとまった部分から出来ている場合、各部分をパップログラムがいくつかのまとまった部分から出来ている場合、各部分をパッケージ化しておくと分かりやすいプログラムとなる。ケージ化しておくと分かりやすいプログラムとなる。
作業A
作業B
作業C
作業C *
作業A
作業の流れ
call a
call b
call c
call a
作業A
作業Ccall c*
作業B
作業 C*
サブルーチン a
サブルーチン b
サブルーチン cサブルーチン c*
パッケージ化
主プログラム
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ベクトルの内積ベクトルの内積program dproduct
! Dot Product of A and B
implicit none integer i, n double precision d, a(10), b(10)
write (*,*) "No. of Elements = " read (*,*) n write (*,*) "A(i) = " read (*,*) (a(i), i = 1, n) write (*,*) "B(i) = " read (*,*) (b(i), i = 1, n)
call vmul ( d, a, b, n )
write(*,'(" AB = ", 1P, E15.5)') d
end program
subroutine vmul ( d, a, b, n )
implicit none integer i, n double precision d, a(10), b(10)
d = 0.0D0 do i = 1, n d = d + a(i) * b(i) end do
end subroutineend subroutine
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行列演算(1)行列演算(1)
行列とベクトルとの掛け算行列とベクトルとの掛け算
⎥⎥⎥⎥⎥⎥
⎦
⎤
⎢⎢⎢⎢⎢⎢
⎣
⎡
=
nnn
n
aa
aaa
LLL
MOM
MOM
MOM
LL
1
11211
A
∑=
=n
jjiji cad
1
dAc =
⎥⎥⎥⎥⎥⎥
⎦
⎤
⎢⎢⎢⎢⎢⎢
⎣
⎡
=
nc
c
M
M
M1
c
⎥⎥⎥⎥⎥⎥
⎦
⎤
⎢⎢⎢⎢⎢⎢
⎣
⎡
=
nd
d
M
M
M1
d
課題 (1)
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行列演算(2)行列演算(2) n元連立一次方程式の解法
各種の解法 ガウスの消去法 ガウス・ジョルダン法 ガウス・ザイデル法
nnnnnn
nn
nn
bxaxaxa
bxaxaxa
bxaxaxa
=+++
=+++=+++
LLLLL
LLLLLLLLLLLLLLLL
LLLLL
LLLLL
2211
22222121
11212111
bAx = A: 係数行列、 x :解ベクトル、 b :定数項ベクトル
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行列演算(2)行列演算(2)ガウスの消去法 (前進消去、後退代入)
nnnnnn
nn
nn
bxaxaxa
bxaxaxa
bxaxaxa
=+++
=+++=+++
LLLLL
LLLLLLLLLLLLLLLL
LLLLL
LLLLL
2211
22222121
11212111
( ) ( )( ) ( )
njni
aabbb
aaaaa
iii
ijijij
,,3,2;,,3,21111
1
11111
LL ==
−=
−=
( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( )112
12
12
122
122
11212111
nnnnn
nn
nn
bxaxa
bxaxa
bxaxaxa
=++
=++
=+++
LLLLL
LLLLLLLLLLLL
LLLLL
LLLLL
第1式に ai1 / a11 を乗じたものを第 i 番目の式より引く。
(第1式を用いて第2 ~ n 式から x1 を 消去することに相当する。)
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行列演算(2)行列演算(2)
( )
( )1
1
−
−
=nnn
nn
na
bx
( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( )112
12
12
122
122
11212111
nnnnn
nn
nn
bxaxa
bxaxa
bxaxaxa
=++
=++
=+++
LLLLL
LLLLLLLLLLLL
LLLLL
LLLLL
( ) ( ) ( )
( ) ( ) ( )
( ) ( )11
2211
211
12
122
122
11212111
−−
−−−−
−−−
=
=+
=++
=+++
nnn
nnn
nnn
nnnn
nnn
nn
nn
bxa
bxaxa
bxaxa
bxaxaxa
LLLLLLLLLLLL
LLLLL
LLLLL・・・
ガウスの消去法 (前進消去、後退代入)
課題 (2)
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課題 1課題 1(1) 行列[A]とベクトル{c}のかけ算を行い、ベクト
ル{d}を求めるプログラムを作成せよ。また、実際に数値を与えた計算を実行し、その計算結果を示しなさい。
[A]{c}={d}
(2) ガウスの消去法により連立一次方程式の解を求めるプログラムを作成せよ。また、実際に数値を与えた計算を実行し、その計算結果を示しなさい。
[A]{x}={b}
・提出日: 2009年10月23日(金)講義開始前まで
・提出物: プログラム説明書、プログラムリスト、計算結果をまとめて Microsoft Word形式のファイルとして提出
・提出先: [email protected] 宛てに電子メールにより提出のこと.ファイル名は「自分の氏名 1.doc」とすること.例えば、「谷泰寛 1.doc」
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計算機の利用方法計算機の利用方法本講義における使用計算機本講義における使用計算機
・情報講義室 ・情報講義室 iMac G5, OS: Mac OS X 10.5iMac G5, OS: Mac OS X 10.5
・ホスト計算機 ・ホスト計算機 ah.s.kyushu-u.ac.jpah.s.kyushu-u.ac.jp
OS : Redhat Enterprise Linux Version 5OS : Redhat Enterprise Linux Version 5
・ホスト計算機は、学内・ホスト計算機は、学内 LANLAN を経由してを経由して iMaciMacから接続する。から接続する。 (同様に、自宅等の (同様に、自宅等の PCPCからも接続可能だが、からも接続可能だが、 XX環境が必要)環境が必要)
・計算は、ホスト計算機上で実行。(・計算は、ホスト計算機上で実行。( iMaciMac は端末として利用)は端末として利用)
・ホスト計算機上に各人に割り当てられたディレクトリ・ホスト計算機上に各人に割り当てられたディレクトリは、は、 MacMac 上のディレクトリとしてマウントされている。上のディレクトリとしてマウントされている。
情報講義室の情報講義室の iMaciMac ではでは VMwareVMware という仮想環境ソフトウエア上でという仮想環境ソフトウエア上で Windows Windows VistaVista も利用できますが、ここではも利用できますが、ここでは Mac OS XMac OS X 上での操作として講義を進めま上での操作として講義を進めます。す。
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Operating System (OS) について Operating System
ワークステーション (WS) Unix, Linux など パーソナルコンピュータ (PC) MS-DOS, Windows Vista, XP, Mac OS X など その他 OS/360, TRON など
本講義で使用する計算機 ホスト計算機 ( Red Hat Enterprise Linux )
情報講義室 iMac ( Mac OS X )
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PCPCからネットワーク接続からネットワーク接続
アプリケーションサーバah.s.kyushu-u.ac.jp
①ssh 「 Terminal」「 Tera Term」
② X Window System 「 X11」
network
通信
通信NEC Express5800/120Rh-1
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教育情報システムのハードウエア教育情報システムのハードウエア
詳細は、九州大学情報統括本部(詳細は、九州大学情報統括本部( http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/ec/info/http://www.cc.kyushu-u.ac.jp/ec/info/ )を参照のこと。)を参照のこと。
計 算 機 の 種 類 機 種 主 な 仕 様
利用者用端末パソコン Apple iMac MB323J/A
CPU Intel Core 2 Duo E8135(2.4GHz)GPU ATI Radeon HD 2400XTメモリ 4GBHDD 250GB光学式ドライブ SuperDrive画面解像度 1680×1050空きUSB端子 2ネットワーク 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tその他 Apple Keyboard, Apple Mighty Mouse,ヘッドセットアダプタ
ホスト計算機
アプリケーション用サーバ
NEC Express5800/120Rh-1
CPU Intel Xeon E5205(1.86GHz)×2メモリ 8GBネットワーク 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
情報提供用サーバ
NEC Express5800/120Rh-1
CPU Intel Xeon E5205(1.86GHz)×2メモリ 9GBネットワーク 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
ファイルサーバ NEC iStorage NV5400
CPU Intel Xeon 5110(1.6GHz)×2×2ノードメモリ 4GB×2ノードHDD 2.5TB( 実効 )ネットワーク 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
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計算機の利用方法計算機の利用方法パソコン(パソコン( iMaciMac )のログイン・ログアウト方法)のログイン・ログアウト方法 (利用ガイド(利用ガイド , ,
pp.6pp.6 ))
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計算機の利用方法計算機の利用方法アプリケーションの起動方法アプリケーションの起動方法① ① : : DockDockから起動から起動 (利用ガイド(利用ガイド , pp.7, pp.7 ))
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計算機の利用方法計算機の利用方法アプリケーションの起動方法アプリケーションの起動方法② ② : : FinderFinderから起動から起動
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計算機の利用方法計算機の利用方法ホスト計算機へのログイン方法 ( Mac OS X 上)
① 文字端末としての利用 ・「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を起動
「 ssh ah.s.kyushu-u.ac.jp」と打ち込み、 enterキー
② X端末としての利用 ・「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「 X11」を起動 → xtermが開く
「 ssh -X ah.s.kyushu-u.ac.jp」と打込み、 enterキー
情報講義室では、ログイン ID の入力が不要だが、自宅等からの接続には必要。
「 ssh -X -l loginID ah.s.kyushu-u.ac.jp」と打ち込み、 enterキー。
・いずれの場合も、接続されたら、パスワードの入力を行う。
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基本的な基本的な Linux(UNIX)Linux(UNIX) のコマンドのコマンド (1)(1)lsls 現在のディレクトリの内容を表示現在のディレクトリの内容を表示
ls ls [ファイル[ファイル 11]] [ファイル[ファイル 22]] 指定したファイル名の一覧を表示指定したファイル名の一覧を表示ls ls [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したディレクトリの内容を表示指定したディレクトリの内容を表示
ls -l ls -l [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したディレクトリ内のファイルの属性の表示指定したディレクトリ内のファイルの属性の表示
pwdpwd 現在のディレクトリ名を表示現在のディレクトリ名を表示cd cd [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したディレクトリにカレントディレクトリを変更指定したディレクトリにカレントディレクトリを変更
cdcd ホームディレクトリへ移動ホームディレクトリへ移動
cat cat [ファイル][ファイル] 指定したファイルの内容を表示指定したファイルの内容を表示more more [ファイル][ファイル] 指定したファイルの内容を指定したファイルの内容を enterenterキーで進めながら表示キーで進めながら表示
cp cp [ファイル[ファイル 11]] [ファイル[ファイル 22]] ファイルファイル 11 の内容をファイルの内容をファイル 22 にコにコピーピー
rm rm [ファイル[ファイル 11]] 指定したファイルを削除指定したファイルを削除
rmdir rmdir [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したディレクトリを削除指定したディレクトリを削除 (( ディレクトリが空の場合ディレクトリが空の場合 ) )
rm -r rm -r [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したディレクトリを削除する。指定したディレクトリを削除する。 (( ディレクトリ内の内容も削除ディレクトリ内の内容も削除 ) )
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基本的な基本的な Linux(UNIX)Linux(UNIX) のコマンドのコマンド (2)(2)mv mv [ファイル[ファイル 11]] [ファイル[ファイル 22]] ファイル名を[ファイルファイル名を[ファイル 11]から]から
[ファイル[ファイル 22]へ変更]へ変更
mv mv [ファイル][ファイル] [ディレクトリ][ディレクトリ] 指定したファイルを指定したディレク指定したファイルを指定したディレクトリへ移動トリへ移動
mkdir mkdir [ディレクトリ][ディレクトリ] ディレクトリを指定したディレクトリ名で作成ディレクトリを指定したディレクトリ名で作成
chmod chmod ファイル・ディレクトリのパーミッション変更ファイル・ディレクトリのパーミッション変更
ps ps プロセスの状態を表示プロセスの状態を表示kill kill [プロセス番号][プロセス番号] 指定したプロセスを強制終了指定したプロセスを強制終了
ex ex [ファイル][ファイル] ラインエディタラインエディタemacs emacs [ファイル][ファイル] テキストエディタテキストエディタvi vi [ファイル][ファイル] テキストエディタテキストエディタview view [ファイル][ファイル] テキストエディタテキストエディタ (Read only mode)(Read only mode)
man man [コマンド名][コマンド名] 指定したコマンドのマニュアルの表示指定したコマンドのマニュアルの表示
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エディタについてエディタについてプログラムの編集にあたっては、エディタソフトを利用する。プログラムの編集にあたっては、エディタソフトを利用する。
Linux(UNIX)Linux(UNIX) 上のエディタ ・・・ 上のエディタ ・・・ vi, emac vi, emac などなど MacMac のエディタ ・・・ テキストエディットのエディタ ・・・ テキストエディット , emacs, , emacs,
WordWord などなど
使用上の注意 使用上の注意
vivi 「「 X11X11」からは日本語表示できないため、表示が崩れる模」からは日本語表示できないため、表示が崩れる模様様
emacsemacs 「ターミナル」から使用する場合は、現在のウ「ターミナル」から使用する場合は、現在のウインドウ内での編集となる。インドウ内での編集となる。 FinderFinderからから MacMac 上の上の emacsemacsややテキストエディットで編集することも可能。テキストエディットで編集することも可能。
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エディタエディタ vivi の基本的なコマンドの基本的なコマンド (1)(1) vi <vi < ファイル名ファイル名 >> ファイルを読みファイルを読み
込んで起動込んで起動
:q:q 終了終了:wq:wq 保存して終了保存して終了:q!:q! 保存せずに強制終了保存せずに強制終了ZZZZ 終了(変更は保存して終了)終了(変更は保存して終了):w:w 上書保存上書保存:w <:w < ファイル名ファイル名 >> 編集中のデータ編集中のデータ
をを << ファイル名ファイル名 >> のファイルに保存のファイルに保存
ESCESC コマンドモードへ移行コマンドモードへ移行:: exexモードへ移行モードへ移行ii カーソルの左隣へ挿入カーソルの左隣へ挿入aa カーソルの右隣へ挿入カーソルの右隣へ挿入II 行の先頭に挿入行の先頭に挿入AA 行の末尾に挿入行の末尾に挿入OO カーソル行の上に1行空けて挿入カーソル行の上に1行空けて挿入oo カーソル行の下に1行空けて挿入カーソル行の下に1行空けて挿入
hh カーソルを1文字左へ移動カーソルを1文字左へ移動jj カーソルを1行下へ移動カーソルを1行下へ移動kk カーソルを1行上へ移動カーソルを1行上へ移動ll カーソルを1文字右へ移動カーソルを1文字右へ移動00 カーソル行の左端へ移動カーソル行の左端へ移動bb 左隣の単語の先頭へ移動左隣の単語の先頭へ移動ww 右隣の単語の先頭へ移動右隣の単語の先頭へ移動HH 画面最上行へ移動画面最上行へ移動MM 画面中央行へ移動画面中央行へ移動LL 画面最下行へ移動画面最下行へ移動nGnG ファイルの先頭からファイルの先頭から nn 行目へ移行目へ移
動動
cntl+fcntl+f 11 ページ分下に画面を移動ページ分下に画面を移動cntl+bcntl+b 11 ページ分上に画面を移動ページ分上に画面を移動cntl+dcntl+d 半ページ分下に画面を移動半ページ分下に画面を移動cntl+ucntl+u 半ページ分上に画面を移動半ページ分上に画面を移動cntl+lcntl+l 画面を再描画画面を再描画cntl+gcntl+g 行数、カーソル行位置を表示行数、カーソル行位置を表示
41
エディタエディタ vivi の基本的なコマンドの基本的なコマンド (2)(2)/</<文字列文字列 >> <<文字列文字列 >> を順方向に検索を順方向に検索
xx カーソル上一文字削除カーソル上一文字削除XX カーソル左一文字削除カーソル左一文字削除dddd カーソル行削除カーソル行削除dwdw カーソル位置から現単語末尾カーソル位置から現単語末尾
まで削除まで削除shift+dshift+d カーソル位置から左削除カーソル位置から左削除d^d^ カーソル位置から右削除カーソル位置から右削除
rr カーソル上一文字置換カーソル上一文字置換RR カーソル位置から複数文字置カーソル位置から複数文字置
換換
ywyw カーソル位置の単語をコピーカーソル位置の単語をコピーyyyy カーソル行をコピーカーソル行をコピーPP カーソル行の上にペーストカーソル行の上にペーストpp カーソル行の下にペーストカーソル行の下にペースト
.. 直前のコマンドの繰返し直前のコマンドの繰返しuu 直前に実行したコマンドの取消直前に実行したコマンドの取消
しし:set number:set number 行番号を表示行番号を表示:set nonumber:set nonumber 行番号を非表示行番号を非表示:h:h ヘルプを表示ヘルプを表示
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FortranFortran プログラムのコンパイルプログラムのコンパイルホスト計算機上には、以下の Fortran コンパイラが用意されています。 ifort : Intel Fortran 77/90/95 コンパイラ f77 : GNU Fortran 77 コンパイラ f95 : GNU Fortran 95 コンパイラ
コンパイル・リンク方法(ソースプログラムを計算機が実行可能な形式に翻訳) ifort test.f90 test.f90 を Fortran90 でコンパイルし、 a.out を作成
ifort test.f90 -o test.x test.f90 を Fortran90 でコンパイルし、 test.x を作成
f77 test.f test.f を Fortran77 でコンパイルし、 a.out を作成
f95 test.f90 test.f90 を Fortran95 をコンパイルし、 a.out を作成
f95 test.f90 test2.f90 test.f90 と test2.f90 を Fortran95 でコンパイルし、 a.out を作成
f95 test.f90 test2.o test.f90 を Fortran95 でコンパイルし test2.o とリンク、 a.out を作成
実行方法 a.out または test.x あるいは、 ./a.out または ./test/x
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計算機の利用上の注意
・講義室の機材は丁寧に扱うこと。
・人の迷惑や邪魔にならないように注意すること。(特に自習時)
・ IDやパスワードは他人に教えない/忘れないこと。
・利用を終えたら、必ず logout すること。(電源はそのまま)
・ホスト計算機は多くの人が同時に利用しているので、無限ループ等
に陥ったプログラムは停止すること。